JP2007073648A - 配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】枠体と金属板からなるヒートシンクとを備え、両者の接合に際し、用いるロウ材がヒートシンクのネジ止めに支障になりにくい配線基板を提供する。
【解決手段】表面3および裏面4を有する金属板からなり、かかる表面3の中央部に電子部品cの搭載部5を有し且つかかる搭載部5の周辺に貫通孔6からなるネジ取付部を有するヒートシンク2と、かかるヒートシンク2の搭載部5を囲んで当該ヒートシンク2の表面3に接合される絶縁材からなる枠体10と、を備え、かかる枠体10の外側面11,12のうち、上記ネジ取付部の貫通孔6が近接する外側面12には、上記搭載部5側に凹む凹部14と、かかる凹部14の内面を覆うメタライズ16とが形成されている、配線基板1。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネジ取付部を有するヒートシンクおよびこれに搭載される電子部品を囲みつつ該ヒートシンクと接合される枠体を有する配線基板に関する。
半導体素子などの電子部品を囲む枠体と、かかる枠体と接合されるネジ取付部を有するヒートシンクとからなる配線基板は、上記電子部品が直にヒートシンクに搭載されため、電子部品が発生する熱の放熱性の点で優れている。
かかる形態の配線基板として、ほぼ四角形の金属板の対向する辺部に切欠からなるネジ取付部を設けたヒートシンクの基体と、かかる基体の上面にロウ付けされ、対向する上記辺部側の側壁にメタライズ層が形成された絶縁性の枠体と、を備え、上記ネジ取付部に最も近接した枠体の上記側壁にロウ材溜りの形成を防ぐメタライズ層のない非形成部を設けた半導体素子収納用パッケージが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−231842号公報(第1〜5頁、図1,2)
ところで、前記基体と枠体とをロウ付けするロウ材は、枠体の側壁のうち、メタライズ層が形成された部位では、かかるメタライズ層に沿って立ち上がるフィレットを生じると共に、当該フィレットに応じて基体の上面に沿って流れ出る傾向がある。このため、前記特許文献1のように、ネジ取付部に最も近接した前記枠体の側壁に非形成部を設けるだけでは、基体の上面を伝って流れ出たロウ材がネジ取付部の付近に達して凝固することがある。このため、基体を回路基板における所定の位置にネジ止めするに際し、ネジが前記切欠に挿通できなくなる、という不具合を生じることがあった。
本発明は、背景技術で説明した問題点を解決し、枠体と金属板からなるヒートシンクとを備え、両者の接合に際して用いるロウ材がヒートシンクのネジ止めに支障になりにくい配線基板を提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、前記課題を解決するため、枠体とヒートシンクとの接合に用いるロウ材が当該ヒートシンクのネジ取付部側に流れ出にくくする、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明の配線基板(請求項1)は、表面および裏面を有する金属板からなり、かかる表面の中央部に電子部品の搭載部を有し且つかかる搭載部の周辺に貫通孔または切欠からなるネジ取付部を有するヒートシンクと、かかるヒートシンクの搭載部を囲んで当該ヒートシンクの表面に接合される絶縁材からなる枠体と、を備え、上記枠体の外側面のうち、少なくともヒートシンクのネジ取付部が近接する外側面には、上記搭載部側に凹む凹部と、かかる凹部の内面を覆うメタライズとが形成されている、ことを特徴とする。
一般に、枠体の底面とヒートシンクの表面とを例えばロウ材を介して接合する場合、ロウ材は、枠体の外側面に形成したメタライズに沿って、いわゆるフィレットとして立ち上がり、かかる立ち上がりに応じて、隣接するヒートシンクの表面に沿って流れ出ようとする。しかし、前記配線基板によれば、メタライズは、枠体の外側面の前記凹部の内面に被覆されているため、ロウ材が当該メタライズに沿って立ち上がり、且つ隣接するヒートシンクの表面に沿って流れ出しても、ネジ取付部に達しにくくなる。従って、枠体とヒートシンクとを接合した配線基板を外部電機回路基板などにおける所定の位置に確実にネジ止めすることができる。
尚、前記ヒートシンクを形成する金属板は、銅合金またはアルミニウム合金などの金属板からなり、例えば平面視がほぼ長方形またはほぼ正方形を呈する。
また、ヒートシンクに設けるネジ取付部は、ヒートシンクが上記ほぼ長方形の形態では、対向する一対の短辺寄りの位置に設けるほか、ヒートシンクが上記ほぼ正方形の形態では、対向する一対の辺ごと寄りの位置、あるいは、全ての辺寄りの位置に設けても良い。
更に、前記枠体を形成する絶縁材には、アルミナ、窒化アルミニウム、ムライトなどのセラミックのほか、低温焼成セラミックの一種であるガラス−セラミックも含まれる。
また、前記凹部は、平面視でほぼ長方形、台形、ほぼ半円形、長軸に沿った半長円形、同様の半楕円形を呈する。
更に、前記メタライズは、枠体の内部配線をヒートシンクに導通させてアースを取るために用いられ、例えば、W、Mo、Ag、Cuなどからなる。
加えて、前記電子部品は、例えば、ICチップなどであり、ハンダまたはエポキシ系の樹脂を介して、ヒートシンクの搭載部に搭載される。
また、本発明には、前記枠体の外側面に形成される凹部およびメタライズは、前記ヒートシンクのネジ取付部が最接近する上記枠体の外側面から離間して位置している、配線基板(請求項2)も含まれる。
これによれば、内面をメタライズが覆う凹部は、ヒートシンクの前記ネジ取付部が最接近する前記枠体の外側面から離間した位置にあるため、枠体とヒートシンクとを接合するロウ材が上記メタライズに沿って立ち上がり、且つ隣接するヒートシンクの表面に沿って流れ出しても、前記ネジ取付部に一層達しにくくなる。従って、配線基板を回路基板などに容易且つ確実にネジ止めすることができる。
付言すれば、本発明には、前記凹部は、前記枠体の外側面で且つ前記ヒートシンク寄りの下層側にのみ形成されている、配線基板も含まれ得る。
これによる場合、内面をメタライズに被覆された凹部が、枠体の外側面におけるヒートシンク寄りの下層側に形成されるため、枠体とヒートシンクとを接合するロウ材が上記メタライズに沿って立ち上がり、且つ隣接するヒートシンクの表面に沿って流れ出しても、前記ネジ取付部に達しにくくすることが可能となる。しかも、枠体の上面に凹部が露出しないため、かかる枠体の上にロウ付けする蓋板の気密性を確保することも容易となる。尚、上記凹部の高さは、ロウ材が立ち上がるフィレットを許容する高さであることが必要である。
また、本発明には、前記メタライズの上に金属メッキ膜が被覆されている、配線基板も含まれ得る。これによる場合、メタライズとロウ材との密着が得られると共に、外部に露出するメタライズの耐食性を高めることが可能となる。
更に、本発明には、前記枠体の上面には、ヒートシンクの搭載部に搭載した電子部品を封止するための蓋板がロウ付けされる、配線基板も含まれ得る。
これによる場合、ヒートシンクの搭載部に搭載された電子部品は、発生する熱をヒートシンクを介して放熱できる一方、蓋板により外部から封止されため、その誤動作を低減することが可能となる。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の一形態である配線基板1を示す斜視図、図2は、その平面図である。
配線基板1は、図1,図2に示すように、平面視がほぼ長方形で表面3および裏面4を有するヒートシンク2と、かかるヒートシンク2の表面3におけるほぼ中央部にロウ付けで接合される枠体10と、を備えている。
ヒートシンク2は、銅合金(例えば、Cu−W系合金)の圧延板を長方形に切断加工し、各コーナを面取りすると共に、対向する一対の短辺の中央寄りに一対の貫通孔(ネジ取付部)6を孔明け加工したものである。表面3の中央部には、追ってICチップ(電子部品)cを搭載する搭載部5が位置している。尚、ヒートシンク2は、約18mm×約8mm×約0.8mmのサイズである。
また、枠体10は、例えばアルミナを主成分するセラミック(絶縁材)からなる多層基板で、図1,図2に示すように、平面視がほぼ正方形を呈すると共に、内側に前記ヒートシンク2の搭載部5を露出させるほぼ四角柱のキャビティ15を形成している。枠体10のキャビティ15側には、搭載部5に搭載されるICチップcと導通するための接続端子(図示せず)が形成されている。尚、かかる枠体10は、一辺が約9mm×厚さ約1mmのサイズである。
枠体10のうち、一対の外側面11は、ヒートシンク2の各長辺に沿って平行に位置すると共に、一対の外側面12は、ヒートシンク2の各貫通孔6に近接している。かかる外側面12には、平面視がほぼ長方形を呈し、前記搭載部5側に凹む一対の凹部14が垂直方向に沿って形成され、各凹部14の内面には、例えばWまたはMoからなるメタライズ16が被覆されている。外側面12ごとにおける一対の凹部14の間に、ヒートシンク2の貫通孔6が最接近している。換言すると、各凹部14は、貫通孔6が最接近する外側面12から離間した位置に設けられている。
前記メタライズ16は、枠体10の図示しない内部配線と導通されていると共に、次述するロウ材20を介して上記内部配線をヒートシンク2と導通させ、当該内部配線のアースを取るために用いられる。かかるメタライズ16の表面には、図示しないNiメッキ膜およびAuメッキ膜が被覆されている。尚、キャビティ15側の前記接続端子にも、上記同様のメッキ膜が被覆される。
図1,図2に示すように、枠体10とヒートシンク2とは、ロウ材20,22を介して接合されることで、配線基板1を形成している。かかるロウ材20,22は、枠体10の底面に倣った四角枠形状のシートからなるAgロウを枠体10とヒートシンク2との間に挟持し、所定の温度帯に加熱・保持した後、溶融・凝固させたものである。尚、ロウ材20,22の表面にも、前記Auメッキ膜が被覆されている。
図3は、凹部14およびメタライズ16のない外側面12における枠体10とヒートシンク2とのロウ付け後の垂直断面図である。かかる位置におけるロウ材22は、前記シート状のロウ材が枠体10の底面とヒートシンク2の表面3とに挟まれ、両者の間から一部が外側面12の底辺およびキャビティ15側の底辺に沿って僅かに外部に盛り出た形態となっている。
一方、図4は、凹部14およびメタライズ16が位置する外側面12における枠体10とヒートシンク10とのロウ付け後の垂直断面図である。かかる位置におけるロウ材20は、凹部14のメタライズ16に立ち上がったフィレット20aと、これに応じてヒートシンク2の表面3に沿って流れ出た流出部20bとからなり、垂直断面でほぼ直角三角形を呈している。かかる流出部20bを含むロウ材20は、ヒートシンク2の貫通孔6から比較的離れた位置にある。
尚、凹部14の外側面12から搭載部5側に引き下がる距離(深さ)dは、0.1〜0.25mmの範囲が望ましい。かかる距離dが0.1mm未満では、流出部20bを貫通孔6から引き離す効果がなくなり、一方、0.25mmを越えると、枠体10の上面に蓋板をロウ付けする際の気密性が低下するためである。
この結果、図1,2、図4に示すように、流出部20bを含むロウ材20は、ヒートシンク2の各貫通孔6から比較的離れているため、配線基板1を外部回路基板などに固定する際、各貫通孔6にネジを容易に貫通させて固定することができる。即ち、枠体10の外側面12にメタライズ16が形成されていると、かかるメタライズ16に沿ってロウ材20のフィレット20aが立ち上がる共に、これに応じてヒートシンク2の表面3に沿って流出部20bが形成され易い。しかし、配線基板1のように、メタライズ16は、枠体10の外側面12における凹部14の内面に形成されている共に、各凹部14は、ヒートシンク2の各貫通孔6から離れた位置に形成されている。このため、たとえロウ材20の流出部20bがヒートシンク2の表面3に沿って形成されても、貫通孔6の付近に達することを確実に防止することができる。
図5は、異なる形態の凹部17を有する枠体10aを示す部分斜視図、図6は、かかる凹部18を含む位置における枠体10aとヒートシンク2とのロウ付け後の垂直断面図である。
図5,図6に示すように、平面視がほぼ長方形の凹部17は、枠体10aの外側面12におけるヒートシンク2の表面3寄りの下層側で搭載部5側に凹んでおり、その内面には、前記同様のメタライズ18が被覆されている。また、凹部17は、枠体10aの外側面12において、前記凹部14と同様に、ヒートシンク2の貫通孔6が最接近する外側面12から離れた位置に形成される。
尚、上記メタライズ18およびキャビティ15側の接続端子の表面には、Niメッキ膜およびAuメッキ膜(何れも図示せず)が被覆されている。
かかる位置におけるロウ材20は、図6に示すように、凹部17のメタライズ18に沿って立ち上がったフィレット20aと、ヒートシンク2の表面3に沿って流れ出た流出部20bとからなり、垂直断面でほぼ直角三角形を呈する。流出部20bを含むロウ材20は、ヒートシンク2の貫通孔6から比較的離れた位置にとなるため、枠体10aを含む配線基板1を外部回路基板などに固定する際、各貫通孔6にネジを容易に貫通させて固定することができる。しかも、枠体10aによれば、その上面に凹部17が露出しないため、搭載部5にICチップcを搭載した後で、これを封止する蓋板との接合を気密性を保って行うことができる。
尚、凹部17の高さは、ロウ材20のフィレット20aを許容できれば良い。
ここで、前記配線基板1の製造方法について説明する。
図7は、アルミナなどを含む複数枚のグリーンシートを積層し、これらの間にW粉末などを含む導電性ペーストを所定のパターンで印刷した大版のグリーンシート積層体Sの部分平面図である。かかるグリーンシート積層体Sは、図7中の破線で示す切断予定線rに囲まれ、追って配線基板1の前記枠体10となる製品部分pを縦・横の平面方向に沿って複数個併有していると共に、これらの周囲を耳部mが囲んでいる。
先ず、図8に示すように、グリーンシート積層体Sの切断予定線rに沿って、平面視がほぼ長方形を呈する貫通孔14aを、隣接する製品部分p,p間、または製品部分pと耳部mとの間に一対ずつポンチとダイとによる打ち抜き加工で形成する。
次に、各製品部分pごとの平面視で中央部付近を、ほぼ正方形の貫通孔を打ち抜き加工で形成して、前記キャビティ15を形成する。尚、かかるキャビティ15と前記貫通孔14aとは、同時に打ち抜いても良い。
次いで、図9の左側に示すように、各貫通孔14aの内面にW粉末などを含む導電性ペースト16aを印刷・形成する。この導電性ペースト16aは、各貫通孔14aを除いてグリーンシート積層体Sの表面をマスクで覆うと共に、かかる積層体Sの裏面側からエア吸引した状態で、上記表面に沿って導電性ペースト16aをスキージ(何れも図示せず)により、各貫通孔14aの内面に吸引・印刷される。
更に、各貫通孔14aの内面に導電性ペースト16aを形成したグリーンシート積層体Sを、前記切断予定線rに沿って切断・分割した後、所定の温度帯で焼成する。その結果、図9の右側に示すように、一対の外側面12に凹部14およびメタライズ16を一対ずつ有する複数の枠体10が得られる。
かかる枠体10の各メタライズ16の表面に対し、電解メッキによりNiメッキ膜を被覆する。同時に、枠体10のキャビティ15側に位置する図示しない接続端子にも上記と同じNiメッキ膜が被覆される。また、枠体10の上面および底面には、Wなどからなる導体層(図示せず)が全面に印刷・形成され、追って搭載部5に搭載するICチップcを封止する蓋板とのロウ付けや、ヒートシンク2とのロウ付けを容易化している。
そして、かかる枠体10を前記同様に、ヒートシンク2とロウ材20,22を介して接合した後、各メタライズ16、上記接続端子、およびロウ材20,22の表面に対し、Auメッキ膜を被覆することで、配線基板1を得ることができる。
尚、前記凹部17およびメタライズ18を有する枠体10aは、前記貫通孔14aを下層側のグリーンシートのみに形成し、その上に平坦なグリーンシートを積層したグリーンシート積層体に対し、前記キャビティ15を打ち抜いた後、前記同様の各工程を施すことによって得ることができる。
図10は、異なる形態の配線基板1aを示す平面図である。かかる配線基板1aは、前記配線基板1に対し、ヒートシンク2aに平面視がほぼU字形の切欠(ネジ取付部)8を、各短辺の中央部に開口するように、一対形成した点で相違している。
また、図11は、更に異なる形態の配線基板1bを示す平面図で、一対の切欠8を設けたヒートシンク2aの表面3上に、前記凹部17およびメタライズ18を各外側面12に形成した枠体10aを、ロウ材20,22によって前記同様に接合したものである。
以上のような配線基板1a,1bによっても、凹部14,17付近におけるロウ材20の流出部20bがヒートシンク2aの切欠8の付近に達しないため、各切欠8を挿通するネジにより、前記配線基板1と同様にして、外部回路基板などにおける所定の位置に容易且つ確実に固定することができる。
本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
前記枠体10,10aが、例えばガラス−アルミナなどのガラス−セラミック(絶縁材)からなる場合には、これらとヒートシンク2,2aとの接合には、融点が比較的低温のハンダ、例えばSn−Sb合金などが用いられる。
また、ヒートシンクは、平面視がほぼ正方形を呈し、且つその四辺の各中央部付近に前記貫通孔6または切欠8を形成した形態とする共に、これと接合する枠体の各外側面に一対ずつの凹部14,17およびメタライズ16,18を形成するようにしても良い。
更に、凹部およびメタライズは、平面視がほぼ長方形またはほぼ正方形を呈する枠体の外側面における水平方向の中央付近に1個ずつ形成しても良い。かかる形態の場合、ヒートシンクに設けるネジ取付部の貫通孔または切欠は、上記凹部およびメタライズから比較的離れた位置に配設される。
本発明における一形態の配線基板を示す斜視図。 上記配線基板の平面図。 上記配線基板で枠体の凹部のない位置における部分垂直断面図。 上記配線基板で枠体の凹部のある位置における部分垂直断面図。 異なる形態の枠体を示す部分斜視図。 図5の枠体を用いた配線基板の図4と同様な位置での部分垂直断面図。 図1〜図4に示す配線基板の一製造工程を示す平面図。 図7に続く製造工程を示す平面図。 図8に続く製造工程を示す平面図。 異なる形態の配線基板を示す平面図。 更に異なる形態の配線基板を示す平面図。
符号の説明
1,1a,1b…配線基板
2,2a…………ヒートシンク
3…………………表面
4…………………裏面
5…………………搭載部
6…………………貫通孔(ネジ取付部)
8…………………切欠(ネジ取付部)
10,10a……枠体
11,12………外側面
14,17………凹部
16,18………メタライズ
c…………………ICチップ(電子部品)

Claims (2)

  1. 表面および裏面を有する金属板からなり、かかる表面の中央部に電子部品の搭載部を有し且つかかる搭載部の周辺に貫通孔または切欠からなるネジ取付部を有するヒートシンクと、
    上記ヒートシンクの搭載部を囲んで当該ヒートシンクの表面に接合される絶縁材からなる枠体と、を備え、
    上記枠体の外側面のうち、少なくともヒートシンクのネジ取付部が近接する外側面には、上記搭載部側に凹む凹部と、かかる凹部の内面を覆うメタライズとが形成されている、
    ことを特徴とする配線基板。
  2. 前記枠体の外側面に形成される凹部およびメタライズは、前記ヒートシンクのネジ取付部が最接近する上記枠体の外側面から離間して位置している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
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