JP2007072529A - 携帯端末装置、コミュニティ形成方法及び記録媒体 - Google Patents

携帯端末装置、コミュニティ形成方法及び記録媒体 Download PDF

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良彦 竹井
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Abstract

【課題】 ユーザに本当に合ったコミュニティグループを探すことができ、かつ、コミュニティグループの参加期間を適切に制御することができる携帯端末装置、コミュニティ形成方法及び記録媒体を提供すること。
【解決手段】 携帯電話端末10が、電子チケットサービスから取得した電子チケット情報から獲得するユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループの参加(入会、退会)をコミュニティサービスを提供するコミュニティ管理装置に対して自動的に行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯端末装置、コミュニティ形成方法及び記録媒体に関し、特に、ネットワークを介してユーザ同士でコミュニティを形成する携帯端末装置、コミュニティ形成方法及び記録媒体に関する。
近時、インターネットの普及に伴い、インターネット上で、あるテーマに興味を持つユーザ同士がグループを形成し(以下、コミュニティグループという)、同じコミュニティグループに参加するユーザ間で情報を共有することができるサービス(以下、コミュニティサービスという)が活況を呈している。コミュニティサービスには、例えば、チャットサービス、電子掲示板サービス(BBS)、メーリングリストや、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)等がある。また、コミュニティグループには、チャットサービスのチャットルーム、電子掲示板サービスのスレッド、メーリングリストサービスのメーリングリストや、ソーシャル・ネットワーク・サービスのコミュニティ等がある。
コミュニティサービスは、以下のような手順で提供される。
(1)コミュニティグループの作成
コミュニティグループは興味等の項目で分類され、コミュニティサービスを管理する装置(以下、コミュニティ管理装置という)に登録される。ユーザは、コミュニティ管理装置にアクセスし、新規にコミュニティグループを作成することができる。
(2)コミュニティグループの検索
ユーザは、コミュニティ管理装置にアクセスし、登録されているコミュニティグループの中から自分の興味等にあったコミュニティグループを検索する。
(3)コミュニティグループの入会
ユーザは、検索の結果、自分の興味に合った複数のコミュニティグループが見つかった場合は、各コミュニティグループに参加するか否かを判断し、あるコミュニティグループに参加すると判断した場合、コミュニティ管理装置にアクセスして入会手続きを行う。
(4)情報の共有(配信)
ユーザは、コミュニティグループに参加している間は、そのコミュニティグループに参加しているユーザ同士で情報を共有することができる。
(5)コミュニティグループの退会
ユーザは、入会しているコミュニティグループに興味が無くなった場合、コミュニティ管理装置にアクセスして退会手続きを行う。
また、コミュニティグループの形成を支援する技術が、例えば、特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されたコミュニティ形成支援方法では、クライアント端末はユーザの状況を表すユーザ状況情報(ユーザの位置、行動、興味等を表す情報が含まれる)をサーバ装置に送信し、サーバ装置は複数のコミュニティ情報を保持し、クライアント端末からユーザ状況情報を受信すると、コミュニティ情報の中からユーザ状況情報に適したコミュニティ情報をクライアント端末に送信して、クライアント端末ユーザのコミュニティグループへの参加を支援している。
コミュニティサービスの更なる普及に伴い、コミュニティグループの数は今後ますます増加することが予想される。よって、クライアント端末として、携帯電話等の携帯通信端末装置を想定した場合、ユーザの負担として、例えば、小型の画面を見ながら、膨大な数のコミュニティグループの中から自分に合ったコミュニティグループを探すこと等を軽減する為には、上記特許文献1のように、ユーザ状況情報に基づいて自動的にコミュニティグループを探して作成することが重要になってくる。
特開2001−249877号公報
しかしながら、クライアント端末として、携帯電話等の携帯通信端末装置を想定した場合は、更に、バッテリ容量や小型画面といった機能的な制約があり、この機能的観点から、各コミュニティグループの参加期間(入会と退会のタイミング)を適切に制御することが重要になる。
例えば、メーリングリストサービスの場合、各コミュニティグループの参加期間(入会と退会のタイミング)を適切に制御せずに、多くのコミュニティグループ(メーリングリスト)に参加してしまうと、膨大な数の電子メールを受信してしまい、バッテリが急激に消費されてしまう。
また、掲示板サービスの場合、多くのコミュニティグループ(スレッド)に参加してしまうと、小型画面を見ながら膨大な数の書き込み(情報)から必要な情報を探さなければならず、その結果、ユーザの手間が非常にかかってしまう。
これらのような携帯通信端末装置の機能的制約に基づいて発生する問題に対して、上記特許文献1に開示された技術では解決することができない。
また、上記特許文献1では、自分に合ったコミュニティグループを探す為に用いられるユーザ状況情報の自動取得方法として、具体的に「GPS(Global Positioning System)等の位置情報から取得する方法」、「センサの検出信号から取得する方法」が開示されている。しかし、これらの取得方法で取得したユーザ状況情報では、今後の増大する膨大な数のコミュニティグループの中から自分に本当に合ったコミュニティグループを探すことは困難である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザに本当に合ったコミュニティグループを探すことができ、かつ、コミュニティグループの参加期間を適切に制御することができる携帯端末装置、コミュニティ形成方法及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、通信ネットワークを介してコミュニティ管理装置と通信を行う通信手段と、ユーザ状況情報を獲得するユーザ状況情報獲得手段と、前記獲得したユーザ状況情報を記憶するユーザ状況情報記憶手段と、前記ユーザ状況情報記憶手段に記憶されているユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、前記通信手段により前記コミュニティ管理装置と通信を行ってコミュニティグループへの参加(入会、退会)を制御するコミュニティグループ参加制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、ユーザのコミュニティグループに対する参加期間を適切に制御することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項1記載の携帯端末装置において、電子チケット情報を記憶する電子チケット情報記憶手段と、前記電子チケット情報を管理する電子チケット情報管理手段と、を具備し、前記ユーザ状況情報獲得手段は、前記電子チケット情報記憶手段に記憶されている電子チケット情報をユーザ状況情報として獲得し、前記コミュニティグループ参加制御手段は、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信手段を介して前記コミュニティ管理装置から検索する構成を採る。
この構成によれば、ユーザに本当に合ったコミュニティグループを選択することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項1記載の携帯端末装置において、電子個人情報を記憶する電子個人情報記憶手段と、前記電子個人情報を管理する電子個人情報管理手段と、を具備し、前記ユーザ状況情報獲得手段は、前記電子個人情報記憶手段に記憶されている電子個人情報をユーザ状況情報として獲得し、前記コミュニティグループ参加制御手段は、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信手段を介して前記コミュニティ管理装置から検索する構成を採る。
この構成によれば、ユーザに本当に合ったコミュニティグループを選択することができる。
また、本発明のコミュニティ形成方法は、通信ネットワークを介してコミュニティ管理装置と通信を行う通信工程と、ユーザ状況情報を獲得するユーザ状況情報獲得工程と、前記獲得したユーザ状況情報をユーザ状況情報記憶手段に記憶するユーザ状況情報記憶工程と、前記ユーザ状況情報記憶手段に記憶されているユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、前記通信工程により前記コミュニティ管理装置と通信を行ってコミュニティグループへの参加(入会、退会)を制御するコミュニティグループ参加制御工程と、有する方法を採る。
この方法によれば、ユーザのコミュニティグループに対する参加期間を適切に制御することができる。
また、本発明のコミュニティ形成方法は、請求項4記載のコミュニティ形成方法において、電子チケット情報を電子チケット情報記憶手段に記憶する電子チケット情報記憶工程を有し、前記ユーザ状況情報獲得工程では、前記電子チケット情報記憶手段に記憶されている電子チケット情報をユーザ状況情報として獲得し、前記コミュニティグループ参加制御工程では、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信工程により前記コミュニティ管理装置から検索する方法を採る。
この方法によれば、ユーザに本当に合ったコミュニティグループを選択することができる。
また、本発明のコミュニティ形成方法は、請求項4記載のコミュニティ形成方法において、電子個人情報を電子個人情報記憶手段に記憶する電子個人情報記憶工程を有し、前記ユーザ状況情報獲得工程では、前記電子個人情報記憶手段に記憶されている電子個人情報をユーザ状況情報として獲得し、前記コミュニティグループ参加制御工程では、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信工程により前記コミュニティ管理装置から検索する方法を採る。
この方法によれば、ユーザに本当に合ったコミュニティグループを選択することができる。
また、本発明の記録媒体は、コンピュータに、通信ネットワークを介してコミュニティ管理装置と通信を行う通信ステップと、ユーザ状況情報を獲得するユーザ状況情報獲得ステップと、前記獲得したユーザ状況情報をユーザ状況情報記憶手段に記憶するユーザ状況情報記憶ステップと、前記ユーザ状況情報記憶手段に記憶されているユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、前記通信手段により前記コミュニティ管理装置と通信を行ってコミュニティグループへの参加(入会、退会)を制御するコミュニティグループ参加制御ステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この記録媒体によれば、ユーザのコミュニティグループに対する参加期間を適切に制御する機能をコンピュータで実行することができる。
本発明によれば、ユーザに本当に合ったコミュニティグループを探すことができ、かつ、ユーザのコミュニティグループに対する参加期間を適切に制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に適用するネットワークシステムのシステム構成を示す図である。図1において、ネットワークシステム1は、携帯電話網等のネットワーク40に接続される携帯電話端末10,11と、コミュニティ管理装置20と、チケット管理装置30と、チケット確認装置31と、から構成される。
このネットワークシステム1では、図中の細かい破線で囲む部分は、コミュニティ管理装置20がネットワーク40を介して携帯電話端末10,11にコミュニティサービスを提供するエリアを示している。このコミュニティサービスエリアでは、携帯電話端末10,11は、公知のコミュニティサービスとして、ソーシャル・ネットワーク・サービス、電子掲示板サービス等を受けることができる。
また、図中の荒い破線で囲む部分は、チケット管理装置30とチケット確認装置31がネットワーク40を介して携帯電話端末10に電子チケットサービスを提供するエリアを示している。この電子チケットサービスエリアでは、携帯電話端末10は、公知の電子チケットサービスとして、コンサートチケット等の電子チケット情報を受信して保存し、その電子チケット情報によりチケット確認装置31にアクセスして利用するサービス等を受けることができる。
なお、図1のネットワークシステム1では、2台の携帯電話端末10,11が接続されている場合を示したが、これらの接続台数は特に限定するものではない。
コミュニティ管理装置20は、コミュニティサービス(ソーシャル・ネットワーク・サービス、電子掲示板サービス等)を管理する公知のサーバ装置等であり、ネットワーク40を介して携帯電話端末10,11に対してコミュニティサービスを提供する。コミュニティ管理装置20は、具体的に「コミュニティグループの作成」、「コミュニティグループの検索」、「コミュニティグループの入会」、「情報の共有」、「コミュニティグループの退会」を管理する。
チケット管理装置30は、電子チケットサービスを管理する公知のサーバ装置等であり、ネットワーク40を介して携帯電話端末10に対して電子チケットサービス(電子チケット情報の提供等)を提供する。チケット管理装置30は、ネットワーク40を介してチケット確認装置31と通信が可能であり、電子チケット情報の使用に際して、チケット確認装置31との間で電子チケット情報の使用に必要な情報を送受信する。
チケット確認装置31は、電子チケット情報の使用を管理するコンサート会場、スポーツ競技場やテーマパーク等に設置されるゲート装置等であり、直接、携帯電話端末10に対して電子チケット情報の使用サービスを提供する。チケット確認装置31は、ネットワーク40を介してチケット管理装置30と通信が可能であり、電子チケット情報の使用に際して、チケット管理装置30との間で電子チケット情報の使用に必要な情報を送受信する。
携帯電話端末10,11は、ネットワーク40を介して携帯電話端末との間で通話を行う機能と、ネットワーク40を介してコミュニティ管理装置20からコミュニティサービスを受ける機能と、ネットワーク40を介してチケット管理装置30から、及びチケット確認装置31から直接電子チケットサービスを受ける機能と、を有する。
図2は、携帯電話端末10の概略構成を示すブロック図である。なお、携帯電話端末11も同様の構成を具備する。図2において、携帯電話端末10は、コミュニティグループ参加制御部100と、ユーザ状況情報記憶部101と、ユーザ状況情報獲得部102と、制御部110と、携帯無線通信部111と、無線通信部112と、表示部113と、キー入力部114と、音声入力部115と、音声出力部116と、電子チケット情報記憶部120と、電子チケット情報管理部121と、から構成される。
コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループの参加(入会、退会)を制御する。ユーザ状況情報記憶部101は、ユーザ状況情報獲得部102で獲得したユーザ状況情報を記憶する。ユーザ状況情報獲得部102は、電子チケット情報記憶部120に記憶されている電子チケット情報をユーザ状況情報として獲得する。
コミュニティグループ参加制御部100と、ユーザ状況情報記憶部101と、ユーザ状況情報獲得部102は、コミュニティサービスに対応する構成である。
電子チケット情報記憶部120は、電子チケット情報管理部121で管理される電子チケット情報を記憶する。電子チケット情報管理部121は、電子チケット情報を管理する。電子チケット情報記憶部120と、電子チケット情報管理部121は、電子チケットサービスに対応する構成である。
制御部110は、図示しないCPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等から構成され、ROMに記憶された携帯通信プログラムに基づいて携帯無線通信部111を制御して、通話要求やデータ通信要求をネットワーク40に送信する携帯通信手順や、呼接続後の通話やデータ通信に応じた携帯通信手順を制御する。
また、制御部110は、電子チケット情報管理部121、ユーザ状況情報獲得部102及びコミュニティグループ参加制御部100からの各種処理要求に応じて、電子チケット情報取得処理、ユーザ状況情報獲得処理、コミュニティグループ入会処理及びコミュニティグループ退会処理の実行に必要な各部を制御する。
携帯無線通信部111は、ネットワーク40に設置される無線基地局(図示せず)と無線接続する携帯通信機能を有し、制御部110の制御により通話要求やデータ通信要求を無線基地局に送信する携帯通信手順、呼接続後の通話やデータ通信に応じた携帯通信手順を実行する。また、携帯無線通信部111は、電子チケット情報取得処理、ユーザ状況情報獲得処理、コミュニティグループ入会処理及びコミュニティグループ退会処理を実行する際に、チケット管理装置30及びコミュニティ管理装置20との間で各種情報の送受信する携帯通信手順等を実行する。
無線通信部112は、制御部110の制御によりチケット確認装置31との間で近距離無線接続して電子チケット情報の使用に関わる無線通信手順を実行する無線通信機能を有する。
表示部113は、液晶表示部等により構成され、制御部110の制御により発着信時のキー操作情報や受信データ等を表示する。キー入力部114は、テンキーや各種ファンクションキー等により構成され、ユーザにより入力される発着信時のキー操作信号や、電子チケット情報取得処理、ユーザ状況情報獲得処理、コミュニティグループ入会処理及びコミュニティグループ退会処理の際に入力される各種指示信号等を制御部110に出力する。
音声入力部115は、マイクにより構成され、通話時にユーザから入力される送話音声を音声信号に変換して制御部110に出力する。音声出力部116は、スピーカーにより構成され、通話時に制御部110から入力される受話音声信号を受話音声に変換して出力する。
次に、携帯電話端末10がチケット管理装置30から電子チケット情報を取得することにより、コミュニティグループに自動的に入会し、電子チケット情報の使用により、コミュニティグループから自動的に退会するまでの動作について、図3〜図21を参照して説明する。
携帯電話端末10がチケット管理装置30から電子チケット情報を取得することにより、コミュニティグループに自動的に入会する動作について、図3〜図11を参照して説明する。図3は携帯電話端末10内の電子チケット情報取得時の動作を示す図、図4は携帯電話端末10内のユーザ状況情報獲得時の動作を示す図、図5は携帯電話端末10内のコミュニティグループ検索時の動作を示す図、図6は携帯電話端末10内のコミュニティグループ入会時の動作を示す図、図7は携帯電話端末10で実行されるコミュニティグループ入会処理を示すフローチャート、図8は携帯電話端末10内に記憶されるコミュニティテーブルの一例を示す図、図9は図8のコミュニティテーブルに追加登録されたコミュニティグループ情報の一例を示す図、図10は図9のコミュニティテーブルに追加登録されたユーザ状況情報の一例を示す図、図11は携帯電話端末10におけるコミュニティグループ入会時の表示例を示す図である。
まず、携帯電話端末10内の電子チケット情報取得時の動作について図3を参照して説明する。
この電子チケット情報取得動作前に、携帯電話端末10内のユーザ状況情報記憶部101には、図8に示すコミュニティテーブル800が記憶されており、ユーザ状況情報としてコミュニティグループ名「XXXの噂(XXX:歌手名)」と、ユーザ状況情報「手動」が記憶済みであるものとする。コミュニティテーブル800は、携帯電話端末10のユーザが入会しているコミュニティグループを記憶するテーブルであり、コミュニティグループを識別するコミュニティ名と、そのコミュニティグループの入会のトリガーとなったユーザ状況情報から構成される。ユーザ状況情報が「手動」とは、入会のトリガーとなったユーザ状況情報がなく、ユーザの判断により入会したことを示す。
図3において、電子チケット情報管理部121は、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介してチケット管理装置30と通信を行って、電子チケット情報を取得する(イベントE1)。次いで、電子チケット情報管理部121は、制御部110を介して取得した電子チケット情報を電子チケット記憶部120に記憶する(イベントE2)。
なお、電子チケット情報の取得手順等は、チケット管理装置30により提供される電子チケットサービスに依存し、その動作を特に限定するものではない。
次に、携帯電話端末10内のユーザ状況情報獲得時の動作について図4を参照して説明する。
図4において、ユーザ状況情報獲得部102は、電子チケット情報管理部121が新規に電子チケット情報を取得すると、電子チケット情報記憶部120に記憶された電子チケット情報の一部又は全てを、制御部110を介して獲得し(イベントE3)、その獲得した電子チケット情報の一部又は全てを、ユーザ状況情報として制御部110を介してユーザ状況情報記憶部101に記憶する(イベントE4)。
ここでは、例えば、電子チケット情報の一部である公演名「XXXコンサート2005」をユーザ状況情報として獲得して記憶したものとする。
なお、ユーザ状況情報獲得部102における「新規電子チケット情報取得」の判断は、電子チケット情報管理部121から通知されるようにしても良いし、ユーザ状況情報獲得部102が電子チケット情報記憶部120をポーリングして判断するようにしてもよい。
また、ユーザ状況情報として獲得する電子チケット情報は、公演名、公演日、会場、席種、出演者、ジャンルや、公演のホームページのURL等、電子チケットサービスで用いられるチケット識別子や、予め登録しているキーワードや、これらの組み合わせ等、電子チケット情報と共に獲得できる情報であれば何でも良い。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ検索時の動作について図5及び図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図5において、コミュニティグループ参加制御部100は、ユーザ状況情報獲得部102がユーザ状況情報を獲得すると(ステップS1:YES)、ユーザ状況情報記憶部101に記憶されたユーザ状況情報を、制御部110を介して読み出し(イベントE5)(ステップS2)、読み出したユーザ状況情報からキーワードを抽出する(ステップS3)。
ここでは、例えば、ユーザ状況情報「XXXコンサート2005」から、キーワード「XXX」、「コンサート」、「2005」が抽出されるものとする。
なお、コミュニティグループ参加制御部100における「ユーザ状況情報獲得」の判断は、ユーザ状況情報獲得部102から通知されるようにしても良いし、コミュニティグループ参加制御部100がユーザ状況情報記憶部101をポーリングして判断するようにしても良い。
また、コミュニティグループ参加制御部100におけるキーワードの抽出は、公知のキーワード抽出方法等を用いればよく、その抽出方法を特に限定するものではない。
また、ユーザ状況情報にホームページのURLや、チケット識別子が含まれる場合、携帯無線通信部111を介してインターネットにアクセスし、ホームページや電子チケットサービスのサーバ等から情報を取得し、この情報からキーワードを抽出するようにしても良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介してコミュニティ管理装置20と通信を行い、抽出したキーワードに関係するコミュニティグループの検索を行う(イベントE6)(ステップS4)。コミュニティグループ参加制御部100は、キーワードが複数ある場合は、キーワードのAND条件、OR条件や、それらの組み合わせでコミュニティグループの検索を行うものとする。ここでは、上記キーワード「XXX」、「コンサート」、「2005」から、コミュニティグループとして「XXXのコンサート情報」と「XXXの噂」という2つのコミュニティグループが検索されたとする。この場合、各キーワードのヒット率は、前者が67%、後者が33%となる。
なお、コミュニティグループの検索処理は、コミュニティ管理装置20により提供されるコミュニティサービスに依存して行われ、その検索方法を特に限定するものではない。また、コミュニティグループの検索の結果、各コミュニティグループのキーワードのヒット率、各コミュニティグループの規模、各コミュニティグループの活性度や、各コミュニティグループの優先度情報等、ユーザがコミュニティグループを選択するときに手助けとなる情報を併せて取得するようにしても良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、キーワードにヒットしたコミュニティグループが検索されたかを判断し(ステップS5)、検索された場合(ステップS5:YES)、ユーザ状況情報記憶部101に記憶されている図8のコミュニティテーブル800を検索し(ステップS6)、ヒットしたコミュニティグループのエントリが存在するか否か、又は、新規のコミュニティグループであるかを判断する(ステップS7)。
ここでは、例えば、既に「XXXの噂」が手動により登録済みであるため、検索した「XXXのコンサート情報」は新規であると判断される。
コミュニティグループ参加制御部100は、検索したものが新規のコミュニティグループであると判断すると(ステップS7:YES)、そのコミュニティグループ名「XXXのコンサート情報」とユーザ状況情報「XXXコンサート2005」を、制御部110を介して表示部113に送信し、表示部113に検索結果を表示するように指示する(イベントE7)(ステップS8)。
ここでは、例えば、「XXXのコンサート情報」が新規であるため、「XXXのコンサート情報」と、対応するユーザ状況情報「XXXコンサート2005」を表示部113に表示するように指示する。表示部113では、図11に示すように、指示に応じた検索結果と、コミュニティグループの入会に関する指示ボタン(決定、キャンセル)が表示される。
なお、検索結果を表示する際には、各コミュニティグループのヒット率、各コミュニティグループの規模、各コミュニティグループの活性度や、各コミュニティグループの優先度情報等、ユーザがコミュニティグループを選択するときに手助けとなる情報を併せて表示させるようにしても良い。
また、コミュニティグループ参加制御部100は、キーワードにヒットしたコミュニティグループが検索されなかった場合(ステップS5:NO)、本処理を終了する。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ入会時の動作について図6及び図7に示すフローチャートを参照して説明する。
上記検索結果を表示部113に表示した後、キー入力部114は、コミュニティグループの入会を要求するために予め定められた1つ以上のキーが押下されると、選択されたコミュニティグループへの入会を、制御部110を介してコミュニティグループ参加制御部100に要求する(イベントE8)。ここでは、例えば、「XXXのコンサード情報」への入会が要求される。
なお、コミュニティグループの入会要求は、コミュニティグループの入会を要求するために予め定められた音声が音声入力部115に入力された場合や、コミュニティグループの入会を要求するために予め定められた信号を携帯無線通信部111や無線通信部112で受信した場合等、コミュニティグループの入会を要求するために予め定められた方法であれば何でも良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、上記キー押下等によりコミュニティグループへの入会要求を受信すると(ステップS9)、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介してコミュニティ管理装置20と通信を行い、選択されたコミュニティグループに入会する(イベントE9)(ステップS10)。ここでは、例えば、「XXXのコンサード情報」に入会する。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループに入会すると、入会したコミュニティグループのエントリを制御部110を介してユーザ状況情報記憶部101に記憶されているコミュニティテーブルに登録する(ステップS11)。ここでは、例えば、図9に示すように、「XXXのコンサード情報」を登録する。
なお、登録済みのコミュニティグループに対するエントリの場合(ステップS7:NO)、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティテーブルのユーザ状況情報のみを追加する(ステップS12)。ここでは、例えば、「XXXの噂」が登録済みのため、図10に示すように、「XXXの噂」のエントリに、対応するユーザ状況情報「XXXコンサート2005」を追加する。
また、ユーザ状況情報獲得部102がユーザ状況情報を獲得しない場合(ステップS1:NO)、コミュニティグループ参加制御部100は、本処理を終了する。なお、図7に示すフローチャートにおいて、点線で囲むステップS8、S9の処理は省略しても良い。
次に、携帯電話端末10が取得した電子チケット情報を使用し、コミュニティグループを退会するまでの動作について、図12〜図21を参照して説明する。図12はネットワークシステム1内で携帯電話端末10が電子チケット情報を使用する際の動作を示す図、図13は携帯電話端末10内の電子チケット情報使用時の動作を示す図、図14は携帯電話端末10内のユーザ状況情報獲得時の動作を示す図、図15は携帯電話端末10内のコミュニティグループ退会時の表示動作を示す図、図16は携帯電話端末10内のコミュニティグループ退会時の通信動作を示す図、図17は携帯電話端末10で実行されるコミュニティグループ退会処理を示すフローチャート、図18は携帯電話端末10内に記憶されるコミュニティテーブルの一例を示す図、図19は図18のコミュニティテーブルからコミュニティグループ情報が削除された状態を示す図、図20は図19のコミュニティテーブルからユーザ状況情報が削除された状態を示す図、図21は携帯電話端末10におけるコミュニティグループ退会時の表示例を示す図である。
まず、携帯電話端末10内の電子チケット情報使用時の動作について図12、13を参照して説明する。
この電子チケット情報の使用動作前に、携帯電話端末10内の電子チケット情報記憶部120には、上記電子チケット情報取得時に取得した「XXXコンサート2005(XXX:歌手名)」に関する電子チケット情報が記憶されており、ユーザ状況情報記憶部101に記憶されている図18に示すコミュニティテーブル800には、コミュニティグループ名「XXXの噂」及び「XXXのコンサート情報」と、ユーザ状況情報「手動、XXXコンサート2005」及び「XXXコンサート2005」が記憶済みであるものとする。
図12において、携帯電話端末10のユーザは、上記電子チケット情報取得時に取得した電子チケット情報を使用する為、チケット確認装置31が設置されたコンサート会場等に移動する。図13において、電子チケット情報管理部121は、制御部110及び無線通信部112を介してチケット確認装置31と通信を行い、電子チケット情報記憶部120に記憶された電子チケット情報を使用する(イベントE21)。この時、チケット確認装置31は、携帯電話端末10から電子チケット情報を受信すると、ネットワーク40を介してチケット管理装置30と通信を行い、受信した電子チケット情報のユーザ情報及び電子チケット情報の正当性等を認証し、認証が取れると使用許可情報等を無線通信により携帯電話端末10に返信する。
次いで、電子チケット情報管理部121は、無線通信部111及び制御部110を介して使用許可情報等を受信すると、制御部110を介して使用した電子チケット情報を電子チケット情報記憶部120から削除する(イベントE22)。
なお、電子チケット情報の使用は、チケット管理装置30により提供される電子チケットサービスに依存し、その使用時の動作は何でもかまわない。
次に、携帯電話端末10内のユーザ状況情報獲得時の動作について図14を参照して説明する。
図14において、ユーザ状況情報獲得部102は、電子チケット情報管理部121が電子チケット情報を使用すると、電子チケット情報記憶部120から削除された電子チケット情報の一部又は全て(入会時と同じ情報)を、制御部110を介して獲得し(イベントE23)、ユーザ状況情報記憶部101のコミュニティテーブル800に記憶されている、対応するユーザ状況情報を、制御部110を介して削除する(イベントE24)。
ここでは、例えば、入会時と同様に、電子チケット情報の一部である公演名「XXXコンサート2005」をユーザ状況情報として獲得して削除する。
なお、ユーザ状況情報獲得部102における「電子チケット情報を使用した」の判断は、電子チケット情報管理部121から通知されるようにしても良いし、ユーザ状況情報獲得部102が電子チケット情報記憶部120にポーリングしていて判断するようにしても良い。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ退会時の表示動作について、図15及び図17に示すフローチャートを参照して説明する。
図15において、コミュニティグループ参加制御部100は、ユーザ状況情報獲得部102が削除するユーザ状況情報を獲得すると(ステップS21:YES)、ユーザ状況情報記憶部101から削除されたユーザ状況情報を、制御部110を介して獲得し(イベントE25)(ステップS22)、削除されたユーザ状況情報に基づいて、ユーザ状況情報記憶部101に記憶されているコミュニティテーブル800を検索し(ステップS23)、削除されたユーザ状況情報に対応するエントリが存在するか否かを判断する(ステップS24)。
ここでは、例えば、図18のコミュニティテーブル800に記憶されている「XXXコンサート2005」から「XXXの噂」と「XXXのコンサート情報」が検索される。
なお、コミュニティグループ参加制御部100における「削除するユーザ状況情報を獲得した」の判断は、ユーザ状況情報獲得部102から通知されるようにしても良いし、コミュニティテーブル参加制御部100がユーザ状況情報記憶部101をポーリングしていて判断するようにしても良い。
削除されたユーザ状況情報に対応するエントリが存在する場合(ステップS24:YES)、コミュニティグループ参加制御部100は、そのエントリに他のユーザ状況情報が存在するか否かを判断する(ステップS25)。ここでは、例えば、図18のコミュニティテーブル800に記憶されている「XXXの噂」のみ、他のユーザ状況情報(手動)が存在すると判断される。
また、他のユーザ状況情報が存在しない場合(ステップS25:NO)、コミュニティグループ参加制御部100は、そのコミュニティグループとユーザ状況情報を、制御部110を介して表示部113に送信し、表示部113に判断結果を表示するように指示する(イベントE26)(ステップS26)。ここでは、例えば、エントリ「XXXのコンサート情報」に対応する他のユーザ状況情報が存在しない為、「XXXのコンサート情報」と、対応するユーザ状況情報「XXXコンサート2005」が、図21に示すように表示部113に退会操作を促す情報とともに表示される。
なお、表示部113にユーザ状況情報を表示する際は、各コミュニティグループのキーワードのヒット率、各コミュニティグループの規模、各コミュニティグループの活性度や、各コミュニティグループの優先度情報等、ユーザがコミュニティグループを選択するとき、手助けとなる情報を併せて表示するように指示しても良い。
また、ユーザ状況情報獲得部102が削除するユーザ状況情報を獲得しない場合(ステップS21:NO)、及び削除されたユーザ状況情報に対応するエントリが存在しない場合(ステップS24:NO)、コミュニティグループ参加制御部100は、本処理を終了する。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ退会時の通信動作について、図16及び図17に示すフローチャートを参照して説明する。
図16において、表示部113にユーザ状況情報を表示後、キー入力部114は、あるコミュニティグループの退会を要求する為に予め定められた1つ以上のキーが押下されると、選択されたコミュニティグループの退会を、制御部110を介してコミュニティグループ参加制御部100に要求する(イベントE27)。ここでは、例えば、図21に示すように「XXXのコンサート情報」の退会が要求される。
なお、コミュニティグループの退会の要求は、コミュニティグループの退会を要求する為に予め定められた音声が音声入力部115から入力された場合や、コミュニティグループの退会を要求する為に予め定められた信号を携帯無線通信部111や無線通信部112で受信した場合等、コミュニティグループの退会を要求する為に予め定められた方法であれば何でも良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループの退会要求を受信すると(イベントE27)(ステップS27)、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介して、コミュニティ管理装置20と通信を行い、選択されたコミュニティグループを退会する(イベントE28)(ステップS28)。ここでは、例えば、「XXXのコンサート情報」を退会する。
なお、コミュニティグループの退会は、コミュニティ管理装置20により提供されるコミュニティサービスに依存し、その退会要求の動作は何でもかまわない。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループを退会すると、退会したコミュニティグループのエントリをコミュニティテーブル800から削除して(ステップS29)、本処理を終了する。ここでは、例えば、図18のコミュニティテーブル800から「XXXのコンサート情報」を削除する。その結果、コミュニティテーブル800は図19に示すようになる。
また、削除されたユーザ状況情報に対応するエントリに他のユーザ状況情報が存在する場合(ステップS25:YES)、コミュニティグループ参加制御部100は、そのコミュニティグループに対応するエントリのユーザ状況情報のみをコミュニティテーブル800から削除して(ステップS30)、本処理を終了する。ここでは、例えば、図19のコミュニティテーブル800では「XXXの噂」に他のユーザ状況情報「XXXコンサート2005」が存在する為、「XXXの噂」のエントリに対応するユーザ状況情報「XXXコンサート2005」のみを削除する。その結果、コミュニティテーブル800は図20に示すようになる。
なお、図17に示すフローチャートにおいて、点線で囲むステップS26、S27の処理は省略しても良い。
以上のように、本実施の形態1のネットワークシステムでは、携帯電話端末が、電子チケットサービスから取得した電子チケット情報から獲得するユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、コミュニティグループの参加(入会、退会)をコミュニティサービスを提供するコミュニティ管理装置に対して自動的に行う。
したがって、携帯電話端末ユーザのコミュニティグループに対する参加期間を適切に制御することができる。
また、本実施の形態1のネットワークシステムでは、携帯電話端末が、ユーザにより取得された電子チケット情報からユーザ状況情報を獲得し、このユーザ状況情報からキーワードを抽出し、このキーワードに関するコミュニティグループをコミュニティ管理装置から検索する。
したがって、携帯電話端末のユーザは、本当に合ったコミュニティグループを容易に選択することができる。
(実施の形態2)
図22は、本実施の形態2に適用するネットワークシステムのシステム構成を示す図である。図22において、ネットワークシステム200は、携帯電話網等のネットワーク40に接続される携帯電話端末10,11と、コミュニティ管理装置20と、個人情報管理装置50と、から構成される。なお、図中の各構成は、上記第1の実施の形態に示したネットワークシステム1の構成(図1参照)と同一の構成部分には同一符号を付している。
このネットワークシステム200では、図中の細かい破線で囲む部分は、コミュニティ管理装置20がネットワーク40を介して携帯電話端末10,11にコミュニティサービスを提供するエリアを示している。このコミュニティサービスエリアでは、携帯電話端末10,11は、公知のコミュニティサービスとして、ソーシャル・ネットワーク・サービス、電子掲示板サービス等を受けることができる。
また、図中の荒い破線で囲む部分は、個人情報管理装置50がネットワーク40を介して携帯電話端末10に電子個人情報サービスを提供するエリアを示している。この電子個人情報サービスエリアでは、携帯電話端末10は、ユーザの個人情報(例えば、氏名、年齢、性別、住所等)に適した情報提供サービス等を受けることができる。
なお、図22のネットワークシステム200では、2台の携帯電話機10,11が接続されている場合を示したが、これらの接続台数は特に限定するものではない。また、コミュニティ管理装置20の機能は、図1に示したものと同一である為、その機能説明は省略する。
個人情報管理装置50は、電子個人情報サービスを管理する公知のサーバ装置等であり、ネットワーク40を介して携帯電話端末10,11に対して電子個人情報サービスを提供する。
携帯電話端末10,11は、ネットワーク40を介して携帯電話端末との間で通話を行う機能と、ネットワーク40を介してコミュニティ管理装置20からコミュニティサービスを受ける機能と、ネットワーク40を介して個人情報管理装置50から電子個人情報サービスを受ける機能と、を有する。
図23は、携帯電話端末10の概略構成を示すブロック図であり、上記図2に示した携帯電話端末10と同一の構成部分には同一符号を付し、その構成説明を省略する。なお、携帯電話機11も同様の構成を具備する。
図23において、携帯電話端末10は、コミュニティグループ参加制御部100と、ユーザ状況情報記憶部101と、ユーザ状況情報獲得部102と、制御部110と、携帯無線通信部111と、無線通信部112と、表示部113と、キー入力部114と、音声入力部115と、音声出力部116と、電子個人情報記憶部150と、電子個人情報管理部151と、から構成される。
電子個人情報記憶部150は、電子個人情報管理部151で管理される電子個人情報を記憶する。電子個人情報管理部151は、携帯電話端末10の電子個人情報を管理する。
次に、携帯電話端末10が電子個人情報を変更することにより、コミュニティグループを自動的に変更(入会/退会)する動作について、図24〜図37を参照して説明する。
図24は携帯電話端末10内の電子個人情報変更時の動作を示す図、図25は携帯電話端末10内のユーザ状況情報獲得時の動作を示す図、図26は携帯電話端末10内のコミュニティグループ変更時の動作を示す図、図27は携帯電話端末10内のコミュニティグループ入会時の動作を示す図、図28は携帯電話端末10内にコミュニティグループ変更時の表示動作を示す図、図29は携帯電話端末10内のコミュニティグループ退会時の動作を示す図、図30は携帯電話端末10で実行されるコミュニティグループ変更処理の一部を示すフローチャート、図31は図30に続くコミュニティグループ変更処理の一部を示すフローチャート、図32は携帯電話端末10内に記憶されるコミュニティテーブルの一例を示す図、図33は図32のコミュニティテーブルに追加登録されたコミュニティグループ情報の一例を示す図、図34は図33のコミュニティテーブルに追加登録されたユーザ状況情報の一例を示す図、図35は図34のコミュニティテーブルからコミュニティグループ情報を削除した状態を示す図、図36は図35のコミュニティテーブルからユーザ状況情報を削除した状態を示す図、図37は携帯電話端末10におけるコミュニティグループ変更時の表示例を示す図、図38は携帯電話端末10におけるコミュニティグループ退会時の表示例を示す図である。
まず、携帯電話端末10が電子個人情報を変更する動作について図24を参照して説明する。図24は携帯電話端末10内の電子個人情報変更時の動作を示す図である。
図24において、電子個人情報管理部151は、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介して個人情報管理装置50と通信を行い、電子個人情報の変更を行う(イベントE41)。電子個人情報管理部151は、制御部110を介して、変更した電子個人情報を電子個人情報記憶部150に記憶する(イベントE42)。
次に、携帯電話端末10内のユーザ状況情報獲得時の動作について図25を参照して説明する。図25は携帯電話端末10内のユーザ状況情報獲得時の動作を示す図である。
図25において、ユーザ状況情報獲得部102は、電子個人情報管理部151が電子個人情報を変更すると、電子個人情報記憶部150に記憶された変更された電子個人情報の一部又は全てを、制御部110を介して獲得し(イベントE43)、ユーザ状況情報として制御部110を介してユーザ状況情報記憶部101に記憶する(イベントE44)。
ここでは、例えば、電子個人情報の一部である住所「横浜市」(変更前)と、「横須賀市」(変更後)をユーザ状況情報として獲得して、記憶するものとする。
なお、ユーザ状況情報獲得部102の「電子個人情報を変更した」の判断は、電子個人情報管理部151から通知されるようにしても良いし、ユーザ状況情報獲得部102が電子個人情報記憶部150をポーリングしていて判断するようにしても良い。
また、ユーザ状況情報として獲得する電子個人情報は、住所、氏名、性別、国籍、本籍、資格、有効期限、所属、個人識別子や、これらの組み合わせ等、電子個人情報であれば何でも良い。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ変更動作について、図26及び図30を参照して説明する。図26は携帯電話端末10内のコミュニティグループ変更時の動作を示す図、図30は携帯電話端末10で実行されるコミュニティグループ変更処理を示すフローチャートである。
図26において、コミュニティ参加制御部100は、ユーザ状況情報獲得部102が変更されたユーザ状況情報を獲得すると(ステップS41:YES)、制御部110を介してユーザ状況情報記憶部101から変更後のユーザ状況情報を読み出し(イベントE45)(ステップS42)、読み出した変更後のユーザ状況情報からキーワードを抽出する(ステップS43)。このとき、ユーザ状況情報の種類により、予め定められたキーワードを抽出するようにしても良い。ここでは、例えば、ユーザ状況情報「横須賀市」と、ユーザ状況情報の種類「住所」と、からキーワード「横須賀市」が抽出され、更に、予めユーザによって設定された「病院」が追加されるものとする。
なお、コミュニティグループ参加制御部100の「変更されたユーザ状況情報を獲得した」の判断は、ユーザ状況情報獲得部102から通知されるようにしても良いし、コミュニティグループ参加制御部100がユーザ状況情報記憶部101をポーリングしていて判断するようにしても良い。また、キーワードの抽出は、公知のキーワード抽出方法等でもよく、その抽出方法はどのような手法を用いても良い。
また、ユーザ状況情報にホームページのURL(Uniform Resource Locator)や個人識別子が含まれる場合、携帯無線通信部111を介してインターネットにアクセスし、ホームページや電子個人情報サービスのサーバ等から情報を取得し、その情報からキーワードを抽出するようにしても良い。
また、追加される情報は、ユーザに合ったコミュニティグループを探すことができるものであれば何でも良く、ユーザが予め登録しても良いし、電子個人情報サービスに依存するようにしても良いし、現在ユーザが参加しているコミュニティグループから抽出するようにしても良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介してコミュニティ管理装置20と通信を行い、抽出したキーワードに関するコミュニティグループを検索する(イベントE46)(ステップS44)。キーワードが複数ある場合は、キーワードのAND条件、OR条件や、それらの組み合わせでコミュニティグループの検索を行うものとする。ここでは、上記キーワード「横須賀市」と「病院」からコミュニティグループ「横須賀市の病院」と「全国のお勧め病院」が検索されたものとする。それぞれのキーワードのヒット率は「100%」と「50%」となる。
なお、コミュニティグループの検索は、コミュニティ管理装置20により提供されるコミュニティサービスに依存し、その検索動作はどのような動作でも良い。また、コミュニティグループの検索結果は、各コミュニティグループのキーワードのヒット率、各コミュニティグループの規模、各コミュニティグループの活性度や、各コミュニティグループの優先度情報等、ユーザがコミュニティグループを選択するとき、手助けとなる情報を併せて取得するようにしても良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、キーワードにヒットしたコミュニティグループが検索されたか否かを判断し(ステップS45)、検索されると(ステップS45:YES)、ユーザ状況情報記憶部101に記憶されている図32に示すコミュニティテーブル900を検索し(ステップS46)、ヒットしたコミュニティグループのエントリが存在するか(新規のコミュニティグループであるか)を判断する(ステップS47)。
ここでは、例えば、図32のコミュニティテーブル900には既に「横浜市の病院」と「全国のお勧め病院」が登録されているものとし、ヒットした「横須賀市の病院」と「全国のお勧め病院」のうち、「横須賀市の病院」のみが新規であると判断される。
新規のコミュニティグループであると判断された場合(ステップS47:YES)、コミュニティグループ参加制御部100は、そのコミュニティグループとユーザ状況情報を、制御部110を介して表示部113に送信し、表示部113に判断結果を表示するように指示する(イベントE47)(ステップS48)。ここでは、例えば、「横須賀市の病院」と、対応するユーザ状況情報「横須賀市」(変更後)を、図37に示すように表示部113に表示するように指示する。
なお、表示部113に判断結果を表示する際は、各コミュニティグループのキーワードのヒット率、各コミュニティグループの規模、各コミュニティグループの活性度や、各コミュニティグループの優先度情報等、ユーザがコミュニティグループを選択するとき、手助けとなる情報を併せて取得するようにしても良い。
また、コミュニティ参加制御部100は、ユーザ状況情報獲得部102が変更されたユーザ状況情報を獲得しない場合(ステップS41:NO)、又は、キーワードにヒットしたコミュニティグループが検索されない場合(ステップS45:NO)、本処理を終了する。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ入会時の動作について、図27及び図30のフローチャートを参照して説明する。図27は携帯電話端末10内のコミュニティグループ入会時の動作を示す図である。
上記判断結果を表示部113に表示した後、キー入力部114は、あるコミュニティグループへの入会を要求する為に予め定められた1つ以上のキーが押下されたとき、選択されたコミュニティへの入会を、制御部110を介してコミュニティグループ参加制御部100に要求する(イベントE48)。ここでは、例えば、「横須賀市の病院」の入会が湯要求される。
なお、コミュニティグループへの入会要求は、コミュニティグループへの入会を要求するために予め定められた音声が音声入力部115から入力された場合や、コミュニティグループへの入会を要求するために予め定められた信号を携帯無線通信部111や無線通信部112で受信した場合等、あるコミュニティグループへの入会を要求するために予め定められた方法であれば何でも良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループ入会要求を受信すると(ステップS49)、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介してコミュニティ管理装置20と通信を行い、選択されたコミュニティに入会する(イベントE49)(ステップS50)。
なお、コミュニティグループの入会は、コミュニティ管理装置20により提供されるコミュニティサービスに依存し、その入会方法はどのような手順でも良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループに入会すると、入会したコミュニティグループのエントリをコミュニティテーブル900に登録する(ステップS51)。ここでは、例えば、「横須賀市の病院」のエントリを、図33に示すようにコミュニティテーブル900に登録する。
また、ヒットしたコミュニティグループのエントリが新規のコミュニティグループでないと判断した場合(ステップS47:NO)、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティテーブル900の対応するエントリにユーザ状況情報のみを追加する(ステップS52)。ここでは、例えば、「全国のお勧め病院」が新規でないため、「全国のお勧め病院」に対するエントリに、対応するユーザ状況情報「横須賀市」を追加する。その結果、コミュニティテーブル900は図34に示すようになる。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ変更時の表示動作について、図28及び図31のフローチャートを参照して説明する。図28は携帯電話端末10内のコミュニティグループ変更時の表示動作を示す図である。
図31において、コミュニティグループ参加制御部100は、制御部110を介してユーザ状況情報記憶部101から読み出したコミュニティグループ変更前のユーザ状況情報から、ユーザ状況情報記憶部101に記憶されているコミュニティテーブル900を検索し(ステップS53)、コミュニティグループ変更前のユーザ状況情報に対応するエントリが存在するか否かを判断する(ステップS54)。ここでは、例えば、図34のコミュニティテーブル900により、変更前のユーザ状況情報「横浜市」に対応するエントリ「横浜市の病院」と「全国のお勧め病院」が検索される。
次いで、エントリが存在する場合(ステップS54:YES)、コミュニティグループ参加制御部100は、そのエントリに他のユーザ状況情報が存在するか否かを判断する(ステップS55)。ここでは、例えば、図34のコミュニティテーブル900により、エントリ「全国のお勧め病院」のみが他のユーザ状況情報「横須賀市」が存在すると判断できる。
また、他のユーザ状況情報が存在しない場合(ステップS55:NO)、コミュニティグループ参加制御部100は、そのコミュニティグループとユーザ状況情報を、制御部110を介して表示部113に送信し、表示部113に判断結果を表示するように指示する(イベントE50)(ステップS56)。ここでは、例えば、エントリ「横浜市の病院」に対応する他のユーザ状況情報が存在しない為、「横浜市の病院」と、対応するユーザ状況情報「横浜市」(変更前)を、図38に示すように表示部113に表示するように指示する。
なお、表示部113に判断結果を表示する際は、各コミュニティグループのキーワードのヒット率、各コミュニティグループの規模、各コミュニティグループの活性度や、各コミュニティグループの優先度情報等、ユーザがコミュニティグループを選択するとき、手助けとなる情報を併せて取得するようにしても良い。
また、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループ変更前のユーザ状況情報に対応するエントリが存在しない場合(ステップS54:NO)、本処理を終了する。
次に、携帯電話端末10内のコミュニティグループ退会時の動作について、図29及び図31のフローチャートを参照して説明する。図29は携帯電話端末10内のコミュニティグループ退会時の動作を示す図である。
図29において、表示部113に判断結果を表示後、キー入力部114は、あるコミュニティテーブルの退会を要求するために予め定められた1つ以上のキーを押下されたとき、選択されたコミュニティグループの退会を、制御部110を介してコミュニティグループ参加制御部100に要求する(イベントE51)。ここでは、例えば、図38に表示部113に表示した「横浜市の病院」の退会が要求される。
なお、コミュニティグループへの退会要求は、コミュニティグループへの退会を要求するために予め定められた音声が音声入力部115から入力された場合や、コミュニティグループへの退会を要求するために予め定められた信号を携帯無線通信部111や無線通信部112で受信した場合等、あるコミュニティグループへの退会を要求するために予め定められた方法であれば何でも良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループの退会要求を受信すると(ステップS57)、制御部110、携帯無線通信部111及びネットワーク40を介してコミュニティ管理装置20と通信を行い、選択されたコミュニティを退会する(イベントE52)(ステップS58)。ここでは、例えば、図38に表示部113に表示した「横浜市の病院」を退会する。
なお、コミュニティグループの退会は、コミュニティ管理装置20により提供されるコミュニティサービスに依存し、その退会方法はどのような手順でも良い。
次いで、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティグループを退会すると、退会したコミュニティグループのエントリを、制御部110を介してユーザ状況情報記憶部101に記憶されているコミュニティテーブル900から削除して(ステップS59)、本処理を終了する。ここでは、例えば、図34のコミュニティテーブル900から「横浜市の病院」のエントリを削除し、その結果、図35に示すコミュニティテーブル900となる。
また、コミュニティグループ変更前のユーザ状況情報に対応する他のユーザ状況情報が存在する場合(ステップS55:YES)、コミュニティグループ参加制御部100は、コミュニティテーブル900の対応するエントリのユーザ状況情報のみを削除して(ステップS60)、本処理を終了する。ここでは、例えば、図35のコミュニティテーブル900により、「全国のお勧め病院」に他のユーザ状況情報が存在する為、そのエントリ「全国のお勧め病院」に対応するユーザ状況情報「横浜市」のみを削除し、その結果、図36に示すコミュニティテーブル900となる。
なお、図30及び図31において、点線で囲むステップS48、S49、S56、S57の各処理は、省略するようにしても良い。
以上のように、本実施の形態2のネットワークシステムでは、携帯電話端末が、電子個人情報が変更されると、変更後の電子個人情報の一部又は全てをユーザ状況情報として獲得し、そのユーザ状況情報からキーワードを抽出してコミュニティ管理装置から対応する新規のコミュニティグループを検索して入会処理を行うとともに、入会後のエントリとユーザ状況情報をコミュニティテーブルに自動的に登録する。
さらに、携帯電話端末は、コミュニティ入会後のエントリに対応する他のユーザ状況情報をコミュニティテーブルから検索して、そのユーザ状況情報に対応するコミュニティグループの退会処理を行うとともに、その退会処理したエントリをコミュニティテーブルから自動的に削除する。
したがって、電子個人情報の変更に伴ってコミュニティテーブルに記憶されているユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、コミュニティグループの参加(入会、退会)を制御して、ユーザのコミュニティグループの参加期間を適切に制御することができる。
また、電子個人情報の一部又は全てをユーザ状況情報として獲得して、そのユーザ状況情報からキーワードを抽出し、このキーワードに関するコミュニティグループをコミュニティ管理装置から検索する。
したがって、携帯電話端末のユーザは、本当に合ったコミュニティグループを容易に選択することができる。
本発明は、ユーザに本当に合ったコミュニティグループを探すことができ、かつ、コミュニティグループの参加期間を適切に制御することができる携帯端末装置、コミュニティ形成方法及び記録媒体等に有用である。
本発明の実施の形態1に係るネットワークシステムのシステム構成を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末の概略構成を示すブロック図 本実施の形態1に係るは携帯電話端末内の電子チケット情報取得時の動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末内のユーザ状況情報獲得時の動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末内のコミュニティグループ検索時の動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末内のコミュニティグループ入会時の動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で実行されるコミュニティグループ入会処理を示すフローチャート 本実施の形態1に係る携帯電話端末内に記憶されるコミュニティテーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る図8のコミュニティテーブルに追加登録されたコミュニティグループ情報の一例を示す図 本実施の形態1に係る図9のコミュニティテーブルに追加登録されたユーザ状況情報の一例を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末におけるコミュニティグループ入会時の表示例を示す図 本実施の形態1に係るネットワークシステム内で携帯電話端末が電子チケット情報を使用する際の動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末内の電子チケット情報使用時の動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末内のユーザ状況情報獲得時の動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末内のコミュニティグループ退会時の表示動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末内のコミュニティグループ退会時の通信動作を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で実行されるコミュニティグループ退会処理を示すフローチャート 本実施の形態1に係る携帯電話端末内に記憶されるコミュニティテーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る図18のコミュニティテーブルからコミュニティグループ情報が削除された状態を示す図 本実施の形態1に係る図19のコミュニティテーブルからユーザ状況情報が削除された状態を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末におけるコミュニティグループ退会時の表示例を示す図 本発明の実施の形態2に係るネットワークシステムのシステム構成を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末の概略構成を示すブロック図 本実施の形態2に係る携帯電話端末内の電子個人情報変更時の動作を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末内のユーザ状況情報獲得時の動作を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末内のコミュニティグループ変更時の動作を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末内のコミュニティグループ入会時の動作を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末内にコミュニティグループ変更時の表示動作を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末内のコミュニティグループ退会時の動作を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末で実行されるコミュニティグループ変更処理の一部を示すフローチャート 本実施の形態2に係る図30に続くコミュニティグループ変更処理の一部を示すフローチャート 本実施の形態2に係る携帯電話端末内に記憶されるコミュニティテーブルの一例を示す図 本実施の形態2に係る図32のコミュニティテーブルに追加登録されたコミュニティグループ情報の一例を示す図 本実施の形態2に係る図33のコミュニティテーブルに追加登録されたユーザ状況情報の一例を示す図 本実施の形態2に係る図34のコミュニティテーブルからコミュニティグループ情報を削除した状態を示す図 本実施の形態2に係る図35のコミュニティテーブルからユーザ状況情報を削除した状態を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末におけるコミュニティグループ変更時の表示例を示す図 本実施の形態2に係る携帯電話端末におけるコミュニティグループ退会時の表示例を示す図
符号の説明
1、200 ネットワークシステム
10、11 携帯電話端末
20 コミュニティ管理装置
30 チケット管理装置
31 チケット確認装置
40 ネットワーク
50 個人情報管理装置
100 コミュニティグループ参加制御部
101 ユーザ状況情報記憶部
102 ユーザ状況情報獲得部
110 制御部
111 携帯無線通信部
112 無線通信部
113 表示部
114 キー入力部
115 音声入力部
116 音声出力部
120 電子チケット情報記憶部
121 電子チケット情報管理部
150 電子個人情報記憶部
151 電子個人情報管理部
800、900 コミュニティテーブル

Claims (7)

  1. 通信ネットワークを介してコミュニティ管理装置と通信を行う通信手段と、
    ユーザ状況情報を獲得するユーザ状況情報獲得手段と、
    前記獲得したユーザ状況情報を記憶するユーザ状況情報記憶手段と、
    前記ユーザ状況情報記憶手段に記憶されているユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、前記通信手段により前記コミュニティ管理装置と通信を行ってコミュニティグループへの参加(入会、退会)を制御するコミュニティグループ参加制御手段と、
    を具備することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 電子チケット情報を記憶する電子チケット情報記憶手段と、
    前記電子チケット情報を管理する電子チケット情報管理手段と、を具備し、
    前記ユーザ状況情報獲得手段は、前記電子チケット情報記憶手段に記憶されている電子チケット情報をユーザ状況情報として獲得し、
    前記コミュニティグループ参加制御手段は、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信手段を介して前記コミュニティ管理装置から検索することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 電子個人情報を記憶する電子個人情報記憶手段と、
    前記電子個人情報を管理する電子個人情報管理手段と、を具備し、
    前記ユーザ状況情報獲得手段は、前記電子個人情報記憶手段に記憶されている電子個人情報をユーザ状況情報として獲得し、
    前記コミュニティグループ参加制御手段は、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信手段を介して前記コミュニティ管理装置から検索することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 通信ネットワークを介してコミュニティ管理装置と通信を行う通信工程と、
    ユーザ状況情報を獲得するユーザ状況情報獲得工程と、
    前記獲得したユーザ状況情報をユーザ状況情報記憶手段に記憶するユーザ状況情報記憶工程と、
    前記ユーザ状況情報記憶手段に記憶されているユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、前記通信工程により前記コミュニティ管理装置と通信を行ってコミュニティグループへの参加(入会、退会)を制御するコミュニティグループ参加制御工程と、
    を有することを特徴とするコミュニティ形成方法。
  5. 電子チケット情報を電子チケット情報記憶手段に記憶する電子チケット情報記憶工程を有し、
    前記ユーザ状況情報獲得工程では、前記電子チケット情報記憶手段に記憶されている電子チケット情報をユーザ状況情報として獲得し、
    前記コミュニティグループ参加制御工程では、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信工程により前記コミュニティ管理装置から検索することを特徴とする請求項4記載のコミュニティ形成方法。
  6. 電子個人情報を電子個人情報記憶手段に記憶する電子個人情報記憶工程を有し、
    前記ユーザ状況情報獲得工程では、前記電子個人情報記憶手段に記憶されている電子個人情報をユーザ状況情報として獲得し、
    前記コミュニティグループ参加制御工程では、前記獲得されたユーザ状況情報に対応するコミュニティグループを前記通信工程により前記コミュニティ管理装置から検索することを特徴とする請求項4記載のコミュニティ形成方法。
  7. コンピュータに、
    通信ネットワークを介してコミュニティ管理装置と通信を行う通信ステップと、
    ユーザ状況情報を獲得するユーザ状況情報獲得ステップと、
    前記獲得したユーザ状況情報をユーザ状況情報記憶手段に記憶するユーザ状況情報記憶ステップと、
    前記ユーザ状況情報記憶手段に記憶されているユーザ状況情報が変更(追加、削除、変更)されたとき、前記通信手段により前記コミュニティ管理装置と通信を行ってコミュニティグループへの参加(入会、退会)を制御するコミュニティグループ参加制御ステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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