JP2007072206A - 電気・光混載モジュール及びその製造方法 - Google Patents

電気・光混載モジュール及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電気・光混載基板間の電気的接続と光結合とを同時に可能することにより、電気・光混載モジュールの構造を簡単にし、製造を容易とする。
【解決手段】 光素子12、電気素子11、光導波路及び電気配線13から選ばれる少なくとも1つ以上が配置されると共に接続用電極15,25が設けられて対向するように配置される複数の電気・光混載基板2,3と、その複数の電気・光混載基板2,3の対向面に形成された凹部5,6及びこの凹部5,6に嵌め込まれるガイド部材4を有し、凹部5,6の間にガイド部材4を挟み込むことにより電気・光混載基板2,3間の光結合を行うように電気・光混載基板2,3を相互に位置決めする位置決め手段と、その位置決め手段による位置決めと同時に電気・光混載基板2,3の接続用電極15,25を相互に導通して電気・光混載基板2,3間の電気的接続を行うブリッジ電極7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気的接続と光学的調心を同時に行うことができる電気・光混載モジュール及びその製造方法に関する。
近年の技術の発展に伴い、電気・光混載モジュールが実用化されている。特にファイバー・トウ・ザ・ホーム(FTTH)用としては、小型・低価格のモジュールが要求されており、その実装も簡単かつ高精度な技術が実用化されている。
例えば、特許文献1に記載の光コネクタモジュールでは、光素子が搭載された光送受信ウエハと、光導波路が形成された光導波路ウエハとを別個に製造してモジュール化を行なっている。このモジュール化は、光送受信ウエハ及び光導波路ウエハの両方にV溝を形成し、ガイドピンをこれらのV溝に挟み込むことにより、光素子と光導波路とを光結合させた状態とし、この状態でウエハを相互に固定することにより行っている。
又、特許文献2及び特許文献3には、光素子間の光学的な接続を行うモジュールが記載されている。特許文献2に記載のモジュールは、光ファイバを固着したコネクタの間に光機能素子を挟むように配置することにより、コネクタの光ファイバをその光機能素子を介して光結合するものである。光結合のための位置決めは、光機能素子が配置されるベース基板と上記コネクタとにV溝を形成し、これらのV溝によってガイドピンを挟み込むことにより行っている。
特許文献3に記載のモジュールは、LSIを実装した基板と、光ファイバが取り付けられた基板との電気的接続を行うものであり、LSI実装基板にジャックを形成し、このジャックに光ファイバ基板からの接続ピンを挿入することにより接続を行っている。ジャックと接続ピンとの位置決めは、LSI実装基板にガイド穴を形成する一方、光ファイバ基板にガイドピンを形成し、ガイドピンをガイド孔内に挿入することにより行っている。
特開2002−174755号公報 特開平5−157931号公報 特開2004−253456号公報
しかしながら、特許文献1に記載のモジュールでは、ガイドピン及びV溝が光素子と光導波路との光結合を行うだけであり、ウエハの相互の電気的接続を行うものではない。電気的接続を行うためには、ウエハに搭載されている電気素子間をワイヤボンディング等によって接続する必要がある。
又、特許文献2に記載のモジュールも同様であり、ガイドピン及びV溝によってコネクタを位置決めすることにより、コネクタの光ファイバ相互の光結合を行っている。このため、電気的接続を行う場合には、ワイヤボンディング等を別途に行う必要がある。
特許文献3に記載のモジュールでは、ガイド穴及びガイドピンによって位置決めを行うことにより、ジャック及び接続ピンを介した電気的接続を行っているが、これは、電気的接続だけであって光結合を行うものではない。このため、光結合も行う場合には、特許文献1及び2と同様に、光素子や光ファイバを搭載し、これらを光学的に調心する必要がある。
以上のように、従来技術では、基板間を光結合又は電気的接続するだけであり、光結合及び電気的接続の双方の接続を行うには、それぞれの結合や接続のための部材が必要となり、その実装や接続のための構造が複雑となるという課題があった。また、基板間の光結合及び電気的接続を同時に行うことができないため、光結合と電気的接続とを別個に行う面倒な作業が必要となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、基板間の電気的接続と光結合とを同時に行うことができ、構造も簡単とすることができる電気・光混載モジュール、及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の電気・光混載モジュールは、光素子、電気素子、光導波路及び電気配線から選ばれる少なくとも1つ以上が配置されると共に接続用電極が設けられて対向するように配置される複数の電気・光混載基板と、前記複数の電気・光混載基板の対向面に形成された凹部及び当該凹部に嵌め込まれるガイド部材を有し、当該凹部の間に当該ガイド部材を挟み込むことにより前記電気・光混載基板間の光結合を行うように当該電気・光混載基板を相互に位置決めする位置決め手段と、前記位置決め手段による位置決めと同時に前記接続用電極を相互に導通して前記電気・光混載基板間の電気的接続を行うブリッジ電極と、を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、対向している電気・光混載基板の凹部によってガイド部材を挟み込むことにより、電気・光混載基板間を光結合するように電気・光混載基板が位置決めされる。そして、この位置決めと同時にブリッジ電極が電気・光混載基板間の電気的接続を行うことができる。従って、電気・光混載基板間の光結合及び電気的接続の双方を同時に行うことができる。こうした本発明の電気・光混載モジュールでは、光結合と電気的接続とを別個に行う必要がなく、製造時の作業性を向上させることができる。また、位置決め手段とブリッジ電極との簡単な構造によって、電気・光混載基板の間の光結合と電気的接続を行うことができる。
本発明の電気・光混載モジュールにおいて、前記接続用電極が前記凹部内に設けられ、前記ブリッジ電極が前記ガイド部材の前記接続用電極との対応位置に形成されていることが好ましい。
このように、接続用電極を凹部内に設け、ブリッジ電極をガイド部材に形成する場合には、ガイド部材を凹部に挟み込んで電気・光混載基板間の光結合を行うと、ブリッジ電極による電気・光混載基板間の電気的接続を光結合と同時に行うことができる。
本発明の電気・光混載モジュールにおいて、前記凹部は、前記ガイド部材の外面と少なくとも2点で接触する断面形状となっていることが好ましい。この発明によれば、凹部がガイド部材に対して少なくとも2点で接触するので、電気・光混載基板相互の位置決めを確実に行うことができると共に、凹部としての断面形状の適用範囲を増大させることができる。
本発明の電気・光混載モジュールにおいて、(i)前記ガイド部材が絶縁材により形成され、前記ブリッジ電極が前記ガイド部材の表面における前記接続用電極との対応位置に形成されていてもよく、(ii)前記ガイド部材が導体により形成され、当該ガイド部材における前記接続用電極との対応位置がブリッジ電極として露出するように前記ガイド部材の表面が絶縁体により覆われていてもよく、(iii)前記ガイド部材が絶縁材により形成され、前記ブリッジ電極が前記ガイド部材の表面における前記接続用電極との対応位置に固定された導体であってもよい。これらのいずれの場合においても、ブリッジ電極が電気・光混載基板間の接続用電極を導通させるので、電気・光混載基板間の電気的接続を行うことができる。
本発明の電気・光混載モジュールにおいて、(a)前記接続用電極が前記凹部と別個に設けられていてもよく、(b)前記接続用電極が前記凹部と別個に設けられ、前記ブリッジ電極が一方の電気・光混載基板における接続用電極上に形成されていてもよい。
本発明の電気・光混載モジュールにおいて、(1)前記凹部がV溝であり、前記ガイド部材が円柱体であってもよく、(2)前記凹部がV溝であり、前記ガイド部材が球体であってもよく、(3)前記凹部が錐体状溝であり、前記ガイド部材が球体であってもよい。
上記課題を解決するための本発明の電気・光混載モジュールの製造方法は、接続用電極及び凹部が形成された基板に対し、光素子、電気素子、光導波路及び電気配線から選ばれる少なくとも1つを配置して電気・光混載基板を作製する工程と、前記複数の電気・光混載基板を対向させた状態で前記凹部の間でガイド部材を挟み込むことにより前記電気・光混載基板間の光結合を行うと同時に、前記電気・光混載基板の接続用電極をブリッジ電極によって相互に導通して前記電気・光混載基板間の電気的接続を行う工程と、を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、対向している電気・光混載基板の凹部によってガイド部材を挟み込むことにより電気・光混載基板を位置決めできるので、電気・光混載基板間を光結合できると共に、同時にブリッジ電極により電気・光混載基板間の電気的接続を行うことができる。その結果、光結合と電気的接続とを別個に行う必要がなく、モジュール製造の作業性が向上する。
以上説明したように、本発明の電気・光混載モジュール及びその製造方法によれば、電気・光混載基板相互の光結合と、電気・光混載基板相互の電気的接続とを同時に行うことができるので、光結合及び電気的接続を行うための作業性が向上する。また、電気・光混載基板の間の光結合及び電気的接続を行うための構造を簡単にすることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
(第1実施形態)
図1〜図7は、本発明の第1実施形態の電気・光混載モジュールを示す。この電気・光混載モジュール1は、図1に示すように、第1の電気・光混載基板2と、第2の電気・光混載基板3と、ガイド部材としてのガイドピン4とを備えている。
第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3は、シリコンウエハ、ガラス基板等からなる基板本体2a,3aを有している。そして、それぞれの基板本体2a,3aの対向面に、光素子、電気素子、光導波路及び電気配線から選ばれる少なくとも1つ以上が配置されている。
すなわち、第1の電気・光混載基板2の上面には、電気素子11及び光素子12が電気配線13によって電気的に接続された状態で搭載されている。この場合、電気素子11は、基板本体2aの上面に窪み状に形成された配置用溝部2bに配置され、光素子12は、基板本体2aの上面に配置されている。これにより、光素子12は、電気素子11よりも段状に高い位置に配置される。電気配線13は、光素子12及び電気素子11を接続する。また、他の電気配線13は、配置用溝部2bの一の端面(前端面)の方向に延びており、その延設端部が直角の横方向に屈曲されて配置用溝部2bの外側に引き出されている。
第2の電気・光混載基板3は、図2に示すように、光導波路21と光素子22とが第1の電気・光混載基板2との対向面である基板本体3aの下面に搭載されている。光導波路21は、第1の電気・光混載基板2の光素子12と対応した位置となるように基板本体3aに配置される。光素子22は、この光導波路21と対応した位置に搭載されている。基板本体3aの下面には、電気配線23が形成されており、光素子22は、この電気配線23と電気的に接続されている。図2において、符号24は、光素子22と一方の電気配線23とを電気接続するボンディングワイヤである。
以上に加えて、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3には、接続電極15及び25が形成されると共に、位置決め手段を構成する凹部5,6が形成されている。
凹部5は、第1の電気・光混載基板2に設けられるものであり、電気素子11の周囲で平行となるように2条が基板本体2aの上面に形成されている。凹部6は、第2の電気・光混載基板3に設けられるものであり、光導波路21及び光素子22の周囲で平行となるように2条が基板本体3aの下面に形成されている。これらの凹部5,6は、相互に対向するようにそれぞれの基板本体2a、3aに形成されるものである。この実施形態において、凹部5,6は、いずれもV溝状に形成されている。
これらの凹部5,6は、第2の電気・光混載基板3における光導波路21と、第1の電気・光混載基板2における光素子12との高さ調整を行うようにその幅及び深さが設定されるものであり、このように設定することにより、光素子12が基板本体2aの上面に配置されても光素子12と光導波路21との光結合を容易に行うことができる。
接続電極15及び25は、第1及び第2の電気・光混載基板2,3を電気的に接続するための電極であり、接続電極15は、第1の電気・光混載基板2に形成され、接続電極25は、第2の電気・光混載基板3に形成されている。これらの接続電極15,25は、それぞれの基板本体2a,3aに形成された電気配線13及び23と接続されるように形成される。この実施形態において、接続電極15は、基板本体2aにおける片側(図1において左側)の凹部5を横切ることにより凹部5内に設けられている。接続電極25も同様であり、基板本体3aにおける片側(図2において右側)の凹部6を横切ることにより凹部6内に設けられている。
ガイド部材としてのガイドピン4は、凹部5,6と共に位置決め手段を構成するものであり、凹部5,6と対応するように2本が用いられる。ガイドピン4は円柱体からなり、一方の凹部5に嵌め込まれる。この状態で第2の電気・光混載基板3を第1の電気・光混載基板2に被せることにより、ガイドピン4は凹部5,6に挟み込まれる。この挟み込みにより、ガイドピン4は第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を位置決めする。
円柱体からなるガイドピン4は、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3によって挟み込まれたときに、それぞれの凹部5,6と円周上の2点で接触するような直径に設定される。このような直径に設定することにより、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3の間の相対位置は、ガイドピン4の中心軸と垂直な方向に一意的に決定される。これにより、第1の電気・光混載基板2側の光素子12と、第2の電気・光混載基板3側の光導波路21との間で光伝達ができるように、光素子12と光導波路21とが光結合される。
以上に加えて、第1の電気・光混載基板2の接続電極15と、第2の電気・光混載基板3の接続電極25との接続を行うためのブリッジ電極7が設けられる。ブリッジ電極7は、接続電極15,25が形成された凹部5,6と対応するように設けられるものであり、この実施形態では、一方(図1における左側)のガイドピン4に形成されることにより接続電極15,25と対応している。
この実施形態において、ガイドピン4は絶縁材により形成されており、ブリッジ電極7はこのガイドピン4の表面に形成されるものであり、そのブリッジ電極7は帯状となってガイドピン4を覆うように形成されている。従って、ブリッジ電極7が接続電極15,25と一致するようにガイドピン4を凹部5,6により挟み込むことにより、接続電極15及び接続電極25はブリッジ電極7によって電気的に接続されて導通する。これにより、第1の電気・光混載基板2と第2の電気・光混載基板3との電気的接続が行われる。
以下、この実施形態の電気・光混載モジュール1の製造を、図3〜図7により説明する。
図3は、第1の電気・光混載基板2の作製工程を示している。先ず、配置用溝部2bと、配置用溝部2bの両側のV溝からなる2条の凹部5とを基板本体2aの上面に形成した後、電気配線13及び接続用電極15を形成する。これらの電気配線13及び接続用電極15は、導電性金属のメッキや蒸着等によって行うことができる。なお、接続用電極15は、左側の凹部5を横切るように凹部5内に形成する。
その後、図3に示すように、電気素子11及び光素子12を基板本体2aの上面に搭載して実装する。この実装は、フリップチップ実装により行うことができる。すなわち、電気素子11及び光素子12の下面にバンプを予め形成し、このバンプを対応した電気配線13及び接続用電極15に接触させ、加圧加熱して金属接合することにより、これらの実装を行う。
図4は、第2の電気・光混載基板3の作製工程を示している。図4(A)に示すように、V溝からなる2条の凹部6を形成した基板本体3aの下面に対し、電気配線23及び接続用電極25を形成すると共に、光導波路21を搭載する。接続用電極25は、右側の凹部6を横切るように形成する。その後、光素子22を基板本体3aの下面に搭載して実装する。光素子22の実装は、フリップチップ実装により行う。また、図4(B)に示すように、光素子22の上面の電極と一方の電気配線23とに対してボンディングワイヤ24を掛け渡してこれらを電気接続する。
以上により作製した第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を対向するように配置する(図5を参照)と共に、これらの間にガイドピン4を配置する。ガイドピン4は、凹部5,6と対向するように配置されるものである。また、左側のガイドピン4においては、ブリッジ電極7が形成されており、このブリッジ電極7が基板本体2aの接続用電極15と一致するように同ピン4を配置する。これらの配置に先立っては、第1の電気・光混載基板2の接続用電極15には、半田を付着させておく。
その後、図6及び図7に示すように、第1の電気・光混載基板2の基板本体2a及び第2の電気・光混載基板3の基板本体3aによって、ガイドピン4を挟み込むように組み付ける。ガイドピン4は、第1の電気・光混載基板2の凹部5及び第2の電気・光混載基板3の凹部6に嵌め込まれた状態でこれらの凹部5,6に挟み込まれる。これにより、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3がガイドピン4によって相互に位置決めされた仮固定状態となる。このとき、左側のガイドピン4におけるブリッジ電極7は、第1の電気・光混載基板2の接続用電極15及び第2の電気・光混載基板3の接続用電極25に接触した状態となる。
この仮固定状態で、半田リフローを行った後、基板本体2a、3aの間に封止樹脂を充填して第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を本固定する。
以上の製造工程では、ガイドピン4による位置決めにより、第1の電気・光混載基板2の光素子12と第2の電気・光混載基板3の光導波路21との間で光伝達ができるように、これらの光素子12と光導波路21とが光結合される。また、これと同時に、左側のガイドピン4に形成されているブリッジ電極7は、第1の電気・光混載基板2の接続用電極15及び第2の電気・光混載基板3の接続用電極25に接触して、これらの接続用電極15,25を導通して第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を電気的に接続する。従って、作製された電気・光混載モジュール1は、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3の間で光信号の伝達ができると共に電気信号の入出力を行うことができるモジュールとなる。
以上説明したように、この実施形態では、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3の凹部5,6によってガイドピン4を挟み込むことにより、光素子12と光導波路21との光結合ができ、この光結合と同時にブリッジ電極7が第1の電気・光混載基板2の接続用電極15及び第2の電気・光混載基板3の接続用電極25を導通させるため、電気・光混載基板2及び3間の電気的接続を行うことができる。従って、光結合と電気的接続とを別個に行う必要がなく、作業性が向上すると共に、電気・光混載基板の間の光結合及び電気的接続を行うための構造を簡単にすることができる。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態における電気・光混載モジュール31を示している。この実施形態の電気・光混載モジュール31は、第1の電気・光混載基板2と、第2の電気・光混載基板3と、第3の電気・光混載基板32とを組み付けることにより構成されるものであり、第2の電気・光混載基板3及び第3の電気・光混載基板32が並列となるように接合される。
第2の電気・光混載基板3は、第1実施形態と略同様となっており、第1の電気・光混載基板2と対向する基板本体3aの下面には、V溝からなる2条の凹部6と、光導波路21と、光素子22と、電気配線23と、一方の凹部6内に形成された接続用電極25とを備えている(図2参照)。
第3の電気・光混載基板32は、光素子22と光結合される光素子33と、凹部6と連通する2条のV溝からなる凹部34とがシリコンウエハ等からなる基板本体32aの下面に形成されている。また、基板本体32aの下面には、一方(図8における右側)の凹部34を横切る接続用電極(図示省略)が凹部34内に位置するように形成されている。
これらの第2及び第3の電気・光混載基板3,32が接合される第1の電気・光混載基板2は、その基板本体2aが前後方向に長くなるように形成されており、その上面の略中央部分の配置用溝部2bには電気素子11が搭載されている。この電気素子11に対し、電気配線13は配置用溝部2bの下面に形成されている。また、V溝からなる凹部5は配置用溝部2bの両側に2条が形成される。この凹部5は基板本体2aの長さ方向に沿って長くなっている。
そして、一方(左側)の凹部5の内部には、接続用電極15が電気配線13と連設した状態で形成されている。接続用電極15は、第2の電気・光混載基板3の接続用電極25と電気的に接続されるものである。また、他方(右側)の凹部5の内部にも、接続用電極35が形成されている。接続用電極35は、第3の電気・光混載基板32に形成された接続用電極と電気的に接続されるものであり、第3の電気・光混載基板32側の接続用電極との対応した位置となるように形成されている。
第2及び第3の電気・光混載基板3,32は、位置決め手段のガイド部材である2本のガイドピン4によって第1の電気・光混載基板2に位置決めされる。一方(左側)のガイドピン4の表面には、第1の電気・光混載基板2の接続用電極15と、第2の電気・光混載基板3の接続用電極25を導通させるためのブリッジ電極7とが形成されている。他方(右側)のガイドピン4の表面には、第1の電気・光混載基板2の接続用電極35と、第3の電気・光混載基板32の接続用電極を導通させるためのブリッジ電極37とが形成されている。
このような構造では、第1の電気・光混載基板2の凹部5にガイドピン4を嵌め込む。このとき、一方のガイドピン4におけるブリッジ電極7が接続用電極15と接触し、他方のガイドピン4におけるブリッジ電極37が接続用電極35と接触するようにガイドピン4を凹部5に嵌め込む。そして、それぞれの接続用電極がガイドピン4のブリッジ電極7,37と接触するように、第2の電気・光混載基板3及び第3の電気・光混載基板32を第1の電気・光混載基板2に突き合わせる。これによりガイドピン4が凹部5,6,34に挟み込まれ、この挟み込みによって第1の電気・光混載基板2と、第2の電気・光混載基板3と、第3の電気・光混載基板32とが相互に位置決めされ、封止樹脂の充填によりこれらが接合される。このことにより、電気・光混載モジュール31が作製される。
この位置決めにより、第2の電気・光混載基板3における光導波路21と、第3の電気・光混載基板32における光素子33とが光結合され、これらの間で光信号の伝達が可能となる。また、この光結合と同時に、第1の電気・光混載基板2と第2の電気・光混載基板3とがブリッジ電極7によって電気的に接続されると共に、第1の電気・光混載基板2と第3の電気・光混載基板32とがブリッジ電極37によって電気的に接続される。
従って、この実施形態では、3つの電気・光混載基板2,3,32の間における光結合及び電気的接続を同時に行うことができる。なお、電気・光混載基板を4つ以上として同様にして接合することもできる。
(第3実施形態)
図9は、本発明の第3実施形態における電気・光混載モジュール41を示している。この実施形態では、第1実施形態に対しブリッジ電極47の構造が異なるものであり、他の構成は第1実施形態と同様である。
この実施形態のブリッジ電極47は、一方(左側)のガイドピン4に形成されるものであり、ガイドピン4は円柱体となっており、その全体が絶縁材によって形成されている。ブリッジ電極47は、導体により円形のリング状に形成されており、その内部にガイドピン4を挿入することにより、第1の電気・光混載基板2における接続用電極15との対応位置となるようにガイドピン4に固定される。この固定は接着、圧入等によって行うことができる。なお、接続用電極15は、導体プレートを電気配線13上に半田等によって接合することにより凹部5内に形成されるものであり、電気配線13は、凹部5を横切るように形成されている。
このような構造では、ブリッジ電極47はガイドピン4の表面から外側に突出した状態となる。第1の電気・光混載基板2と第2の電気・光混載基板3との光結合及び電気的接続の際には、ブリッジ電極47はガイドピン4と共にこれらの基板2,3の凹部5及び凹部6に挟み込まれるが、凹部5,6の深さ及び幅をブリッジ電極47の外径に合わせて大きくなるように設定することにより、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3の位置決めの障害となることがない。これにより、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3の光結合と同時にブリッジ電極47によるこれらの基板2,3の電気的接続を行うことができる。
(第4実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態における電気・光混載モジュール51を示している。この実施形態の電気・光混載モジュール51では、第1の電気・光混載基板2における基板本体2aをパッケージによって形成するものである。
パッケージからなる基板本体2aの内部には、LSI等の半導体チップ(図示省略)が埋め込まれており、これらのチップに接続された複数のアウターリード52が基板本体2aの側面から突出して外部機器との接続が可能となっている。パッケージからなる基板本体2aの上面には、第1実施形態と同様に、電気配線13及び接続用電極15が形成されると共に電気素子11、光素子12が搭載されている。又、V溝からなる凹部5が形成されており、接続用電極15はこの凹部5内に形成されている。
このように、基板本体2aをパッケージによって形成することにより、この実施形態では、部品点数を少なくすることができる。又、電気素子11や光素子12がパッケージに搭載されることにより高速な動作が可能となる。この場合、第2の電気・光混載基板3における基板本体3aをパッケージによって形成してもよい。
(第5実施形態)
図11は、本発明の第5実施形態における電気・光混載モジュール61を示している。この実施形態の電気・光混載モジュール61では、接続用電極をV溝からなる凹部と別個に設けるものである。
すなわち、第1の電気・光混載基板2においては、接続用電極15は凹部5から離れた位置で凹部5と横並びとなるように基板本体2aの上面に形成されている。図示を省略するが、第2の電気・光混載基板3における接続用電極25は、この接続用電極15との対応位置に形成されるため、その凹部6から離れた位置に形成される。
このような接続用電極15,25を相互に導通して電極15,25の電気的接続を行うブリッジ電極62は、導体を板状や球状に成形することにより形成することができる。このようなブリッジ電極62を半田等によって接続用電極15又は25に予め固定して電気的接続に用いることができる。また、このブリッジ電極62としては、半田ボールや金バンプを用いることができる。この場合には、これらを加熱加圧等により接続用電極15に固着して電気的接続に用いるものである。
このように、ブリッジ電極62を接続用電極15、25との対応位置に配置することから、第1の電気・光混載基板2と第2の電気・光混載基板3とを位置決めして基板2,3の光結合を行うガイドピン4には、ブリッジ電極が形成されることがない。
このような実施形態では、ブリッジ電極62がガイドピン4と別部品となるため、ガイドピン4の長さに制限されることなく、ブリッジ電極62を形成するための自由度が拡大する。従って、ブリッジ電極62として、シート状あるいはフィルム状の異方性導体材料によって形成することも可能となり、材料選択の自由度も拡大する。又、この実施形態では、ガイドピン4にブリッジ電極を形成する必要がないため、ガイドピン4の作製が簡単となる。
(第6実施形態)
図12は、本発明の第6実施形態における電気・光混載モジュール71を示している。この実施形態においても、接続用電極が凹部と別個に設けられるものである。
すなわち、第1の電気・光混載基板2においては、接続用電極15は、凹部5から離れた位置で凹部5と横並びとなるように基板本体2aの上面に形成されている。第2の電気・光混載基板3における接続用電極25は、この接続用電極15との対応位置に形成されるため、図示を省略するが、その凹部6から離れた位置に形成される。
さらに、この実施形態では、ブリッジ電極72が第1の電気・光混載基板2における接続用電極15の上に形成されるものである。ブリッジ電極72は、導電性金属を接続用電極15上にメッキしたり、蒸着したりすることにより接続用電極15と一体に形成される。このように、ブリッジ電極72と接続用電極15とを一体とすることにより、部品点数を少なくすることができるメリットがある。
(第7実施形態)
図13は、本発明の第7実施形態における電気・光混載モジュール81を示している。この実施形態では、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3の位置決めを行うガイド部材として、球体に成形されたガイドボール82を用いるものである。
ガイドボール82は、第1の電気・光混載基板2のV溝からなる凹部5及び第2の電気・光混載基板3のV溝からなる凹部6に挟み込まれることにより、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を位置決めしてこれら基板2,3の光結合を行う。ガイドボール82としては、ガラスや樹脂等の絶縁体を用いることができる。この場合、基板2,3におけるそれぞれ2つの凹部5,6を平行とすることなく、角度を有して配置することにより、ガイドボール82による基板2,3の位置決めを簡単に行うことができる。このような球体のガイドボール82による位置決めでは、円柱体からなるガイドピン4がその中心軸と垂直な方向にだけ位置合わせを行うのに対し、3次元の全ての方向に対して位置合わせを行うことができる。
図13において、符号83は球体からなる2個のブリッジ電極であり、全体が導電性金属あるいは表面が導電性金属によって形成されている。球体からなるブリッジ電極83は、ガイドボール82と略同じ径となるように形成されるものであり、第1の電気・光混載基板2における接続用電極15及び第2の電気・光混載基板3における接続用電極25に接触するように凹部5,6に挟み込まれる。これにより、ブリッジ電極83は、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を電気的に接続するように作用する。また、球体からなるブリッジ電極83は凹部5,6に挟み込まれることにより、ガイドボール82と同様に第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を位置決めするため、これらの基板の光結合を行うガイド部材としても作用している。
(第8実施形態)
図14は、本発明の第8実施形態における電気・光混載モジュール91を示している。この実施形態では、第7実施形態と同様に、ガイド部材として球体のガイドボール82を用いると共に、接続用電極15,25の電気的接続を行うブリッジ電極83として球体を用いるものである。
これに加えて、この実施形態では、位置決め手段としての凹部を錐体状溝に形成するものである。すなわち、第1の電気・光混載基板2においては、2列の複数の錐体状溝を適宜間隔で基板本体2aの上面に形成することにより第1の電気・光混載基板2側の凹部5としている。第2の電気・光混載基板3においても同様であり、凹部5と対応した錐体状溝を基板本体3aに形成することにより第2の電気・光混載基板3側の凹部6とするものである。
この場合、接続用電極は、電気配線と連設し、且つ対応した錐体状溝の凹部に形成されるものである。すなわち、第1の電気・光混載基板2においては、電気配線13がこれに対応した凹部5に向かって形成されており、この凹部5に対応した電気配線13の先端部分に接続用電極15を形成することにより凹部5内に接続用電極15が形成される。このような形成は、第2の電気・光混載基板3においても同様である。
このように、凹部5、6として錐体状溝を用いることにより、ガイドボール82や球体からなるブリッジ電極83が転がることがなく、ガイドボール82やブリッジ電極83が安定して位置決めを行うことができる。特に、ガイドボール82及びブリッジ電極83が球体となっているため、3次元の全ての方向に対して位置決めを行うことができる。
(第9実施形態)
この実施形態では、以上の実施形態における凹部及びガイドピンの変形形態を示す。
図15は、凹部の変形形態を示している。符号92は、円柱体あるいは球体に成形されたガイド部材であり、外面が円形となっている。基板本体2a,3aの凹部5,6は、このガイド部材92を挟み込むことにより、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を位置決めする。この位置決めにおいて、凹部5,6はガイド部材92の外面と少なくとも2点で接触する断面形状であればよく、同図(A)のようなV溝以外に同図(B)、(C)の断面形状を用いることができる。同図(B)は、一方の基板本体(基板本体3a)における凹部6が矩形断面となっており、凹部6は底面及び2つの側面又は2つの角部の3点でガイド部材92と接触している。同図(C)は、両方の基板本体2a,3aの凹部5,6が矩形断面となっており、これにより双方の凹部5,6が3点でガイド部材92と接触している。これらの断面形状であっても、凹部5,6によってガイド部材92を挟み込むことにより、第1の電気・光混載基板2及び第2の電気・光混載基板3を位置決めすることができる。
図16は、ガイド部材としてのガイドピン4の変形形態を示している。このガイドピン4には、ブリッジ電極7が表面に設けられるものであり、同図(A)では、ガイドピン4の全体が絶縁材により形成されており、ブリッジ電極7はこのガイドピン4の表面における接続用電極との対応位置に形成されている。同図(B)では、ガイドピン4の全体が導体により形成されており、その表面が絶縁体94によって覆われている。絶縁体94は、接続用電極との対応部位が露出するようにガイドピン4を覆うものであり、これにより露出している部分がブリッジ電極7として機能することができる。絶縁体94としては、絶縁機能を有する所定の厚さとなるようにガイドピン4を覆うものである。同図(C)では、ガイドピン4が絶縁材からなり、その外面に窪み部95が形成されている。窪み部95は、接続用電極との対応部位に形成されるものであり、この窪み部95内にブリッジ電極7を形成することができる。このように、窪み部95内にブリッジ電極7を形成する場合には、ブリッジ電極7を定位置に固定できるメリットがある。
図17は、基板本体2a(又は3a)に形成される凹部5(又は6)の変形形態を示している。基板本体2aにはV溝からなる複数の凹部5が形成される。一の凹部5に対し、他の凹部5は直交状に交差する方向に延びるものであり、このような交差方向に沿って凹部を形成する場合においても、第1の電気・光混載基板2と第2の電気・光混載基板3の位置決めを行うことができる。
本発明の第1実施形態の組み立て前の斜視図である。 第1実施形態における第2の電気・光混載基板の構造を示す斜視図である。 第1実施形態における第1の電気・光混載基板を作製するための斜視図である。 第1実施形態における第2の電気・光混載基板を作製するための斜視図である。 第1の電気・光混載基板及び第2の電気・光混載基板を対向させた状態を示す斜視図である。 第1実施形態によって製造された電気・光混載モジュールの斜視図である。 第1実施形態によって製造された電気・光混載モジュールの断面図である。 第2実施形態の電気・光混載モジュールを示す組み立て前の斜視図である。 第3実施形態の電気・光混載モジュールを示す組み立て前の斜視図である。 第4実施形態の電気・光混載モジュールを示す組み立て前の斜視図である。 第5実施形態の電気・光混載モジュールを示す組み立て前の斜視図である。 第6実施形態の電気・光混載モジュールを示す組み立て前の斜視図である。 第7実施形態の電気・光混載モジュールを示す組み立て前の斜視図である。 第8実施形態の電気・光混載モジュールを示す組み立て前の斜視図である。 凹部の変形形態を示す断面図である。 ガイドピンの変形形態を示す斜視図及び断面図である。 凹部の変形形態を示す斜視図である。
符号の説明
1,31,41,51,61,71,81,91 電気・光混載モジュール
2 第1の電気・光混載基板
2a,3a,32a 基板本体
2b 配置用溝部
3 第2の電気・光混載基板
4 ガイドピン
5,6,34 凹部
7,37,47,62,72,83 ブリッジ電極
11 電気素子
12,22,33 光素子
13,23 電気配線
15,25,35 接続用電極
21 光導波路
24 ボンディングワイヤ
32 第3の電気・光混載基板
52 アウターリード
82 ガイドボール
92 ガイド部材
94 絶縁体
95 窪み部

Claims (12)

  1. 光素子、電気素子、光導波路及び電気配線から選ばれる少なくとも1つ以上が配置されると共に接続用電極が設けられて対向するように配置される複数の電気・光混載基板と、
    前記複数の電気・光混載基板の対向面に形成された凹部及び当該凹部に嵌め込まれるガイド部材を有し、当該凹部の間に当該ガイド部材を挟み込むことにより前記電気・光混載基板間の光結合を行うように当該電気・光混載基板を相互に位置決めする位置決め手段と、
    前記位置決め手段による位置決めと同時に前記接続用電極を相互に導通して前記電気・光混載基板間の電気的接続を行うブリッジ電極と、を備えていることを特徴とする電気・光混載モジュール。
  2. 前記接続用電極が前記凹部内に設けられ、前記ブリッジ電極が前記ガイド部材の前記接続用電極との対応位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気・光混載モジュール。
  3. 前記凹部は、前記ガイド部材の外面と少なくとも2点で接触する断面形状となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気・光混載モジュール。
  4. 前記ガイド部材が絶縁材により形成され、前記ブリッジ電極が前記ガイド部材の表面における前記接続用電極との対応位置に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電気・光混載モジュール。
  5. 前記ガイド部材が導体により形成され、当該ガイド部材における前記接続用電極との対応位置がブリッジ電極として露出するように前記ガイド部材の表面が絶縁体により覆われていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電気・光混載モジュール。
  6. 前記ガイド部材が絶縁材により形成され、前記ブリッジ電極が前記ガイド部材の表面における前記接続用電極との対応位置に固定された導体であることを特徴とする請求項2又は3に記載の電気・光混載モジュール。
  7. 前記接続用電極が前記凹部と別個に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気・光混載モジュール。
  8. 前記接続用電極が前記凹部と別個に設けられ、前記ブリッジ電極が一方の電気・光混載基板における接続用電極上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気・光混載モジュール。
  9. 前記凹部がV溝であり、前記ガイド部材が円柱体であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気・光混載モジュール。
  10. 前記凹部がV溝であり、前記ガイド部材が球体であることを特徴とする請求項1、7又は8に記載の電気・光混載モジュール。
  11. 前記凹部が錐体状溝であり、前記ガイド部材が球体であることを特徴とする請求項1、7又は8に記載の電気・光混載モジュール。
  12. 接続用電極及び凹部が形成された基板に対し、光素子、電気素子、光導波路及び電気配線から選ばれる少なくとも1つを配置して電気・光混載基板を作製する工程と、
    前記複数の電気・光混載基板を対向させた状態で前記凹部の間でガイド部材を挟み込むことにより前記電気・光混載基板間の光結合を行うと同時に、前記電気・光混載基板の接続用電極をブリッジ電極によって相互に導通して前記電気・光混載基板間の電気的接続を行う工程と、を備えていることを特徴とする電気・光混載モジュールの製造方法。
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