JP2007071958A - 表示装置 - Google Patents

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賢一 児玉
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Abstract

【課題】本発明は、反射型光変調素子を利用しながらも高輝度で薄型化可能な表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表示装置は、二次元状に配置され、光源からの光を変調する複数の反射型光変調素子(D)と、前記複数の反射型光変調素子(D)ごとに配置された反射鏡(M1)を備え、前記光源からの光を前記反射型光変調素子(D)に照射し、前記光源からの光の入射方向と略同じ方向に前記反射型光変調素子(D)で変調された光を射出させる光学系とを有することを特徴とする。このように、入射光と射出光の進行方向を揃えておけば、反射型光学素子(D)の全体を観察者から見て背後から照明することが可能であり、その結果、薄型化することが可能である。しかも、この薄さは、表示画面のサイズに拘わらず保たれる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表示装置に関する。
透過型の液晶空間光変調素子を利用した大画面薄型ディスプレイは周知である。一方、反射型の液晶空間光変調素子を利用したプロジェクタが製品化されつつあり、特許文献1,2などにも開示されている。
これらの文献に開示されているとおり、反射型の液晶空間光変調素子は、正面又は斜め前方から照明される必要があるので、透過型の液晶空間光変調素子とは異なり、観察者との間にハーフミラーなどの照明光学系を介在させる必要がある。
特開2002−268009号公報 特開2004−85645号公報
したがって、反射型の液晶空間光変調素子を、透過型の液晶空間光変調素子の代わりに薄型ディスプレイへ適用して内部光源で照明しようとすると、観察者の側へ照明光学系が大きく張り出すことになる。
そこで本発明は、反射型光変調素子を利用しながらも高輝度で薄型化可能な表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、二次元状に配置され、光源からの光を変調する複数の反射型光変調素子と、前記複数の反射型光変調素子ごとに配置された反射鏡を備え、前記光源からの光を前記反射型光変調素子に照射し、前記光源からの光の入射方向と略同じ方向に前記反射型光変調素子で変調された光を射出させる光学系とを有することを特徴とする。
なお、前記光源から前記反射型光変調素子に照射される光または前記反射型光変調素子で変調された光は、前記複数の反射型光変調素子の間を通過するとよい。
また、前記光学系は、前記複数の反射型光変調素子ごとに配置され、前記光源からの光の入射方向に対して垂直な方向に複数個配置された微小光学系を有してもよい。
また、前記光学系は、前記光源からの光束を複数の部分光束に分割し、さらに各部分光束のサイズを縮小してから前記反射型光変調素子の各々を照明してもよい。
また、前記光学系は、前記光源からの光束を複数の部分光束に分割し、さらに各部分光束を集光して前記反射型変調素子の各々を照明してもよい。
また、前記光学系は、前記反射型光変調素子の各々の拡大実像を同一面上に隙間無く並べて形成してもよい。
また、本発明の表示装置には、前記拡大実像の形成面又はその近傍に配置され、前記拡大実像の各々から射出する光の広がり角度をそれぞれ拡大する光学部材がさらに備えられてもよい。
また、前記反射型光変調素子は、反射型液晶素子、反射型磁気光学変調素子、マイクロミラー素子、反射型回折光学素子の何れかから構成されるとよい。
本発明によれば、反射型光変調素子を利用しながらも高輝度で薄型化可能な表示装置が実現する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態は、照明光学系を搭載したディスプレイの実施形態である。
図1は、本実施形態のディスプレイの全体構成図である。図1に示すように、ディスプレイには、照明光学系として、光源20,コリメータ30が備えられると共に、表示パネル1、駆動回路40などが備えられる。
光源20から射出した光束は、コリメータ30において、平行光束からなる照明光束に変換される。その照明光束は、表示パネル1を背後(観察眼Eから観たときの背後)から照明する。表示パネル1は、その照明光束に対し空間光変調を施してから前方(観察眼Eから観たときの前方)へ射出させる。
表示パネル1には、空間光変調素子を設けた基板(詳細は後述)が配置されており、その空間光変調素子は、駆動回路40によって駆動制御される。駆動回路40は、外部から与えられる映像信号に応じてその駆動制御を行い、表示パネル1上に動画像を表示する。
なお、照明光学系(光源20及びコリメータ30)については、前述した照明光束、又はそれと同等の照明光束を生成できるのであれば、図1に示したものとは異なる形態であってもよい。例えば、薄型化のために、回折光学素子やマイクロミラー素子などが用いられてもよい。
図2は、表示パネル1の部分断面図である。図2には、一列に並ぶ3画素分の断面のみを示した。図2中の左方が光源側、右方が観察者側である。図2に示すように、表示パネル1は、複数の微小光学系Sを互いに並列の関係で二次元状に配置した微小光学系アレイからなる。複数の微小光学系Sの各々が画素に相当し、それらは互いに同じ構成をしている。これらの複数の微小光学系Sは、互いの光路を妨げない範囲でなるべく密に配置される。
個々の微小光学系S内には、光の入射順に、偏光子11,レンズ面L1,レンズ面L2,反射面M1,反射型液晶素子(LCOS:Liquid Crystal on Silicon)D,プリズム面P1,レンズ面L3,検光子14,拡散面DFが配置される。このうち、主に、反射面M1及び反射型液晶素子Dの2要素が光路を折り曲げるので、微小光学系Sの全体は、概略Z字状の光路を描く。これによって、微小光学系Sに対する入射光と射出光の進行方向は揃えられる。
なお、偏光子11は、全ての微小光学系Sに共通する1枚の部材からなる。同様に、検光子14も、全ての微小光学系Sに共通する1枚の部材からなる。これらの偏光子11,検光子14の偏光軸の方向は、互いに90°の角度を成すように設定される。
また、拡散面DFは、全ての微小光学系Sに共通する1枚の部材(光拡散材)15上に形成されている。
また、レンズ面L1,レンズ面L2,反射型液晶素子Dは、全ての微小光学系Sに共通する1枚の透明基板12上に設けられる。このうち、レンズ面L1は、透明基板12の光源側の面に設けられ、レンズ面L2及び反射型液晶素子Dは、透明基板12の観察者側の面に並べて設けられる。よって、複数の反射型液晶素子Dを離散的に配置してなる空間光変調素子が、透明基板12の観察者側の面上に形成される。レンズ面L2が設けられるのは、個々の反射型液晶素子Dの間隙である。
また、反射面M1,プリズム面P1,レンズ面L3は、全ての微小光学系Sに共通する1枚の透明基板13上に設けられる。このうち、反射面M1及びプリズム面P1は、透明基板13の光源側の面に並べて設けられ、レンズ面L3は、透明基板13の観察者側の面に設けられる。
また、反射型液晶素子Dの近傍には、駆動回路や読み出し回路を設ける必要があるが、それら回路の形成箇所は、透明基板12において、光路を妨げない箇所(反射型液晶素子Dの裏側など)とされる。
以上の構成の表示パネル1は、その背後から照明光束で一括照明される。その照明光束は、偏光子11を介して直線偏光した状態で透明基板12へ入射し、複数のレンズ面L1により、複数の部分光束に分割される。なお、その分割時の光量損失を抑えるため、互いに隣接するレンズ面L1同士の間隙は、なるべく小さく設定される。
分割後の各部分光束は、レンズ面L1及びレンズ面L2の集光作用を受けて、その径を縮小させ平行光束になる。縮小後の部分光束は、反射面M1にて反射し、反射型液晶素子Dを斜め方向から照明する。なお、その縮小倍率は、反射型液晶素子Dのサイズに対応しており、レンズ面L1によって捉えられた光線の全体が、反射型液晶素子Dを効率的に照明するように設定される。これによって、照明光束は有効利用される。
反射型液晶素子Dへ入射した光は、その反射型液晶素子Dにて反射することで、その偏光方向を変化させ、輝度の情報を含んだ信号光となる。その信号光は、プリズム面P1へ入射し、その光路を若干偏向させてから、レンズ面L3及び検光子14を介して拡散面DFへ入射する。ここで、検光子14を通過できるのは、信号光に含まれる特定の偏光成分のみなので、拡散面DFへ到達する光の振幅は、信号光の偏光方向に応じた値をとる。
また、検光子14の偏光軸は偏光子11の偏光軸と直交しているので、ディスプレイの光源の波長が仮に拡がりを持ったスペクトルを有していたとしても、反射型液晶素子Dによる変調量をゼロに設定すれば、拡散面DFへ到達する光の振幅を完全にゼロとすること、つまり、完全な黒表現をすることが可能である。
拡散面DFへ到達する光は、レンズ面L3の作用を受けて、反射型液晶素子Dの拡大実像をその拡散面DF上に形成する。その拡大倍率は、隣接する微小光学系Sによる拡大実像との間隙がなるべく小さくなるように設定される。そして、拡大実像から射出した光は、拡散面DFの作用により、拡散しながら観察眼Eへ向かう。これによって、表示パネル1の視野角が拡大される。
以上、本実施形態の表示パネル1には、その背後から入射する照明光束の進行方向と、拡散面DFに到達する光束の主光線とを平行にする機能があるので、反射型液晶素子Dを利用しているにも拘わらず、薄型化することが可能である。例えば、表示パネル1の各部のサイズを、以下のとおりに設定することも可能である。
・反射型液晶素子Dのサイズ…20μm程度,
・微小光学系Sの配置ピッチ≒拡大実像の配置ピッチ=画素ピッチ…5〜100μm,
・表示パネル1の厚さ…数百μm,
さらに、この表示パネル1の厚さは、ディスプレイを大画面にした場合であっても、同様に保たれる。したがって、照明光学系さえ適切に構成すれば、ディスプレイを大画面かつ薄型化することが可能である。
また、本実施形態の表示パネル1においては、微小光学系Sの各々の光路を確保するために、反射型液晶素子Dが離散的に配置されるが、レンズ面L1,L2によって入射光束のサイズが適当なサイズに縮小されるので、照明光束が無駄なく有効利用される。
また、本実施形態の表示パネル1においては、レンズ面L3によって反射型液晶素子Dの拡大実像が形成されるので、反射型液晶素子Dが離散的に配置されているにも拘わらず、観察眼Eから見ると、反射型液晶素子Dが密に配置されているかのように見える。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を説明する。ここでは、第1実施形態との相違点のみ説明する。相違点は、微小光学系Sの構成にある。
図3は、本実施形態の表示パネル1の部分断面図である。図3の表記は、図2のそれと同じである。図3に示すように、本実施形態の微小光学系S内には、光の入射順に、偏光子11,レンズ面L1,プリズム面P1,反射型液晶素子D,凹の反射面M1,検光子14,拡散面DFが配置される。
このうち、レンズ面L1,プリズム面P1,反射面M1は、全ての微小光学系Sに共通する1枚の透明基板12上に設けられる。レンズ面L1は、透明基板12の光源側の面に設けられ、プリズム面P1及び反射面M1は、透明基板12の観察者側の面に並べて設けられる。
また、反射型液晶素子D,検光子14は、全ての微小光学系Sに共通する1枚の透明基板13上に設けられる。このうち、反射型液晶素子Dは、透明基板13の光源側の面に設けられ、検光子14は、透明基板13の観察者側の面に設けられる。
以上の構成の表示パネルに入射した照明光束は、複数のレンズ面L1により、複数の部分光束に分割される。分割後の各部分光束は、レンズ面L1の作用により集光しながら進行し、プリズム面P1でその光路を若干偏向させてから、反射型液晶素子Dを照明する。なお、レンズ面L1のパワーは、反射型液晶素子Dのサイズに対応しており、レンズ面L1によって捉えられた光線の全体が、反射型液晶素子Dを効率的に照明するように設定される。
反射型液晶素子Dへ入射した光は、反射型液晶素子Dにて反射し、信号光となる。その信号光は、凹の反射面M1にて反射し、検光子14を介して拡散面DFへ入射する。この信号光は、反射面M1の作用を受けて、反射型液晶素子Dの拡大実像を拡散面DF上に形成する。
以上、本実施形態の表示パネル1は、第1実施形態と同じ機能を有した微小光学系Sからなるので、第1実施形態と同じ効果を得ることができる。特に、本実施形態の表示パネル1においては、検光子14が他の要素と共通の透明基板(透明基板13)上に形成されているので、部品点数が1つ減るという利点もある。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態を説明する。ここでは、第2実施形態との相違点のみ説明する。相違点は、反射型液晶素子D,検光子14,及び拡散面DFを共通の透明基板上に形成した点にある。
図4は、本実施形態の表示パネル1の部分断面図である。図4の表記は、図3のそれと同じである。図4に示すように、本実施形態の表示パネル1は、偏光子11,透明基板12,透明基板13の3つの部品からなる。透明基板13の光源側の面に、反射型液晶素子Dが設けられ、透明基板13の観察者側の面に、拡散面DFが設けられる。また、透明基板13の内部の層に、検光子14が設けられる。
したがって、本実施形態の表示パネル1によれば、第2実施形態と同じ効果を得ながら、部品点数の削減効果も得られる。
[その他]
なお、上述した各実施形態の微小光学系Sでは、反射型液晶素子Dを含めた反射面の枚数が「2」であったが、微小光学系Sに対する入射光と射出光の進行方向が揃うのであれば、3以上であっても構わない。但し、その枚数を偶数とした方が、入射光と射出光の進行方向を効率的に揃えることができるので望ましい。なお、最も望ましい枚数は、要素数を最小にすることのできる「2」である。
また、微小光学系Sの構成(反射面,レンズ面,プリズム面の形状,枚数,配置関係,材料など)は、微小光学系Sの全体に上述した各機能が付与されるのであれば、様々に変更可能である。また、偏光子11の配置箇所は、反射型液晶素子Dの前段であれば、他の箇所であってもよい。また、検光子14の配置箇所は、反射型光変調素子Dと拡散面DFとの間であれば、他の箇所であってもよい。
また、上述した各実施形態では、反射型光変調素子として反射型液晶素子(LCOS)が用いられたが、マイクロミラー素子(DMD:Digital Micro Mirror Deviceなど)、反射型回折光学素子(GLV:Grating Light Valveなど)、反射型磁気光学変調素子(MOM:Magnet Optic Modulatorなど)の何れかを用いることもできる。さらに言えば、本発明の表示装置には、光の振幅(見た目の明るさ)を変調することのできる各種の反射型光変調素子を適用することができる。
因みに、透過型の空間光変調素子よりも反射型の空間光変調素子の方が動作速度が速いので、反射型の空間光変調素子を利用した各実施形態のディスプレイによれば、動画像の高品質化を図ることもできる。
なお、反射型磁気光学変調素子は、反射型液晶素子と同様に、偏光子及び検光子を組み合わせることによって光の振幅を変調することができる。また、マイクロミラー素子及び反射型回折光学素子は、その単体で、光の振幅を変調することができる。
因みに、マイクロミラー素子は、角度変化可能なミラーを有し、そのミラーの角度を高速に変化させて、単位時間当たりの反射量を制御する素子である。また、反射型回折光学素子は、複数のリボンを有し、それらリボンの高さの組み合わせを変化させることで、そこで生じる回折光の強度を制御する素子である。
また、反射型磁気光学変調素子の原理は、図5に示すとおりである。図5には、反射型磁気光学変調素子D’に対し、ベクトルPiで表される方向に偏光した光Biが入射する様子を示した。このとき、反射型磁気光学変調素子D’に対しベクトルHで表される方位及び強度の磁場が掛けられていると、ファラデー効果により、その光Biの偏光方向は角度θだけ回転し、光Biの反射光Brは、ベクトルPrで表される方向に偏光する。しかも、その角度θは、磁場の方位や強度に応じて変化する。
したがって、この反射型磁気光学変調素子D’を使用するときには、反射型液晶素子を使用するときと同様に、入射光Biの光路に偏光子を、反射光Brの光路に検光子をそれぞれ挿入し、両者の偏光軸の方向を90°だけずらしておく。この状態で反射型磁気光学変調素子D’に掛ける磁場の方位や強度を変調すれば、検光子を透過した後の反射光Brの振幅を変調することができる。
また、上述した各実施形態のディスプレイにカラー表示の機能を付与する場合には、ディスプレイの光源に対し、所定の波長スペクトル(赤色,青色,緑色の各波長にピークを有した波長スペクトル)を持たせると共に、例えば、図6に示すように、表示パネル1内の偏光子11と透明基板12との間にカラーフィルタアレイ16を配置すればよい。カラーフィルタアレイ16は、入射光の赤色成分のみを透過するフィルタRと、緑色成分のみを透過するフィルタGと、青色成分のみを透過するフィルタBとをモザイク状に配列したものである(所謂ベイヤ配列など)。各画素(各微小光学系)の光路に、フィルタR,G,Bのうち何れか1つが配置される。なお、図6には、第1実施形態の表示パネルに対しカラー表示の機能を付与した例を示したが、他の実施形態の表示パネルに対しても同様にカラー表示の機能を付与することができる。
また、通常、反射型の空間光変調素子は透過型の空間光変調素子よりも動作速度が速いので、入射光の波長が所定のスペクトル(赤色、青色、緑色の各波長にピークを有した波長スペクトル)になるように時分割で切り替え、それと同期して、各スペクトルを有する入射光に対して異なる輝度変調を掛けても良い。カラーフィルタアレイを用いる方式の場合、最低3個の光変調素子で1つのカラー表示を行うのに対して、時分割法では、1個の光変調素子で1つのカラー表示を行うことができるので、より高精細なカラー画像が得られる。
最後に、上述した各実施形態の表示パネルは、光源から射出した照明光により、反射型の光空間光変調素子を適切に照明するので、外乱光が原因で表示画像のコントラストが低下する可能性は低い。このため、上述した各実施形態のディスプレイは、室内で利用されるディスプレイの他、太陽光などの外乱光が入射し易い車載用のディスプレイとしても有効である。
実施形態のディスプレイの全体構成図である。 第1実施形態の表示パネルの部分断面図である。 第2実施形態の表示パネルの部分断面図である。 第3実施形態の表示パネルの部分断面図である。 反射型磁気光学変調素子を説明する図である。 カラー表示の機能を説明する図である。
符号の説明
20…光源,30…コリメータ,1…表示パネル,11…偏光子,12,13…透明基板,14…検光子,15…光拡散材,L1,L2,L3…レンズ面,M1…反射面,D…反射型液晶素子,P1…プリズム面,DF…拡散面

Claims (8)

  1. 二次元状に配置され、光源からの光を変調する複数の反射型光変調素子と、
    前記複数の反射型光変調素子ごとに配置された反射鏡を備え、前記光源からの光を前記反射型光変調素子に照射し、前記光源からの光の入射方向と略同じ方向に前記反射型光変調素子で変調された光を射出させる光学系と
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記光源から前記反射型光変調素子に照射される光または前記反射型光変調素子で変調された光は、前記複数の反射型光変調素子の間を通過すること
    を特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
    前記光学系は、前記複数の反射型光変調素子ごとに配置され、前記光源からの光の入射方向に対して垂直な方向に複数個配置された微小光学系を有すること
    を特徴とする表示装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の表示装置において、
    前記光学系は、
    前記光源からの光束を複数の部分光束に分割し、さらに各部分光束のサイズを縮小してから前記反射型光変調素子の各々を照明する
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の表示装置において、
    前記光学系は、
    前記光源からの光束を複数の部分光束に分割し、さらに各部分光束を集光して前記反射型変調素子の各々を照明する
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の表示装置において、
    前記光学系は、
    前記反射型光変調素子の各々の拡大実像を同一面上に隙間無く並べて形成する
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項6に記載の表示装置において、
    前記拡大実像の形成面又はその近傍に配置され、前記拡大実像の各々から射出する光の広がり角度をそれぞれ拡大する光学部材をさらに備えた
    ことを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の表示装置において、
    前記反射型光変調素子は、
    反射型液晶素子、反射型磁気光学変調素子、マイクロミラー素子、反射型回折光学素子の何れかからなる
    ことを特徴とする表示装置。
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