JP2007071064A - 冷却水の切換え装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
サーモスタット弁の弁体を付勢するばねの反力が、インレットハウジングとシリンダヘッドとの接合部のシール圧を低下させる方向に働くことがなく、しかもサーモスタット弁のインレットハウジングに対する取付けが極めて簡単に行なえるようにした冷却水の切換え装置を提供する。
【解決手段】
サーモスタット弁20の弁体21を付勢するばね24をフレーム23によって受けるようにし、しかもこのフレーム23にはその外周側に一体の取付けアーム50を連設するとともに、取付けアーム50の先端側の被係合爪51をインレットハウジング10の開口部14の内周側の延出部28のアンダーカットの係合部29に係合させてサーモスタット弁20をインレットハウジング10に取付けるようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は冷却水の切換え装置に係り、とくにエンジン本体に取付けられるとともに、冷却水の通路を構成するインレットハウジングにサーモスタット弁を取付けるようにした冷却水の切換え装置に関する。
エンジンの冷却水の温度を制御するサーモスタット弁は、エンジン本体とラジエータとの間の冷却水路に接続され、エンジン本体の冷却水の温度に応じて冷却水の流路をラジエータとバイパス管路とに切換えるものである。一般にサーモスタット弁は単体として組立てられており、そのまま流路に組込まれるようになっている。この場合に冷却水温に応じて出没するロッドや、弁体を付勢するばね等は、サーモスタット弁の本体側で支持され、その支持反力がエンジン本体に結合される冷却水を導くインレットハウジングに及ぶことがない。
このために、組立て時等のサーモスタット単体としての取扱いが非常に良好になる反面、ロッドやばね等の支持機構が冷却水の流路に露出し、冷却水の流動抵抗を増加させたり、サーモスタット弁の構成部品が増加し、コストアップにつながる問題があった。
そこで例えば特開昭61−189378号公報に提案されるように、サーモスタット弁を冷却水の通路を構成するインレットハウジングに組込むことによって、構成の簡略化を図り、冷却水路の有効面積を拡大することが提案されている。ところがこの構成は、ばねの一端がシリンダヘッドの受け部に当接し、その反力がインレットハウジング側に伝達されるために、弁体を付勢するばねの反力がインレットハウジングとシリンダヘッドとの締結面と直交する方向に働き、これによってインレットハウジングとシリンダヘッドとの間に介在されるシールの面圧を低下させることになる。
従って上記のような構造によると、インレットハウジングとシリンダヘッドとの締結面においてシール不良を発生することになる。これを防止するために、インレットハウジングの剛性を高めたり、ボルトの締結本数を増やす等の対策が必要になり、結果として重量や部品点数の増加を招くことになる。
そこで例えば特許第3485629号公報に提案されるように、冷却水温に応じて突出するロッドを収装したサーモスタットボディをインレットハウジングに取付けたフレームに摺動可能に支持し、ロッドの先端部をインレットハウジングの一部に当接支持し、ボディに設けた弁体をインレットハウジングに形成した入口シートに着座する方向にロッドに対抗して付勢する戻しばねの一端をフレームで支持し、インレットハウジングのエンジン本体への締結面周囲にフランジを形成し、このフランジ部にフレームを取付けるボスを一体的に形成し、上記取付けボスは、インレットハウジングのフランジ部に配設したエンジン本体への締結ボルトの取付けボスのほぼ中間に位置して形成されるようにしている。
このような構成によれば、弁体を付勢するばねの反力がインレットハウジングとエンジンとの締結面に対して離反方向に力を及ぼすことがなく、このために締結面のシール面圧が低下せず、良好なシール性を確保できる一方、サーモスタットボディ、スプリングは、何れもインレットハウジングに取付けたフレームにより支持され、インレットハウジングをエンジン本体から取外しても、サーモスタット弁の構成部品がインレットハウジングに保持され、バラバラに分解されることがなく、これによってサーモスタット弁の整備性および組立て性が改善される。
ところが上記の特許第3485629号公報の構成は、フレームがインレットハウジングの取付けボスの部分に締結ボルトによって取付け固定されるようにしているために、上記弁体を付勢するばねの反力がこのボルトに対して離脱方向の力を与えるようになる。従って振動が加わった場合にボルトが緩む可能性があり、必ずしも確実な取付けにはならない。また複数のボルトによってサーモスタット弁をインレットハウジングに取付けるようにしているために、組立て工数がかかる欠点がある。
特開昭61−189378号公報 特許第3485629号公報
本願発明の課題は、弁体を付勢するばねの反力が、インレットハウジングとエンジン本体との取付け部のシール性を損なう反力を発生しないようにした冷却水の切換え装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、インレットハウジングの剛性を高めたり、多数のボルトによる締結を必要としないようにした冷却水の切換え装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、サーモスタット弁をインレットハウジングに取付ける際におけるボルトによる締結を必要としないようにした冷却水の切換え装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、サーモスタット弁のフレームがインレットハウジングに簡単に取付けられ、しかも確実に保持されるようにした冷却水の切換え装置を提供することである。
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術的思想、およびその実施の形態によって明らかにされよう。
本願の主要な発明は、エンジン本体に取付けられるとともに、冷却水の通路を構成するインレットハウジングにサーモスタット弁を取付けるようにした冷却水の切換え装置において、
前記インレットハウジングのエンジン本体に取付けられる接合部側に開口しかつ冷却水通路を構成する開口部の周縁部に前記サーモスタット弁のバルブシートを設け、
しかも前記開口部の内周面にアンダーカットの係合部を形成し、前記サーモスタット弁の感温部を摺動自在に案内するフレームの被係合部を前記係合部に係合させて前記サーモスタット弁を前記インレットハウジングに取付けるようにしたことを特徴とする冷却水の切換え装置に関するものである。
ここで、前記アンダーカットの係合部が、前記バルブシートが内周側に形成される段部の周方向の一部を前記開口部の中心側に延出して構成されてよい。また前記アンダーカットの係合部が、前記開口部の中心に対して対称に一対形成されてよい。また前記フレームの外周側の被係合部が、断面がほぼL字状の爪から構成されてよい。また前記フレームによって保持されかつ受けられるばねによって、前記サーモスタット弁を前記インレットハウジングのバルブシートに弾性的に圧着するようにしてよい。また前記サーモスタット弁の感温ケースのスプールから突出するロッドを受ける受け部が前記インレットハウジングに設けられてよい。
本願の主要な発明は、エンジン本体に取付けられるとともに、冷却水の通路を構成するインレットハウジングにサーモスタット弁を取付けるようにした冷却水の切換え装置において、インレットハウジングのエンジン本体に取付けられる接合部側に開口しかつ冷却水通路を構成する開口部の周縁部にサーモスタット弁のバルブシートを設け、しかも開口部の内周面にアンダーカットの係合部を形成し、サーモスタット弁の感温部を摺動自在に案内するフレームの被係合部を係合部に係合させてサーモスタット弁をインレットハウジングに取付けるようにしたものである。
従ってこのような冷却水の切換え装置によると、サーモスタット弁の感温部を摺動自在に案内するフレームの被係合部をインレットハウジングの冷却水通路を構成する開口部の周縁部に形成された係合部に係合させることによって、サーモスタット弁がインレットハウジングに取付けられるようになる。従ってボルトによる締結を必要としない。またサーモスタット弁の戻しばねの反力が、インレットハウジングの係合部によって受けられるために、インレットハウジングとエンジン本体との接合部のシール性を低下させることがない。
以下本願発明を図示の実施の形態によって説明する。図1〜図5は、本発明の一実施の形態に係る冷却水の切換え装置に関するものであって、この切換え装置は、エンジンの冷却水の温度を制御するサーモスタット弁20を備え、このサーモスタット弁20がエンジン本体とラジエータとを連通させる通路に接続されるようにインレットハウジング10に組込まれるようにしたものであって、インレットハウジング10にサーモスタット弁20を予め図1〜図5に示すように組込んだ状態で、エンジン本体16のシリンダブロックに取付けられるようになっている。
インレットハウジング10は例えばアルミダイキャストあるいは合成樹脂の成形体から構成され、その基端側には取付けフランジ11が設けられており、この取付けフランジ11にボルト挿通孔12が形成されている。そして上記インレットハウジング10の内部が冷却水通路13になっており、この冷却水通路13は取付け用フランジ11の部分で円形の開口部14によって開口しており、しかもこの開口部14の下端面に段部15が形成されている。そしてこの段部15の内周側が傾斜面になっており、バルブシート17を形成している。
インレットハウジング10は上記取付け用フランジ11によってエンジン本体16のシリンダブロックの冷却水の導入口の部分に接続されるようになっている。従ってこのインレットハウジング10の冷却水通路13の開口部14がエンジン本体16のシリンダブロックのウオータジャケットに連通することになる。
そしてインレットハウジング10には、図1〜図5に示すように、サーモスタット弁20が取付けられる。サーモスタット弁20は弁体21を備え、この弁体21が傾斜面によって構成されるインレットハウジング10のバルブシート17に当接すると、開口部14が閉じられることになる。またサーモスタット弁20は感温ケース22を備え、この感温ケース22に上記弁体21が取付けられている。そして感温ケース22はフレーム23の中心孔の部分で摺動自在に案内されるとともに、フレーム23に取付けられているばね24によって弁体21がバルブシート17に圧着される方向に付勢されるようになっている。
次に上記サーモスタット弁20を取付けているインレットハウジング10の構成について図7〜図11により説明する。インレットハウジング10はアルミダイキャストあるいは合成樹脂の成形体から成り、しかも上述の如く基端側の部分に開口部14が形成された取付け用フランジ11を備えている。そしてこのフランジ11の開口部14の下端面には、傾斜面から成るバルブシート17が形成されるとともに、この段部15の円周方向の一部が内周側に延出されて延出部28が形成されている。また延出部28がない部分が欠如部25になっている。そしてこの延出部28の上面がアンダーカットの係合部29になっており、このアンダーカットの係合部29の部分で、上記サーモスタット弁20のフレーム23を保持するようになっている。
また上記インレットハウジング10はその内部が冷却水の通路13を構成しており、この中を冷却水が流動するようになっている。しかも冷却水通路13内に突出するように突部32が突出し、しかも突部32の先端側が受け部33になっている。この受け部33によって、後述するサーモスタット弁20のロッドを受けるようになっている。
このようなインレットハウジング10に組込まれるサーモスタット弁20の構造について説明すると、とくに図5に示すように、サーモスタット弁20は円筒状をなすとともに、有底の感温ケース22を備え、この感温ケース22内には感温ワックス37が充填される。さらに感温ケース22内には上端が開放されたゴム製のスプール38が挿入され、このスプール38内にロッド39が上方から挿入される。ロッド39は上記スプール38の上部に取付けられたガイド40の中心孔を貫通するとともに、上記ガイド40に取付けられているOリング41によってシールされるようになっている。
感温ケース22の下端側には一体に取付け用ロッド45が取付けられるとともに、この取付け用ロッド45にはさらに補助弁体46が取付けられ、この補助弁体46が円錐台状のばね47によって下方に押圧付勢されている。
上記感温ケース22の外周側にはコイルばね24が取付けられている。このコイルばね24はその下端がフレーム23によって受けられるようになっており、しかもこのばね24によって弁体21を上方へ弾性的に押圧し、これによって弁体21をインレットハウジング10の傾斜面から成るバルブシート17に圧着するようにしている。
上記フレーム23は、とくに図12〜図14に示すように、その外側側の部分に中心部に対して対称に一対の上方に延びる取付けアーム50を備えている。しかもこれらの取付けアーム50の先端側は外周側へ屈曲された断面がほぼL字状の被係合爪51を形成している。またフレーム23の中央部には案内孔52が形成され、この案内孔52内において上記感温ケース22を上下方向に摺動可能に案内している。
次に以上のような構成になるサーモスタット弁20のインレットハウジング10に対する取付けについて説明する。上述の如くサーモスタット弁20はその外周側の部分がフレーム23から構成されている。そしてこのようなフレーム23の外周側の取付けアーム50には被係合爪51が形成されている。従ってこの被係合爪51を上記インレットハウジング10の開口部14の延出部28が設けられていない欠如部25に挿入し、この状態でフレーム23を図9において時計方向に回転させる。するとフレーム23の取付アーム50の先端側の被係合爪51が、インレットハウジング10の開口部14の内周面に形成された延出部28の上側のアンダーカットの係合部29に係合される(図4〜図6参照)。これによってサーモスタット弁20がフレーム23を介してインレットハウジング10に取付けられる。従ってサーモスタット弁20のフレーム23をインレットハウジング10の開口部14の内周面の欠如部25内に挿入して回転操作するだけで取付けを完了することになり、取付け作業が極めて簡単に行なわれることになる。
このように取付けられると、図5に示されるように、フレーム23内に組込まれているばね24は、その下端側がフレーム23によって受けられるとともに、上端側の部分が弁体21を上方に弾性的に押圧するようになる。従って弁体21が開口部14のバルブシート17に圧着され、これによって開口部14が閉じられることになる。
インレットハウジング10を介して接合されるエンジン本体側の冷却水の温度が上昇すると、この温度上昇を感温ケース22内のワックス37が感知して膨張液化する。するとスプール38が図6に示すようにロッド39を絞出す。従ってロッド39はその上端が上方へ移動し、インレットハウジング10の内面に形成される突部32の受け部33に当接する。するとロッド39がその反力によって感温ケース22を下方に押圧することになる。従ってこれにより、感温ケース22の上端側の外周部に取付けられている弁体21がばね24に抗して下方へ移動する。従って弁体21はインレットハウジング10の段部15の内周側の傾斜面から成るバルブシート17から離間し、これによって開口部14が開放されて冷却水が冷却水通路13を通して還流することになる。なおこのときに、感温ケース22の下端側に取付け用ロッド45を介して取付けられている補助弁体46がバイパス通路の入口48を閉じることになり、これによってエンジン本体16からの冷却水がラジエータ側に流動するように切換えられる。
以上のように本実施の形態のサーモスタット弁20は、そのフレーム23のアーム50の先端側の被係止爪51をインレットハウジング10の開口部14の内周面のアンダーカットの係合部29に係合させることによって取付けられるために、取付け作業が極めて簡単になり、ワンタッチでの取付けが可能になる。また複数本のボルトを締結して固定する必要がなくなるために、取付け工数を大幅に削減できるようになる。またフレーム23によって下端を受けている圧縮コイルばね24の反力は、フレーム23の両側の取付けアーム50の被係合爪51を介して、アンダーカットの係合部29の上面で受けられることになる。従ってアンダーカットの係合部29とフランジ11の下面との間の肉厚を所定の値にしておくことにより、この反力を確実に受けることが可能になる。そしてこの反力は、インレットハウジング10から外部に伝達されることがなく、とくにインレットハウジング10を固定しているエンジン本体16に対して何らの力を及ぼすことがない。従ってばね24の反力によってインレットハウジング10のフランジ11とエンジン本体16との接合部に介在されるシール部材の面圧が低下することがない。また図1〜図5に示されるように、インレットハウジング10にサーモスタット弁20が取付けられた状態で保持されるために、サーモスタット弁20の取付けの作業性が改善される。
以上本願発明を図示の実施の形態によって説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願に含まれる発明の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態における、フレーム23のインレットハウジング10の係合部29に対する取付けの構造の具体的な形状等については、各種の変更が可能である。またフレーム23に3本以上の取付けアーム50を形成し、これによってより確実にサーモスタット弁20をインレットハウジング10に取付けるようにしてもよい。
本願発明は、エンジンの冷却水の切換えのためのサーモスタット弁を備える切換え装置に適用可能である。
冷却水の切換え装置の全体の構成を示す斜視図である。 同要部正面図である。 図2におけるA〜A線断面図である。 図3におけるB〜B線断面図である。 同要部拡大断面図である。 冷却水の温度が上昇して弁体が開かれた状態の要部拡大断面図である。 インレットハウジングの外観斜視図である。 インレットハウジングの底部側から見た外観斜視図である。 インレットハウジングの底面図である。 図9におけるC〜C線断面図である。 図10におけるD〜D線断面図である。 フレームの全体形状を示すサーモスタット弁の正面図である。 フレームの外観斜視図である。 別の角度から見たフレームの外観斜視図である。
符号の説明
10 インレットハウジング
11 取付け用フランジ
12 ボルト挿通孔
13 冷却水通路
14 開口部
15 段部
16 エンジン本体
17 バルブシート(傾斜面)
20 サーモスタット弁
21 弁体
22 感温ケース
23 フレーム
24 ばね
25 欠如部
28 延出部
29 アンダーカットの係合部
32 突部
33 受け部
37 ワックス
38 スプール
39 ロッド
40 ガイド
41 Oリング
45 取付け用ロッド
46 補助弁体
47 ばね
48 バイパス通路の入口
50 取付けアーム
51 被係合爪
52 案内孔

Claims (6)

  1. エンジン本体に取付けられるとともに、冷却水の通路を構成するインレットハウジングにサーモスタット弁を取付けるようにした冷却水の切換え装置において、
    前記インレットハウジングのエンジン本体に取付けられる接合部側に開口しかつ冷却水通路を構成する開口部の周縁部に前記サーモスタット弁のバルブシートを設け、
    しかも前記開口部の内周面にアンダーカットの係合部を形成し、前記サーモスタット弁の感温部を摺動自在に案内するフレームの被係合部を前記係合部に係合させて前記サーモスタット弁を前記インレットハウジングに取付けるようにしたことを特徴とする冷却水の切換え装置。
  2. 前記アンダーカットの係合部が、前記バルブシートが内周側に形成される段部の周方向の一部を前記開口部の中心側に延出して構成されることを特徴とする請求項1に記載の冷却水の切換え装置。
  3. 前記アンダーカットの係合部が、前記開口部の中心に対して対称に一対形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却水の切換え装置。
  4. 前記フレームの外周側の被係合部が、断面がほぼL字状の爪から構成されることを特徴とする請求項1に記載の冷却水の切換え装置。
  5. 前記フレームによって保持されかつ受けられるばねによって、前記サーモスタット弁を前記インレットハウジングのバルブシートに弾性的に圧着することを特徴とする請求項1に記載の冷却水の切換え装置。
  6. 前記サーモスタット弁の感温ケースのスプールから突出するロッドを受ける受け部が前記インレットハウジングに設けられることを特徴とする請求項1に記載の冷却水の切換え装置。
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