JP2007068815A - 杖 - Google Patents

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JP2007068815A
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Ryoji Higuchi
良司 樋口
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Mizuno Technics Corp
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Abstract

【課題】部品点数を少なくして簡単な構造とし、複数段階の長さを容易に調節できる機構を備えた杖を提供しようとするものである。
【解決手段】太径パイプ3と小径パイプ4の2本のパイプにより構成され、この太径パイプ3と小径パイプ4は、太径パイプ3の内部に形成された長さ調節機構に小径パイプ4の内周面に形成された長さ調節機構が係合することで両者は一体的に固定されている。前記長さ調節機構は、太径パイプ3の内部に設けられたロッドの外周面にねじ部を51a、51b、51cの3箇所に設け、小径パイプ4には、前記ロッドのねじ部51a、51b、51cに係合できるようにねじ部を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、登山やトレッキング、松葉杖など医療用や日常生活で使用される杖であって、その長さを簡単に調節できるようにした杖に関する。
従来、登山やトレッキング、松葉杖など医療用や日常生活で使用されている杖には、予めその長さが定められているものと、長さが調節できるようにしたものがある。長さが調節できるものは、使用者の身長や、その使用目的にあわせてその長さが調節できるので広く使用されている。
前記長さを調節する機構として、ねじ機構を用いたものとしては、一方のスティックの先端にめねじ部を内設するとともに、他方のスティックの後端におねじ部を設け、前記めねじ部とおねじ部を螺着することにより両者を連結するものがある。
また、そのほか、文献1に示すように、多条のめねじ部材が形成されているねじ部材が先端部に挿入固定されている一方のスティックに、前記めねじ部材の前記めねじ部と螺着するおねじ部と、前記めねじ部材の後端と接触する固定部とを有するおねじ部材が後端に突設されている他方のスティックを挿入し、回転させて、前記一方のスティックと前記他方のスティックを結合固定したもの公知である。
特開平7−284408号公報
前者の一方のスティックの先端にめねじ部を設け、他方のスティックの後端におねじ部を設け、両者を螺着することにより両者を連結により従来の機構においては、構造が簡単であるが調節しようとする長さの段階を設定した分だけ部材が必要となり、部品点数が増えて煩雑になることなどの問題点があった。また、後者の、多条のめねじ部材が形成されているねじ部材が先端部に挿入固定されている一方のスティックに、前記めねじ部材の前記めねじ部と螺着するおねじ部と、前記めねじ部材の後端と接触する固定部とを有するおねじ部材が後端に突設されている他方のスティックを挿入し、回転させて、前記一方のスティックと前記他方のスティックを結合固定したものでは、組み立てるための部品点数も多く、また、複数段階の長さの調節が出来なかった。
そこで、本発明は、前記従来の課題を解決するために、部品点数を少なくして簡単な構造とし、複数段階の長さを容易に調節できる機構を備えた杖を提供しようとするものである。
本発明は、前記目的を達成するために、太径パイプ内に小径パイプを嵌挿してなる杖において、太径パイプの内部に、該太径パイプの上端から下端に向けて、その外周面にねじ部が設けられたロッドが突設され、前記小径パイプの内周面には、前記ロッドのねじ部に係合するねじ部が設けられていて、前記ロッドのねじ部に前記小径パイプのねじ部を係合あるいは離脱させて太径パイプと小径パイプとを固定ないし固定解除するようにしたことを特徴とする長さ調節可能な杖である。
このロッドの外周面に形成されるねじ部は、長さを調節しようとする位置に応じて、間隔を設けて複数箇所に設ける。
本発明の杖は、太径パイプ内に小径パイプを嵌挿して長さを調節する杖であって、太径パイプの内部に、その外周面にねじ部を設けたロッドを突設し、小径パイプの内周には、前記ロッド設けたねじ部と係合するねじ部を設け、両者を係合させることにより長さ調節出来る杖としたので、杖の表面に長さ調節のための余分な部品を備えていないので、使用時に扱いやすい。また、小径パイプは太径パイプの内壁とロッドの間に挿入されて、ロッドのねじ部と係合して固定されるので、がたつきが少なく、また、その長さを調節する操作も簡単でその長さを複数段階に変更することが出来る。
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の杖の外観図である。図に示すように、杖1は径の異なる複数のパイプが順次その径の大きさ順に挿抜自在に挿通されており、その全長を任意の長さで固定できるように構成されている。また、最太径パイプの先端にはグリップ2が取り付けられている。
ここでは、複数のパイプとしては、太径パイプ3と小径パイプ4の2本のパイプにより構成されている。
図2、図3は、図1に示した杖1の構造を説明する断面説明図である。
太径パイプ3の内部には、図2に示すように、該パイプのグリップ2が取り付けられる上端から下端に向けて、その外周面にねじ部51が設けられたロッド5が突設されている。
小径パイプ4は、図3に示すように、その内周面に、前記ロッド5の外周面に設けられたねじ部51に係合する、ねじ部52が設けられた構造となっている。
図4は太径パイプ3に小径パイプ4を嵌合させて組み立てた状態を説明する図である。
太径パイプ3と小径パイプ4は、図4に示すように、太径パイプ3の内部のロッド5のねじ部51に、小径パイプ4の内周に設けたねじ部52を係合させながら所定の位置まで差し込むことで両パイプを固定させる。
本発明の杖を形成するための前記パイプやロッドは、強度が要求される一方軽量であることも求められるので、このような目的を達成するための材料としては、チタン合金やアルミニウム合金のほかにFRP、特にCFRPを用いることが好ましい。使用する材料や外径によりパイプの好適な肉厚は異なるが、CFRPを用いる場合は、外径が16mm以上20mmいか、肉厚が1mm以上2mm以下であることが好ましい。
ロッド5は、予めその外周にロッドを形成しておき、このロッドの上端が、太径パイプ3のグリップが取り付けられる上端部分まで挿入して、前記太径シャフト3の内壁に固着することで形成される。小径パイプの内周面に形成されるねじ部52は、前記パイプとねじ部を予め別体に形成しておき、ねじ部を小径パイプ4の内壁の所定の位置に接着あるいはねじ等の手段により固着する。この小径パイプ4は、太径パイプ3の内部に挿入されロッド5のねじ部51に係合して組み立てられるので、太径パイプ3の内径と小径パイプ4の外径差は0.2mm〜0.5mmが好適である。また、小径パイプ4の内径は、小径パイプ4のねじ部52がロッド5のねじ部51と係合する部分のみを近接した内径とするほかは、小径パイプ4の太径パイプ3からの挿抜が容易となるようにロッド表面から離間した径とするのが好ましい。
図2、3を用いて実施例について説明する。
例えば、図2に示すように、ロッド5の外周面に設けられるねじ部51を51a、51b、51cの3箇所とする。対応する小径パイプ4の内壁には、前記ロッド5のねじ部51a、51b、51cに係合できるようにねじ部52を設ける。
また、前記ねじ部51a、51b、51cの幅a1、a2、a3はそれぞれ30mm、その間隔b1、b2をそれぞれ60mmとすると、ロッド5の最上位のねじ部51aに小径パイプ4のねじ部52を係合させて短く設定したときと、ロッド5のねじ部51cに小径パイプ4のねじ部52を係合させて長くしたときとでは180mmの差があり、この間での杖1の長さを自由に設定できる。また、ねじ部51の長さa(ここでは30mm)の間で係合部分を移動させることによりさらに微調整できる。
前記の説明では、杖1の長さを3段階調節できるように3箇所に分けて設けているが、これに限定されるものではなく、設計により自由に設定できる。また、ロッド5の全長にわたりも受けてもよい。
本発明の杖は、前記したように長さ調節をするための太径パイプねじ部を、前記太径パイプの内部にロッドを突設させてその外周に設けた構造としたことにより、小径パイプとの係合にあたり、小径パイプが、太径パイプとロッドの間に挿入して固定されるので、太径パイプと小径パイプのがたつきが少なくなり、耐久性が向上する。
本発明の杖の外観図。 長さ調節機構を説明する断面図。 長さ調節機構を説明する断面図。 ねじ部の係合状態を説明する断面図。
符号の説明
1 杖
2 グリップ
3 太径パイプ
4 小径パイプ
5 ロッド
51 ねじ部
51a ねじ部
51b ねじ部
51c ねじ部
52 ねじ部

a ねじ幅
b 間隔















Claims (2)

  1. 太径パイプ内に小径パイプを嵌挿してなる杖において、太径パイプの内部に、該太径パイプの上端から下端に向けて、その外周面にねじ部が設けられたロッドが突設され、前記小径パイプの内周面には、前記ロッドのねじ部に係合するねじ部が設けられていて、前記ロッドのねじ部に前記小径パイプのねじ部を係合あるいは離脱させて太径パイプと小径パイプとを固定ないし固定解除するようにしたことを特徴とする長さ調節可能な杖。
  2. 前記ロッドに設けられたねじ部は、間隔を設けて複数箇所設けられていることを特徴とする請求項2記載の長さ調節可能な杖。
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