JP2007068640A - 男性用尿パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】男性器に対する固定効果が高く、尿漏れの原因となる尿パッドのズレや外れを有効に防止することが可能な男性用尿パッドを提供する。
【解決手段】表面シート2と、裏面シート4と、両シートの間の一部に介装された吸収体6とを備え、男性器18を被包して用いる男性用尿パッド1であって、その上端縁10側に、吸収体6が配置されていない上部フラップ20が形成され、上部フラップ20に、スリット22及び破断によりスリットを形成し得るミシン目の群から選択される少なくとも一種が、上端縁10に沿って2本配置されている男性用尿パッド1。
【選択図】図2

Description

本発明は、表面シートと、裏面シートと、両シートの間の一部に介装された吸収体とを備え、男性器を被包して用いる男性用尿パッドに関するものである。
従来、乳幼児用、或いは高齢者・障害者等の成人用の吸収性物品として、表面シートと、裏面シートと、両シートの間の一部に介装された吸収体とを備えた使い捨ておむつや尿パッドが広く利用されている。そして、男性用に特化した吸収性物品として、男性器を被包して用いるタイプの男性用尿パッドが知られている(例えば、特許文献1参照)。この男性用尿パッドは、従来の使い捨ておむつや尿パッドと同様に、表面シート、裏面シート及び吸収体を備えた吸収性物品であるが、単に着用者に宛がうのではなく、男性器を被包して用いる点に特徴がある。
例えば、図1に示す男性用尿パッド100は、表面シート2と、裏面シート4と、両シートの間の一部に介装された吸収体6とを備えており、更に裏面シート4側の表面に、装着用の粘着部8が形成されている。このような男性用尿パッド100は、その上端縁10が手前側(着用者の身体側)となるように男性器18の下側から宛がい、直線L1,L2に沿って、パッドの右側縁12、左側縁14をパッド中央側に折り返した後、粘着部8を左側縁14側の表面シート2に対して固定した状態で用いられる。こうすることにより、男性用尿パッド100は、上端縁10側を開口部、下端縁16側を頂点とするコーン状(サック状)となるため、男性器18を被包することができる。
前記のような男性用尿パッドは男性器を被包した状態で用いるため、使い捨ておむつ、或いは単に下着やおむつ上に載置して用いる尿パッドと比較して、排泄物と着用者の肌との接触面積を少なくすることができる。従って、排泄物に起因するスキントラブルを減少させることが可能となるという利点がある。
しかしながら、前記のような男性用尿パッドは、着用者の動作等によって男性器から尿パッドがズレたり外れたりし易く、尿漏れを惹起するおそれがあるという課題があった。従って、尿漏れの原因となる尿パッドのズレや外れを防止するために、様々な方法が提案されている。
例えば、表面シートと裏面シートとの間に配設された吸収体を有し、吸収体の外側(外縁)に、長手方向(左右方向)に沿ってフラップ部が形成され、そのフラップ部の長手方向の略中央部に切り込み部(スリット)が形成された男性用尿パッドが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−280727号公報(段落0003、図1) 特開2001−129012号公報(段落0007、図1)
特許文献2に記載の男性用尿パッドは、スリットを形成することにより、尿パッドの裏面シート側から表面シート側に男性器を貫通させるように挿入することを可能としたものである。このような尿パッドによれば、スリットによって男性器が挟持されるため、単に尿パッドで男性器を被包する場合と比較して、尿パッドを男性器に対して固定する効果が高く、尿パッドのズレや外れを防止する効果を期待することができる。
しかしながら、特許文献2に記載の男性用尿パッドは、尿パッドのズレや外れを防止するという点で一定の効果を奏するものの、その効果は十分に満足できるレベルにまでは至っていなかった。即ち、男性器に対する固定効果の点で改良の余地があり、未だ解決すべき課題を残すものであった。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであって、男性器に対する固定効果が高く、尿漏れの原因となる尿パッドのズレや外れを有効に防止することが可能な男性用尿パッドを提供するものである。
本発明者は、前記のような従来技術の課題を解決するために鋭意検討した結果、尿パッドの上端縁側に形成される上部フラップに、スリットや破断によりスリットとなり得るミシン目を、尿パッドの上端縁に沿って2本配置することによって、上記課題が解決されることに想到し、本発明を完成させた。具体的には、本発明により、以下の男性用尿パッドが提供される。
[1] 表面シートと、裏面シートと、両シートの間の一部に介装された吸収体とを備え、男性器を被包して用いる男性用尿パッドであって、その上端縁側に、前記吸収体が配置されていない上部フラップが形成され、前記上部フラップに、スリット及び破断により前記スリットを形成し得るミシン目の群から選択される少なくとも一種が、前記上端縁に沿って2本配置されている男性用尿パッド。
[2] 前記スリット及び/又は前記ミシン目に沿って、スリット伸縮材が配置されている前記[1]に記載の男性用尿パッド。
[3] 前記スリット及び/又は前記ミシン目の両側に、前記スリット伸縮材が配置されている前記[2]に記載の男性用尿パッド。
[4] 前記裏面シート側の表面に、装着用の粘着部が更に形成された前記[1]〜[3]のいずれかに記載の男性用尿パッド。
[5] 前記上端縁側を開口部とする袋状に形成された前記[1]〜[3]のいずれかに記載の男性用尿パッド。
本発明の男性用尿パッドは、男性器に対する固定効果が高く、尿漏れの原因となる尿パッドのズレや外れを有効に防止することが可能となる。
以下、本発明の男性用尿パッドを実施するための最良の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備える男性用尿パッドを広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
[1]本発明の構成:
本発明の男性用尿パッドは、例えば、図2に示す男性用尿パッド1のように、尿パッドの上部フラップ20に、スリット22を尿パッドの上端縁10に沿って2本配置したものである。この男性用尿パッド1は、男性器18を、第1スリット22aと第2スリット22bとの間に形成されるベルト部24の下面側(裏面シート4側)を通すように挿入して使用するものである。こうすることにより、男性器18は、一定の幅を有するベルト部24によって把持されるため、男性器に対する固定効果が高く、尿漏れの原因となる尿パッドのズレや外れを有効に防止することが可能となる。
一方、特許文献2に記載の男性用尿パッドのように、1本のスリットで男性器を挟持した場合には、そのスリットの一点で男性器を固定することになる。従って、本発明の男性用尿パッドと比較して、男性器に対する固定効果が低いことに加え、着用者の動作に伴って尿パッドが左右に動き易く、男性器から尿パッドがズレたり外れたりするおそれがある。
本発明の男性用尿パッドにおいては、例えば、図3に示す男性用尿パッド40のように、スリットに代えて、破断によりスリットを形成し得るミシン目26を形成した場合にも同様の効果を得ることができる。このようにスリットに代えてミシン目を形成した場合、破断の程度によってスリットの長さを調整することができるので、着用者の男性器のサイズに適合する長さのスリットを形成することが可能となり、男性器を固定する効果が向上する。
本発明の男性用尿パッドにおいては、スリット及びミシン目の群から選択される少なくとも一種が2本配置されていればよい。即ち、スリットが2本配置されたもの、ミシン目が2本配置されたもの、スリットとミシン目が1本ずつ配置されたもののいずれもが本発明の範囲に含まれる。例えば、図3に示す男性用尿パッド40は、上部フラップ20に、2本のミシン目26a,26bを形成した例である。
本明細書において「フラップ」とは、吸収体が配置されていない部分を意味する。例えば、図2に示す男性用尿パッド1の場合、矩形状に構成された尿パッドの中央部に吸収体6が配置されており、その吸収体6を包囲するようにフラップが形成されている。具体的には、尿パッドの上端縁10側に上部フラップ20、下端縁16側に下部フラップ28、右側縁12側に右フラップ30、左側縁14側に左フラップ32が形成されている。
本発明の男性用尿パッドにおいては、スリット又はミシン目(以下、「スリット等」と略記する場合がある)を上部フラップに形成する必要がある。スリット等を上部フラップに形成するのは、男性用尿パッドは、その上端縁が手前側(着用者の身体側)となるように男性器を宛がって装着するためである。そして、吸収体が介装されていないフラップの部分にスリット等を形成するのは、吸収体が配置されている部分(以下、「吸収部」と記す場合がある)にスリットを形成してしまうと、そのスリットから吸収体を構成するパルプや高吸水性ポリマー等が零れ落ちてしまうためである。また、後述するスリット伸縮材を配置しても、吸収体の剛性によってその伸縮力が減殺され、男性器に対する固定効果を向上させることができないという不具合が発生するおそれがあるためである。
また、本発明の男性用尿パッドにおいては、スリット等を尿パッドの上端縁に沿って配置する。男性用尿パッドは全体を矩形状に構成することが多いため、その上端縁と平行するように2本のスリット等を配置する構成が一般的である。例えば、図2に示す男性用尿パッド1は、上端縁10と平行になるように、尿パッドの長手方向(左右方向)の中央部に2本のスリット22を配置した例である。なお、図2に示す男性用尿パッド1は、2本のスリット22の長さを等しく構成した例であるが、2本のスリット等の長さが異なっていてもよい。
前記のように2本のスリット等を平行して形成する場合、2本のスリット等の間隔については特に制限はない。但し、男性器を確実に固定するためには、5mm以上とすることが好ましく、10mm以上とすることが更に好ましい。一方、男性器の先端部分をベルト部から確実に突出させ、男性器の根元部分での装着性を向上させるという点を考慮すると、100mm以下とすることが好ましく、50mm以下とすることが更に好ましい。
スリットの長さについても特に制限はなく、着用者の男性器のサイズを考慮して適宜決定すればよい。但し、男性器を挿入するためには、20mm以上とすることが好ましく、30mm以上とすることが更に好ましい。一方、男性器を確実に固定するためには、100mm以下とすることが好ましく、80mm以下とすることが更に好ましい。
更に、本発明の男性用尿パッドにおいては、スリット等に沿って、スリット伸縮材を配置することが好ましい。こうすることにより、スリットの部分に適度な伸縮力が作用するため、ベルト部によって把持された男性器をより確実に固定することが可能となる。また、着用者の男性器のサイズに拘らず、良好な固定効果が得られるので、男性器が萎縮してしまうことが多い高齢者・障害者等に特に好適に用いることができる。
スリット伸縮材を配置する場合の一般的な構成としては、スリット等と平行するようにスリット伸縮材を配置する構成が挙げられる。例えば、図2に示す男性用尿パッド1は、スリット22a,22bと平行になるように、スリット22aの上端縁10側とスリット22bの下端縁16側に2本のスリット伸縮材34a,34bを配置した例である。
なお、スリット等に沿っている限り、スリット伸縮材の本数、配置位置、長さ等については特に制限はない。例えば、図2に示す男性用尿パッド1では、上部フラップ20にスリット伸縮材34を配置した例を示したが、スリット伸縮材を吸収部に配置したものであってもよい。また、図2に示す男性用尿パッド1では、スリット伸縮材34を吸収体6の左右側縁まで配置した例を示したが、スリット等の左右側縁まで配置したものであってもよい。
但し、本発明の男性用尿パッドにおいては、各スリット等の両側にスリット伸縮材を配置することが好ましい。こうすることにより、2本のスリットによって形成されるベルト部24にも必ず伸縮力が作用するため、男性器の固定効果をより一層向上させることが可能となる。例えば、図4及び図5に示す男性用尿パッド50は、スリット22a,22bと平行になるように4本のスリット伸縮材34a,34b,34c,34dを配置した例である。具体的には、スリット22aの上端縁10側にスリット伸縮材34a、下端縁16側にスリット伸縮材34c、スリット22bの上端縁10側にスリット伸縮材34d、下端縁16側にスリット伸縮材34bを配置することにより、各スリットの両側にスリット伸縮材を配置した例である。
なお、本発明の男性用尿パッドは、図2〜図5に示す男性用尿パッド1,40,50のように、吸収体6を矩形状に構成したものには限定されず、スリット等の形態に合わせて吸収体の形状を適宜変更してもよい。例えば、図6及び図7に示す男性用尿パッド60は、吸収体6として、スリット22bの配置部分に相当する部分に切り欠き部を設けた矩形状の吸収体36を用い、パッドの中央部からスリット22bの左右側縁側に張り出すように吸収体6が配置された例である。このような形態は、男性器を三方向(右側縁側、左側縁側、下端縁側)からコシのある吸収体で包囲し、固定する形となるため、男性器に対する固定効果が向上し、尿パッドのずれや外れを効果的に防止することができる。また、機能を有しない余分なフラップの面積が減少し、装着性が良好になるとともに、吸収体の装填量を増加させ、尿パッドの吸収力を増大させることも可能であるという利点があり好ましい。
[2]男性用尿パッドの具体的な実施形態:
本発明の男性用尿パッドは、表面シートと、裏面シートと、両シートの間の一部に介装された吸収体とを備えたものである。この男性用尿パッドは、粘着部を利用して組み立てるタイプのもの(以下、「組み立て型尿パッド」と称することにする)と、予め袋状に形成されたタイプのもの(以下、「袋状尿パッド」と称することにする)とに大別できる。本発明の男性用尿パッドの構成は、組み立て型尿パッド、袋状尿パッドの双方に適用することが可能である。
[2−1]組み立て型尿パッド:
既に説明してきた図2〜図7に示す男性用尿パッド1,40,50,60は、組み立て型尿パッドである。例えば、図7に示す男性用尿パッド1は、表面シート2と、裏面シート4と、両シートの間の一部に介装された吸収体6とを備えており、更に裏面シート4側の表面に、装着用の粘着部8が形成されている。この粘着部8は、通常、剥離ライナーで被覆されており、使用時に剥離ライナーを引き剥がし、粘着部を露出できるように構成されている。粘着部は、粘着剤を塗布した剥離ライナーを貼着する等の方法により、容易に形成することができる。
図7に示す男性用尿パッド60を使用する際には、その上端縁10が手前側(着用者の身体側)となるように男性器18に宛がい、男性器18を、第1スリット22aと第2スリット22bとの間に形成されるベルト部24の下面側(裏面シート4側)を通すように挿入する。そして、直線L1,L2に沿って、パッドの右側縁12、左側縁14をパッド中央側に折り返した後、粘着部8を左側縁14側の表面シート2に対して固定した状態で用いる。こうすることにより、男性用尿パッド60は、上端縁10側を開口部、下端縁16側を頂点とするコーン状(サック状)となるため、男性器18を被包することができる。
[2−2]袋状尿パッド:
袋状尿パッドは、粘着部を利用して組み立てるのではなく、尿パッドの縁部を接合しておく等の方法により、予め尿パッドの上端縁側(上部フラップ側)を開口部とする袋状に構成したものである。このような袋状の尿パッドは、組み立てる手間が不要であり、簡便に使用することができるという利点がある。
例えば、組み立て型尿パッドと同様の構成の尿パッドを、右側縁と左側縁とが重なるように折り返した後、右側縁、左側縁及び下端縁を予め接合しておくことによって、尿パッドの上端縁側(上部フラップ側)を開口部とする袋状に構成することができる。なお、前記のような接合部を形成する場合、接合部となる部分(尿パッドの下端縁、右側縁、左側縁等)については、必ずしも表面シートを配置しなくてもよい。
袋状尿パッドを使用する際には、その上端縁側の開口部が手前側(着用者の身体側)となるように男性器に宛がい、前記開口部から男性器を袋内に挿入する。このときに、2本のスリット間に形成されるベルト部の下面側(裏面シート側)を通して固定する。袋状尿パッドは、予め袋状に構成されているので、男性器を被包することができる。
[2−3]粘着部:
既に述べたように、組み立て型尿パッドの場合、装着用の粘着部が形成されていることが好ましい。図2〜図7に示す男性用尿パッド1,40,50,60は、装着用の粘着部8を裏面シート4側の表面に形成したものであるが、表面シート2側の表面に形成したものも当然に本発明の男性用尿パッドの範囲に含まれる。
また、図2〜図7に示す男性用尿パッド1,40,50,60は、粘着部として、装着用の粘着部8のみを有するものであるが、これに加えて尿パッドを下着や使い捨ておむつに対して固定するための固定用の粘着部を形成してもよい。即ち、本発明の男性用尿パッドにおいては、粘着部が2以上形成されていてもよい。このような固定用の粘着部を形成することにより、着用者の動作等に起因する尿パッドのズレや外れが効果的に防止される。固定用の粘着部については、装着用の粘着部と同様の構成を採用することができる。
[3]男性用尿パッドの構成要素:
本発明の男性用尿パッドは、表面シート、裏面シート及び吸収体を必須構成要素とし、目的に応じて他の構成部材を備えることがある。以下、これらの構成要素について説明する。
[3−1]表面シート:
表面シートは、着用者の肌との接触面側に配置されるシートである。表面シートは、その下面側に配置された吸収体に、着用者の尿や体液を吸収させる必要から、少なくとも吸収体の上面近傍については、着用者の尿や体液を透過させ得る液透過性の材料によって構成される。換言すれば、吸収体の上面近傍が液透過性の材料によって構成されている限り、必ずしも表面シート全体が液透過性の材料で構成されている必要はない。
例えば、尿パッドの中央部については液透過性の材料で構成し、尿パッドの外縁(上端縁、右側縁、左側縁及び下端縁)に沿って、その外縁の少なくとも一部を包囲するように撥水性の材料を配置することも好ましい形態の一つである。中でも、尿パッドの上端縁及び/又は下端縁に沿って、撥水性の材料を配置することが好ましい。このような構成は、尿パッド外縁部からの尿の染み出し漏れを抑制することができるため好ましい。但し、構成部材を少なくし、製造工程を簡素化するという観点からは、表面シート全体を液透過性の材料で構成することが好ましい。
表面シートを構成する液透過性の材料としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等を挙げることができる。中でも、合成繊維から構成された不織布であることが好ましい。この合成繊維としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の成分からなる樹脂が挙げられ、これらの1種の成分のみからなる単繊維であってもよいし、2種以上の成分からなる複合繊維であってもよい。中でも、高強度であるという理由から、ポリエステル/ポリプロピレン、ポリエステル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレンの複合繊維が好ましい。不織布の種類についても特に制限はなく、エアースルー(カード熱風)、カードエンボス、スパンボンド等の各種製法によって製造された従来公知の不織布を好適に用いることができる。
一方、尿パッドの外縁に沿って配置されることがある撥水性の材料としては、スパンボンドやカードエンボス等の不織布を用いることもできるが、耐水圧が高いという理由から、SMS(スパンボンド/メルトブロー/スパンボンド)不織布、SMMS(スパンボンド/メルトブロー/メルトブロー/スパンボンド)不織布等の不織布を用いることが好ましい。
[3−2]裏面シート:
裏面シートは、着用者の衣服との接触面側に配置されるシートである。裏面シートは、着用者の尿や体液が尿パッド外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、少なくとも吸収体の下面近傍については、液不透過性の材料によって構成される。但し、構成部材を少なくし、製造工程を簡素化するという観点から、裏面シート全体を液不透過性の材料で構成することが一般的である。
裏面シートを構成する液不透過性の材料としては、例えば、ポリエチレン等の合成樹脂からなる液不透過性フィルム等を挙げることができる。また、おむつ内部の蒸れを防止するために、透湿性のある液不透過性フィルムを用いることも好ましい形態の一つである。透湿性のある液不透過性フィルムの例としては、ポリエチレン樹脂に炭酸カルシウム等のフィラーを加えて混練し、押し出した後、延伸することにより製造される微多孔性ポリエチレンフィルム等を挙げることができる。この微多孔性ポリエチレンフィルムは、0.1〜数μmの微細な孔を多数有しており、湿気やガスは透過させるが、耐水圧内では水を透過させない撥水性シートである。
なお、裏面シートには、その外面側に、裏面シートと異なる材料によって構成されたシートを貼り合わせてもよい(以下、このようなシートを「カバーシート」と記すことにする)。このカバーシートによって、尿パッドの手触り(触感)を向上させ、裏面シートが着用者の肌に接触した際の不快感を減少させる効果を得ることができる。特に、男性用尿パッドは、下着やおむつ上に載置して用いる尿パッドとは異なり、使用時に裏面シートが着用者の肌に接触するため、このような形態は好ましい。カバーシートを構成する材料としては、例えば、織布、不織布等を挙げることができる。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂からなる乾式不織布、湿式不織布を好適に用いることができる。
[3−3]吸収体:
吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し、保持するための部材であり、既述の両シート(即ち、表面シートと裏面シート)の間の少なくとも一部に介装される。通常は、矩形状に構成された表面シートと裏面シートの中央部に吸収体が介装され、その吸収体を包囲するように、上部フラップ、下部フラップ、右フラップ、左フラップが形成される。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持する必要から、吸収性の材料によって構成される。
吸収体を構成する吸収性の材料としては、使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に通常使用される従来公知の吸収性材料、例えば、フラッフパルプ(綿状パルプ)、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;以下、「SAP」と記す)、親水性シート等を挙げることができる。
フラッフパルプは、例えば、パルプシートを粉砕機で解繊することにより、その繊維長を5mm以下としたもの等を好適に用いることができる。この際に用いるパルプシートは、化学パルプシートでも機械パルプシートでもよく、そのパルプ原料についても、針葉樹、広葉樹、わら、竹、ケナフ、古紙等、通常パルプ原料として用いられるものであれば特に制限なく用いることができる。フラッフパルプの使用量は、吸収体の構成により異なるが、50〜400g/m2とすることが一般的である。
SAPとしては、デンプン系、セルロース系、合成樹脂系のSAPが知られており、これらのいずれを用いてもよい。具体的には、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−メタクリル酸メチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリルアミドグラフト共重合体のケン化物、ポリアクリル酸(塩)、アクリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリビニルアルコール−無水マレイン酸反応物の架橋物等を用いることができる。中でも、自重の20倍以上の水分を吸収し得る高い吸収性能を有する、ポリアクリル酸ナトリウムを用いることが好ましい。
親水性シートとしては、例えば、ティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布等を挙げることができる。中でも、坪量が10〜30g/m2の範囲内のものを用いることが好ましい。
これらの吸収性材料は、通常、単層ないしは複層のマット状として用いられる。この際、前記の吸収性材料のうち1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。中でも、フラッフパルプを主体とし、SAPを併用したものが好ましい。この際、SAPはフラッフパルプの各マット中に均一に混合されていてもよいし、複層のフラッフパルプの層間に層状に配置されていてもよい。SAPの量は、乾燥したフラッフパルプ100質量部に対して10〜500質量部とすることが好ましく、15〜300質量部とすることがより好ましい。このような量とすることにより、SAPの粒子は相互の干渉が最小限に留められるため、粒子が透過障壁を形成することが少なく、尿や体液を3次元方向に透過させ、吸収させることが可能となる。
なお、本発明の男性用尿パッドにおいては、吸収体の全体を親水性シートにより包み込む構成とすることが好ましい。このような構成は、吸収体からSAPが漏洩することを防止し、吸収体に形状安定性を付与することができるという利点がある。
吸収体の形状は、例えば、図2に示す男性用尿パッド1の吸収体6のような矩形状の他、砂時計型、T字型等、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に通常使用される形状であればいかなる形状でも採用することができる。既に説明した通り、図6及び図7に示す男性用尿パッド60の吸収体36のように、スリット22bの配置部分に相当する部分に切り欠き部を設けた矩形状であってもよい。
なお、吸収体には、その上面側に(例えば、吸収体と表面シートとの間に)、尿や体液等の液体を拡散させるためのシートを付帯的に配置してもよい。本明細書においては、このようなシートを、特に「セカンドシート」と称することにする。このセカンドシートを付設すると、着用者の姿勢等に起因して、表面シート下面側の空間が十分に形成されないような場合でも、尿や体液等の吸収速度が低下し難く、吸収速度の低下による尿や体液等の漏れを防止することが可能となる。
セカンドシートを構成する材料としては、親水性で液透過性の材料、例えば、織布、不織布、多孔性プラスチック、フラッフパルプ等を挙げることができる。これらの構成素材としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、レーヨン、パルプ、或いはこれらの複合繊維等を挙げることができる。パルプとしては、カーリーセルロースファイバー等のけん縮繊維を好適に用いることができる。
[3−4]スリット伸縮材:
既に説明したように、本発明の男性用尿パッドは、スリット伸縮材を備えていることが好ましい。スリット伸縮材としては、非伸長状態を100%とした場合の伸長率が130〜500%の範囲内の材料を用いることが好ましく、伸長率が200〜300%の範囲内の材料を用いることが更に好ましい。伸長率が130〜500%の範囲内の材料を用いることによって、スリット伸縮材は着用者の動きに追従して伸縮することが可能となる。従って、男性器周りに隙間が形成され難くなり、男性器を確実に固定するとともに、男性器周りからの尿漏れを効果的に防止することができる。
一方、伸長率が130%未満の材料を用いた場合には、スリット伸縮材の弾性力が不十分となり易いため、男性器周りに隙間が形成され易いことに加え、着用者が男性器を挿入する際に、スリットを十分に開口させることが困難となり、尿パッドの装着が困難となるおそれがある。また、伸長率が500%を超える材料を用いた場合には、スリットが必要以上に縮小されるために尿パッドの装着が困難となるばかりか、着用者の男性器を締め付け過ぎるため肌が赤くなる等のスキントラブルが発生するおそれがある。
このような条件を満たす限り、構成材料や形状は特に限定されないが、例えば、天然ゴムや合成ゴム(ウレタンゴム等)等の弾性材から構成された糸ゴムや平ゴム、伸縮性フィルム、或いは発泡ウレタンシート等を挙げることができる。これらの中では、糸ゴム又は平ゴムが好ましい。なお、糸ゴムの太さとしては、310〜3730デシテックスのものが好ましく、470〜1240デシテックスのものが更に好ましい。平ゴムとしては、その幅が0.5〜5.0mmのものが好ましく、0.8〜3.0mmのものが更に好ましい。また、平ゴムの厚さは、0.1〜1.0mmのものが好ましく、0.2〜0.5mmのものが更に好ましい。なお、複数のスリット伸縮材を用いる場合、その太さや伸長率等も目的に応じて、前記範囲の中から適宜設定すればよく、全て同じものを用いる必要はない。
通常、スリット伸縮材は、裏面シート等に対して、接着剤その他の手段により固定される。固定方法としては、例えば、ホットメルト接着剤、澱粉系ないしカルボキシメチルセルロース(CMC)のような水溶性の糊、その他の流動性の高い接着剤を用いた接着であってもよいし、熱や超音波等による溶着であってもよい。
また、本発明の男性用尿パッドにおいては、スリット伸縮材以外の伸縮材(以下、「パッド伸縮材」と称することにする)を備えていてもよい。例えば、図2に示す男性用尿パッド1は、尿パッドの下端縁16に沿って、パッド伸縮材を2本配置した例である。このような構成は、パッド伸縮材によってギャザーが形成されるため、尿パッドをコーン状(サック状)に組み立てた際に、その継ぎ目部分からの尿漏れを効果的に防止することができるという利点があり好ましい。
パッド伸縮材の構成材料、形状等については、スリット伸縮材と同様の構成を採用することができる。また、パッド伸縮材の本数、配置位置、長さ等については特に制限はなく、目的に応じた構成を採用することができる。
[3−5]立体ギャザー:
本発明の男性用尿パッドにおいては、尿パッドの外縁(上端縁、右側縁、左側縁及び下端縁)に沿って、その外縁の少なくとも一部を包囲するように立体ギャザーを形成することも好ましい形態の一つである。中でも、尿パッドの上端縁及び/又は下端縁に沿って、立体ギャザーを形成することが好ましい。このような構成は、尿パッド外縁部からの尿の染み出し漏れを抑制することができるため好ましい。
立体ギャザーの構成は、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に通常使用される構成を採用することができる。例えば、帯状のシート材の一部に伸縮材(立体ギャザー伸縮材)を配置し、その伸縮材によってシート材にギャザー(襞)を形成したもの等が立体ギャザーとして用いられる。
前記シート材を構成する材料としては、表面シートの項で例示した撥水性の材料を用いることが好ましい。但し、液透過性の材料や撥水性の材料に対して、プラスチックフィルムを貼り合わせた液不透過性の材料を用いてもよい。立体ギャザーの高さは、10〜50mm程度とすることが一般的である。立体ギャザー伸縮材の構成材料、形状等については、スリット伸縮材と同様の構成を採用することができる。
[4]製造方法:
以下、本発明の男性用尿パッドを製造する方法の一例を、図2に示す男性用尿パッド1を連続的に製造する場合の例により説明する。このような男性用尿パッドは、図2に示す男性用尿パッド1が、図面上下方向に向かって複数個、連続的に配置されたような構造を呈する「尿パッド連続体」から製造することができる。以下、適宜、図2を参照しながら説明する。
まず、裏面シート4となる長尺のシート材(裏面シート材)の上面に、その裏面シート材の長手方向に沿って、親水性シートに包まれた複数の吸収体6を断続的に配置するとともに、スリット伸縮材34a,34b、パッド伸縮材38a,38bを連続的に配置する。更にその上面に表面シート2となる長尺のシート材(表面シート材)を配置し、各吸収体の周縁部を裏面シート材と表面シート材とで挟み込むように封着して、上部フラップ20、下部フラップ28、右フラップ30、左フラップ32を形成する。こうすることにより、複数の尿パッドが長手方向に向かって連続的に配置された、尿パッド連続体を得ることができる。
次いで、スリット伸縮材34a,34bの間に2本の切り込みを入れ、スリット22a,22bを形成する。更に、長尺の剥離ライナーに粘着剤を塗布し、所定の長さで切断しながら、裏面シート材表面の所定の位置に貼着することで、粘着部8を断続的に形成する。最後に、尿パッド連続体を複数の吸収体6の間隙部(右フラップ30及び左フラップ32に相当する部分)で切り離すことによって、個別に分離された複数の男性用尿パッド1を得る。このようにして、表面シート2、裏面シート4及び両シートの間に介装された吸収体6を備えた男性用尿パッド1を複数得ることができる。
前記のような一連の工程は、機械的な手段によって連続的に行うことが可能である。例えば、長尺のシート材をローラーから連続的に送出する等の方法・装置を採用することにより、男性用尿パッドの連続製造が可能となり、生産性の向上に資する。
本発明の男性用尿パッドは、乳幼児用ないしは介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用の尿パッドとして利用することが可能である。そして、本発明の男性用尿パッドは、男性器に対する固定効果が高いので、男性器が萎縮してしまうことが多い高齢者・障害者等に特に好適に用いることができる。
従来の男性用尿パッドの一の実施形態を示す平面図であり、尿パッドを表面シート側から見た状態を示す一部切り欠き平面図である。 本発明の男性用尿パッドの一の実施形態を示す平面図であり、尿パッドを表面シート側から見た状態を示す一部切り欠き平面図である。 本発明の男性用尿パッドの別の実施形態を示す平面図であり、尿パッドを表面シート側から見た状態を示す一部切り欠き平面図である。 本発明の男性用尿パッドの更に別の実施形態を示す平面図であり、尿パッドを表面シート側から見た状態を示す一部切り欠き平面図である。 図4に示す男性用尿パッドを示す断面図であり、図4に示す男性用尿パッドをX−X’線に沿って切断した断面を示す概略断面図である。 本発明の男性用尿パッドの更にまた別の実施形態を示す平面図であり、尿パッドを表面シート側から見た状態を示す一部切り欠き平面図である。 本発明の男性用尿パッドの使用方法を示す平面図であり、図6に示す男性用尿パッドを表面シート側から見た状態を示す一部切り欠き平面図である。
符号の説明
1,40,50,60,100:男性用尿パッド、2:表面シート、4:裏面シート、6,36:吸収体、8:粘着部、10:上端縁、12:右側縁、14:左側縁、16:下端縁、18:男性器、20:上部フラップ、22,22a,22b:スリット、24:ベルト部、26,26a,26b:ミシン目、28:下部フラップ、30:右フラップ、32:左フラップ、34,34a,34b,34c,34d:スリット伸縮材、38,38a,38b:パッド伸縮材。

Claims (5)

  1. 表面シートと、裏面シートと、両シートの間の一部に介装された吸収体とを備え、男性器を被包して用いる男性用尿パッドであって、
    その上端縁側に、前記吸収体が配置されていない上部フラップが形成され、前記上部フラップに、スリット及び破断によりスリットを形成し得るミシン目の群から選択される少なくとも一種が、前記上端縁に沿って2本配置されている男性用尿パッド。
  2. 前記スリット及び/又は前記ミシン目に沿って、スリット伸縮材が配置されている請求項1に記載の男性用尿パッド。
  3. 前記スリット及び/又は前記ミシン目の両側に、前記スリット伸縮材が配置されている請求項2に記載の男性用尿パッド。
  4. 前記裏面シート側の表面に、装着用の粘着部が更に形成された請求項1〜3のいずれか一項に記載の男性用尿パッド。
  5. 前記上端縁側を開口部とする袋状に形成された請求項1〜3のいずれか一項に記載の男性用尿パッド。
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