JP2007068130A - 電子機器、電子機器の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 騒音を自動的に取得することができる電子機器を提供する。
【解決手段】 DVC100は、ズーム動作を行うための変倍レンズ109と、変倍レンズ109を駆動するステッピングモータの駆動を制御するズーム制御部113と、測定用プログラムが記録されているメモリカードを脱着するためのカードスロット部106とを備える。DVC100は、レンズ音記録モードにおいて、変倍レンズ109及びズーム制御部113が測定用プログラムに従って動作している間に、変倍レンズ109及びそのステッピングモータのみの音声を取り込み、取り込んだ音声に対応する音声データから音声ファイルをメモリカードに自動的に記録する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子機器、電子機器の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、ズームレンズなどの部品を駆動するアクチュエータを備える電子機器、電子機器の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体に関する。
電子機器としては、ズームレンズなどの部品を電気的に駆動するアクチュエータを備えるディジタルビデオカメラ(DVC)がある。DVCには、撮影した被写体の動画を音声と共に記録する記録媒体として、テープやディスクを用いるものと、メモリカード等の不揮発性メモリを用いるものとがある。前者は、テープやディスクがメモリカードよりも容量当たりのコストが極めて安価であるので運動会や発表会などの撮影に適しており、後者は、メモリカードがテープやディスクよりも最大容量が多いので長時間の撮影に適している。
DVCでは、動画と共に音声を記録するので、撮影中におけるズームレンズの駆動音や合焦動作の音や絞りの開閉動作の音などが騒音として記録される場合がある。このため、DVCなどの電子機器の開発現場では、これらの騒音の音圧レベルを低くするための検討を行うにあたり、通常は連動するズームレンズの駆動、絞りの開閉動作、及び合焦動作などの各騒音の音圧レベルを以下のように測定して各騒音を解析することが行われている。
各騒音の音圧レベルを測定するためには、まず、防音無響室内でDVCにテープを装着して撮影を開始することにより、画像及び音声を記録する。
次に、ズームレンズのズーム動作による駆動音を記録するために、防音無響室外からリモコンを介してズーム操作を行う。続いて、合焦動作の音を記録するために、DVCのオートフォーカスモードをオンにした状態で、可動性を有する被写体をレンズの前で音が出ないように動かす。オートフォーカスモードをオフにした後、絞りの開閉動作の音を記録するために、黒い板などの遮光性を有する被写体をレンズの前でちらつかせることにより、レンズに入射する光量を変化させる。なお、防音無響室外からリモコンを介してDVCや被写体を操作することができない場合には、防音無響室内に操作者が入り、音が出ないように操作を行う。この場合、操作者は、操作中に音が出ないように息を止め、且つ指の音が鳴らないように注意する必要がある。
これらの一連の動作を終了したところでテープへの記録を停止する。これらの各騒音を記録したテープを再生し、記録された音声の音圧レベルの変化から各騒音の音圧レベルの変化を測定する。また、記録された音声を周波数分析装置で周波数分析することにより、音圧レベルの高い音声の周波数から各騒音の原因(音源)を特定することができる。
また、ビデオカメラにおいて、ビデオカメラに設けられている撮像信号処理回路系の各部を調整するために必要な情報を着脱可能なカードに記憶するという提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。これにより、ユーザがビデオカメラの信号処理系や制御系の調整や切替えを行うことができる。
特公平05−044230号公報
しかしながら、上述したようなテープやディスクを記録媒体として用いるDVCは、各騒音を記録するときに、テープやディスクを駆動するための駆動音(以下、「記録部駆動音」という)が重畳して記録される。このため、各騒音の音圧レベルの変化量を正確に測定することが困難である。また、周波数分析においても、記録部駆動音の周波数が各騒音の周波数に重畳するので音源の特定が困難である。
また、テープやディスクに代えてDVCの外部に接続されたレコーダを記録媒体として用いて各騒音を記録することが可能であるが、通常の撮影で使用されることのないケーブル等を接続するためにDVCのケーブルジャックの蓋を開ける必要があるので、記録すべき音声が開口部から漏洩する場合がある。
一方、テープ、ディスク、外部のレコーダなどに代えて、メモリカード等の不揮発性メモリを記録媒体として用いて各騒音を記録すると、記録部駆動音が記録されたり、記録すべき音声が開口部から漏洩したりすることを防止することができる。
しかしながら、上述したいずれの記録媒体を用いる電子機器であっても、上述したように防音無響室外で各騒音の音圧レベルを測定することは容易ではない。すなわち、通常の使用時と同じ状況で所定の部品に対応する騒音のみを自動的に取得することができない。
本発明の目的は、騒音を自動的に取得することができる電子機器、電子機器の制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、アクチュエータによって駆動される少なくとも1つの所定の部品を備える電子機器において、音声を音声データとして取得する音声取得手段と、前記音声取得手段を介して取得した音声データから音声ファイルを作成する音声ファイル作成手段と、前記アクチュエータを所定のプログラムに従って作動させるアクチュエータ制御手段とを備え、前記音声ファイル作成手段は、前記アクチュエータが作動している間に前記音声ファイルを作成することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器の制御方法は、アクチュエータによって駆動される少なくとも1つの所定の部品を備える電子機器の制御方法において、音声を音声データとして取得する音声取得ステップと、前記音声取得ステップにおいて取得した音声データから音声ファイルを作成する音声ファイル作成ステップと、前記アクチュエータを所定のプログラムに従って作動させるアクチュエータ制御ステップとを有し、前記音声ファイル作成ステップでは、前記アクチュエータが作動している間に前記音声ファイルを作成することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の制御プログラムは、アクチュエータによって駆動される少なくとも1つの所定の部品を備える電子機器の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、音声を音声データとして取得する音声取得モジュールと、前記音声取得モジュールを介して取得した音声データから音声ファイルを作成する音声ファイル作成モジュールと、前記アクチュエータを所定のプログラムに従って作動させるアクチュエータ制御モジュールとを備え、前記音声ファイル作成モジュールは、前記アクチュエータが作動している間に前記音声ファイルを作成することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の記憶媒体は、上記制御プログラムを格納することを特徴とする。
本発明によれば、アクチュエータが所定のプログラムに従って作動している間に音声ファイルを記録するので、アクチュエータによって駆動される所定の部品の騒音を自動的に取得することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器としてのディジタルビデオカメラ(DVC)の構成を概略的に示すブロック図である。また、図1は、DVCの部分断面図である。
図1において、電子機器としてのDVC100は、筐体101を備える。筐体101には、鏡筒102aを備えるインナーフォーカス方式のズームレンズ部102と、鏡筒102aの一端に固定されたCCD103と、マイク部104と、記録媒体としてのテープを脱着するためのテープデッキ部105と、記録媒体としてのメモリカードを脱着するためのカードスロット部106と、信号処理部107とが配設されている。また、信号処理部107とズームレンズ部102の間には、後述する変倍レンズ109を駆動するステッピングモータの駆動を制御するズーム制御部113と、後述する絞り110の開閉動作を制御する露光制御部114と、後述する焦点合わせレンズ112を駆動するステッピングモータの駆動を制御する測距制御部115とが配設されている。
ズームレンズ部102は、前玉レンズ108と、変倍レンズ109と、絞り110と、固定レンズ111と、焦点合わせレンズ112とを備える。前玉レンズ108及び固定レンズ111は、鏡筒102aに固定されている。前玉レンズ108、変倍レンズ109、絞り110、固定レンズ111、焦点合わせレンズ112、及びCCD103は、鏡筒102a内部を通過する被写体からの光路に沿って順に配置されている。
変倍レンズ109は、ステッピングモータにより駆動され、前玉レンズ108及び固定レンズ111間において、即ちワイド端及びテレ端間において光路上を動く変倍動作を行う。前玉レンズ108及び固定レンズ111は、変倍レンズ109の変倍動作に応じて焦点距離を変えてズーミングを行う。焦点合わせレンズ112は、変倍レンズ109とは異なるステッピングモータにより駆動され、フォーカシング(合焦動作)を行う。また、変倍レンズ109及び焦点合わせレンズ112は、いわゆる電子カムに沿って駆動され、電気的な制御に基づいた連動をする。この連動により、変倍動作の際に発生する焦点ボケを補正することができる。
DVC100は、操作部又はリモコンを介して切替え可能な少なくとも2つの動作モードを有する。動作モードには、撮影モードと、レンズ音記録モードとがある。
撮影モードでは、DVCは、一般的なディジタルビデオカメラの動作と同様に、被写体の撮影を行う。具体的には、撮影対象の被写体からの光を画像としてズームレンズ部102を介して取り込み、取り込んだ画像をCCD103で光電変換することにより画像データとして取り込む。音声を、所定の音声符号化方式、例えばPCMディジタル記録方式(量子化ビット数16bit,サンプリング周波数48kHz)に従って音声データとしてマイク部104を介して取り込む。取り込んだ画像データ及び音声データは、信号処理部107により、テープデッキ部105に装着されたテープに記録される。
レンズ音記録モードでは、DVC100は、撮影モード時とは異なり、被写体の撮影を行うことなく、マイク部104を介して取り込んだ音声データをカードスロット部106に装着されたメモリカードに記録する。したがって、レンズ音記録モードでは、テープデッキ部105の駆動(記録動作)を停止することにより、テープデッキ部105に装着されたテープから発生する騒音や振動を記録することを防止することができる。
図2は、図1のDVC100がレンズ音記録モードであるときの動作を示すフローチャートである。なお、本フローチャートに対応するプログラム(以下、「測定用プログラム」という)は、測定用のメモリカードに記録されている。この測定用のメモリカードはカードスロット部106に装着される。
図2において、まず、ステップS402では、DVC100は、レンズ音記録モードに切替えられると、マイク部104を介した音声の取り込みを開始する。
続くステップS403において、ズームレンズ部102内部の変倍レンズ109のみがワイド端からテレ端までの往路及びテレ端からワイド端までの復路において往復するように変倍動作(ズーム動作)を所定時間行う。このズーム動作を行うために、ズーム制御部113は、変倍レンズ109のステッピングモータを、図3に示すような速度モードAで駆動するように制御する。図3に示すように、例えば往路では、ステッピングモータは、まず、段階的に、例えば2段階で加速され、その後、ステッピングモータの駆動パルスが所定の時間にわたって最高速度である速度A(パルス/秒(pps))で駆動され、焦点距離がワイド端とテレ端の中間の付近からは、例えば約80ppsずつ段階的に減速される。2段階で加速することにより、急激に駆動パルス数を最高速度にすることによるステッピングモータの脱調を防止することができる。
次に、ステップS404では、ステップS403の往復のズーム動作の間において、ステッピングモータが速度モードAにおける速度Aで駆動されている間に取り込んだ音声に対応する音声データの音圧レベルと予め設定されたしきい値とを比較することにより、音声データの音圧レベルがしきい値を上回っているか否かを判別する。しきい値と等しいか又はしきい値よりも下回っている場合は、速度Aを所定量xだけ増大させることにより最高速度を増大させ(ステップS405)、ステップS403に戻って、最高速度を増大させた後の速度モードAでのステッピングモータの駆動及び音声の取り込みを継続する。この所定量xは、DVC100及びズームレンズ部102の性能に応じて決定される定数であり、例えば160(pps)である。一方、しきい値を上回っている場合は、速度モードAから、最高速度を所定量xだけ減少させた速度モードB(図4)に移行し(ステップS406)、ステッピングモータを駆動することによりズームレンズ部102内部の変倍レンズ109のみを所定時間駆動する(ステップS407)。図4に示すように、速度モードBでは、最高速度である速度Bでステッピングモータを駆動している時間が速度モードAよりも長い。これにより、ワイド端及びテレ端間の実質的に全範囲において最高速度で変倍レンズ109を駆動させることができる。
その後、ステップS408では、音声の取り込みを終了して、速度モードBの間に取得した音声データから、拡張子が「WAV」の音声ファイル(以下、「WAVファイル」という)を書き出す(作成する)と共に、書き出したWAVファイルを測定用のメモリカードに記録する(ステップS409)。ステップS409のWAVファイルの書き出しの際に、変倍レンズ109によるズーム動作及び速度モードBの最高速度の少なくとも一方を表すようなファイル名をWAVファイルに付与することが好ましい。例えば、ズーム動作を最高速度800ppsで行った場合には「ZOOM-800pps.WAV」のようなファイル名が付与される。
ステップS402〜S409の処理によれば、変倍レンズ109が最高速度で駆動されているときに取り込んだ音声データの音圧レベルがしきい値を上回ったときに、最高速度を所定量xだけ減少させるので、騒音の音圧レベルを許容範囲内に収めることができる。また、変倍レンズ109を可能な限り長い時間にわたって最高速度でズーム動作を実行させることができる。
続くステップS411では、マイク部104を介した音声の取り込みを再度開始し、ズームレンズ部102内部の絞り110のみを任意の速度で所定の時間にわたって露光制御部114を介して駆動させることにより開閉動作を行う(ステップS411)。その後、ステップS412では、音声の取り込みを終了して、取得した音声データをWAVファイルとして書き出すと共に、書き出したWAVファイルを測定用のメモリカードに記録する(ステップS413)。ステップS413のWAVファイルの書き出しの際に、絞り110の開閉動作を表すようなファイル名、例えば「IRIS.WAV」をWAVファイルに付与することが好ましい。
続くステップS414では、マイク部104を介した音声の取り込みを再度開始し、ズームレンズ部102内部の焦点合わせレンズ112のみを任意の速度で所定の時間にわたって測距制御部115を介して駆動させることにより合焦動作を行う(ステップS415)。その後、ステップS416では、音声の取り込みを終了して、取得した音声データをWAVファイルとして書き出すと共に、書き出したWAVファイルを測定用のメモリカードに記録して(ステップS417)、DVC100は、レンズ音記録モードにおける動作を終了する。ステップS417のWAVファイルの書き出しの際に、焦点合わせレンズ112の合焦動作を表すようなファイル名、例えば「FOCUS.WAV」をWAVファイルに付与することが好ましい。
図2に示したように、レンズ音記録モードによれば、変倍レンズ109、焦点合わせレンズ112、絞り110などの各部品、並びに各部品に対応する制御部113,114,115が、それぞれ、測定用のメモリカードに記録されている測定用プログラムに従って動作している間に、各部品及びそのステッピングモータのみに対応する音声ファイルが測定用のメモリカードに記録される(ステップS402〜S409,ステップS410〜S413,ステップS414〜S417)。その結果、各部品の騒音のみを容易に、即ち通常の撮影モード時と同様の状況で自動的に取得することができると共に、テープデッキ部105に装着されたテープに音声ファイルを記録する必要をなくすことができる。さらには、撮影モードで使用されることのないケーブル等を接続するためにDVC100のケーブルジャックの蓋(不図示)を開ける必要をなくすこともできる。
また、音声データからWAVファイルのような非圧縮の汎用フォーマットの音声ファイルを書き出す(ステップS409,S413,S417)ので、該音声ファイルを容易に分析することができる。具体的には、パーソナルコンピュータ(PC)に提供された周波数分析ソフトを使用することにより該音声ファイルに対して周波数分析を行う。
該周波数分析の結果、例えば、ワイド端からテレ端までの往路においてその中間の付近から徐々に変倍レンズ109のズーム動作が減速している途中で、筐体101と変倍レンズ109若しくはそのステッピングモータ、又は鏡筒102aとが共振する周波数(以下、「共振周波数」という)があった場合には、変倍レンズ109やステッピングモータが共振周波数で駆動しないように制御する。これにより、共振周波数に対応する高い音圧レベルの騒音の発生を確実になくすことができる。
さらには、測定用プログラムが測定用のメモリカードに記録されているので、市場にDVC100を流通させる際には、該測定用のメモリカードを取り外すことができる。これにより、製品によって個体差のある共振周波数に対応する騒音の発生がないDVC100を製品として出荷することができ、もって、DVC100に対するユーザの信頼性を向上させることができる。また、ユーザにとって不要な測定用プログラムをDVC100に格納する必要をなくすことができるので、DVC100の単価を低下させることができる。さらには、測定用のメモリカードに記録した測定用プログラムを複数の製品に対して使用してもよい。
なお、信号処理部107がその記録領域(保存領域)が十分に広く、即ち記憶容量が十分に大きい場合には、信号処理部107に上記測定用プログラムの一部又は全部を記録してもよい。
なお、上記図2の処理において、ステップS405,S406における所定量xは、160(pps)であるとしたが、定数であればいかなる数値であってもよく、また、定数に代えて、可変な変数であってもよい。xが変数である場合には、所定のフィードバック回路を用いることにより、騒音の音圧レベルがしきい値を上回らないような速度モードBにおける最高速度を決定する(ステップS404〜S406)。これにより、最高速度決定の精度をより向上させることができる。
また、上記ステップS414〜S417の合焦動作中の音声取り込み処理において、ステップS402〜S408のズーム動作の音声取り込み処理と同様に、合焦動作のためのステッピングモータの数種類の駆動速度(駆動パルス)をしきい値と比較して最高速度を決定してもよい。
また、図2において、ステップS410〜S413の絞り110の開閉動作中の音声取り込み処理と、ステップS414〜S417の合焦動作中の音声取り込み処理との実行順序を入れ替えてもよい。
なお、上記実施の形態では、音声ファイルを測定用のメモリカードに記録するとしたが、メモリカードに限られることはなく、記録時に駆動音が発生しないか又は該駆動音の音圧レベルが極めて低い記録媒体であればいかなるものであってもよい。また、DVC100がBlueTooth等により外部機器と無線通信可能に構成されている場合には、図2の処理において書き出した音声ファイルをメモリカードに記録することなく外部機器の記録媒体に送信してもよい。また、DVC100は、複数のカードスロット部106を備えてもよく、この場合、測定用のメモリカードとは異なるメモリカードに音声ファイルを記録してもよい。
また、上記実施の形態において、ズームレンズ部102は、インナーフォーカス方式であるとしたが、これに限られることはない。また、前玉レンズ108、変倍レンズ109、固定レンズ111、及び焦点合わせレンズ112は、それぞれ、1つのレンズから構成されていてもよいし、複数のレンズから成る1つのレンズ群から構成されていてもよい。
また、上記実施の形態において、音声符号化方式は、PCMディジタル記録方式であるとしたが、これに限られることはない。
本実施の形態に係る電子機器は、DVC100であるとしたが、これに限られることはなく、制御部やステッピングモータなどのアクチュエータによって駆動される部品を備える電子機器であればいかなるものであってもよい。このような電子機器としては、ディスクカムコーダ、ディジタルスチルカメラ、携帯情報端末などを挙げることができる。特に、これらの電子機器が記録時に騒音及び振動の少なくとも一方を発生する記録媒体、例えばテープやディスクを備える場合に、本発明を適用することにより、該記録媒体に発生する騒音や振動を確実に防止することができる。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RWなどの光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る電子機器は、アクチュエータによって駆動される少なくとも1つの所定の部品を備える電子機器に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る電子機器としてのディジタルビデオカメラ(DVC)の構成を概略的に示すブロック図である。 図1のDVCがレンズ音記録モードであるときの動作を示すフローチャートである。 図2のステップS403で駆動される変倍レンズの速度を説明するために用いられる図である。 図2のステップS407で駆動される変倍レンズの速度を説明するために用いられる図である。
符号の説明
100 ディジタルビデオカメラ(DVC)
101 筐体
102 ズームレンズ部
104 マイク部
105 テープデッキ部
106 カードスロット部
107 信号処理部
109 変倍レンズ
110 絞り
112 焦点合わせレンズ
113 ズーム制御部
114 露光制御部
115 測距制御部

Claims (11)

  1. アクチュエータによって駆動される少なくとも1つの所定の部品を備える電子機器において、音声を音声データとして取得する音声取得手段と、前記音声取得手段を介して取得した音声データから音声ファイルを作成する音声ファイル作成手段と、前記アクチュエータを所定のプログラムに従って作動させるアクチュエータ制御手段とを備え、前記音声ファイル作成手段は、前記アクチュエータが作動している間に前記音声ファイルを作成することを特徴とする電子機器。
  2. 前記所定の部品とは異なる他の部品を備え、前記アクチュエータ制御手段は、前記所定の部品が駆動されている間において、前記他の部品の駆動を停止することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記他の部品は、記録時に騒音及び振動の少なくとも一方を発生する記録媒体から成ることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記音声ファイル作成手段は、前記所定の部品に対応するアクチュエータが作動している間に取得された音声データに基づいて、当該作動中のアクチュエータに対応する音声ファイルを作成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記所定の部品は、ズームレンズ、絞り、及び焦点合わせレンズから成る群から選択された一の部品から成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記所定のプログラムの少なくとも一部を格納する脱着可能な記録媒体を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記音声ファイルは非圧縮であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. アクチュエータによって駆動される少なくとも1つの所定の部品を備える電子機器の制御方法において、音声を音声データとして取得する音声取得ステップと、前記音声取得ステップにおいて取得した音声データから音声ファイルを作成する音声ファイル作成ステップと、前記アクチュエータを所定のプログラムに従って作動させるアクチュエータ制御ステップとを有し、前記音声ファイル作成ステップでは、前記アクチュエータが作動している間に前記音声ファイルを作成することを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. 前記所定のプログラムの少なくとも一部を格納する記録媒体を装着する装着ステップを有することを特徴とする請求項8記載の電子機器の制御方法。
  10. アクチュエータによって駆動される少なくとも1つの所定の部品を備える電子機器の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムにおいて、音声を音声データとして取得する音声取得モジュールと、前記音声取得モジュールを介して取得した音声データから音声ファイルを作成する音声ファイル作成モジュールと、前記アクチュエータを所定のプログラムに従って作動させるアクチュエータ制御モジュールとを備え、前記音声ファイル作成モジュールは、前記アクチュエータが作動している間に前記音声ファイルを作成することを特徴とする制御プログラム。
  11. 請求項10記載の制御プログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008114469A1 (ja) 2007-03-16 2008-09-25 Nissan Motor Co., Ltd. 内燃エンジンの動弁装置
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