JP2011229142A - 撮影装置、信号処理装置及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズを低減することができる撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影装置100が、判断部251により撮影部が動作していると判断されたときにマイク230から出力された電気信号SS1と、撮影部が動作していないと判断されたときにマイク230から出力された電気信号SS1との比が閾値以上であったとき、撮影部が動作していると判断されたときにマイク230から出力された電気信号SS1をノイズ信号として記憶する記憶部160と、記憶部160に記憶されたノイズ信号を用いて、マイク230から出力された電気信号SS1のノイズを低減させるノイズ低減処理部250とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影装置、信号処理装置及び記録媒体に関する。
カメラの電源が投入された直後あるいはユーザによって指示がなされた場合に、カメラのモータノイズ等を含む音声信号を録音し、録音した音声信号に含まれているモータノイズ等に基づいて、ノイズを低減するために用いられる適応型フィルタを調整するカメラが特許文献1に記載されている。
特開2004−80788号公報
しかしながら、たとえば、カメラのモータノイズ等を含む音声信号を録音する場合において、モータノイズ等以外の音声信号も録音される場合には、モータノイズ等を適切に抽出することができない可能性がある。そして、この場合、適応型フィルタを適切に調整することができないために、ノイズを適切に低減することができない可能性があるという問題がある。
本発明は、ノイズを低減することができる撮影装置、信号処理装置及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の一形態によれば、撮影装置は、音波を電気信号に変換するマイクと、光学系による像を撮影する撮影部の動作を検出するセンサから出力されたセンサ信号、及び、前記撮影部の動作を制御する制御部から出力された制御信号のうち少なくとも一方を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記センサ信号及び前記制御信号のうち少なくとも一方を用いて、前記撮影部の動作の有無を判断する判断部と、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された第1の電気信号と、前記判断部により前記撮影部が動作していないと判断されたときに前記マイクから出力された第2の電気信号との比が閾値以上であったとき、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された前記第1の電気信号をノイズ信号として記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記ノイズ信号を用いて、前記マイクから出力された前記電気信号のノイズを低減させるノイズ低減部とを備えている。
また、本発明の一形態によれば、信号処理装置は、撮影装置の光学系による像を撮影する撮影部の動作を検出するセンサから出力されたセンサ信号、及び、前記撮影部の動作を制御する制御部から出力された制御信号のうち少なくとも一方、及び、前記撮影装置が出力した音声信号が入力される入力部と、前記センサ信号、及び前記制御信号のうち少なくとも一方を用いて、前記撮影部の動作の有無を判断する判断部と、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたタイミングに対応する第1の音声信号と、前記判断部により前記撮影部が動作していないと判断されたタイミングに対応する第2の音声信号との比が閾値以上であったとき、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたタイミングに対応する前記第1の音声信号をノイズ信号として記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記ノイズ信号を用いて、前記入力部に入力された前記音声信号のノイズを低減させるノイズ低減部とを備えている。
また、本発明の一形態によれば、コンピュータによる読み出し可能なプログラムが記録された記録媒体であって、前記記録媒体は、コンピュータに、マイクを用い音波を電気信号に変換する手順と、検出部によって、光学系による像を撮影する撮影部の動作を検出するセンサから出力されたセンサ信号、及び、前記撮影部の動作を制御する制御部から出力された制御信号のうち少なくとも一方を検出する手順と、判断部によって、前記検出部により検出された前記センサ信号及び前記制御信号のうち少なくとも一方を用いて、前記撮影部の動作の有無を判断する手順と、記憶部によって、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された第1の電気信号と、前記判断部により前記撮影部が動作していないと判断されたときに前記マイクから出力された第2の電気信号との比が閾値以上であったとき、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された前記第1の電気信号をノイズ信号として記憶する手順と、ノイズ低減部によって、前記記憶部に記憶された前記ノイズ信号を用いて、前記マイクから出力された前記電気信号のノイズを低減させる手順とを実行させるための記録媒体を記録している。
本発明の一形態によれば、ノイズを低減することができる撮影装置、信号処理装置及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。 図1の撮影装置の動作例を示すフローチャートである。 図2のステップS104及びS105において、マイクによって出力される出力信号の一例を示す図である。 オートフォーカスレンズの駆動信号の時間変化の一例を示す図である。 減算係数の時間変化の一例を示す図である。 収音された音声信号の波形の一例を示す図である。 収音された音声信号に対してノイズ低減処理を行った結果の波形の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1には、撮影装置の構成を示すブロック図が示されている。撮影装置100は、撮像部110の光学系111によって撮影対象の像を撮影(あるいは撮像)し、得られた画像データを記憶媒体200に記憶させる。また、撮影装置100は、マイク230によって収音された音声信号からノイズを低減させ、得られた低ノイズ音声信号を記憶媒体200に記憶させる。撮影装置100は、例えば、レンズ鏡筒、カメラ本体、レンズ鏡筒とカメラ本体とが組み合わされたものである。
撮影装置100は、撮像部110(撮影部)と、画像処理部140と、表示部150と、バッファメモリ部130と、操作部180と、記憶部160と、CPU(Central Processing Unit)190と、マイク230と、音声信号処理部240と、ノイズ低減処理部250と、通信部170を備えている。
撮像部110は、光学系111と、撮像素子119と、A/D(Analog/Digital)変換部120とを備え、設定された撮像条件(例えば絞り値、露出値等)に従って、CPU190により制御される。また、撮像部110は、光学系111による光学像を撮像素子119に結像させて、A/D変換部120によってデジタル信号に変換された当該光学像に基づく画像データを生成する。
光学系111は、ズームレンズ114と、焦点調整レンズ(以下、「AF(Auto Focus)レンズ」という)112と、手振れ補正レンズ(以下、「VR(Vibration Reduction)レンズ」という)113と、レンズ駆動部116と、ズームエンコーダ115と、AFエンコーダ117と、像ぶれ補正部118とを備えている。光学系111は、レンズ鏡筒を構成する。光学系111は、ズームレンズ114、AFレンズ112、及びVRレンズ113を通過した入射光を、撮像素子119の受光面に導いて、光学像を形成する。なお、光学系111は、撮影装置100に取り付けられて一体とされていてもよいし、撮影装置100に着脱可能に取り付けられてもよい。
ズームエンコーダ115は、撮影時に、ズームレンズ114の駆動方向を検出し、ズームレンズ114の駆動方向に応じた信号を、センサ信号SS2AとしてCPU190に出力するセンサである。ここで、ズームレンズ114の駆動方向に応じた信号とは、ズームレンズ114が、光学系111内において停止されている状態、望遠方向に駆動されている状態(ズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、時計回り(CW)に回転)、又は広角方向に駆動されている状態(ズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、反時計回り(CCW)に回転)のいずれかの状態にあることを示す信号であってもよい。すなわち、ズームレンズ114の駆動方向の検出とは、ズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等の回転方向の検出であってもよい。なお、このズームレンズ114を駆動するためのモータ、カム等は、レンズ駆動部116に備えられてもよい。また、ズームエンコーダ115は、検出したズームレンズ114の駆動方向及び駆動量に基づいて、ズームレンズ114の位置を表わすズームポジションを検出し、センサ信号SS2BとしてCPU190に出力するセンサとしても機能する。
AFエンコーダ117は、撮影時に、AFレンズ112の駆動方向を検出し、AFレンズ112の駆動方向に応じた信号を、センサ信号SS3AとしてCPU190に出力するセンサである。ここで、AFレンズ112の駆動方向に応じた信号とは、AFレンズ112が、光学系111内において停止している状態を示す。例えば、AFレンズ112が無限端方向に駆動されている状態(AFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、時計回り(CW)に回転)、又はAFレンズ112が至近端方向に駆動されている状態(AFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等が、例えば、反時計回り(CCW)に回転)のいずれかの状態にあることを示す信号であってもよい。すなわち、AFレンズ112の駆動方向の検出とは、AFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等の回転方向の検出であってもよい。なお、このAFレンズ112を駆動するためのモータ、カム等は、レンズ駆動部116に備えられてもよい。また、AFエンコーダ117は、検出したAFレンズ112の駆動方向及び駆動量に基づいて、AFレンズ112の位置を表わすフォーカスポジションを検出し、センサ信号SS3BとしてCPU190に出力するセンサとしても機能する。
像ぶれ補正部118は、撮影時に、光学系111による像のぶれを検出し、センサ信号SS4としてCPU190に出力するセンサである。そして、像ぶれ補正部118は、CPU190から入力される制御信号SC1に基づいて、光学系111による像のぶれを打ち消す方向にVRレンズ113を駆動する。なお、像ぶれ補正部118は、VRレンズ113の位置を検出し、センサ信号SS4としてCPU190に出力してもよい。
レンズ駆動部116は、CPU190から入力される制御信号SC2に基づいて、AFレンズ112及びズームレンズ114の位置を制御する。レンズ駆動部116は、撮影において駆動されるアクチュエータを備える。ここで、撮影において駆動されるアクチュエータとは、例えば、AFレンズ112及びズームレンズ114などを駆動するモータであってもよい。そして、このアクチュエータは、撮影装置100、又は撮影装置100から着脱可能な光学系(レンズ鏡筒)のいずれかに備えられてもよい。
撮像素子119は、例えば、光電変換面を備え、その受光面に結像した光学像を電気信号に変換して、A/D変換部120に出力する。
また、撮像素子119は、操作部180を介して撮影指示を受け付けた際に得られる画像データを、静止画又は動画の画像データとして、A/D変換部120を介して記憶媒体200に記憶させる。一方、撮像素子119は、操作部180を介して撮像指示を受け付けていない状態において、連続的に得られる画像データをスルー画データとして、A/D変換部120を介してCPU190及び表示部150に出力する。
A/D変換部120は、撮像素子119によって変換された電気信号をデジタル化して、デジタル信号である画像データをバッファメモリ部130に出力する。
操作部180は、例えば、電源スイッチ、シャッタボタン、マルチセレクタ(十字キー)181や、ズームキー等の操作キーその他の操作部材を備えている。操作部180は、撮影者(ユーザ)の操作によって撮影者の操作入力を受け付け、操作入力に応じたセンサ信号SS5をCPU190に出力するセンサである。また、操作部材は、例えば、タクトスイッチ、十字キー等のスイッチ、フォーカス操作環、ズーム操作環等の操作環等を含んでもよい。
画像処理部140は、記憶部160に記憶されている画像処理条件を参照して、バッファメモリ部130に一時的に記憶されている画像データの画像処理をする。画像処理された画像データは、通信部170を介して記憶媒体200に記憶される。なお、画像処理部140は、記憶媒体200に記憶されている画像データに対して、画像処理をしてもよい。
表示部150は、例えば液晶ディスプレイであって、撮像部110によって得られた画像データ、及び、駆動音の録音状態、操作画面等を表示する。また、表示部150は、CPU190の制御の下、駆動音の録音状態を表示する際に、後述するノイズ低減処理で用いられる推定ノイズ(ノイズ信号)を決定する場合に用いられる閾値に対応する情報、及び、ノイズ信号に対応する情報の少なくとも一方を表示することができる。表示部150は、例えば有機ELディスプレイや、電子インクディスプレイでもよい。
バッファメモリ部130は、撮像部110によって撮像された画像データを、一時的に記憶する。また、バッファメモリ部130は、マイク230が収音した音に応じた音声信号を、一時的に記憶する。
マイク230は、音を収音し、その音波を電気信号(アナログ信号)SS1に変換して出力する。すなわち、マイク230は、収音した音に応じた電気信号(以下、「マイク出力信号」という)SS1を、音声信号処理部240によってデジタル信号に変換し、バッファメモリ部130に出力する。このマイク出力信号SS1には、撮像部110が発した駆動音が重畳される可能性がある。ここでいう撮像部110とは、光学系111による像を撮影するための構成を意味し、レンズ駆動部116、像ぶれ補正部118等において光学系111を駆動するアクチュエータ、及び、操作部180を構成する撮影者が操作可能な操作部材の少なくとも一方を含むものである。撮像部110は、動画像を記録する画像記録部であるバッファメモリ部130、記憶媒体200等を含むものであってもよい。
記憶部160は、不揮発性メモリ等から構成されていて、例えば、CPU190によってシーン判定の際に参照される判定条件や、シーン判定によって判断されたシーン毎に対応付けられた撮像条件等を記憶する。また、記憶部160は、上述した撮像部110を実際に動作させることによってマイク230で収音した駆動音を記憶する。この記憶部160に記憶される駆動音は、波形情報そのものであってもよいし、あるいはフーリエ変換等の所定の処理がなされた情報であってもよい。より具体的には、この記憶部160には、判断部251により撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1(第1の電気信号)と、判断部251により撮像部110が動作していないと判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1(第2の電気信号)との比が所定の閾値以上であった場合に、判断部251により撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1をノイズ信号(駆動音)として記憶する。さらに記憶部160は、ノイズ信号を記憶した後に、判断部251により撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1(第1の電気信号)と、判断部251により撮像部110が動作していないと判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1(第2の電気信号)との比が所定の閾値以上であった場合に、判断部251により撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1(第1の電気信号)をノイズ信号として記憶する。
本実施形態では、ノイズ低減処理部250において、スペクトル減算法を用い、収音された音声信号をフーリエ変換してスペクトル分解し、スペクトル分解の結果から、推定されるノイズ信号をスペクトル分解したものを減算することで、収音された音声信号からノイズ信号を低減する処理を行う。このスペクトル減算法は、例えば、BOLL, S.F. Suppression of Acoustic Noise in Speech Using Spectral Subtraction. IEEE Trans. Acoust., Speech, Signal Processing, vol. ASSP−27, pp. 113−120, Apr. 1979に記載されている。本実施形態では、上記の駆動音を、ノイズ低減処理において推定ノイズ信号として用いる。
音声信号処理部240は、マイク230が出力したマイク出力信号SS1をデジタル信号に変換し、バッファメモリ部130に記憶させる。
CPU190は、記憶部160に記憶されているプログラムを実行することで、撮影装置100の各部を制御する。例えば、CPU190は、設定された撮像条件(例えば絞り値、露出値等)に従って、撮像部110を制御する。CPU190は、ズームエンコーダ115から入力されるズームポジション、および、AFエンコーダ117から入力されるフォーカスポジションと、操作部180から入力される操作入力に基づいて、制御信号SC2を出力する。レンズ駆動部116は、CPU190から入力される制御信号SC2に基づいて、AFレンズ112及びズームレンズ114の位置を制御する。なお、制御信号SC2は、CPU190からレンズ駆動部116へ供給される複数の制御信号を含んでいる。制御信号SC2には、例えばレンズ駆動部116によってAFレンズ112を駆動制御するための信号であるオートフォーカス駆動信号が含まれている。
また、CPU190は、検出部191を備えている。検出部191は、撮像部110の動作を検出するセンサから出力されたセンサ信号、及び、撮像部110の動作を制御する制御部であるCPU190から出力された制御信号のうち少なくとも一方を検出する。上述したように、撮像部110は、光学系111によって像を撮影する。すなわち、検出部191は、撮影装置100に備えられた撮像部110(ズームレンズ114、VRレンズ113、AFレンズ112)や操作部180等の動作の有無を検出する。検出部191は、撮像部110を動作させる制御信号に基づいて撮像部110の動作の有無を検出してもよい。また、検出部191は、撮像部110が動作されたことを示すセンサ信号に基づいて撮像部110の動作の有無を検出してもよい。検出部191は、検出した撮像部110の動作の有無を表す情報を、ノイズ低減処理部250の判断部251に出力する。
具体的には、検出部191は、たとえば、VRレンズ113を駆動するためにCPU190から像ぶれ補正部118に入力される制御信号SC1に基づいて撮像部110の動作の有無を検出するようにしてもよい。また、検出部191は、ズームレンズ114又はAFレンズ112を駆動させるためにCPU190からレンズ駆動部116に入力される制御信号SC2に基づいて撮像部110の動作の有無を検出するようにしてもよい。あるいは、検出部191は、ズームエンコーダ115から出力されたセンサ信号SS2AまたはSS2Bに基づいて撮像部110の動作の有無を検出するようにしてもよい。検出部191は、AFエンコーダから出力されたセンサ信号SS3AまたはSS3Bに基づいて撮像部110の動作の有無を検出するようにしてもよい。検出部191は像ぶれ補正部118から出力されたセンサ信号SS4に基づいて撮像部110の動作の有無を検出するようにしてもよい。あるいは、検出部191は、操作部180から出力されたセンサ信号SS5に基づいて、操作部180が操作されたことを検出することで、撮像部110の動作の有無を検出してもよい。
次に、ノイズ低減処理部250について説明する。ノイズ低減処理部250は、判断部251を含んでいる。ノイズ低減処理部250は、ノイズ低減処理部250とCPU190の組み合わせによって構成されてもよい。また、ノイズ低減処理部250はCPU190に含まれてもよい。判断部251は、検出部191により検出されたセンサ信号及び制御信号のうち少なくとも一方を用いて、上記撮像部110の動作の有無を判断する。すなわち、判断部251は、光学系111を駆動するアクチュエータが駆動している状態、または、操作部180を構成する操作部材が操作されている状態の少なくとも一方が検出されたとき、上記撮像部110が動作していると判断する。そして、ノイズ低減処理部250は、判断部251により撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1と、判断部251により上記撮像部110が動作していないと判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1との比が所定の閾値以上であった場合に、判断部251により上記撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1をノイズ信号(駆動音)として記憶部160に記憶させる。さらに、ノイズ低減処理部250は、記憶部160にノイズ信号を記憶させた後、さらに、ノイズ信号を更新する機能を有している。すなわち、ノイズ低減処理部250は、記憶部160にノイズ信号を記憶した後に、判断部251により撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1と、判断部251により撮像部110が動作していないと判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1との比が所定の閾値以上であった場合に、判断部251により撮像部110が動作していると判断されたときにマイク230から出力されたマイク出力信号SS1をノイズ信号として記憶部160に記憶させる。
また、ノイズ低減処理部250は、判断部251によって撮像部110に含まれる光学系111と、撮像素子119と、A/D変換部120とのいずれかの構成が動作していると判断された場合に、動作していると判断された構成に対応して記憶部160に記録されているノイズ信号(駆動音)を推定ノイズとして用いたスペクトル減算法によって周波数領域でノイズ低減処理を実行し、マイク230から出力されたマイク出力信号SS1に含まれるノイズを低減させる。そして、ノイズ低減処理部250は、ノイズが低減されたマイク出力信号SS1を、ノイズ減算処理信号(音声データ)として通信部170に出力する。
通信部170は、カードメモリ等の取り外しが可能な記憶媒体200と接続され、この記憶媒体200への情報(画像データ、及びノイズ減算処理信号等)の書込み、読み出し、あるいは消去を行う。
記憶媒体200は、撮影装置100に対して着脱可能に接続される記憶部であって、例えば、撮像部110によって生成された画像データ、及びノイズ減算処理信号等を記憶する。なお、記憶媒体200は、撮影装置100と一体であってもよい。
次に、本実施形態のノイズ低減処理に関する動作について説明する。ここでは、一例として、撮像部110が発する駆動音として、AFレンズ112を駆動する際に、AFレンズ112、レンズ駆動部116等を駆動させることで発生されるオートフォーカス駆動音を対象として説明を行う。
なお、スペクトル減算法では、減算量を設定するために推定ノイズが用いられる。本動作例では動画撮影(すなわち音声信号の録音をともなう撮影)前にオートフォーカス駆動音の録音を行い、録音したオートフォーカス駆動音を用いてノイズを推定する。正確なノイズ推定には、静かな環境で駆動音を録音することが望ましい。しかし、通常の撮影場所では音が発生しており、オートフォーカス駆動音に対して環境音が重畳した状態での録音となる。そこで、本実施形態では、AFレンズ112を駆動させた状態の録音信号である駆動音と、駆動させない状態の録音信号である環境音との比が所定の閾値以上、すなわち、環境音よりも駆動音が所定の割合で大きい場合に、その駆動音のノイズを推定するためのデータとして用いるようにしている。
ここで、図2を参照して、撮影装置100における、オートフォーカス駆動音の事前録音処理と、その後の動画撮影等におけるノイズ低減処理をともなう音声信号の録音処理(これを目的音の録音処理という)について説明する。撮影者が、操作部180のマルチセレクタ181等を操作し、駆動音の録音開始を指示すると、CPU190によって駆動音録音処理が開始される(図2のステップS101)。
次に、CPU190の制御の下、表示部150において録音対象の駆動音の種類が表示される(ステップS102)。ここで、撮影者による操作部180の操作に応じて、駆動音の種類が選択される(ステップS103)。ここでは、オートフォーカス駆動音が選択されたとする。
次に、音声信号処理部240によって、マイク230で収音された音がデジタル信号に変換され、所定期間分、環境音としてバッファメモリ部130に記録される(ステップS104)。この録音の際、CPU190は撮像部110の各部を駆動しない。すなわちオートフォーカス駆動音は発生しない。例として、図3(a)は、環境音が十分小さい状態で、オートフォーカスを駆動せずに、マイク230が録音時に出力する信号を示す。マイク出力信号は、ほぼゼロを示している。図3(b)は、環境音が大きい状態で、オートフォーカスを駆動せずに、マイク230が録音時に出力する信号の例を示す。約0.02s程度の周期で正弦波状の出力信号がみられる。また、この際、表示部150において、例えば、環境音を録音中である旨の表示、操作部180を操作しないようにとの注意表示等を行うことができる。または、環境音の録音が終了するまでの間に、操作部180の操作が行われた場合、予め、CPU190が操作部180からの入力を受け付けないように設定してもよい。
次に、CPU190によって、レンズ駆動部116に対してAFレンズ112を所定期間、駆動させるための制御信号SC2が出力されるとともに、音声信号処理部240によって、マイク230で収音された音がデジタル信号に変換され、所定期間分、オートフォーカス駆動音としてバッファメモリ部130に記録される(ステップS105)。ステップS105の例として、図3(c)に、環境音が十分小さい状態で、オートフォーカスを駆動した場合に、マイク230が録音時に出力する信号の例を示す。マイク出力信号値は小さいものの、小刻みな時間間隔で振動する出力信号がみられる。この出力信号は駆動音に対応している。
次に、CPU190(あるいはCPU190によって制御されたノイズ低減処理部250)は、バッファメモリ部130にステップS104で録音された環境音と、ステップS105で録音されたオートフォーカス駆動音と比の値を求め、所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS106)。駆動音と環境音の比は、例えば、駆動音の信号波形の実効値を環境音の信号波形の実効値で除すること、駆動音の信号波形のピークトウピークを環境音の信号波形のピークトウピークで除すること等によって求めることができる。
そして、この比の値と所定の閾値とを比較することで、駆動音が、環境音よりも所定倍大きい値を有していることを確認することができる。
駆動音と環境音の比が所定の閾値以上、すなわち、駆動音が環境音よりも所定倍大きい値を有している場合、バッファメモリ部130に記録した駆動音のデータを、記憶部160に記録する(ステップS107)。他方、駆動音と環境音の比が所定の閾値未満の場合には、記憶部160への記録は行われない(ステップS106で「N」)。
次に、CPU190は、ステップS106の判定結果とステップS104およびステップS105での録音状態とを、表示部150に表示する。表示部150は、駆動音の録音状態を表示する際に、推定ノイズ(ノイズ信号)を決定する際に用いられる閾値に対応する情報、及び、ノイズ信号に対応する情報の少なくとも一方を表示する。続いて、CPU190は、表示部150に所定の選択肢を表す情報を表示するとともに、撮影者による操作部180を用いた操作を受け付け、操作内容に基づいてオートフォーカス駆動音を再度録音するか否かを判定する。操作部180が再録音を指示するよう操作された場合にはステップS104へ戻り、再び環境音とオートフォーカス駆動音が録音される(ステップS109で「Y」→ステップS104)。駆動音の再録音が選択されなかった場合には、ステップS110で他の駆動音を録音するか否かが判定される(ステップS109で「N」→ステップS110)。
ステップS110では、CPU190が、表示部150に所定の選択肢を表す情報を表示するとともに、撮影者による操作部180による操作を受け付け、他の駆動音を録音するか否かを判定する。操作部180が他の駆動音を録音するよう操作された場合にはステップS102へ戻り、再び駆動音の種類の選択と録音の処理が行われる(ステップS110で「Y」→ステップS102)。他の駆動音の録音が選択されなかった場合には、目的音の録音待機状態となる(ステップS110で「N」→ステップS111)。
その後、操作部180に所定の操作が行われ、動画撮影等、目的音の録音をともなう処理が開始されると(ステップS111で「Y」)、ノイズ低減処理部250によって、検出部191の出力に基づく判断部251の判断結果に従って、ステップS107で保存された駆動音を用いて、音声信号処理部240を介してバッファメモリ部130に記憶されたマイク出力信号SS1に対して、ノイズ低減処理が行われる(ステップS112)。
上記の動作においては、例えば、オートフォーカス駆動音に対して大きい環境音が発生している状態で駆動音が録音された場合、推定ノイズに大きな誤差を含む可能性がある。そのような場合には表示部150において撮影者に録音のやり直しを勧める表示を行うことができる。反対に、周りが静かな状態でオートフォーカス駆動音が録音された場合は、正確にノイズが推定されると判断し、例えば、駆動音の録音が成功したことを撮影者に伝える表示を行うことができる。このように、オートフォーカス駆動音と環境音の大きさの比較に基づいて駆動音の録音状態を判断し、撮影者に伝えることで、より正確な推定ノイズを得られる機会を与えることができる。
なお、図2のステップS108では、表示部150における録音状態の表示を例えば多段階のランクで表示することが可能である。例えば、録音状態が悪い場合を「0」とし、録音状態が良い場合を「3」とする。また、例えば、録音状態のランクをグラフで示すインジケータを表示部150に表示することで、撮影者が容易に録音状態を把握することができる。録音状態に対応するランクは、例えば、オートフォーカス駆動音と環境音の比によって決定し、相対的に環境音が小さければ録音状態が良い値とし、環境音が大きければ録音状態が悪い値とする。撮影者は現在の録音状態を見て、再度録音を行う判断が可能であり、再録音の録音状態が向上すれば、再録音結果から推定ノイズを求めることにし、録音状態インジケータを更新するようにすることができる。表示部150には、例えば、複数の駆動音について、AF(オートフォーカス)「3」、VR(手ブレ補正)「1」、ズーム「0」、マルチセレクタ「2」といったことを示す文字情報あるいは図形情報の表示を行うことができる。
次に、本実施形態における具体的な使用例について説明する。本実施形態では撮影者は、動画撮影中に発生する可能性のある駆動音について動画撮影前に駆動音の録音を行うことができる。その際、オートフォーカス駆動音、手ブレ補正駆動音、ズーム操作音(手動)、マルチセレクタのボタン操作音(手動)等の音を対象とすることができる。撮影者は、動画撮影前に必要な録音の種類を選択し、オートフォーカス駆動音等の駆動音の録音を行うことができる。その際、駆動音録音直後に録音状態が表示され、必要に応じて再録音を行うことができる。本実施形態では、例えば、環境音が大きいときに駆動音録音を行うと録音状態が低いと判断される。その場合、撮影者は、環境音が小さくなるまで待って再度録音を行うか、環境音が小さい場所に移動して再度録音を行うようにすることができる。
次に、図4〜図7を参照して、AFレンズ112が駆動される場合を例として、目的音録音時のノイズ低減の方法について説明する。CPU190の検出部191は、AFレンズ112が駆動されると、CPU190内部のオートフォーカス駆動コマンドを実施することによって生成された制御信号SC2の出力またはAFエンコーダ117の出力センサ信号SS3AもしくはSS3B等によって駆動状態を検出する。CPU190の検出部191は、AFレンズ112の駆動状態(動作有りとの状態)を表す情報を、ノイズ低減処理部250の判断部251に出力する。判断部251は、検出部191から受けた信号に基づいて、AFレンズ112が動作していることを判断する。ノイズ低減処理部250は、判断部251の判断に従い、記憶部160に記憶されたオートフォーカス駆動音を推定ノイズとして用いたスペクトル減算法によって周波数領域でノイズ低減処理を実行する。これによって、マイク230から出力されたマイク出力信号SS1に含まれるノイズを低減させる。そして、ノイズ低減処理部250は、ノイズが低減されたマイク出力信号SS1をノイズ減算処理信号として通信部170を介して記憶媒体200に記憶させる。
なお、ノイズ低減処理部250におけるノイズ低減処理では、ノイズ低減処理をする部分とノイズ低減処理をしない部分との不連続を緩和するために、スペクトル減算法の減算係数をなだらかに変化させてもよい。図4は制御信号SC2(オートフォーカス駆動信号)の時間変化波形を示す図である。図5は、図4と同一の時間軸において、減算係数の時間変化波形を示す図である。ただし、図4および図5のグラフはオートフォーカス駆動音の発生タイミング(期間)と波形を分かりやすく模式的に描いたもので、実際の波形とは異なり、時間軸も実際とは異なる。
図6は、収音された音信号の波形の一例を示す図であり、図7は、収音された音信号に対してノイズ低減処理した後の波形の一例を示す図である。図6に示されるように、音信号にAFレンズ112により生じるノイズが重畳している場合であっても、AFレンズ112を実際に駆動して録音した音声データを用いたノイズ低減処理を行うことによってノイズを減じることができる。
なお、上記の実施形態では、動画撮影の事前にオートフォーカス駆動音を録音したが、動画撮影後にオートフォーカス駆動音を録音しても良い。その場合は、オートフォーカス駆動音録音後に動画撮影録音データに含まれるオートフォーカス駆動音の低減処理を行う。この処理は撮影装置100内で行っても良いし、音声データをPC(パーソナルコンピュータ)に転送してPC上で処理しても良い。その場合、例えば、PCには、撮影装置100の光学系111による像を撮影する上記撮像部110の動作を検出するズームエンコーダ115、AFエンコーダ117、像ぶれ補正部118、操作部180等から出力されたセンサ信号SS2A、SS2B、SS3A、SS3B、SS4、SS5等、及び、撮像部110の動作を制御するCPU190から出力された制御信号SC1、SC2等のうち少なくとも一方、及び、撮影装置100が出力したマイク出力信号SS1、それをデジタル変換した信号等の音声信号が入力される入力部を設けておくことができる。さらに、PCに、センサ信号SS2A、SS2B、SS3A、SS3B、SS4、SS5及び制御信号SC1、SC2のうち少なくとも一方を用いて、撮像部110の動作の有無を判断する判断部と、判断部により撮像部110が動作していると判断された期間に入力部(マイク)から入力された第1の音声信号と、判断部により撮像部110が動作していないと判断された期間に入力部から入力された第2の音声信号との比が閾値以上であったとき、判断部により撮像部110が動作していると判断された期間に対応する前記第1の音声信号をノイズ信号として記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたノイズ信号を用いて、前記入力された音声信号のノイズを低減させるノイズ低減部とを設けておくことができる。
また、動画再生時に低減処理を行っても良い。この場合は、例えば、目的音の録音データとオートフォーカス駆動音の推定ノイズを比較してオートフォーカス駆動している期間を推定する。その後のノイズ低減処理は前述の処理と同じように行うことができる。
なお、使用するマイク230は撮影装置100に内蔵されたマイクでも良いし、外部に取り付けたマイクでも良い。ただし、外部マイクを使用する場合は、動画撮影時と同じマイクを同じ取り付け方法でセットして駆動音の録音を行うことが望ましい。
なお、上記実施形態では、推定ノイズの設定を、実際の撮影とは別に撮影者の指示に応じて音声データを記録させることで行うこととしているが、これと異なり、撮影者の指示なしに自動的に、あるいは実際の撮影動作時に録音された撮像部110が駆動されている期間の音声データと駆動されていない期間の音声データとに基づいて推定ノイズを設定することも可能である。例えば撮像部110による第1の撮影において検出部191によって撮影動作に変化があると検出された場合に収音された第1のマイク出力信号SS1の、撮影動作に変化がないと判断された場合に収音された第2のマイク出力信号SS1に対する比が所定の閾値以上である場合に、当該撮影動作に変化があると判断された場合に収音された第1のマイク出力信号SS1をノイズ信号として記憶する。そして、第1の撮影の後にされた撮像部110による第2の撮影において撮影動作に変化があると判断された場合に収音された第3の電気信号SS1に対して、記憶したノイズ信号に基づいてノイズ低減処理を行うようにすることができる。
さらに、実際の撮影動作時に録音された音声データに基づいて設定された推定ノイズを、より録音状態が良いデータで更新するようにすることも可能である。すなわち、撮像部110による第1の撮影の後にされた第3の撮影において撮影動作に変化があると判断された場合に収音された第4のマイク出力信号SS1の、撮影動作に変化がないと判断された場合に収音された第5のマイク出力信号SS1に対する比を算出し、当該算出した比が、第1の撮影において撮影動作に変化があると判断された場合に収音された第1のマイク出力信号SS1の撮影動作に変化がないと判断された場合に収音された第2のマイク出力信号SS1に対する比よりも大きい場合は、ノイズ信号を、第3の撮影において撮影動作に変化があると判断された場合に収音された第4のマイク出力信号SS1に変更するようにすることができる。
また、第4のマイク出力信号SS1に更新する際の比の算出処理や変更処理を、撮影動作に変化があると検出された場合に収音された第1のマイク出力信号SS1の撮影動作に変化がないと判断された場合に収音された第2のマイク出力信号SS1に対する比が所定の閾値よりも小さい場合に限定して行うようにしてもよい。
また、例えば、光学系111を取り替えたり、マイク230を取り替えたりしたことを示す信号が入力されたことに応じて、実際の撮影動作時に録音された音声データ等に基づいて設定された推定ノイズを設定あるいは更新するようにすることもできる。
また、撮像部110により撮像された像を表示部150において連続的に表示させるとともに、その連続的な表示が行われている場合に操作部180において撮像部110により撮像された像を記録させることを示す操作がなされていないときに、上記第1の撮影状態であると判定するようにすることもできる。
また、マイク230により収音されたマイク出力信号SS1と、判断部251により判断された結果とを関連付けてバッファメモリ部130あるいは記憶媒体200に記憶するようにしてもよい。
また、複数の種類の推定ノイズデータとして、予め出荷時に録音された複数のノイズ信号を記憶部160へ記憶させておいてもよい。複数の種類の推定ノイズデータは表示部150に表示することができ、撮影者は、所望の推定ノイズデータを選択し、これを用いて標準的なノイズ低減処理をすることができる。
ところで、カメラ出荷時と撮影時では、経年変化、周囲温度によってカメラのモータノイズ等の駆動音が変化する可能性がある。また、レンズ交換式カメラの場合、違う種類のレンズに交換すると駆動音が異なる可能性がある。また、同じ種類のレンズでも個体差があり駆動音が異なる可能性がある。また、レンズ交換式カメラの場合、新しく発売されたレンズの駆動音データはカメラボディに記録されていない可能性がある。このいずれの場合に対しても、本実施形態によれば、上記に説明したように、撮影動作時に録音された音声データに基づいて設定された適切な推定ノイズに基づいて、ノイズ低減処理を実行することができる。
また、図1におけるCPU190、検出部191、判断部251、又はノイズ低減処理部250の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりCPU190、検出部191、判断部251、又はノイズ低減処理部250による処理を実行してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
なお、符号を付して説明した構成は適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
100…撮影装置、110…撮像部、111…光学系、115…ズームエンコーダ、117…AFエンコーダ、118…像ぶれ補正部、180…操作部、160…記憶部、170…通信部、190…CPU、191…検出部、200…記憶媒体、230…マイク、250…ノイズ低減処理部、251…判断部

Claims (10)

  1. 音波を電気信号に変換するマイクと、
    光学系による像を撮影する撮影部の動作を検出するセンサから出力されたセンサ信号、及び、前記撮影部の動作を制御する制御部から出力された制御信号のうち少なくとも一方を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記センサ信号及び前記制御信号のうち少なくとも一方を用いて、前記撮影部の動作の有無を判断する判断部と、
    前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された第1の電気信号と、前記判断部により前記撮影部が動作していないと判断されたときに前記マイクから出力された第2の電気信号との比が閾値以上であったとき、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された前記第1の電気信号をノイズ信号として記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記ノイズ信号を用いて、前記マイクから出力された前記電気信号のノイズを低減させるノイズ低減部とを含むことを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載された撮影装置であって、
    前記ノイズ低減部は、前記ノイズ信号を用いて、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたとき前記マイクから出力された前記第1の電気信号のノイズを低減させることを特徴とする撮影装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された撮影装置であって、
    前記撮影部は、前記光学系を駆動するアクチュエータ、及び、撮影者が操作可能な操作部材の少なくとも一方を含むことを特徴とする撮影装置。
  4. 請求項3に記載された撮影装置であって、
    前記判断部は、前記アクチュエータが駆動しているとき、及び、前記操作部材が操作されているときの少なくとも一方が検出されたとき、前記撮影部が動作していると判断することを特徴とする撮影装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載された撮影装置であって、
    前記撮影部は、動画像を記録する画像記録部を有することを特徴とする撮影装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された撮影装置であって、
    前記記憶部は、前記ノイズ信号を記憶した後であって前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された前記第1の電気信号と、前記ノイズ信号を記憶した後であって前記判断部により前記撮影部が動作していないと判断されたときに前記マイクから出力された前記第2の電気信号との比が閾値以上であったとき、前記ノイズ信号を記憶した後であって前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された前記第1の電気信号をノイズ信号として記憶することを特徴とする撮影装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載された撮影装置であって、
    前記閾値に対応する情報、及び、前記ノイズ信号に対応する情報の少なくとも一方を表示する表示部を有することを特徴とする撮影装置。
  8. 撮影装置の光学系による像を撮影する撮影部の動作を検出するセンサから出力されたセンサ信号、及び、前記撮影部の動作を制御する制御部から出力された制御信号のうち少なくとも一方、及び、前記撮影装置が出力した音声信号が入力される入力部と、
    前記センサ信号及び前記制御信号のうち少なくとも一方を用いて、前記撮影部の動作の有無を判断する判断部と、
    前記判断部により前記撮影部が動作していると判断された期間に対応する第1の音声信号と、前記判断部により前記撮影部が動作していないと判断された期間に対応する第2の音声信号との比が閾値以上であったとき、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断された期間に対応する前記第1の音声信号をノイズ信号として記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記ノイズ信号を用いて、前記入力部に入力された前記音声信号のノイズを低減させるノイズ低減部とを含むことを特徴とする信号処理装置。
  9. 請求項8に記載された信号処理装置であって、
    前記判断部は、前記光学系を駆動するアクチュエータが駆動しているとき、及び、撮影者が操作可能な操作部材が操作されているときの少なくとも一方が検出されたとき、前記撮影部が動作していると判断することを特徴とする信号処理装置。
  10. コンピュータによる読み出し可能なプログラムが記録された記録媒体であって、コンピュータに、
    マイクを用い音波を電気信号に変換する手順と、
    検出部によって、光学系による像を撮影する撮影部の動作を検出するセンサから出力されたセンサ信号、及び、前記撮影部の動作を制御する制御部から出力された制御信号のうち少なくとも一方を検出する手順と、
    判断部によって、前記検出部により検出された前記センサ信号及び前記制御信号のうち少なくとも一方を用いて、前記撮影部の動作の有無を判断する手順と、
    記憶部によって、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された第1の電気信号と、前記判断部により前記撮影部が動作していないと判断されたときに前記マイクから出力された第2の電気信号との比が閾値以上であったとき、前記判断部により前記撮影部が動作していると判断されたときに前記マイクから出力された前記第1の電気信号をノイズ信号として記憶する手順と、
    ノイズ低減部によって、前記記憶部に記憶された前記ノイズ信号を用いて、前記マイクから出力された前記電気信号のノイズを低減させる手順と
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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