JP2007068122A - 撮像装置およびカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アナログ加算の画素数を容易に増やすことができる撮像装置およびカメラシステムを提供する。
【解決手段】 入射光の複数の色成分に応じた電荷を色成分ごとに蓄積する画素15R,15G,15Bを含み、各々の色成分の画素15R,15G,15Bが二次元に配列された電荷蓄積部と、電荷蓄積部の各画素の電荷を同じ色成分どうしで一方向(垂直方向)に加算する第1加算部12,16R,16G,16B,18と、第1加算部によって加算された後の電荷を一方向とは垂直な方向(水平方向)に転送して各色成分ごとに順に加算する第2加算部12,18,19とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の色成分の画像信号を出力する撮像装置およびカメラシステムに関する。
複数の色成分(例えば赤緑青の3つの色成分)の画像信号を出力する装置としてカラーCCD撮像装置が知られている。この撮像装置では、入射光の強度が弱いときに、複数の画素の電荷を同色どうしで垂直方向に加算して感度を上げ、S/Nの良い画像信号を得るようにしている(例えば特許文献1を参照)。このような撮像装置内での電荷の加算は、アナログ加算とも呼ばれ、装置外でのデジタル加算と比較してノイズに強い利点がある。
特開2003−189183号公報
しかし、上記の撮像装置では、アナログ加算の画素数を増やすことが難しく、入射光の強度が微弱な場合には十分なS/Nを確保できないことがあった。
本発明の目的は、アナログ加算の画素数を容易に増やすことができる撮像装置およびカメラシステムを提供することにある。
本発明の撮像装置は、入射光の複数の色成分に応じた電荷を色成分ごとに蓄積する画素を含み、各々の色成分の前記画素が二次元に配列された電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部の各画素の電荷を同じ色成分どうしで一方向に加算する第1加算部と、前記第1加算部によって加算された後の電荷を前記一方向とは垂直な方向に転送して各色成分ごとに順に加算する第2加算部とを備えたものである。
また、本発明の撮像装置は、入射光の複数の色成分に応じた電荷を色成分ごとに蓄積する複数の画素が色成分ごとに一方向に沿って隣接して配列された画素列を含み、各々の色成分の前記画素列が前記一方向とは垂直な方向に繰り返し配列された電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部の各画素の電荷を前記一方向に転送して各画素列ごとに順に加算する第1加算部と、前記第1加算部によって加算された後の電荷を前記一方向とは垂直な方向に転送して各色成分ごとに順に加算する第2加算部とを備えたものである。
さらに、前記第2加算部は、第1の水平転送路を介して、前記第1加算部で加算された後の電荷を転送すると共に、該電荷を前記第1の水平転送路より容量の大きい第2の水平転送路またはバッファに蓄積させることで各色成分ごとに加算することが好ましい。
また、前記第2加算部は、第1の水平転送路を介して、前記第1加算部で加算された後の電荷を転送するものであり、前記電荷蓄積部の各画素の電荷を加算せずに垂直方向および水平方向に順に転送すると共に、該水平方向の転送を前記第1の水平転送路より容量の小さい第3の水平転送路を介して行う非加算転送部をさらに備えることが好ましい。
さらに、前記第1加算部と前記第2加算部とを用いて前記電荷蓄積部の各画素の電荷を読み出す加算モードと、前記非加算転送部を用いて前記電荷蓄積部の各画素の電荷を読み出す非加算モードとを切り換える制御手段をさらに備えることが好ましい。
本発明のカメラシステムは、上記の撮像装置を備えたものである。
本発明によれば、アナログ加算の画素数を容易に増やすことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態の撮像装置10は、図1に示す通り、撮像素子11と制御部12とで構成される。撮像素子11は、プログレッシブ型のカラーCCD撮像素子であり、制御部12による読み出し制御に応じて、出力アンプ13(または出力アンプ14)から、赤色(R),緑色(G),青色(B)の3つの色成分の画像信号を出力する。出力アンプ13,14は例えばFDA(Floating Diffusion Amplifier)などである。
撮像素子11には、出力アンプ13,14の他、入射光の赤色(R)成分に応じた電荷を蓄積する画素15Rと、緑色(G)成分に応じた電荷を蓄積する画素15Gと、青色(B)成分に応じた電荷を蓄積する画素15Bとが設けられる。画素15R,15G,15Bは、それぞれ、入射光からR成分,G成分,B成分を選択的に透過させる色フィルタを前面に備え、色フィルタからの透過光を光電変換して電荷を蓄積する。
また、各色成分の画素15R,15G,15Bは、垂直方向および水平方向に2次元配列され、また、縦ストライプ状に配列されている。つまり、R成分の複数の画素15Rが垂直方向に沿って隣接して配列された画素列と、G成分の複数の画素15Gが同様に配列された画素列と、B成分の複数の画素15Bからなる同様の画素列とが、水平方向に複数ずつ繰り返し配列されている。
さらに、撮像素子11には、各色成分の画素列ごとに、垂直転送路16R,16G,16Bが設けられる。垂直転送路16Rは、複数の画素15RからなるR成分の画素列に対応し、画素15Rの電荷を垂直方向に転送する。同様に、垂直転送路16G,16Bは、それぞれG成分,B成分の画素列に対応し、画素15G,15Bの電荷を垂直方向に転送する。撮像素子11はプログレッシブ型であるため、垂直転送路16R,16G,16Bの転送セル6Aの数は画素列の画素数と同じである。
また、撮像素子11には、容量の異なる3本の水平転送路17〜19が設けられる。図1では、水平転送路17〜19の転送セル7A〜9Aの矩形サイズにより、模式的に、転送セル7A〜9Aの容量の大小を表している。最も容量の小さい水平転送路17は垂直転送路16R,16G,16Bの出力端の近傍に配置され、その隣に容量の少し大きい水平転送路18が並べて配置され、その出力端8Bの隣に容量の最も大きい水平転送路19が配置される。
最も容量の小さい水平転送路17は、各画素15R,15G,15Bの電荷をアナログ加算せずに読み出すときに用いられる(全画素モード)。水平転送路17の転送セル7Aの容量は、垂直転送路16R,16G,16Bの転送セル6Aの容量とほぼ同じである。この水平転送路17の出力端には、出力アンプ13が接続される。
一方、容量の大きい水平転送路18,19は、各画素15R,15G,15Bの電荷をアナログ加算して読み出すときに用いられる(画素加算モード)。水平転送路18は垂直方向のアナログ加算用であり、このアナログ加算の画素数をn個とするとき、転送セル8Aの容量は転送セル6Aの容量のほぼn倍となる。また、水平転送路19は水平方向のアナログ加算用であり、このアナログ加算の画素数をm個とするとき、転送セル9Aの容量は転送セル8Aの容量のほぼm倍となる。この水平転送路19の出力端には、出力アンプ14が接続される。
[全画素モード]
第1実施形態の撮像装置10における全画素モードでの読み出し動作を説明する。
制御部12は、各画素15R,15G,15Bにおける電荷の蓄積が終了すると、電荷を垂直転送路16R,16G,16Bに読み出し(図2(a))、1ライン分だけ垂直方向に転送する(図2(b))。このとき、水平転送路17の転送セル7Aには、各画素列の1つの画素15R,15G,15Bにおける電荷が蓄積される。そして、この電荷は、水平転送路17を介して水平方向に転送され(図2(c))、出力アンプ13から出力される。
その後、同様の垂直転送と水平転送とを繰り返し、1ライン分ずつ出力アンプ13から出力させることにより、各画素15R,15G,15Bにおける電荷をアナログ加算せずに順に読み出すことができる。このような全画素モードによって読み出された画像信号は、撮像素子11の本来の画素数に応じた高解像度なものである。全画素モードは、入射光の強度が強く、電荷のアナログ加算を行わなくても十分なS/Nを確保できる場合に用いることが好ましい。
[画素加算モード]
第1実施形態の撮像装置10における画素加算モードでの読み出し動作を説明する。ここでは、垂直方向のアナログ加算の画素数をn個とし、水平方向のアナログ加算の画素数をm個とする。
制御部12は、各画素15R,15G,15Bにおける電荷の蓄積が終了すると、電荷を垂直転送路16R,16G,16Bに読み出し(図2(a))、nライン分だけ連続して垂直方向に転送する(図3(a))。このとき、水平転送路18の転送セル8Aには、各画素列の隣接するn個の画素15R,15G,15Bにおける電荷が順に蓄積されていく。このようにして各画素列ごとにn画素分の電荷が順に加算され、各色成分ごとに垂直方向のアナログ加算(n画素分)が行われる。
そして、水平転送路18における垂直方向のアナログ加算が終わると、水平転送路18の各転送セル8Aに蓄積されたn画素分の電荷は、水平転送路18を介して水平方向に転送され(図3(b))、水平転送路18の出力端8Bに到達すると、出力端8Bから大容量の水平転送路19に垂直転送される(図4(a))。出力端8Bの各転送セル8Aと水平転送路19の各転送セル9Aとは各色成分ごとに予め対応づけられている。
出力端8Bの各転送セル8Aから水平転送路19の各転送セル9Aへ、各色成分ごとにn画素分の電荷が1回垂直転送されると、再び、水平転送路18における水平転送が行われて、次のn画素分の電荷が出力端8Bに到達する。そして上記と同様に、出力端8Bの各転送セル8Aから水平転送路19の各転送セル9Aへ、各色成分ごとにn画素分の電荷が垂直転送される(図4(b))。
このような水平転送路18における水平転送と出力端8Bから水平転送路19への垂直転送とは、交互に繰り返してm回行われる。その結果、水平転送路19の各転送セル9Aには、各色成分ごとに、m回分の電荷(つまりn×m画素分の電荷)が順に蓄積されていく。このようにして各色成分ごとにm回分の電荷が順に加算され、各色成分ごとに水平方向のアナログ加算(n×m画素分)が行われる。
そして、水平転送路19における水平方向のアナログ加算が終わると、水平転送路19の各転送セル9Aに蓄積された各色成分のn×m画素分の電荷は、水平転送路19を介して水平方向に転送され、出力アンプ14から出力される(図4(b))。
本実施形態では、水平転送路18の出力端8Bの各転送セル8Aと水平転送路19の各転送セル9Aとが各色成分ごとに予め対応づけられているため、出力端8Bから水平転送路19への垂直転送時に、各色成分を分解してアナログ加算することができる。
その後、同様の垂直転送と水平転送と水平転送路19への転送とを繰り返し、nライン分ずつ出力アンプ14から出力させることにより、各画素15R,15G,15Bにおける電荷をn×m画素単位で各色成分ごとにアナログ加算しつつ順に読み出すことができる。このような画素加算モードによって読み出された画像信号は、上記の全画素モードと比較して画素数が少なく、応答性能が高いものである。画素加算モードは、入射光の強度が弱く、電荷のアナログ加算を行うことによって十分なS/Nを確保する場合に用いることが好ましい。
上記のように、第1実施形態の撮像装置10では、各画素15R,15G,15Bの電荷を各色成分ごとにアナログ加算して読み出す際(画素加算モード)、垂直方向のアナログ加算(n画素分)だけでなく、水平方向のアナログ加算(m画素分)も行う。このため、アナログ加算の画素数を容易に増やすことができる。したがって、入射光の強度が微弱な場合でも、n×m画素分のアナログ加算によって感度を上げ、S/Nの良い画像信号を各色成分ごとに得ることができる。
さらに、第1実施形態の撮像装置10では、各画素15R,15G,15Bを色成分ごとに縦ストライプ状に配列し、各垂直転送路16R,16G,16Bから水平転送路18の各転送セル8Aへの垂直転送の繰り返しによって、水平転送路18上で垂直方向のアナログ加算を行う。このため、アナログ加算の画素数を垂直方向に関してさらに増やすことができる。
また、第1実施形態の撮像装置10では、水平転送用の水平転送路18とは別に、水平方向のアナログ加算用の水平転送路19を設け、水平転送路18の出力端8Bの各転送セル8Aから水平転送路19の各転送セル9Aへの垂直転送の繰り返しによって、水平転送路19上で水平方向のアナログ加算を行う。このため、アナログ加算の画素数を水平方向に関してさらに増やすことができる。
第1実施形態の撮像装置10によれば、各画素15R,15G,15Bの電荷のアナログ加算の画素数を容易に増やすことができるため、例えば、5×5=25画素といった大規模な画素数でのアナログ加算も可能となる。大規模なアナログ加算機能を有する第1実施形態の撮像装置10は、例えば、カメラシステムのサブイメージセンサとして用いることが考えられる。この場合、撮像装置10を画素加算モードに設定すれば、高感度で応答速度が早く且つダイナミックレンジに優れた測光を行うことができ、全画素モードに設定すれば、高解像度な撮影前画像を取り込むことができる。
さらに、第1実施形態の撮像装置10では、全画素モードで読み出す際に適した小容量の水平転送路17と、画素加算モードで読み出す際に適した大容量の水平転送路18とを、個別に設けている。このため、垂直方向のアナログ加算の画素数を大幅に増やしても飽和することがなく、加算時に良好な出力を得ることができる(画素加算モード)。また、非加算時にも(全画素モード)、良好な出力を得ることができる。したがって、全画素モードでの解像度を優先した画像信号の取り込みと、画素加算モードでの感度と応答速度とを優先した画像信号の取り込みとを、良好に使い分けることができる。
また、第1実施形態の撮像装置10では、加算用の出力アンプ14を各色成分で共用するため、シンプルな構成となる。さらに、出力アンプ14の後段に配置される加算用のA/D変換器なども各色成分で共用することになり、この加算用のA/D変換器などが1系統で済むという利点もある。
ここで、第1実施形態の撮像装置10の撮像素子11の画素サイズをQVGA(321×240画素)とし、その全画素モードと画素加算モードの特性を表1に示す。画素加算モードでのアナログ加算の画素数は、垂直方向の画素数nと水平方向の画素数mが、共に10個であるとする。
Figure 2007068122
表1から分かるように、画素加算モードでの画素サイズは、全画素モードでの画素サイズの100倍となる。また、電荷のアナログ加算はロスが少ないため、実効感度は、概ね画素サイズに比例して約100倍となる。このため、入射光の強度が微弱なとき(暗時)の検出限界を向上させることができ、入射光の強度が強いとき(明時)の蓄積時間を1/100に短縮することができる。
さらに、画素加算モードでは、全画素モードと比較して、内部での総転送回数と出力データ数が少ないため、読み出し時間を少なくとも15%に短縮することができる。読み出し時間は、総転送回数とデータレートとの積によって決まる。
総転送回数に関して比較すると、全画素モードでは次式(1)のように総画素数(76800)と略等しく、画素加算モードでは次式(2)のように全画素モードの約1/7程度となる。式(1),(2)の括弧<>内の数字16〜19は上記の各転送路に対応する。
全画素モードでの総転送回数 ≒垂直転送回数<16→17>×水平転送回数<17>
=240×320=76800 …(1)
画素加算モードでの総転送回数≒垂直転送回数<16→18>+水平転送回数<18>
+垂直転送回数<18→19>+水平転送回数<19>
=240+(240/10)×320+[(240/10)×320]/3
+32×24=11248 …(2)
式(2)の計算は総転送回数の目安であり、各々の垂直転送と水平転送が同時に行われないと仮定している。式(2)は、垂直転送<16→18>の10回に1回だけ水平転送<18>が行われ、その3回に1回だけ垂直転送<18→19>が行われ、加算後の総画素数に応じた回数だけ水平転送<19>が行われる状況を、単純和で計算したものである。この計算によれば、画素加算モードでの読み出し時間は、全画素モードの15%となる。また、実際には、水平転送<18>と垂直転送<18→19>と水平転送<19>とが並行して行われるため、これを加味して計算すると、画素加算モードでの読み出し時間はさらに短縮されて、全画素モードの約10%となる。
(第2実施形態)
第2実施形態の撮像装置20は、図5に示す通り、上記した第1実施形態の撮像装置10の撮像素子11に代えて、撮像素子21を設けたものである。撮像素子21には、上記と同様の画素15R,15G,15Bと垂直転送路16R,16G,16Bと水平転送路17と出力アンプ13が設けられる他、垂直画素加算用の水平転送路22と、色分解用の垂直転送路23と、水平画素加算用のバッファ24R,24G,24Bと、出力アンプ25R,25G,25Bとが設けられる。
第2実施形態の撮像装置20では、水平転送路22と垂直転送路23とバッファ24R,24G,24Bと出力アンプ25R,25G,25Bとを用いて、画素加算モードでの電荷の読み出しが行われる。水平転送路22と垂直転送路23の各転送セルの容量は、上記の水平転送路18(図1)の各転送セル8Aと同じであり、全画素モードで使用される水平転送路17の各転送セル7Aより大きい。また、バッファ24R,24G,24Bの容量は、上記の水平転送路19の各転送セル9Aと同じである。
水平転送路22の出力端2Bの水平方向の隣には、R成分用のバッファ24Rが配置され、このバッファ24Rには出力アンプ25Rが接続される。さらに、水平転送路22の出力端2Bの垂直方向の隣には、垂直転送路23が配置される。垂直転送路23は2つの転送セル3A,3Bを有する。このうち、出力端2B側の転送セル3Aの水平方向の隣には、G成分用のバッファ25Gが配置され、これには出力アンプ25Gが接続される。また、残りの転送セル3Bの水平方向の隣には、B成分用のバッファ25Bが配置され、これには出力アンプ25Bが接続される。
[画素加算モード]
第2実施形態の撮像装置20における画素加算モードでの読み出し動作を説明する。
垂直方向のアナログ加算(n画素分)については、上記した第1実施形態と同じであるため、その説明を省略する。垂直方向のアナログ加算が終わった時点で、水平転送路22の各転送セルには、n画素分の電荷が蓄積される(図3(a)参照)。そして、このn画素分の電荷は、水平転送路22を介して水平方向に転送される(図3(b)参照)。
撮像装置20の制御部12は、水平転送路22の出力端2Bにn画素分の電荷が到達すると(図6(a))、まず、これをR成分用のバッファ24Rに転送する(図6(b))。そして次の電荷(n画素分)が出力端2Bに到達すると(図6(c))、今度は、これを垂直転送路23の転送セル3Aに転送した後(図6(d))、G成分用のバッファ24Gに転送する。さらに、次の電荷(n画素分)が出力端2Bに到達すると(図7(a))、今度は、これを垂直転送路23の転送セル3A,3Bに転送した後(図7(b))、B成分用のバッファ24Bに転送する。
このようにして水平転送路22の出力端2Bからバッファ24R,24G,24Bへ、各色成分ごとにn画素分の電荷が転送されると、まだ水平転送路22に残っている各色成分の電荷についても同様に、順次、出力端2Bからバッファ24R,24G,24Bへ、各色成分ごとに転送される。このような転送の繰り返しをm回とすれば、バッファ24R,24G,24Bには、各色成分ごとに、m回分の電荷(つまりn×m画素分の電荷)が順に蓄積されていく。このようにして各色成分ごとにm回分の電荷が順に加算され、各色成分ごとに水平方向のアナログ加算(n×m画素分)が行われる。
そして、バッファ24R,24G,24Bにおける水平方向のアナログ加算が終わると、バッファ24R,24G,24Bに蓄積された各色成分のn×m画素分の電荷は、それぞれ出力アンプ25R,25G,25Bから出力される(図7(c))。
本実施形態では、水平転送路22の各転送セルに蓄積された電荷(垂直加算後)のR成分,G成分,B成分の並び順に応じて、水平転送路22の出力端2Bからの転送方向を制御し、必要であれば垂直転送路23を利用して、各色成分の電荷をバッファ24R,24G,24Bに振り分ける。このため、各色成分を分解してアナログ加算することができる。
その後、同様の垂直転送と水平転送とバッファ24R,24G,24Bへの転送とを繰り返し、nライン分ずつ出力アンプ25R,25G,25Bから出力させることにより、各画素15R,15G,15Bにおける電荷をn×m画素単位で各色成分ごとにアナログ加算しつつ順に読み出すことができる。このような画素加算モードによって読み出された画像信号は、全画素モードと比較して画素数が少なく、応答性能が高いものである。
上記のような第2実施形態の撮像装置20では、第1実施形態と同様、垂直方向だけでなく水平方向のアナログ加算も行うため、アナログ加算の画素数を容易に増やすことができる。さらに、縦ストライプ状の色配列とし、水平転送路22への垂直転送を繰り返すことにより、水平転送路22上で垂直方向のアナログ加算を行うため、その画素数を垂直方向に関してさらに増やすことができる。
また、第2実施形態の撮像装置20では、水平転送用の水平転送路22とは別に、水平方向のアナログ加算用のバッファ24R,24G,24Bを設け、水平転送路22の出力端2Bからバッファ24R,24G,24Bへの転送を繰り返すことにより、バッファ24R,24G,24B上で水平方向のアナログ加算を行う。このため、アナログ加算の画素数を水平方向に関してさらに増やすことができる。
さらに、第2実施形態の撮像装置20では、加算用の出力アンプ25R,25G,25Bを各色成分ごとに設けるため、出力アンプ25R,25G,25Bを介してバッファ24R,24G,24Bから各色成分の電荷(n×m画素分)を読み出す際に、その動作を並行して行うことができる。したがって、第1実施形態と比較して、A/D変換の時間が1/3となり、さらに応答性能が向上する。
なお、上記した第2実施形態では、水平転送路22の出力端2Bから垂直転送路23を介してG成分用のバッファ24GとB成分用のバッファ24Bとに電荷を転送したが、本発明はこれに限定されない。例えば図8に示す通り、垂直転送路23を省略し、水平転送路22の出力端2Cの各転送セルからバッファ24R,24G,24Bへ、直接的に電荷を転送してもよい。この場合、出力端2Cの各転送セルとバッファ24R,24G,24Bとは各色成分ごとに予め対応づけられる。
(第3実施形態)
第3実施形態の撮像装置30は、図9に示す通り、上記した第1実施形態の撮像装置10の撮像素子11に代えて、撮像素子31を設けたものである。撮像素子31には、上記と同様の画素15R,15G,15Bと垂直転送路16R,16G,16Bと水平転送路17と出力アンプ13が設けられる他、水平画素加算用の水平転送路32と出力アンプ33とが設けられる。
また、第3実施形態の撮像装置30では、水平転送路17が画素加算モードでの垂直画素加算時にも用いられる。つまり、水平転送路17は、全画素モードと画素加算モードとで共用される。そして、この水平転送路17と新たに設けた水平転送路32と出力アンプ33とを用いて、画素加算モードでの電荷の読み出しが行われる。
水平画素加算用の水平転送路32の各転送セルの容量は、水平転送路17の各転送セル7Aより大きく、例えば上記の水平転送路18(図1)の各転送セル8Aと同じである。また、水平転送路32は、水平転送路17の出力端7Bに隣接して配置され、その出力端に出力アンプ33が接続される。
[画素加算モード]
第3実施形態の撮像装置30における画素加算モードでの読み出し動作を説明する。
撮像装置30の制御部12は、各画素15R,15G,15Bにおける電荷を垂直転送路16R,16G,16Bに読み出した後、nライン分だけ連続して垂直方向に転送する。このとき、水平転送路17の転送セル7Aには、各画素列の隣接するn個の画素15R,15G,15Bにおける電荷が順に蓄積されていく。このようにして各画素列ごとにn画素分の電荷が順に加算され、各色成分ごとに垂直方向のアナログ加算(n画素分)が行われる。
このように、第3実施形態の撮像装置30では、水平転送路17の各転送セル7Aにて垂直方向のアナログ加算を行うため、入射光の強度が微弱で各画素15R,15G,15Bにおける電荷量が極少なく、各転送セル7Aにn画素分の電荷を蓄積しても飽和しないようなときに有効である。
水平転送路17における垂直方向のアナログ加算が終わると、水平転送路17の各転送セル7Aに蓄積されたn画素分の電荷は、水平転送路17を介して水平方向に転送され、水平転送路17の出力端7Bに到達すると、出力端7Bから大容量の水平転送路32に垂直転送される(図4(a)参照)。出力端7Bの各転送セル7Aと水平転送路32の各転送セルとは各色成分ごとに予め対応づけられている。
その後の転送動作は、第1実施形態の撮像装置10と同様であり、水平転送路17における水平転送と出力端7Bから水平転送路32への垂直転送とが、交互に繰り返してm回行われる。その結果、水平転送路32の各転送セルには、各色成分ごとに、m回分の電荷(つまりn×m画素分の電荷)が順に蓄積され、各色成分ごとに水平方向のアナログ加算(n×m画素分)が行われる。
そして、水平転送路32における水平方向のアナログ加算が終わると、水平転送路32の各転送セルに蓄積された各色成分のn×m画素分の電荷は、水平転送路32を介して水平方向に転送され、出力アンプ33から出力される(図4(b)参照)。さらに、同様の垂直転送と水平転送と水平転送路32への転送とを繰り返し、nライン分ずつ出力アンプ33から出力させることにより、各画素15R,15G,15Bにおける電荷をn×m画素単位で各色成分ごとにアナログ加算しつつ順に読み出すことができる。
上記のような第3実施形態の撮像装置30では、第1実施形態や第2実施形態と同様、垂直方向だけでなく水平方向のアナログ加算も行うため、アナログ加算の画素数を容易に増やすことができる。
さらに、第3実施形態の撮像装置30では、全画素モードと画素加算モードとで水平転送路17を共用するため、シンプルに構成することができる。
(第4実施形態)
ここでは、図10に示す一眼レフカメラ40を例に、大規模なアナログ加算機能を有する撮像装置41を、カメラシステムのサブイメージセンサとして組み込む例について説明する。
一眼レフカメラ40に組み込まれた撮像装置41は、上記した撮像装置10,20,30(図1,図5,図8,図9)の何れかに対応し、撮像素子4Aと制御部4Bとで構成される。撮像素子4Aは、上記の撮像素子11,21,31の何れかに対応する。制御部4Bは、上記の制御部12に対応する。
被写体からの光は、撮影レンズ42を介してカメラボディの内部に導かれ、撮影前には、反射ミラー43で反射した後、フォーカシングスクリーン44に到達する。このとき、フォーカシングスクリーン44には被写体像が形成される。そして、フォーカシングスクリーン44を透過した一部の光L1は、コンデンサレンズ45とペンタプリズム46と接眼レンズ47とを介した後、観察者の眼に導かれる。そのため、観察者は、光学ファインダによる構図の確認を行うことができる。
また、フォーカシングスクリーン44を透過した残りの一部の光L2は、上記の光L1とは僅かに異なる方向に進行し、コンデンサレンズ45とペンタプリズム46とを介した後、プリズム48で反射し、レンズ49を介して撮像素子4Aに入射する。このとき、撮像素子4Aの撮像面には被写体像が形成され、被写体像の各色成分に応じた電荷が色成分ごとに撮像素子4Aの各画素15R,15G,15Bに蓄積される。
各画素15R,15G,15Bにおける電荷の蓄積が終わると、制御部4Bは、一眼レフカメラ40の制御部(不図示)からの指示にしたがって、動作モード(全画素モードまたは画素加算モード)の設定を行い、各画素15R,15G,15Bの電荷を読み出す。上記の通り、撮像装置41を画素加算モードに設定すれば、高感度で応答速度が早く且つダイナミックレンジに優れた測光を行うことができ、全画素モードに設定すれば、高解像度な撮影前画像を取り込むことができる。
次に、図11のフローチャートを参照し、一眼レフカメラ40の具体的な動作例および撮像装置41における動作モード(全画素モードまたは画素加算モード)の切り換えについて説明する。
一眼レフカメラ40の制御部は、カメラ起動時に初期化を行い(ステップS1)、撮像装置41を画素加算モードに設定するため、制御部4Bに指示を出す(ステップS2)。そして、任意の蓄積時間とゲインによって画素加算モードでの読み出しを行い、撮像素子4Aからの出力に基づいて評価値を算出し、1回目の測光を行う(ステップS3)。次に、1回目の測光で確認した被写体の明るさに基づいて適正の蓄積時間をセットし、2回目の測光(ステップS4)を行う。
その後、レリーズの全押し操作が行われず(ステップS5がNo)、2回目の測光で確認した被写体の明るさが所定の輝度よりも明るく(ステップS6がNo)、連写を行わない場合(ステップS7がNo)には、撮像装置41を全画素モードに切り換えるため、制御部4Bに指示を出す(ステップS8)。そして、全画素モードでの読み出しを行うことにより、撮影前画像(予備画像)を取り込む(ステップS9)。
一眼レフカメラ40の制御部は、撮影前画像を取り込むと、その画像解析(ステップS10)によって主要被写体の判別や顔検出やシーンの推測などを行い、撮影をサポートする(例えば顔検出を利用したAFなど)。また、これと並行して、ステップS11では、撮影前画像の各データのデジタル加算を行った後、測光演算処理を行う。そして、ステップS10,S11の処理結果に基づいて撮影用の適正露出を決定する(ステップS12)。
一方、ステップS4の2回目の測光で確認した被写体の明るさが所定の輝度よりも暗い場合(ステップS6がYes)や、連写を行う場合(ステップS7がYes)には、撮像装置41を画素加算モードに設定するため、制御部4Bに指示を出す(ステップS13)。そして、画素加算モードで取り込んだデータに基づいて測光を行い、撮影用の適正露出を決定する(ステップS12)。
上記のステップS6〜S14の処理は、所定の時間内に、レリーズの全押し操作が行われるまで繰り返される。レリーズの全押し操作前にタイムアウトとなった場合(ステップS15がYes)、図11の処理を終了する。
レリーズの全押し操作が行われ(ステップS5がYes)、レリーズシーケンスに入ると、閃光撮影時には(ステップS16がYes)、撮像装置41を画素加算モードに設定するため、制御部4Bに指示を出す(ステップS17)。そして、画素加算モードで取り込んだデータに基づいてTTL調光用の測光を行い(ステップS18)、撮影(ステップS19)が行われる。
撮影時には、一眼レフカメラ40の反射ミラー43がフォーカシングスクリーン44の方へ跳ね上げられ、被写体からの光が像面50に入射する。この像面50には、不図示の撮影用の撮像素子が配置され、被写体像が形成される。撮影用の撮像素子(不図示)の代わりにフィルムを像面50に配置しても構わない。
また、閃光撮影を行わない場合(ステップS16がNo)には、ステップS17,S18の処理を実行せずに、撮影(ステップS19)が行われる。
上記の一眼レフカメラ40では、スピードが要求されるカメラ起動時と閃光撮影のための調光時に、サブイメージセンサ(撮像装置41)を画素加算モードに設定する。したがって、撮像素子4Aから読み出されるデータ数を減らし、高速で測光を行う(ステップS3,S4,S18)ことができる。
また、感度が要求される低輝度時にも、サブイメージセンサ(撮像装置41)を画素加算モードに設定する。したがって、1データあたりの画素面積を大きくすることができ、多くの光を集めることにより、十分な感度を確保することができる(ステップS14)。したがって、蓄積時間を短縮することができる。
さらに、大規模なアナログ加算機能を有する撮像装置41では、応答性も感度も良好な画素加算モードでの測光機能と、高解像度な全画素モードでの撮影前画像の取得機能とを、1つの撮像装置によって切り換えて行うことができる。したがって、このような撮像装置41を組み込む場合、コストおよび大きさの面で有利となる。
ちなみに、測光時には、撮像装置41の撮像素子4Aの内部でアナログ加算を行うため、デジタル系での高速演算を行う必要がなく、データ処理も容易となる。
なお、上記の撮像装置41を調光センサとして使用する場合は、蓄積の同時性が求められる。このため、プログレッシブ型とすることが好ましい。ただし、インターレス型であってもよく、この場合には専用のメカシャッタを設ければよい。
(変形例)
なお、上記した実施形態では、垂直方向のアナログ加算(n画素分)を水平転送路18(または水平転送路22,17)上で行う例を説明したが、本発明はこれに限定されない。垂直方向のアナログ加算を垂直転送路16R,16G,16B上で行ってもよい。この場合、各色成分の画素15R,15G,15Bの配列は、縦ストライプ状に限らず、例えばベイヤ配列などであってもよい。
さらに、垂直方向のアナログ加算(n画素分)を水平転送路上で行う場合にも、各画素15R,15G,15Bの配列は、縦ストライプ状に限らない。各画素列において隣接するn個の画素(n個とは垂直方向のアナログ加算数の整数倍に相当)が同色であれば、その部分と隣接して同じ画素列上に異なる色成分の画素をn個ずつ配置しても構わない。この場合、各画素列において色成分が変化する箇所を水平方向に揃えることが好ましい。
また、上記した実施形態では、各画素15R,15G,15Bの電荷を垂直方向にアナログ加算した後、水平方向にアナログ加算する例を説明したが、アナログ加算の順番は逆でもよい。
さらに、上記した実施形態では、RGBの原色フィルタを備えたカラーCCD撮像素子の例で説明したが、本発明はこれに限定されない。補色フィルタを備えた構成にも適用できる。補色フィルタの場合、色成分の数は、黄色,マゼンタ,シアンの3色とする場合や、これに緑を加えた4色とする場合がある。原色フィルタや補色フィルタに限らず、任意の複数の色フィルタを備えた構成にも、本発明は適用できる。
また、上記した実施形態では、大規模なアナログ加算機能を有する撮像装置41を一眼レフカメラ40に組み込む例で説明したが、本発明はこれに限定されない。一般消費者向け(コンシューマタイプ)のカメラに同様の撮像装置41を組み込んでも構わない。
第1実施形態の撮像装置10の全体構成を示す模式図である。 全画素モードでの読み出し動作を説明する図である。 画素加算モードでの読み出し動作を説明する図である。 画素加算モードでの読み出し動作を説明する図である。 第2実施形態の撮像装置20の全体構成を示す模式図である。 画素加算モードでの読み出し動作を説明する図である。 画素加算モードでの読み出し動作を説明する図である。 第2実施形態の変形例の構成を示す模式図である。 第3実施形態の撮像装置30の全体構成を示す模式図である。 第4実施形態の一眼レフカメラ40の構成を示す模式図である。 一眼レフカメラ40の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10,20,30,41 撮像装置 ; 11,21,31,4A 撮像素子 ;
12,4B 制御部 ; 15R,15G,15B 画素 ;
16R,16G,16B,23 垂直転送路 ;17,18,19,22,32 水平転送路 ;
24R,24G,24B バッファ ; 40 一眼レフカメラ

Claims (6)

  1. 入射光の複数の色成分に応じた電荷を色成分ごとに蓄積する画素を含み、各々の色成分の前記画素が二次元に配列された電荷蓄積部と、
    前記電荷蓄積部の各画素の電荷を同じ色成分どうしで一方向に加算する第1加算部と、
    前記第1加算部によって加算された後の電荷を前記一方向とは垂直な方向に転送して各色成分ごとに順に加算する第2加算部とを備えた
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 入射光の複数の色成分に応じた電荷を色成分ごとに蓄積する複数の画素が色成分ごとに一方向に沿って隣接して配列された画素列を含み、各々の色成分の前記画素列が前記一方向とは垂直な方向に繰り返し配列された電荷蓄積部と、
    前記電荷蓄積部の各画素の電荷を前記一方向に転送して各画素列ごとに順に加算する第1加算部と、
    前記第1加算部によって加算された後の電荷を前記一方向とは垂直な方向に転送して各色成分ごとに順に加算する第2加算部とを備えた
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記第2加算部は、第1の水平転送路を介して、前記第1加算部で加算された後の電荷を転送すると共に、該電荷を前記第1の水平転送路より容量の大きい第2の水平転送路またはバッファに蓄積させることで各色成分ごとに加算する
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記第2加算部は、第1の水平転送路を介して、前記第1加算部で加算された後の電荷を転送するものであり、
    前記電荷蓄積部の各画素の電荷を加算せずに垂直方向および水平方向に順に転送すると共に、該水平方向の転送を前記第1の水平転送路より容量の小さい第3の水平転送路を介して行う非加算転送部をさらに備えた
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置において、
    前記第1加算部と前記第2加算部とを用いて前記電荷蓄積部の各画素の電荷を読み出す加算モードと、前記非加算転送部を用いて前記電荷蓄積部の各画素の電荷を読み出す非加算モードとを切り換える制御手段をさらに備えた
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の撮像装置を備えた
    ことを特徴とするカメラシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011015219A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Toshiba Corp 固体撮像装置
JP2012129884A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Fujifilm Corp 撮像装置及びその画素加算方法
JP2013074437A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Canon Inc 撮像装置、及びその制御方法

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