JP2007068089A - 応答器 - Google Patents

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【課題】 質問器とのレトロディレクティブ方式による通信機能に加えて他の応答器と直接通信するマルチホップ通信機能も装備した応答器を得ること。
【解決手段】 信号処理部112が移相手段110(a〜d)における各移相量を全て等値に設定する場合は、アンテナ素子101(a〜d)による指向性は、質問信号の受信方向に向かって形成されるので、質問器とレトロディレクティブ方式による1対1の通信が行える。一方、信号処理部112が移相手段110(a〜d)における各移相量を互いに異なる値に設定する場合は、アンテナ素子101(a〜d)による指向性は、全方向性となるので、通信相手は質問器に限定されず、周辺に存する他の応答器との直接通信であるマルチホップ通信も可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、質問器が無線送信する質問信号に応答する応答器に関し、特にRFID(Radio Frequency IDentification)システムなどで用いる応答器に関する。
RFIDシステムは、質問器からの要求に応じて、応答器に情報を書き込んだり、応答器から情報を読み出したりするワイヤレス方式の非接触自動識別管理システムであり、近年、ユビキタスネットワーク用の無線デバイスとして注目されている。この種の応答器では、質問器との通信距離の拡大が課題の一つになっている。
この質問器との通信距離の拡大を図る方法として、例えば特許文献1では、バンアッタアレーアンテナを応答器に適用した例が開示されている(図6)。バンアッタアレーアンテナは、例えばマイクロ波送電のような電力エネルギーの送電で採用されるレトロディレクティブ方式を実現するアレーアンテナの一種であり、対のアンテナ素子をアレーの中心を挟んで対称に配置することにより、受信電波の方向に自動的に送信ビームを向ける特性を実現している。
図6は、バンアッタアレーアンテナを適用した従来の応答器の構成例を示すブロック図である。図6において、3組のアンテナ素子対「601a,601b」「602a,602b」「603a,603b」がアレーの中心を挟んで対称に配置されている。アンテナ素子対「601a,601b」は、それぞれ伝送線路604a,604bを介して双方向変調器605に接続されている。アンテナ素子対「602a,602b」は、それぞれ伝送線路606a,606bを介して双方向変調器607に接続されている。アンテナ素子対「603a,603b」は、それぞれ伝送線路608a,608bを介して双方向変調器609に接続されている。そして、双方向変調器605,607,609は、応答器固有のビット発生器610と接続されている。
ここで、伝送線路604a,606a,608aは互いに等長であり、伝送線路604b,606b,608bは互いに等長である。双方向変調器605,607,609は、アンテナ素子601a,602a,603aによる質問信号の受信捕捉・変調、及びアンテナ素子601b,602b,603bからの再送信、またはその逆を可能にする。
図6に示す応答器は、以上の構成により、質問器の方向に送信ビームを自動的に向けて応答信号を送信することができるので、通信距離の拡大が可能となる。なお、非特許文献1では、レトロディレクティブ方式を適用した送受信機の構成例が紹介されている。
ところで、RFIDシステムでは、さらに高機能化が進んでおり、応答器同士が通信を行うマルチホップ方式も考えられている。応答器同士が通信を行うことにより、電力節減や通信エリア拡大といった効果が得られる。
このマルチホップ方式に対応するには、応答器に受信機能もしくは中継機能を付加する必要がある。しかし、図6に示したような反射型パッシブ応答器には、受信機能もしくは中継機能が無いので、マルチホップ方式に対応できない。
そこで、通信相手の方向に送信ビームを自動的に向ける機能を有するレトロディレクティブ方式を応答器に適用することが考えられる。即ち、応答器を例えば非特許文献1に紹介されているようなレトロディレクティブ方式を適用した送受信機を用いて構成するのである。
特開平6−214019号公報 Leo D. DiDomenico, and Gabriel M. Rebeiz, "Digital Communications Using Self-Phased Arrays" IEEE Trans. on Microwave Theory Tech., vol. 49, No. 4, pp.677-684, April 2001
しかしながら、非特許文献1に紹介されているようなレトロディレクティブ方式送受信機をRFIDシステムの応答器に適用した場合、レトロディレクティブ方式の特性によって質問器の方向にのみ送信ビームを向けることになるので、マルチホップ方式に対応することができないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、質問器とのレトロディレクティブ方式による通信機能に加えて他の応答器と直接通信するマルチホップ通信機能も装備した応答器を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明に係る応答器は、送受信兼用の複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子毎に設けられ、送信処理系に送信信号の位相を変化させる移相手段を備える複数の送受信処理回路と、前記複数の送受信処理回路の各受信処理系での受信信号を復調する復調手段と、前記複数の送受信処理回路の各送信処理系に送信データを分配する送信データ処理手段と、前記複数の移相手段における各移相量を全て等値にするか、互いに異なる値にするかの設定制御を行う制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、複数の移相手段における各移相量を全て等値に設定する場合は、複数の送受信処理回路のそれぞれは、送信信号の位相を受信信号の位相と共役にする位相共役回路となる。これにより、送信信号を受信信号の受信方向に向けて送信するレトロディレクティブ方式での質問器との1対1の送受信が行える。一方、複数の移相手段における各移相量を互いに異なる値に設定する場合は、複数のアンテナ素子による指向性は全方向性となるので、通信相手は質問器に限定にされず、周辺に存する他の応答器との直接通信であるマルチホップ通信も可能になる。
本発明によれば、質問器とのレトロディレクティブ方式による通信機能に加えて他の応答器と直接通信するマルチホップ通信機能も装備した応答器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る応答器の構成を示すブロック図である。図1に示す応答器は、送受信兼用のアンテナ素子101a,101b,101c,101dと、アンテナ素子101(a〜d)にそれぞれ接続される送受切替器としてのサーキュレータ102a,102b,102c,102dと、サーキュレータ102(a〜d)の各出力ポートに現れる受信RF信号を受けるダウンミキサ103a,103b,103c,103dと、サーキュレータ102(a〜d)の各入力ポートに送信RF信号を与えるアップミキサ104a,104b,104c,104dと、アッパーローカルとなる周波数を持つダウンコンバート用ローカル信号を発生するローカル発振器105aと、ロワーローカルとなる周波数を持つアップコンバート用ローカル信号を発生するローカル発振器105bと、ローカル発振器105aが出力するダウンコンバート用ローカル信号をダウンミキサ103(a〜d)に分配供給する分配回路106aと、ローカル発振器105bが出力するアップコンバート用ローカル信号をアップミキサ104(a〜d)に分配供給する分配回路106bとを備えている。
さらに、図1に示す応答器は、ダウンミキサ103(a〜d)の出力信号(受信IF信号)から搬送波を再生する搬送波再生器107a,107b,107c,107dと、ダウンミキサ103(a〜d)の出力信号(受信IF信号)と搬送波再生器107(a〜d)の出力信号(再生搬送波信号)とを乗算する乗算器108a,108b,108c,108dと、搬送波再生器107(a〜d)の出力信号(再生搬送波信号)を用いて送信データの変調動作を行う変調器109a,109b,109c,109dと、変調器109(a〜d)の各出力端とアップミキサ104(a〜d)の各入力端との間に設けられる移相器110a,110b,110c,110dと、乗算器108(a〜d)の各出力信号から復調動作を行う復調部111と、復調部111での復調結果に所定の信号処理を施して送信データを生成するとともに、移相器110(a〜d)での移相量を個別に設定制御する信号処理部112と、信号処理部112が生成した送信データを記憶保持し変調器109(a〜d)に分配する送信データ処理部113とを備えている。
以上の構成において、アンテナ素子101(a〜d)での受信RF信号は、サーキュレータ102(a〜d)を介してダウンミキサ103(a〜d)に入力し、中間周波数帯の信号(受信IF信号)にダウンコンバートされる。搬送波再生器107(a〜d)は、この受信IF信号の搬送波と同期して搬送波信号を再生する。そして、ダウンミキサ103(a〜d)が出力する受信IF信号は、乗算器108(a〜d)にて、再生された搬送波信号とを乗算されてベースバンド信号となり、復調部111にて復調される。
一方、送信データ処理部113が分配出力する送信データは、変調部109(a〜d)にて、搬送波再生器107(a〜d)が再生した搬送波信号を用いて変調されて送信IF信号となり、移相器110(a〜d)を介してアップコンバータ104(a〜d)に入力し、アップコンバートされて送信RF信号となる。この送信RF信号は、サーキュレータ102(a〜d)を介してアンテナ素子101(a〜d)から送信される。
本実施の形態に係る応答器は、以上のように、4系統の独立した送受信系を備えるが、この構成によって、レトロディレクティブ方式による特定方向に指向性を有して送受信を行う機能と、レトロディレクティブ方式によらず全方向に指向性を有して送受信を行う機能とを実現するようになっている。前者は、質問器との1対1の通信を実現する機能であり、後者は、他の応答器とのマルチホップ通信を実現する機能である。
まず、レトロディレクティブ方式による送受信機能ついて説明する。この場合には、移相器110(a〜d)での各移相量は、等値に設定される。つまり、移相器110(a〜d)は、機能しない。このように移相器110(a〜d)が機能しない場合には、アッパーローカルなダウンコンバート用ローカル信号とロワーローカルなアップコンバート用ローカル信号とを用いて送信RF信号の位相を受信RF信号の位相に対して共役にする。この意味で、4系統の独立した送受信系をそれぞれ位相共役回路と称すれば、図2と図3に示す動作が行われる。
図2は、レトロディレクティブ方式による送受信機能を実現する位相共役回路の動作を説明する概念図である。図2において、受信RF信号201の周波数に対して、ダウンコンバート用ローカル信号202の周波数が高いので、受信IF信号203の位相は受信RF信号201の位相に対して共役となる。この受信IF信号203を搬送波再生器107(a〜d)に入力し、生成された搬送波を利用して変調器109(a〜d)にて送信IF信号が作られる。アップコンバート用ローカル信号204は、ロワーローカルとなる周波数である。これによって、送信RF信号205の位相は受信RF信号201の位相に対して共役となる。
図3は、レトロディレクティブ方式による送受信動作を説明する概念図である。図1に示す構成では、図2に示すように動作する位相共役回路が4個(図3では301〜304で示す)あるが、ダウンコンバート用ローカル信号202とアップコンバート用ローカル信号204との位相を位相共役回路間で同じにすれば、図3に示すように、受信RF信号201の位相に対して、送信RF信号205の位相が共役となるので、レトロディレクティブ方式が実現できる。なお、ローカル信号の位相を位相共役回路301〜304間で同じにすることを、図1では、分配回路106aでのローカル分配後の4本の伝送線路115a同士の線路長を同じにし、分配回路106bでのローカル分配後の4本の伝送線路115b同士の線路長を同じにすることで実現している。
次に、レトロディレクティブ方式によらず全方向に指向性を有して送受信を行う機能は移相器110(a〜d)での各移相量を互いに異なる値に設定することで実現される。信号処理部112は、復調部111から入力される質問信号の指示に従って、移相器110(a〜d)での各移相量を等値に設定するか、互いに異なる値に設定するかの設定動作を行い、両機能の切り替えを実現している。
図4は、本実施の形態によるアンテナ指向性を説明する図である。図4では、質問器401と応答器(#0)402,応答器(#1)403とが示されている。そのうち、応答器(#0)402は、本実施の形態に係る応答器であり、応答器(#1)403は、レトロディレクティブ方式による送受信機能のみを有する応答器である。即ち、応答器(#1)403は、図1において、移相器110(a〜b)を除いた構成を有する。質問器401のアンテナ指向性410は全方向性である。応答器(#0)402は質問器401のカバーエリア内に存在しているが、応答器(#1)403は質問器401のカバーエリアから外れた場所に存在している。
図4(a)は、質問器が応答器(#0)402と1対1の通信を行う場合のアンテナ指向性を示す。図4(a)において、応答器(#0)402は、質問器401から質問信号を受信して、質問器401と1対1の通信を行う場合、移相器110(a〜d)での各移相量を等値に設定する。これによって、アンテナ素子101(a〜d)から放射される送信信号の位相が質問信号の受信方向に揃うので、質問器401の方向に向かう鋭いアンテナ指向性411が形成される。応答器(#1)403は、質問信号を受信しないので、送信動作は行わない。
図4(b)は、応答器(#0)402がマルチホップ通信を行う場合のアンテナ指向性を示す。図4(b)において、応答器(#0)402は、マルチホップ通信を行う場合、移相器110(a〜d)での各移相量を互いに異なる値に設定する。例えば、移相器110aでの位相を10度と設定し、移相器110bでの位相を20度と設定し、移相器110cでの位相を30度と設定し、移相器110dでの位相を40度と設定する。これによって、アンテナ素子101(a〜d)から放射される送信信号の位相は揃わなくなり、全方向性のアンテナ指向性412が形成される。この場合には、通信相手は質問器に限定されない。
即ち、応答器(#1)403は、応答器(#0)402の送信信号を受信すると、レトロディレクティブ方式による鋭いアンテナ指向性413を応答器(#0)402の方向に向けて形成するので、応答器(#0)402と応答器(#1)403との間での通信が可能になる。
以上説明した動作をまとめると、図5に示すようになる。図5は、本実施の形態に係る応答器の動作を説明するフローチャートである。図5において、初期状態では、信号処理部112は、移相器110(a〜d)の移相量を同じ値に設定している(ST501)。したがって、質問信号を受信すると(ST502)、応答器は、図4(a)に示す状態となり、レトロディレクティブ方式で質問器と1対1の通信行う。
そして、信号処理部112は、質問器との通信過程で受信する質問信号に、マルチホップ接続を指示するコマンドが含まれているか否かを判断し(ST503)質問信号にマルチホップ接続を指示するコマンドが含まれていない場合は(ST503:No)、移相器110(a〜d)の設定を初期状態(ST501)のままとする。
一方、信号処理部112は、質問信号にマルチホップ接続を指示するコマンドが含まれている場合は(ST503:Yes)、移相器110(a〜d)での各移相量を互いに異なる値に設定する(ST504)。その結果、応答器は、図4(b)に示す状態となり、質問器との通信に加えて他の応答器との間でも通信が行えるようになる(ST505)。
このように、本実施の形態によれば、応答器は、アンテナ指向性を、受信方向に向けて形成する場合と、全方向に向けて形成する場合とを切り替えることができるので、質問器との1対1の通信に加えて他の応答器とのマルチホップ通信も行えるようになる。質問器との1対1の通信では、レトロディレクティブ方式の性質によりアンテナ指向性利得が得られるので、通信距離を拡大できる。
なお、本実施の形態では、受信RF信号の周波数と送信RF信号の周波数とが同じ場合を想定しているが、ダウンコンバート用ローカル信号及びアップコンバート用ローカル信号の周波数を適当に選び、受信RF信号の周波数と送信RF信号の周波数を少しずらす、所謂副搬送波を用いた変調方法を採用しても良い。このようにすれば、質問器は搬送波の影響を避けることができる。
本発明に係る応答器は、応答器同士が直接通信を行うマルチホップ方式の採用を考慮しているRFIDシステムで用いるのに有用である。
本発明の一実施の形態に係る応答器の構成を示すブロック図 レトロディレクティブ方式による送受信機能を実現する位相共役回路の動作を説明する概念図 レトロディレクティブ方式による送受信動作を説明する概念図 本実施の形態によるアンテナ指向性を説明する図 本実施の形態に係る応答器の動作を説明するフローチャート バンアッタアレーアンテナを適用した従来の応答器の構成例を示すブロック図
符号の説明
101a,101b,101c,101d アンテナ素子
102a,102b,102c,102d サーキュレータ
103a,103b,103c,103d ダウンミキサ
104a,104b,104c,104d アップミキサ
105a ダウンコンバート用ローカル信号の発振器
105b アップコンバート用ローカル信号の発振器
106a,106b 分配回路
107a,107b,107c,107d 搬送波再生器
108a,108b,108c,108d 乗算器
109a,109b,109c,109d 変調器
110a,110b,110c,110d 移相器
111 復調部
112 信号処理部
113 送信データ処理部
115a ダウンコンバート用ローカル信号の伝送線路
115b アップコンバート用ローカル信号の伝送線路
201 受信RF信号
202 ダウンコンバート用ローカル信号
203 受信IF信号
204 アップコンバート用ローカル信号
205 送信RF信号
301〜304 位相共役回路
401 質問器
402 本実施の形態に係る応答器(#0)
403 レトロディレクティブ方式のみを装備する応答器(#1)
410 質問器のアンテナ指向性
411,412 応答器(#0)のアンテナ指向性
413 応答器(#1)のアンテナ指向性

Claims (3)

  1. 送受信兼用の複数のアンテナ素子と、
    前記複数のアンテナ素子毎に設けられ、送信処理系に送信信号の位相を変化させる移相手段を備える複数の送受信処理回路と、
    前記複数の送受信処理回路の各受信処理系での受信信号を復調する復調手段と、
    前記複数の送受信処理回路の各送信処理系に送信データを分配する送信データ処理手段と、
    前記複数の移相手段における各移相量を全て等値にするか、互いに異なる値にするかの設定制御を行う制御手段と、を具備する応答器。
  2. 前記制御手段は、前記復調手段が復調した質問信号に含まれるコマンドが、マルチホップ接続を指示していない場合は前記複数の移相手段における各移相量を全て等値に設定し、マルチホップ接続を指示している場合は前記複数の移相手段における各移相量を互いに異なる値に設定する請求項1記載の応答器。
  3. 質問信号を無線送信する質問器と、無線受信した前記質問信号を含む電波信号に応答する第1及び第2の応答器とで構成されるRFIDシステムであって、
    前記第1の応答器は、請求項1記載の応答器であり、
    前記第2の応答器は、送受信兼用の複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子毎に設けられる送受信処理回路であって送信信号の位相を受信信号の位相と共役にする複数の送受信処理回路と、前記複数の送受信処理回路の各受信処理系での受信信号を復調する復調手段と、前記複数の送受信処理回路の各送信処理系に送信データを分配する送信データ処理手段とを具備することを特徴とするRFIDシステム。
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