JP2007066678A - Usbポートの接続防止部材および不正接続防止方法 - Google Patents

Usbポートの接続防止部材および不正接続防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 安価に製作でき、使用されていないUSBポートに挿入でき、無断で接続されて内部情報を不正に読み出される行為を簡便に防止することができるUSBポートの接続防止部材および不正接続防止方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 接続防止部材は、USBポートの端子挿入口からUSB端子側に設けられている電極支持部材を挿入する支持部材挿入部ヘ挿入可能であり、かつ前記支持部材挿入部の内容積に見合う大きさを有するとともにUSB端子の挿入を阻止する大きさを有する、硬質の非導電性材料からなる一様な板厚の厚肉板状体に形成し、また、不正接続防止方法は、硬質の非導電性材料からなる厚肉板状体に形成されたUSBポートの接続防止部材を、USBポートの支持部材挿入部へ先端から後端にいたる全体が埋没するまで挿入して、新たにUSB端子を挿入できないようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明はパソコン内のデータをUSBポートから他人に引き出されないようにするためのUSBポートの接続防止部材および不正接続防止方法に関する。
近年、パソコンの普及により業務関連情報、個人情報等の多種多様な情報がパソコンに保存されるようになってきた。このような保存情報は、使用者によって保存され、不要になった時点で消去されるのが通例であるが、パソコン内部ではプログラムやデータを階層構造にしているため、全ての事項について完全には消去されないようになっている。このため、使用者が消去していない情報に限らず、階層構造の深層に格納されている使用者が消去したつもりになっている情報まで、他者に盗み出される場合が生じるいわゆる情報の盗難事件が多発するようになってきた。特に、情報の盗み出しには、外部接続端子その中でもUSBポート(例えばAタイプUSB接続端子のメス型、以下同様)からの盗み出しが簡便であり、USBポートからの情報盗難事件が頻発するようになってきている。
USBポート10は、図3に示すように、扁平な角筒形状に形成した金属製外枠10aと、この金属製外枠10aに適当間隔をあけて支持されたプラスチック製の電極支持部材10bと、この電極支持部材10bに設けられた4本の電極10c,…,10cとを有し、電極配設側の面に対向する金属製外枠10aの面には挿入されたUSB端子(例えばAタイプUSB接続端子のオス型、以下同様)を係止するための抑えばね12b,12bを内方へ突設し、金属製外枠10aの外周にはプラスチック製のカバー10fで被うことにより取扱いを容易にしている。4本の電極10c,…,10cは、外側の2本のうち一方を接地用配線の電極端子GND、他方を5ボルトの電圧を供給する電源用配線の電極端子+5Vとし、内側の2本のうち一方を+側のデータ線D+、他方を−側のデータ線D−としている。
USB端子20は、図4,5に示すように、USBポート10に挿入される部分が金属製外枠10aの内側に入る大きさに形成された金属製外枠20aと、その内側に固着されたプラスチック製の電極支持部材20bとを有し、電極支持部材20bにはUSBポート10側の電極10c,…,10cの配置に対応して配置された電極20c,…,20cを設けている。
このUSB端子20には、接続すべきUSBポート10への挿入脱抜のために指で掴む摘み部21と、接続する周辺機器まで延長しているUSBケーブル22とが設けられている。
USBポート10にUSB端子20を接続するには、摘み部21を指で掴み、USBポート10の電極支持部材10bのない位置にUSB端子20の電極支持部材20bを電極側の面を対面する方向に向けて挿入するように位置を確認して、USBポート10の金属製外枠10aにUSB端子20の金属製外枠20aを嵌入することにより接続する。
このようなUSBポートに対して、情報盗難の防止を目的として幾つかの対策が講じられるようになってきた。
例えば、複数のLAN端末が接続されるハブ(HUB)に不正なLAN端末を接続させないようにするための無断接続防止機構を設け、この無断接続防止機構に設けられた薄板状の凸部を予めハブ側に挿入し、ケーブルコネクタの挿入を物理的に阻止してハブから情報が盗まれることを防止するもの(特許文献1)、具備されている外部接続端子に予め挿入阻止金具を挿入・脱抜可能に設けた施錠機構付きコンピュータを構成し、不使用時には外部接続端子に挿入阻止金具を挿入して物理的に外部接続ケーブルの接続端子が挿入されることを阻止するもの(特許文献2)、モジュラージャックとモジュラープラグの爪部のロックが外れないようにし、爪部に外力をかけられないように機械的に覆う外部筐体を設け、ロック用突起が押下できないように爪部が緩んだ状態を匡体内で維持するスペーサを設けて、ラップトップパソコンの盗難防止とサーバ等からの情報漏出を防止するもの(特許文献3)等があった。
特開平11−154566号公報 特開2005−92300号公報 実用新案登録第3102533号公報
〔問題点〕
このような従来の技術における情報の盗難防止策では、USBポートを含む接続部に外部装置が無断で接続できないように、物理的に配線接続を防止するようにしている点で共通している。
しかし、ハブあるいはパソコン側に設けられている接続部に無断接続防止機構を組み込む場合には、パソコンあるいはその部品の製造会社が無断接続防止機構を組み付けなければならない。また、パソコンのジャックとLANケーブルのプラグとが容易に外れないように接続部を機械的に施錠して情報の漏出を防止するとともにパソコン自体の盗難を防止する場合には、ジャックやプラグについては、その構成上これ以上の小型化、簡素化が難しく、部品構造が複雑になり、製造コストが高くなるという問題点があった。
本発明は、従来の技術における前記問題点に鑑みて成されたものであり、これを解決するため具体的に設定した技術的な課題は、安価に製作でき、業務上のLAN端末となっているパソコンの管理者あるいはメンテナンス業者が、パソコンに設けられているが使用されていないUSBポートに挿入でき、使用されていない端子が無断で接続されて内部情報を不正に読み出される行為を簡便に防止することができるUSBポートの接続防止部材および不正接続防止方法を提供することにある。
本発明における前記課題が効果的に解決されるUSBポートの接続防止部材および不正接続防止方法を特定するために、必要と認める事項の全てが網羅され、具体的に構成された、課題解決手段を以下に示す。
USBポートの接続防止部材に係る第1の課題解決手段は、USBポートの端子挿入口からUSB端子側に設けられている電極支持部材を挿入する支持部材挿入部ヘ挿入可能であり、かつ前記支持部材挿入部の内容積に見合う大きさを有するとともにUSB端子の挿入を阻止する大きさを有する、硬質の非導電性材料からなる一様な板厚の厚肉板状体に形成したことを特徴とするものである。
同上USBポートの接続防止部材に係る第2の課題解決手段は、前記支持部材挿入部へ挿入される前記厚肉板状体に形成された接続防止部材が、挿入方向の長さとして、前記USBポートの金属製外枠から前記支持部材挿入部の内部に向けて突出した金属製係止部材に係止されるために必要な長さを有することを特徴とする。
また、USBポートの不正接続防止方法に係る第1の課題解決手段は、硬質の非導電性材料からなる厚肉板状体に形成されたUSBポートの接続防止部材を、USBポートの支持部材挿入部へ先端から後端にいたる全体が埋没するまで挿入して、挿入後には新たにUSB端子を挿入できないようにすることを特徴とするものである。
同上USBポートの不正接続防止方法に係る第2の課題解決手段は、前記支持部材挿入部に前記接続防止部材を挿入する際、金属製外枠から前記支持部材挿入部の内部に向けて突出した金属製係止部材に係止される位置まで挿入することを特徴とする。
USBポートの接続防止部材に係る第1の課題解決手段では、硬質の非導電性材料からなる厚肉板状体をUSBポートの接続防止部材として、USBポートの端子挿入口から挿入し、支持部材挿入部の内部に埋没させると、以後、接続防止部材が邪魔をしてUSB端子の挿入を阻止することができ、安価かつ簡便に不正なUSB接続を防止することができる。
これにより、安価に製作できる接続防止部材を、パソコンに設けられているUSBポートのうち、使用されていないUSBポートに挿入することにより、以後は、USB端子が挿入できなくなり、使用されていないUSBポートが無断で接続されて内部情報を不正に読み出される行為を簡便に防止することができる。
USBポートの接続防止部材に係る第2の課題解決手段では、接続防止部材をUSBポートの支持部材挿入部に挿入し、接続防止部材がUSBポートの金属製外枠から支持部材挿入部の内部に向けて突出した金属製係止部材に係止されると、接続防止部材が支持部材挿入部の中で位置決めされるとともに抜け防止となり、不正接続防止のために挿入された接続防止部材をUSBポートから除去することが容易ではなくなり、挿入された接続防止部材を取り除く作業に時間がかかるようになるため、人目に触れずに不正接続をすることが難しくなり、その結果として不正接続されなくなるという効果を奏する。
USBポートの不正接続防止方法に係る第1の課題解決手段では、硬質の非導電性材料からなる接続防止部材を、USBポートの支持部材挿入部に接続防止部材の全体が埋没するまで挿入することにより、挿入後には接続防止部材が邪魔をして、新たにUSB端子が挿入できなくなるから、不正接続を防止することができる。
また、USBポートの不正接続防止方法に係る第2の課題解決手段では、接続防止部材がUSBポートの支持部材挿入部に挿入され、接続防止部材が金属製外枠から支持部材挿入部の内部に向けて突出した金属製係止部材に係止されると、位置決めと抜け防止ができ、新たにUSB端子の挿入ができなくなって、不正接続が防止できる。
以下、本発明による最良の実施形態を具体的に説明する。
ただし、この実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるため具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、発明内容を限定するものではない。
〔構成〕
この実施形態におけるUSBポートと、このUSBポートに挿入する接続防止部材は、図1に示すように、通常用いられているUSBポート10と、このUSBポート10に差し込んで使用するUSB端子20の電極配線を行うプラスチック製の電極支持部材20bを模した厚肉板状体のダミー部品を形成した接続防止部材30とからなる。
USBポート10は、扁平な角筒形状の金属製外枠10aと、金属製外枠10aに一部を係止して位置固定したプラスチック製の電極支持部材10bとからなる。電極支持部材10bには、下方へばね付勢力が作用するように先端部を折り曲げて突出部を形成した形状にした4本の電極10c,…,10cを、金属製外枠10aにより形成された扁平な角筒の長手方向に対して平行にして下面側に配設する。
金属製外枠10aは、板金製の部材で、端子挿入口10dを高さ方向に狭く横方向に広くなるように向けて使用する。この場合に、上下に位置する板壁11,12には並行配置した2つの山形に刻設したスリット11a,11a,12a,12aの内側に形成された残余の部分によって抑えばね(金属製係止部材)11b,11b,12b,12bを形成し、側面となる板壁13,14には入口側に近い位置に向けて間隔が拡がるスリット13a,14aの内側に形成された残余の部分によって抑えばね(金属製係止部材)13b,14bを形成する。
それぞれの抑えばね11b,11b,12b,12bおよび抑えばね13b,14bは全体として内側に湾曲乃至折曲して内側への付勢力を強め、その先端は外方に向けて湾曲乃至折曲する折曲部を形成して当接する相手側部材の表面に食い込んで抜けなくなることを防止するとともに相手側部材の出し入れが容易になるように形成している。
さらに、側面となる板壁13,14では、形成された抑えばね13b,14bのスリット形成位置より奥に角孔形状の係合孔13cと、係合孔14c(図示せず)とを穿設し、電極支持部材10bの両側面から突出した係合突起15,15が各係合孔13c,14cにそれぞれ嵌入して側方へ突出することにより係合する。
端子挿入口10dの大きさは横幅が15mm、高さが5mm、この端子挿入口10dの中は、端縁から適当深さ(図1の場合、9〜10mm)までは金属製外枠10aに触れないように間隔をあけて電極支持部材10bが設けられる。
金属製外枠10aと電極支持部材10bとの間隙は、端子挿入口10dにおける金属製外枠10aと電極支持部材10bの上面との間、側面との間が各1.1mm、下面(電極配設側の面)との間が2.2mm、また金属製外枠10aと電極支持部材10bとの隙間の深さは9〜10mmとする。
USBポート10に挿入して不正接続による情報漏出を未然に防止するための接続防止部材30は、USBポート10の端子挿入口10dから挿入可能であり、かつUSBポート10の金属製外枠10aの板壁12と電極支持部材10bの下面との間の間隙(以下、支持部材挿入部という)10eの内部に埋没可能な大きさを有するとともに、USBポート10内の電極10c,…,10cを全て覆い隠す大きさを有する、表面を平滑にした硬質の非導電性材料からなる平面形状が矩形で板厚が厚目の板状体として形成する。
USBポート10の支持部材挿入部10eに接続防止部材30が挿入されると、接続防止部材30は支持部材挿入部10eの周面から内部に向けて突出した抑えばね12b,12bにより金属製外枠10aの板壁12側から電極支持部材10b側へ押圧され、抑えばね12b,12bと電極支持部材10bとの間で挟持されて位置固定される。
このような接続防止部材30は、厚みが金属製外枠10aと電極支持部材10bの下面との間隔2.2mmと等しい(製造上の許容誤差分だけ薄くされている)寸法を有する板材とし、幅が端子挿入口10dの横幅15mmに挿入可能な寸法の範囲11.5〜15mm、奥行が抑えばね12b,12bの形成位置の最奥部までの長さ(図1の場合7mm)を有する。
この接続防止部材30の材質は非電導性の熱硬化性プラスチックスを用いる。
また、接続防止部材30の形状として、抑えばね12b,12bの先端側に折曲部を形成している位置に対応した位置に凹部を形成した場合には、この凹部に抑えばね12b,12bの折曲部が入り込んで、より強力に係止し、さらに抜けにくくなる。
〔不正接続防止方法〕
LAN端末となっている業務上のパソコンの管理者あるいはメンテナンス業者が、保守点検時に、各パソコンに設けられているが使用されていないUSBポートに接続防止部材30を挿入する。
接続防止部材30は、図2に示すように、USBポート10の端子挿入口10dから支持部材挿入部10eに、接続防止部材30の先端から末端にいたる全体が埋没するまで挿入する。これにより、挿入後には、接続防止部材30が支持部材挿入部10eを塞ぐとともにUSBポート10の端子挿入口10dからのUSB端子20の挿入を物理的に邪魔することになり、不正なUSB端子の挿入が阻止され、情報の不正読出しができなくなる。
接続防止部材30がUSBポート10の支持部材挿入部10eに挿入されると、接続防止部材30が支持部材挿入部10eの周面から内部に向けて突出した抑えばね12b,12bにより電極支持部材10b側へ押圧され、抑えばね12b,12bと電極支持部材10bとの間で挟持され、接続防止部材30を位置決めするとともに、掴み所のない接続防止部材30は支持部材挿入部10eから抜き出すことが困難になる。
また、抑えばね12b,12bにより接続防止部材30を電極支持部材10bの電極10c,…,10c配設側に密着させるため、接続防止部材30と電極支持部材10bとの間隙がなくなり、電極10c,…,10cに対する接続が困難になり、情報の不正読出しができなくなる。
接続防止部材30が挿入されているUSBポート10を使用する必要が生じた場合には、鋭利な先端を有するもの、例えばカッタ−ナイフ、千枚通し等の鋭利な先端部を接続防止部材30とUSBポート10の板壁12または電極支持部材10bとの間に差し込み、接続防止部材30を端子挿入口10dから少しずつ出す操作を繰り返し、指、ピンセット、ラジオペンチ等で掴み出せるようになってから、これらのいずれかで接続防止部材30を掴み、全体を抜き出して、USBポート10をUSB端子20の挿入可能な状態に戻す。
〔作用効果〕
このように構成したUSBポート10の接続防止部材30では、接続防止部材30を端子挿入口10dから支持部材挿入部10eの内部に埋没させるまで挿入すると、以後、USB端子20の挿入を物理的に阻止することができ、不正なUSB接続を防止することができて、内部情報の不正読出しを防止できる。
このように使用される接続防止部材30は、安価に製作できるとともに、パソコンの使用されていないUSBポート10に容易に挿入することができ、USB端子20が無断で接続されて内部情報を不正に読み出される行為を簡便に防止することができる。
USBポート10の電極10c、…、10cを覆い隠すに必要な大きさを有する厚肉板状体に形成された非導電性材料からなる接続防止部材30をUSBポート10に挿入することにより、電極10c、…、10cを覆い隠すことができて結線を阻止でき、不正なUSB接続を安価かつ簡便に防止することができる。
さらに、接続防止部材30をUSBポート10に挿入すると、USBポート10の周面から内部に向けて突出した抑えばね12b,12bの先端部に接続防止部材30が係止されて位置決めされ、挿入された接続防止部材30をUSBポート10から除去することが容易ではなく、挿入された接続防止部材30を取り除く作業に時間がかかるようになるため、人目に触れずに不正接続をすることが難しくなるから、その結果として不正接続されなくなる。
また、USBポート10に対する不正接続防止方法では、非導電性部材からなる接続防止部材30を、USBポート10の端子挿入口10dから接続防止部材30の全体が埋没するまで挿入することにより、挿入後には接続防止部材30が邪魔をして新たにUSB端子20が挿入できないようにすることができて不正なUSB接続を阻止することができる。
さらに、接続防止部材30がUSBポート10の支持部材挿入部10eに挿入されると、支持部材挿入部10eの周面から内部に向けて突出した抑えばね12b,12bの先端部に接続防止部材30が係止されて位置決めと抜け防止とができ、新たにUSB端子20の挿入ができなくなるばかりでなく、接続防止部材30が容易に抜けなくなり、不正にUSB端子20を挿入するには手間取るため挿入を敬遠するようになるとともに、USBポート10内の電極10c,…,10cを覆い隠して接続不能にすることができて、不正接続を防止することができる。
〔別態様〕
このような実施の形態は、発明の趣旨を理解しやすくするため具体的に説明しているが、発明内容を限定するものではないから、特に説明されていない(意匠的な内容も含む)別の態様を制限するものではなく、適宜変更しても良い。このような意味で発明の趣旨に沿ういくつかの別態様を以下に示す。
接続防止部材30は上記実施形態で表面を平滑にしたものを例示したが、電極支持部材10bと板壁12との間に挟まれる表面には細かな凹凸を設けて、滑りにくい表面にしても良い。また、上記実施形態で抑えばね12b,12bの先端部の配設位置に見合う凹部を形成する場合には抜け難くする上で好ましい。この凹部の形状は特に指定する形状はなく、抑えばね12b,12bの先端部に合わせて挿入し易く抜け難い形状あるいは扱い易い形状に形成することができる。さらに、接続防止部材30の取扱いには、専用工具を用いてUSBポート10に接続防止部材30を挿入・脱抜しても良い。
本発明の実施形態におけるUSBポートと接続防止部材とを示す斜視図であり、(A)はプラスチック製カバーを取り除いた状態で示すUSBポート、(B)は接続防止部材である。 本発明の実施形態における不正接続防止方法を説明するため接続防止部材をUSBポートに挿入した状態を示す斜視説明図である。 従来からあるAタイプのUSBポートを端子挿入口からポート内部を覗き見る方向で示す正面図である。 従来からあるAタイプのUSB端子を先端から端子内部を覗き見る方向で示す正面図である。 従来からあるAタイプのUSB端子を示す前側上方からみた斜視図である。
符号の説明
10 USBポート
10a 金属製外枠
10b 電極支持部材
10c 電極
10d 端子挿入口
10e 支持部材挿入部
11,12,13,14 板壁
11a,12a,13a,14a スリット
11b,12b,13b,14b 抑えばね(金属製係止部材)
13c,14c 係合孔
15 係合突起
20 USB端子
20a 金属製外枠
20b 電極支持部材
20c 電極
30 接続防止部材

Claims (4)

  1. USBポートの端子挿入口からUSB端子側に設けられている電極支持部材を挿入する支持部材挿入部ヘ挿入可能であり、かつ前記支持部材挿入部の内容積に見合う大きさを有するとともにUSB端子の挿入を阻止する大きさを有する、硬質の非導電性材料からなる一様な板厚の厚肉板状体に形成したことを特徴とするUSBポートの接続防止部材。
  2. 前記支持部材挿入部へ挿入される前記厚肉板状体に形成された接続防止部材が、挿入方向の長さとして、前記USBポートの金属製外枠から前記支持部材挿入部の内部に向けて突出した金属製係止部材に係止されるために必要な長さを有することを特徴とする請求項1記載のUSBポートの接続防止部材。
  3. 硬質の非導電性材料からなる厚肉板状体に形成されたUSBポートの接続防止部材を、USBポートの支持部材挿入部へ先端から後端にいたる全体が埋没するまで挿入して、挿入後には新たにUSB端子を挿入できないようにすることを特徴とするUSBポートの不正接続防止方法。
  4. 前記支持部材挿入部に前記接続防止部材を挿入する際、金属製外枠から前記支持部材挿入部の内部に向けて突出した金属製係止部材に係止される位置まで挿入することを特徴とする請求項3記載のUSBポートの不正接続防止方法。
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