JP2007065167A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動コイルの端末処理を簡単にして、組立て作業を容易にするレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】 レンズを備えた移動レンズ体と、この移動レンズ体をレンズの光軸方向に移動させる駆動機構と、移動レンズ体を上記光軸方向に移動可能に支持する固定体とを備えたレンズ駆動装置であって、駆動機構は、移動レンズ体に固着された駆動マグネットまたは磁性体と、この駆動マグネットまたは磁性体と光軸方向に対向するように固定体に配置された駆動コイルと、該駆動コイルの両端末が各々接続される少なくとも2つの端子部が形成されているヨークとを有し、固定体には、ヨークを位置決め固定するとともに、前記駆動コイルが巻回されるコイル保持部を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズ駆動装置に関する。
近年、小型ビデオカメラやカメラ付き携帯電話などの比較的小型のカメラでは、携帯するための利便性から、小型化、および軽量化がますます求められている。
このような小型カメラに用いられるレンズ駆動装置は、電磁力をレンズ駆動に直接利用した構造であり、さらに、レンズの位置を通常撮影位置とマクロ撮影位置との間で移動させる、いわゆる二焦点撮影用装置となっている。(例えば特許文献1参照。)
特許文献1に示すレンズ駆動装置100は、図9に示すように、レンズ組130を備えた移動レンズ体110と、この移動レンズ体110に取付けられた駆動マグネット112と、この駆動マグネット112の外周を囲むように第一駆動コイル113と第二駆動コイル114とが配置されている。
さらに、固定体150が、第一、第二円筒部151、152を有するとともに、径方向の外側が開放されている第一、第二固定分割体153、154と、外側をふさぐ第三固定分割体155とから構成されている。
レンズ駆動装置100では、第一、第二円筒部151、152に第一、第二駆動コイル113、114を直巻きを可能とし、そのうえ、径方向の外側を開放した第一、第二固定分割体153、154を用いることで、駆動コイルの設置作業が容易となり、さらには、第一、第二固定分割体153、154に部品を組み込んだ後に、第三固定分割体155の筒形状の両端を開口部を塞ぐようにし、レンズ駆動装置100の組立て作業を容易にしている。
特開2005−148586号公報
しかしながら、特許文献1に示すレンズ駆動装置100において、巻回するコイル線一端を第一、第二固定分割体153、154の内側に挿入し、第一、第二円筒部151、152に巻回後、他端部が第一、第二固定分割体153、154の外側に出すようにしている。このため、コイル線の端末処理は、コイル線自体を第一、第二固定分割体153、154の外側に引き出しているため、強く引き出すと切れてしまう恐れがある。そのため、コイル線に無理な力をかけることができず、作業を慎重に行わなければならないので、作業時間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は以上のような従来技術の問題点を鑑みて、駆動コイルの端末処理を簡単にして、組立て作業を容易にするレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズを備えた移動レンズ体と、この移動レンズ体をレンズの光軸方向に移動させる駆動機構と、上記移動レンズ体を上記光軸方向に移動可能に支持する固定体とを備えたレンズ駆動装置において、前記駆動機構は、前記移動レンズ体に固着された駆動マグネットまたは磁性体と、この駆動マグネットまたは磁性体と前記光軸方向に対向するように前記固定体に配置された駆動コイルと、該駆動コイルの両端末が各々接続される少なくとも二つの端子部が形成されているヨークとを有し、前記固定体には、前記ヨークを位置決め固定するとともに、前記駆動コイルが巻回されるコイル保持部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ駆動装置は、上記駆動機構を構成するヨークには、駆動コイルの両端末が各々接続される少なくとも二つの端子部が形成され、上記固定体には、上記ヨークを位置決め固定するとともに、上記駆動コイルが巻回されるコイル保持部が形成されているので、コイル保持部に巻回されたコイル線の両端末をヨークに形成された端子部にからげることができる。これにより、コイル線の端末を固定体の外部に引き出す等の引き回すことがないので、断線やコイル線同士の短絡等を防止することができる。
また、本発明において、前記ヨークには、前記固定体に位置決めし固定する係合部が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、前記ヨークには、係合部が形成されているので、前記固定体に機械的に結合することができ、十分な強度をもって固定することができる。
さらに、本発明において、上述したレンズ駆動装置の製造方法は、前記固定体に前記ヨークを位置決め固定する工程と、前記コイル保持部にコイル線を巻回するとともに、前記コイル線の両端末を前記端子部に各々巻きつける工程とを有することが好ましい。
本発明によれば、上記コイル保持部に巻回されたコイル線の端末を、上記ヨークに形成された端子部にからげるので、細いコイル線の端末を引き回すような作業を行うことなく、駆動コイルの端末処理を簡単に行うことができ、かつ、レンズ駆動装置を容易に組立て作業を行うことができる。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズを備えた移動レンズ体と、この移動レンズ体をレンズの光軸方向に移動させる駆動機構と、上記移動レンズ体を上記光軸方向に移動可能に支持する固定体とを備え、前記駆動機構は、前記移動レンズ体に固着された駆動マグネットまたは磁性体と、この駆動マグネットまたは磁性体と前記光軸方向に対向するように前記固定体に配置された駆動コイルと、該駆動コイルの両端末が各々接続される少なくとも二つの端子部が形成されているヨークとを有し、前記固定体には、前記ヨークを位置決め固定するとともに、前記駆動コイルが巻回されるコイル保持部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ駆動装置は、上記駆動機構を構成するヨークには、駆動コイルの両端末が各々接続される少なくとも二つの端子部が形成され、上記固定体には、上記ヨークを位置決め固定するとともに、上記駆動コイルが巻回されるコイル保持部が形成されているので、上記コイル保持部に巻回された上記コイル線の両端末を上記端子部にからげることができる。これにより、上記コイル線の端末を上記固定体の外部に引き出す等の引き回すことがないので、断線やコイル線同士の短絡等を防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明にかかるレンズ駆動装置の実施の形態について説明する。各実施の形態は携帯電話のような携帯機器のカメラ部分として搭載するのに適した構成となっているが、PDA(Parsonal Degital Assistance)等他の携帯機器に搭載するようにしてもよい。
(全体構成)
図1は本発明を適用したレンズ駆動装置を示す断面図である。図2は、図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。図3は、レンズ駆動装置に使用される第一、第二ヨークを示す平面図である。
レンズ駆動装置10は、図1に示すように、レンズ21を備えた移動レンズ体20と、この移動レンズ体20をレンズ21の光軸11の方向に移動させる駆動機構30と、移動レンズ体20を光軸11の方向に移動可能に支持する固定体40と、レンズ21を通過した像を結像する撮像素子50と撮像素子50が固定された台座部51とから主に構成されており、移動レンズ体20が、撮像素子50へ配置される側(光軸11方向における一方側/通常撮影位置側)と被写体側(光軸11方向における他方側/マクロ撮影位置側)との間で往復移動するようになっている。
移動レンズ体20は、光軸11がその中心に位置することとなる略円筒形状の鏡筒22を有していて、鏡筒22の内部にレンズ21が備えられている。レンズ21は、カメラの撮影レンズで、複数枚のレンズが組合せられることによって構成されている。
本実施の形態では、図1の上側が被写体側レンズ21a、次に中間レンズ21b、下側がカメラボディ側レンズ21cであり、撮像素子50に結像するように構成されている。
また、被写体側レンズ21aと中間レンズ21bとの間には、スペーサ24が介在されている。
鏡筒22の前端部、すなわち被写体側の端部には、キャップ25が嵌め込まれており、3枚のレンズ21a、21b、21cを押さえ込むとともに抜け止めとして固定されている。また、キャップ25には、被写体からの反射光をレンズ21に取り込む円形の入射窓251が前端面の中央に形成されている。
鏡筒22の外周には、略円筒形状のスリーブ23が備えられている。本実施の形態において、鏡筒22の外周と、スリーブ23の内周とはネジが形成されており、ネジによって螺合されている。すなわちレンズ21と撮像素子50との焦点距離を調整している。
スリーブ23には、その外周面の中央部近傍に、径方向に延びるように形成されたフランジ部231が形成されており、このフランジ部231には、リング状に形成された駆動マグネット31が載置され、接着剤等を用いて固着されている。
なお、駆動マグネット31は、スリーブ23にフランジ部231に載置させながら機械的に結合してもよい。具体的には、駆動マグネット31の内側に形成された突起が、スリーブ25の外周に形成された溝に嵌り込み、径方向に回転させて、駆動マグネット31を光軸11の方向に挟持されるように接着剤を用いなくても固定できるようになっている。
また、スリーブ23には、光軸11方向の移動量を規制する第一規制部26、第二規制部27が設けられている。スリーブ23の図示上端面26aは、移動レンズ体20の光軸11方向の移動を規制する第一規制部26として構成されている。この第一規制部26は、マクロ撮影位置における焦点を合わせる際の位置規制をするためのものである。同様に、スリーブ23には、そのフランジ部231の図示下端側の面27aは、移動レンズ体20の光軸11方向の移動を規制する第二規制部27として構成されている。この第二規制部27は、通常撮影位置に焦点を合わせる際の位置規制をするためのものである。
また、本実施の形態では、第一規制部26側のスリーブ23の外周側面は、移動レンズ体20を光軸11方向に移動する際のガイド部28として構成されている。
駆動機構30は、スリーブ23のフランジ部231に取付けられたリング状の駆動マグネット31と、この駆動マグネット31に対して光軸11方向の一方側に配置された第一駆動コイル32と、この第一駆動コイル32に対して駆動マグネット31の反対側に配置された第一ヨーク33と、駆動マグネット31に対して光軸11方向の他方側に配置された第二駆動コイル34と、この第二駆動コイル34に対して駆動マグネット31の反対側に配置された第二ヨーク35とから構成されている。
駆動マグネット31からでた磁束は、第一駆動コイル32や第一ヨーク33をその中心側から外周側に通過し駆動マグネット31に戻る。また駆動マグネット31からの磁束は、第二ヨーク35や第二駆動コイル34をその中心側から外周側を通り、駆動マグネット31に至るようになっていて、これらの部材によって磁気回路が構成されている。したがって、駆動マグネット31によって形成される磁界中に第一駆動コイル32、および第二駆動コイル34が位置している。
第一駆動コイル32、および第二駆動コイル34の対向面間距離は、駆動マグネット31の光軸11の方向の厚みよりも長く、駆動マグネット31と第一駆動コイル32、または第二駆動コイル34との間には光軸11の方向の間隙が生じていて、この間隙の範囲内で駆動マグネット31に取付けられている鏡筒22が光軸11の方向に移動することができる。
第一ヨーク33、および第二ヨーク35は座金状の強磁性体、例えば鋼板からなる。
すなわち、図1において、駆動マグネット31が鏡筒22と共に被写体側に移動し、第一、第二駆動コイル32、34に通電されなくても駆動マグネット31と第一ヨーク33との間に生じる磁気吸引力によって、移動レンズ体20が移動した位置、すなわち、第一駆動コイル32側に保持されるようになっている。このときレンズ14の位置は、マクロの撮影位置となっている。
同様に、駆動マグネット31が撮像素子50側に移動し、第一、第二駆動コイル32、34に通電されなくても駆動マグネット31と第二ヨーク35との間に生じる磁気吸引力によって、移動レンズ体20が移動した位置、すなわち、第二駆動コイル34側に保持されるようになっている。このときのレンズ21の位置は、通常撮影位置となっている。
また、本実施の形態では、図3に示すように、第一ヨーク33は第一駆動コイル32に巻回されているコイル線の端部をからげる端子ピン331、332を備えており、第一駆動コイル32と第一ヨーク33は、電気的に接続されている。このため、短絡を防止するために、第一駆動コイル32と第一ヨーク33との間には、絶縁性を有するスペーサ36が介在されている。同様に、第二ヨーク35は第二駆動コイル34に巻回されているコイル線の端部をからげる端子ピン351、352を備えており、第二駆動コイル35と第二ヨーク33は、電気的に接続されている。このため、短絡を防止するために、第一駆動コイル32と第一ヨーク33との間には、絶縁性を有するスペーサ36が介在されている。
なお、第二ヨーク35は、第一ヨーク33と同じ形状であるので、共通の図面として図3を使用している。
(固定体、コイル保持部の構成)
固定体40は、本実施の形態では、図1に示すように、カバー部材41、ベース部材44およびケース部材47とから構成されている。
カバー部材41は、図1に示すように、巻回された第一駆動コイル32の外周部の光軸11を中心とした径方向の外側が開放された形状となっており、全体としてほぼ円筒状した本体部と、この本体部の光軸11方向の両端側において半径方向外向きに突出したフランジ部とを有し、これらを一体に樹脂成形されたものである。
本実施の形態では、上記本体部は、第一駆動コイル32が巻回されているコイル保持部42となっており、第一駆動コイル32以外に、スペーサ36と、第一ヨーク33が配置されている。
コイル保持部42の被写体側には、半径方向外向きに円盤状に突出したカバー部411が形成されている。
さらに、コイル保持部42の移動レンズ体20側には、スリーブ23の外周面が摺動し光軸11の方向への移動をガイドする円筒状嵌合部412が形成されている。その円筒状嵌合部412の被写体側の端部には環状段部413が形成されている。この環状段部413の図示下端面26bは、スリーブ23の上端面26aと当接することで、移動レンズ体20の被写体側への移動範囲を規制する第一規制部26を構成している。なお、環状段部13の下端面26bにスリーブ23の上端面26aが当接した位置が、移動レンズ体20のマクロ撮影位置となっている。
ベース部材44は、カバー部材41とほぼ同じように樹脂成形されており、巻回された第二駆動コイル34の外周部の光軸11を中心とした径方向の外側が開放された形状となっている。具体的には、全体としてのほぼ円筒状したコイル保持部45が設けられている。また、コイル保持部45の撮像素子50側には半径方向外向きに突出した円盤状のベース部441が形成されている。
なお、コイル保持部45の移動レンズ体20側は、スリーブ23の外周面が間隙を介して対向するようになっている。
カバー部材41とベース部材44の間には、図1、2に示すように、円筒形状したケース47部材が配置され、第一、第二駆動コイル32、34の光軸11を中心とした径方向の外側を塞ぐとともに、カバー部材41とベース部材44との間に挟まれるように配置されている。具体的には、カバー部材41のカバー部411の面にケース部材47の上端面が当接し、同様に、ベース部材44のベース部441の面にケース部材47の下端面が当接し、例えば、接着剤を用いて固着されている。
また、本実施の形態では、図1に示すように、ケース部材47の内周面は、コイル保持部42、45の径方向外側の開口部を覆うようにしている。すなわち、コイル保持部42内に収納されている第一駆動コイル32、第一ヨーク33、スペーサ36の脱落防止となっている。同様に、コイル保持部45内に収納されている第二駆動コイル34、第二ヨーク34、スペーサ37の脱落防止となっている。
レンズ駆動装置10の光軸11に沿った奥側には、台座部51が固定されており、この台座部51には、撮像素子50が固定配置されている。撮像素子44はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)で構成されており、その検知信号を図示しない回路基板へ送る。検知信号となる画像信号は、回路基板を介して図示しない制御部(マイクロコンピュータ等で構成される)へ送られる。なお、撮像素子50としては、CMOS以外にCCDやVMIS等を採用することができる。
(第一駆動コイル32、第二駆動コイル34の巻線について)
つぎに、コイル線の巻回について図を用いて説明する。図4(A)〜(C)は、巻線工程を追って示す説明図である。
巻線装置70は、図4に示すように、例えば、カバー部材41またはベース部材44を保持し回転するモータ71に向かってコイル線Lをガイドするノズル72と、ノズル72をモータ71の軸方向に往復移動するシャフト73と移動手段74と、巻回されたコイル線Lに温風を吹きかけるドライヤー75とからなっている。
また、本実施の形態で使用したコイル線Lは、自己融着型コイルと呼ばれるものである。すでに周知のコイルであるが、簡単に説明すると、被覆の外周面にポリウレタン等からなる自己融着層が形成された導線(コイル線)であり、この導線を所望形状に巻回後、当該導線を加熱することにより自己融着層を融着させ、隣接する導線同士を接着させて形成される。
まず、カバー部材41には、すでに、第一ヨーク33およびスペーサ36が接着剤により固着されている。このカバー部材41がモータ71の回転軸71A上に嵌合され、押さえ部材76が取付けられる。取り付け後、コイル線Lの一端が、第一ヨーク33に形成されている端子ピン331にからげられる。カバー部材41はモータ71が回転することで一体的に回転し始める。
カバー部材41が回転しながら、ノズル72をコイル保持部42に沿って、カバー部41と押さえ部材76との間を往復移動し、コイル線Lを巻回させる。このとき、回転中のカバー部材41の図示下側にはドライヤー75が配置され、高温度の温風を巻回されるコイル線Lに向かって吹き付けて融着させている。このため、本実施の形態のように、コイル抜止めよりも巻回されたコイル線Lが径方向外側に巻回されたとしても、自己融着層により巻線同士が溶着しているので、ほどけるようなことはない。
所定の高さ(径方向の長さ)まで巻回した後、コイル線Lの他端が第一ヨーク33に形成されている別の端子332にからげられる。巻線装置70から、第一駆動コイル32が巻回されたカバー部材41が取り外される。
なお、ベース部材44も同様にして、第二駆動コイル34が巻回される工程であるので、ここでの説明は省略する。
(レンズ駆動装置の組立て)
レンズ駆動装置の組立てについて、図2および図5を用いて説明する。図2は、図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。また、図5は、レンズ駆動装置10の組立ての概略を示すフローチャートである。
まず、カバー部材41単体のコイル保持部42に接着剤を用いて第一ヨーク33およびスペーサ36を固着後、第一駆動コイル32を上述した巻線装置70を用いて所定数巻きつける。同様にして、ベース部材44単体のコイル保持部45に第二ヨーク35とスペーサ37を接着剤にて固着し、第二駆動コイル34を所定数巻きつける。
次に、このベース部材44のベース部441の面に、接着剤を用いてケース部材47の端面を固着する。さらに、スリーブ23の外周に駆動マグネット31を固定し、このスリーブ23をケース部材47内に挿入する。その後、第一駆動コイル33等を備えたカバー部材41をケース部材44に固着されたケース部材47の別の端面側に固着する。
最後に、レンズ21を備えた鏡筒22をスリーブ23内にネジ結合する。また、レンズ21と撮像素子50との関係を調整し、鏡筒22をスリーブ23に固定する。
なお、図2、5には示してはいないが、図1に示すように、ベース部材44には、撮像素子50を固着した台座部51を固定する。
次に、レンズ駆動装置の動作について説明する。
図1に示す移動レンズ体20はマクロ撮影位置の状態である。通常撮影位置に移動するために、切り換えスイッチ(図示せず)が操作されると、第一、第二駆動コイル32、34の少なくとも一方に、所定の向きに通電される。すなわち、移動レンズ体20を奥側(撮像素子50側)への移動の際に生じる電磁力は、第一駆動コイル32への通電では駆動マグネット31を後方側(撮像素子50側)に移動させる向きに発生させ、第二駆動コイル34への通電でも駆動マグネット31を後方側(撮像素子50側)に移動させる向きに発生させる。なお、第一、第二駆動コイル32、34の両方に同時に通電しても良いし、いずれか一方に通電してもよい。
上記のような通電により、この電流の向きと駆動マグネット31による磁界の向きとによってフレミングの左手の法則により駆動マグネット31を奥側に押し出す向きの電磁力が働き、駆動マグネット31と共に鏡筒22奥側(撮像素子50側)に退避する。この退避量は駆動マグネット31と第一、第二駆動コイル32、34との間に生じる上述した間隔の範囲内である。鏡筒22と共にレンズ21が奥側に退避して通常撮影位置での撮影が可能となる。なお、フレミングの左手の法則は、磁界中に線電流が流れているときに、その線電流を流している物体に働く力の関係を示すものであるが、この実施の形態では、第一、第二駆動コイル32、34が共に固定されているため反作用として駆動マグネット31に力が働くこととなる。
スリーブ23、ひいては鏡筒22が奥側(撮像素子50側)に退避すると、この奥側に退避したレンズ21の位置は第一駆動コイル32、および第二駆動コイル34に通電されなくても駆動マグネット31と、第二ヨーク35との間に生じる磁気吸引力によって保持される。このとき、第二規制部27を構成する、スリーブ23のフランジ部231の下端面27aがベース部材44の上端面27bに当接するようになっている。すなわち、当接した位置が、レンズ駆動装置10における通常撮影位置となっている。なお、本実施の形態において、フランジ部231上に駆動マグネット31を載置したことで、駆動マグネット31が、ベース部材44のコイル抜止め部46および第二駆動コイル34の上端面に衝突し、それらが損傷することを防止している。
つぎに、通常撮影位置からマクロ撮影位置に切り換えるには、上述した切り換えスイッチを切り換えて、移動レンズ体20をマクロ撮影位置に移動するようにする。この切り換えによって、第一、第二駆動コイル32、34の少なくとも一方に逆向きに通電され、この電流の向きと駆動マグネット31による磁界の向きとによってフレミングの左手の法則により駆動マグネット31を前方に押し出す向きの電磁力が働き、駆動マグネット31とともに鏡筒22が前進する。移動レンズ体20は、スリーブ23の上端面26aがカバー部材41の環状段部413の下端面26bに当接するまで前進し、当接した位置で停止する。
スリーブ23の上端面26aとカバー部材41の環状段部413の下端面26bとは第一規制部26を構成しており、この当接した位置は、レンズ駆動装置10におけるマクロ撮影位置となっている。
また、マクロ撮影位置(当接した位置)では、第一駆動コイル32、および第二駆動コイル34に通電されなくても駆動マグネット31と、第一ヨーク33との間に生じる磁気吸引力によって保持される。
(本実施の形態の主な効果)
本発明によれば、レンズ駆動装置10は、上記駆動機構を構成するヨーク33、35には、駆動コイルの両端末が各々接続される少なくとも二つの端子部331、332が形成され、上記固定体40には、上記ヨーク33、35を位置決め固定するとともに、駆動コイルが巻回されるコイル保持部が形成されているので、コイル保持部42、45に巻回されたコイル線の両端末をヨーク33、35に形成された端子部331、332にからげることができる。これにより、コイル線の端末を固定体40の外部に引き出す等の引き回すことがないので、断線やコイル線同士の短絡等を防止することができる。
また、本発明によれば、コイル保持部42、45に巻回されたコイル線の端末を、上記ヨーク33、35に形成された端子部331、332にからげるので、細いコイル線の端末を引き回すような作業を行うことなく、駆動コイルの端末処理を簡単に行うことができ、かつ、レンズ駆動装置10を容易に組立て作業を行うことができる。
さらに、本実施の形態において、第一、第二駆動コイル32、34は、自己融着層を備えた導線からなっているので、コイル線を加熱することにより自己融着層を融着させ、隣接する導線同士を接着させて形成することができ、巻回後、コイル線がほぐれることがなく、脱線等の防止している。
第一、第二駆動コイル32、34は、カバー部材41、ベース部材44に一体的に設けられたコイル保持部42、45に直接、巻き付けられるので、従来のように、駆動コイルを円筒状に成形後、固定体に接着剤等を用いて固着するに必要な工程、接着剤の塗布や接着硬化の時間待ち等の組立て時間を短縮することができ、生産コストも低減することができる。
(他の実施の形態)
上述した実施の形態は、本発明の好適な形態の一例であるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
例えば、図6を参照しつつ第二の実施例を説明する。図6は、本発明に係るレンズ駆動装置の第二の実施例を示す断面図である。具体的には、コイル抜止め部の形状の変更例であり、同じ部材を示すものには上述した実施の形態と同一の符号を付して説明する。また、カバー部材に形成されたコイル保持部42、は、本実施の形態では同じ形状であるので、ここでの説明はカバー部材に形成されたコイル抜止め部の符号を用いて説明する。
図6において、カバー部材41に形成されたコイル保持部42、および45は、その断面形状を駆動マグネット31の方向においてテーパ状となるようにし、また、径方向の長さも、コイル保持部42に巻回された第一駆動コイル32のコイル全体を収納する長さを備えている。
この形状によれば、第一駆動コイル32をさらに長く巻回することができる。
駆動マグネット31から第一コイル32や第二駆動コイル34への磁束の流れは、第一駆動コイル32と第二駆動コイル34の部分で駆動マグネット31の駆動に必要な方向成分になればよい。したがって、駆動マグネット31はこれを第一、第二駆動コイル32、34の内径より内側に配置してもよいし、第一、第二駆動コイル32、34の外径より外側に配置してもよい。
また、図1に示す第一の実施の形態では、可動側に駆動マグネット31を、固定側に第一、第二駆動コイル32、34を配置したムービングマグネット型の構成となっているが、可動側に駆動コイルを、固定側に駆動マグネットを配置したムービングコイル型としてもよい。
たとえば、移動レンズ体は、レンズとともに光軸の方向に移動可能な駆動コイルとヨーク(磁性体)を備え、固定体は上記駆動コイルを挟んでレンズの光軸の方向に配置された第一駆動マグネットおよび第二駆動マグネットを備えるとともに、上記駆動マグネットと磁気回路を構成し、駆動コイルへの通電を停止したときに第一駆動マグネットと第二駆動マグネットの一方とヨーク(磁性体)との磁気吸着により移動体を所定の位置に保持し、駆動コイルへの通電によって移動レンズ体を第一駆動マグネットと第二駆動マグネットとの間で移動させるように構成するとよい。移動可能な駆動コイルに通電するために、フレキシブルなリード線を使用する必要があるが、携帯電話に搭載されるカメラに適用されるレンズ駆動装置においてはわずかな長さの移動ストロークがあれば足りるので、特殊なリード線を用いる必要はない。
次に、図7、および図8を用いて第三の実施例を説明する。図7は第三の実施例のレンズ駆動装置に使用される第一、第二ヨークを示す平面図である。また、図8は第三の実施例を示す断面図である。また、図7、および図8はカバー部材41に第一ヨーク(磁性体)33をとの係合を示すものである。なお、同じ部材を示すものには上述した実施の形態と同一の符号を付して説明する。
本実施の形態では、図7に示すように、第一磁性体33は周方向に2分割された2つの第一磁性片331および第二磁性片332から構成され、これらの第一磁性片331および第二磁性片332は、電気的に分離された状態となっている。
これら2つの第一および第二磁性片331、332いずれにも、外周側に突出した端子部331a、332aが1本ずつ形成されている。
端子部331aには、第一磁性体33上に固定された第一駆動コイル32の一端が巻回されるとともに、フレキシブル配線基板や配線が取付けられており(図示せず)、端子部331aを介して第一駆動コイル32と電気的に接続されて通電を行うことができるようになっている。
同様に、端子部332aには、第一駆動コイル32の他端が巻回されるとともに、フレキシブル配線基板や配線が取付けられており(図示せず)、端子部332aを介して第一駆動コイル32と電気的に接続されて通電を行うことができるようになっている。
なお、第一駆動コイル32の端部は、端子部331a、332aにからげているが、後述する突起部343、346にそれぞれからげるようにしてもよい。
このように、第一磁性体33を構成する第一磁性片331、332に端子部331a、332aを設けたので、第一駆動コイル32の端部をからげる端子台を必要としないので、フレキシブル配線基板とカバー部材41とを密着させて固定することができる
したがって、第一駆動コイル31が巻回されていたスペースの分、省スペース、ひいてはレンズ駆動装置10の小型化が実現される。
また、第一磁性片331aには、光軸11の方向にほぼ直交する方向、換言すれば、図7において第一磁性片331aから径方向に突出するように形成された第一の突起部343、および第二の突起部344がそれぞれ形成されている。
同様に、第二磁性片332aには、光軸11の方向に直交する方向に突出するように形成された第三の突起部345および第四の突起部346がそれぞれ形成されている。
これら突起部343、344、345、346は、第一のケース分割体41のほぼ正方形の四隅に対向する位置となるように配置されている。
さらに、これら突起部343、344、345、346には、それぞれ円周方向に間隔を置いて2つの突起片がそれぞれ形成されている。
すなわち、図7に示すように、第一の突起部343には突起片343a、343bが、第二の突起部344には突起片344a、344bが、第三の突起部345には突起片345a、345bが、第四の突起部346には突起片346a、346bがそれぞれ形成されている。
上述した第一磁性体33が固定されるカバー部材41は、図8に示すように、ほぼ正方形となっており、外筒部41aに内接するようにU溝41dが形成されている。
U溝41dは、第一磁性体33(第一磁性片331a、第二磁性片332a)および第一駆動コイル32が入り込む程度の深さを有している。
また、本実施の形態では、U溝41d内には、固定される2つの磁性片331a、332aの端部同士が対向する位置に、カバー部材41から光軸11の方向に突出する位置決め部41mが形成されており、この位置決め部41mは、第一磁性片331a、第二磁性片332aの位置を規定するとともに、回り止めとしても機能するようになっている。
さらに、本実施の形態では、カバー部材41の四隅には、第一磁性片331a、第二磁性片332aに形成された各突起部343、344、345、346が嵌め合わされる係合部としての凹部41jが形成されている。
また、各凹部41jには、各突起部343、344、345、346を構成する2つの突起片の間に挟まれるように突部41kが形成されている。
この実施の形態によれば、また、第一ヨーク33を構成する第一、第二磁性片331a、332aには、係合部41jが形成されているので、前記固定体に機械的に結合することができ、十分な強度をもって固定することができる。
本実施の形態のレンズ駆動装置10において、第一ヨーク(磁性体)33をカバー部材41に固定する際、接着剤等を使用する必要がなく、あるいは、補助的に使用する程度であるので、第一磁性体33を構成する第一、第二磁性片331a、332aがカバー部材41に傾いて固定されることもなく、駆動機構30を精度良く配置することができ、レンズ駆動装置10が安定した動作を行うことができる。
さらに、カバー部材41に第一、第二磁性片331a、332aを固定する際、接着剤を使用する必要がなく、あるいは、接着剤については使用するとしても補助的に使用する程度であるので、接着剤が硬化する際の収縮力などの影響で第一、第二磁性片331a、332aがカバー部材41に傾くことがなく、第一、第二磁性片331a、332aがベース部材41に位置ずれを起こすこともない。
また、接着剤や粘着剤等を用いて第一磁性体33(第一磁性片331a、第二磁性片332a)をカバー部材41に固定することもないので、コストを抑制できる。
また、レンズ駆動装置10では、レンズ21の光軸11の方向とはほぼ直交する方向に延びるように第一、第二磁性片331a、332aに形成された突起部343、344、345、346と、これら突起部343、344、345、346に機械的に連結するようにカバー部材41に設けられた係合部としての凹部41j、42jとを有する。
このように構成すると、第一、第二磁性片331a、332aに突起部343、344、345、346を形成したことで、突起部343、344、345、346の体積の分だけ拡張されているため、磁力を高めることができ、移動レンズ体20に固定された駆動マグネット31との吸着力を高めることができる。そのため、移動レンズ体20を、マクロ撮影位置または通常撮影位置に確実に保持することができる。
さらに、レンズ駆動装置10においては、カバー部材41は矩形であり、突起部343、344、345、346は、この矩形の四隅に配置されるように、第一、第二磁性片331a、332aに形成されているので、いままでデッドスペースとなっていた四隅を有効活用にすることができ、カバー部材41を大型化することがない。
なお、図7、および図8はカバー部材41と第一ヨーク(磁性体)33との係合を示すものであるが、ベース部材44と第二ヨーク(磁性体)35との係合も同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、ベース部材44はカバー部材41に対応し、第二ヨーク(磁性体)35は第一ヨーク(磁性体)33に対応する。さらに、第二ヨーク35を構成する2つの磁性片351、352については、図7に示すとおりである。
図1は本発明に係るレンズ駆動装置を示す断面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。 本発明に係るレンズ駆動装置に使用される第一、第二ヨークを示す平面図である。 (A)〜(C)は、巻線工程を追って示す説明図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の組立ての概略を示すフローチャートである。 本発明に係るレンズ駆動装置の第二の実施例を示す断面図である。 本発明に係る第三の実施例のレンズ駆動装置に使用される第一、第二ヨークを示す平面図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の第三の実施例を示す断面図である。 従来例のレンズ駆動装置を示す断面図である。
10 レンズ駆動装置
20 移動レンズ体
11 光軸
21 レンズ
30 駆動機構
31 駆動マグネット
32 第一駆動コイル
34 第二駆動コイル
33 第一ヨーク
35 第二ヨーク
40 固定体
41j 係合部
42、45 コイル保持部
331、332、341a、342a 端子部

Claims (3)

  1. レンズを備えた移動レンズ体と、この移動レンズ体をレンズの光軸方向に移動させる駆動機構と、上記移動レンズ体を上記光軸方向に移動可能に支持する固定体とを備えたレンズ駆動装置において、
    前記駆動機構は、前記移動レンズ体に固着された駆動マグネットまたは磁性体と、この駆動マグネットまたは磁性体と前記光軸方向に対向するように前記固定体に配置された駆動コイルと、該駆動コイルの両端末が各々接続される少なくとも2つの端子部が形成されているヨークとを有し、
    前記固定体には、前記ヨークを位置決め固定するとともに、前記駆動コイルが巻回されるコイル保持部が形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記ヨークには、前記固定体に位置決めし固定する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 請求項1または2記載のレンズ駆動装置の製造方法であって、
    前記固定体に前記ヨークを位置決め固定する工程と、
    前記コイル保持部にコイル線を巻回するとともに、前記コイル線の両端末を前記端子部に各々巻きつける工程と、
    を有するレンズ駆動装置の製造方法。


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