JP2007064303A - 溶接保持器およびころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハウジングへの攻撃性を緩和した外径案内の溶接保持器を提供する。
【解決手段】 溶接保持器11は、板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される。溶接保持器11の外径面17は、ハウジングの内径面に接触しており、外径案内である。溶接保持器11の環状部および柱部14の外径面17の全面は、円弧状に研削されている。溶接保持器11の外径面17とハウジングの内径面29とが接触したときに、ハウジングへの攻撃性が緩和され、ハウジングの摩耗が低減される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、溶接保持器およびころ軸受に関し、特に、外径案内で使用される溶接保持器およびこのような溶接保持器を含むころ軸受に関する。
回転軸を支持するころ軸受は、複数のころと、複数のころを保持する保持器とからなる。保持器は、その材質や製造方法により、樹脂製保持器、プレス保持器、削り保持器、溶接保持器等、複数の種類があり、それぞれ用途や特性に応じて使い分けられている。
ここで、上記した溶接保持器について、その製造方法の一例を簡単に説明すると、まず、保持器の材料となる板状の帯鋼を、帯鋼の断面形状がV字状となるように、成型ロールプレスにてV型フォーム成型加工する。その後、ころを保持することができる大きさのポケット穴を開口するようポケット抜きする。次に、保持器の円周長さとなるように切断し、切断された鋼板を円筒状に折り曲げ、折り曲げられた鋼板の端面同士を溶接等により接合し、外径を研削した後、熱処理工程を行い、製造する。
このようにして製造される溶接保持器は、上記した製造工程からもわかるように、安価に製造される。しかし、板状の材料を折り曲げて円筒状にしているため、部分的に平らな面を有する等、外径面の真円度を良好にすることは難しく、外径案内の保持器としては適切ではなかった。
一般的に、外径案内で使用される保持器については、外径面の真円度が良好な削り保持器が使用される。外径案内で使用される削り保持器は、たとえば、特開2000−240662号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2000−240662号公報(段落番号0011〜0012、図2)
外径案内で使用される削り保持器は、円筒状のパイプ材を削り出して製造している。このような削り出し工程により製造される削り保持器は、高価であるため、製造時においてコスト増大を招くことになる。
ここで、外径案内で使用される保持器に、安価に製造することができる溶接保持器を使用することが考えられる。
しかし、外径案内で使用される保持器においては、保持器の外径面はハウジングの内径面と接触するため、保持器の外径面に平らな面があれば、その部分がハウジングの内径面に接触せず、接触面積が小さくなる。その結果、溶接保持器からのハウジングに対する面圧が大きくなり、ハウジングへの攻撃性を高め、ハウジングを大きく摩耗させてしまうことになる。
ここで、上記した従来の製造方法で製造された溶接保持器の外径形状について説明する。図8は、従来の製造方法で製造した溶接保持器101の環状部102a、102bを含む断面で、軸に沿う方向に切断した場合の断面図の一部である。図8を参照して、溶接保持器101は、一対の環状部102a、102bと、ころ(図示せず)を保持するポケットを形成するように、一対の環状部102a、102bを連結する複数の柱部103とを有する。環状部102a、102bに近い側の柱部103の端部104には、その外径面105側に、爪状に形成された外径側へのころ抜けを防止する外径側ころ抜け防止部106が形成されている。
また、図8における矢印Xの方向、すなわち、溶接保持器101の外径面105を径方向の外側からみた図を図9に示す。図9を参照して、外径側ころ抜け防止部106の外径面105側の中央部には、平らな面である平面部107が存在する。これは、以下の理由による。
上記した従来の製造方法において、切断された鋼板を円筒状に折り曲げる段階で、周方向に連なっていない各柱部103の端部104の外径面105については、円筒を構成する円弧を形成せず、平らなままである。
その後の研削工程において溶接保持器101の外径面105の研削が行われるが、この研削工程においては、柱部103の端部104のうち、外径面105側の角部108による油膜切れを防止するために、角部108を丸めることを目的としている。したがって、研削工程において、角部108を丸めることはできるが、外径側ころ抜け防止部106の外径面105側の中央部にある平面部107を円弧状に研削するに至らず、研削残りとして平らなままの平面部107が存在することになる。
また、図8におけるY−Y断面で示す、柱部103の端部104を含む断面で、径方向に切断した場合の断面図を図10に示す。図10を参照して、溶接保持器101を外径案内で使用した場合、平面部107は平らであるため、図10中の一点鎖線で示すハウジング(図示せず)の内径面109と接触することはない。そうすると、ハウジングの内径面109と溶接保持器101の外径面105との接触面積が小さくなるため、溶接保持器101からのハウジングに対する面圧が大きくなる。その結果、溶接保持器101のハウジングへの攻撃性が高くなり、ハウジングを大きく摩耗させてしまうことになる。
この発明は、ハウジングへの攻撃性を緩和した外径案内の溶接保持器およびころ軸受を提供することを目的とする。
この発明に係る溶接保持器は、一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結する柱部とを含む。上記した溶接保持器は、板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される。また、溶接保持器を含むころ軸受を固定部に取り付けた際に、溶接保持器は、その外径面で案内される。ここで、溶接保持器の環状部および柱部の外径面の全面は、円弧状に研削されている。
このように構成することにより、溶接保持器の環状部および柱部の外径面に、平らな面等、円弧状以外の面を含むことはなくなる。したがって、外径案内で使用される場合に、溶接保持器の環状部および柱部の外径面の全面が、ハウジングの内径面と接触することになり、接触面積を大きくすることができる。その結果、ハウジングが溶接保持器から受ける面圧を小さくすることができ、溶接保持器のハウジングへの攻撃性を緩和し、ハウジングの摩耗を低減することができる。
好ましくは、柱部の外径面側の角部には、面だらしが設けられている。こうすることにより、溶接保持器の回転時において、柱部の外径面側の角部で油膜を切ることが低減でき、潤滑性を向上し、ハウジングへの攻撃性を緩和することができる。
より好ましくは、溶接保持器の外径面は、めっき処理されている。こうすることにより、溶接保持器の表面が保護されると共に、潤滑性を向上することができ、ハウジングへの攻撃性を緩和することができる。
さらに好ましくは、溶接保持器は、浸炭焼入焼戻し処理がなされている。こうすることにより、溶接保持器の強度を高めることができる。
この発明の他の局面においては、ころ軸受は、上記したいずれかの溶接保持器と、複数のころとを有する。こうすることにより、ハウジングへの攻撃性を緩和し、ハウジングの摩耗を低減させたころ軸受を提供することができる。
この発明によれば、溶接保持器の環状部および柱部の外径面に、平らな面等、円弧状以外の面を含むことはなくなる。したがって、外径案内で使用される場合に、溶接保持器の環状部および柱部の外径面の全面が、ハウジングの内径面と接触することになり、接触面積を大きくすることができる。
その結果、ハウジングが溶接保持器から受ける面圧を小さくすることができ、溶接保持器のハウジングへの攻撃性を緩和し、ハウジングの摩耗を低減することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係る溶接保持器11の一部を示す断面図である。図2を参照して、溶接保持器11は、一対の環状部13a、13bと、ころ12を保持するポケットを形成するように、一対の環状部13a、13bを連結する複数の柱部14とを有する。
柱部14は、その中央部15が径方向内側に折り曲げられた、断面がV字状の形状を有している。柱部14の中央部15の内径面18側は、周方向の幅寸法が狭くなっており、内径側へのころ抜けを防止する内径側ころ抜け防止部を形成している。また、柱部14の端部16には、その外径面17側に、爪状に形成された外径側へのころ抜けを防止する外径側ころ抜け防止部が形成されている。
次に、上記した溶接保持器11の製造方法について説明する。図3は、溶接保持器11を製造する工程を示すフローチャートである。また、図4は、図3に示された工程のうち、代表的な工程を表す概略図である。図2、図3および図4を参照して、溶接保持器11の製造方法について説明する。
まず、溶接保持器11の板材となる鋼板に対し、帯鋼の状態(図4(a))において、断面形状がV字状となるようにプレス成型するV型フォーム成型工程(図3(A)、図4(b))を行う。ここで、V字状とは、円筒状に折り曲げられたときに、帯鋼の中央部と、帯鋼の端部とが、径方向に段差が設けられるように押し曲げることをいう。V型フォーム成型工程は、中央部が凸状の上金型と、中央部が凹状の下金型とからなる成型ロールプレスの間に板材を挟みこみ、押圧することにより行う。
次に、V型フォーム成型工程によって押し曲げられた帯鋼に対し、ころを保持するポケットを形成するためのポケット抜き工程(図3(B)、図4(c))を行う。ポケット抜き工程は、打ち抜き刃を有するポンチで、帯鋼に対し、ポケット形状に刃先を押し当てて打ち抜くことにより行う。
次に、柱部14の端部16に、爪状の、外径側へのころ抜け防止部を形成する爪形成工程を行う(図3(C))。爪形成工程は、柱部14の端部16の外径面17側を固定し、内径面18側からプレスによって押圧することにより、端部16の外径面17側の周方向の幅寸法を広げるように成型し、形成する。
その後、所定の長さとして溶接保持器11の円周長さとなるように、帯鋼を切断する切断工程を行い(図3(D))、切断された鋼板を、円筒状に折り曲げる曲げ工程(図3(E)、図4(d))を行う。その後、折り曲げられた鋼板の両端面を接合する溶接工程を行う(図3(F))。
次に、接合された円筒状の溶接保持器11の外径面17を研削する第一研削工程(図3(G))を行う。ここで、円筒状に折り曲げられた鋼板のうち、周方向に連なっている環状部13a、13bの外径面17においては、滑らかな円筒状の面を形成するが、周方向に連なっていない各柱部14の端部16の外径面17においては、円筒を形成する円弧を構成しておらず、平らである。第一研削工程は、このような平らな外径面17のうち、柱部14の幅の端部側に位置する角を丸くする工程である。
その後、熱処理工程として、浸炭焼入焼戻し処理を行う(図3(H))。この熱処理工程により、溶接保持器の強度を向上させる。ここで、熱処理工程としては、浸炭焼入焼戻し処理に限らず、浸炭窒化処理、ズブ焼入れ処理等、用途に応じて他の熱処理工程を行ってもよい。
その後、再び溶接保持器11の外径面17を研削する第二研削工程を行う(図3(I))。第二研削工程は、溶接保持器11の環状部13a、13bおよび柱部14の外径面17の全面が円弧状になるように研削する工程である。具体的には、各柱部14の端部16のうち、外径面17の中央部に存在する平らな部分がなくなるように研削する。
その後、柱部14の端部16の外径面17の角部を面だらし処理する(図3(J))。面だらし処理とは、通常の面取りよりも大きく角部を削りとる処理をいう。こうすることにより、回転時において、潤滑油の油膜切れを低減することができる。この工程は、タンブラー処理によって行われる。
その後、洗浄工程を経て、溶接保持器11の表面をめっき処理する(図3(K))。めっき処理は、銅めっき処理でもよいし、銅めっきおよび銀めっき処理でもよい。めっき処理により、溶接保持器の表面が保護されると共に、潤滑性が向上し、ハウジングへの攻撃性が緩和される。
このようにして、溶接保持器11が製造される(図4(e))。なお、このようにして製造された溶接保持器11のポケットに、複数のころを組み込んで、ころ軸受が製造される。
次に、上記した製造方法で製造された溶接保持器11を含むころ軸受を、固定部としてハウジングに取り付けた場合について説明する。図1は、この場合の柱部14の端部16の外径側ころ抜け防止部19を含む断面で、径方向に切断した断面図の一部である。図1を参照して、柱部14の端部16のうち、角部20は、第一研削工程により丸められており、面だらしが設けられている。また、柱部14の端部16のうち、外径面17の中央部21は、第二研削工程により、平らではなく円弧状に研削されている。
ここで、図10で示した従来における溶接保持器101の柱部103の端部104を、径方向に切断した場合の外径面105の外径輪郭線を図5に、図1で示したこの発明の一実施形態に係る溶接保持器11の柱部14の端部16を、径方向に切断した場合の外径面17の外径輪郭線を図6に示す。なお、図5および図6中、縦方向の1枡は、0.2mm、横方向の1枡は、0.2mmである。また、図5および図6中において、溶接保持器を円筒状に折り曲げたときに、理想的な円弧を形成した場合の外径を理想形状曲線22で示している。
図5および図6を参照して、従来における溶接保持器101の外径輪郭線23は、その中央部24と端部25との径方向の寸法差はほとんどなく、平らである。また、端部25においては、理想形状曲線22との径方向の寸法差は大きくなっている。
これに対し、この発明の一実施形態に係る溶接保持器11の外径輪郭線26は、その径方向の寸法が端部28から中央部27に向かって徐々に大きくなっていっており、円弧状を形成している。また、外径輪郭線26は、中央部27および端部28のみならず、そのほとんどの部分が理想形状曲線22と重なっており、理想的な円弧を形成している。
図1に戻って、このような平らな部分を有せず、理想的な円弧を形成する外径面17を有する溶接保持器11は、外径案内で使用された場合、図1中の一点鎖線で示すハウジング(図示せず)の内径面29と、外径面17の全面で接触することができ、接触面積を大きくすることができる。したがって、溶接保持器11から受けるハウジングへの面圧を小さくすることができ、ハウジングへの攻撃性が緩和され、ハウジングの摩耗が低減される。
以上より、ハウジングへの攻撃性を緩和した外径案内の溶接保持器およびころ軸受を提供することができる。
なお、上記の実施の形態においては、断面形状がV字状の溶接保持器について説明したが、これに限らず、他の断面形状を有する溶接保持器であってもよい。図7(A)、図7(B)および図7(C)は、この発明の他の実施の形態に係る溶接保持器の一部を示す断面図である。図7(A)を参照して、溶接保持器31は、柱部32の中央部が折り曲げられておらず、柱部32の断面形状が直線状であってもよい。また、図7(B)を参照して、溶接保持器33は、柱部34の中央部が径方向内側に折り曲げられたV字状を有し、端部35が径方向内側に、軸に垂直な方向に折り曲げられている、いわゆるM型保持器であってもよい。さらに、図7(C)を参照して、溶接保持器36は、柱部37の中央部が径方向内側に折り曲げられたV字状を有し、端部38が径方向内側に、軸に沿う方向に折り曲げられていてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、研削工程を2回行うことにしたが、これに限らず、1回の研削工程で柱部の外径面側の角を丸めるとともに、溶接保持器の環状部および柱部の外径面を円弧状に研削してもよく、また、3回以上の研削工程により行ってもよい。
また、上記の実施の形態においては、V型フォーム成型を行うことにより、内径側へのころ抜け防止部を形成し、爪形成工程によって外径側へのころ抜け防止部を形成することにしたが、これに限らず、他の方法で、内径側および外径側へのころ抜け防止部を形成することにしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係る溶接保持器およびころ軸受は、ハウジングへの攻撃性を緩和することができるため、コンロッドの大端部等の外径案内で使用される溶接保持器およびこのような溶接保持器を有するころ軸受に、有効に利用される。
この発明の一実施形態に係る溶接保持器11の、柱部14の端部16を含む断面で径方向に切断した場合の断面図の一部である。 この発明の一実施形態に係る溶接保持器11の、柱部14を含む断面で軸に沿う方向に切断した場合の断面図の一部である。 溶接保持器11を製造する工程を示すフローチャートである。 図3に示された工程のうち、代表的な工程を表す概略図である。 図10に示す従来の研削工程で製造された溶接保持器101のうち、柱部103の外径面105の周方向の形状曲線である。 図1に示すこの発明の一実施形態に係る溶接保持器11のうち、柱部14の外径面17の周方向の形状曲線である。 この発明の他の実施の形態に係る溶接保持器の一部を示す断面図であり、柱部が直線状の溶接保持器(A)、柱部がV字状であって端部が軸に垂直な方向に折り曲げられた溶接保持器(B)、柱部がV字状であって端部が軸に沿う方向に折り曲げられた溶接保持器(C)である。 従来における溶接保持器101の環状部102a、102bを含む断面で、軸に沿う方向に切断した場合の断面図の一部である。 従来における溶接保持器101の、図8における矢印Xの方向からみた外径図の一部である。 図8におけるY―Y断面で示す、従来における溶接保持器101の、端部104を含む断面で径方向に切断した場合の断面図の一部である。
符号の説明
11,31,33,36 溶接保持器、12 ころ、13a,13b 環状部、14,32,34,37 柱部、15,21,24,27 中央部、16,25,28,35,38 端部、17 外径面、18,29 内径面、19 外径側ころ抜け防止部、20 角部、22 理想形状曲線、23,26 外径輪郭線。

Claims (5)

  1. 一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように前記一対の環状部を連結する柱部とを含み、
    板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される溶接保持器であって、
    前記溶接保持器を含むころ軸受を固定部に取り付けた際に、前記溶接保持器は、その外径面で案内され、
    前記環状部および前記柱部の外径面の全面が、円弧状に研削されている、溶接保持器。
  2. 前記柱部の外径面側の角部には、面だらしが設けられている、請求項1に記載の溶接保持器。
  3. 前記溶接保持器の外径面は、めっき処理されている、請求項1または2に記載の溶接保持器。
  4. 前記溶接保持器は、浸炭焼入焼戻し処理がなされている、請求項1〜3のいずれかに記載の溶接保持器。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の溶接保持器と、複数のころとを有する、ころ軸受。
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