JP2007063701A - 皮膜毛製造用台紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】はげの特性に合致する全く新しい概念のかつらの一種である皮膜毛を機械で迅速かつ低廉に製造する方法を供する。
【解決手段】台紙5は表面に放射状の軸線7A〜7Qが表示されてなる。該軸線に符号A〜Q及び目盛が付される。該目盛は各軸線の交点を原点Oとし、該原点Oからの距離を各軸線上に表示してなる。この使用方法は、はげのある頭部に透明フィルムからなる型取り紙1を当て、はげの形状の輪郭線3を型取り紙1に写し取る(S1)。次いで上記輪郭線3を台紙5に位置合わせし、はげの形状を数値化する(S2)。この位置合わせは台紙5に表示された放射状の軸線7にはげの輪郭線3の頂点部3a〜3gを合致させて行なう。次いで上記数値の入力処理(S3)、コンピュータ処理(S4)、データ転送(S5)、実行(S6)の各工程を経て、皮膜毛を製造する。
【選択図】図3

Description

本願発明は部分的に又は全面的に生じているはげを補修するために用いる皮膜毛に関し、とくに皮膜毛製造用台紙に関する。
「皮膜毛」という概念は出願人が提案する全く新しいタイプのかつらの一種であり、極薄の透湿性皮膜に植え付けられた植毛材を頭皮等の皮膚に直接貼付するものである。
はげは各個人、生成箇所、人種等によりその形状等が種々であり、同じものはないと言われている。
しかしながら、従来の皮膜毛はこのようなはげの特性を無視し、例えば、だ円形状に一様につくられたピースをはげを含む頭部等全体に装着していた。
よって自毛があり隠す必要のないところまで皮膜毛を装着するという妙な具合になっていた。
これを回避しできるだけはげの部分にのみ皮膜毛を適用するには手植え方式をとらざるを得なかった。これは、皮膜毛の植毛材を一本々々残っている自毛に結着するなどして行なう方式であり、当然膨大なコストと時間がかかり、しかも自毛への負担がかかるという欠点があった。
また自毛の残数が少ない部位又は自毛のない部位に皮膜毛の植毛材を適用することは不可能であった。
本願発明ははげの形状とはげの環境が各人によって異なるというはげの特性に着目し、はげの特性に合致した皮膜毛の製造用台紙を供することを目的とする。
本願発明の他の目的は、上記皮膜毛を機械化により迅速かつ低コストで製造することである。
本願発明のさらに他の目的は、自毛の残数が少ない部位又は自毛のない部位にも適用できる皮膜毛を製造することである。
上記目的達成のため、本願発明による皮膜毛製造用台紙は、皮膜毛の製造に使用される台紙であって、該台紙は表面に放射状の軸線が表示されてなり、該軸線に符号及び目盛が付され、該目盛は各軸線の交点を原点とし、該原点からの距離を各軸線上に表示してなることを特徴とする。
また、請求項1記載の皮膜毛製造用台紙において、上記目盛は上記原点から等距離に付されることを特徴とする。
また、請求項1記載の皮膜毛製造用台紙において、上記台紙は透明フィルムからなる型取り紙に写し取られたはげの形状を位置合わせするものであることを特徴とする。
また、請求項1記載の皮膜毛製造用台紙において、上記台紙が透明フィルムからなり、上記台紙をはげに位置合わせし、該はげの形状を写し取ることを特徴とする。
また、請求項3又は請求項4記載の皮膜毛製造用台紙において、上記位置合わせははげの形状曲線の頂点部を放射状の軸線に合致させることを特徴とする。
また、請求項5記載の皮膜毛製造用台紙において、はげの形状曲線の頂点部と放射状の軸線との合致点における軸線の目盛の値を当該軸線に付された符号とともに入力し、上記入力の際はげの環境をも入力することを特徴とする。
また、請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境ははげの存在する周囲に残存する自毛の量を参酌しブロック領域ごとに指定することを特徴とする。
また、請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境ははげの存在する周囲に残存する自毛の色を参酌しブロック領域ごとに指定することを特徴とする。
また、請求項7又は請求項8記載の皮膜毛製造用台紙において、上記ブロック領域ははげの輪郭線で囲まれた領域の範囲を適宜箇数に分割して形成することを特徴とする。
また、請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境設定中植毛材の色は各色ごとの植毛材を巻着したボビンの番号を選択するとともに混合割合を自毛の色との対比において設定することを特徴とする。
また、請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境設定中植毛材の量は全体における割合を指定することにより行なうことを特徴とする。
本願発明によれば、いわゆるかつらの機械生産を可能とするから、量産により、使い捨てとすることができる低コストのかつら(皮膜毛)を迅速に製造することができる。
機械生産された皮膜毛は、はげの特性を把握して個々のはげに必要最低限の補修部となるよう製作されているから、自毛が欠けた部分のみに適用することができ、従来のように自毛の上に帽子の如くかつらを装着する必要がなくなる。よって着用者の使用上の不安心理等を払拭する。
機械生産された皮膜毛をはげの部分に直接適用することができるから、自毛にかかる負担が全くない。また自毛結着のための膨大な手間と時間が不要となる。
機械生産された皮膜毛をはげの部分に直接適用することができるから、自毛のないところ例えば火傷や怪我の部位、無毛症における陰部にも適用でき、適用部位を選ばない。
次に、実施の形態を示す図面に基づき本願発明をさらに詳しく説明する。なお、便宜上同一の機能を奏する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図1において、5は台紙であり、表面に軸線7が放射状に表示されるとともに、各軸線7にはA〜Qの符号及び目盛が付される。上記目盛は各軸線7の交点を原点Oとし、該原点Oからの距離を1mm間隔毎に表示してある。
上記台紙5上にはげの輪郭線3を位置合わせするには、図3に示す透明フィルムからなる型取り紙1に写し取られたはげの輪郭線3の頂点部3a〜3gをいずれかの軸線7上に合致させるようにする。図4の実施例では頂点部3aを軸線7E上に、頂点部3bを軸線7G上に、頂点部3cを軸線7H上に、頂点部3dを軸線7J上に、頂点部3eを軸線7N上に、頂点部3fを軸線7Q上に、頂点部3gを軸線7C上に、各合致させてある。
本願発明による皮膜毛は、20乃至30ミクロン(μ)程度のポリウレタン製の極薄のシートからなるベース(図示省略)に、アクリル繊維からなる植毛材(図示省略)を例えばV字状に植え付けてなる。なお、上記ベースは伸縮性のある無色透明の平面状シートであり、その厚さは人皮の角質層が通常20乃至30ミクロン(μ)程度であるため、同程度の厚さとされる。
本願発明による皮膜毛製造用台紙により皮膜毛を製造するには、図2Aに示すように、型取り(S1)、位置合わせ(S2)、数値入力処理(S3)、コンピュータ処理(S4)、データ転送(S5)、実行(S6)の各工程を経る。以下詳しく述べる。
第1工程(型取り)
皮膜毛の製造はまず型取り(S1)から始まる。これは例えば頭部にはげがある場合、作業者が頭部に図3に示す透明フィルムからなる型取り紙1を当て、はげの形状の輪郭線3を型取り紙1に写し取る(S1)。
第2工程(位置合わせ)
上記輪郭線3を図1に示す台紙5に位置合わせし、はげの形状を数値化する(S2)。この位置合わせは作業員により、図4に示すように、台紙5に表示された放射状の軸線7にはげの輪郭線3の頂点部3a〜3gを合致させて行なう。この際、できるだけ多くの頂点部を軸線7に合致させるようにするのが望ましい。
第3工程(目盛数値の入力)
上記合致点4a〜4qにおける軸線7の目盛の値を当該軸線7に付された符号A〜Qとともに作業員により図示しないコンピュータに入力する(S3)。上記入力の際はげの環境をも入力する。
上記はげの環境ははげの存在する周囲に残存する自毛の量、密度、色、流れ等を参酌しブロック領域8ごとに指定する。上記ブロック領域8ははげの輪郭線3で囲まれた領域の範囲を適宜数(図5の場合は1個)に分割して形成する。
第4工程(コンピュータ処理)
次いで、隣接する上記合致点の間を、図示しないコンピュータに内蔵されたコンピュータプログラムにより、予め定められた曲線になるようコンピュータ処理する(S4)。
第5工程(データ転送)
図示しないコンピュータ画面にて皮膜毛の試行状態を作業員が確認後、第3工程の入力データを図示しないマシンに転送する(S5)。
第6工程(実行)
転送されたデータに基づき図示しないマシンにおいて植え付け動作が実行される(S6)。
ここでステップ3の「数値入力処理」を図1B及び図6以下に基づき詳しく述べる。
まず、図示しないコンピュータの表示装置に図6に示す「目録データ」画面が表示されるので、所要の目録データを入力する(S31)。
入力項目としては、例えば、「会員番号」「会員氏名」(漢字、カナ、アルファベット)、「性別」「生年月日」「現住所」「電話番号」「メモ」「製作個数」「依頼元支店」「納品先支店」「担当者コード」「依頼担当者」「注文日」「納品日」「製品番号」等である。
上記目録データのコンピュータ(図示省略)入力終了後「次項へ」のコマンドボタンを押す。
すると図示しないコンピュータの表示装置の「製品データ作画」画面(図7に示す)に、標準パターン10が表示されるので、ここで「パターン設定」を選択する。この標準パターン10は、円10aと、該円10aの中心点(原点)Oを通る複数の放射状の軸線A乃至Qとからなる。円10aとなっているのは各軸線A乃至Qに経験上得られた基準値を予め入力してあることによる。上記軸線A乃至Qは隣接間が等間隔となっている。すると図8に示す「製品データ作画」画面が表示されるので、この画面により「パターン設定」を入力する(S32)。これにより特定の顧客パターン11(図10乃至図12に示す)が設定される。
図4の位置合わせにより、図2の「はげ」の輪郭線3は各軸線7上の合致点4a〜4qに次の如き目盛数値を有している。これらはいずれも原点Oからの寸法長さ(単位mm)である。
A軸=27
B軸=30
C軸=35
D軸=40
E軸=50
F軸=40
G軸=40
H軸=35
I軸=30
J軸=25
K軸=26
L軸=23
M軸=25
N軸=30
P軸=28
Q軸=30
よって図8の入力画面上において、上記数値を当該軸線の入力ボックスに次の如く入力する。これにより、特定のはげの形状の輪郭線としての顧客パターン11(図10乃至図12に示す)を描くデータがコンピュータに入力される。
OA=27
OB=30
OC=35
OD=40
OE=50
OF=40
OG=40
OH=35
OI=30
OJ=25
OK=26
OL=23
OM=25
ON=30
OP=28
OQ=30
次いで「植毛密度」「生際乱調度」を順次例えば「100%」「0」と入力する。入力終了後「閉じる」のコマンドボタンを押す。
ここで「植毛密度」とは、作画された顧客パターン11に対する単位面積、例えば1cm2当たりの植毛材の密度をいう。「植毛密度」の数値によって植毛材をベースに植え付けるためのX軸及びY軸方向に移動する移動テーブル(図示省略)の移動量が決定される。また「生際乱調度」とは、顧客パターン11の生際(毛髪その他の毛の生え始めている部分)を植毛密度100%の部分に対して間引く度合いをいう。これはコンピュータに内蔵する所定の乱数発生関数に基づいて行なう。例えば生際乱調度を「2」ショット以内に設定したときは、植毛針(図示省略)ははげの形状により決められた生際から2ショットの範囲で移動テーブル(図示省略)X軸上を左方から右方へY軸方向にジグザグに移動する。
すると図7に示す「製品データ作画」画面に戻るので、ここで、植え付けられる植毛材の色をブロック領域8(図11に示す)ごとに特定するため、「色混合設定」を選択する。これにより図9に示す「製品データ作画」画面が表示されるので、この画面により「色混合設定」を入力する(S33)。例えば、ブロック領域8が1個の場合はブロック領域ナンバー「1」となる。そして植毛材の長さを「380」mm固定とし、色混合は「する」の場合、各色を司るボビンの色混合比率は次の如くである。
1番ボビン 「30」%
2番ボビン 「20」%
3番ボビン 「10」%
4番ボビン 「10」%
5番ボビン 「10」%
6番ボビン 「10」%
7番ボビン 「10」%
また混合方法は「繰り返し」などと入力する。「ブロック領域設定情報」を確認後、変更のない場合は「閉じる」のコマンドボタンを押す。
すると図7に示す「製品データ作画」画面に戻るので、ここで「メッシュ作成」を選択する。これにより図10に示す「製品データ作画」(メッシュ作成)画面が表示されるので、この画面により「メッシュ作成」をする(S34)。「メッシュ作成」というのは上記により作画された特定の顧客パターン11をコンピュータが認識するステップである。コンピュータが特定の顧客パターン11を認識すると、コンピュータ画面上に当該顧客パターン11の画像を格子状に表示し認識したことを表わす。
ここで「メッシュ作成」ボタンをクリックすると、図形の大きさと植毛密度に比例したメッシュ作成時間の経過後に下部ステータスバーに、「「メッシュ作成」「メッシュ作成が終了しました。マウス右クリックでブロック領域8を指定後ブロック領域確定をして下さい。」旨のコメントが表示され、図11に示す「製品データ作画」(ブロック領域指定)画面が表示される。ここでブロック領域8の指定方法のうち、例えば「ブロック領域指定」を選択し(S35)、図11に示すメッシュ図形(図5に示す輪郭線3で囲まれた1個の領域)を囲むようにマウスでドラッグする。
次いで図12に示す「製品データ作画」(ブロック領域確定)画面が表示されるので、これを確認する(S36)。確認したら「OK」ボタンを押す。
確定したデータは図13に示す「製品データ転送」画面で確認した後、図示しないマシンに転送される(S5)。上記データ転送が完了すると図14に示す「製品データ転送」画面が図示しないコンピュータの表示装置に表示される。図10乃至図14において枠外に表示される「打点数」「製作所要時間」はいずれも単品当たりの数値である。
かくして図示しないマシンにおいて植え付け動作が実行される(S6)。マシン(図示省略)においては、例えばポリウレタンシートの如く収縮性のあるベースに、例えば断面を「8」字状の楕円形に特殊処理された長径80ミクロン(μ)のポリエステル繊維からなる植毛材を植え付ける。この植え付けが上記した設定条件に基づき制御されるのである。植毛材を植え付けた部分を接着剤により固定した後、裏面全面に人体に接着するための粘着面が形成される。この粘着面により頭部等の人体のあらゆる部位に直接貼着することができるのである。この皮膜毛は使用後使い捨てとされる。なお、マシンの機構及び動作の一例は例えば特許第3552095号、国際公開番号WO 2004/089135に詳述してある。
上記実施の形態によりはげの特性に合致した皮膜毛とすることができるのは次の理由による。まず、はげの形状曲線につき、頂点部を放射状の軸線7によりデジタル的に特定するため、はげの部分だけに使用する製品を正確に作製することができることによる。第2に、各軸線7の合致点間をコンピュータ処理することにより予め定められた曲線とするため、はげの形状を示す輪郭線3に非常に近似した形状の皮膜毛ピースを作製することができることによる。けだし、経験上、はげは鋭角的な部分を有しないことが殆どだからである。第3に、はげの環境をブロック領域8ごとに指定して残存する自毛の量、色、流れ等に合うようにするため、残存する自毛に馴染み、より自然な感じを与えるかつら即ち皮膜毛を作製することができることによる。
このように上記実施の形態によれば、「はげの形状」及び「はげの環境」をデジタル的に把えるから、1つ々々異なるはげの特性に合致する皮膜毛ピースを規則性のある画一的な機械製造により量産するにもかかわらず、1つ々々オーダメードにより作製したのと同等なより自然な感じを与えるかつら即ち皮膜毛として製造することができる。
またはげの形状を放射状に表示された2次元の軸線上において把えるから、複雑な形状のはげにも柔軟に対応することができる。
またはげの環境をブロック領域8ごとに指定するので、それぞれの環境に合致した皮膜毛を単一製品において実現することができる。
よって、いわゆるかつらの機械生産を可能とするから、量産により使い捨てとすることができる低コストのかつら(皮膜毛)を迅速に製造することができる。
また自毛が欠けた部分のみに適用することができ、従来のように自毛の上に帽子の如くかつらを装着する必要がなくなる。よって着用者の使用上の不安心理等を払拭する。
また機械生産された皮膜毛をはげの部分に直接適用することができるから、自毛にかかる負担が全くない。また自毛結着のための膨大な手間と時間が不要となる。
機械生産された皮膜毛をはげの部分に直接適用することができるから、自毛のないところ例えば火傷や怪我の部位、無毛症における陰部にも適用でき、適用部位を選ばない。
本願発明は上記した実施の形態に限定されない。例えば、図15は他のはげを型取りしたはげの形状の輪郭線3を位置合わせした場合である。このように本願発明はあらゆる形状のはげに対応することができる。
また台紙5自体を透明フィルムから構成することとし、上記台紙5をはげに直接位置合わせし、はげの形状を写し取ることとしてもよい。
はげの環境の特定は、はげの存在する周囲に残存する自毛の量、色、流れ等の全部又は一部の項目との対比において顧客パターン11のブロック領域8ごとに指定することができる。例えば図16はブロック領域8を3個に分割設定する場合である。この場合、例えば、ブロック領域8aは残存する自毛の量が少ない場合生際を少なく指定する。ブロック領域8b、8cは自毛の量が多いので植毛材を多目に指定し、このうち左側の後頭部に白髪が目立つ場合にはブロック領域8cに混入させる白色の植毛材の量を多くする。
台紙5に表示される軸線7及びブロック領域8の個数は16本及び16個以上であってもよく、細分化する程望ましい。
本明細書において「はげ」には無毛部位だけでなく、自毛の残数が少ない部位も含んだ意味で用いている。
本願発明はいわゆるかつらの製造に活用することができる。とくに使い捨てとすることができる低コストの皮膜毛を製造するのに活用することができる。
本願発明による皮膜毛製造用台紙の実施の形態を示す図である。 Aは本願発明にかかる皮膜毛製造用台紙の実施の形態を示すメインステップのフロー図、Bは同サブステップのフロー図である。 型取りをした型取り紙の実施例を示す図である。 位置合わせをした台紙の実施例を示す図である。 型取りをしたはげのブロック領域の実施例を示す図である。 製品データ作画(目録データ)のコンピュータ入力画面を示す図である。 製品データ作画のコンピュータ入力画面を示す図である。 製品データ作画(パターン設定)のコンピュータ入力画面を示す図である。 製品データ作画(色混合設定)のコンピュータ入力画面を示す図である。 製品データ作画(メッシュ作成)のコンピュータ入力画面を示す図である。 製品データ作画(ブロック領域指定)のコンピュータ入力画面を示す図である。 製品データ作画(ブロック領域確定)のコンピュータ入力画面を示す図である。 データ転送のコンピュータ入力画面を示す図である。 データ転送完了のコンピュータ画面である。 位置合わせをした皮膜毛製造用台紙の他の実施例を示す図である。 型取りをしたはげのブロック領域の他の指定をするコンピュータ入力画面の要部実施例を示す図である。
符号の説明
1 型取り紙
3 輪郭線
3a 頂点部
3b 頂点部
3c 頂点部
3d 頂点部
3e 頂点部
3f 頂点部
3g 頂点部
4a 合致点
4b 合致点
4c 合致点
4d 合致点
4e 合致点
4f 合致点
4g 合致点
4h 合致点
4i 合致点
4j 合致点
4k 合致点
4l 合致点
4m 合致点
4n 合致点
4p 合致点
4q 合致点
5 台紙
7 軸線
8 ブロック領域

Claims (11)

  1. 皮膜毛の製造に使用される台紙であって、該台紙は表面に放射状の軸線が表示されてなり、該軸線に符号及び目盛が付され、該目盛は各軸線の交点を原点とし、該原点からの距離を各軸線上に表示してなることを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  2. 請求項1記載の皮膜毛製造用台紙において、上記目盛は上記原点から等距離に付されることを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  3. 請求項1記載の皮膜毛製造用台紙において、上記台紙は透明フィルムからなる型取り紙に写し取られたはげの形状を位置合わせするものであることを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  4. 請求項1記載の皮膜毛製造用台紙において、上記台紙が透明フィルムからなり、上記台紙をはげに位置合わせし、該はげの形状を写し取ることを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  5. 請求項3又は請求項4記載の皮膜毛製造用台紙において、上記位置合わせははげの形状曲線の頂点部を放射状の軸線に合致させることを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  6. 請求項5記載の皮膜毛製造用台紙において、はげの形状曲線の頂点部と放射状の軸線との合致点における軸線の目盛の値を当該軸線に付された符号とともに入力し、上記入力の際はげの環境をも入力することを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  7. 請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境ははげの存在する周囲に残存する自毛の量を参酌しブロック領域ごとに指定することを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  8. 請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境ははげの存在する周囲に残存する自毛の色を参酌しブロック領域ごとに指定することを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  9. 請求項7又は請求項8記載の皮膜毛製造用台紙において、上記ブロック領域ははげの輪郭線で囲まれた領域の範囲を適宜箇数に分割して形成することを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  10. 請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境設定中植毛材の色は各色ごとの植毛材を巻着したボビンの番号を選択するとともに混合割合を自毛の色との対比において設定することを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
  11. 請求項6記載の皮膜毛製造用台紙において、上記はげの環境設定中植毛材の量は全体における割合を指定することにより行なうことを特徴とする皮膜毛製造用台紙。
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