JP2007060267A - 縮小レイアウト機能を持った画像処理システム - Google Patents
縮小レイアウト機能を持った画像処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007060267A JP2007060267A JP2005242826A JP2005242826A JP2007060267A JP 2007060267 A JP2007060267 A JP 2007060267A JP 2005242826 A JP2005242826 A JP 2005242826A JP 2005242826 A JP2005242826 A JP 2005242826A JP 2007060267 A JP2007060267 A JP 2007060267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printer
- resolution
- image processing
- output
- network
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
【課題】 縮小レイアウト機能をもつデジタル複写機において、解読可能な解像度によって縮小レイアウトの出力を行えるようにする。
【解決手段】 スキャン・プリントシステムにおいて、
縮小レイアウト機能を実現するにあたり、原稿に含まれている文字の認識を行い、最も小さな文字のサイズの認識を行う。縮小レイアウト時の縮小率の算出を行う。文字サイズの認識で認識された最も小さな文字のサイズが、前記で算出された縮小率によってどれだけ縮小プリントされるかを算出し、その文字を解読可能なプリントを行うのに必要なプリンタの解像度を算出する。それがあらかじめ設定されたサイズより小さい場合には、ネットワーク上の解像度の低いプリンタによって出力を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 スキャン・プリントシステムにおいて、
縮小レイアウト機能を実現するにあたり、原稿に含まれている文字の認識を行い、最も小さな文字のサイズの認識を行う。縮小レイアウト時の縮小率の算出を行う。文字サイズの認識で認識された最も小さな文字のサイズが、前記で算出された縮小率によってどれだけ縮小プリントされるかを算出し、その文字を解読可能なプリントを行うのに必要なプリンタの解像度を算出する。それがあらかじめ設定されたサイズより小さい場合には、ネットワーク上の解像度の低いプリンタによって出力を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、原稿台などに載置されている原稿から読み込んだ画像情報を格納する画像メモリを備えた画像処理装置および前記メモリ内に複数の原稿画像データを縮小しレイアウトを行ったもののプリントアウトを行う方法に関するものである。
現在、ネットワーク上で複数のプリンタやマルチファンクションプリンタ、PCや画像サーバーなどが接続されているスキャン・プリントシステムが構築されて使用されている。
ネットワーク上には、様々な解像度のスキャナ・プリンタを持った、マルチファンクションプリンタや、シングルファンクションプリンタが接続されている。
通常マルチファンクションプリンタを使用する場合、1セットとなっているスキャナとプリンタを使用する事となるが、スキャナで読み込んだ画像データをネットワーク上の他のプリンタによって出力することも可能をなってきている。
また従来から、同一サイズの複数枚の原稿を出力用紙サイズに応じた画像メモリ上にレイアウトし、プリントアウト(縮小レイアウト)する、デジタル複写機が知られている。
その使用方法は、コピーを行いたい原稿のサイズと、出力用紙のサイズ及び、1枚の出力用紙に何枚の原稿をまとめて出力を行いたいかの設定を行い、コピーを実行させるものである。
また、手書き文字や活字でプリントアウトされた文字をスキャナで読み取り、パターン認識などによって文字の認識を行うOCR技術を使用し、原稿の向きを検知する機能を持つデジタル複写機も開発されている。また、それによって認識されたあらかじめ用意されているフォントデータに置き換えて出力を行う事も、技術的に十分可能となっている。
又、従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開平08−139909号公報
しかしながら上記従来例では、縮小レイアウトを行う時、原稿の文字が小さい場合や、多量のページを1つのページにまとめようとした場合縮小率が大きくなる事により、出力後の文字が小さすぎて、文字がつぶれてしまい読めない事となり、高解像度のプリンタを必要とする事となる。しかしその逆にプレゼンの資料などのように原稿の文字が大きなもので、縮小レイアウトを行っても文字の大きさがある程度大きなものとなる為、解読可能な状態にプリントアウトする際に、高解像度のプリンタを必要としない場合もある。
一般的に、高解像度のプリンタに関しては、1枚あたりの出力コストが高いと言う傾向があり、上記のように高解像度のプリンタを必要としない場合でも、高解像度のプリンタを使用すると言う事は、プリントアウトに余計なコストが掛かっている事となる。
上述の点に鑑み、本発明の第1の目的は、縮小レイアウト機能を使用するとき、原稿内に含まれている最も小さな文字の大きさを認識し、縮小レイアウト内に含まれる原稿の枚数から算出される縮小率を元に、縮小後の最小の文字がどの程度の解像度のプリンタで出力を行えば解読可能かどうかを判断し、ネットワーク上に接続されているプリンタの中に、適度な解像度のプリンタが存在した場合には、そのプリンタを使用して縮小レイアウトのプリントアウトを行うことを特徴とした画像処理システムを提供することにある。
また、ネットワーク上の他のプリンタを使用して出力を行う場合、適度な解像度のプリンタがネットワーク上に複数あった場合、それら各プリンタのうち、1つのプリンタを選択する必要がある。そのため、本発明の第2の目的は、プリントアウトに適した解像度を持つプリンタがネットワーク上に複数あった場合、それら各プリンタの解像度やプリントコスト、プリントスピード、設置位置などの情報の収集を行い、それらの情報を元に出力を行うプリンタの選択を行うことの出来る画像処理システムを提供することにある。
本発明の第1の課題を達成するために、本発明の第1の形態は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データとして読み取るスキャン手段、画像データに対して、各種画像処理を行う画像処理手段、画像データを一時格納するメモリ手段、画像データを出力用紙にプリントを行うプリント手段、画像データ内に含まれる文字の認識や文字領域の認識を行う文字認識手段、外部ネットワークと接続され、データのやり取りを行う外部インターフェイス手段、前記スキャン画像処理手段、メモリ手段、文字認識手段、プリント手段、外部インターフェイス手段の各手段間のデータの受け渡しを行う画像データコントロール手段、所望の動作を行わせるための各種設定を行う設定手段、前記各手段の制御を行うシステムコントロール手段からなるマルチファンクションプリンタと、前記マルチファンクションプリンタと、少なくとも1つ以上のプリンタやマルチファンクションプリンタが接続されているネットワークからなるスキャン・プリントシステム、及び前記ネットワークに接続されているスキャン・プリントシステムの制御を行うスキャン・プリントシステムコントロール手段において、
前記マルチファンクションプリンタによって、複数原稿を1枚の出力用紙にレイアウトするレイアウト機能を実現するにあたり、
設定手段によって、読み取る原稿のサイズ、出力用紙のサイズ、出力する用紙に何枚の原稿をレイアウト出力させるかの設定を行い、スキャン手段から入力した画像データから文字認識手段によって認識を行った文字の原稿中に含まれる最も小さい文字の大きさと、前記設定朱普段からの情報を元に算出されたレイアウト出力を行う時の縮小率から、前記文字認識手段で認識された最も小さな文字のサイズが、前記で算出された縮小率によってどれだけ縮小プリントされるかを算出し、縮小後の文字を再現するのに必要最低限の解像度を算出する。前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの解像度の情報を収集し、ネットワーク上の他のプリンタにおいて、前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが存在した場合、そのプリンタによって出力を行うことを選択することが出来ることを特徴とする。
前記マルチファンクションプリンタによって、複数原稿を1枚の出力用紙にレイアウトするレイアウト機能を実現するにあたり、
設定手段によって、読み取る原稿のサイズ、出力用紙のサイズ、出力する用紙に何枚の原稿をレイアウト出力させるかの設定を行い、スキャン手段から入力した画像データから文字認識手段によって認識を行った文字の原稿中に含まれる最も小さい文字の大きさと、前記設定朱普段からの情報を元に算出されたレイアウト出力を行う時の縮小率から、前記文字認識手段で認識された最も小さな文字のサイズが、前記で算出された縮小率によってどれだけ縮小プリントされるかを算出し、縮小後の文字を再現するのに必要最低限の解像度を算出する。前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの解像度の情報を収集し、ネットワーク上の他のプリンタにおいて、前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが存在した場合、そのプリンタによって出力を行うことを選択することが出来ることを特徴とする。
また、本発明の第2の課題を達成するために、本発明の第2の形態は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データとして読み取るスキャン手段、画像データに対して、各種画像処理を行う画像処理手段、画像データを一時格納するメモリ手段、画像データを出力用紙にプリントを行うプリント手段、画像データ内に含まれる文字の認識や文字領域の認識を行う文字認識手段、外部ネットワークと接続され、データのやり取りを行う外部インターフェイス手段、前記スキャン画像処理手段、メモリ手段、文字認識手段、プリント手段、外部インターフェイス手段の各手段間のデータの受け渡しを行う画像データコントロール手段、所望の動作を行わせるための各種設定を行う設定手段、前記各手段の制御を行うシステムコントロール手段からなるマルチファンクションプリンタと、前記マルチファンクションプリンタと、少なくとも1つ以上のプリンタやマルチファンクションプリンタが接続されているネットワークからなるスキャン・プリントシステム、及び前記ネットワークに接続されているスキャン・プリントシステムの制御を行うスキャン・プリントシステムコントロール手段において、
前記マルチファンクションプリンタによって、複数原稿を1枚の出力用紙にレイアウトするレイアウト機能を実現するにあたり、
設定手段によって、読み取る原稿のサイズ、出力用紙のサイズ、出力する用紙に何枚の原稿をレイアウト出力させるかの設定を行い、スキャン手段から入力した画像データから文字認識手段によって認識を行った文字の原稿中に含まれる最も小さい文字の大きさと、前記設定朱普段からの情報を元に算出されたレイアウト出力を行う時の縮小率から、前記文字認識手段で認識された最も小さな文字のサイズが、前記で算出された縮小率によってどれだけ縮小プリントされるかを算出し、縮小後の文字を再現するのに必要最低限の解像度を算出する。前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの解像度の情報を収集し、ネットワーク上の他のプリンタにおいて、前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが存在した場合、そのプリンタによって出力を行うことを選択することが出来ることを特徴とし、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが複数存在した場合には、ユーザーが設定手段によって出力するプリンタを選択することが可能であることを特徴とする。
前記マルチファンクションプリンタによって、複数原稿を1枚の出力用紙にレイアウトするレイアウト機能を実現するにあたり、
設定手段によって、読み取る原稿のサイズ、出力用紙のサイズ、出力する用紙に何枚の原稿をレイアウト出力させるかの設定を行い、スキャン手段から入力した画像データから文字認識手段によって認識を行った文字の原稿中に含まれる最も小さい文字の大きさと、前記設定朱普段からの情報を元に算出されたレイアウト出力を行う時の縮小率から、前記文字認識手段で認識された最も小さな文字のサイズが、前記で算出された縮小率によってどれだけ縮小プリントされるかを算出し、縮小後の文字を再現するのに必要最低限の解像度を算出する。前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの解像度の情報を収集し、ネットワーク上の他のプリンタにおいて、前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが存在した場合、そのプリンタによって出力を行うことを選択することが出来ることを特徴とし、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが複数存在した場合には、ユーザーが設定手段によって出力するプリンタを選択することが可能であることを特徴とする。
前記本発明の第2の形態において、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの解像度の情報を収集し、操作部に表示するもしくは、最も解像度の低いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする。
前記本発明の第2の形態において、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタを使用する際のコストの情報を収集し、操作部に表示もしくは、プリンタを使用する際のコストが最も安いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする。
前記本発明の第2の形態において、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタのプリントスピードの情報を収集し、操作部に表示もしくは、プリントスピードの最も速いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする。
前記本発明の第2の形態において、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの設置されている位置の情報を収集し、操作部に表示もしくは、設置されている位置の最も近いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする。
以上により、本発明によれば、原稿の文字サイズに対応した、解読可能な縮小レイアウト処理を行うことが出来る。
(第1の実施例)
図10は本特許における第1の実施例における画像処理装置の構成を示す図である。
図10は本特許における第1の実施例における画像処理装置の構成を示す図である。
1001は、本実施例における画像処理装置であり、本実施例ではコピー機能のみではなく、ネットワークを経由して、ワークステーションやコンピュータ(PC)や画像蓄積サーバー、他のマルチファンクションプリンタ(MFP)などに接続され、PCからの画像データのプリントアウトや、スキャン画像の画像サーバーへの蓄積なども行える形態を取ることとする。
1002はスキャナであり、CCDにより原稿を光学的に読み取り、アナログ・デジタル変換によって、RGBのデジタル信号とするものである。
1003は画像処理部であり、デジタル化されたRGB信号を入力し、フィルタリングや色変換、変倍などの各種画像処理を行い、各出力先に応じた信号、例えばカラー2値プリンタの場合、CMYKの2値画像信号、カラー多値出力の場合RGB多値信号等に変換して出力を行う。
1004は文字認識部であり、RGBデータで表された多値の画像信号の入力を行い、文字領域や画像領域の認識を行うとともに、文字領域中に含まれる文字のOCR処理を行い、テキストデータの出力を行う部分である。
1005はメモリであり、前記スキャナからのRGB画像データや、前記画像処理部からの各種画像データなど、各種画像データを確保しておく部分で、RAMやハードディスクなどの記憶媒体などで構成されている。これによって、同じ画像データを複数枚出力を行うときなど、スキャナを複数回動作させること無く、メモリ内に格納されている画像データを出力することによって、プリント処理時間の短縮が可能となる。
1006はプリンタであり、本実施例ではCMYK4色のインクを使用するカラー2値プリンタとする。しかし、これに限らず、カラーの多値出力可能なカラープリンタや、モノクロのプリンタなどでも良い。
1010はJPEG処理部であり、JPEG符号化及びJPEG復号化の各処理ブロックを含み、入力されたJPEG画像の伸長処理や、スキャンされた元画像データのJPEG圧縮処理などを行う部分となる。内部の詳細は後に説明を行う。
1011は外部インターフェイス(外部I/F)であり、本画像処理装置がネットワークに接続し、各種画像データの入出力を行うにあたり、各種ネットワークのプロトコルにあった通信を行うためのインターフェイス部分となる。ネットワーク上には複数の画像をまとめて格納しておく画像サーバー(1014)やPC(1012)、他のMFP(1013)をはじめとして、FAX、LAN、インターネットなどの各種ネットワークも接続が可能とする。
1007はデータパス制御部であり、本画像処理装置の動作にしたがって、各種処理部分の画像データの受け渡しを行う役割をする。
上記データパス制御部の制御をはじめとする、各種動作モードにおける各処理部分の制御は、操作部(1008)によってユーザーから指示が与えられ、CPU(1009)によって制御が行われるものとする。
例えば、通常のコピー動作の場合の画像データの処理フローは、図11のようになる。
また、スキャンからプリントまでの画像処理装置1001内の画像データの流れを図12によって表す。
ユーザーは操作部より、コピー枚数や原稿の種類などのコピーモードの設定を行う。(1101)
コピーの各種設定が終了した時点で、操作部のキーからコピースタートを実行する。(1102)
コピー動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(1103) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行い、それらを元に各種設定のデフォルト設定からの変更を行う。(1104)
その後、本スキャンが開始される(1105)
本スキャンによって原稿画像データがRGBデータとしてスキャナより入力され(1106)、それら原稿画像データは画像処理部に入力され、設定に応じた所定の画像処理が実行される。(1107) 本実施例では、入力されたRGB画像データを、プリント出力用のCMYK2値画像データへと処理を行うものとする。前記内容は、図12におけるデータパス(1)の部分にあたる。
コピーの各種設定が終了した時点で、操作部のキーからコピースタートを実行する。(1102)
コピー動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(1103) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行い、それらを元に各種設定のデフォルト設定からの変更を行う。(1104)
その後、本スキャンが開始される(1105)
本スキャンによって原稿画像データがRGBデータとしてスキャナより入力され(1106)、それら原稿画像データは画像処理部に入力され、設定に応じた所定の画像処理が実行される。(1107) 本実施例では、入力されたRGB画像データを、プリント出力用のCMYK2値画像データへと処理を行うものとする。前記内容は、図12におけるデータパス(1)の部分にあたる。
画像処理部では、各種画像処理を行いCMYK2値のプリント画像データとして、データパス制御部にデータの出力を行う。そのCMYK2値データは、メモリに格納されるととなる。(1108) 前記内容は、図12におけるデータパス(2)の部分にあたる。
原稿の画像データが全てメモリに格納された時点で、CMYK2値データはメモリから出力され(1109)データパス制御部を通りプリンタに入力されプリントアウトされる。(1110) 前記内容は、図12におけるデータパス(3)の部分にあたる。
複数枚コピーの設定が行われていた場合には、全枚数の出力が終了するまで、2枚目以降のプリントデータは、メモリから出力され、プリントアウトされる事となる。(1111)
全枚数のプリントアウトが終了した時点で、コピー終了となる。(1112)
次に、図10における文字認識部(1004)を使用して、スキャナから読み取った原稿の手書きや活字の文字部分をあらかじめ画像処理装置内に格納されているフォントデータに置き換えて出力を行う例を示す。
全枚数のプリントアウトが終了した時点で、コピー終了となる。(1112)
次に、図10における文字認識部(1004)を使用して、スキャナから読み取った原稿の手書きや活字の文字部分をあらかじめ画像処理装置内に格納されているフォントデータに置き換えて出力を行う例を示す。
文字データの置き換えを行う場合における画像データの処理フローは、図13のようになる。
また、スキャンからプリントまでの画像処理装置1001内の画像データの流れを図14によって表す。
ユーザーは操作部より、コピー枚数や原稿の種類などのコピーモードの設定を行う。(1301)
コピーの各種設定が終了した時点で、操作部のキーからコピースタートを実行する。(1302)
コピー動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(1303) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行い、それらを元に各種設定のデフォルト設定からの変更を行う。(1304)
その後、本スキャンが開始される(1305)
本スキャンによって原稿画像データがRGBデータとしてスキャナより入力され(1306)、それら原稿画像データはデータパス制御手段を通り、画像処理部に入力され、設定に応じた所定の画像処理が実行される。(1307) 本実施例では、入力されたRGB画像データを、プリント出力用のCMYK2値画像データへと処理を行うものとする。
コピーの各種設定が終了した時点で、操作部のキーからコピースタートを実行する。(1302)
コピー動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(1303) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行い、それらを元に各種設定のデフォルト設定からの変更を行う。(1304)
その後、本スキャンが開始される(1305)
本スキャンによって原稿画像データがRGBデータとしてスキャナより入力され(1306)、それら原稿画像データはデータパス制御手段を通り、画像処理部に入力され、設定に応じた所定の画像処理が実行される。(1307) 本実施例では、入力されたRGB画像データを、プリント出力用のCMYK2値画像データへと処理を行うものとする。
また、原稿画像データは文字認識処理を行うため、文字認識部にも入力され、文字領域の認識、文字認識処理及び、フォントの置き換え処理が実行される。(1308)
前記内容は、図14におけるデータパス(1)の部分にあたる。
前記内容は、図14におけるデータパス(1)の部分にあたる。
画像処理部では、各種画像処理を行いCMYK2値のプリント画像データとして、データパス制御部にデータの出力され、メモリへと格納される。また、文字認識処理部でフォントに置き換えられた文字部分の画像データも、同様にメモリ内に入力される。
メモリ内では、CPUからの制御により画像処理部から入力された画像データのうち、文字認識手段によって、文字領域と認識された部分の画像データに関して、文字認識部からのフォントに置き換えられた画像データに置き換えられる。(1309)
前記内容は、図14におけるデータパス(2)及び、(3)の部分にあたる。
前記内容は、図14におけるデータパス(2)及び、(3)の部分にあたる。
原稿の画像データが全てメモリに格納された時点で、CMYK2値データはメモリから出力され(1310)データパス制御部を通りプリンタに入力されプリントアウトされる。(1311) 前記内容は、図14におけるデータパス(4)の部分にあたる。
複数枚コピーの設定が行われていた場合には、全枚数の出力が終了するまで、2枚目以降のプリントデータは、メモリから出力され、プリントアウトされる事となる。(1312)
全枚数のプリントアウトが終了した時点で、コピー終了となる。(1313)
次に、図10における画像処理装置を使用して、スキャナ(1002)から読み取った画像データを、ネットワーク上の画像サーバー(1014)に格納する場合の処理を示す。
全枚数のプリントアウトが終了した時点で、コピー終了となる。(1313)
次に、図10における画像処理装置を使用して、スキャナ(1002)から読み取った画像データを、ネットワーク上の画像サーバー(1014)に格納する場合の処理を示す。
上記処理を行う場合の画像データの処理フローは、図15のようになる。
また、スキャンからサーバーへの格納までの画像処理装置1001内の画像データの流れを図16によって表す。
ユーザーは操作部より、転送先の画像サーバーの指定、原稿の種類など、モードの設定を行う。(1501)
スキャンの各種設定が終了した時点で、操作部のキーからスキャンスタートを実行する。(1502)
スキャン動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(1503) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行い、それらを元に各種設定のデフォルト設定からの変更を行う。(1504)
その後、本スキャンが開始される(1505)
本スキャンによって原稿画像データがRGBデータとしてスキャナより入力され(1506)、それら原稿画像データは画像処理部に入力され、設定に応じた所定の画像処理が実行される。(1507) 本実施例では、入力されたRGB多値画像データに、色味調整やシャープネスなどの処理を行い、画像サーバー格納用のRGB多値画像データとして出力を行うものとする。前記内容は、図16におけるデータパス(1)の部分にあたる。
スキャンの各種設定が終了した時点で、操作部のキーからスキャンスタートを実行する。(1502)
スキャン動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(1503) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行い、それらを元に各種設定のデフォルト設定からの変更を行う。(1504)
その後、本スキャンが開始される(1505)
本スキャンによって原稿画像データがRGBデータとしてスキャナより入力され(1506)、それら原稿画像データは画像処理部に入力され、設定に応じた所定の画像処理が実行される。(1507) 本実施例では、入力されたRGB多値画像データに、色味調整やシャープネスなどの処理を行い、画像サーバー格納用のRGB多値画像データとして出力を行うものとする。前記内容は、図16におけるデータパス(1)の部分にあたる。
画像処理部では、各種画像処理を行いRGB多値の画像サーバー格納用の画像データとして、データパス制御部にデータの出力を行う。そのRGB多値画像データは、JPEG画像処理部に送られるととなる。(1508) 前記内容は、図16におけるデータパス(2)の部分にあたる。
JPEG処理部では、データ転送時のネットワークの負荷の軽減を図るため、RGB多値画像データに対してJPEG符号化処理を実行する。(1509) 圧縮符号化された画像データは、データパス制御部を通り外部I/Fを通じてネットワーク上へと出力が行われ(1510)、画像サーバーへと格納されることとなる。(1511) 前記内容は、図16におけるデータパス(3)の部分にあたる。
次に、図10における画像処理装置を使用して、ネットワーク上のPC(1012)から送られたJPEG圧縮処理が施された画像データに所定の画像処理を行い、プリントアウトする場合の処理を示す。
上記処理を行う場合の画像データの処理フローは、図17のようになる。
また、PCからプリントアウトまでの画像処理装置1001内の画像データの流れを図18によって表す。
ネットワーク上に接続されているPCからプリントアウトを行う画像データがネットワーク上に出力される。(1701) この時、画像データはデータ転送時のネットワークの負荷の軽減を図るため、RGB多値画像データに対してJPEG符号化処理が行われているものとする。前記内容は、図18におけるデータパス(1)の部分にあたる。
PCから出力された画像データは、外部I/Fを通じてネットワーク画像処理装置(1001)に入力され、データパス制御部を通りJPEG処理部へと入力される。(1702) 前記内容は、図18におけるデータパス(2)の部分にあたる。
JPEG処理部では、JPEG処理によって圧縮符号化されて送られてきた画像データに対して、JPEG復号化処理を行いRGBの多値画像データへと変換を行う。(1703)
復号化された画像データは、所定の処理を行うためにデータパス制御部を通り画像処理部に送られることとなる。(1704) 前記内容は、図18におけるデータパス(3)の部分にあたる。
復号化された画像データは、所定の処理を行うためにデータパス制御部を通り画像処理部に送られることとなる。(1704) 前記内容は、図18におけるデータパス(3)の部分にあたる。
本実施例では、入力されたRGB画像データを、プリント出力用のCMYK2値画像データへと処理を行うものとする。(1705) 画像処理部では、各種画像処理を行いCMYK2値のプリント画像データとして、データパス制御部にデータの出力を行う。そのCMYK2値データは、メモリに格納されるととなる。(1706) 前記内容は、図18におけるデータパス(4)の部分にあたる。
原稿の画像データが全てメモリに格納された時点で、CMYK2値データはメモリから出力され(1707)データパス制御部を通りプリンタに入力されプリントアウトされる。(1708) 前記内容は、図18におけるデータパス(5)の部分にあたる。
複数枚コピーの設定が行われていた場合には、全枚数の出力が終了するまで、2枚目以降のプリントデータは、メモリから出力され、プリントアウトされる事となる。(1709)
全枚数のプリントアウトが終了した時点で、コピー終了となる。(1710)
次に、図10における画像処理部(1003)に関する詳細な内容の説明を行う。
全枚数のプリントアウトが終了した時点で、コピー終了となる。(1710)
次に、図10における画像処理部(1003)に関する詳細な内容の説明を行う。
図20は図10における画像処理部(1003)の詳細な内容を示した図である。
本実施例では、スキャナ(1002)から入力されたRGB多値画像データを、プリンタ(1006)によって出力を行うためのCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の2値画像データに変換して出力を行う例を示す。
2001は入力インターフェイスであり、データパス制御手段(1007)から入力される画像データを受け、内部の処理に合わせて変換を行うインターフェイスとなる。本実施例では、RGB多値画像データの入力を行うこととなる。
2002は拡大縮小部であり、入力されたRGB多値画像データを、出力するプリンタの解像度や出力する用紙サイズ等に合わせて解像度変換を行う事により、拡大・縮小の処理を行う部分となる。
2003はエッジ強調部であり、図21のようなn×mのエリアにおける加重演算を行うことにより、シャープネスの処理やスムージングの処理を行う部分である。図21は、5×5のエリアを使用したシャープネスのフィルター処理の例となる。
2004は画像回転処理部であり、内蔵されたメモリに一度画像を格納し、出力用紙に合わせて縦位置で入力された画像データを横位置の用紙に出力を行う場合などに、90度回転等の画像回転処理を行う部分である。
2005は色空間変換部であり、入力された画像データの色空間を他の色空間に変換する必要がある場合に処理を行う部分である。本実施例では、スキャナから入力されたRGB画像データを、プリンタによって出力を行うCMY色空間にLOG変換を行う事となる。
2006は黒生成部であり、CMYの最低値をK信号値として抽出を行う部分である。
2007は出力色調節部であり、CMYKの各値をプリンタの特性に合わせて色味の調整を行ったり、濃度の調整を行う部分である。
2008は2値化処理部であり、本実施例ではカラー2値プリンタ出力用のデータを作成するため、誤差拡散方等の2値変換処理を行うことにより、CMYK各1ビットの2値信号の出力を行う。
2009は出力インターフェイスであり、データパス制御手段(1007)へ出力される画像データをデータパスを通す時のデータフォーマットに変換を行うインターフェイスとなる。本実施例では、CMYK2値画像データの出力を行うこととなる。
上記各処理部分の設定や動作に関しては、全てCPU(1009)からの制御信号によって制御されているものとする。例えば、拡大縮小部の変倍率の設定や、エッジ強調部のフィルタリングの係数、画像回転処理部の回転の有無や角度、2値化処理部の処理方法など、全てCPUからの制御信号によって制御されるものとする。
次に、図10におけるJPEG処理部(1010)に関する詳細な内容の説明を行う。
図50は図10におけるJPEG処理部(1010)の詳細な内容を示した図である。
5001は入力インターフェイス(I/F)であり、データパス制御手段からの画像データの入力を行い、JPEG圧縮されたデータであった場合にはJPEG復号化処理部へ、JPEG圧縮を行うための元データが入力された場合にはJPEG符号化処理部へと入力データの振り分けを行う。
5002は出力インターフェイス(I/F)であり、JPEG復号化処理部からのJPEG伸長データや、JPEG符号化処理部からのJPEG圧縮データをデータパス制御手段へ出力を行う。
5003はJPEG符号化処理部であり、入力インターフェイス(I/F)から入力された非圧縮の元画像データに対して、JPEG符号化処理を行いJPEG圧縮データとして出力インターフェイス(I/F)に出力を行う。
5004はJPEG復号化処理部であり、入力インターフェイス(I/F)から入力されたJPEG圧縮された画像データに対して、JPEG復号化処理を行い非圧縮データとして出力インターフェイス(I/F)に出力を行う。
上記各種処理部分の制御は、図10における操作部(1008)や、PC(1012)、画像サーバー(1014)などからの設定によってユーザーから指示が与えられ、CPU(1009)によって制御が行われるものとする。
次に、JPEG処理部(1010)内のJPEG符号化処理部(5003)、JPEG復号化処理部(5004)の内部処理に関して詳細な説明を行う。
図51は、JPEG符号化処理部(5003)内部の詳細な処理ブロックをあらわした図であり、カラー静止画符号化の国際標準方式として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)にて提案されている符号化方式のブロツク構成図である。図51において、入力インターフェイス5101より入力されたイメージ画素データは、ブロツク化回路5102において8×8画素のブロツク状に切り出され、離散コサイン変換(DCT)回路5103にてコサイン変換された後、変換係数が量子化回路5104に供給される。この量子化回路5104では、量子化テーブル(Qテーブル)5105より印加される量子化ステツプ情報に従って変換係数の線形量子化を行ない、ハフマン符号化ブロック5117に出力される。
ハフマン符号化ブロック5117内では、以下の処理が行われる。
量子化された変換係数の内、DC係数は予測符号化回路(DPCM)5106にて前ブロツクのDC成分との差分(予測誤差)がとられ、それがハフマン符号化回路5107に供給される。
図52は、予測符号化回路(DPCM)5106の詳細ブロツク構成図である。同図において、上記量子化回路5104にて量子化されたDC係数は、遅延回路5201及び減算器5202に印加される。 この遅延回路5201は、離散コサイン変換回路5103が1ブロツク、即ち、8×8画素分の演算に必要な時間だけ遅延させる回路であり、遅延回路5201からは、前ブロツクのDC係数が減算器5202に供給される。
よって、減算器5202の出力としては、前ブロツクとのDC係数の差分(予測誤差)が出力されることになる。(この予測符号化では、予測値として前ブロツク値を用いているため、予測器は前述のごとく遅延回路にて構成される。)図51に示すハフマン符号化回路5107は、予測符号化回路5106より供給された予測誤差信号を、DCハフマン・コード・テーブル5108に従って可変長符号化し、多重化回路5115にDCハフマン・コードを供給する。
一方、量子化回路5104にて量子化されたAC係数(DC係数以外の係数)は、スキャン変換回路5109にて、低次の係数より順にジグザグ・スキャンされ、有意係数検出回路5110に供給される。ジグザグ・スキャンでは、図53に示すような順番(0から63の順)に、2次元DTCの結果をスキャンし、1次元の連続データに変換する。
有意係数検出回路5110では、量子化されたAC係数が”0”かどうかを判定し、”0”の場合はラン長カウンタ5111にカウントアップ信号を供給し、カウンタの値を+1増加させる。しかし、AC係数が”0”以外であれば、リセツト信号をラン長カウンタ5111に供給し、カウンタの値をリセツトすると共に、グループ化回路5112にて、図54に示すように、係数をグループ番号SSSSと付加ビットに分割する。そして、グループ番号SSSSをハフマン符号化回路5113に、付加ビットを多重化回路5115に各々供給する。
なお、図54において、EOBは、1ブロツク(8×8画素)の符号化を終えたという区切り符号であり、R16は、0ランが16以上の場合に使用する符号である。ラン長カウンタ5111は”0”のラン長をカウントする回路で、”0”以外の有意係数間の”0”の数NNNNをハフマン符号化回路5113に供給する。ハフマン符号化回路5113は、供給された”0”のラン長NNNNと有意係数のグループ番号SSSSをACハフマン・コード・テーブル5114に従って可変長符号化し、多重化回路5115にACハフマン・コードを供給する。
多重化回路5115では、1ブロック(8×8の入力画素)分のDCハフマン・コード、ACハフマン・コード、及び付加ビットを多重化し、結果的に出力インターフェイス5116より、圧縮された画像データが出力される。
次に、JPEG処理部(1010)内のJPEG復号化処理部(5004)の内部処理に関して詳細な説明を行う。
JPEGによって符号化されたデータの復号化は、全く逆の流れによって行われる。図55は、JPEG復号化処理部(5004)内部の詳細な処理ブロックをあらわした図である。図55に示すように、入力インターフェイス5501より入力されたJPEG圧縮されたイメージ画素データは、ハフマン復号化手段5502によって、符号化されたデータの復号化を行なう。 逆量子化手段5503では、符号化用に作成したQテーブルをもとにした復号化用のQテーブル5504を使用して逆量子化を行ない、マッピング手段5505で、DCT係数のジグザグスキャンによって1次元の連続データに変換されたDCT係数を、2次元にマッピングし直す。 逆DCT手段5506で8×8のエリアごとに逆離散コサイン変換を掛ける事により、復号化を行ない出力インターフェイス5507から復号化されたデータを出力する事となる。
次に、図10における文字認識部(1004)に関する詳細な動作内容の説明を行う。
図30は図10における文字認識部(1004)の詳細な内容を示した図である。
本実施例では、スキャナ(1002)から入力されたRGB多値画像データを入力し、文字認識処理を行う例を示す。
まず入力インターフェイスを通して、データパス制御手段から入力される画像データを受け、内部の処理に合わせて変換を行う。(3001) 本実施例では、RGB多値画像データの入力を行うこととなる。
3002はND処理であり、カラー画像の場合RGB各センサーの色ズレ等の影響によって、画像がズレたりボケた画像となっているため、RGBのうちの単色信号のみを使用したり、RGBデータから輝度信号を生成することによって、モノクロ多値の画像データを生成する。入力されたカラー画像を、図31のようなモノクロ多値画像に変換する事となる。
3003は下地飛ばし処理であり、ルックアップテーブル等を使用したガンマ変換により、原稿の下地のデータを255に飛ばしてしまうことにより、文字認識を行うときの下地部分のノイズを軽減する。図31のようなモノクロ画像の入力を行い、図32のように、下地部分のグレーレベルを白く飛ばす処理を行うものとする。
3004は2値化処理であり、あるレベルの閾値によって原稿画像データを0か255に振り分けることにより、2値化処理を行う。図32のような下地が飛ばされたモノクロ多値画像の入力を行い、図33のようなモノクロ2値画像データの出力を行うこととする。
3005は文字領域認識処理であり、2値化処理部から出力された2値画像の特徴から、文字が書かれている領域と、写真や絵などの画像のある領域の認識を行う。それらが複数のブロックに分かれていると判断した場合には、各ブロックに個別の情報(ナンバーなど)を付けておくこととする。図33のようなモノクロ2値画像データの入力を行い、図34のように文字領域と画像領域の認識を行う。本実施例の場合、画像領域として認識を行うブロックは1ヶ所であるが、文字領域として認識を行うブロックは4ヶ所となり、それぞれ文字領域・1から文字領域・4として区分して認識することとなる。
このとき認識された各文字領域、画像領域の認識情報は、CPU(1009)に格納され、後に画像処理部からの出力と文字認識部からの出力の合成を行うときの領域信号として使用されることとなる。(3006)
3007は文字切り出し処理であり、文字領域として認識を行った各ブロックの画像データから、1文字ずつ切り出しを行い、その画像データをパターンマッチング部に出力を行う事とする。
3007は文字切り出し処理であり、文字領域として認識を行った各ブロックの画像データから、1文字ずつ切り出しを行い、その画像データをパターンマッチング部に出力を行う事とする。
3008はパターンマッチングであり、文字切り出し部から1文字ずつ送られてくる文字画像データと、あらかじめデータベースとして持っているパターンマッチング用の文字データとを照らし合わせて、入力された文字画像がどの文字にあたるか判断を行う。
上記3007の文字切り出し処理と、3008のパターンマッチング処理の詳細な内容は、図35となる。各文字の間の認識を行い、文字領域を1文字ずつの領域にさらに分割し、1文字ずつパターンマッチングによる文字認識を行う事となる。
3009は文字データ置換処理であり、前記パターンマッチングによって認識された文字を、本画像処理装置内にあらかじめ登録してあるフォントによって置き換えることによって、スキャナで読み込まれた手書き文字や活字の文字画像をきれいな文字データに置き換える処理を行う。
3010は文字データ出力であり、フォントデータに置き換えられたプリント用の画像データを文字認識部からデータパス制御部へと出力を行う。このとき、画像領域に関しては空白のデータの出力を行うものとする。つまり、図36のように、文字領域に関しては、画像処理装置内に用意されているフォントによる画像データに置き換えられ、画像領域に関しては空白のデータとして出力を行う。
文字認識部から出力された画像データは、先に説明を行ったように、メモリ内で画像処理部によって所定の処理が行われた画像と合成され、図37で示すようなプリントデータとなる。(3011)
この時の合成情報として、前記文字領域認識の時にCPUに出力されている文字領域と画像領域の認識情報が使用され、画像処理部から出力されたプリントアウト用の画像データの文字領域部分を、文字認識部分から出力された画像データに置き換えるようにCPUによって制御が行われることとなる。
この時の合成情報として、前記文字領域認識の時にCPUに出力されている文字領域と画像領域の認識情報が使用され、画像処理部から出力されたプリントアウト用の画像データの文字領域部分を、文字認識部分から出力された画像データに置き換えるようにCPUによって制御が行われることとなる。
次に、縮小レイアウト機能に関する説明を行う。
図40、図41、図42は、縮小レイアウト機能の概略を表した図である。
本実施例では、2in1、4in1、8in1、16in1 と、2のn乗の枚数の原稿を、1枚の出力用紙にプリントを行う例を示す。
図40は、A4サイズの縦書きの原稿2枚を、A4サイズの縦位置の出力用紙に出力する場合の例を示したものである。(2in1処理)この場合、A4縦原稿A、Bはそれぞれ74%の縮小処理が行われ、90度回転された状態でA4横用紙の左右にそれぞれレイアウトが行われて、プリントアウトされる。
図41は、A4サイズの縦書きの原稿4枚を、A3サイズの縦位置の出力用紙に出力する場合の例を示したものである。(4in1処理)この場合、A4縦原稿AからDはそれぞれ74%の縮小処理が行われ、A3縦用紙の上下左右にそれぞれレイアウトが行われて、プリントアウトされる。
図42は、A4サイズの縦書きの原稿8枚を、A4サイズの縦位置の出力用紙に出力する場合の例を示したものである。(8in1処理)この場合、A4縦原稿AからHはそれぞれ37%の縮小処理が行われ、90度回転された状態でA3縦用紙の左右に図のようにレイアウトが行われて、プリントアウトされる。
上記例のように、縮小レイアウト機能が実施されるときには、原稿の用紙サイズと出力用紙のサイズ及び、出力用紙1枚に含まれる原稿の枚数を元に、原稿の縮小率が算出される。
同じサイズで、2in1処理を行う場合、74%に縮小。同じサイズで、4in1処理を行う場合、50%に縮小。同じサイズで、8in1処理を行う場合、74%に縮小し更に50%の縮小を行うこととなるので、74×50=37%の縮小処理が行われることとなる。
縮小レイアウト機能における1枚の出力用紙に対する原稿の枚数と、原稿及びプリント用紙のサイズから算出される縮小率をまとめた表が図43となる。図43の組み合わせ以外の場合でも、1枚の出力用紙に対する原稿の枚数と、原稿及びプリント用紙のサイズから、算により縮小率は求めることは可能である。
縮小レイアウト機能における1枚の出力用紙に対する原稿の枚数と、原稿及びプリント用紙のサイズから縮小率の算出を行うのは、CPU(1009)の演算部分で行う事とする。また、縮小処理を行った画像データを回転する必要があるかどうかの判断もCPUによって決定され、それぞれの情報は画像処理部(1003)にある拡大縮小部(2002)及び、画像回転処理部(2004)へと伝えられ、それぞれの処理がおこなわれる事となる。(図44)
図45から図48によって縮小レイアウト処理時の画像データの流れの説明を行う。
図45から図48によって縮小レイアウト処理時の画像データの流れの説明を行う。
本実施例では、4in1の設定によって縮小レイアウトの処理を行う場合の例を示す。
ユーザーによって、縮小レイアウトに置ける各種設定が行われ、縮小率や画像回転の有無の設定がCPUによって画像処理部に伝えられた後、1枚目の原稿のスキャナの動作が開始される。プレスキャンによって、原稿のがカラーかモノクロかの判定等を行い、その後本スキャンとなる。
スキャンされたRGB多値の画像信号は、スキャナからデータパス制御部を通り、画像処理部へと入力される。
以上のデータパスは、図45における(1)となる。
画像処理部では、操作部からのユーザーの指示を元にCPUによって設定された各種画像処理が施された後、再びデータパス制御部へと画像信号が出力されてくる。本実施例では、4in1の縮小レイアウトと言うことで、50%に縮小された画像データのサイズとなり、プリントアウト用の画像データとして、CMYKの2値画像データが出力されて来る事となる。
画像処理部から出力された画像データはデータパス制御手段を通り、メモリへと格納される。メモリには1ページ分の出力画像データを格納するのに十分な容量が備えられている。
以上のデータパスは、図45における(2)となる。
データパス制御手段からの1ページ目の入力画像データは図46のように、出力時のレイアウト位置に合わせた位置に格納されることとなる。
引き続き1ページ目と同様に、2ページ目、3ページ目、4ページ目と、スキャン及び画像処理が行われて、メモリへとその画像データが格納されて行く。
図47のように、4ページ目までのスキャン及び、画像処理が終了し、4ページ分の縮小画像データの格納が終了した時点で、プリント動作へと移る事となる。
図48はプリント動作時の画像データの流れを示した図である。
図47のようにプリント出力を行う画像データがメモリ上に全て揃った状態になったら、CPUからの制御により、メモリ上の画像データはデータパス制御手段を通ってプリンタへと入力される。
プリンタ部では、送られて来たCMYK2値データを、操作部によってあらかじめ設定されていたサイズの用紙にプリントする事となる。また、複数枚出力の設定が行われていた場合には、2枚目以降のプリントデータは、メモリから出力されることとなる。プリント終了後、メモリ内の画像データはリセットされ、更に原稿がある場合は、上記1ページ目のスキャンからの動作を繰り返し行い、全ての原稿の処理が終了するまで、上記動作を繰り返すこととなる。
メモリ内に格納された縮小レイアウト後の画像データは、上記例ではスキャンを行ったマルチファンクションプリンタ内のプリント手段によってプリントアウトを行ったが、図49に示すように、メモリ内のデータを外部I/F(1011)を通してネットワーク上に出力を行い、ネットワーク上に接続されている他のシングルファンクションプリンタや、マルチファンクションプリンタなどによって、プリントアウトを行うことも可能である。
以上のような機能を持つ画像処理装置が市場で使用される場合一般的には、一枚あたりの費用が決められており、コピー枚数のカウントを行いコピー枚数に応じた料金を支払うと言った形態で使用されている。
また、前記のような料金体系になっている場合一般的には、解像度の高いプリンタを使用しているもの、出力スピードの速いもの、カラー出力を行うものなどは、一枚あたりに掛かる料金が高く設定されている。逆に、解像度の低いプリンタを使用しているもの、出力スピードの遅いもの、モノクロ出力を行うものなどは、一枚あたりに掛かる料金が低く設定されている。
前記縮小レイアウト機能では、縮小レイアウトを行う時、原稿の文字が大きな場合、複数のページを1つのページにまとめた場合でも、出力後の文字はある程度大きく出力される事となる。
そのような時は、一枚あたりのコストの高い、高解像度のプリンタでの出力の必要無く、解読可能な程度で低解像度のプリンタを使用してプリント出力を行えばプリントアウトのコストが抑えられる事になる。
上述の点に鑑み、本発明の第1実施例では、縮小レイアウト機能を使用するとき、原稿内に含まれている最も小さな文字の大きさを認識し、縮小レイアウト内に含まれる原稿の枚数から算出される縮小率を元に、原稿に含まれている最小の文字の縮小後のサイズの認識を行い、その文字がどの程度の解像度で出力を行えば解読可能かどうかを判断し、現状接続されているプリンタの解像度より低い解像度のプリンタでの出力でも解読可能と判断した場合には、ネットワーク上に接続されている、解像度の低いプリンタによって、出力を行う画像処理システムを提供する。
図3によって、本特許の第1の実施例における画像処理システムの構成の説明を行う。
内部の各部分に関しては、先に図10によって詳細な説明を行っているため、図10と同じ番号を付加することによって、詳細な説明は省略することとする。
301は、上記実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は1200dpiのものを使用している事とする。
302は、コンピュータ(PC)であり、ネットワーク上に接続されている各プリンタの情報や、動作状況などの情報管理、またPC内の画像の出力などを行うものとする。
303は、上記実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は400dpiのものを使用していることとする。
304は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。
以上のような構成からなる画像処理システムによって、本発明の第1実施例では、縮小レイアウト機能を使用するとき、原稿内に含まれている最も小さな文字の大きさを認識し、縮小レイアウト内に含まれる原稿の枚数から算出される縮小率を元に、原稿に含まれている最小の文字の縮小後のサイズの認識を行い、その文字がどの程度の解像度で出力を行えば解読可能かどうかを判断し、現状接続されているプリンタの解像度より低い解像度のプリンタでの出力でも解読可能と判断した場合には、ネットワーク上に接続されている、より解像度の低いプリンタによって、出力を行うといった処理を行うこととなる。
図1によって、本特許の第1の実施例における縮小レイアウト処理のフローの説明を行う。
ユーザーが操作部よりコピーモードの設定を行う。(101)
この時、縮小レイアウト処理の設定として、1枚の出力用紙に対する原稿の枚数と、原稿及びプリント用紙のサイズの指定を行う。それら入力された情報から、原稿の用紙サイズの認識(102)、1枚あたりの出力原稿枚数認識(103)、出力用紙サイズの認識(104)を行い、CPU(1009)内の演算処理部分にて縮小倍率の算出(105)を行う。
この時、縮小レイアウト処理の設定として、1枚の出力用紙に対する原稿の枚数と、原稿及びプリント用紙のサイズの指定を行う。それら入力された情報から、原稿の用紙サイズの認識(102)、1枚あたりの出力原稿枚数認識(103)、出力用紙サイズの認識(104)を行い、CPU(1009)内の演算処理部分にて縮小倍率の算出(105)を行う。
縮小倍率の算出に関しては、先に詳細な説明を行っているので、ここでの説明は省略する。
その他、コピーの各種設定が終了した時点で、操作部のキーからコピースタートの実行する。(106)
コピー動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(107) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行うとともに、原稿上にある文字の認識を行いそれぞれの文字サイズの認識を行う。(108) そして、原稿中に含まれている文字の中で最も小さい文字がどれくらいのサイズで書かれているかの認識を行う。
コピー動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。(107) この時、従来と同様に読み込む原稿がカラーかモノクロかなどの認識を行うとともに、原稿上にある文字の認識を行いそれぞれの文字サイズの認識を行う。(108) そして、原稿中に含まれている文字の中で最も小さい文字がどれくらいのサイズで書かれているかの認識を行う。
最小サイズの文字の認識に関しては、後ほど詳細な説明を行う事とする。
次に、上記最も小さな文字のサイズと、先にCPUによって求めていた縮小率から、原稿中の最も小さな文字が、縮小レイアウト処理後のプリントアウトで、どれくらいの大きさになるかを算出する。(109)
その結果、前記原稿中の最も小さな文字が、縮小レイアウト処理後のプリントアウトで、どれくらいの解像度のプリンタでの出力が必要となるかの判断を行い、その解像度をn(dpi)とする。(110)
前記解像度nが現状接続されているプリンタの解像度を元に予め設定を行っていた解像度との比較を行い(111)より大きな場合には、そのまま接続されているプリンタ(1006)にて縮小レイアウトでの処理を実行しプリントアウトを行う。(115)
また、前記解像度nが現状接続されているプリンタの解像度を元に予め設定を行っていた解像度より小さな場合には、その解像度nをネットワークを通じてPCへと知らせる。PCではその解像度nを元に縮小レイアウトを行った画像データの出力に適した解像度を持ったプリンタがネットワーク上にあるか否かの検索を行う。(112)
つまり、予め設定しておく解像度を800dpiとしておき、最小の文字を解読可能な状態で出力を行う為の解像度が1000dpiであった場合、ネットワーク上の他のプリンタでのプリントアウトは行わずに、スキャンを行ったマルチファンクションプリンタ内のプリンタを使用して1200dpiで出力を行う。また、最小の文字を解読可能な状態で出力を行う為の解像度が500dpiであった場合、ネットワーク上の他のプリンタでのプリントアウトを行う為に、ネットワーク上の各プリンタの情報の検索を行う事となる。
その結果、前記原稿中の最も小さな文字が、縮小レイアウト処理後のプリントアウトで、どれくらいの解像度のプリンタでの出力が必要となるかの判断を行い、その解像度をn(dpi)とする。(110)
前記解像度nが現状接続されているプリンタの解像度を元に予め設定を行っていた解像度との比較を行い(111)より大きな場合には、そのまま接続されているプリンタ(1006)にて縮小レイアウトでの処理を実行しプリントアウトを行う。(115)
また、前記解像度nが現状接続されているプリンタの解像度を元に予め設定を行っていた解像度より小さな場合には、その解像度nをネットワークを通じてPCへと知らせる。PCではその解像度nを元に縮小レイアウトを行った画像データの出力に適した解像度を持ったプリンタがネットワーク上にあるか否かの検索を行う。(112)
つまり、予め設定しておく解像度を800dpiとしておき、最小の文字を解読可能な状態で出力を行う為の解像度が1000dpiであった場合、ネットワーク上の他のプリンタでのプリントアウトは行わずに、スキャンを行ったマルチファンクションプリンタ内のプリンタを使用して1200dpiで出力を行う。また、最小の文字を解読可能な状態で出力を行う為の解像度が500dpiであった場合、ネットワーク上の他のプリンタでのプリントアウトを行う為に、ネットワーク上の各プリンタの情報の検索を行う事となる。
検索の結果、出力に適した解像度を持ったプリンタがネットワーク上に存在した場合(113の「Yes」の場合)には、そのプリンタで出力を行うかどうかの問い合わせをユーザーに行うこととなり(114)、もし行うという選択がされれば、プリントアウト用の画像データは、ネットワーク上を転送され(116)指定されたプリンタによって縮小レイアウトのプリントアウト出力を行うこととなる(117)。
つまり、最小の文字を解読可能な状態で出力を行う為の解像度が500dpiであった場合、ネットワーク上の他のプリンタでのプリントアウトを行う為に、ネットワーク上の各プリンタの情報の検索を行った結果、SFP(304)が出力に適したプリンタと言うこととなる。
出力に適した解像度を持ったプリンタがネットワーク上に存在しない場合(114の「No」の場合)や、存在していても、115においてユーザーがそのプリンタでの出力を行わないと選択した場合には、そのまま接続されているプリンタ(1006)にてプリントアウトを実行する事となる。(115)
項目111における、予め設定されたサイズは、デフォルトのサイズとして本画像処理装置に設定されているサイズの他に、ユーザーが設定手段によって設定を行うことも可能である。
項目111における、予め設定されたサイズは、デフォルトのサイズとして本画像処理装置に設定されているサイズの他に、ユーザーが設定手段によって設定を行うことも可能である。
次に、本実施例を実現するために行われる、図1における文字サイズ認識での処理に関する詳細な内容の説明を行う。
図2は図10における文字認識部(1004)の詳細な内容を示した図である。
本実施例では、スキャナ(1002)から入力されたRGB多値画像データを入力し、文字認識処理を行う例を示す。
まず入力インターフェイスを通して、データパス制御手段から入力される画像データを受け、内部の処理に合わせて変換を行う。(201) 本実施例では、RGB多値画像データの入力を行うこととなる。
202はND処理であり、カラー画像の場合RGB各センサーの色ズレ等の影響によって、画像がズレたりボケた画像となっているため、RGBのうちの単色信号のみを使用したり、RGBデータから輝度信号を生成することによって、モノクロ多値の画像データを生成する。入力されたカラー画像を、図31のようなモノクロ多値画像に変換する事となる。
203は下地飛ばし処理であり、ルックアップテーブル等を使用したガンマ変換により、原稿の下地のデータを255に飛ばしてしまうことにより、文字認識を行うときの下地部分のノイズを軽減する。図31のようなモノクロ画像の入力を行い、図32のように、下地部分のグレーレベルを白く飛ばす処理を行うものとする。
204は2値化処理であり、あるレベルの閾値によって原稿画像データを0か255に振り分けることにより、2値化処理を行う。図32のような下地が飛ばされたモノクロ多値画像の入力を行い、図33のようなモノクロ2値画像データの出力を行うこととする。
205は文字領域認識処理であり、2値化処理部から出力された2値画像の特徴から、文字が書かれている領域と、写真や絵などの画像のある領域の認識を行う。それらが複数のブロックに分かれていると判断した場合には、各ブロックに個別の情報(ナンバーなど)を付けておくこととする。図33のようなモノクロ2値画像データの入力を行い、図34のように文字領域と画像領域の認識を行う。本実施例の場合、画像領域として認識を行うブロックは1ヶ所であるが、文字領域として認識を行うブロックは4ヶ所となり、それぞれ文字領域・1から文字領域・4として区分して認識することとなる。
206は文字切り出し処理であり、文字領域として認識を行った各ブロックの画像データから、1文字ずつ切り出しを行い、その画像データをパターンマッチング部に出力を行う事とする。
207はパターンマッチングであり、文字切り出し部から1文字ずつ送られてくる文字画像データと、あらかじめデータベースとして持っているパターンマッチング用の文字データとを照らし合わせて、入力された文字画像がどの文字にあたるか判断を行う。
208は文字サイズ認識であり、パターンマッチングによって確定した文字情報と、文字切り出し部から切り出された文字画像データの、縦・横の画素数を元に、切り出された文字の大きさを認識し、それが何ポイント相当の文字であるか認識を行う。この時、文字領域として認識されたブロック内で最も小さいと認識された文字のポイント数をCPU(112)に記憶させておく。(209)
210は、本実施例のように文字領域が複数認識された場合、全ての文字領域に関して前記文字サイズの認識を行ったかどうかの判断を行う部分であり、全ブロック終了していない場合には、次の文字領域ブロックの文字サイズ認識を行う事とする。
210は、本実施例のように文字領域が複数認識された場合、全ての文字領域に関して前記文字サイズの認識を行ったかどうかの判断を行う部分であり、全ブロック終了していない場合には、次の文字領域ブロックの文字サイズ認識を行う事とする。
211は最小文字サイズ認識で、CPUに格納された各文字領域内の最小文字サイズのポイント数を比較し、原稿内で最も小さな文字が何ポイント相当の文字であるかの認識を行う。
以上のように、縮小レイアウト機能を使用するとき、原稿内に含まれている最も小さな文字の大きさを認識し、縮小レイアウト内に含まれる原稿の枚数から算出される縮小率を元に、縮小後の最小の文字がどのくらいの大きさになるか、算出することとなる。そして、その大きさを元に、その文字が解読可能な出力を行うのに必要なプリンタの解像度を判断する事となる。
図4、図5、図6によって、本実施例における画像データの流れの説明を行う。
コピー動作が開始されるとまず、プレスキャンを行う事となる。この時、プレスキャンによって読み取られた画像データは、文字認識部1004に入力され、原稿中の最小の文字サイズの認識が行われる。(図4)
縮小レイアウト処理後のプリントアウトで、どれくらいの解像度のプリンタでの出力が必要となるかの判断を行い、その解像度nが現状接続されているプリンタの解像度を元に予め設定を行っていた解像度より小さな場合(図1の111のYesの場合)、もしくは低解像度のプリンタでは出力を行わないと判断された場合(図1の114のNoの場合)は、スキャナから入力された画像データは、画像処理部に入力され、縮小や回転処理など、先に説明を行った縮小レイアウト用の画像処理が行われる。(図5のパス(1))
画像処理が行われた画像データは、メモリに転送されレイアウトされて行き、(図5のパス(2))レイアウトされる全ての画像データが揃った所で、プリンタによって出力が行われる。(図5のパス(3))
低解像度のプリンタでは出力を行うと判断された場合(図1の114のYesの場合)は、図6のような画像処理のパスとなる。
縮小レイアウト処理後のプリントアウトで、どれくらいの解像度のプリンタでの出力が必要となるかの判断を行い、その解像度nが現状接続されているプリンタの解像度を元に予め設定を行っていた解像度より小さな場合(図1の111のYesの場合)、もしくは低解像度のプリンタでは出力を行わないと判断された場合(図1の114のNoの場合)は、スキャナから入力された画像データは、画像処理部に入力され、縮小や回転処理など、先に説明を行った縮小レイアウト用の画像処理が行われる。(図5のパス(1))
画像処理が行われた画像データは、メモリに転送されレイアウトされて行き、(図5のパス(2))レイアウトされる全ての画像データが揃った所で、プリンタによって出力が行われる。(図5のパス(3))
低解像度のプリンタでは出力を行うと判断された場合(図1の114のYesの場合)は、図6のような画像処理のパスとなる。
スキャナから入力された画像データは、画像処理部に入力され、縮小や回転処理など、先に説明を行った縮小レイアウト用の画像処理が行われる。(図6のパス(1))
画像処理が行われた画像データは、メモリに転送されレイアウトされて行き、(図6のパス(2))レイアウトされる全ての画像データが揃った所で、外部I/Fを通してネットワーク上へと出力が行われる。(図6のパス(3))
本実施例の場合、縮小レイアウト処理後のプリントアウトで原稿中の文字が800dpiよりも小さな解像度で出力されれば解読可能であると判断した場合に、ネットワーク上の他のプリンタの検索を行うと言った設定を行っているものとする。
画像処理が行われた画像データは、メモリに転送されレイアウトされて行き、(図6のパス(2))レイアウトされる全ての画像データが揃った所で、外部I/Fを通してネットワーク上へと出力が行われる。(図6のパス(3))
本実施例の場合、縮小レイアウト処理後のプリントアウトで原稿中の文字が800dpiよりも小さな解像度で出力されれば解読可能であると判断した場合に、ネットワーク上の他のプリンタの検索を行うと言った設定を行っているものとする。
また、原稿中の文字が縮小レイアウトを行われた場合、600dpiより高解像度のプリンタで出力を行えば、解読可能と判断された場合の例で説明を行う。
前記設定で前記解読可能な解像度であった場合、縮小レイアウトの画像データを出力する際には、ネットワーク上の他のプリンタの検索を行うこととなる。
ネットワーク上にはMFP(303)及び、SFP(304)が存在するとPCは認識している。本実施例では原稿中の文字が縮小レイアウトを行われた場合、600dpiより高解像度のプリンタで出力を行えば、解読可能と判断されているため、ネットワーク上に出力された画像データはSFP(304)に入力されることとなり、SFP(304)のプリンタによって出力が行われる。(図6のパス(4))
以上のように本発明の第1実施例では、縮小レイアウト機能を使用するとき、原稿内に含まれている最も小さな文字の大きさを認識し、縮小レイアウト内に含まれる原稿の枚数から算出される縮小率を元に、原稿に含まれている最小の文字の縮小後のサイズの認識を行い、その文字がどの程度の解像度で出力を行えば解読可能かどうかを判断し、現状接続されているプリンタの解像度より低い解像度のプリンタでの出力でも解読可能と判断した場合には、ネットワーク上に接続されている、解像度の低いプリンタによって、出力を行う画像処理システムを提供する。
以上のように本発明の第1実施例では、縮小レイアウト機能を使用するとき、原稿内に含まれている最も小さな文字の大きさを認識し、縮小レイアウト内に含まれる原稿の枚数から算出される縮小率を元に、原稿に含まれている最小の文字の縮小後のサイズの認識を行い、その文字がどの程度の解像度で出力を行えば解読可能かどうかを判断し、現状接続されているプリンタの解像度より低い解像度のプリンタでの出力でも解読可能と判断した場合には、ネットワーク上に接続されている、解像度の低いプリンタによって、出力を行う画像処理システムを提供する。
本実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合は、それらのプリンタを操作部に表示し、ユーザーが選択することが出来るような構成にしても良いものとする。
(第2の実施例)
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第2の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第2の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
本実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から解像度の情報を元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行う。
本特許の第2の実施例における画像処理システムの構成は、第1の実施例に更に幾つかのプリント装置がネットワーク上に接続されている構成となっており、図7のような構成からなるものとする。但し、図7において、図3と同様なものに関しては図3と同じ番号をつけている。
301は、前記第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は1200dpiのものを使用していることとする。
302は、コンピュータ(PC)であり、ネットワーク上に接続されている各プリンタの情報や、動作状況などの情報管理、またPC内の画像の出力などを行うものとする。
303は、前述の第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は400dpiのものを使用していることとする。
304は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。
6001は、第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。
6002は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は300dpiのものを使用していることとする。
本特許の第2の実施例における画像処理システムの処理フローは、図8のようになる。
本第2の実施例では、図8のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと決まった時点から、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数存在した場合の対応が特徴となる。
図8の処理において、その他の処理フローに関しては、実施例1と同様なので、図1と同じフロー部分に関しては、図1と同様な番号を振ることにより、詳細な説明は省く。
図8のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと選択を行うと、出力に適したプリンタがネットワーク上にいくつ存在するか、PC(302)によって検索を行う。
その時、ネットワーク上に1台のみ存在していた場合(6101「NO」の場合)は、そのプリンタに対して、縮小レイアウトされた画像データの転送を行い(6102)前記1台のみ存在している低解像度のプリンタによって出力を行う(6103)。
また、ネットワーク上に複数台存在していた場合(6101「YES」の場合)は、それらのプリンタの管理を行っているPC(302)によって、各プリンタの解像度に関する情報を収集し、図9のように操作部に表示を行う。(6104)
使用者は操作部の表示を確認し、プリントアウトに使用するプリンタを表示された解像度をもとに選択を行うこととなる。(6105)
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(6106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(6107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図7における解像度400dipのMFP(303)、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(6001)の3台となる。そのため、図9のように、操作部に表示される事となる。
使用者は操作部の表示を確認し、プリントアウトに使用するプリンタを表示された解像度をもとに選択を行うこととなる。(6105)
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(6106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(6107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図7における解像度400dipのMFP(303)、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(6001)の3台となる。そのため、図9のように、操作部に表示される事となる。
上記3台のプリンタから、出力用のプリンタを選択する場合、使用者は最も解像度の低いプリンタである400dpiのMFP(303)を選択してもかまわないし、他の600dpiのSFP(304)や600dpiのMFP(6001)を選択してもかまわないものとする。
以上のように、第2の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を持ち、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から解像度の情報を元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行った。
本第2の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成の説明を行ったが、同様の構成で、図19のフローチャートの6301、6302のように、特に使用者が選択を行わなくとも、自動的に最も解像度の低いプリンタを選択して出力を行うことも可能である。
(第3の実施例)
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第3の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第3の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
本実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から1枚あたりの出力コストの情報を元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行う。
本特許の第3の実施例における画像処理システムの構成は、第1の実施例に更に幾つかのプリント装置がネットワーク上に接続されている構成となっており、図22のような構成からなるものとする。但し、図22において、図3と同様なものに関しては図3と同じ番号をつけている。
301は、上記実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は1200dpiのものを使用していることとする。
302は、コンピュータ(PC)であり、ネットワーク上に接続されている各プリンタの情報や、動作状況などの情報管理、またPC内の画像の出力などを行うものとする。
303は、前述の第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は400dpiのものを使用していることとする。また、本MFPは1枚あたり30円の料金が掛かるものとする。
304は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。また、本SFPは1枚あたり20円の料金が掛かるものとする。
7001は、第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。また、本MFPは1枚あたり40円の料金が掛かるものとする。
7002は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は300dpiのものを使用していることとする。また、本SFPは1枚あたり10円の料金が掛かるものとする。
本特許の第3の実施例における画像処理システムの処理フローは、図23のようになる。
本第3の実施例では、図23のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと決まった時点から、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数存在した場合の対応が特徴となる。
図23の処理において、その他の処理フローに関しては、実施例1と同様なので、図1と同じフロー部分に関しては、図1と同様な番号を振ることにより、詳細な説明は省く。
図23のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと選択を行うと、出力に適したプリンタがネットワーク上にいくつ存在するか、PC(302)によって検索を行う。
その時、ネットワーク上に1台のみ存在していた場合(7101「NO」の場合)は、そのプリンタに対して、縮小レイアウトされた画像データの転送を行い(7102)前記1台のみ存在している低解像度のプリンタによって出力を行う(7103)。
また、ネットワーク上に複数台存在していた場合(7101「YES」の場合)は、それらのプリンタの管理を行っているPC(302)によって、各プリンタの1枚あたりの出力コストに関する情報を収集し、図24のように操作部に表示を行う。(7104)
本実施例では、解像度に関する情報も参考として表示するものとした。
本実施例では、解像度に関する情報も参考として表示するものとした。
使用者は操作部の表示を確認し、プリントアウトに使用するプリンタを表示されたコストをもとに選択を行うこととなる。(7105)
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(7106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(7107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図22における解像度、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(7001)の3台となる。そのため、図24のように、操作部に表示される事となる。
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(7106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(7107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図22における解像度、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(7001)の3台となる。そのため、図24のように、操作部に表示される事となる。
上記3台のプリンタから、出力用のプリンタを選択する場合、使用者は最も出力コストの安いプリンタである600dpiのSFP(304)を選択してもかまわないし、他の400dpiのMFP(303)や600dpiのMFP(7001)を選択してもかまわないものとする。
以上のように、第3の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を持ち、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力コストの情報を元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行った。
本第3の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成の説明を行ったが、同様の構成で、図25のフローチャート7301、7302のように、特に使用者が選択を行わなくとも、自動的に最も出力コストの安いプリンタを選択して出力を行うことも可能である。
(第4の実施例)
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第4の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第4の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
本実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力スピードの情報を元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行う。
本特許の第4の実施例における画像処理システムの構成は、第1の実施例に更に幾つかのプリント装置がネットワーク上に接続されている構成となっており、図26のような構成からなるものとする。 但し、図26において、図3と同様なものに関しては図3と同じ番号をつけている。
301は、上記実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は1200dpiのものを使用していることとする。
302は、コンピュータ(PC)であり、ネットワーク上に接続されている各プリンタの情報や、動作状況などの情報管理、またPC内の画像の出力などを行うものとする。
303は、前述の第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は400dpiのものを使用していることとする。また、本MFPは1分間あたり30枚のプリントアウトが出来るものとする。
304は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。また、本SFPは1分間あたり40枚のプリントアウトが出来るものとする。
8001は、第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。また、本MFPは1分間あたり50枚のプリントアウトが出来るものとする。
8002は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は300dpiのものを使用していることとする。また、本SFPは1分間あたり20枚のプリントアウトが出来るものとする。
本特許の第4の実施例における画像処理システムの処理フローは、図27のようになる。
本第4の実施例では、図27のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと決まった時点から、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数存在した場合の対応が特徴となる。
図27の処理において、その他の処理フローに関しては、実施例1と同様なので、図1と同じフロー部分に関しては、図1と同様な番号を振ることにより、詳細な説明は省く。
図27のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと選択を行うと、出力に適したプリンタがネットワーク上にいくつ存在するか、PC(302)によって検索を行う。
その時、ネットワーク上に1台のみ存在していた場合(8101「NO」の場合)は、そのプリンタに対して、縮小レイアウトされた画像データの転送を行い(8102)前記1台のみ存在している低解像度のプリンタによって出力を行う(8103)。
また、ネットワーク上に複数台存在していた場合(8101「YES」の場合)は、それらのプリンタの管理を行っているPC(302)によって、各プリンタの1分間あたりの出力枚数に関する情報を収集し、図28のように操作部に表示を行う。(8104)
本実施例では、解像度に関する情報も参考として表示するものとした。
本実施例では、解像度に関する情報も参考として表示するものとした。
使用者は操作部の表示を確認し、プリントアウトに使用するプリンタを表示された出力スピードをもとに選択を行うこととなる。(8105)
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(8106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(8107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図26における解像度400dipのMFP(303)、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(8001)の3台となる。そのため、図28のように、操作部に表示される事となる。
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(8106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(8107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図26における解像度400dipのMFP(303)、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(8001)の3台となる。そのため、図28のように、操作部に表示される事となる。
上記3台のプリンタから、出力用のプリンタを選択する場合、使用者は最もプリントアウトのスピードの速いプリンタである600dpiのMFP(8001)を選択してもかまわないし、他の400dpiのMFP(303)や600dpiのSFP(304)を選択してもかまわないものとする。
以上のように、第4の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を持ち、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力スピードを元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行った。
本第4の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成の説明を行ったが、同様の構成で、図29のフローチャート8301、8302のように、特に使用者が選択を行わなくとも、自動的に最も出力スピードの速いプリンタを選択して出力を行うことも可能である。
(第5の実施例)
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第5の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
第1の実施例では、出力するプリンタに関しては、ネットワーク上に出力に適したプリンタがひとつしかない場合を例として説明を行ったが、本特許における第5の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を特徴とする例の説明を行う。
本実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から各プリンタの設置位置情報を元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行う。
本特許の第5の実施例における画像処理システムの構成は、第1の実施例に更に幾つかのプリント装置がネットワーク上に接続されている構成となっており、図38のような構成からなるものとする。但し、図38において、図3と同様なものに関しては図3と同じ番号をつけている。
301は、上記実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は1200dpiのものを使用していることとする。また本実施例において本MFPは、1階のフロア-に設置されているものとする。
302は、コンピュータ(PC)であり、ネットワーク上に接続されている各プリンタの情報や、動作状況などの情報管理、またPC内の画像の出力などを行うものとする。
また、本実施例に置いては、上記情報以外に、各プリンタの設置位置に関する情報も、PC(302)に含まれているものとする。
303は、前述の第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は400dpiのものを使用していることとする。
また本実施例において本MFPは前記1200dpiのMFP(301)と同じ建物の2階のフロア-に設置されているものとする。
304は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。
また本実施例において本SFPは前記1200dpiのMFP(301)と同様に、同じ建物の1階のフロア-に設置されているものとする。
9001は、第1の実施例にて説明を行ってきた画像処理装置と同様なマルチファンクションプリンタ(MFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は600dpiのものを使用していることとする。
また本実施例において本MFPは前記1200dpiのMFP(301)と同じ建物の2階のフロア-に設置されているものとする。
9002は、外部とのインターフェイスと、プリンタ部のみを内蔵しているシングルファンクションプリンタ(SFP)である。本実施例では、プリンタの出力解像度は300dpiのものを使用していることとする。
また本実施例において本SFPは前記1200dpiのMFP(301)と同様に、同じ建物の1階のフロア-に設置されているものとする。
本特許の第5の実施例における画像処理システムの処理フローは、図39のようになる。
本第5の実施例では、図39のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと決まった時点から、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数存在した場合の対応が特徴となる。
図39の処理において、その他の処理フローに関しては、実施例1と同様なので、図1と同じフロー部分に関しては、図1と同様な番号を振ることにより、詳細な説明は省く。
図39のフロー中における114の部分、つまり縮小レイアウトを行った画像データの出力を行うにあたり、適当な低解像度のプリンタによって出力を行うと選択を行うと、出力に適したプリンタがネットワーク上にいくつ存在するか、PC(302)によって検索を行う。
その時、ネットワーク上に1台のみ存在していた場合(9101「NO」の場合)は、そのプリンタに対して、縮小レイアウトされた画像データの転送を行い(9102)前記1台のみ存在している低解像度のプリンタによって出力を行う(9103)。
また、ネットワーク上に複数台存在していた場合(9101「YES」の場合)は、それらのプリンタの管理を行っているPC(302)によって、各プリンタが設置されている場所に関する情報を収集し、図56のように操作部に表示を行う。(9104)
本実施例では、解像度に関する情報も参考として表示するものとした。
本実施例では、解像度に関する情報も参考として表示するものとした。
使用者は操作部の表示を確認し、プリントアウトに使用するプリンタを表示された各プリンタの設置場所をもとに選択を行うこととなる。(9105)
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(9106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(9107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図38における解像度400dipのMFP(303)、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(9001)の3台となる。そのため、図56のように、操作部に表示される事となる。
出力を行うプリンタが選択されると、メモリ(1005)内に格納された縮小レイアウト後の画像データがネットワークを通じて選択されたプリンタに対して送られる事となる。(9106)
そしてネットワークを通して、前記で選択されたプリンタに送られてきたデータは、選択された低解像度のプリンタによってプリント出力を行われることとなる。(9107)
本実施例の構成において、原稿を縮小レイアウトする場合、最低でも400dpiの解像度のプリンタが必要と判断された場合を例として説明を行っている為、出力に適当なプリンタは図38における解像度400dipのMFP(303)、解像度600dipのSFP(304)、解像度600dipのMFP(9001)の3台となる。そのため、図56のように、操作部に表示される事となる。
上記3台のプリンタから、出力用のプリンタを選択する場合、使用者は現在使用しているMFPに最も近いプリンタである600dpiのSFP(304)を選択してもかまわないし、他の400dpiのMFP(303)や600dpiのMFP(9001)を選択してもかまわないものとする。
以上のように、第5の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成を持ち、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から各プリンタの設置位置を元にプリンタを選択してプリントアウトを行う場合の説明を行った。
本第5の実施例では、出力に適したプリンタがネットワーク上に複数ある場合に、それらのプリンタの中から出力に使用するプリンタを選択することが出来るような構成の説明を行ったが、同様の構成で、図57のフローチャート9301、9302のように、特に使用者が選択を行わなくとも、自動的に設置場所の最も近いプリンタを選択して出力を行うことも可能である。
Claims (13)
- 原稿画像を光学的に読み取り、画像データとして読み取るスキャン手段、画像データに対して、各種画像処理を行う画像処理手段、画像データを一時格納するメモリ手段、画像データを出力用紙にプリントを行うプリント手段、画像データ内に含まれる文字の認識や文字領域の認識を行う文字認識手段、外部ネットワークと接続され、データのやり取りを行う外部インターフェイス手段、前記スキャン画像処理手段、メモリ手段、文字認識手段、プリント手段、外部インターフェイス手段の各手段間のデータの受け渡しを行う画像データコントロール手段、所望の動作を行わせるための各種設定を行う設定手段、前記各手段の制御を行うシステムコントロール手段からなるマルチファンクションプリンタと、前記マルチファンクションプリンタと、少なくとも1つ以上のプリンタやマルチファンクションプリンタが接続されているネットワークからなるスキャン・プリントシステム、及び前記ネットワークに接続されているスキャン・プリントシステムの制御を行うスキャン・プリントシステムコントロール手段において、
前記マルチファンクションプリンタによって、複数原稿を1枚の出力用紙にレイアウトするレイアウト機能を実現するにあたり、
設定手段によって、読み取る原稿のサイズ、出力用紙のサイズ、出力する用紙に何枚の原稿をレイアウト出力させるかの設定を行い、スキャン手段から入力した画像データから文字認識手段によって認識を行った文字の原稿中に含まれる最も小さい文字の大きさと、前記設定朱普段からの情報を元に算出されたレイアウト出力を行う時の縮小率から、前記文字認識手段で認識された最も小さな文字のサイズが、前記で算出された縮小率によってどれだけ縮小プリントされるかを算出し、縮小後の文字を再現するのに必要最低限の解像度を算出する。前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの解像度の情報を収集し、ネットワーク上の他のプリンタにおいて、前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが存在した場合、そのプリンタによって出力を行うことを選択することが出来ることを特徴とする画像処理システム。 - 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが複数存在した場合には、ユーザーが設定手段によって出力するプリンタを選択することが可能であることを特徴とする画像処理システム。
- 請求項2の画像処理システムにおいて、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの解像度の情報を収集し、操作部に表示することを特徴とする画像処理システム。
- 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタがネットワーク上に複数存在した場合には、最も解像度の低いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする画像処理システム。
- 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが複数存在した場合には、ユーザーが設定手段によって出力するプリンタを選択することが可能であることを特徴とする画像処理システム。
- 請求項5の画像処理システムにおいて、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタを使用する際のコストの情報を収集し、操作部に表示することを特徴とする画像処理システム。
- 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタがネットワーク上に複数存在した場合には、プリンタを使用する際のコストが最も安いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする画像処理システム。
- 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが複数存在した場合には、ユーザーが設定手段によって出力するプリンタを選択することが可能であることを特徴とする画像処理システム。
- 請求項8の画像処理システムにおいて、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタのプリントスピードの情報を収集し、操作部に表示することを特徴とする画像処理システム。
- 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタがネットワーク上に複数存在した場合には、プリントスピードの最も速いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする画像処理システム。
- 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタが複数存在した場合には、ユーザーが設定手段によって出力するプリンタを選択することが可能であることを特徴とする画像処理システム。
- 請求項8の画像処理システムにおいて、ユーザーが設定手段によって設定を行う場合、前記スキャン・プリントシステムコントロール手段によって、ネットワーク上に接続されている各プリンタの設置されている位置の情報を収集し、操作部に表示することを特徴とする画像処理システム。
- 請求項1の画像処理システムにおける、スキャンを行った前記マルチファンクションプリンタの解像度よりも低く、前記最低限の解像度以上の解像度を持ったプリンタがネットワーク上に複数存在した場合には、設置されている位置の最も近いプリンタによって縮小レイアウトのプリント出力を行うことを特徴とする画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005242826A JP2007060267A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 縮小レイアウト機能を持った画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005242826A JP2007060267A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 縮小レイアウト機能を持った画像処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007060267A true JP2007060267A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37923354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005242826A Withdrawn JP2007060267A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 縮小レイアウト機能を持った画像処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007060267A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110517A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Ricoh Co Ltd | 生産性を向上させる処理を行う装置 |
-
2005
- 2005-08-24 JP JP2005242826A patent/JP2007060267A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110517A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Ricoh Co Ltd | 生産性を向上させる処理を行う装置 |
US8422053B2 (en) | 2007-10-26 | 2013-04-16 | Ricoh Company, Ltd. | Print options for productivity |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4861711B2 (ja) | 画像処理装置、画像圧縮方法、画像圧縮プログラム及び記録媒体 | |
US7646925B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, program, and storage medium | |
JP4176114B2 (ja) | 画像圧縮装置およびそれを備えた画像読取装置、画像圧縮装置を備えた画像処理装置並びにそれを備えた画像形成装置、画像圧縮処理方法 | |
EP1608139A2 (en) | Apparatus, method, program and computer readable storage medium for image processing capable of enhancing usability of image data | |
US8159718B2 (en) | Image processing to determine if pixel in compressed data is chromatic or achromtic based on selection threshold | |
JP2006033828A (ja) | マルチ・ファンクション・システムにおけるカラー印刷のための共通交換フォーマット・アーキテクチャ | |
JP4416782B2 (ja) | 画像処理装置、決定装置、変更装置、および画像処理方法 | |
JP2004336453A (ja) | 複写機、画像処理システム、プログラム及び記憶媒体 | |
JP5225201B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US20070236753A1 (en) | Apparatus and method for image processing | |
JP5052562B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2007060267A (ja) | 縮小レイアウト機能を持った画像処理システム | |
JP4766586B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び情報記録媒体 | |
JP4097146B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び情報記録媒体 | |
JP2004336487A (ja) | ファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2006217145A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2006166218A (ja) | 縮小レイアウト機能を持った画像処理システム | |
JP5072907B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2005332154A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP5321364B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム | |
JP2006042217A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2010258706A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、記録媒体 | |
JP2010118919A (ja) | 画像処理システム | |
JP5062633B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2005051764A (ja) | 画像処理装置、プログラム、コンピュータに読取可能な記憶媒体及び画像処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081104 |