JP2007059048A - ディスクドライブ装置用のマイクロアクチュエータ及びヘッドジンバルアセンブリ - Google Patents

ディスクドライブ装置用のマイクロアクチュエータ及びヘッドジンバルアセンブリ Download PDF

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Ming Gao Yao
明高 姚
Kazumasa Shiraishi
白石 一雅
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Abstract

【課題】 記録・再生ヘッドの位置調整を正確に行うことができるマイクロアクチュエータを提供する。
【解決手段】 本発明のマイクロアクチュエータ212は金属フレーム252を含み、該金属フレーム252は、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンション216に連結されている底支持板256と、ヘッドジンバルアセンブリのスライダ214を支持する頂支持板254と、底支持板256と頂支持板254をお互いに連結する一対のサイドアーム258、259と、を含む構成である。サイドアーム258、259は、底支持板256と頂支持板254のそれぞれの側辺から直交するように延在している。各サイドアームには圧電素子242,243が装着されている。また、各圧電素子242,243は複数の圧電部260,262を含み、各圧電素子242,243の通電によりサイドアーム258,259を選択的に移動させる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、データ記録用ディスクドライブ装置に係り、特にディスクドライブ装置のヘッドジンバルアセンブリ(HGA)に使用されるマイクロアクチュエータに関する。より詳しくは、記録及び再生ヘッドの位置調整を正確に実行させることができるマイクロアクチュエータに関する。
ディスクドライブ装置は、磁気媒体を用いてデータを記録する装置としてよく利用されている。このディスクドライブ装置は、磁気媒体の上方に設けられた移動式の記録/再生ヘッドによって、該磁気媒体からのデータの記憶/再生を選択的に行う装置である。
従来、ユーザは、磁気ディスク装置に対し、高記録密度化、記憶/再生操作の迅速化及び高精度化を要望してきた。このため、磁気ディスク装置の各メーカは、例えば、磁気ディスクのトラック幅やトラックピッチを小さくしてトラックの密度を増加させ、間接的に磁気ディスクの記録容量を増加させることで、記録密度の高い磁気ディスクドライブ装置を鋭意開発してきた。但し、トラック密度の増加に伴い高密度化した磁気ディスクに対して、迅速且つ高精度に記憶/再生操作を行うために、記録/再生ヘッドに対する位置制御にも高精度化が要求されていた。しかしながら、従来の技術を利用して記録/再生ヘッドを迅速且つ高精度的に磁気ディスクに配置させることは、トラック密度の増加に伴い極めて難しくなってきている。このようなトラック密度のますますの増加に伴って、記録/再生ヘッドの位置決め制御を改善させる技術が検討されている。
各メーカは記録/再生ヘッドの位置決め制御を改善するために、第二駆動器(即ちマイクロアクチュエータ)を採用している。このマイクロアクチュエータは、1つの主駆動器と共に駆動し、記録/再生ヘッドの位置決め及び記憶/再生操作を行う。このマイクロアクチュエータが備えられたハードディスクドライブを二駆動器システムと呼んでいる。
従来、記憶/再生操作の速度を高め、高密度の磁気ディスクでの記録/再生ヘッドの位置決め制御の高精度化を実現するために、二駆動器システムが多く開発されてきた。このような二駆動器システムは、1つの主駆動器であるボイスコイルモータと、1つの副駆動器であるマイクロアクチュエータ(例えば、圧電素子マイクロアクチュエータ)と、を含む構成である。ボイスコイルモータはサーボ制御システムにより制御され、該サーボ制御システムは駆動アームの回転を引き起こさせる。この駆動アームは、記録/再生ヘッドを搭載しており、該記録/再生ヘッドを記録媒体の特定のトラック上に配置させる。圧電素子マイクロアクチュエータはボイスコイルモータ駆動器と共に使用されることで、記憶/再生操作の迅速化、及び記録/再生ヘッドの位置決め制御の高精度化を実現する。すなわち、ボイスコイルモータ駆動器は、記録/再生ヘッドの位置決めを低い精度で調整するが、圧電素子マイクロアクチュエータは記録媒体に対する記録/再生ヘッドの位置決めを高い精度で調整する。これら2つの駆動器を用いることにより、高密度の磁気ディスクから情報の記憶/再生を迅速且つ高精度に行うことができる。
従来、記憶/再生ヘッドの位置決めに使用されるマイクロアクチュエータは圧電素子を含む構成である。このような圧電素子マイクロアクチュエータは、該マイクロアクチュエータ上の圧電素子を選択的に伸縮又は拡張するように該圧電素子を駆動させる電子回路構造を有している。圧電素子マイクロアクチュエータは、このような構造を有していることで、圧電素子の伸縮又は拡張によってマイクロアクチュエータを駆動させ、更には記憶/再生ヘッドを動作させることができる。この記憶/再生ヘッドの動作は、ボイスコイルモータ駆動器のみを使用している磁気ディスクドライブユニットと比べ、記憶/再生ヘッドの位置をより迅速且つ高精度に調整することができる。このような従来例に関する圧電素子マイクロアクチュエータは、多くの特許文献に開示されている。例えば、発明の名称が「ヘッド素子の微小位置決め用アクチュエータ、該アクチュエータを備えたヘッドジンバルアセンブリ、該ヘッドジンバルアセンブリを備えたディスク装置、該アクチュエータの製造方法及び該ヘッドジンバルアセンブリの製造方法」である特許文献1や、発明の名称が「微小位置決め用アクチュエータを備えたヘッドジンバルアセンブリ、該ヘッドジンバルアセンブリを備えたディスク装置及び該ヘッドジンバルアセンブリの製造方法」である特許文献2に開示されている。
図1及び図2は、従来のディスクドライブユニットを示す図である。磁気ディスク101は、スピンドルモータ102上に装着され、このスピンドルモータ102の駆動により回転する。ボイスコイルモータアーム104にはヘッドジンバルアセンブリ100が搭載されており、このヘッドジンバルアセンブリ100はスライダ103を備えたマイクロアクチュエータ105を含み、このスライダ103には記憶/再生ヘッドが配置されている。ボイスコイルモータは、ボイスコイルモータアーム104の動作を制御し、更には、スライダ103が磁気ディスク101の表面で一つのトラックから他のトラックへ移動することを制御する。これにより、記憶/再生ヘッドは磁気ディスク101に対して情報の記録/再生を行うことができる。ディスクドライブユニットを駆動する場合は、記憶/再生ヘッドを含むスライダ103と、回転する磁気ディスク101との間に空気流によって揚力が生じる。この揚力は、ヘッドジンバルアセンブリ100のサスペンションに印加され、弾性力の大きさが同一で方向が相反する際には互いに平衡となる。これにより、ボイスコイルモータアーム104は、磁気ディスク101が回転する際に、その表面の上方に一定の浮上量が維持される。
図3は、図1及び図2の中で二駆動器を含むディスクドライブ装置のヘッドジンバルアセンブリ100を示す図である。さて、スライダ103は、ボイスコイルモータとヘッドジンバルアセンブリ100の固有許容差のため、迅速且つ正確に位置決めを制御できないことがある。従って、記憶/再生ヘッドは、磁気ディスクからの情報を確実に記録/再生できないおそれもある。そこで、圧電素子マイクロアクチュエータ105を提供することにより、スライダと記憶/再生ヘッドの位置決めを実行する制御精度を向上させている。具体的には、圧電素子マイクロアクチュエータ105は、ボイスコイルモータよりも小さい幅度でスライダ103の位置を調整し、これによりボイスコイルモータとヘッドジンバルアセンブリ100の共振許容差を補う。この圧電素子マイクロアクチュエータ105により、例えば、更に小さいトラックピッチに応用させることも可能となり、また、ディスクドライブ装置のトラック密度(TPI、毎インチ当たりのトラック数)を50%向上させると共に、スライダのシーク時間と位置決め時間を減少させることもできる。このようにして、圧電素子マイクロアクチュエータ105は、ディスクドライブ装置内の情報記録ディスク表面の記録密度を大幅に向上させる。
図3及び図4に示すように、従来の圧電素子マイクロアクチュエータ105は、2つのセラミックアーム若しくはサイドアーム107を備えたU字状セラミックフレームを含み、セラミックアーム107毎に圧電素子が配置されている。2つのセラミックアーム107は、その中央部にスライダ103を固定支持し、且つ、セラミックアーム107の動作によりスライダ103を移動させる。この圧電素子マイクロアクチュエータ105は、サスペンション113のフレキシャ114に機械的に連結されている。圧電素子マイクロアクチュエータ105は、3つの導電性連結ボール109(金ボール半田付け、若しくは、ハンダボール半田付け;gold ball bonding or solder ball bonding、 GBB or SBB)によりセラミックアーム107の両側に位置するサスペンショントレース110に固定される。なお、スライダ103は、4つの金属ボール108(GBB、若しくは、SBB)によってサスペンショントレース110に装着される。
図5は、スライダ103が圧電素子マイクロアクチュエータ105に装着される過程を示す図である。図5に示すように、スライダ103は、2つの接着位置106(図3を参照)でエポキシ樹脂接着剤112により2つのセラミックアーム107に連結される。これにより、スライダ103は圧電素子マイクロアクチュエータ105のセラミックアーム107の駆動によって動作する。この圧電素子マイクロアクチュエータ105の各セラミックアーム107には圧電素子116が装着されてあり、この圧電素子116に通電することによってスライダ103の動作が制御される。即ち、サスペンショントレース110によって電圧が印加された際に、圧電素子116が伸縮され、U字状のフレームの2つのセラミックアーム107が変形される。従って、スライダ103は磁気ディスクのトラック上で移動し、これにより記憶/再生ヘッドの位置を高精度に調整する。このような方式により、スライダ103の位置移動を制御することができ、更には、スライダの位置を高精度に調整することができる。
上述のように、ディスクドライブ装置は圧電素子マイクロアクチュエータによって、効率的且つ信頼性の高いスライダの高精度位置調整の方法を提供しているが、種々の問題も存在している。具体的には、上述の方法ではU字状のセラミックフレームを含んでいるが、セラミック材料の脆弱性によって自身の耐衝撃性に影響を与えている。したがって、振動が発生した際には、セラミック材料の脆弱性のため、セラミック微粒子を産出することもある。更には、マイクロアクチュエータの付加ユニットは、ヘッドジンバルアセンブリの静態及び動態性能に影響を与える(例えば、共振性能及び浮上の安定性)。また、セラミック材料は、製造とプロセス処理にも影響を与えている。
以上の問題点に鑑みて、この問題を解決するヘッドジンバルアセンブリ及びディスクドライブ装置に適用されるマイクロアクチュエータを提供することが望まれていた。
特開2002−133803号公報 特開2002−074871号公報
本発明の第一の目的は、上記目的を解決することのできる、金属フレームを含むマイクロアクチュエータを提供することにある。
本発明の第二の目的は、上記目的を解決することのできる、複数の圧電部を含むマイクロアクチュエータを提供することにある。
本発明の第三の目的は、上記目的を解決することのできる、ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータを提供することにある。
本発明は、ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、このマイクロアクチュエータは金属フレームを含み、金属フレームは、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結されている底支持板と、ヘッドジンバルアセンブリのスライダを支持する頂支持板と、底支持板と頂支持板を互いに連結する一対のサイドアームと、各サイドアームに装着される圧電素子と、を含み、ここで、サイドアームは、底支持板と頂支持板のそれぞれの側辺から直交するように延在してあり、各圧電素子は複数の圧電部を含み、各圧電素子への通電によりサイドアームを選択的に移動させることを特徴とする。
また、本発明は、ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、金属フレームは、一対のサイドアームと、板体と、当該板体と一対のサイドアームを連結する複数の連結アームと、各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、各圧電素子は複数の圧電部を含み、ここで、各圧電素子の通電によりサイドアームを選択的に移動させる、ことを特徴とする。
また、本発明は、ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、金属フレームは、一対のサイドアームと、サイドアームの間に連結されている板体と、各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、各圧電素子は複数の圧電部を含み、ここで、各圧電素子の通電によりサイドアームを選択的に移動させる、ことを特徴とする。
また、本発明は、ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、金属フレームは、板体と、当該板体の一方に連結されている第一対のサイドアーム及び当該板体の他方に連結されている第二対のサイドアームと、各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、各圧電素子は複数の圧電部を含み、ここで、各圧電素子の通電によりサイドアームを選択的に移動させることを特徴とする。
また、本発明は、ヘッドジンバルアセンブリであって、マイクロアクチュエータと、スライダと、マイクロアクチュエータとスライダを支持するサスペンションと、を含み、ここで、当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、金属フレームは、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結されている底支持板と、ヘッドジンバルアセンブリのスライダを支持する頂支持板と、底支持板と頂支持板をお互いに連結する一対のサイドアームと、各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、ここで、サイドアームは、底支持板と頂支持板のそれぞれの側辺から直交するように延在してあり、各圧電素子は複数の圧電部を含み、各圧電素子の通電によりサイドアームを選択的に移動させることを特徴とする。
また、本発明は、ディスクドライブ装置であって、ヘッドジンバルアセンブリと、ヘッドジンバルアセンブリに連結される駆動アームと、磁気ディスクと、該磁気ディスクを回転させるスピンドルモータと、を含み、ここで、ヘッドジンバルアセンブリは、マイクロアクチュエータと、スライダと、前記マイクロアクチュエータとスライダを支持するサスペンションと、を含み、当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、金属フレームは、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結されている底支持板と、ヘッドジンバルアセンブリのスライダを支持する頂支持板と、底支持板と頂支持板をお互いに連結する一対のサイドアームと、各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、ここで、サイドアームは、底支持板と頂支持板のそれぞれの側辺から直交するように延在してあり、各圧電素子は複数の圧電部を含み、各圧電素子の通電によりサイドアームを選択的に移動させる、ことを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態について説明する。なお、添付した図面の中で、同一部分または相当する部分には同一の符号を付す。
上述のように、本発明は、記憶/再生ヘッドの位置をマイクロアクチュエータによって高精度に調整することを特徴とする。本発明では、圧電マイクロアクチュエータを提供することにより、耐衝撃性、スライダの静態性能及び共振性能、若しくはヘッドジンバルアセンブリの製造性能を向上させる。これらヘッドジンバルアセンブリの各種性能を向上させることにより、ディスクドライブ装置全体の性能若しくは製造性能も向上させることができる。
続いて、ヘッドジンバルアセンブリに備えられるマイクロアクチュエータの複数の実施形態に関して説明する。ここで、該マイクロアクチュエータは、添付した図面のようなヘッドジンバルアセンブリの特定構造に限られるものではなく、何れかのマイクロアクチュエータに備えられて、各種性能を向上させることを目的としたディスクドライブ装置に適用されるものである。即ち、本発明は、マイクロアクチュエータが備えられた様々な分野の装置に適用される。
〔第1の実施形態〕
図6乃至図13は、本発明の第1の実施形態に係る圧電マイクロアクチュエータ212を含むヘッドジンバルアセンブリ210を示した図である。このヘッドジンバルアセンブリ210は、圧電マイクロアクチュエータ212と、スライダ214と、これら圧電マイクロアクチュエータ212とスライダ214を支持若しくは搭載するサスペンション216と、を含む構成である。
上述のように、このサスペンション216は、基板218と、ロードビーム220と、ヒンジ222と、フレキシャ224と、該フレキシャ224上の内外サスペンショントレース226,227と、を含む構成である。基板218は、取付け孔228を通して、サスペンション216がディスクドライブ装置のボイスコイルモータの駆動アームに連結される。この基板218の形状は、ディスクドライブ装置の配置関係及び種類によって変更することができる。また、基板218は、硬い若しくは剛性の高い材料(例えば、金属)によって形成されており、これにより、サスペンション216を安定的にボイスコイルモータの駆動アームに固定することができる。
ヒンジ222は、例えば、半田付けによって、基板218とロードビーム220に装着される。図に示すように、このヒンジ222は、基板218の取付け孔228と対応する孔230を備えている。なお、ヒンジ222は、ロードビーム220を支持する際に使用される固定バー232を更に備えている。
ロードビーム220は、例えば、半田付けによって、ヒンジ222の固定バー232上に固定される。このロードビーム220には、フレキシャ224に係合する突起部234が形成されている(図8を参照)。ここで、ロードビーム220は、剛性体として機能している。また、ロードビーム220には、選択的にリフトタブ236が形成されてあり、磁気ディスクが回転しない場合、ヘッドジンバルアセンブリ210は、このリフトタブ236によって磁気ディスクから離間することができる。
フレキシャ224は、半田付け、若しくは重ね合わせ(lamination)によって、ヒンジ222とロードビーム220に装着される。このフレキシャ224には、圧電マイクロアクチュエータ212をサスペンション216に連結するために用いられるサスペンションタング238が備えられている(図8、図12を参照)。このサスペンションタング238は、ロードビーム220上の突起部234と互いに係合する。また、ロードビーム220には、位置制限装置221が更に延在されており、これにより、ディスクドライブ装置が駆動する場合、若しくはサスペンションやディスクドライブ装置等に機械的な振動が生じた場合に、サスペンションタング238の動作を制限することができる。なお、フレキシャ224のサスペンショントレース226,227は、複数の接続パッド240(外部の制御システムと連結する)を通じて、スライダ214、圧電マイクロアクチュエータ212上の圧電素子242,243に電気的に連結される。このサスペンショントレース226,227は、フレキシブルプリント回路(FPC)からなり、また、何れかの適当な数量を持つトレースであればよい。
図7、図8及び図12に示すように、接続パッド244は、内部サスペンショントレース226と直接連結されており、これにより、内部サスペンショントレース226と圧電マイクロアクチュエータ212の接続パッド246が電気的に連結される。また、接続パッド248は、外部サスペンショントレース227と直接連結されており、これにより、外部サスペンショントレース227とスライダ214上の接続パッド250が電気的に連結される。
ボイスコイルモータはディスクドライブ装置に配置されて、駆動アームの駆動を制御し、更には、ヘッドジンバルアセンブリ210の駆動を制御する。これにより、ヘッドジンバルアセンブリ210は、ディスクドライブ装置内の磁気ディスク上に予定される何れかの情報トラックにスライダ214及び記憶/再生ヘッドを位置決めさせる。この圧電マイクロアクチュエータ212は、ディスクドライブ装置の正確且つ迅速な位置制御を実現するために適用される。これにより、磁気ディスクの動作過程において、スライダ214のシーク時間と位置決め時間が減少される。従って、ヘッドジンバルアセンブリ210がディスクドライブ装置内に一体的に形成された際には、二駆動器システムが形成されている。ここで、ボイスコイルモータは記憶/再生ヘッドの大きな位置調整を行い、圧電マイクロアクチュエータ212は記憶/再生ヘッドの小さな位置調整を実施する。
図11及び図12は、圧電マイクロアクチュエータ212を、スライダ214及びサスペンション216から取り出す過程を示した図である。これらの図に示すように、圧電マイクロアクチュエータ212は、フレーム252と、このフレーム252上に装着される圧電素子242,243と、を含む構成である。このフレーム252は、頂支持板254と、底支持板256と、この頂支持板254と底支持板256を連結するサイドアーム258,259と、を有している。圧電素子242,243は、フレーム252のサイドアーム258,259にそれぞれ装着されて圧電マイクロアクチュエータ212が形成される。このフレーム252は金属によって形成されている。しかしながら、フレーム252は、他の適当な材料から形成してもよく、例えば、硬質重合体から形成されることもできる。
図11に示すように、サイドアーム258,259は、頂支持板254と底支持板256の2つの対向する端部から延在して形成される。この図に示すように、頂支持板254、底支持板256、及び対応するサイドアーム258,259の間には、複数の凹部が形成されている。これにより、サイドアーム258,259は、より大きな動作の自由度を持つことが可能である。
図7、図8、図11、図12に示すように、圧電素子242,243は、それぞれ2つの圧電部260,262を含む。また、圧電素子242,243には、複数の接続パッド246(実施形態では2つの接続パッド)が形成されており、これにより、圧電素子242,243と内部サスペンショントレース226が電気的に連結される。圧電部260,262は、セラミック圧電素子、若しくは薄膜圧電素子から適用されることができ、また、単層、若しくは多層構造に形成されることもできる。
本発明の1つの実施形態において、図9に示すように、圧電部260,262は、それぞれ分散型(bulktype)セラミック圧電構造をしている。本発明の実施形態における他の変形例の一つとして、図9に示すように、圧電部260,262は、ベース270と、圧電構造272と、を含む構成である。ベース270はセラミック材料によって形成され、圧電構造272は多層圧電構造に形成されることができる。多層圧電構造は複数の電極274,276を含み、電極の間には圧電クリスタルが挟まれている。電極274,276に電圧が印加された際に、圧電クリスタルは圧電特性を持って作動する。他の変形例として、圧電構造272は単層圧電構造になることも可能である。また、他の変形例において、圧電部260,262はベース270を備えずに圧電構造だけを備えていてもよい。
また、他の変形例において、図10に示すように、圧電部260,262は、それぞれ薄膜圧電片を含む構成とすることもできる。図に示すように、圧電部260,262は、それぞれ二層圧電構造278及びベース280を有している。二層圧電構造278の中で各層は、2つの電極282を備え、該2つの電極282の間には、薄膜圧電層284が挟まれている。二層圧電構造278の2つの層面は、エポキシ樹脂接着剤によって連結される。本発明の実施形態において、ベース280は、シリコン材料や酸化マグネシウム材料などから形成されることができる。電極282に電圧が印加された際には、圧電層284は圧電特性をもって作動する。
図7、図8、図13に示すように、フレーム252は、底支持板256を介してサスペンション216上に連結される。例えば、この底支持板256は、エポキシ樹脂接着剤、樹脂、レーザ溶接等の接着方式により、フレキシャ224のサスペンションタング238上に装着される。また、対応する圧電素子242,243上に位置する複数の圧電接続パッド246(例えば、2つの接続パッド)は、導電性連結ボール286(金ボール半田付け、若しくはハンダボール半田付け;GBB 若しくは SBB)を通じて内部サスペンショントレース226上に対応する接続パッド244と電気的に連結される。これにより、電圧が内部サスペンショントレース226を通じて圧電素子242,243に印加される。
フレーム252は、頂支持板254を介してスライダ214に連結される。具体的には、このスライダ214の一端に、浮上板288上のスライダ接続パッド248に対応するように複数の接続パッド250(例えば、4つの接続パッド)が配置されている。頂支持板254は、その上に位置するスライダ214を支持し、また、スライダ接続パッド248は、例えば、導電性連結ボール290(金ボール半田付け、若しくはハンダボール半田付け;GBB 若しくは SBB)等を通じてスライダ214上の対応する接続パッド250と電気的に連結される。これにより、頂支持板254はスライダ214に連結され、また、スライダ214及びその記録再生素子は、サスペンション216の外部サスペンショントレース227に電気的に連結される。なお、サスペンションタング238とスライダ214の間には、平行間隙292が形成されている。これにより、スライダ214が作動する際には、このスライダ214を自在に移動させることができる(図8を参照)。
本発明の実施形態において、ヘッドジンバルアセンブリ210の形成工程は、次のとおりである。即ち、先ず、圧電素子242,243を、フレーム252上の対応するサイドアームに連結し(図11を参照)、その後、スライダ214をこのフレーム252の上に連結し(図12を参照)、最後に、スライダ214と圧電素子242,243を備えたフレーム252をサスペンション216に連結する(図13を参照)。
圧電マイクロアクチュエータ212は、圧電素子242,243が備えられたフレーム252を含んでいるため、強い耐衝撃性を持っている。このような構造は、体積が小さくて、スライダの静態性能を向上させることができる(例えば、共振性能及び浮上の安定性)。また、金属フレームは、レーザ溶接によりトレース一体型(CIS)若しくはトレース組合型(TSA)のサスペンションに簡単に連結されることができ、従って、製造工程において、更に高精度に制御することができる。また、このような構造とすることにより、製造とプロセス処理がより簡単になる。更に、圧電マイクロアクチュエータ212は、高い共振性能を持つ長いストロークにより動作させることができる。
〔第2の実施形態〕
図14、図15は、本発明の第2の実施形態に関する圧電マイクロアクチュエータ312を示す図である。本実施形態において、フレーム352は、サイドアーム358,359と、板体364と、板体364とサイドアーム358,359を連結する連結アーム366,368と、を含む構成である。図に示すように、サイドアーム358,359は交差するように板体364に連結されている。ここで、連結アーム366はサイドアーム358の前部に連結されてあり、連結アーム368はサイドアーム359の後部に連結されてある。圧電部260,262を含む圧電素子242,243は、それぞれのサイドアーム358,359に装着されている。
スライダ214は、その後側面(trailing side edge)がサイドアーム358に装着されており、その前側面(leading side edge)がサイドアーム359に装着されている。このスライダ214は、エポキシ樹脂接着剤394等によりフレーム352に装着されている。図15に示すように、プラスの電圧が圧電素子242,243に印加された際には、圧電素子242,243が縮み、この縮み動作によってサイドアーム358,359が曲げられる。このような動作は、スライダ214を両側からお互いに反対する方向に引き出し、これによりスライダ214を回転させる捻りモーメントが発生する。なお、第2の実施形態の圧電マイクロアクチュエータ312は、第1の実施形態に係る圧電マイクロアクチュエータ212と同一部分または相当する部分には、同一符号を付しその部分の詳細な説明は省略する。
〔第3の実施形態〕
図16、図17は、本発明の第3の実施形態に関する圧電マイクロアクチュエータ412を示す図である。第3の実施形態の圧電マイクロアクチュエータ412は第2の実施形態の圧電マイクロアクチュエータ312と大体類似している。異なる構成としては、フレーム452が、交差するように板体464に連結されているサイドアーム458,459を含み、連結アーム466はサイドアーム458の後部に連結され、連結アーム468はサイドアーム459の前部に連結されたことである。スライダ214は、その前側面(leading side edge)がサイドアーム458に装着されており、その後側面(trailing side edge)がサイドアーム459に装着されている。また、このスライダ214はフレーム452に部分的に装着されている。スライダ214は、エポキシ樹脂接着剤494等によりフレーム452に装着されている。図17に示すように、この圧電マイクロアクチュエータ412の動作は、圧電マイクロアクチュエータ312とほぼ同様の動作をする。
〔他の実施形態4〕
図18は、本発明の第4の実施形態に関する圧電マイクロアクチュエータ512を示す図面である。本実施形態において、圧電マイクロアクチュエータ512はN字形状であり、該圧電マイクロアクチュエータ512は、サイドアーム558,559と、該サイドアーム558,559に連結されている板体564と、を含む構成である。同図に示すように、サイドアーム558,559と板体564は交差するように連結されている。ここで、板体564の一端はサイドアーム558の前部に連結されてあり、板体564の相反する一端はサイドアーム559の後部に連結されてある。圧電部260,262を含む圧電素子242,243は、それぞれのサイドアーム558,559に装着されている。また、スライダ214(図示せず)は、サイドアーム558,559のそれぞれの自由端に装着されることができる。
〔他の実施形態5〕
図19は、本発明の第5の実施形態に関する圧電マイクロアクチュエータ612を示す図面である。この圧電マイクロアクチュエータ612は圧電マイクロアクチュエータ512と大体類似している。異なる構成としては、フレーム652が、交差するように板体664に連結されているサイドアーム658,659を含み、ここで板体664の一端はサイドアーム658の後部に連結され、板体664の相反する一端はサイドアーム659の前部に連結されたことである。
〔他の実施形態6〕
図20、図21は、本発明の第6の実施形態に関する圧電マイクロアクチュエータ712を示す図面である。本実施例において、圧電マイクロアクチュエータ712はH字形に形成されている。具体的には、フレーム752は、板体764と、この板体764に連結されているそれぞれ一対のサイドアームと、を含む構成である。即ち、この板体764の一側端には、一対のサイドアーム758a、758bが備えられてあり、その対向する他の一側端には、一対のサイドアーム759a、759bが備えられてある。上述のように、圧電マイクロアクチュエータ712は4つの圧電素子242a、242b、243a、243bを含み、これらの圧電素子は、それぞれ4つのサイドアーム758a、758b、759a、759bに連結されている。図21は、圧電マイクロアクチュエータ712の装配図である。
以上、本発明の実施形態において説明した圧電マイクロアクチュエータ212、312、412、512、612、712を含むヘッドジンバルアセンブリ210は、ハードディスクドライブ(HDD)に適用されることができる。このハードディスクドライブは図1に示すような装置とすることができる。なお、ハードディスクドライブの構造、動作、及び製造プロセスは、当業者にとって周知の技術であるため、ここでの詳細な説明は省略する。圧電マイクロアクチュエータは、何れかのマイクロアクチュエータを備えているディスクドライブ装置、並びに何れかのマイクロアクチュエータを備えている装置に応用されることができる。特に実施形態として、この圧電マイクロアクチュエータは、高い回転速度を有するディスクドライブ装置に適用されることができる。
以上、好ましい実施形態に従って本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神から逸脱せずに様々な変形が可能であり、そして本発明は本明細書に記載した細部に限定されるものではない。
従来技術におけるディスクドライブユニットの斜視図である。 従来技術のディスクドライブユニットの一部斜視図である。 従来技術のヘッドジンバルアセンブリの斜視図である。 図3に示すヘッドジンバルアセンブリの一部拡大斜視図である。 図3、図4に示すヘッドジンバルアセンブリのマイクロアクチュエータ内にスライダを装着する過程を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電マイクロアクチュエータを含むヘッドジンバルアセンブリの斜視図である。 図6に示すヘッドジンバルアセンブリの一部の斜視図である。 図7に示すヘッドジンバルアセンブリの側面図である。 図6に示す圧電マイクロアクチュエータの圧電素子の一実施例を示す断面図である。 図6に示す圧電マイクロアクチュエータの圧電素子の他の実施例を示す断面図である。 図6に示す圧電マイクロアクチュエータの展開斜視図である。 図6に示すヘッドジンバルアセンブリの展開斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係るマイクロアクチュエータの支持部材の図であり、(a)は分解図、(b)は支持部材の組立図、(c)はスライダが装着されているマイクロアクチュエータの分解図、(d)は組立図である。 本発明の第2の実施形態に係るスライダ及び圧電マイクロアクチュエータの展開斜視図である。 図14に示すスライダ及び圧電マイクロアクチュエータの装着後の斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るスライダ及び圧電マイクロアクチュエータの展開斜視図である。 図16に示すスライダ及び圧電マイクロアクチュエータの装着後の斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る圧電マイクロアクチュエータの展開斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係る圧電マイクロアクチュエータの展開斜視図である。 本発明の第6の実施形態に係る圧電マイクロアクチュエータの展開斜視図である。 図20に示す圧電マイクロアクチュエータの装着後の斜視図である。
符号の説明
210:ヘッドジンバルアセンブリ、212:圧電マイクロアクチュエータ、214:スライダ、216:サスペンション、218:基板、220:ロードビーム、222:ヒンジ、224:フレキシャ、226:内部サスペンショントレース、227:外部サスペンショントレース、228:取付け孔、
252:フレーム、242,243:圧電素子、254:頂支持板、256:底支持板、258,259:サイドアーム、260,262:圧電部、270:ベース、272:圧電構造、278:二層圧電構造、280:ベース、288:浮上板、
312:圧電マイクロアクチュエータ、352:フレーム、358,359:サイドアーム、364:板体、366,368:連結アーム、
412:圧電マイクロアクチュエータ、452:フレーム、458,459:サイドアーム、464:板体、466:連結アーム、
512:圧電マイクロアクチュエータ、558,559:サイドアーム、564:板体、
612:圧電マイクロアクチュエータ、658,659:サイドアーム、664:板体、
712:圧電マイクロアクチュエータ、752:フレーム、758a,758b,759a,759b:サイドアーム、764:板体、

Claims (38)

  1. ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、
    当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、
    前記金属フレームは、前記ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結されている底支持板と、前記ヘッドジンバルアセンブリのスライダを支持する頂支持板と、前記底支持板と前記頂支持板を互いに連結する一対のサイドアームと、前記各サイドアームに装着される圧電素子と、を含み、
    ここで、前記サイドアームは、前記底支持板と前記頂支持板のそれぞれの側辺から直交するように延在してあり、前記各圧電素子は複数の圧電部を含み、前記各圧電素子への通電により前記サイドアームを選択的に移動させる、
    ことを特徴とするマイクロアクチュエータ。
  2. 前記各圧電素子は、少なくとも2つ以上の圧電部を含む、ことを特徴とする請求項1記載のマイクロアクチュエータ。
  3. 前記各圧電素子は、セラミック圧電素子、若しくは、薄膜圧電素子である、ことを特徴とする請求項1記載のマイクロアクチュエータ。
  4. 前記各圧電素子は単層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項1記載のマイクロアクチュエータ。
  5. 前記各圧電素子は多層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項1記載のマイクロアクチュエータ。
  6. 前記各圧電部はベースと圧電構造を含む、ことを特徴とする請求項1記載のマイクロアクチュエータ。
  7. 前記圧電構造は多層圧電片であり、当該多層圧電片は複数の電極及び前記複数の電極の間に挟まれる圧電クリスタルを含む、ことを特徴とする請求項6記載のマイクロアクチュエータ。
  8. 前記各圧電部はベースと多層圧電構造を含む、ことを特徴とする請求項1記載のマイクロアクチュエータ。
  9. 前記多層圧電構造の各層には2つの電極が備えられてあり、前記2つの電極の間には1つの薄膜圧電層が挟まれている、ことを特徴とする請求項8記載のマイクロアクチュエータ。
  10. ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、
    当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、
    前記金属フレームは、一対のサイドアームと、板体と、当該板体と前記一対のサイドアームを連結する複数の連結アームと、前記各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、前記各圧電素子は複数の圧電部を含み、ここで、前記各圧電素子の通電により前記サイドアームを選択的に移動させる、
    ことを特徴とするマイクロアクチュエータ。
  11. 前記サイドアームは交差するように前記板体に連結されてあり、その中で、一方の連結アームは該1つのサイドアームの前部に連結され、他方の連結アームは他の1つのサイドアームの後部に連結される、ことを特徴とする請求項10記載のマイクロアクチュエータ。
  12. 前記各圧電素子は、少なくとも2つの圧電部を含む、ことを特徴とする請求項10記載のマイクロアクチュエータ。
  13. 前記各圧電素子は、セラミック圧電素子、若しくは、薄膜圧電素子である、ことを特徴とする請求項10記載のマイクロアクチュエータ。
  14. 前記各圧電素子は単層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項10記載のマイクロアクチュエータ。
  15. 前記各圧電素子は多層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項10記載のマイクロアクチュエータ。
  16. ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、
    当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、
    前記金属フレームは、一対のサイドアームと、前記サイドアームの間に連結されている板体と、前記各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、前記各圧電素子は複数の圧電部を含み、ここで、前記各圧電素子の通電により前記サイドアームを選択的に移動させる、
    ことを特徴とするマイクロアクチュエータ。
  17. 前記サイドアームは交差するように前記板体に連結されており、その中で、一方の連結アームは該1つのサイドアームの前部に連結され、他方の連結アームは他の1つのサイドアームの後部に連結される、ことを特徴とする請求項16記載のマイクロアクチュエータ。
  18. 前記各圧電素子は、少なくとも2つの圧電部を含む、ことを特徴とする請求項16記載のマイクロアクチュエータ。
  19. 前記各圧電素子は、セラミック圧電素子、若しくは、薄膜圧電素子である、ことを特徴とする請求項16記載のマイクロアクチュエータ。
  20. 前記各圧電素子は単層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項16記載のマイクロアクチュエータ。
  21. 前記各圧電素子は多層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項16記載のマイクロアクチュエータ。
  22. ヘッドジンバルアセンブリに使用されるマイクロアクチュエータであって、
    当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、
    前記金属フレームは、板体と、当該板体の一方に連結されている第一対のサイドアーム及び当該板体の他方に連結されている第二対のサイドアームと、前記各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、前記各圧電素子は複数の圧電部を含み、ここで、前記各圧電素子の通電により前記サイドアームを選択的に移動させる、
    ことを特徴とするマイクロアクチュエータ。
  23. 前記各圧電素子は、少なくとも2つの圧電部を含む、ことを特徴とする請求項22記載のマイクロアクチュエータ。
  24. 前記各圧電素子は、セラミック圧電素子、若しくは、薄膜圧電素子である、ことを特徴とする請求項22記載のマイクロアクチュエータ。
  25. 前記各圧電素子は単層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項22記載のマイクロアクチュエータ。
  26. 前記各圧電素子は多層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項22記載のマイクロアクチュエータ。
  27. ヘッドジンバルアセンブリであって、
    マイクロアクチュエータと、スライダと、前記マイクロアクチュエータとスライダを支持するサスペンションと、を含み、
    ここで、当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、
    前記金属フレームは、前記ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結されている底支持板と、前記ヘッドジンバルアセンブリのスライダを支持する頂支持板と、前記底支持板と前記頂支持板をお互いに連結する一対のサイドアームと、前記各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、
    ここで、前記サイドアームは、前記底支持板と前記頂支持板のそれぞれの側辺から直交するように延在してあり、前記各圧電素子は複数の圧電部を含み、前記各圧電素子の通電により前記サイドアームを選択的に移動させる、
    ことを特徴とするヘッドジンバルアセンブリ。
  28. 前記各圧電素子は、少なくとも2つの圧電部を含む、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  29. 前記各圧電素子は、セラミック圧電素子、若しくは、薄膜圧電素子である、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  30. 前記各圧電素子は単層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  31. 前記各圧電素子は多層圧電片を含む、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  32. 前記各圧電部はベースと圧電構造を含む、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  33. 前記圧電構造は多層圧電構造であり、当該多層圧電構造は複数の電極及び前記複数の電極の間に挟まれる圧電クリスタルを含む、ことを特徴とする請求項32記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  34. 前記各圧電部はベースと多層圧電構造を含む、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  35. 前記多層圧電構造の各層には2つの電極が備えられてあり、前記2つの電極の間には1つの薄膜圧電層が挟まれている、ことを特徴とする請求項34記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  36. 前記スライダは磁気記録用の記録再生素子を含む、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  37. 前記底支持板は、前記サスペンションのサスペンションタングに連結されている、ことを特徴とする請求項27記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  38. ディスクドライブ装置であって、
    ヘッドジンバルアセンブリと、前記ヘッドジンバルアセンブリに連結される駆動アームと、磁気ディスクと、該磁気ディスクを回転させるスピンドルモータと、を含み、
    ここで、前記ヘッドジンバルアセンブリは、マイクロアクチュエータと、スライダと、前記マイクロアクチュエータとスライダを支持するサスペンションと、を含み、
    当該マイクロアクチュエータは金属フレームを含み、
    前記金属フレームは、前記ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結されている底支持板と、前記ヘッドジンバルアセンブリのスライダを支持する頂支持板と、前記底支持板と前記頂支持板をお互いに連結する一対のサイドアームと、前記各サイドアームに装着されている圧電素子と、を含み、
    ここで、前記サイドアームは、前記底支持板と前記頂支持板のそれぞれの側辺から直交するように延在してあり、前記各圧電素子は複数の圧電部を含み、前記各圧電素子の通電により前記サイドアームを選択的に移動させる、
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
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