JP2007059044A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007059044A
JP2007059044A JP2006202214A JP2006202214A JP2007059044A JP 2007059044 A JP2007059044 A JP 2007059044A JP 2006202214 A JP2006202214 A JP 2006202214A JP 2006202214 A JP2006202214 A JP 2006202214A JP 2007059044 A JP2007059044 A JP 2007059044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
transistor
input terminal
data
line connected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006202214A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Fujita
雅史 藤田
Yoshimoto Kurokawa
義元 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2006202214A priority Critical patent/JP2007059044A/ja
Publication of JP2007059044A publication Critical patent/JP2007059044A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

【課題】バリッドビットを有するキャッシュメモリにおいて、バリッドビットのメモリセル内の回路構成を工夫し、高速に無効化処理を行うことが可能なキャッシュメモリを提供する。
【解決手段】無効化処理の高速化を可能とする機能をメモリセルに設けたキャッシュメモリを提供する。一つの形態はインバーター2個を直列に、ループになるように接続した構成のバリッドビットのメモリセルであって、任意のインバーターの出力の信号線にN型トランジスタのドレインを接続し、ゲートをCPUのリセット信号線に接続し、ソースをグランド線と接続する構成で、ゲートにCPUのリセット信号が入力されることでメモリセルの初期値を決定する半導体装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に搭載されるメモリ装置及びこれを有する半導体装置に関する。具体的には、バリッドビットを有するキャッシュメモリ装置に関する。
現在の中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)では、ほぼ全てがストアドプログラム方式と呼ばれるアーキテクチャである。このストアドプログラム方式では、CPUが処理する命令及び処理に必要なデータは、メモリに格納されており、CPUの処理は、メモリからデータを順次読み込むことで進行する。
しかし、このアーキテクチャでは、メモリへのアクセス速度が問題となる。メモリには、CPUが処理する命令及び処理に必要なデータが格納されている。そのため、大容量のメモリが必要となる。しかし、アクセスが高速なメモリは高価であるため、アクセスが高速なメモリを大容量で使用することは難しい。そこで、大容量の低速なメモリ(以下、メインメモリと呼ぶ。)を使用し、小容量の高速なメモリ(以下、キャッシュメモリと呼ぶ。)を組み合わせて用いることが考え出された。
メインメモリとキャッシュメモリを用いる際の動作について説明する。まず、処理に必要なメインメモリのデータの一部を読み出してキャッシュメモリにコピーしておくことで、通常の処理ではCPUはキャッシュメモリのみにアクセスする。処理に必要なデータがキャッシュメモリにない場合には、メインメモリのデータを読み出してキャッシュメモリにコピーし、そこにアクセスする。ここでは、メインメモリからキャッシュメモリへのコピーを行うため処理に時間を要するが、2度目以降はキャッシュメモリにのみアクセスするため、高速動作が可能である。なお、必要とするデータがキャッシュメモリにある場合をキャッシュヒットと言う。逆に、必要とするデータがキャッシュメモリにない場合をキャッシュミスと言う。
キャッシュメモリは、タグメモリとデータメモリの組み合わせ(以下、ラインという。)が集合したものであり、各ラインに対応するバリッドビットを記憶したメモリ部が搭載されている。バリッドビットを記憶したメモリ部には、そのラインに格納されているデータが有効であるか無効であるかが記憶されている。ここで、ラインに無効なデータが格納されている場合というのは、例えば、電源をオンにした直後であり、全てのラインのバリッドビットを無効化する必要がある。キャッシュメモリは、一般にSRAM(Static Random Access Memory)で構成されているため、電源がオフの時は、データを保持することができない。そのため、電源がオンした直後は、キャッシュメモリに格納されているデータが特定できないためである。
しかし、このバリッドビットの無効化処理は、1ライン毎に行うため、処理に時間を要する。そのため、無効化処理中はCPUを待機させる必要があった。
ここで、従来のバリッドビット無効化処理の一例のタイミングチャートを図6に示す。図6中の記号は各々、無効化処理の要求信号300、無効化処理時のアドレスとなるカウンタ信号303、CPUからのキャッシュアクセス信号302である。イベントタイミング400で無効化処理の要求信号300が発行されると、カウンタ信号303をクロックサイクル毎に順次カウントアップし、無効化処理の時のキャッシュアクセスのアドレスとして順次バリッドビットを無効化していく。イベントタイミング401でカウンタ値が無効化すべきラインの合計数(n個)に達すると無効化処理を完了とし、キャッシュアクセス信号302を見て、通常のキャッシュアクセスを開始する。
これに関する技術の一例が特許文献1に開示されている。すなわち、バリッドビットの無効化処理中にCPUを待機状態とすることなく、CPUのキャッシュメモリへのアクセスをキャッシュミスであると判定させて、メインメモリへアクセスし、必要なデータを読み出す。そして無効化処理完了後、必要なデータをすぐにキャッシュメモリに格納できるようにすることで、キャッシュメモリの高速化を図ることができる。
特開2005−44142号公報
前記特許文献1のように、キャッシュメモリに制御回路やバッファを追加すると、キャッシュメモリの小型化を妨げる。また、バリッドビットの無効化処理は、1ラインずつ行っているため従来と同様である。これでは、キャッシュメモリの大容量化に伴って、処理時間も増加しうる。そのため、最長で(キャッシュメモリのライン数×1周期)分の時間が処理に必要となる。キャッシュメモリが大容量化するほど、無効化処理の時間が支配的になるので、大幅に時間を短縮するには、無効化処理を高速にする必要がある。
本発明は、バリッドビットを有するキャッシュメモリにおいて、バリッドビットのメモリセル内の回路構成を工夫し、無効化処理を高速に行うことができるキャッシュメモリを提供する。
本発明は、キャッシュメモリのメモリセルに、無効化処理を高速にする機能を有することを特徴とする。具体的には、インバーター2個を直列に、ループになるように接続した構成のバリッドビットのメモリセルにおいて、任意のインバーターの出力の信号線にN型トランジスタのドレインを接続し、ゲートをCPUのリセット信号線に接続し、ソースをグランド線と接続する構成で、ゲートにCPUのリセット信号を入力することでメモリセルの初期値を決定することを特徴とする半導体装置である。
またはインバーター2個を直列に、ループになるように接続した構成のバリッドビットのメモリセルにおいて、任意のインバーターの出力の信号線にP型トランジスタのドレインを接続し、ゲートをCPUのリセット信号線に接続し、ソースを電源線と接続する構成で、ゲートにCPUのリセットのための反転信号を入力することでメモリセルの初期値を決定する半導体装置である。
または、インバーター2個を直列に、ループになるように接続した構成のバリッドビットのメモリセルにおいて、どちらか一方の任意のインバーターの出力の信号線に接続された抵抗や容量などを有する半導体装置である。
以下に本発明の具体的な構成を示す。
本発明の一形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続されたトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続されたトランジスタを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続された第3のトランジスタを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続された第3のトランジスタを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続された第3のトランジスタを有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子と、前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記電源線と前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部に接続された第3のトランジスタと、前記第3のトランジスタとゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、前記第5のトランジスタに接続された第3のデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、前記第5のトランジスタに接続された第3のデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の別形態は、データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、前記第5のトランジスタに接続された第3のデータ線を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明により、バリッドビットを有するキャッシュメモリにおいて、全てのバリッドビットの無効化処理を同時に行うことが可能になるため、バリッドビットの無効化処理が高速になる。すなわち、バリッドビットの無効化処理に費やす時間を短縮でき、CPUが待機状態になることなくキャッシュメモリにアクセスをすることができるようになる。
このようなメモリアレイはCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)のキャッシュメモリとして用いることができる。CPUやMPUに適用することで、CPUやMPUの低消費電力化を実現することができる。さらに電源の投入に同期してリセット信号を出力すれば、キャッシュメモリを瞬時に初期化することができ、CPUの処理速度を向上させることができる。すなわち、キャッシュメモリの初期設定に要する時間を大幅に短縮することができ、CPUが効率良く処理を行うことができる。そのため、処理性能に優れた半導体装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
キャッシュメモリにおけるバリッドビットの無効化処理を高速に行うことを可能とするメモリセルの構成を、図1〜3,6及び7を参照しながら説明する。但し、電源電圧を5Vとして説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態におけるキャッシュメモリのバリッドビットのメモリセルの構成を示す回路図である。図1において、メモリセルは、電源線205、グランド線206、書き込み時のワード線204、読み出し時のワード線207、書き込み時のデータ線201、書き込み時のデータ線202、読み出し時のデータ線203、N型トランジスタ208、N型トランジスタ209、N型トランジスタ210、N型トランジスタ212、N型トランジスタ214A、インバーター回路213を有する。インバーター回路213は、2つのインバーターを有する。書き込み時のデータ線201には書き込みデータの正転のデータが、書き込み時のデータ線202には反転したデータが入力される。読み出し時のデータ線203は、読み出し時以外は書き込み、読み出し回路によって5Vにプリチャージされている。ここで、書き込み、読み出し回路とは、データ線201、データ線202を介してメモリセルに書き込みデータを出力し、データ線203の電位よりメモリセルのデータを読み出す機能を有する。この書き込み、読み出し回路は、複数のバリッドビットのメモリセルが1列に並んでいる場合、それに対応したものが少なくとも1つ設けられる。
インバーター回路213は、2つのインバーターを有し、互いに入力端子と出力端子がそれぞれ接続される。インバーター回路213が有するインバーターの一方の電極は電源線205に接続され、他方の電極はグランド線206に接続される。N型トランジスタ208のゲート電極は、ワード線204に接続され、一方の電極はデータ線201に接続され、他方の電極はインバーター回路213内の一つのインバーターの出力端子に接続される。N型トランジスタ209のゲート電極は、ワード線204に接続され、一方の電極はデータ線202に接続され、他方の電極はインバーター回路213内の一つのインバーターの出力端子に接続される。N型トランジスタ212のゲート電極は、ノード211Aに接続され、一方の電極はグランド線206に接続され、他方の電極はN型トランジスタ210の一方の電極に接続される。N型トランジスタ210のゲート電極は、ワード線207に接続され、他方の電極はデータ線203に接続される。N型トランジスタ214Aのゲート電極は、配線215Aに接続され、一方の電極はグランド線206に接続され、他方の電極はノード211Bに接続される。
書き込み時、ワード線204が5Vであり、N型トランジスタ208とN型トランジスタ209がオンになることにより、メモリセルにデータが書き込まれる。読み出し時、ワード線207が5Vであり、N型トランジスタ210がオンする。メモリセルのデータが”0”の場合、ノード211Aの電位が5V(ノード211Bの電位は0V)でありN型トランジスタ212がオンすることでプリチャージされたデータ線203はN型トランジスタ210、N型トランジスタ212により電位が0Vに落とされる。メモリセルのデータが”1”の場合、ノード211Aの電位が0V(ノード211Bの電位は5V)でありデータ線203はN型トランジスタ212がオンしない事から、プリチャージされた5Vのまま保持される。メモリセルのデータは、213内の2個のインバーターで保持される。
電源がオフの時は、213内のインバーターが動作しないため、ノード211Aの電位を特定することは出来ず、メモリセルはデータを保持することが出来ない。その後、電源がオンしても、ノード211Aの電位は、インバーター回路213内の2個のインバーターの出力関係や、2個のインバーターの出力信号線の配線容量などの要因によって決まるため、通常、一度任意のデータをメモリセルに書き込まないとノード211Aの電位を特定することが出来ない。
そのためキャッシュメモリでは、特定できないデータをCPUが使わないように、初めにバリッドビットの無効化処理を行う必要がある。この処理によって、CPUのアクセスがキャッシュミスとなるため、特定できないデータは使われない。しかし、このバリッドビットの無効化は、1ライン毎に行うため、時間がかかる。
そこで、バリッドビットの無効化処理を高速に行うために、バリッドビットのメモリセルにN型トランジスタ214Aをノード211Bとグランド線206の間に設ける。但し、各ラインは1ビットのバリッドビットを有し、初期値を”0”とする場合、当該ラインが有効であれば、”1”を、無効であれば”0”を保持しているとする。
N型トランジスタ214Aのゲートには、バリッドビットのメモリセルに”0”を書き込む制御をするためのインバリデート信号が入力される配線215Aを接続する。インバリデート信号は、バリッドビットの無効化処理を行っている間5Vとなる。そのため、バリッドビットの無効化処理中、N型トランジスタ214Aがオンすることになる。すると、ノード211Bの電位は0Vに落とされる。そのため、インバーター回路213の一方のインバーターを介してノード211Aは5Vとなり、メモリセルのデータは”0”となる。
このとき、ワード線204が5Vとならないようにする。理由として、N型トランジスタ214Aによって確実にノード211Bの電位を0Vにするためである。具体的な回路構成は、図2に示すように、N型トランジスタ216をワード線204とグランド線206の間に設け、ゲートにインバリデート信号が入力される配線215を接続する。この回路をバリッドビットのメモリセルに追加することで、バリッドビットの無効化処理中、N型トランジスタ216がオンするので、ワード線204の電位は0Vに落とされる。
図3は、図1に示したメモリセルをキャッシュメモリのバリッドビットに適用した場合の動作を説明するタイミングチャートである。図3において、無効化処理の要求信号300、図1、2で示した各ラインのバリッドビットを無効化するためのインバリデート信号301、CPUからのキャッシュアクセス信号302を示す。イベントタイミング400で無効化処理の要求信号300が発行されると、インバリデート信号301が発行され、全てのバリッドビットが無効化される。イベントタイミング401で無効化処理を完了とし、キャッシュアクセス信号302により、通常のキャッシュアクセスを開始する。
よって、N型トランジスタ214Aを全てのバリッドビットのメモリセル内に設ける事で、全てのバリッドビットの無効化処理を同時に行うことが可能となる。そのため、バリッドビットの無効化処理が高速になり、CPUが待機状態にならず、キャッシュメモリにアクセスをすることができるようになる。
図1(A)ではN型トランジスタ214Aを用いたが、図1(B)に示すようにP型トランジスタ214Bを用いても全てのバリッドビットの無効化処理を同時に行うことが可能である。そのときは、図1(B)のようにP型トランジスタ214Bをノード211Aと電源線205の間に設け、P型トランジスタ214Bのゲート電極にはインバリデート信号の反転信号が入力される配線215Bを接続する。
これにより、バリッドビット無効化処理の期間中、インバリデート信号は5Vとなり、逆にその反転信号は0Vとなる。すると、P型トランジスタ214Bはオンになるので、ノード211Aは5Vとなる。よって、ノード211Bはインバーター回路213の一方のインバーターを介して0Vとなり、バリッドビットのメモリセルに”0”が書き込まれたことになる。
また、本発明は図7(A)や(B)のようなSRAMのメモリセルにも、適用出来る。図7(A)は、N型トランジスタ214Aを無効化処理用にバリッドビットのメモリセルに設け、図7(B)は、P型トランジスタ214Bを無効化処理用にバリッドビットのメモリセルに設けた回路図を示す。図7(A)、(B)は、図1(A)、(B)と違い、データ線203、ワード線207、N型トランジスタ210、N型トランジスタ212を有しない構成となっており、図1(A)、(B)よりメモリセルの面積を小さくすることが出来る。動作に着目すると、データの書き込み動作は図1の構成と同じであるが、データの読み出し動作が異なる。具体的に読み出し動作について説明すると、まず、ワード線204を5Vにし、N型トランジスタ208、N型トランジスタ209をオンにする。すると、ノード211Aの電位はデータ線202に、ノード211Bの電位はデータ線201に現れるので、それを書き込み、読み出し回路で検出する。ここで、メモリセルのデータが”0”の場合、ノード211Aの電位が5V(ノード211Bの電位は0V)であるから、データ線202は5V(データ線201の電位は0V)となる。一方、メモリセルのデータが”1”の場合、ノード211Aの電位が0V(ノード211Bの電位は5V)であるから、データ線202は0V(データ線201の電位は5V)となる。また、バリッドビット無効化処理中は、インバリデート信号または、その反転信号により、N型トランジスタ214A、P型トランジスタ214Bがオンになるので、ノード211Aは5V(ノード211Bは0V)となる。これにより、バリッドビットのメモリセルに”0”が書き込まれることになる。
また、上記では、ハードウェアでバリッドビットの無効化処理を行う説明をしたが、ソフトウェアで無効化処理を行うことも可能である。具体的には、CPUの命令セットに全てのバリッドビットの無効化を行う命令を用意する。その命令をメインメモリのCPUが一番初めにアクセスするアドレスに格納する。キャッシュメモリは、電源がオンになった直後は待機状態となり、バリッドビットの無効化処理によって動作が開始する構成とする。また、CPUは、電源がオンになった直後、キャッシュが待機状態にあるので、初めからメインメモリにアクセスする構成とする。
次に、動作の説明をする。まず、電源がオンになると、CPUは、最初にメインメモリにアクセスをする。このとき、キャッシュメモリは待機状態である。CPUはメインメモリから、全てのバリッドビットを無効化する命令を読み込む。CPUは、読み込んだ命令を解析し、応答をする。ここで、応答とはCPUがキャッシュメモリに対してバリッドビットの無効化を行うこと、すなわち、バリッドビットに”0”を書き込む動作のことである。この動作に、上記で説明したメモリセルが有効であり、CPUがバリッドビットに”0”を書き込むために、CPUはインバリデート信号をキャッシュメモリに出力する。キャッシュメモリは、インバリデート信号を受け取ることで動作を開始し、バリッドビットの無効化処理が行われる。また、CPUは、インバリデート信号を出力したことでキャッシュメモリへのアクセスが開始する。
本発明により、バリッドビットを有するキャッシュメモリで、全てのバリッドビットの無効化処理を同時に行うことが可能となる。そのため、バリッドビットの無効化処理が高速になる。すなわち、バリッドビットの無効化処理に費やす時間が短縮され、CPUは、待機状態になることなく、キャッシュメモリにアクセスすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1と異なる形態について図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態2によるキャッシュメモリのバリッドビットのメモリセルの構成を示す回路図である。基本的には図4(A)は図1(A)と、図4(B)は図7(A)と同じような構成であるが、バリッドビットの無効化処理を行うための素子としてN型トランジスタ214Aではなく、抵抗217を用いることを特徴とする。ここで、抵抗217の抵抗値は、数百キロオームから数メガオームであるとよい。
図4(A)と(B)に示す回路構成にすることで、ノード211Bの電位は、抵抗217によって電源がオフの時でも、0Vに固定される。そのため、電源がオンになっても、ノード211Bの電位は0Vなので、バリッドビットのメモリセルは”0”を保持していることになる。これは、バリッドビットの無効化処理が行われた時と同じ状態となっている。ここで、通常の書き込みを行い、メモリセルにデータ”1”を書き込むことや、データを保持することは、抵抗217の抵抗値が大きいため、可能である。抵抗217の抵抗値が大きいことで、ここに流れる電流が最小限のものとなり、通常の動作には支障が出ないように調整する。
このとき、ワード線204が5Vとならないように、実施の形態1と同様に、バリッドビットのメモリセルは図2に示した構成とすることができる。すなわち、N型トランジスタをワード線とグランド線の間に設け、N型トランジスタのゲートにインバリデート信号を入力する配線を接続した構成にすることができる。
さらに、キャッシュメモリの電源を2系統に分けて、各バリッドビットのデータを保持するインバーター回路213に供給する電源とそれ以外に供給する電源とする。前者を電源1、後者を電源2とする。まず、電源2がオンになり、続いて電源1がオンになる。このようにすることで、キャッシュメモリの電源がオンになると、まず、電源2がオンになり、インバリデート信号が入力される配線215が5Vになり、ワード線204が0Vになる。そして、電源1がオンになり、バリッドビットのインバーター回路213が動作する。この時、バリッドビットのインバーター回路213においては、抵抗217の働きにより、ノード211Bの電位を0Vにするため、メモリセルが保持しているデータは”0”となる。
また、上記では、ハードウェアでバリッドビットの無効化処理を行う説明をしたが、ソフトウェアで無効化処理を行うことも可能である。具体的には、CPUの命令セットに全てのバリッドビットの無効化を行う命令を用意する。その命令をメインメモリのCPUが一番初めにアクセスするアドレスに格納する。キャッシュメモリは、電源がオンになった直後は待機状態となり、バリッドビットの無効化処理によって動作が開始する構成とする。ここで、待機状態とは、キャッシュメモリの電源が2系統あり、そのうちのバリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源がオフの状態をいう。また、CPUは、電源がオンになった直後、キャッシュが待機状態にあるので、初めからメインメモリにアクセスする構成とする。
次に、動作の説明をする。まず、電源がオンになると、CPUは、最初にメインメモリにアクセスをする。このとき、キャッシュメモリは待機状態である。CPUはメインメモリから、全てのバリッドビットを無効化する命令を読み込む。CPUは、読み込んだ命令を解析し、応答をする。ここで、応答とはCPUがキャッシュメモリに対してバリッドビットの無効化を行うこと、すなわち、バリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源をオンにする動作のことである。この動作に、上記で説明したメモリセルが有効である。キャッシュメモリは、バリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源がオンになることで動作を開始し、バリッドビットの無効化処理が行われる。また、CPUは、バリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源がオンになったことでキャッシュメモリへのアクセスが開始する。
本発明により、バリッドビットを有するキャッシュメモリで、全てのバリッドビットの無効化処理を同時に行うことが可能となる。そのため、バリッドビットの無効化処理が高速になる。すなわち、バリッドビットの無効化処理に費やす時間が短縮され、CPUは、待機状態になることなく、キャッシュメモリにアクセスすることができる。また、抵抗217を用いることで、実施の形態1のようにN型トランジスタ214Aを設ける場合よりもバリッドビットのメモリセルの面積が小さくて済む。
(実施の形態3)
本実施の形態では、上記実施の形態1及び実施の形態2と異なる形態について図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施の形態3によるキャッシュメモリのバリッドビットのメモリセルの構成を示す回路図である。基本的には図5(A)は図1(A)と、図5(B)は図7(A)と同じような構成であるが、バリッドビットの無効化処理を行うための素子としてN型トランジスタ214Aではなく、容量218を用いることを特徴とする。ここで、容量218は、ノード211Bの配線容量と容量218の容量の合計が、ノード211Aの配線容量と読み出し用のN型トランジスタ212までの配線容量の合計よりも大きくなるようにし、両者のバランスを崩す必要がある。しかし、ノード211Bの配線容量と容量218の容量の合計が大きすぎると通常の書き込み動作に支障があるため、キャッシュメモリの動作速度やノード211Aの容量などによって決める必要がある。
図5(A)と(B)に示す回路構成にすることで、電源がオンになった直後、ノード211Bの電位は、インバーター回路213内の2つのインバーターの出力関係や、インバーターの出力の信号線の配線容量で決定するが、容量218を追加することでノード211Bが5Vに持ち上げられにくくなる。そのため、電源がオンした直後のノード211Bの電位は0Vとなる。すなわち、バリッドビットのメモリセルが”0”を保持していることになる。但し、インバーターの出力に大きな差が生じないよう調整が必要である。
このとき、ワード線204が5Vとならないように、実施の形態1及び実施の形態2と同様にバリッドビットのメモリセルは図2に示した構成とすることができる。すなわち、N型トランジスタのゲートにインバリデート信号を入力する配線を接続した構成にすることができる。
さらに、実施の形態2と同様にキャッシュメモリの電源を2系統に分ける。すなわち、各バリッドビットのデータを保持するインバーター回路213に供給する電源とそれ以外に供給する電源とする。前者を電源1、後者を電源2とする。キャッシュメモリに電源が供給されると、まず、電源2がオンになり、インバリデート信号が入力される配線215が5Vになり、ワード線204が0Vになる。そのあとで、電源1がオンになり、バリッドビットのメモリセルのインバーター回路213が動作する。この時、バリッドビットのインバーター回路213においては、容量218の働きにより、ノード211Bの電位は5Vになりにくくなっているため、メモリセルはデータ”0”を保持することになる。
また、上記では、ハードウェアでバリッドビットの無効化処理を行う説明をしたが、ソフトウェアで無効化処理を行うことも可能である。具体的には、CPUの命令セットに全てのバリッドビットの無効化を行う命令を用意する。その命令をメインメモリのCPUが一番初めにアクセスするアドレスに格納する。キャッシュメモリは、電源がオンになった直後は待機状態となり、バリッドビットの無効化処理によって動作が開始する構成とする。ここで、待機状態とは、キャッシュメモリの電源が2系統あり、そのうちのバリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源がオフの状態をいう。また、CPUは、電源がオンになった直後、キャッシュが待機状態にあるので、初めからメインメモリにアクセスする構成とする。
次に、動作の説明をする。まず、電源がオンになると、CPUは、最初にメインメモリにアクセスをする。このとき、キャッシュメモリは待機状態である。CPUはメインメモリから、全てのバリッドビットを無効化する命令を読み込む。CPUは、読み込んだ命令を解析し、応答をする。ここで、応答とは、CPUがキャッシュメモリに対してバリッドビットの無効化を行うこと、すなわち、バリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源をオンにする動作のことである。この動作に、上記で説明したメモリセルが有効である。キャッシュメモリは、バリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源がオンになることで動作を開始し、バリッドビットの無効化処理が行われる。また、CPUは、バリッドビットのメモリセル内のインバーター回路の電源がオンになったことでキャッシュメモリへのアクセスが開始する。
本発明により、バリッドビットを有するキャッシュメモリで、全てのバリッドビットの無効化処理を同時に行うことが可能となる。そのため、バリッドビットの無効化処理が高速になる。すなわち、バリッドビットの無効化処理に費やす時間が短縮され、CPUは、待機状態になることなく、キャッシュメモリにアクセスをすることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、本発明のメモリセルの上面図及びその断面図の構成例について図8及び図9を用いて説明する。なお、本実施の形態ではトランジスタに薄膜トランジスタ(TFT)を用いる。
図8には、図1(A)の回路図に対応するメモリセルの上面図を示す。メモリセルは、書き込み時のデータ線201、書き込み時のデータ線202、読み出し時のデータ線203、書き込み時のワード線204、電源線205、グランド線206、読み出し時のワード線207、N型トランジスタ208、N型トランジスタ209、N型トランジスタ210、N型トランジスタ212、ノード211A及びノード211B、インバーター回路213を有する。そしてN型トランジスタ208とN型トランジスタ209また、N型トランジスタ210とN型トランジスタ212は同一の半導体層からなる。また、インバーター回路213が有するN型トランジスタとP型トランジスタは同一の半導体層からなる。N型トランジスタ210、N型トランジスタ212はチャネル幅が広くなるように設けられている。読み出し時のデータ線203は容量が大きく、これを既定の動作速度で0Vに落とすためには、チャネル幅の広いトランジスタを設けるとよい。またインバーター回路213内のP型トランジスタは、N型トランジスタよりもチャネル幅が広くなるように設けられている。これはP型トランジスタの出力電流を増やすためである。
図8のように、半導体層は、角部に丸みを帯びるようにパターニングされている。そのため、半導体層の丸みを帯びた角部には凸部(外側の辺)と凹部(内側の辺)が設けられる。凸部が丸みを帯びることで、プラズマによるドライエッチング時の異常放電による微粉の発生を抑えることができる。また凹部が丸みを帯びることで、洗浄により、角部に堆積した微粉を除去することができる。その結果、歩留まりの飛躍的な向上が可能である。
これらの半導体層上にはゲート電極及びゲート配線が設けられている。N型トランジスタ210、N型トランジスタ212が直列に設けられており、一方のゲート電極はグランド線206となり、他方のゲート電極は読み出し時のワード線207となる。インバーター回路213内のN型トランジスタと、P型トランジスタのゲート電極は接続されるため、同一ゲート電極となる。
図8に示すように、ゲート電極及びゲート配線は、角部に丸みを帯びるようにパターニングされている。そのため、ゲート電極及びゲート配線の丸みを帯びた角部には凸部(外側の辺)と凹部(内側の辺)が設けられる。凸部が丸みを帯びることで、プラズマによるドライエッチング時の異常放電による微粉の発生を抑えることができる。また凹部が丸みを帯びることで、洗浄により、角部に堆積した微粉を除去することができる。その結果、歩留まりの飛躍的な向上が可能である。
ゲート電極及び半導体層上に配線が設けられている。配線の線幅は、ゲート電極及びゲート配線の線幅より広く設けられている。これは、配線の線幅を広く設けることで抵抗を小さくし、電圧降下を抑えることができる。配線と、半導体層又はゲート配線等を接続するため、これらの間に設けられる絶縁層にコンタクトホール(図8において丸で示した箇所)が設けられている。コンタクトホールの数を増やすこと又はその面積を広くすることにより、接触不良を低減することができる。
図8に示すように、配線は、角部に丸みを帯びるようにパターニングされている。そのため、配線の丸みを帯びた角部には凸部(外側の辺)と凹部(内側の辺)が設けられる。凸部が丸みを帯びることで、プラズマによるドライエッチング時の異常放電による微粉の発生を抑えることができる。また凹部が丸みを帯びることで、洗浄により、角部に堆積した微粉を除去することができる。その結果、歩留まりの飛躍的な向上が可能である。
次に、図8中のA−Bにおける断面図を参照しながら、メモリセルの作製工程について説明する。
基板には、絶縁性を有する基板を用いる。絶縁性基板とは、ガラス基板、石英基板、プラスチック基板等である。また、これらの基板はその裏面を研磨すること等により、薄くすることができる。さらには、金属等の導電性基板やシリコン等の半導体性基板上に、絶縁性を有する材料により下地層を形成し、表面に絶縁性を付した基板を用いてもよい。また、プラスチック基板のような撓う基板を用いることにより、軽量で薄型の撓う半導体装置を作製することができる。
絶縁性基板801上に下地層802を形成する。下地層802は、酸化珪素、窒化珪素、または酸化窒化珪素等の絶縁性を有する材料を用い、単層構造または積層構造で形成することができる。本実施の形態では、下地層802として2層構造を用いる。下地層802の第一層として、膜厚10nm以上200nm以下(好ましくは50nm以上100nm以下)の酸化窒化珪素層を形成する。当該酸化窒化珪素層は、プラズマCVD法により、SiH、NH、NO及びHを反応ガスとして用いることができる。次に下地層802の第ニ層として、膜厚50nm以上200nm以下(好ましくは100nm以上150nm以下)の酸化窒化珪素層を形成する。当該酸化窒化珪素層は、プラズマCVDにより、SiH及びNO等を反応ガスとして用いることができる。
下地層802上に半導体層を形成する。半導体層は、シリコンを有する材料により形成することができる。半導体層は、非晶質でもよいし、結晶でもよいし、微結晶でもよい。単結晶又は多結晶のように結晶性を有する半導体層を用いれば、トランジスタの移動度を高めることができるため、好ましい。
結晶構造を有する半導体層を形成するには、非晶質半導体層に対して加熱処理を行う手法を用いる。加熱処理には、レーザ照射、加熱炉、ランプ照射等が挙げられ、これらのいずれか一又は複数を用いることができる。
レーザ照射には、連続発振型のレーザ(CWレーザ)やパルス発振型のレーザ(パルスレーザ)を用いることができる。レーザビーム(レーザ光を含む。以下、同じ。)としては、Arレーザ、Krレーザ、エキシマレーザ、YAGレーザ、Yレーザ、YVOレーザ、YLFレーザ、YAlOレーザ、ガラスレーザ、ルビーレーザ、アレキサンドライトレーザ、Ti:サファイヤレーザ、銅蒸気レーザまたは金蒸気レーザのうちの一種または複数種から発振されるものを用いることができる。このようなレーザビームの基本波と、当該基本波の第2高調波から第4高調波といった高調波のレーザビームのいずれかを照射することで、粒径の大きな結晶を有するシリコン層を得ることができる。高調波には、Nd:YVOレーザ(基本波1064nm)の第2高調波(532nm)や第3高調波(355nm)を用いることができる。レーザ照射におけるエネルギー密度は0.01〜100MW/cm程度(好ましくは0.1〜10MW/cm)が必要である。そして、走査速度は10〜2000cm/sec程度に制御する。
なお、基本波のCWレーザと高調波のCWレーザとを照射してもよいし、基本波のCWレーザと高調波のパルスレーザとを照射するようにしてもよい。複数のレーザ光を照射することにより、広範囲のエネルギー領域を補うことができる。
また、パルスレーザであって、非晶質のシリコン層がレーザによって溶融してから固化するまでに、次のパルスのレーザビームを照射できるようなくり返し周波数で発振されるレーザビームを用いることもできる。このような周波数でレーザを発振させることで、走査方向に向かって連続的に成長した結晶粒を有するシリコン層を得ることができる。このようなレーザのくり返し周波数は10MHz以上であり、通常用いられている数十Hz〜数百Hzの周波数帯よりも著しく高い。
加熱処理として加熱炉を用いる場合には、非晶質シリコン層を400〜550℃で2〜20時間加熱する。このとき、徐々に高温となるように温度を400〜550℃の範囲で多段階に設定するとよい。最初の400℃程度の低温加熱工程により、非晶質シリコン層に含まれる水素等が出てくるため、結晶化の際に層表面が荒れるのを低減することができる。
前記加熱処理の行程において、半導体層の結晶化を促進させる金属、例えばニッケル(Ni)を添加する。非晶質シリコン層上にニッケルを含む溶液を塗布し、加熱処理を行うことで、加熱温度を低減することができ、さらに、結晶粒界の連続した多結晶シリコン層を得ることができる。ここで結晶化を促進するための金属としてはニッケル(Ni)の他に、鉄(Fe)、ルチニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、銅(Cu)等を用いることもできる。
結晶化を促進させる金属は汚染源となるため、非晶質シリコン層を結晶化した後に、金属を除去するゲッタリング工程を行うことが望ましい。ゲッタリング工程では、非晶質シリコン層を結晶化した後、シリコン層上にゲッタリングシンクとなる層を形成し、加熱することで金属をゲッタリングシンクへ移動させる。ゲッタリングシンクには、多結晶半導体層や不純物が添加された半導体層を用いることができる。例えば、シリコン層上にアルゴン等の不活性元素が添加された多結晶シリコン層を形成し、これをゲッタリングシンクとして用いることができる。ゲッタリングシンクに不活性元素を添加することによってひずみを生じさせ、より効率的に金属を捕獲することができる。また新たにゲッタリングシンクを形成することなく、トランジスタの半導体層の一部にリン等の元素を添加することによって、金属を捕獲することもできる。
このように形成された半導体層を所定の形状に加工し、島状の半導体層803を形成する。加工には、フォトリソグラフィ法によって形成されたマスクを用いたエッチングを用いる。エッチングには、ウェットエッチング法又はドライエッチング法を適用することができる。
半導体層803を覆うようにゲート絶縁層804を形成する。ゲート絶縁層804は、下地層802と同様の材料、方法により形成することができる。
図9(B)に示すように、ゲート絶縁層804上にゲート電極及びゲート配線として機能する導電層を形成する。導電層はアルミニウム(Al)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、タングステン(W)もしくはシリコン(Si)により形成された膜又はこれらの元素を有する合金膜を用いることができる。導電層は、単層構造又は積層構造とすることができ、積層構造としては窒化タンタルとタングステンの積層構造を用いることができる。導電層を所定の形状に加工し、積層構造を有するゲート電極806、ゲート配線813を形成することができる。加工は、フォトリソグラフィ法によって形成されたマスクを用いて、エッチングにより行う。エッチングには、ウェットエッチング法又はドライエッチング法を適用することができる。
ゲート電極806の側面には、サイドウォールと呼ばれる絶縁層807を形成する。絶縁層807は、下地層802と同様の材料、方法により形成することができる。またサイドウォールの端部をテーパ形状にするためには、等方性エッチングを用いればよい。
ここで、半導体層803に不純物元素を添加する。N型トランジスタとする場合、不純物元素にはリン(P)を用い、P型トランジスタとする場合、不純物元素にはボロン(B)を用いるとよい。これにより、半導体層803に不純物領域が形成される。不純物領域には、高濃度不純物領域808、810、及び絶縁層807の下方の低濃度不純物領域811が形成される。この低濃度不純物領域811により、ゲート長が狭くなるにつれて生じる短チャネル効果を防止することができる。短チャネル効果はN型トランジスタに顕著であるため、サイドウォールとして機能する絶縁層は少なくともN型トランジスタのゲート電極側面に設けるとよい。図9ではN型トランジスタにのみ低濃度不純物領域を形成している。これは、P型トランジスタにのみ不純物領域を形成してからサイドウォールを形成し、その後、N型トランジスタに不純物領域を形成することによる。また、ゲート配線にも、同様にサイドウォールを形成してもかまわない。
不純物添加後、必要に応じて加熱処理を行い、不純物元素の活性化及び半導体層の表面改善を図ることができる。加熱処理には、結晶化と同様の方法を用いることができる。
図9(C)に示すように、半導体層やゲート電極を覆い、層間膜として機能する絶縁層815及び絶縁層816を形成する。層間膜は、単層構造又は積層構造とすることができ、本実施の形態では積層構造とした。層間膜には、無機材料又は有機材料を用いることができる。無機材料は、酸化珪素、窒化珪素、酸化窒化珪素等を用いることができる。有機材料はポリイミド、アクリル、ポリアミド、ポリイミドアミド、レジスト又はベンゾシクロブテン、シロキサン、ポリシラザンを用いることができる。なお、シロキサンとは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成される。置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いてもよい。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。ポリシラザンは、シリコン(Si)と窒素(N)の結合を有するポリマー材料を原料として形成される。無機材料を用いると不純物元素の侵入を防止することができ、有機材料を用いると平坦性を高めることができる。そのため、本実施の形態では、絶縁層815に無機材料を用い、絶縁層816に有機材料を用いる。
図9(D)に示すように、絶縁層816、絶縁層815、ゲート絶縁層804を貫通するコンタクトホールを形成し、コンタクトホールを充填するように配線層818を形成する。配線層818は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、タングステン(W)もしくはシリコン(Si)により形成された膜又はこれらの元素を有する合金膜を用いることができる。配線層818は、単層構造又は積層構造を用いることができ、例えば第1層にタングステン、窒化タングステン等を用い、第2層にアルミニウムとシリコンの合金(Al−Si)やアルミニウムとチタンの合金(Al−Ti)を用い、第3層に窒化チタン膜、チタン膜等を順次積層した構造を適用することができる。配線層818の加工には、フォトリソグラフィ法により形成されたマスクを用いた、エッチングを行えばよい。エッチングには、ウェットエッチング法又はドライエッチング法を適用することができる。配線層818は、半導体層803では不純物領域に接続している。この配線層がソース電極またはドレイン電極として機能する。
このようにしてP型トランジスタ820、N型トランジスタ821を形成することができる。なお、P型トランジスタ820は、インバーター回路213を構成する一のトランジスタに、N型トランジスタ821は、N型トランジスタ212に相当する。
このようにして本発明のメモリセルはガラス基板やプラスチック基板上にトランジスタを形成することで作製することができる。勿論本発明のメモリセルはこれに限定されるものではなく、シリコンウェハを用いたトランジスタによっても形成することができる。但し、ガラス基板やプラスチック基板等を用いることで、メモリセルを低コストで作製することができる。さらにはこれを有する様々な装置を提供することができる。
(実施の形態5)
本発明を適用したSRAMは、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)に搭載することができる。本実施の形態では、本発明のSRAMを搭載したCPUの構成について説明する。CPUの簡単な構成を図10に示す。
CPUは、データキャッシュブロックとしてD$901、インストラクションキャッシュブロックとしてI$902、データユニットブロックとしてDU903、算術論理演算装置(Arithmetic Logic Unit)ブロックとしてALU904、プログラムカウンターブロックとしてPC905、入出力(InOut)ブロックとしてIO906を有する。
D$901は最近アクセスされたアドレスのデータを一時的に保持し、そのアドレスのデータに高速でアクセスできるようにする機能を有する。I$902は最近アクセスされたアドレスの命令を一時的に保持し、そのアドレスの命令に高速でアクセスできるようにする。DU903はロード命令又はストア命令が実行された時、D$901にアクセスするか、IO906にアクセスするかを決定する。ALU904は算術論理演算回路であり、四則演算、比較演算、論理演算などを行う。PC905は、現在実行中の命令のアドレスを保持し、その実行終了後に次の命令をフェッチする。また、次の命令をフェッチする時にI$902にアクセスするか、IO906にアクセスするかを決定する。IO906はDU、PCからのアクセスを受け外部とデータの送受信を行う。以下にそれぞれの関係を説明する。
PC905が命令をフェッチする時に、はじめにI$902にアクセスし、I$902に該当するアドレスの命令がない場合にIO906にアクセスする。これによって得られた命令はI$902に格納すると共に実行を行う。実行すべき命令が算術論理演算の場合はALU904が演算を行う。実行すべき命令がロード命令又はストア命令の場合は、DU903が演算を行う。この際、DU903はまずD$901にアクセスし、該当するアドレスのデータがD$901にない場合にIO906にアクセスする。
このようなCPUにおいて、本発明を適用したSRAMは、D$901とI$902、ALU904の内部に存在するGPR(General Purpose Register)に適用することができる。本発明を適用したSRAMを用いることで、処理速度を高速化したCPUを提供することができる。
(実施の形態6)
本発明のSRAMを実装しうる半導体装置として、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、ノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDVD:Digital Versatile Disc等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。それら半導体装置の具体例を図11に示す。
図11(A)は携帯情報端末(所謂、PDA:Personal Digital Assistant)であり、本体2001、表示部2002、操作キー2003、モデム2004等を有し、本体2001が有するメモリ素子として本発明のSRAMが設けられている。本発明のSRAMにより、携帯情報端末の処理速度の高速化を図ることができる。
図11(B)は携帯電話機であり、本体2101、表示部2102、音声入力部2103、音声出力部2104、操作キー2105、外部接続ポート2106、アンテナ2107等を有し、本体2101が有するメモリ素子として本発明のSRAMが設けられている。本発明のSRAMにより、携帯電話機の処理速度の高速化を図ることができる。
図11(C)は電子カードであり、本体2201、表示部2202、接続端子2203等を有し、本体2201が有するメモリ素子として本発明のSRAMが設けられている。本発明のSRAMにより、電子カードの処理速度の高速化を図ることができる。なお、図11(C)では接触型の電子カードを示しているが、非接触型の電子カードや、接触型と非接触型の機能を併せ持った電子カードにも、本発明のSRAMを用いることができる。
図11(D)は電子ブックであり、本体2301、表示部2302、操作キー2303等を有し、本体2301が有するメモリ素子として本発明のSRAMが設けられている。また電子ブックには、モデムが本体2301に内蔵されていてもよい。本発明のSRAMにより、電子ブックの処理速度の高速化を図ることができる。
図11(E)はコンピュータであり、本体2401、表示部2402、キーボード2403、タッチパッド2404、外部接続ポート2405、電源プラグ2406等を有し、本体2401が有するメモリ素子として本発明のSRAMが設けられている。本発明のSRAMにより、コンピュータの処理速度の高速化を図ることができる。
本実施の形態で説明したように、本発明の適用範囲は極めて広く、あらゆる分野の半導体装置に用いることが可能である。なお、本実施の形態の半導体装置は、実施の形態に示したいずれの構成及びその作製方法とも組み合わせて実施することができる。
本発明のメモリセルの構成を示す回路図である。 本発明のキャッシュメモリのライン選択回路の構成を示す回路図である。 本発明の無効化処理の動作を示すタイミングチャートである。 本発明のメモリセルの構成を示す回路図である。 本発明のメモリセルの構成を示す回路図である。 従来の無効化処理の動作の一例を示すタイミングチャートである。 本発明のメモリセルの構成を示す回路図である。 本発明のメモリセルの構成を示す上面図である。 本発明のメモリセルの構成を示す断面図である。 本発明のSRAMを搭載しうるCPUを示すブロック図である。 本発明を用いた電子機器の例を示す図である。
符号の説明
201 データ線
202 データ線
203 データ線
204 ワード線
205 電源線
206 グランド線
207 ワード線
208 N型トランジスタ
209 N型トランジスタ
210 N型トランジスタ
211 ノード
212 N型トランジスタ
213 インバーター回路
215 配線
216 N型トランジスタ
217 抵抗
218 容量
300 要求信号
301 インバリデート信号
302 キャッシュアクセス信号
303 カウンタ信号
400 イベントタイミング
401 イベントタイミング
801 絶縁性基板
802 下地層
803 半導体層
804 ゲート絶縁層
806 ゲート電極
807 絶縁層
808 高濃度不純物領域
811 低濃度不純物領域
813 ゲート配線
815 絶縁層
816 絶縁層
818 配線層
820 P型トランジスタ
821 N型トランジスタ
901 D$
902 I$
903 DU
904 ALU
905 PC
906 IO
2001 本体
2002 表示部
2003 操作キー
2004 モデム
2101 本体
2102 表示部
2103 音声入力部
2104 音声出力部
2105 操作キー
2106 外部接続ポート
2107 アンテナ
211A ノード
211B ノード
214A N型トランジスタ
214B P型トランジスタ
215A 配線
215B 配線
2201 本体
2202 表示部
2203 接続端子
2301 本体
2302 表示部
2303 操作キー
2401 本体
2402 表示部
2403 キーボード
2404 タッチパッド
2405 外部接続ポート
2406 電源プラグ

Claims (17)

  1. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続されたトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有する半導体装置。
  2. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有する半導体装置。
  3. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続されたトランジスタを有する半導体装置。
  4. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続された第3のトランジスタを有する半導体装置。
  5. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有する半導体装置。
  6. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続された第3のトランジスタを有する半導体装置。
  7. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかを有する半導体装置。
  8. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部と前記電源線に接続された第3のトランジスタを有する半導体装置。
  9. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、
    前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有する半導体装置。
  10. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、
    前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有する半導体装置。
  11. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、
    前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有する半導体装置。
  12. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続されたワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、
    前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有する半導体装置。
  13. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子と、
    前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、
    前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有する半導体装置。
  14. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、
    前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、
    前記第5のトランジスタに接続されたデータ線を有する半導体装置。
  15. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記電源線と前記第1のインバーターの出力部又は前記第2のインバーターの出力部に接続された第3のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタとゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、
    前記第5のトランジスタに接続された第3のデータ線を有する半導体装置。
  16. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第1のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、
    前記第2のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、
    前記第5のトランジスタに接続された第3のデータ線を有する半導体装置。
  17. データを保持する第1のインバーター及び第2のインバーターを有するインバーター回路と、
    前記第1のインバーターの入力端子に接続された第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタに接続された第1のデータ線と、
    前記第2のインバーターの入力端子に接続された第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタに接続された第2のデータ線と、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極に接続された第1のワード線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続された電源線と、
    前記第1のインバーター及び前記第2のインバーターに接続されたグランド線と、
    前記第2のインバーターの出力部と前記グランド線に接続された第3のトランジスタ、抵抗素子又は容量素子のいずれかと、
    前記第1のインバーターの出力部とゲート電極が接続され、前記グランド線に接続された第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタに接続された第5のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのゲート電極に接続された第2のワード線と、
    前記第5のトランジスタに接続された第3のデータ線を有する半導体装置。
JP2006202214A 2005-07-29 2006-07-25 半導体装置 Withdrawn JP2007059044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202214A JP2007059044A (ja) 2005-07-29 2006-07-25 半導体装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005220887 2005-07-29
JP2006202214A JP2007059044A (ja) 2005-07-29 2006-07-25 半導体装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012219226A Division JP2012256425A (ja) 2005-07-29 2012-10-01 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007059044A true JP2007059044A (ja) 2007-03-08

Family

ID=37922373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006202214A Withdrawn JP2007059044A (ja) 2005-07-29 2006-07-25 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007059044A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032387A (ja) * 2007-06-29 2009-02-12 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体記憶装置及び半導体装置
US9043561B2 (en) 2012-05-02 2015-05-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Storage device
KR20180131404A (ko) * 2017-05-30 2018-12-10 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 내용 참조 메모리

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61165882A (ja) * 1985-01-17 1986-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体メモリ回路
JPH03286494A (ja) * 1990-03-30 1991-12-17 Sharp Corp 半導体記憶装置
JPH04305894A (ja) * 1991-04-01 1992-10-28 Nec Ic Microcomput Syst Ltd スタティックメモリセル
JPH06325573A (ja) * 1993-05-17 1994-11-25 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体メモリ
JPH0721768A (ja) * 1993-07-05 1995-01-24 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体メモリ回路
JPH08147978A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH10149679A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Samsung Electron Co Ltd 並列データ初期化機能を有するマルチポートメモリセル、それを具備したメモリ装置及び並列データ初期化機能を有するマルチポートメモリ回路
JP2005044456A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61165882A (ja) * 1985-01-17 1986-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体メモリ回路
JPH03286494A (ja) * 1990-03-30 1991-12-17 Sharp Corp 半導体記憶装置
JPH04305894A (ja) * 1991-04-01 1992-10-28 Nec Ic Microcomput Syst Ltd スタティックメモリセル
JPH06325573A (ja) * 1993-05-17 1994-11-25 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体メモリ
JPH0721768A (ja) * 1993-07-05 1995-01-24 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体メモリ回路
JPH08147978A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH10149679A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Samsung Electron Co Ltd 並列データ初期化機能を有するマルチポートメモリセル、それを具備したメモリ装置及び並列データ初期化機能を有するマルチポートメモリ回路
JP2005044456A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032387A (ja) * 2007-06-29 2009-02-12 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体記憶装置及び半導体装置
US9043561B2 (en) 2012-05-02 2015-05-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Storage device
KR20180131404A (ko) * 2017-05-30 2018-12-10 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 내용 참조 메모리
KR102478401B1 (ko) * 2017-05-30 2022-12-19 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 내용 참조 메모리

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6170102B2 (ja) 半導体装置
US8259487B2 (en) Semiconductor memory device and semiconductor device
JP6188857B2 (ja) 半導体装置
US7541228B2 (en) Semiconductor device, method of manufacturing the same, and method of designing the same
US7598565B2 (en) Semiconductor memory element, semiconductor memory device and method of fabricating the same
JP5859839B2 (ja) 記憶素子の駆動方法、及び、記憶素子
TW201128652A (en) Memory circuits and operating methods thereof
JP2004334996A (ja) 半導体装置
US7436731B2 (en) Semiconductor device and method for driving the same
TW201514988A (zh) 在靜態隨機存取記憶體重置操作期間用於電壓或電流偏壓靜態隨機存取記憶體位元格之電路及相關系統及方法
JP4954626B2 (ja) 半導体装置
JP2007059044A (ja) 半導体装置
TWI437576B (zh) 半導體裝置
JP2004006725A (ja) 半導体装置、その作製方法及び設計方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090409

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20121001