JP2007058684A - 文書管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成を指示したユーザが他のユーザによる指示で作成された文書を誤って持出したり、自らの指示で作成した文書の一部の持ち出しを忘れたりすることがないように管理できる文書管理システムを提供する。
【解決手段】 複写機1では、画像を形成するときに、RFIDタグに記憶されている用紙ID番号と、予め設定されているユーザID番号とを出力し、管理サーバ3は、ユーザID番号と用紙ID番号とを対応付けてテーブルに記憶し、無線携帯端末装置7はユーザ6が画像の形成された文書を持出して領域外に出たときに、複写機1から複写機ID番号を受信しなくなったことに応じて、ユーザ6が領域外に出たことを判別し、ユーザ6が所持している文書の無線タグから用紙ID番号を取得し、その用紙ID番号および予め設定されているユーザID番号と、管理サーバ3から与えられる用紙ID番号およびユーザID番号との一致を判別して、そのユーザ6の指示で作成された文書であるか否かを管理する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複写機1では、画像を形成するときに、RFIDタグに記憶されている用紙ID番号と、予め設定されているユーザID番号とを出力し、管理サーバ3は、ユーザID番号と用紙ID番号とを対応付けてテーブルに記憶し、無線携帯端末装置7はユーザ6が画像の形成された文書を持出して領域外に出たときに、複写機1から複写機ID番号を受信しなくなったことに応じて、ユーザ6が領域外に出たことを判別し、ユーザ6が所持している文書の無線タグから用紙ID番号を取得し、その用紙ID番号および予め設定されているユーザID番号と、管理サーバ3から与えられる用紙ID番号およびユーザID番号との一致を判別して、そのユーザ6の指示で作成された文書であるか否かを管理する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、文書管理システムに関し、特に、画像形成した文書の持ち出しを管理できる文書管理システムに関する。
ICチップとアンテナとを内部に埋め込み、通信機能を備えた無線タグ(RFID:Radio Frequency IDentification)は、ICチップに多量の情報を記録でき、無線にて情報を非接触で送受信できるとともに、偽造が困難なためにセキュリティにも優れているという特徴がある。
このような無線タグを埋め込んだ用紙を用いて、作成された情報のセキュリティ管理を行う文書管理システムが特開2005−35095号公報(特許文献1)に記載されている。この文書管理システムは、複数枚数からなる印刷物を作成する際に、1頁にのみ無線タグを埋め込んだ用紙を使用して印刷するとともに、埋め込まれた無線タグと印刷した文書とを対応付けて記憶しておき、この文書を複製するときは、読み出した無線タグの内容と、先に記憶した無線タグとが同一かを判断して、複製の禁止や配布先を管理している。
特開2005−35095号公報(段落番号0019、図7)
特許文献1に記載されている文書管理システムは、文書の複製禁止や配布先を管理できるが、文書を複製する装置から許可されていない人間が他人の複製した文書を間違えて持ち出したり、あるいは故意に持ち出したりすることまでを管理することができない。
そこで、この発明の目的は、画像形成を指示したユーザが他のユーザによる指示で作成された文書を誤って持出したり、自らの指示で作成した文書の一部の持ち出しを忘れたりすることがないように管理できる文書管理システムを提供することである。
この発明は、画像形成装置によって画像を形成したときに、画像を形成した文書を、携帯端末装置を所持するユーザが持ち出すのを管理装置で管理する文書管理システムであって、画像形成装置は、画像形成を指示するユーザを識別するユーザ識別情報を入力するための識別情報入力手段と、画像が形成される用紙を識別するための用紙識別情報を予め記憶する無線タグを組み込んだ用紙に画像を形成する画像形成手段と、画像形成した文書の用紙に組み込まれた無線タグから用紙識別情報を読取ってユーザ識別情報とともに管理装置に出力する第1の識別情報出力手段とを備え、管理装置は、第1の識別情報出力手段から出力されたユーザ識別情報と用紙識別情報とを対応付けて記憶するテーブルと、携帯端末装置からの要求に応じて、画像形成を指示したユーザのユーザ識別情報と、対応する用紙識別情報をテーブルから抽出して携帯端末装置に出力する第2の識別情報出力手段とを備え、携帯端末装置は、ユーザの指示により画像形成された文書を画像形成装置から持出したときに、その文書の無線タグから用紙識別情報を取得し、第2の識別情報出力手段から出力された用紙識別情報とユーザ識別情報との一致,不一致を判別する判別手段と、判別手段が不一致を判別したことに応じて警報を発する警報手段とを備える。
好ましくは、画像形成装置は、予め定められた領域内で、その画像形成装置を識別する装置識別情報を出力する装置識別情報出力手段を含み、携帯端末装置の判別手段は、装置識別情報出力手段から出力されている装置識別情報を受信しなくなったことに応じて、ユーザが領域内から出たことを判別する。
好ましくは、画像形成装置は、領域内に複数設けられており、装置識別情報出力手段は、対応する画像形成装置を識別する装置識別情報を携帯端末装置に出力し、携帯端末装置は、装置識別情報を受信して、ユーザ識別情報とともに管理装置に出力し、テーブルは、複数の画像形成装置のそれぞれに対応して設けられており、第2の識別情報出力手段は、携帯端末装置から出力された装置識別情報とユーザ識別情報に応じて、装置識別情報に対応する用紙識別情報と対応するユーザ識別情報とをテーブルから抽出して携帯端末装置に出力する。
好ましくは、画像形成装置の第1の識別情報出力手段は、複数の用紙にそれぞれ画像を形成するつど、各用紙識別情報に対応してユーザ識別情報を前記管理装置に出力し、管理装置のテーブルは、第1の識別情報出力手段から出力されたユーザ識別情報と各用紙識別情報とを対応させて記憶し、携帯端末装置の判別手段は、画像形成された複数の文書のうちの一部のみをユーザが領域外に持ち出したとき、無線タグから取得した用紙識別情報およびユーザ識別情報と、管理装置の識別情報出力手段から出力された用紙識別情報とユーザ識別情報とが一致していないことを判別する。
好ましくは、管理装置は、画像形成装置内に含まれる。
この発明によれば、用紙に埋め込んだ無線タグを用いて、用紙識別情報とユーザ識別情報とを関連付けて管理することで、画像形成装置からの画像形成を指示したユーザの情報と、そのユーザが所持する携帯端末装置からの情報とを比較することで、画像形成を指示したユーザが他のユーザによる指示で作成された文書を誤って持出したり、自らの指示で作成した文書の一部の持ち出しを忘れたりすることがないように文書を管理できる。
図1はこの発明の一実施形態における文書管理システムを示す概念図である。画像形成装置の一例の複写機1は、その複写機1を示す装置識別情報を複写機認識領域2内で出力している。複写機認識領域2は、ユーザ6が指示することで作成された文書と、異なる他人が指示することで作成された文書とを持ってこの複写機認識領域2内から出るとき、あるいはユーザが指示することで作成された文書をすべて持たず一部を残してこの複写機認識領域2内から出たときに、警報を発して文書の管理をするために設定されている。
画像形成装置としての複写機1はLAN回線4を介して管理装置としての管理サーバ3に接続されている。また、管理サーバ3には、LAN回線4を介して無線LAN基地局5が接続されている。無線LAN基地局5は、ユーザ6が所持している無線携帯端末装置7との間で情報の送受信を行う。
なお、管理サーバ3は複写機1を複数台設けた場合に各複写機1を管理する必要があるために設けられており、複写機1が1台しか設けていない場合は、管理サーバ3の機能を複写機1に内蔵させてもよい。
図2は図1に示した複写機と管理サーバと無線携帯端末装置のブロック図である。複写機1は、第1の識別情報出力手段としてのCPU11と、読取部12と、ROM13と、RAM14と、RFID読取部15と、印刷エンジン制御部16と、LANインタフェース17と、画像形成手段としての印刷部18とを含む。CPU11はROM13に記憶されているプログラムに基づいて、複写機1の全体の動作を制御し、読取部12は原稿の画像を読取り、RAM14は読取られた画像データを記憶する。
印刷部18は用紙トレイ19を内蔵しており、用紙トレイ19内には用紙識別情報としての用紙ID番号と、ユーザ識別情報としてのユーザID番号を記憶するRFIDチップ20を埋め込んだ用紙21が収納されている。また、印刷部18には複写機1の固有の番号である装置識別情報としての複写機ID番号を記憶して出力する装置識別情報出力手段としてのRFIDチップ22が設けられている。
RFID読取部15は、図示しないがアンテナを有していて、無線でRFIDチップ20,22に記憶されているデータを読取る。印刷エンジン制御部16は印刷部18による印刷動作を制御する。LANインタフェース17はLAN回線4を介して管理サーバ3との間で通信を行う。
管理サーバ3は第2の識別情報出力手段としてのCPU31と、LANインタフェース32と、テーブル33とを含む。CPU31は複写機1からLAN回線4を介して与えられる複写機ID番号と、用紙ID番号と、ユーザID番号とをテーブル33に書き込む。管理サーバ3はテーブル33により、ユーザ6が自分の出力物である文書と違う文書を持ち出したとき、あるいは自分の出力物である文書をすべて持ち出したかの管理を行う。
無線携帯端末装置7は、送受信部71と、判別手段としてのCPU72と、警報手段としての警報器73とを含む。送受信部71は無線LAN基地局5との間で通信を行う。CPU72には、予めユーザ6を特定するユーザID番号が設定されている。そして、CPU72は、ユーザ6が複写機1でコピーされた文書を持出して複写機1から離れ、RFIDチップ22から複写機ID番号を受信しなくなったときに、ユーザ6が複写機認識領域2から出たことを判別するとともに、ユーザ6が持ち出したその文書のRFIDチップ20から用紙ID番号を取得し、管理サーバ3から出力される持出し可能な文書を示す用紙ID番号との一致を判別する。また、予め設定されているユーザID番号と、管理サーバ3から出力されるユーザID番号との一致を判別する。そして、CPU72は不一致であることを判別したときには、警報器73から警報音を報知させる。なお、警報音に代えて警報表示を行うようにしてもよい。
図3〜図5はこの発明の一実施形態における文書管理システムの動作を説明するためのフローチャートであり、図3は複写機の印刷動作を示し、図4は無線携帯端末装置の動作を示し、図5は管理サーバの動作を示す。
次に、図1〜図5を参照して、この発明の一実施形態の文書管理システムの動作について説明する。図3に示すステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、ユーザ確認を行う。ユーザ確認は、複写機1でコピーを行う際に、ユーザ6が複写機1の図示しない識別情報入力手段としての操作部を操作してユーザ認識のためのモードを選択し、パスワードを入力してCPU11がそのパスワードを認識してもよく、あるいはユーザ6が所持している無線携帯端末装置7からパスワードを入力し、そのパスワードを無線基地局5で受信して複写機1に転送し、複写機1で認識するようにしてもよい。ユーザ確認のために入力されたパスワードはユーザID番号となる。
なお、パスワードを認識したときに、複写機1の印刷部18に内蔵されているRFID22から、無線携帯端末装置7で受信可能なように複写機ID番号が無線で送信される。この複写機ID番号の送信は、パスワードを認識したときに送信するだけでなく、コピースタートキーが操作されたとき、あるいは印刷が完了したときに送信するようにしてもよい。
ステップSP2において、ユーザからの印刷指示を待つ。印刷指示は、例えばユーザ6によって操作部からコピースタートキーが操作されたか否かを判別することにより行えばよい。印刷指示がなければ、印刷指示が与えられるまで待ち、印刷指示が与えられると、ステップSP3において印刷準備を行う。印刷準備は、印刷部18の用紙トレイ19からRFIDチップ20を埋め込んだ用紙21を所定の位置に設定することで行われる。
ステップSP4において、印刷原稿があるか否かを判別し、印刷原稿のあることを判別すると、読取部12によって原稿を読取り、読取った画像データをRAM14に記憶する。そして、ステップSP5において、RAM14に記憶した画像データを読出して印刷部18で印刷して文書を作成するとともに、RFID読取部15によって印刷された文書の用紙21に埋め込まれているRFIDチップ20から用紙ID番号を読取る。
ステップSP6において、CPU11は読取った用紙ID番号と、既に入力されているユーザID番号とを管理サーバ3に伝送し、ステップSP4に戻り、再度原稿があるか否かを判別する。原稿があればステップSP4〜SP6の処理を繰り返し、読取った原稿の画像を用紙21に印刷して文書を作成するごとに、その用紙21の用紙ID番号とユーザ番号とを管理サーバ3に伝送する。印刷原稿のないことを判別したときには、印刷終了したことを管理サーバ3に出力して一連の処理を終了する。
管理サーバ3は、図5に示すステップSP18において、複写機1からの情報をLAN回線4を介して受信したか否かを判別する。印刷が完了したことを示す情報を受信したことを判別すると、ステップSP19において、複写機1のRFID22から送信されている複写機ID番号を認識するとともに、複写機1から受信した情報からユーザID番号と、用紙ID番号とを認識する。そして、ステップSP20において、複写機ID番号と、ユーザID番号と、用紙ID番号の組み合わせをテーブル33に書込んでリストとして作成し、ステップSP18に戻る。
複写機1からの情報を受信するごとに、ステップSP18〜SP20の処理を繰り返すことで、作成された各文書に対応して複写機ID番号と、ユーザID番号と、用紙ID番号の組み合わせのリストをテーブル33に作成する。
ユーザ6は、複写機1による印刷が終了すると、無線携帯端末装置7を持参して、複写機1の場所まで行って印刷された文書を取る。無線携帯端末装置7は、図4に示すステップSP7において、複写機1のRFID22から信号を受信したか否かを判別し、受信していなければ受信するまで待機する。RFIDチップ22から送信されている信号を受信すると、ステップSP8において、複写機ID番号を読取る。ステップSP9において、ユーザ6が複写機1で作成された文書を取りに行ったことを管理サーバ3に知らせるために、読取った複写機ID番号と、ユーザID番号を管理サーバ3に転送する。ユーザID番号は、複写機1に設定したパスワードと同じ情報であり、予め無線携帯端末装置7のCPU72に設定されている。
管理サーバ3は、ステップSP18において、複写機1からの情報の受信ではないことを判別すると、ステップSP21において、無線携帯端末装置7からの情報を受信したことを判別する。この情報はユーザ6が複写機1で作成した文書を取りに行ったことを示すために図4のステップSP9で無線携帯端末装置7から管理サーバ3に向けて転送されたものであり、管理サーバ3は、この情報からステップSP22において、複写機ID番号と、ユーザID番号とを認識する。
ステップSP23において、該当する複写機ID番号と、該当するユーザID番号のテーブルを参照し、ユーザ6が取り出すことの可能な文書の用紙ID番号のリストを作成する。ステップSP24において、作成した用紙ID番号のリストを、無線基地局5を介して無線携帯端末装置7に送信する。そして、ステップSP25において、対応する用紙ID番号のリストを削除する。
無線携帯端末装置7は、管理サーバ3から送信されたユーザ6が取り出すことの可能な文書の用紙ID番号の一覧をステップSP10で受信する。ステップSP11において、複写機ID番号を受信したか否かを判別し、受信していれば、ステップSP9に戻り、複写機ID番号とユーザID番号とを管理サーバ3に転送する。これらの処理は、ユーザ6が複写機認識領域2から離れて、複写機1からの情報が無線端末装置7で受信できなくなるまで、用紙ID番号を取り続けるためである。すなわち、ユーザ6が複写機1の近くにいる間に印刷が続行しても用紙ID番号を受け取るようにする。
ユーザ6が複写機認識領域2から離れて、複写機ID番号を受信しなくなると、ステップSP12において、作成された文書をユーザ6が手に取ったものと判断し、近くにある用紙21の用紙RFID20から送信されるすべての用紙ID番号を読取り、ステップSP13において、その用紙ID番号と管理サーバ3から予め受け取っている用紙ID番号の一覧とを比較する。
そして、ステップSP14において、管理サーバ3から受け取っている用紙ID番号の一覧に含まれていない用紙ID番号があれば、他のユーザの指示により画像形成された文書を取ったものと判別し、ステップSP15において、余分な文書を持っていることを知らせるために警告を発する。ステップSP16において、管理サーバ3から受け取っている用紙ID番号の一覧に用紙ID番号があるにもかかわらず、取得した用紙ID番号にその用紙ID番号がない場合は、そのユーザ6が指示して画像形成された文書の取り忘れがあるという警告を発する。
なお、より好ましくは、ステップSP15における警告と、ステップSP16における警告とを異なるようにしてもよい。例えば、余分な文書を持っているときは短い警告音を鳴らし、文書のとり忘れがある場合は長めの警告音を鳴らすことで、ユーザが両者の違いを識別しやすくすることなどが考えられる。
上述のごとく、この実施形態によれば、自分の無線携帯端末装置7を所持していれば、複写機1で画像形成された文書を持って複写機認識領域2から離れるときに、ユーザ6が指示したことで作成された文書と異なる他のユーザの指示で作成された文書を持出したとき、あるいはユーザ6が指示したことで作成された文書をすべて持出していないときに、それぞれ警告表示を無線携帯端末装置7で警告音で知らせることができるので、ユーザ6が他人の指示で画像形成した文書を誤って持出したり、自分の指示で画像形成した文書の一部を持出すのを忘れたりすることがなくなる。
また、上述の実施形態では、ユーザ6が複写機認識領域2を出たときに文書の持出しの管理を行うようにしたが、複写機1から文書が取り出されたことを機械的に検知し、文書の持出しを管理するようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、画像形成装置として複写機1を適用したが、複写機1に限らずプリンタや複合機などであっても適用可能である。この場合、LAN回線4を介してパーソナルコンピュータを接続し、パーソナルコンピュータからユーザ識別情報を入力するようにすればよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 複写機、2 複写機認識領域、3 管理サーバ、4 LAN回線、5 無線基地局、6 ユーザ、7 無線携帯端末装置、11,31,72 CPU、12 読取部、13 ROM、14 RAM、15 RFID読取部、16 印刷エンジン制御部、17,32 LANインタフェース、18 印刷部、19 用紙トレイ、20,22 RFIDチップ、21 用紙、31 CPU、71 送受信部、73 警報器。
Claims (5)
- 画像形成装置によって画像を形成したときに、画像を形成した文書を、携帯端末装置を所持するユーザが持ち出すのを管理装置で管理する文書管理システムであって、
前記画像形成装置は、
画像形成を指示するユーザを識別するユーザ識別情報を入力するための識別情報入力手段と、
画像が形成される用紙を識別するための用紙識別情報を予め記憶する無線タグを組み込んだ用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成した文書の用紙に組み込まれた無線タグから前記用紙識別情報を読取って前記入力されたユーザ識別情報とともに前記管理装置に出力する第1の識別情報出力手段とを備え、
前記管理装置は、
前記第1の識別情報出力手段から出力された前記ユーザ識別情報と前記用紙識別情報とを対応付けて記憶するテーブルと、
前記携帯端末装置からの要求に応じて、前記画像形成を指示したユーザのユーザ識別情報と、対応する用紙識別情報を前記テーブルから抽出して前記携帯端末装置に出力する第2の識別情報出力手段とを備え、
前記携帯端末装置は、
前記ユーザの指示により画像形成された文書を前記画像形成装置から持出したときに、その文書の無線タグから用紙識別情報を取得し、前記第2の識別情報出力手段から出力された用紙識別情報とユーザ識別情報との一致,不一致を判別する判別手段と、
前記判別手段が不一致を判別したことに応じて警報を発する警報手段とを備える、文書管理システム。 - 前記画像形成装置は、予め定められた領域内で、その画像形成装置を識別する装置識別情報を出力する装置識別情報出力手段を含み、
前記携帯端末装置の判別手段は、前記装置識別情報出力手段から出力されている装置識別情報を受信しなくなったことに応じて、前記ユーザが前記領域内から出たことを判別する、請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記画像形成装置は、前記領域内に複数設けられており、
前記装置識別情報出力手段は、対応する画像形成装置を識別する装置識別情報を前記携帯端末装置に出力し、
前記携帯端末装置は、前記装置識別情報を受信して、前記ユーザ識別情報とともに前記管理装置に出力し、
前記テーブルは、前記複数の画像形成装置のそれぞれに対応して設けられており、
前記第2の識別情報出力手段は、前記携帯端末装置から出力された装置識別情報とユーザ識別情報に応じて、装置識別情報に対応する用紙識別情報と対応するユーザ識別情報とを前記テーブルから抽出して前記携帯端末装置に出力する、請求項2に記載の文書管理システム。 - 前記画像形成装置の第1の識別情報出力手段は、複数の用紙にそれぞれ画像を形成するつど、各用紙識別情報に対応して前記ユーザ識別情報を前記管理装置に出力し、
前記管理装置のテーブルは、前記第1の識別情報出力手段から出力されたユーザ識別情報と各用紙識別情報とを対応させて記憶し、
前記携帯端末装置の判別手段は、画像形成された複数の文書のうちの一部のみを前記ユーザが前記領域外に持ち出したとき、前記無線タグから取得した用紙識別情報およびユーザ識別情報と、前記管理装置の識別情報出力手段から出力された用紙識別情報とユーザ識別情報とが一致していないことを判別する、請求項2または3に記載の文書管理システム。 - 前記管理装置は、前記画像形成装置内に含まれる、請求項1から4のいずれかに記載の文書管理システム。
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JP2010046996A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010194734A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Canon Inc | 画像処理装置、制御方法及びプログラム |
CN110971772A (zh) * | 2018-09-28 | 2020-04-07 | 佳能株式会社 | 图像处理系统、图像处理设备以及图像处理方法 |
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2005
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