JP2007058022A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置が大型化したり、コストアップを招くことなく、しかも、メインテナンスが煩雑となることがなく、簡単な構成でロール状の転写部材の表面に付着したトナーを除去することができ、転写材の裏面汚れを確実に防止することが可能な画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 像担持体上に担持されたトナー像を、直接又は中間転写体に一旦転写した後、当該中間転写体から転写媒体に転写するロール状の転写部材と、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するように配置されたトナー拡散手段とを備えた画像形成装置において、前記ロール状の転写部材として、導電性芯材の表面に発泡材料からなる多孔質弾性体を被覆した多孔質転写ロールを用い、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するトナー拡散手段としてブラシ部材を備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1
【解決手段】 像担持体上に担持されたトナー像を、直接又は中間転写体に一旦転写した後、当該中間転写体から転写媒体に転写するロール状の転写部材と、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するように配置されたトナー拡散手段とを備えた画像形成装置において、前記ロール状の転写部材として、導電性芯材の表面に発泡材料からなる多孔質弾性体を被覆した多孔質転写ロールを用い、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するトナー拡散手段としてブラシ部材を備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電子写真方式等を採用したプリンタや複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置に関し、特に、中間転写方式を採用した画像形成装置において、中間転写体から用紙等の転写媒体へのトナー像の転写を、接触式の帯電部材を用いて行う際に、当該接触式の帯電部材の表面に付着したトナーによって転写媒体に裏面汚れが発生するのを防止する技術に関するものである。
従来、この種の電子写真方式等を採用したプリンタや複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置としては、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)等の各色に対応した画像形成ユニットを備え、これらイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)等の各色の画像形成ユニットに設けられた感光体ドラム上に形成されたトナー像を、中間転写体としての中間転写ベルト上に多重に転写した後、当該中間転写ベルト上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)等の各色のトナー像を、接触式の帯電部材としての二次転写ロールによって転写用紙等の転写媒体上に一括して二次転写することにより、フルカラーの画像を形成するように構成したものがある。
かかる画像形成装置では、中間転写ベルトから転写用紙上にトナー像を転写する際に、当該トナー像が転写される転写用紙とその転写用紙に続く次の転写用紙との間で、中間転写ベルトと二次転写ロールが直接接触するインターイメージ部が存在する。上記画像形成装置では、このようなインターイメージ部において中間転写ベルト上に付着したかぶりトナーが、二次転写ロール上に付着する。
また、上記画像形成装置では、中間転写ベルト上に形成されるプロセスコントロールサイクル時のプロセスコントロール(画像形成条件制御)用のパッチ、あるいはレジストコントロールサイクル時のレジストコントロール(画像形成位置制御)用のパッチ、もしくは転写用紙にジャムが発生したときに転写用紙に転写されずに中間転写ベルト上に残った未転写トナー像などが、二次転写ロール上に付着する。
さらに、上記画像形成装置では、感光体ドラムの現像バイアス電圧と帯電バイアス電圧の立ち上がりのバラツキによって、感光体ドラムの表面に帯状のトナー像が形成されてしまい、当該トナー帯が中間転写ベルトを介して二次転写ロール上に付着する場合がある。
そして、上記画像形成装置では、二次転写ロール上に付着したかぶりトナーやパッチ、あるいはジャム時の未転写トナー像やトナー帯が、次の画像転写時に転写用紙の裏面に付着して転写用紙に裏面汚れが発生するという問題点を有している。
そこで、このような問題点を解決し得る技術としては、例えば、特開平07−199603号公報や特開平07−199602号公報、あるいは特開平07−191525号公報、特開平06−095529号公報、特開平02−272594号公報、特開平02−272589号公報等に開示されたものが既に提案されている。
上記特開平07−199603号公報に係る画像形成装置は、回転する感光体と、その表面にそれぞれ接触して回転する帯電ローラ及び転写ローラと、その各ローラにそれぞれ電圧を印加する電源と、前記各ローラの表面を清掃する各クリーニング部材とを備えた画像形成装置において、前記帯電ローラ及び転写ローラをそれぞれ前記各クリーニング部材を介して加圧することにより前記感光体にそれぞれ圧接させる加圧手段を設けると共に、該加圧手段の非加圧時に前記帯電ローラ及び転写ローラが自重で前記感光体に対して当接又は離間するように該帯電ローラ及び転写ローラを支持するように構成したものである。
また、上記特開平07−199602号公報に係る画像形成装置は、回転する感光体と、その表面にそれぞれ接触して回転する帯電ローラ及び転写ローラと、その各ローラにそれぞれ電圧を印加する電源と、前記各ローラの表面を清掃する各クリーニング部材とを備えた画像形成装置において、前記帯電ローラ及び転写ローラにそれぞれ接する各クリーニング部材にそれぞれ導電性を有する導電部を設け、その各導電部を介して前記電源から前記帯電ローラ及び転写ローラに電圧を印加するようにし、前記帯電ローラ及び転写ローラを前記各クリーニング部材を介して加圧することにより前記感光体にそれぞれ圧接させる加圧手段を設けるように構成したものである。
さらに、上記特開平07−191525号公報に係り電子写真装置は、回動する像担持体と、その像担持体に接触しながら回転する帯電ローラ,転写ローラ,除電ローラ等のローラ部材とを備えた電子写真装置において、前記ローラ部材の周面に転接してその表面を研磨する研磨用ローラを設け、前記ローラ部材と該研磨用ローラとの少なくとも表層の硬度を異ならせるように構成したものである。
又、上記特開平06−095529号公報に係る画像形成装置は、像担持体上に形成された静電潜像を現像して可視画像を形成し、該可視画像を、送給される記録材の裏面に接触して転写用の電荷を付与する接触帯電式転写手段によって、前記像担持体から記録材上に転写する画像形成装置において、前記接触帯電式転写手段に転写時とは逆極性のクリーニング用のバイアス電圧を印加する手段と、前記接触帯電式転写手段に当接して摺擦によりクリーニングを行なう接離可能なクリーニング手段とを具備するように構成したものである。
更に、上記特開平02−272594号公報に係る画像形成装置は、像担持体と、これに圧接して該像担持体および(または)転写材にバイアス電圧を印加する接触型の弾性帯電手段を備えた画像形成装置において、前記弾性帯電手段にスポンジ材からなるクリーニング手段を当接してなるように構成したものである。
また、上記特開平02−272589号公報に係る画像形成装置は、像担持体と、これに圧接して該像担持体および(または)転写材にバイアス電圧を印加する接触型の弾性帯電手段を備えた画像形成装置において、前記弾性帯電手段にフェルト材からなるクリーニング手段を当接してなるように構成したものである。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開平07−199603号公報や特開平07−199602号公報、あるいは特開平07−191525号公報、特開平06−095529号公報、特開平02−272594号公報、特開平02−272589号公報に開示された技術の場合には、転写ローラ等のローラ部材の表面を研磨やクリーニングする研磨用ローラあるいはクリーニング手段を設けたりするように構成したものであるが、かかる技術の場合には、クリーニング手段を転写ローラの表面から接離させる必要があるため、構成が複雑となったり、装置が大型化するばかりか、コストアップを招くという問題点を有していた。また、上記転写ローラ等のローラ部材の表面を研磨する研磨用ローラを用いた場合には、転写ローラ等の寿命が大幅に短くなるという別の問題点をも有していた。
さらに、上記特開平02−272594号公報や特開平02−272589号公報等に開示されているように、弾性帯電手段にスポンジ材やフェルト材からなるクリーニング手段を当接した場合には、これらスポンジ材やフェルト材がトナーによって目詰まりを起こすため、所定のタイミングでスポンジ材やフェルト材を新しいものと交換する必要があり、メインテナンスが煩雑となるという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、装置が大型化したり、コストアップを招くことなく、しかも、メインテナンスが煩雑となることがなく、簡単な構成でロール状の転写部材の表面に付着したトナーを除去することができ、転写材の裏面汚れを確実に防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、像担持体上に担持されたトナー像を、直接又は中間転写体に一旦転写した後、当該中間転写体から転写媒体に転写するロール状の転写部材と、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するように配置されたトナー拡散手段とを備えた画像形成装置において、
前記ロール状の転写部材として、導電性芯材の表面に発泡材料からなる多孔質弾性体を被覆した多孔質転写ロールを用い、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するトナー拡散手段としてブラシ部材を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
なお、上記ブラシ部材としては、例えば、導電性ブラシが用いられるが、これに限定されるものではなく、絶縁性ブラシを用いても同様の効果を得ることができる。
前記ロール状の転写部材として、導電性芯材の表面に発泡材料からなる多孔質弾性体を被覆した多孔質転写ロールを用い、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するトナー拡散手段としてブラシ部材を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
なお、上記ブラシ部材としては、例えば、導電性ブラシが用いられるが、これに限定されるものではなく、絶縁性ブラシを用いても同様の効果を得ることができる。
また、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記多孔質転写ロールの発泡セルのセル径を、前記ブラシ部材のブラシ径よりも大きく設定したことを特徴とする画像形成装置である。
前記多孔質転写ロールの発泡セルのセル径を、前記ブラシ部材のブラシ径よりも大きく設定したことを特徴とする画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記ブラシ部材は、前記多孔質転写ロールの表面に圧接するように固定配置されたことを特徴とする画像形成装置である。
前記ブラシ部材は、前記多孔質転写ロールの表面に圧接するように固定配置されたことを特徴とする画像形成装置である。
又、請求項4に記載された発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記ブラシ部材は、多孔質転写ロールの表面に圧接して回転自在な円筒形状に形成され、当該ブラシ部材と多孔質転写ロールの回転速度の速度比を、0.4以下に設定したことを特徴とする画像形成装置である。
前記ブラシ部材は、多孔質転写ロールの表面に圧接して回転自在な円筒形状に形成され、当該ブラシ部材と多孔質転写ロールの回転速度の速度比を、0.4以下に設定したことを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、装置が大型化したり、コストアップを招くことなく、しかも、メインテナンスが煩雑となることがなく、簡単な構成でロール状の転写部材の表面に付着したトナーを除去することができ、転写材の裏面汚れを確実に防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー複写機を示すものである。
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー複写機を示すものである。
図2において、1はタンデム型のデジタルカラー複写機の本体を示すものであり、このデジタルカラー複写機本体1の一端側の上部には、原稿2を1枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)3と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2の画像を読み取る原稿読取装置4が配設されている。この原稿読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子11上に走査露光して、この画像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るようになっている。
上記原稿読取装置4によって読み取られた原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとしてIPS12(Image Processing System)に送られ、このIPS12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。
そして、上記の如くIPS12で所定の画像処理が施された画像データは、イエロー (Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8bit)の4色の原稿色材階調データに変換され、次に述べるように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13KのROS14Y、14M、14C、14K(Raster Output Scanner)に送られ、これらのROS14Y、14M、14C、14Kでは、所定の色の原稿色材階調データに応じてレーザー光による画像露光が行われる。
ところで、上記タンデム型のデジタルカラー複写機本体1の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。
これらの4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されており、大別して、矢印方向に沿って所定の回転速度で回転する感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する一次帯電用のスコロトロン16と、当該感光体ドラム15の表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成するROS14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を現像する現像器17、クリーニング装置18とから構成されている。
上記ROS14は、図2に示すように、半導体レーザー19を原稿色材階調データに応じて変調して、この半導体レーザー19からレーザー光LBを階調データに応じて出射する。この半導体レーザー19から出射されたレーザー光LBは、反射ミラー20、21を介して回転多面鏡22によって偏向走査され、再び反射ミラー20、21及び複数枚の反射ミラー23、24を介して像担持体としての感光体ドラム15上に走査露光される。
上記IPS12からは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13KのROS14Y、14M、14C、14Kに各色の画像データが順次出力され、これらのROS14Y、14M、14C、14Kから画像データに応じて出射されるレーザービームLBが、それぞれの感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kの表面に走査露光されて静電潜像が形成される。上記各感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kに形成された静電潜像は、現像器17Y、17M、17C、17Kによって、それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ (M)、シアン(C)の各色のトナー像として現像される。
上記各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15Y、15M、15C、15K上に、順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの下方に配置された像担持体としての中間転写ベルト25上に、一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kによって多重に転写される。この転写ベルト25は、ドライブロール27と、ストリッピングロール28と、ステアリングロール29と、アイドルロール30と、バックアップロール31と、アイドルロール32との間に一定のテンションで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるようになっている。上記転写ベルト25としては、例えば、導電性を得るために、ポリイミド樹脂にカーボンブラックを分散してフィルム状に形成した無端ベルト状のものが用いられる。
上記転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン (C)、黒(K)の各色のトナー像は、対向部材としてのバックアップロール31に圧接するロール状の転写部材としての2次転写ロール33によって、圧接力及び静電気力で転写材としての転写用紙34上に2次転写され、この各色のトナー像が転写された転写用紙34は、2連の搬送ベルト35、36によって定着器37へと搬送される。そして、上記各色のトナー像が転写された転写用紙34は、定着器37によって熱及び圧力で定着処理を受け、複写機本体1の外部に設けられた排出トレイ38上に排出される。
上記転写用紙34は、図2に示すように、複数の給紙カセット39、40、41のうちの何れかから所定のサイズのものが、給紙ローラ42及び用紙搬送用のローラ対43、44、45からなる用紙搬送経路46を介して、レジストロール46まで一旦搬送される。上記給紙カセット39、40、41のうちの何れかから供給された転写用紙34は、所定のタイミングで回転駆動されるレジストロール46によって中間転写ベルト25上へ送出される。
なお、図2中、60は中間転写ベルト25の表面をクリーニングするブレート60aと回転ブラシ60bとからなる中間転写ベルト用のクリーナを示すものである。
なお、図2中、60は中間転写ベルト25の表面をクリーニングするブレート60aと回転ブラシ60bとからなる中間転写ベルト用のクリーナを示すものである。
図3は上記デジタルカラー複写機の各画像形成ユニットを示すものである。
上記イエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、図3に示すように、すべて同様に構成されており、これら4つの画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kでは、上述したように、それぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナー像が所定のタイミングで順次形成されるように構成されている。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kは、上述したように、感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kを備えており、これらの感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kの表面は、一次帯電用のスコロトロン16Y、16M、16C、16K又は帯電ロールによって一様に帯電される。これらの一次帯電用のスコロトロン16Y、16M、16C、16Kは、感光体ドラム15側が開口した断面矩形の枠体状に形成された放電シールド50と、この放電シールド50内に張設された2本の放電ワイヤー51と、放電シールド50の開口部52の外側に配設されたグリッド電極53とから構成されている。また、上記一次帯電用のスコロトロン16Y、16M、16C、16Kには、放電シールド50の背面部に長手方向に沿った細長い開口部54が、幅方向の一端側寄りに開口されており、この開口部54から図示しない送風装置によってスコロトロン16の内部に送風するようになっている。
上記感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kの表面は、一次帯電用のスコロトロン16Y、16M、16C、16Kによって一様に帯電された後、ROS14Y、14M、14C、14Kから画像データに応じて出射される像形成用のレーザービームLBが走査露光されて、各色の画像データに対応した静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kの表面に形成された静電潜像は、各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現像器17Y、17M、17C、17Kの現像ロール55によってそれぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の各色のトナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、転写ロール26Y、26M、26C、26Kの帯電により中間転写ベルト25上に順次多重に転写される。
なお、上記感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kは、トナー像の転写工程が終了した後、クリーニング前コロトロン56Y、56M、56C、56Kによって除電されるとともに、クリーニング装置18Y、18M、18C、18Kによって残留トナーや紙粉等が除去され、更にイレーズランプ57Y、57M、57C、57Kによって残留電荷が消去されて、次の画像形成プロセスに備える。上記クリーニング装置18Y、18M、18C、18Kは、クリーニングブラシ58と、クリーナーブレード59とを備えており、これらのクリーニングブラシ58やクリーナーブレード59によって、感光体ドラム15上の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。
ところで、この実施の形態では、像担持体上に担持されたトナー像を、直接又は中間転写体に一旦転写した後、当該中間転写体から転写媒体に転写するロール状の転写部材と、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するように配置されたトナー拡散手段とを備えた画像形成装置において、
前記ロール状の転写部材として、導電性芯材の表面に発泡材料からなる多孔質弾性体を被覆した多孔質転写ロールを用い、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するトナー拡散手段としてブラシ部材を備えるように構成されている。
前記ロール状の転写部材として、導電性芯材の表面に発泡材料からなる多孔質弾性体を被覆した多孔質転写ロールを用い、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するトナー拡散手段としてブラシ部材を備えるように構成されている。
また、この実施の形態では、前記多孔質転写ロールの発泡セルのセル径を、前記ブラシ部材のブラシ径よりも大きく設定するように構成されている。
さらに、この実施の形態では、前記ブラシ部材は、前記多孔質転写ロールの表面に圧接するように固定配置されたものである。
すなわち、上記の如く構成されたタンデム型のデジタルカラー複写機では、図1及び図4に示すように、二次転写ロール(ロール状の転写部材)33として、導電性芯材としてのステレンス等の金属からなる芯金61の表面に、発泡性ポリウレタン等からなる発泡材料製のスポンジ状の多孔質弾性体62を被覆した転写ロールが用いられている。この多孔質弾性体62の硬度は、アスカーC硬度で35°に設定されている。このように、上記二次転写ロール33は、その表面が発泡性ポリウレタン等からなる発泡材料製のスポンジ状の多孔質弾性体62によって形成されているため、当該二次転写ロール33の表面には、図5に示すように、小さな発泡セル63が略一様に開口した状態となっている。上記発泡セル63の平均したセル径(直径)は、約250μm程度に設定されている。
この二次転写ロール33は、抵抗値として、金属平面に芯金に1kgの荷重を付加して押し付け、バイアス電圧として1kvの電圧を印加したときの抵抗値が、7〜8logΩ程度のものを用いている。上記二次転写ロール33の抵抗値は、8logΩよりも大幅に高過ぎると、放電ムラが生じて転写不良が生じるとともに、7logΩよりも大幅に低過ぎると、トナー像の転写が良好に行なうことが困難となる。上記二次転写ロール33の芯金61は、例えば、接地されており、0Vの電位となっている。
また、上記二次転写ロール33の表面には、図1及び図4に示すように、トナー拡散手段として、固定配置された導電性ブラシ(ブラシ部材)64が圧接するように配設されている。この導電性ブラシ64としては、例えば、導電性ナイロンからなる固定ブラシが用いられ、図4に示すように、ブラシの繊維71の太さが2D(デニール)、ブラシ密度が430k(k=1000)/inch2のブラシを保持部材72に植毛し、抵抗が150V印加時で5logΩのブラシが用いられ、二次転写ロール33の表面に対して食い込み量が0.5mm程度となるように配置されている。また、上記ブラシ繊維71の長さは、5mmに、導電性ブラシ64の幅は、10mmにそれぞれ設定されている。
なお、上記トナー拡散手段としては、導電性ブラシ64からなるブラシ部材に限らず、絶縁性ブラシからなるものを用いても良い。
なお、上記トナー拡散手段としては、導電性ブラシ64からなるブラシ部材に限らず、絶縁性ブラシからなるものを用いても良い。
また、上記二次転写ロール33と中間転写ベルト25を介して対向する対向ロール31としては、例えば、図4に示すように、導電性芯材としてのステレンス等の金属からなる芯金73の表面に、エピクロルヒドリンゴムで形成した導電性のゴム材料74を被覆したゴムロールが用いられ、その抵抗値として金属平面に1kgの荷重で押し付け、バイアス電圧として1kvの電圧を印加したときの抵抗の値が7.5logΩであるものを用いている。
さらに、上記中間転写ベルト25としては、ポリイミドからなり、表面抵抗が11.8logΩ/□のものを用いている。
以上の構成において、この実施の形態に係るカラー複写機では、次のようにして、装置が大型化したり、コストアップを招くことなく、しかも、メインテナンスが煩雑となることがなく、簡単な構成でロール状の転写部材の表面に付着したトナーを除去することができ、転写材の裏面汚れを確実に防止することが可能となっている。
すなわち、上記カラー複写機では、図2に示すように、中間転写ベルト25から転写用紙34上にトナー像を転写する際に、図6に示すように、当該トナー像が転写される転写用紙33とその転写用紙33に続く次の転写用紙33との間で、像担持体としての中間転写ベルト25と二次転写ロール33が直接接触するインターイメージ部75が存在する。このインターイメージ部75における中間転写ベルト25の表面には、感光体ドラム15と接触する際に、かぶりトナー76が転写され、当該中間転写ベルト25上には、かぶりトナー76が付着している場合がある。
また、上記カラー複写機では、各色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15Y、15M、15C、15K上において、当該感光体ドラム15Y、15M、15C、15Kの現像バイアス電圧と帯電バイアス電圧の立ち上がりのバラツキによって、感光体ドラムドラム15Y、15M、15C、15Kの表面に帯状のトナー像が形成されてしまい、当該トナー帯が多重に中間転写ベルト25上に転写された後、当該中間転写ベルト25を介して黒色のトナー帯として二次転写ロール上に付着する場合がある。
さらに、上記カラー複写機では、図7及び図8に示すように、所定のタイミングで、プロセスコントロールサイクル時のプロセスコントロール用のパッチ91や、レジストコントロールサイクル時のレジストコントロール用のパッチ92が、中間転写ベルト25上に形成されるが、当該プロセスコントロール用のパッチ91や、レジストコントロールサイクル時のレジストコントロール用のパッチ92は、転写用紙34上に二次転写されることなく、中間転写ベルト用のクリーニング装置60によって除去される。
その際、二次転写ロール33は、中間転写ベルト25上に形成されたプロセスコントロール用のパッチ91や、レジストコントロールサイクル時のレジストコントロール用のパッチ92と直接接触するため、二次転写ロール33の表面には、中間転写ベルト25上に形成されたプロセスコントロール用のパッチ91や、レジストコントロールサイクル時のレジストコントロール用のパッチ92を形成するトナーが多量に付着することになる。
また、上記カラー複写機では、二次転写ロール33の表面に付着したトナーを、中間転写ベルト25上に戻して、当該二次転写ロール33の表面をクリーニングするため、クリーニングサイクルとして、二次転写ロール33の表面に付着した正規帯電極性のマイナストナーを、中間転写ベルト25側に転写させる目的で、対向ロール31に所定のタイミングでプラスのバイアス電圧を印加するように構成されている。
ところで、転写用紙34の裏面汚れは、バイアス電圧の印加によるクリーニングサイクルで、中間転写ベルト25上に戻れなかったトナーが、画像形成時に、転写用紙34が二次転写位置に来ると、図9に示すように、ニップ圧力の増加、及びトナーと用紙との間の付着力の方がトナーと中間転写ベルト25との間の付着力よりも大きいことに起因して、二次転写ロール33の表面に付着したままのトナー100が、転写用紙34の裏面に付着することによって発生すると考えられる。
そこで、転写用紙34の裏面汚れを防止するためには、二次転写ロール33の表面に付着したトナー100の層数を少なくすることと、応力が集中しやすい発泡セル63の最表面のトナー100の量自体を少なくすることが効果的と想定される。
そこで、この実施の形態では、二次転写ロール33として、図5に示すように、その表面に開口した発泡セル63を多数有する多孔質弾性体62からなるものを用いているとともに、当該二次転写ロール33の表面には、図10に示すように、導電性ブラシ64を圧接するように構成されている。
そして、まず、上記二次転写ロール33の表面に圧接する導電性ブラシ64によって、図10に示すように、当該二次転写ロール33の表面に付着したトナー100を拡散することにより、二次転写ロール33の表面に付着したトナー100の層数を少なくするとともに、二次転写ロール33の表面に付着したトナー100を発泡セル63内に移動させることで、転写用紙34の裏面に付着し易いトナー100自体を少なくする。
次に、上記導電性ブラシ64の先端部に付着したトナー100は、当該導電性ブラシ64の先端部が二次転写ロール33表面の発泡セル63を通過する際に、図11に示すように、この発泡セル63によってクリーニングされ、導電性ブラシ64の先端部に付着したトナー100が除去される。
さらに、未転写トナー像やトナーパッチのように、大量のトナーが二次転写ロール33の表面に付着した場合でも、この大量のトナー100は、導電性ブラシ64によって除去されて、当該導電性ブラシ64に一時的に保持されるため、転写用紙34の裏面汚れが極端に発生するのを回避することができる。また、上記導電性ブラシ64によって除去された大量のトナー100は、二次転写ロール33表面の発泡セル63によって徐々に回収され、これらのトナー100は、正規帯電極性のトナー100であるため、ロール33表面の発泡セル63によって徐々に回収されるともに、次のクリーニングサイクルによって中間転写ベルト25の表面に転写され、中間転写ベルト用のクリーニング装置60によって除去されるようになっている。
なお、本発明者は、転写用紙34のジャム時に、中間転写ベルト25上に残留したベタ画像によって、転写用紙34の裏面汚れが発生しないことを実験によって確認している。
このように、上記カラー複写機では、多孔質弾性体からなる二次転写ロール33と、導電性ブラシ64との組み合わせという簡単な構成によって、装置が大型化したり、コストアップを招くことなく、しかも、メインテナンスが煩雑となることがなく、簡単な構成でロール状の転写部材の表面に付着したトナーを除去することができ、転写用紙34の裏面汚れを確実に防止することが可能となっている。
実験例
次に、本発明者は、上記実施の形態に係る画像形成装置の効果を確認するため、画像形成装置としてDocu Centre Color f450を改造して、図4に示すような二次転写ロール33と導電性ブラシ64とを組み合わせた機構を装着し、連続して200k(20万枚)のプリント動作を行う実験を行い、黒色のトナー帯と、レジコンパッチによる転写用紙34の裏面汚れの発生を確認した。なお、上記実験は、低温低湿環境下(温度10℃、相対湿度15%)において行った。
次に、本発明者は、上記実施の形態に係る画像形成装置の効果を確認するため、画像形成装置としてDocu Centre Color f450を改造して、図4に示すような二次転写ロール33と導電性ブラシ64とを組み合わせた機構を装着し、連続して200k(20万枚)のプリント動作を行う実験を行い、黒色のトナー帯と、レジコンパッチによる転写用紙34の裏面汚れの発生を確認した。なお、上記実験は、低温低湿環境下(温度10℃、相対湿度15%)において行った。
図12は上記実験の結果を示すグラフである。
この図12から明らかなように、導電性ブラシ64を設けた場合には、200k(20万枚)のプリント動作を行っても、転写用紙34の裏面汚れの発生が、問題とならないレベルであるグレード1.5未満であり、転写用紙34の裏面汚れの発生を確実に防止できることがわかった。
また、図13乃至図16は上記実験の開始時と終了時における転写用紙34の裏面汚れの発生レベルを示すグラフである。
これらの図13及び図14から明らかなように、初期的に転写用紙34の裏面汚れの発生グレードが、黒色のトナー帯が1.0以下であり、レジコンパッチが約1.0程度であり、共に良好であった。
また、これらの図15及び図16から明らかなように、200k(20万枚)のプリント動作後であっても、転写用紙34の裏面汚れの発生グレードが、黒色のトナー帯が1.0以下であり、レジコンパッチも1.5未満に抑えることができることがわかった。
なお、図13〜図16中、横軸は、パッチが通過するときに対向ロール31の芯金73に印加される転写ロール印加バイアス電圧を示している。
なお、図13〜図16中、横軸は、パッチが通過するときに対向ロール31の芯金73に印加される転写ロール印加バイアス電圧を示している。
実施の形態2
図17はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2では、導電性ブラシが、多孔質転写ロールの表面に圧接して回転自在な円筒形状に形成され、当該導電性ブラシと多孔質転写ロールの回転速度の速度比を、0.4以下に設定するように構成されている。
図17はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2では、導電性ブラシが、多孔質転写ロールの表面に圧接して回転自在な円筒形状に形成され、当該導電性ブラシと多孔質転写ロールの回転速度の速度比を、0.4以下に設定するように構成されている。
すなわち、この実施の形態2では、図17に示すように、導電性ブラシ64が回転自在な円筒形状に形成されており、この導電性ブラシロール64は、多孔質転写ロール33の表面に圧接して所定の回転速度で回転駆動されるように構成されている。なお、導電性ブラシロール64を構成するパラメータは、前記実施の形態1と同様に構成されている。
また、上記導電性ブラシロール64は、二次転写ロール33の表面速度に対して、速度差をもって回転駆動されるように構成されている。この導電性ブラシロール64は、二次転写ロール33の表面速度に対して、速度比が0.4以下となるように設定されている。
このように、導電性ブラシロール64は、二次転写ロール33の表面速度に対して、速度差をもって回転駆動されるように構成され、且つ速度比が0.4以下となるように設定することによって、図18に示すように、転写用紙34の裏面汚れをより一層効果的に防止することが可能となっている。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
15:感光体ドラム(像担持体)、25:中間転写ベルト(中間転写体)、33:二次転写ロール(ロール状の転写部材)、62:多孔質弾性体、64:導電性ブラシ。
Claims (4)
- 像担持体上に担持されたトナー像を、直接又は中間転写体に一旦転写した後、当該中間転写体から転写媒体に転写するロール状の転写部材と、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するように配置されたトナー拡散手段とを備えた画像形成装置において、
前記ロール状の転写部材として、導電性芯材の表面に発泡材料からなる多孔質弾性体を被覆した多孔質転写ロールを用い、前記ロール状の転写部材の表面に圧接するトナー拡散手段としてブラシ部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記多孔質転写ロールの発泡セルのセル径を、前記ブラシ部材のブラシ径よりも大きく設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記ブラシ部材は、前記多孔質転写ロールの表面に圧接するように固定配置されたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記ブラシ部材は、多孔質転写ロールの表面に圧接して回転自在な円筒形状に形成され、当該ブラシ部材と多孔質転写ロールの回転速度の速度比を、0.4以下に設定したことを特徴とする画像形成装置。
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