JP2007057973A - 画像形成装置の異常ビーム特定方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置の異常ビーム特定方法及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の発光部が配列された光源を用いて画像形成を行う場合に、画像デフェクトとして現れる異常な発光部を特定することを目的とする。
【解決手段】 光源の複数の発光部のうち連続して隣接する3つの発光部を使用して1つのパッチを形成し、該パッチの形成時に使用した発光部を1つオーバーラップさせて続く3つの発光部を使用して順次パッチを形成すると共に、ハーフトーン画像を形成することによってテストチャートを作成し(100)、ハーフトーン画像の筋を確認して(102)、筋がある場合には(104)、他のパッチに比べて濃度が異なるパッチNo.を特定して(106)、パッチ平均濃度と他のパッチに比べて濃度が異なるパッチの濃度を測定する(108、110)。そして、他のパッチに比べて濃度が異なるパッチのパッチNo.とその濃度値を用いて異常な発光部を特定して補正量を求めて補正する(112〜116)。
【選択図】 図9

Description

本発明は、画像形成装置の異常ビーム特定方法及び画像形成装置にかかり、特に、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の異常ビーム特定方法、及び該異常ビーム特定方法を適用した画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、部品精度や組み付けによるばらつき等によって、画像の濃度むらが発生してしまう。そこで、画像濃度むらを補正する種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1や特許文献2に記載の技術では、予め定めたパッチ画像を形成して、その濃度をスキャナ等を用いて読み込んだ後に、濃度を補正することが提案されている。
一方、レーザプリンタ、デジタル複合機等の光走査装置を用いた画像形成装置としては、近年、画像形成速度の高速化、画像の高画質化による高解像度化に伴い複数本の光ビームを偏向して、複数本の光ビームを同時に感光体の被走査面に走査するものが開発されており、このような画像形成装置に搭載される光走査装置の光源として、例えば、複数の発光部が一次元的に配列されたマルチビーム光源が使用されている。その代表的なものとして、アレイ化が容易な面発光レーザVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)が多く使用されるようになってきている。このVCSELは一般的に数本〜数10本の発光部を1チップに備えており、所要数の発光部を備えたVCSELを光走査装置におけるレーザ光源として用いることにより、画像形成に対する高速化、高画質化が実現可能になる。
特開2004−138609号公報 特開2001−66835号公報
しかしながら、複数の発光部を有するVCSEL等の光源では、各発光部のばらつきによって偏光方向がばらついてしまい、これによって、光源から感光体までの光路に設けられた光学系等の反射率が変化して、図12(B)に示すように、各発光部に対応する光量が変動してしまう。なお、図12(A)では、32本の発光部が正常の場合を示し、図12(B)は、異常な発光部を含む場合を示す。
異常な発光部を含む場合には、図12(B)に示すように、光量が平均光量に対して増減する。この時、連続2個以上異常な発光部があると筋になり、平均光量に対して20%以上の光量差があるとハーフトーン画像で筋等の画像デフェクトを目視できる。
そして、従来の特許文献1や特許文献2に記載の技術では、複数本のレーザビームを出力するマルチビーム用いていないので、個々のビームの異常については考慮していない、という問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、複数の発光部が配列された光源を用いて画像形成を行う場合に、画像デフェクトとして現れる異常な発光部を特定することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、複数の発光部が配列された光源から照射される光ビームによって画像を形成する画像形成装置の異常ビーム特定方法であって、前記光源の複数の発光部のうち連続して隣接する所定数の発光部を使用して1つのパッチを形成し、該パッチの形成時に使用した発光部をオーバーラップさせて続く所定数の発光部を使用して順次次のパッチを形成することによってテストチャートを作成する作成ステップと、前記作成ステップで作成した前記テストチャートの各パッチの濃度を比較して、濃度変動のあるパッチを特定するパッチ特定ステップと、前記作成ステップで作成した前記テストチャートの各パッチの平均濃度を測定する平均濃度測定ステップと、前記パッチ特定ステップで特定したパッチの濃度を測定する測定ステップと、前記平均濃度測定ステップで測定した前記平均濃度と、前記測定ステップで測定した濃度変動のあるパッチの濃度とに基づいて、前記光源の複数の発光部のうち異常なビームを発光する発光部を特定する異常特定ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、作成ステップでは、光源の複数の発光部のうち連続して隣接する所定数の発光部を使用して1つのパッチを形成し、該パッチの形成時に使用した発光部をオーバーラップさせて続く所定数の発光部を使用して順次次ぎのパッチを作成することによってテストチャートを作成する。例えば、作成ステップは、請求項4に記載の発明のように、光源の複数の発光部のうち連続して隣接する3つの発光部を使用して1つのパッチを形成し、該パッチの形成時に使用した発光部を1つオーバーラップさせて続く3つの発光部を使用して順次パッチを形成することによってテストチャートを作成する。すなわち、1〜3までの発光部で1つのパッチを作成し、次のパッチを3〜5までの発光部で作成し、順次パッチを作成する。
パッチ特定ステップでは、作成ステップで作成したテストチャートの各パッチの濃度を比較して、濃度変動のあるパッチを特定する。
平均濃度測定ステップでは、作成ステップで作成したテストチャートの各パッチの平均濃度を測定し、測定ステップでは、パッチ特定ステップで特定したパッチの濃度を測定する。例えば、スキャナ等や濃度検出センサ等を用いて各パッチの平均濃度やパッチ特定ステップで特定したパッチの濃度を測定する。
そして、異常特定ステップでは、平均濃度測定ステップで測定したテストチャートの各パッチの平均濃度と、測定ステップで測定した濃度変動のあるパッチの濃度とに基づいて、光源の複数の発光部のうち異常なビームを発光する発光部を特定する。
すなわち、光源の複数の発光部のうち連続して隣接する所定数の発光部を使用して1つのパッチを形成し、該パッチの形成時に使用した発光部をオーバーラップさせて続く所定数の発光部を使用して順次次ぎのパッチを作成することによって作成したテストチャートは、濃度変動が現れているパッチの濃度を測定することで、濃度変動が現れているパッチの組合わせと測定した濃度値の組み合わせを見つけることによって、画像デフェクトとして現れる異常な発光部を特定することができる。従って、複数の発光部が配列された光源を用いて画像形成を行う場合に、画像デフェクトとして現れる異常な発光部を特定することができる。
なお、請求項2に記載の発明のように、異常特定ステップによって特定した異常なビームを発光する発光部の補正量を求めて補正する補正ステップを更に含むようにしてもよい。すなわち、補正ステップで画像デフェクトとして現れる異常な発光部の光量を補正することができるので、画像デフェクトを抑制することができる。
また、作成ステップは、請求項3に記載の発明のように、ハーフトーン画像を更に形成することによってテストチャートを作成し、ハーフトーン画像に筋がある場合に、派値特定ステップ、平均濃度測定ステップ、測定ステップ、異常特定ステップを行うようにしてもよい。すなわち、ハーフトーン画像を確認することによって画像デフェクトを検出することができ、画像デフェクトが発生している場合に、パッチ特定ステップ、平均濃度測定ステップ、測定ステップ、異常特定ステップを行うことで異常な発光部を特定する。これによって効率的に異常な発光部の特定が可能となる。
請求項5に記載の画像形成装置は、複数の発光部が配列された光源から照射される光ビームによって画像を形成する画像形成装置であって、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置の異常ビーム特定方法によって求めた異常なビームを発光する発光部の補正量に基づいて、前記光源の各発光部の光量をそれぞれ調整する調整手段を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置の異常ビーム特定方法によって、発光部の補正量を求めることができ、当該発光部の補正量を調整手段によって調整することが可能となり、画像デフェクトを補正することができる。
なお、請求項6に記載の発明のように、異常なビームを発光する発光部の補正量を入力するための入力手段を更に備えて、入力手段の入力に応じて調整手段による光量調整を行うようにしてもよい。
また、プリンタ等に適用する場合には、請求項7に記載の発明のように、テストチャートの各パッチと各パッチに対応する光源の複数の発光部を特定するための情報が付加された、テストチャートを表す画像データを、テストチャートの作成時に受信する受信手段を更に備えるようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、複数の発光部が配列された光源を用いて画像形成を行う場合に、画像デフェクトとして現れる異常な発光部を特定することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の全体構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置10は、図1矢印A方向に定速回転する感光体ドラム12を備えている。なお、この感光体ドラム12の回転方向(図1矢印A方向)が副走査方向に対応する。
この感光体ドラム12の周囲には、感光体ドラム12の回転方向に沿って、帯電器14、光走査ユニット16、現像器18、転写ローラ20、クリーナ(図示省略)、イレーズランプ(図示省略)が順位配置されている。
すなわち、感光体ドラム12は、帯電器14によって表面が一様に帯電された後、光走査ユニット16によって光ビームが照射されて、感光体ドラム12上に潜像が形成される。なお、光走査ユニット16からの光ビームの出力は、後述する制御装置46(図3参照)に制御されて画像データに基づいて光ビームを出力する。
感光体ドラム12上に形成された潜像は、現像器18によってトナーが供給されて現像され、感光体ドラム12上にトナー像が形成される。感光体ドラム12上のトナー像は、転写ローラ20によって、用紙トレイ22から1枚ずつ取り出されて、用紙搬送ベルト24によって搬送されてきた用紙Pに転写される。転写後に感光体ドラム12に残留しているトナーはクリーナ(図示省略)によって除去され、イレーズランプ(図示省略)によって除電された後、再び帯電器14によって帯電されて、上述の動作が繰り返される。
一方、トナー像が転写された用紙Pは、加圧ローラ26Aと加熱ローラ26Bからなる定着器26に搬送されて定着処理が施される。これにより、トナー像が定着されて、用紙P上に所望の画像が形成される。画像が形成された用紙Pは装置外へ排出される。
図2は、光走査ユニット16の構成を示す図である。
光走査ユニット16は、複数の発光部(本実施の形態では32個)が1チップ上に配列された光源(例えば、VCSEL)28を有し、光源28から出力された光ビームがハーフミラー30を介して回転多面鏡32に入射される。回転多面鏡32に入射された光ビームは、f−θレンズ34や折り返しミラー36等の光学系を介して、感光体12上に照射される。この時、回転多面鏡32の回転によって主走査される。
一方、ハーフミラー30によって反射された光ビームは、モニタフォトダイオード38に入射され、モニタフォトダイオード38によって光源28の各発光部の光量がモニタされるようになっている。なお、光量をモニタする際には、光源28は、複数の発光部をそれぞれ個別に点灯して光量をモニタする。
図3は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10の制御系の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10の制御系は、制御装置40を備えており、画像形成装置10の動作を統括的に制御する。
制御装置40には、LD駆動回路42、用紙搬送系44、スキャナ装置46、及び操作パネル48が接続されており、画像形成指示と共に、画像データが制御装置40に入力されると、LD駆動回路42及び用紙搬送系44を制御装置40が制御して画像形成を開始する。すなわち、用紙搬送系44を制御して用紙トレイ22から1枚ずつ用紙を取り出して搬送すると共に、光走査ユニット16からの光ビームの出力を制御して感光体ドラム12に潜像を形成して現像し、現像したトナー像を用紙搬送系44によって搬送される用紙に転写することによって画像形成が制御される。
スキャナ46は、反射原稿等の原稿を読み取って、読み取った原稿画像を制御装置40に入力する。そして、制御装置40が、原稿画像に基づく画像形成を形成するように制御することによって原稿の複写を行うことができる。
操作パネル48は、スキャナ46による原稿の読取りや画像形成装置10の各種設定(光源28の補正値の設定等)や画像開始指示等を入力するための入力手段とされ、入力内容を制御装置40に出力する。
なお、スキャナ46は、予め定めたパッチ等を画像形成した用紙を読み取って、読み取った結果を制御装置40に入力して、光源28の補正に利用するようにしてもよい。
図4は、LD駆動回路42の構成を示す図である。
光源28の各発光部はそれぞれ半導体レーザダイオードLDからなり(以下、各発光部LDと記す)、ドライバ回路(LDD)50にそれぞれ接続され、各LDD50によって各発光部LDが発光される。
各LDD50は、コンパレータ52が接続されており、コンパレータ52は、予め定めたレファレンス電圧(Vref)54と、発光部LDの光量を検出する上述のモニタフォトダイオード38によって検出されアンプ(AMP)56によって増幅された光量の検出結果とが入力される。そして、コンパレータ52は入力されたそれぞれの値を比較して、モニタフォトダイオード38の検出結果がレファレンス電圧54となるようにLDD50に信号を入力する。
また、LD駆動回路42には、加減算器58及びセレクタ60が設けられており、セレクタ60によって補正対象の発光部LDを選択して、セレクタ60によって選択した補正対象の発光部LDのレファレンス電圧54を、光量の変動分の電圧オフセット62を付加するようになっている。
ここで、上述のような画像形成装置において、複数の発光部を有する光源28の各発光部LDの異常検出について考察する。
本実施の形態では、画像形成装置10で図5に示すようなテストチャート64を作成する。図5では、ハーフトーン画像部66とNo.1〜16のパッチ68を1セットとし3セットを描いたものを示す。
No.1〜16のパッチ68は、光源28の複数の発光部LDのうち連続して隣接する3つの発光部LDを使用して1つのパッチ68を作成し、続くパッチ68は前のパッチ68で使用した発光部LDを1つ使用して、当該発光部LDに連続して隣接する3つの発光部LDを使用して作成し、順次同様にしてNo.16までのパッチ68を作成する。すなわち、パッチNo.と発光部LDの関係は、図6に示すようになっている。図6では、シャドー部が発光部LDの発光する箇所を示し、横方向に発光部LDを縦方向にパッチNo.を示す。
図7は、上述したように連続3つの発光部LDで作成したパッチ68の場合の発光部LDの光量変化率に対する濃度変動を示す図である。
図7に示すように、悪い発光部LDの光量変化率が10%で悪い発光部数が連続して1個、2個、3個、4個の場合には、それぞれ1.03、1.07、1.1、1.17、すなわち3%、7%、10%、17%の濃度変動があることを示している。同様に、悪い発光部LDの光量変化率が20%で悪い発光部数が連続して1個、2個、3個、4個の場合には、それぞれ7%、13%、20%、33%の濃度変動があり、悪い発光部LDの光量変化率が30%で悪い発光部数が連続して1個、2個、3個、4個の場合には、それぞれ10%、20%、30%、50%の濃度変動がある。
本実施の形態では、光源28が1チップ上に複数の発光部が配列されたものを用いており、偏光のばらつきによって発生する各発光部LDの光量変動は、10%〜30%程度とされている。また、1チップ上に複数の発光部LDが配列されているので、偏光のばらつきによって発生する光量変動は、1チップ上では同一ばらつきとなり、ある発光部LDの光量変動が10%であれば、他の発光部LDで光量変動があったとしても10%の光量変動となり、異なる変動率の発光部LDが1チップ上に存在することはない。
ところで、上述したように、複数の発光部LDを有する光源28を用いて画像形成を行った場合には、連続2個以上の光量が変動する発光部LDが存在して、平均光量に対して20%以上の光量差があると画像デフェクトとして現れる。
そこで、本実施の形態では、20%以上の光量変動が連続して2個以上発生する場合を検出することを前提として各発光部LDの異常検出を行うものとする。すなわち、13%未満の濃度変動については画像デフェクトを目視で確認できないので、13%以上の濃度変動を有する発光部LDを異常として検出するものとして説明する。
例えば、図8(A)に示すように、発光部1、2が異常である場合に、パッチ濃度を測定するとパッチNo.1と16に濃度変動が現れる。ここで、パッチNo.1とNo.16に濃度変動が発生する場合の組み合わせを考えると、発光部1のみが異常である場合と、発光部1、2が異常である場合と、発光部32、1が異常である場合と、発光部32、2が異常である場合とが考えられる。
発光部1のみが異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1、16は3%の濃度変動が共に現れ、発光部1のみが異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1、16は7%の濃度変動が共に現れ、発光部1のみが異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1、16は10%の濃度変動が共に現れる。
また、発光部1、2が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は7%、パッチNo.16は3%の濃度変動が現れ、発光部1、2が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は13%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部1、2が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.16は10%の濃度変動が現れる。
また、発光部32、1が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は3%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部32、1が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は7%、パッチNo.16は13%の濃度変動が現れ、発光部32、1が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は10%、パッチNo.16は20%の濃度変動が現れる。
さらに、発光部32、2が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は3%、パッチNo.16は3%の濃度変動が現れ、発光部32、2が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は7%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部32、2が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は10%、パッチNo.16は10%の濃度変動が現れる。
すなわち、パッチNo.1、16に濃度の異常が発生する発光部LDの組合わせと各濃度変動は、以下に示すようになる。
Figure 2007057973
ここで、発光部1が異常の場合と、発光部32、2が異常の場合とで同じ現象(濃度変動)として現れるが、画像デフェクトとして現れる条件として、20%以上の光量変動が2個以上連続するのを補正するために必要な発光部を考えると、どちらの場合も補正する必要がない。
従って、表1に示すように、補正が必要な考えられる組み合わせにおいて、全てが異なる現象(濃度変動)として現れるので、パッチ濃度を測定することによって、異常が発生している発光部LDを特定することができる。
なお、画像デフェクトとして現れる条件は、20%以上の光量変動が2個以上連続する場合であるので、20%以上の変動が2個以上連続するのは、図7に示すようにパッチ濃度の変動が13%以上であるので、パッチ濃度が13%未満の変動の場合には、OKと判断する。すなわち、図8(A)の場合では、表1に示すように、2個の発光部LDが連続して濃度変動が3%、7%となる場合があるが、光量変化率が10%が2つ連続した場合は、異常な発光部を特定できるものの、本実施の形態では、OKとして判断する。
また、図8(B)に示すように、発光部1、2、3が連続して異常である場合に、パッチ濃度を測定するとパッチNo.1、2、16に濃度変動が現れ、図8(C)に示すように、発光部1、2、3、4が連続して異常である場合に、同様に、パッチ濃度を測定するとパッチNo.1、2、16に濃度変動が現れる。
ここで、パッチNo.1、2、16に濃度変動が発生する場合の組み合わせを考えると、発光部32、1、2、3、4が異常である場合と、発光部32、1、2、3が異常である場合と、発光部32、1、2、4が異常である場合と、発光部32、1、3が異常である場合と、発光部32、1、4が異常である場合と、発光部32、3が異常である場合と、発光部1、2、3、4が異常である場合と、発光部1、2、3が異常である場合と、発光部1、3が異常である場合と、発光部32、2、4が異常である場合と、が考えられる。
発光部32、1、2、3、4が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は10%、パッチNo.2は7%、パッチNo.16は7%の濃度変動がが現れ、発光部32、1、2、3、4が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は13%、パッチNo.16は13%の濃度変動が現れ、発光部32、1、2、3、4が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は30%、パッチNo.2は20%、パッチNo.16は20%の濃度変動が現れる。
発光部32、1、2、3が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は10%、パッチNo.2は3%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部32、1、2、3が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は7%、パッチNo.16は13%の濃度変動が現れ、発光部32、1、2、3が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は30%、パッチNo.2は20%、パッチNo.16は20%の濃度変動が現れる。
発光部32、1、2、4が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は7%、パッチNo.2は3%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部32、1、3、4が異常で光量変化率20%変化する場合には、パッチNo.1は13%、パッチNo。2は7%、パッチNo.16は13%の濃度変動が現れ、発光部32、1、2、4が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は10%、パッチNo.16は20%の濃度変動が現れる。
発光部32、1、3が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は7%、パッチNo.2は3%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部32、1、3が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は13%、パッチNo.2は7%、パッチNo.16は13%の濃度変動が現れ、発光部32、1、3が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は10%、パッチNo.16は20%の濃度変動が現れる。
発光部32、1、4が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は7%、パッチNo.2は3%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部32、1、4が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は13%、パッチNo.2は7%、パッチNo.16は13%の濃度変動が現れ、発光部32、1、4が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は10%、パッチNo.16は20%の濃度変動が現れる。
発光部32、3が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1、2、16は共に3%の濃度変動が現れ、発光部32、3が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1、2、16は共に7%の濃度変動が現れ、発光部32、3が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1、2、16は共に10%の濃度変動が現れる。
発光部1、2、3、4が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は10%、パッチNo.2は7%、パッチNo.16は3%の濃度変動が現れ、発光部1、2、3、4が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は13%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部1、2、3、4が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は30%、パッチNo.2は20%、パッチNo.16は10%の濃度変動が現れる。
発光部1、2、3が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は10%、パッチNo.2は3%、パッチNo.16は3%の濃度変動が現れ、発光部1、2、3が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は7%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部1、2、3が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は30%、パッチNo.2は10%、パッチNo.16は10%の濃度変動が現れる。
発光部1、3が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1は7%、パッチNo.2は3%、パッチNo.16は3%の濃度変動が現れ、発光部1、3が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1は13%、パッチNo.2は7%、パッチNo.16は7%の濃度変動が現れ、発光部1、3が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1は20%、パッチNo.2は10%、パッチNo.16は10%の濃度変動が現れる。
発光部32、2、4が異常で光量変化率が10%変化する場合には、パッチNo.1、2、16は共に3%の濃度変動が現れ、発光部32、2、4が異常で光量変化率が20%変化する場合には、パッチNo.1、2、15は共に7%の濃度変動が現れ、発光部32、2、4が異常で光量変化率が30%変化する場合には、パッチNo.1、2、16は共に10%の濃度変動が現れる。
すなわち、パッチNo.1、2、16に濃度の異常が発生する発光部LDの組合わせと各濃度変動は、以下に示すようになる。
Figure 2007057973
ここで、発光部32、1,2、4が異常の場合、発光部32、1、3が異常の場合、発光部32、1、4が異常の場合の3種類が同じ現象(濃度変動)として現れるが、画像デフェクトとして現れる条件として、20%以上の光量変動が2個以上連続するのを補正するために必要な発光部を考えると、発光部32と発光部1が何れも連続しており、この2つを特定することができる。そして、この2つを補正してやれば、20%以上の光量変動が2個以上連続する場合がなくなるので画像デフェクトを抑制することができる。
また同様に、発光部32、3が異常の場合と発光部32、2、4が異常の場合が同じ現象として現れる。しかしながら、どちらも異常な発光部が連続していないので、画像デフェクトとして現れないので、補正する必要がないと判断する。
従って、画像デフェクトを抑制するために補正する必要のある発光部LDを特定することができる。なお、実際には、発光部LDが連続して5個以上異常が発生することはないので、上記の異常な発光部LDの組み合わせは、これを考慮した組み合わせのみを記載している。
次に、以上のことを考慮して、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10において、光量補正する際の補正方法について説明する。
図9は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置において、光量補正を行う際の補正方法を示すフローチャートである。
まず始めにステップ100では、テストチャート64を出力する。すなわち、図5に示したテストチャート64を出力する。
次にステップ102では、テストチャート64のハーフトーン画像部66の筋を確認して、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、筋があるか否かを判定する。すなわち、光源28の複数の発光部LDのうち20%以上の光量変動が2個以上連続する場合には、筋として目視で確認することができるので、これを判定し、該判定が否定された場合には、そのまま光量補正を終了する。
一方ステップ104の判定が肯定された場合には、ステップ106へ移行して、他のパッチ68に比べて濃度が異なる(濃い又は薄い)パッチNo.を特定する。例えば、スキャナ46で読み取って自動的に濃度の異なるパッチNo.を制御装置40の制御によって特定するようにしてもよいし、目視で確認して濃度の異なるパッチNo.を特定するようにしてもよい。
次にステップ108では、パッチ68の平均濃度を測定して、ステップ110へ移行して、濃度の異なるパッチ68の濃度を測定する。例えば、スキャナ46や濃度検出センサ等を用いて自動的にパッチの平均濃度と濃度の異なるパッチの濃度を測定するようにしてもよいし、オペレータが手動で測定するようにしてもよい。
続いて、ステップ112では、パッチNo.から異常な発光部を特定する。すなわち、上述したように、平均濃度に対して濃度が濃い又は薄いパッチから異常な発光部LDを特定する。異常な発光部LDの特定は、制御装置40が特定するようにしてもよいし、オペレータが特定するようにしてもよい。
そして、ステップ114では、異常な発光部LDの補正量を求めて、ステップ116へ移行して、異常な発光部LDの光量を補正して、再びステップ100に戻ってテストチャート64を出力して上述の処理を繰り返して、異常な発光部LDによる画像デフェクトが補正されたかを確認する。異常な発光部LDの補正が完了して、画像デフェクトが抑制されると、ステップ104の判定が肯定されて光量補正を終了する。なお、異常な発光部LDの光量の補正は、ステップ112で特定した異常な発光部LDを操作パネル48を用いて入力することによって、制御装置40がセレクタ60を制御し、セレクタ60によって異常な発光部LDを選択して、ステップ114で求めた補正量を異常な発光部LDに付加することで光量を補正することができる。
このように、本実施の形態では、光源28の複数の発光部LDのうち連続して隣接する3つの発光部LDを使用して1つのパッチ68を作成し、続くパッチ68は前のパッチ68で使用した発光部LDを1つオーバーラップさせて3つの発光部LDを使用して順次作成することで、複数の発光部LDを備えた光源28の補正すべき異常な発光部LDを特定することができ、かつ特定した異常な発光部LDを補正することができる。また、これによって、画像デフェクトを抑制することができる。
なお、上記の実施の形態では、多重露光は考慮していないが、例えば、2重露光の場合では、図10に示すように、発光部1と17が同じデータで同一ラインを印字し、以下発光部2と18・・・のように重ね合わせるようにしてもよい。この場合には、濃度パッチは重ね合わせた状態であるので、パッチ数は8個になり、パッチNo.1〜8の濃度を見て、発光部1から16の間で異常な発光部LDがあると見立てて補正する。そして、仮に発光部17、18、19が異常であったとしても発光部1、2、3で補正することも可能となる。
また、上記の実施の形態では、光源28の複数の発光部LDのうち連続して隣接する3つの発光部LDを使用して1つのパッチ68を作成し、続くパッチ68は前のパッチ68で使用した発光部LDを1つオーバーラップさせて3つの発光部LDを使用して順次作成することで、テストチャート64を作成したが、これに限るものではなく、例えば、4つ以上の所定数の発光部LDを使用して1つのパッチ68を作成し、続くパッチ68は前のパッチ68で使用した発光部LDを複数オーバーラップさせて所定数の発光部LDを使用して順次作成することで、テストチャート64を作成するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、上述のテストチャート64を出力する画像形成装置10の一例を説明したが、これに限るものではなく、複数の発光部LDを有する光源28を用いた画像形成装置であれば、本実施の形態に限定されるものではない。
また、上記の実施の形態では、複写機や複合機等を想定した例を示したが、プリンタに適用する場合には、テストチャート64の作成時に、テストチャートの各パッチNo.と各パッチに対応する光源28の複数の発光部LDを特定するためのタグ等の情報を付加したテストチャートを表す画像データを受信するようにすることによって、プリンタ等の画像形成装置に本発明を適用することができる。
更に、上記の実施の形態では、例えば、表2に示したように、同一のパッチが同一濃度変動として現れる異常な発光部LDの組合わせが複数発生する場合があり、画像デフェクトとして現れない異常な発光部LDを特定することができないことがあるが、これを解消するために、パッチNo1が発光部1〜3を用いて作成したパッチの他に、パッチNo.1で使用する発光部LDを1つずらして、発光部2〜4で作成し、順次ずらしてパッチを作成して、上述のテストチャート64と併せて2種類のテストチャートを作成するようにしてもよい。すなわち、図11に示すように、中心より左側に、上記の実施の形態のように発光部1〜3でパッチNo.1、発光部3〜5でパッチNo.2、・・・発光部31〜1でパッチNo.16を順次作成し、中心より右側に、パッチを形成する発光部LDを1つずつずらして、発光部2〜4でパッチNo.1、発光部4〜6でパッチNo.2、・・・発光部32〜2でパッチNO.16を順次作成する。そして、2種類のテストチャートのパッチの濃度差を確認して、それぞれの現象から画像デフェクトとして現れない異常な発光部LDも特定することができる。例えば、表2のように、パッチNo.1、2、16に濃度変動が現れる場合には、発光部32、1,2、4が異常の場合、発光部32、1、3が異常の場合、発光部32、1、4が異常の場合の3種類とで同じ現象(濃度変動)が現れたが、パッチを形成する発光部LDを1つずつずらして、テストチャートを作成することによって、上述の3種類の場合の濃度変動が現れるパッチNo.が変わると共にそれぞれの濃度変動が異なる値となるので、上記の実施の形態のテストチャート64に加えて、各パッチを作成する発光部LDを1つずつずらしてパッチを作成して、それぞれの現象を比較することによって、画像デフェクトとして現れない異常な発光部LDも特定することが可能となる。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の全体構成を示す図である。 光走査ユニットの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 LD駆動回路の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置で出力するテストチャートを示す図である。 テストチャートのパッチNo.と発光部の関係を示す図である。 連続3つの発光部で作成したパッチの場合の発光部の光量変化率に対する濃度変動を示す図である。 濃度変動があるパッチに基づく異常な発光部の特定を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置において、光量補正を行う際の補正方法を示すフローチャートである。 2重露光における、テストチャートのパッチNo.と発光部の関係を示す図である。 テストチャートのその他の例を示す図である。 (A)はVCSELの32本の発光部が正常な場合のモニタ光量を示し、(B)は異常な発光部を含む場合のモニタ光量を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
16 光走査ユニット
28 光源
58 加減算器
60 セレクタ
62 電圧オフセット
64 テストチャート
66 ハーフトーン画像
68 パッチ
LD 発光部

Claims (7)

  1. 複数の発光部が配列された光源から照射される光ビームによって画像を形成する画像形成装置の異常ビーム特定方法であって、
    前記光源の複数の発光部のうち連続して隣接する所定数の発光部を使用して1つのパッチを形成し、該パッチの形成時に使用した発光部をオーバーラップさせて続く所定数の発光部を使用して順次次のパッチを形成することによってテストチャートを作成する作成ステップと、
    前記作成ステップで作成した前記テストチャートの各パッチの濃度を比較して、濃度変動のあるパッチを特定するパッチ特定ステップと、
    前記作成ステップで作成した前記テストチャートの各パッチの平均濃度を測定する平均濃度測定ステップと、
    前記パッチ特定ステップで特定したパッチの濃度を測定する測定ステップと、
    前記平均濃度測定ステップで測定した前記平均濃度と、前記測定ステップで測定した濃度変動のあるパッチの濃度とに基づいて、前記光源の複数の発光部のうち異常なビームを発光する発光部を特定する異常特定ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成装置の異常ビーム特定方法。
  2. 前記異常特定ステップによって特定した異常なビームを発光する発光部の補正量を求めて補正する補正ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の異常ビーム特定方法。
  3. 前記作成ステップが、ハーフトーン画像を更に形成することによって前記テストチャートを作成し、ハーフトーン画像に筋がある場合に、前記パッチ特定ステップ、前記平均濃度測定ステップ、前記測定ステップ、前記異常特定ステップを行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置の異常ビーム特性方法。
  4. 前記作成ステップは、前記光源の複数の発光部のうち連続して隣接する3つの発光部を使用して1つのパッチを形成し、該パッチの形成時に使用した発光部を1つオーバーラップさせて続く3つの発光部を使用して順次パッチを形成することによってテストチャートを作成することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置の異常ビーム特定方法。
  5. 複数の発光部が配列された光源から照射される光ビームによって画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置の異常ビーム特定方法によって求めた異常なビームを発光する発光部の補正量に基づいて、前記光源の各発光部の光量をそれぞれ調整する調整手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 異常なビームを発光する発光部の補正量を入力するための入力手段を更に備え、前記入力手段の入力に応じて前記調整手段による光量調整を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記テストチャートの各パッチと各パッチに対応する前記光源の複数の発光部を特定するための情報が付加された、前記テストチャートを表す画像データを、前記テストチャートの作成時に受信する受信手段を更に備えることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
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JP2013223955A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Canon Inc 画像形成装置、テスト画像形成方法
JP2019084745A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 コニカミノルタ株式会社 補正値の算出方法、画像形成装置、プログラム及び検査画像

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