JP2007057951A - カメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 カメラモジュールを小型で軽量に構成し、かつ、小型に構成しても、光学センサから発せられる光の漏光の影響を排除したカメラモジュールを提供することが課題である。
【解決手段】第2のハウジング41の光学センサ16を取り付ける光学センサ取付用開口41fの近傍となる内壁に遮光壁41gを円筒カム30に接触しないように立設させる。あるいは、第2のハウジング41の光学センサ取付用開口41fの近傍となる内壁に弾性部材41hを貼付し、この弾性部材41hの第2のハウジング41に貼付した反対側の端部を円筒カム30に接触させる。
【選択図】図9

Description

本発明はカメラモジュールに関し、特に、小型軽量でかつ光学センサから発光される光の漏光の影響を排除したカメラモジュールに関するものである。
携帯電話などの携帯端末に使われるカメラモジュールは、オートフォーカス(AF)機能やズーム機能を要求され、さらに携帯端末そのものが小型化、軽量化を要求されているため、必然的にカメラモジュールも小型化・軽量化が望まれている。
しかしながら、このようにオートフォーカス(AF)機能やズーム機能を盛り込んだカメラモジュールを小型化する場合、用いられるズームレンズも小型に構成すると共に部品点数を減らす必要があるが、ズームレンズはその焦点距離を変化させるためにレンズを一定距離移動させる必要があり、さらに、レンズ移動用の駆動源やレンズの移動機構、駆動力をレンズの移動機構に伝えるギアなどがあって、小型化に際しては種々の工夫が必要である。
また、このようなレンズ移動用の駆動源やレンズの移動機構、駆動力をレンズの移動機構に伝えるギアなどをカメラモジュールに組み込む場合、カメラモジュールであるから、レンズを通して入射する光以外は遮断し、入射光も内部で反射してハレーションを起こしたりしないようにする必要がある。また、レンズの駆動制御においてレンズの位置や駆動量を検出するために、フォトインターラプタのように光を用いた光学センサが良く用いられるが、この光学センサの光が不要な部分に漏れ出さないようにすることも肝要である。
こういったカメラモジュールにおける遮光については、例えば特許文献1に、レンズ鏡筒の内周面に有底インナー溝が設けられ、該有底インナー溝以外に反射防止面を有するレンズ鏡筒において、有底インナー溝の底面、及び溝奥壁面を反射防止面としたレンズ鏡筒が開示されている。また、こういった小型のカメラモジュールにおいては、例え黒色塗装してもその塗装面が光を反射すると前記したように撮影光が内部で反射し、ハレーションを起こすことがあるから、鏡筒内に設けられたレンズ保持部材、レンズ鏡筒部材、移動部材、固定部材、バリア駆動レンズ等の、反射防止膜、遮光幕及び摺動性膜の少なくとも1つに微粒子を分散した電着塗料を用いた電着塗装膜を塗布し、基材への密着性を得ると共に遮光が行えるようにし、あわせて内部反射を防止するようにしたカメラモジュールも存在する(以下従来技術1と称する)。
また、小型化したカメラモジュールとしては、例えば特許文献2に、1つのモータで光学系側面に配置された円筒カムを駆動し、ズームレンズ枠とフォーカス用レンズ枠とを駆動するようにしたものが示されている。
特開平7−318777号公報 特開平7−63970号公報
しかしながら特許文献1に示されたものは、有底インナー溝が設けられた特殊なレンズ鏡筒に関するもので一般的なカメラモジュールではなく、また、従来技術1も、カメラモジュール内面全域にわたって電着塗料を塗布して遮光性と内部反射防止を行っているだけで、一般的な技術である。
さらに、特許文献2に記載された装置も、ビデオカメラに於けるカメラモジュールに関するもので比較的大型のものであり、前記したような携帯端末に組み込むカメラモジュールのように小型化に対する配慮はなされておらず、しかも内部反射を防止するものではない。
本発明においては、カメラモジュール内部に組み込まれた光学センサの発光素子から発せられる光の不要な部分への漏れを遮断し、撮像素子に被写体からの光以外の影響を与えないようにしたカメラモジュールを提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明におけるカメラモジュールは、光学レンズ群と、該光学レンズ群における複数のレンズを所定の方向に移動させて焦点調節及び/または撮影倍率を変更するレンズ移動機構を筐体に内包したカメラモジュールにおいて、前記筐体を構成するハウジングの一壁面に前記レンズ移動機構の移動量を検出する発光素子および受光素子を有する光学センサを取り付ける光学センサ取付用開口を設け、前記ハウジングの一壁面の該光学センサ取付用開口近傍の内壁に遮光部材を形成したことを特徴とする。さらに、前記遮光部材を弾性部材とし、該弾性部材を前記移動機構に接触させることを特徴とする。
このように、光学センサ取付用開口の近傍に遮光部材を形成することにより、光学センサから発せられる光の不要な部分への漏れを遮断部材で遮断することができるようになる。さらに、遮光部材を弾性部材として移動機構に接触させることにより、光学センサから発せられる光の不要な部分への漏れをより確実に遮断することができるようになる。
本発明によれば光学センサからの漏光の影響を排除したカメラモジュールを提供することができる。
以下、図面を参照して実施形態の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は実施形態になるカメラモジュールの一例を示す斜視図、図2は実施形態になるカメラモジュールで用いられる筐体の第1のハウジングを示す斜視図、図3は図2に示す第1のハウジングの平面図、図4は図2に示す第1のハウジングにシャフトを装着する状態を示した斜視図、図5は図4に示すシャフトにギアを装着する状態を示す斜視図、図6は図4に示すシャフトにギアを装着した後の状態を示す斜視図、図7(a)は図2に示す第1のハウジングに組み込まれる光学レンズ系及び円筒カムを示す斜視図、図7(b)は図7(a)の光学レンズ系の方向を変えた状態を示す斜視図、図8は図7に示す光学レンズ系及び円筒カムを第1のハウジングに組み込んだ状態を示す斜視図、図9は光学センサ取付用開口近傍を示す断面図、図10はレンズホルダ(レンズ保持部材)の上面図(A)と下面図(B)、図11は第1のハウジングにレンズホルダを組み込んだときの斜視図、図12は駆動用モータが取り付けられる第2のハウジングをフレキシブル基板とともに示す斜視図、図13は駆動用モータを第2のハウジングに形成された切り欠き部の外縁に固定した状態を示す斜視図、図14は駆動用モータを第2のハウジングに形成された切り欠き部の外縁に固定した状態をフレキシブル基板とともに示す斜視図、図15はCCDの取り付けを説明するための斜視図、図16はCCD基板へのフレキシブルケーブル取り付けを説明するための斜視図、、図17はフレキシブルケーブル取り付け部の概略図、図18はフレキシブルケーブル取り付け部の詳細図、図19は実施形態によるカメラモジュールが組み込まれた携帯電話機の一例を概略的に示す図である。
図中同一要素には同一番号が付してあり、図1において11は、例えばフッ素入りポリカーボネイトで成形されて、内部を黒色塗装、黒色加工、黒色のテープを貼ること、弾性体表面やモータ外周の黒色塗装、黒色加工、黒色のテープを貼る、あるいは表面を粗くすることや、これらを組み合わせて行う光低反射加工や、弾性体の全部または外周やモータのケーシングの全部または外周を光低反射率材料で構成して光低反射率としたカメラ筐体(以下単に筐体と呼ぶ)で、以下に説明する部品も、黒色塗装、黒色加工、黒色のテープを貼ること、表面を粗くすることやこれらを組み合わせて行う光低反射加工して光低反射率とする。12は光学レンズ系、13はレンズ駆動機構、11aは筐体11に形成された切り欠き(開口部)部、14で示した斜線部は切り欠き部(開口部)11aを覆うカバー板(遮光部材)、15はCCDで、CCD基板15aに搭載されて筐体11の底面側に配置され、光学レンズ系12を介して受光した光を電気信号に変換する。16は筐体11の側面に取り付けられる基板上に設けられた光学センサ(発光素子及び受光素子)で、この光学センサ16は、後述するが例えば円筒カム30に設けられた例えば円筒部30aの外周面とその色が異なる基準線を検出し、円筒カムの回動位置または回動角度、もしくは回動量等を検出して、光学レンズ系12の基準位置及び基準位置からの移動量を算出するものであればよい。さらにこの光学センサ16を載置した基板は、第2のハウジング41における一側壁41cに設けられた開口(切り欠き部)41f(図12参照)を遮蔽する遮蔽板を兼用する。
なお、本実施例では、レンズ移動機構として円筒カムを用い、光学センサにより該円筒カムの回転、回動角度、もしくは回動量等を検出する場合について説明するが、他のレンズ移動機構を用い、その用いたレンズ移動機構の移動量・回転量等を光学センサにより検出するような構成であればよい。
図2、図3、図11において、11bは筐体11に形成された切り欠き部、21は筐体11を構成する第1のハウジングで、この第1のハウジング21は、その上面に連続して厚肉とした第1の側壁部21a及び第2の側壁部21bを有しており、その厚肉部21a、21bにおけるそれぞれの両側は切り欠き部(開口部)11a、11bとなっている。22は第1のハウジング21のベース部(図2において上面)に収納される光学レンズ系(図2には示さず)の保持部としての開口部、22aはこの開口部22の内周面に径方向内側に延ばした環状体、22bはこの環状体22aの径方向内側に突出して所定の角度間隔で複数形成されている(図示の例では三箇所に形成されているが、その内の1つは隠れている)基準面部、22cはレンズを中心位置に位置決めするための位置決め凸部、22dはレンズホルダ34を進入させるための切り欠き部、23は、この筐体部21の図中上方に突出させて複数形成された基準点部で、図示の例では3箇所に形成されている。
図4において、24は前述の開口部22に近接して形成され、第1のハウジング21のベース部に搭載されるレンズ駆動機構(図4には示さず)の搭載部で、この搭載部24には、後述する円筒カムが取り付けられるカム載置部27、及びカム載置部27に近接して上方に突出する軸体28が形成されている。25a、25bは開口部22の外縁側のベース部に約180度の間隔をおいて形成された第1及び第2の孔部、25c、25dは搭載部24に形成された第3及び第4の孔部、26a、26b、26c、26dは例えばステンレスで作った第1、第2、第3、第4のシャフトで、これらシャフト26a〜26dはその順に長さが短くなっており、このうち26a、26bのシャフトは光学レンズ系(図4には示さず)をガイドするガイド部材として第1の孔部25a及び第2の孔部25bに挿入され、26c、26dのシャフトは第3の孔部25c及び第4の孔部25dに挿入されてギアが装着される。46は、第1のハウジング21の厚肉とした隅部に設けられ、後記する第2のハウジング41をネジ(図示せず)によって合体させるときのボルト取付部としてのネジ孔である。
図5において29a〜29dは、第3、第4のシャフト26c、26dに破線矢印で示すように挿入するギアで、第3のシャフト26cには第1のギア29aが挿入され、その第1のギア29a上には第2のギア29bが挿入される。また、第4のシャフト26dには第3のギア29cが挿入され、軸体28には第4のギア29dが挿入される。そして第2のギア29bと第3のギア29cが噛み合い、第3のギア29cと第1のギア29aが噛み合い、第1のギア29aと第4のギア29dが噛み合って駆動力が伝達され、これら第1〜第4のギア29a〜29dを組み込むと、図6に示す状態となる。45は第1のハウジング21に於ける第1の側壁部21aが後記する第2のハウジング41の壁部44と接する壁部、47は第1のハウジング21と第2のハウジング41を接着するため、第1のハウジング21における前記ボルト取付部46と略対角に設けられた接着固定部、58は第1のハウジング21と第2のハウジング41を組み合わせて固定したとき、図14に示したように凹部を形成してCCD15を搭載したCCD基板15aを接着するときの接着剤溜まりである。
ここで、接着に用いる接着剤につき、本実施形態においては、前記したように固着後に収納ケース(筐体11)内面に接着剤が及ぶ可能性があるために、光低反射材料を含有させる、あるいは固着後の接着剤表面を光低反射加工して接着剤よりも低反射率とし、強い撮影光が光学レンズに入射した場合でも、反射してハレーションを起こすことを防止できるようにしてある。具体的には、接着剤として紫外線硬化接着剤、瞬間接着剤、熱硬化接着剤、エポキシ樹脂等を用い、例えば接着剤に黒色の顔料等を接着強度が落ちない程度に含有させたり、固着後の接着剤表面を黒色に塗装したり、シールドしたり、黒色のテープを貼り付けることで光低反射とすればよい。また、本箇所以外の収納ケース内での接着および/または収納ケース上のケース内にまで至る接着に用いる接着剤についても同様である。
図7、図8、図9、図10において、30は第1のハウジング21に組み込まれるレンズ駆動機構13を構成する円筒カム(カム部材)で、この円筒カム30は金属、樹脂、フッ素を含む樹脂などで略円筒形状に形成され、円筒部30aとこの円筒部30aの外周面に形成された螺旋状体30bとを有しており、この螺旋状体30bには、図中上側に位置する面30cと下側に位置する面30dとが規定されて、面30cはズーム・フォーカス面として、面30dはズーム面として用いられ、更に下端には、第1のハウジング21の外縁部に設けられたカム載置部27の軸受け部に挿入する挿入端30eを備えている。
例えば、円筒部30aの光学センサ16と対向する面(本実施例では、円筒部30aの上端近傍)を加工することで、光学センサ16の受光素子での受光量を可変させ、この受光量の変化によって円筒カム30の回動位置、回動角度、もしくは回動量等を検出すればよい。
以下、加工の具体例を示す。
(1)図中上下方向に延びて、円筒部30aの外周面と色が異なる、あるいは反射率が異なる基準線を形成する。
(2)反射率の差を作るための表面処理加工をする。具体的には、面30fのみ金属蒸着等により鏡面加工や色塗装(例えば、白色塗装)を施したり、面30f以外の面を梨地処理したり、面30fに円筒部30aと異なる反射率の部材(例えば、ミラー)を貼付したりする。
(3)反射率の差を作るための形状処理加工をする。具体的には、面30fに突起を設けて光学センサ16までの距離を変えたり、面30f以外の面に凹部、孔部、あるいは溝部を形成して光学センサまでの距離を変えたり、面30f以外の面に凹部、凸部、あるいは凹凸部を形成して光学センサから入射光の反射光路を変えたりする。
また、本実施例では、基準線または面30fの反射率を高くするための加工について説明したが、光学レンズ系12や円筒カム30が基準位置、あるいは基準エリアに位置している時に、基準線または面30fが光学センサ16に対向する位置に来ていることが好ましい。なお、基準位置としては、収納位置(光学レンズ系の非駆動、非ズーム位置)、予め決められたズーム位置、無限の焦点位置、至近の焦点位置、あるいは任意の焦点位置等であればよく、これらを組み合わせて複数の基準位置を設けてもよい。また、基準エリアとしては、収容エリア、ズームエリア、任意の焦点エリア等であればよく、これも組み合わせて複数の基準エリアを設けてもよい。
さらに、他の例として、図示しないが光学センサ16の対向する位置を円筒カム30の螺旋状体30bが存在する位置に配設し、光学センサ16で螺旋状体30bの有無を検出するようにしてもよい。その場合、オン時に光学センサ16に対向する円筒カム30の表面(螺旋状体30bまたは底部)、あるいはオフ時に光学センサ16に対向する円筒カム30の表面(底部または螺旋状体30b)を加工することで、光学センサ16のオンとオフ時の受光量の差をより大きくすることが好ましい。加工の具体例としては、反射率を上げて受光量を増すために、オン時の対向する表面に金属蒸着等により鏡面加工や色塗装(例えば、白色塗装)を施したり、ミラーを貼付したり、反射率を下げて受光量を減らすために、オフ時の対向する表面を梨地処理することが挙げられる。
31、32は光学レンズ系12を構成する円環状の第1及び第2のレンズ体、33、34はこの第1及び第2のレンズ体31及び32のレンズホルダ(レンズ保持部)、33a、33bは、レンズホルダ33の外周面の径方向外側に突出して形成され、このレンズホルダ33の光軸方向移動をガイドするガイド軸たるシャフト26a、26bを挿通させる支持腕部、33cは円筒カム30に当接するカム当接体、34a、34bは支持腕部33a、33bと同様に、レンズホルダ34の光軸方向移動をガイドするガイド軸たるシャフト26a、26bを挿通させるため外周面の径方向外側に突出して形成されている支持腕部、34cは円筒カム30に当接するカム当接体、34dは切り欠き部、35、36はレンズホルダ33及び34によって保持されている光学レンズ(光学レンズ群)、37はレンズホルダ33及び34を連結させて互いに引き合う方向に付勢するバネ部材である。なお、この支持腕部33b、34bとカム当接体33c、34cは、レンズホルダ33の光軸を中心とする円周上に所定角度θ(図10(B)参照)を有し、かつ、支持腕部33b、34bとカム当接体33c、34cとが光軸方向に投影してみたとき、少なくとも一部が重なるような位置に配されている。
ここで、バネ部材37について図7(b)を用いて説明する。なお、本実施例ではバネとしたが、他の弾性を有する部材のものを使用してもよい。バネ部材37は、レンズホルダ33及び34間に弾性体として係架することで両ホルダをシャフト26a、26bに対して安定的に片寄せして係止状態を保持できるような構成としている。ここで、バネ部材37は、前記したように、表面を光低反射加工または光低反射材料で構成し、強い撮影光が光学レンズに入射した場合でも、反射してハレーションを起こすことを防止できるようにしてある。
図9は、光学センサ16(光学センサ取付用開口41f)近傍の断面図を示すが、本発明は第2のハウジング41の光学センサ取付用開口41f近傍の内壁に遮光部材を形成したことを特徴とする。図9(a)は、遮光壁41gを円筒カム30に接触しないように図面上の上面が所定の角度を形成するように立設させた状態を示す図であり、遮光壁41gを第2のハウジング41と一体成形で形成してもよく、遮光壁41を第2のハウジング41に貼付してもよい。図9(b)は、弾性部材41hを貼付し、貼付側と反体の端部を円筒カム30に接触させた状態を示す図である。この弾性部材は、ゴム材やスポンジ材の光学センサ16の光学素子から発せられる光を透過しないものを用いればよい。両図のいずれにおいても、光学センサ16の発光素子から発せられる光を円筒カム30のみに当てることができ、光学センサ16と円筒カム30との間から漏光してしまう影響を排除できるようになる。特に、図9(b)に示す弾性部材41hのように円筒カム30に接触させると、より漏光が少なくなる。
なお、少なくとも光学センサ16の光が入射する面、すなわち円筒カム30に対向する面には、黒色塗装、黒色加工、黒色のテープを貼ること、あるいは表面を粗くすること、さらにはこれらを組み合わせて行う光低反射加工を行ったり、遮光部材そのものを光低反射率材料で構成することにより、より漏光を少なくすることができる。また、円筒カム30に対向しない面も上述の加工を行ったり、遮光部材そのものを光低反射率材料で構成することにより、レンズを通して入射する光に対しても反射してハレーションを起こしたりしないようにすることができる。
図12、図13、図14において、38はレンズ駆動機構13を構成する駆動用モータ(例えば、ステッピングモータ)で、このモータ38も、前記したように、外周を黒色塗装、黒色加工、黒色のテープを貼ること、モータの表面を粗くすることや、これらを組み合わせて行う光低反射加工や、モータのケーシングの全部または外周を光低反射率材料で構成して低反射率とし、強い撮影光が光学レンズに入射して反射してハレーションを起こすことを防止できるようにしてある。38aは駆動用モータ38のモータ軸に取り付けたギアで、この駆動用モータ38は、図12においてギア38a側を下向きにして図8に示す第3のギア29c上に配置され、この際ギア38aは第2のギア29bと噛み合う。39は駆動用モータ38の側面に配置されているフレキシブル基板40の取り付け部で、このフレキシブル基板40の他側には、前述の光学センサ16が備えられて円筒カム30と対面し、駆動用モータ(例えば、ステッピングモータ)38が取り付けられるモータベース部として用いられる第2のハウジング41の外側に引き出されている。41aは駆動用モータ38の底部(軸ギア側の面)が搭載されて位置決めを行う支持面部、41bは支持面部41aに形成されている開口孔部で、第3のギア29cと噛み合う駆動用モータ38の軸ギアが挿入される。41cは第2のハウジング41の一側壁、41dはこの一側壁41cに形成されている孔、41e(図15)で示した斜線部は切り欠き部11bを遮光するためのカバー板(遮光部材)、41fは円筒カム30に設けられた基準線を検出する光学センサ16を取付る開口(切り欠き部)、42は第2のハウジング41の側面に上下方向に延び、上端が開放されている切り欠き部(開口部、図13、図14参照)で、この切り欠き部42付近では、第2のハウジング41の側壁は肉薄状態となっており、また、切り欠き部42の幅は、駆動用モータ38の径よりも小さくなっている。さらに本実施形態のカメラモジュールは、開口41f、開口部42の他に、図2に示すように切り欠き部(開口部)11a、11bとが設けられている。そして、レンズホルダ33及び34の光軸と垂直な面における第2のハウジング41の奥行き方向長さは、円筒カム30の直径と駆動用モータ38の直径とを加えた長さに略等しくしてある。斜線で示した43(図14参照)はカバー板で、フレキシブル基板40の引き出し部分を閉塞する。44は前記した第1のハウジング21に於ける第1の側壁部21aの壁部45と接する第2のハウジング41における壁部、59は第1のハウジング21における前記ボルト取付部46に対応して雌ねじを収容したボルト保持部である。
図15において、42aは切り欠き部(開口部)42を遮光するカバー、48は図1に示したCCD15を固定する際の測定基準点、60a、60bはCCD15を搭載したCCD基板15aを接着する撮像素子取付部、図16、図17、図18において60はフレキシブルケーブル、61はフレキシブルケーブル60やフレキシブル基板40を補強するための補強板、62、63は補強用接着剤、64はCCD基板15aにおけるCCD15の保護枠、65は接着剤、66は半田、67はフレキシブル基板40における曲げ部位、68、69は端子、図19において50は携帯端末の一例である携帯電話機、51は操作部、52は液晶などを用いたディスプレイ、53は操作部51が搭載された第1のケース部、54はディスプレイ52が搭載された第2のケース部、55はヒンジ機構、56はカメラモジュールである。
ここで、例えば撮像素子取付部48で用いる接着剤は、本実施形態においては、前記したように、固着後収納ケース(筐体11)内面に接着剤が及ぶ可能性があるために、光低反射材料を含有させる、あるいは接着後の接着剤表面を光低反射加工して接着剤よりも低反射率とし、強い撮影光が光学レンズに入射した場合でも、反射してハレーションを起こすことを防止できるようにしてある。
図1に示した実施形態になるカメラモジュールは、カメラ筐体11(以下単に筐体と呼ぶ)内部を、前記したように黒色塗装、黒色加工、黒色のテープを貼ること、弾性体(バネ部材)の表面やモータの外周を黒色塗装、黒色加工、黒色のテープを貼ること、あるいは粗くすることや、これらを組み合わせて行う光低反射加工や、弾性体(バネ部材)の全部または表面やモータのケーシングの全部または外周を光低反射率材料で構成して光低反射率として、例えばモータのケーシングはフッ素入りポリカーボネイトなどの樹脂で成形して耐久性と摺動性を高め、ズームやオートフォーカス用駆動機構13を組み込む図2に示した第1のハウジング21と、図13に示したモータ38を保持する第2のハウジング41とを組み合わせ、撮像用CCD15を組み込んだCCD基板15a、発光素子と受光素子からなる光学センサ16、カバー板(遮光部材)14、41eなどを取り付けて構成され、例えば携帯端末の一例である図19に示したような携帯電話機50用の撮像装置として用いるため、非常に小さく構成されている。また、この図19に示した操作部51の操作によって、カメラモジュールの撮影操作や変倍(ズーム)操作等がおこなえるようになっている。
なおこの図19は、携帯電話機50の操作部51及びディスプレイ52が見える状態(開状態)として示した平面図であり、図示の携帯電話機50は、操作部51が搭載された第1のケース部53と、ディスプレイ52が搭載された第2のケース部54とがヒンジ機構55によって連結され、第1及び第2のケース部53及び54は、ヒンジ機構55の回りに回動可能となっている。
そして第2のケース部54には、図中破線二重丸で示した位置に光学レンズ系12が来て露出するよう前記したカメラモジュールが組み込まれ、操作部51の所定のボタンを操作すると、カメラモジュールによって撮像が行われて画像がディスプレイ52上に表示される。そのためカメラモジュールは、前記したように非常に小型に構成されることが要求される。また、操作部51における別の所定の釦を操作することにより、カメラモジュールの変倍(ズーム)操作が可能となっている。図示はしないが、第1のケース部53にはバッテリー及び通信部等が収納されており、さらに、第2のケース部54の厚さ寸法は、略カメラモジュールの高さに規制されている。
そして実施形態のカメラモジュールは、図2、図3に示した第1のハウジング21を有し、この第1のハウジング21は、一方を開放すると共に逆側に光学レンズ系12における被写体側の固定レンズの取り付け基準面22bと、このレンズの取り付け基準面22bを元に、レンズやレンズ移動機構などの自動組み立て用基準点部(面)23を設け、開放側から光学レンズホルダ33、34などからなるレンズ体と、円筒カム30、ギア群29a〜29dなどからなるレンズ移動機構を収容できるようにしてある。従って、光学レンズ系12とレンズ移動機構の組み込みや調整が容易になり、しかも精度良く自動化することができ、また第1のハウジング21も、成型に際して両基準面のある側の精度を保って一方向から抜くことができ、安価に製作することができる。
この第1のハウジング21の、ベース部(図2において上面)に形成された光学レンズ系(図2には示さず)12が収納される保持部としての開口部22の内周面には、径方向内側に延びる環状体22aが、さらにこの環状体22aには、径方向内側に突出する基準面部22bが所定の角度間隔で複数形成(図示の例では三箇所に形成されているが、その内の1つは隠れている)され、さらにこの基準面22bの間にレンズホルダ34を進入させるための切り欠き部22dが設けられている。また、この開口部22の内周面の側面には、レンズ系12を中心で位置決めするため、位置決め凸部22cが設けられて、これら基準面部22bによってレンズ36の光軸方向位置が、また、位置決め凸部22cで中心方向の位置が、それぞれ精度良く位置決めされる。
また、第1のハウジング21は、その光学レンズ系12が収納される側の側壁を厚肉とした第1の側壁部21a、及び同じく厚肉とした第2の側壁部21bを有し、これら厚肉部21a、21bの両側は切り欠き部11a、11bとなっていて、図2における上面のベース部には、図中上方に突出する複数の基準点部23が、図示の例では3箇所形成されている。この基準点23は、図4のようにカメラモジュールを第1のハウジング21のベース部を下側にして自動組み立てのための組立基準面(図示せず)に当接させ、レンズや駆動機構の組み込みや調整における精度出しのための基準面として用い、組立作業を容易にして自動組み立てそのものを非常に簡単におこなえるようにするためのものである。
また、第1のハウジング21のベース部には、レンズ駆動機構(図4には示さず)が搭載される搭載部24が前述の開口部22に近接して形成されており、さらに、開口部22の外縁側においてベース部には、第1及び第2の軸受け部用孔部25a及び25bが約180度の間隔をおいて第1の側壁部21aの切り欠き部11a、11b側に形成され、搭載部24には第3及び第4の孔部25c及び25dが形成されている。
そして図示のように第1〜第4の孔部25a〜25dには、例えばステンレス製の第1〜第4のシャフト26a〜26dの一端が、破線矢印で示すように第1のハウジング21の上側から挿入され、またベース部の搭載部24の近傍に、後述する円筒カム30が取り付けられるカム載置部27(カム軸受け)が、ベース部の搭載部24には、ハウジングと一体に形成されて上方に突出する軸体28が設けられて図5に示したようになる。これら第1〜第4のシャフト26a〜26dは、符号の順にその長さが短くなっており、第1及び第2のシャフト26a及び26cは、後述するように、光学レンズ系(図4には示さず)をガイドするガイド部材として用いられる。第3のシャフト26cには、図5に破線矢印で示すように第1のギア29aが、そして同じく第3のシャフト26cにおける第1のギア29aの上には、第2のギア29bが挿入される。また、第4のシャフト26dには第3のギア29cが挿入され、この第3のギア29cは、第1のギア29aと噛み合う。さらに軸体28には、円筒カム30に駆動力を伝える最終段の第4ギア29dが挿入され、この第4のギア29dは、第1のギア29aと噛み合い、このようにして、第1〜第4のギア29a〜29dが組み込まれると、図6に示す状態となる。すなわち第1のハウジング21は、円筒カム30の軸受け部と、駆動源たるモータ38からの駆動力を円筒カム30に伝えるギア29a〜29dを挿通したシャフト26a〜26dの軸受け部とが、一体的に形成されて特別な軸受けを別途設けなくて済むようになっている。
またこのように、最終段のギア29dに駆動力を伝えるギア29a〜29cを挿入するシャフト26c、26dを金属製とすることにより、金属製シャフト26c、26dは回転速度は高いが負荷が小さいため、小径のシャフトを用いることができるから結果として小径のギアを使用でき、装置の小型化を図れる一方、機械的なノイズも小さく押さえることができる。樹脂製とした最終段のギア29dを挿入するシャフト28は、ギア29dの回転速度が遅いから回転に伴う音の発生がなく、また、樹脂製のため、強度を確保するために太くしても軽量で済む利点がある。またここでは、最終段のギア29dのシャフトのみ樹脂製としたが、負荷がかかる最終段に近い個所の複数のギアシャフトを樹脂製としてもよいことは言うまでもない。さらに、この樹脂製のシャフトをハウジングと一体に成型したことにより、この場合には、部品点数の削減、シャフト組み込みの工数の削減を図ることができる。
一方、光学レンズ系12と、そのフォーカスとズーミングのためのレンズ駆動機構13を構成する円筒カム30は、図7、図8、図10に示したような構成となっている。すなわち光学レンズ系12は、円環状の第1及び第2のレンズ体31及び32を有し、それぞれのレンズ体31及び32は、レンズホルダ(レンズ保持部)33及び34で保持される光学レンズ(光学レンズ群)35及び36を有している。レンズホルダ33の外周面には、径方向外側に突出してこのレンズホルダ33の光軸方向移動をガイドするガイド軸たるシャフト26a、26bを挿通させる支持腕部33a及び33bが形成されていると共に、円筒カム30に当接するカム当接体33cが形成されており、同様にしてレンズホルダ34の外周面には、径方向外側に突出してレンズホルダ34の光軸方向移動をガイドするガイド軸たるシャフト26a、26bを挿通させる支持腕部34a及び34bが形成されていると共に、円筒カム30に当接するカム当接体34cが形成され、さらに図7の図上下側、及び図10(A)に示したように、第1のハウジング21の開口部22に設けた環状体22aの突出した基準面部22bを避け、このレンズホルダ34が切り欠き部22d内に進入できるよう、レンズホルダ34にも切り欠き部34dが設けられている。なお、この支持腕部33b、34bとカム当接体33c、34cは、レンズホルダ33の光軸を中心とする円周上に所定角度θ(図10(B)参照)を有し、かつ、支持腕部33b、34bとカム当接体33c、34cとが光軸方向に投影してみたとき、少なくとも一部が重なるような位置に配されている。
また、このレンズホルダ33、34の光軸方向移動をガイドするガイド軸たるシャフト26bを挿通させる支持腕部33b、34bは、図7に示したようにそれぞれコの字状に形成され、互いに填るように上側の支持腕部33bのすぐ下に支持腕部34bの上側が、その下に支持腕部33bの下側が、その下に支持腕部34bの下側が来るようにされ、それぞれ一対の支持腕部33b、34bが距離を持てるように構成してある。このようにすることにより、それぞれの支持腕部33b、34bの間隔が大きいから、円筒カム30によって支持腕部33b、34bに光軸方向に移動させる力が加わっても、レンズホルダ33、34の倒れが少なくて済む。さらに、この支持腕部33b、34bとカム当接体33c、34cが、レンズホルダ33の光軸を中心とする円周上に所定角度θを有し、かつ、支持腕部33b、34bとカム当接体33c、34cとが光軸方向に投影してみたとき、少なくとも一部が重なるような位置に配されていることにより、カム当接体33c、34cと支持腕部33b、34bそれぞれのレンズホルダ軸芯からの距離を縮めることができ、カメラモジュールを小型に構成できると共に、円筒カムによって支持腕部に光軸方向に移動させる力が加わってもレンズホルダの倒れが少なくて済む。また、レンズホルダ軸芯からの距離が短いということは、それだけ強度をもたせることができ、オートフォーカス(AF)機能やズーム機能を組み込んでも、小型で軽量、かつ、強固に構成できるカメラモジュール及びこのカメラモジュールを備えた携帯端末を提供することができる。
円筒カム(カム部材)30は金属、樹脂、フッ素を含む樹脂などで形成した略円筒形状であり、円筒部30aとこの円筒部30aの外周面に形成された螺旋状体30bとを有しており、この螺旋状体30bには、図中上側に位置するズーム・フォーカス面30cと、下側に位置するズーム面30dとが規定されている。円筒カム30を樹脂で形成すると、金属などの場合に比較して軽く作ることができ、更にフッ素を含ませた樹脂で形成すれば、軽さと強度、耐久性とを併せ持たせることができ、また、軸受けに接する挿入端30eの摺動性をも得ることができる。この実施形態に於けるカメラモジュールの光学系は一例として2焦点の光学系であり、ズーム面30dは、円筒カム30の回転によって焦点移動用の第2のレンズ体32を所定間隔移動させた後、円筒カム30の回転によっては移動しないようになっている。そしてズーム・フォーカス面30cは、第1のレンズ体31を焦点移動で移動させた後、円筒カム30の回転によってフォーカス用の移動ができるようになっている。そして、円筒カム30及び光学レンズ系12を第1のハウジング21に組み込んだ際には、フォーカス面30cにカム当接体33cの下面側が当接し、ズーム面30dにカム当接体34cの上面側が当接することになる。なお、レンズホルダ33及び34は、バネ部材37によって連結されて互いに引き合う方向に付勢されており、また、図示はしていないが、円筒カム30の円筒部30aに図中上下方向に延びる基準線が付加されており、この基準線は、例えば、円筒部30aの外周面とその色が異なるようにされていて、前記図1に示した光学センサ16によって検出してこの円筒カム30の原点位置を検出できるようになっている。
そして図8に示したように、レンズ体31、32及び円筒カム30を第1のハウジング21に組み込む際には、まず、第1のハウジング21の上側から第2のレンズ体32の支持腕部34aを第1のシャフト26aに、支持腕部34bを第2のシャフト26bに挿通させながら組み込み、次に同じく第1のハウジング21の上側から、第1のハウジング21の外縁部側に設けられたカム載置部27(図4)に円筒カム30の挿入端30eを挿入してカム載置部27に円筒カム30を搭載し、ガイド軸26bに近接して配置して円筒カム30のズーム面30dにカム当接体34cが当接するようにする。そして次に第1のハウジング21の上側から第1のレンズ体31の支持腕部33aを第1のシャフト26aに、支持腕部33bを第2のシャフト26bに挿通させながら組み込み、カム当接体33cが円筒カム30のズーム・フォーカス面30cに当接するようにし、最後にバネ部材37を第1のレンズ体31、第2のレンズ体32のバネかけ部にかけて互いに引き合う方向に付勢させる。このようにすることにより、第1、第2のレンズ体31、32は、円筒カム30の回転に伴い、ズーム・フォーカス面30c、ズーム面30dに沿って第1と第2のシャフト26a、26bに支えられながら滑らかに移動可能となる。
そしてレンズホルダ34は、図10、図11に示したように、第1のハウジング21に設けられた図3に示す開口部22における内周面の径方向内側に延ばした環状体22aの、更に径方向内側に突出した基準面部22bを避けて進入できるよう切り欠き部34dが設けられているから、この開口部22に保持されるレンズに近接させることができ、ズーミングに伴って移動するレンズホルダ34の移動距離を稼いで充分なズーム比を持たせたカメラモジュールを提供することができる。また、図1に示したように、円筒カム30、レンズホルダ33、34等のレンズ駆動機構13は、筐体11に設けられた開口部(切り欠き部)11aにより、遮光部材たるカバー板14を取り付ける前には露出しており、カメラモジュール製造時において、この開口部11aを利用して光学系の外観検査や各種調整精度確認をすることができる。
レンズ駆動機構13を構成する駆動用モータ(例えば、ステッピングモータ)38は、図12に示したようにモータ軸にギア38aが取り付けられ、軸ギア側を下向きにして第2のハウジング41における開口孔部41bにギア38aを挿入し、支持面部41aで支持される。そしてギア38aは、図8に示す第3のギア29c上に配置され、第2のギア29bと噛み合うようになっている。さらにこの駆動用モータ38の側面には、取り付け部39を介してフレキシブル基板40が取り付けられて第2のハウジング41の外側に引き出され、また、この第2のハウジング41の図12に示した一側壁41cには、円筒カム30に設けられた基準線を検出する光学センサ16を取付ける開口(切り欠き部)41fが設けられていて、このフレキシブル基板40の他側がこの光学センサ16に接続され、円筒カム30の円筒部30aに付された基準線を検出して、円筒カム30の原点、及び回動位置または回動角度、若しくは回動量等を検出できるようになっている。なお、この光学センサ16を載置した基板は、開口(切り欠き部)41fを遮蔽する遮蔽板を兼用している。このようにすることにより、筐体11の強度を損なわずにスペースを有効に利用して一方の開口部42でモータ取付を、他方の開口部41fで円筒カム30の回動位置または回動角度、若しくは回動量等を検出するセンサ16の取付けが可能となり、オートフォーカス(AF)機能やズーム機能を組み込んでも、小型で軽量、かつ、強固に構成できるカメラモジュール及びこのカメラモジュールを備えた携帯端末を提供することができる。
そして本実施形態のカメラモジュールは、前記図5に示したように、軸体28に円筒カム30に駆動力を伝える最終段のギア29dを挿入し、この最終段のギア29dに駆動力を伝えるギア29a〜29cを挿入するシャフト26c、26dは、金属製としてある。このようにすることにより、金属製シャフト26c、26dは回転速度は高いが負荷が小さいため、小径のシャフトを用いることができるから結果として小径のギアを使用でき、装置の小型化を図れる一方、機械的なノイズも小さく押さえることができる。樹脂製とした最終段のギア29dを挿入するシャフト28は、ギア29dの回転速度が遅いから回転に伴う音の発生がなく、また、樹脂製のため、強度を確保するために太くしても軽量で済む利点がある。またここでは、最終段のギア29dのシャフトのみ樹脂製としたが、負荷がかかる最終段に近い個所の複数のギアシャフトを樹脂製としてもよいことは言うまでもない。さらに、この樹脂製のシャフトをハウジングと一体に成型したことにより、この場合には、部品点数の削減、シャフト組み込みの工数の削減を図ることができる。
この駆動用モータ38は、本実施形態においては、前記したように、外周を黒色塗装または黒色加工するか、若しくは光低反射率材料で構成して低反射率とし、強い撮影光が光学レンズに入射した場合でも、反射してハレーションを起こすことを防止できるようにしてある。そして、図13に示したようにモータベース部として用いられる筐体11を構成する第2のハウジング(モータ保持部材)41に取り付けられる。この第2のハウジング41の側面には、上下方向に延びる切り欠き部(開口部)42が形成されており、この切り欠き部42の上端は開放されている。さらに、第2のハウジング41の側面に形成された切り欠き部42付近の側壁は肉薄状態にされており、この切り欠き部42の幅は、駆動用モータ38の径よりも小さくなっている。そして、レンズホルダ33及び34の光軸と垂直な面における第2のハウジング41の奥行き方向長さは、円筒カム30の直径と駆動用モータ38の直径とを加えた長さに略等しくしてある。そのため、駆動用モータ38は、レンズ移動機構としての円筒カム30に隣接して設けられることになる。
また、切り欠き部42の図中上下方向に延びる周辺縁の内面側は円柱面状に形成されており、駆動用モータ38が支持面部41aに載置されると、この円柱状面に駆動用モータ38の外周面がぴったり当接する。そのため、この図13において斜線部で示すように円柱状面に予め接着剤を塗布し、前記したようにして駆動用モータ38を組み込むと、接着剤によって駆動用モータ38が第2のハウジング41にしっかりと接着固定され、このモータ38が光低反射率とされていることと相俟って、モータの設置部位から光が入ってくることを効果的に抑制・防止でき、しかもしっかりと固定できる。一方、図14に示すように、フレキシブル基板40は第2のハウジング41の上部分から外側に引き出され、図14に斜線部43で示すカバー板によってフレキシブル基板40の引き出し部分が閉塞され、また、切り欠き部(開口部)42は遮光カバー42a(図15参照)によって閉塞される。
このようにして駆動用モータ38を固定することにより、駆動用モータ38は、円柱面状に形成された切り欠き部42の上下方向に延びる内面側にぴったり当接して精度良く接着されるから、従来のこういった小型カメラモジュールで行われていたように、ネジ止めしたり、巻き板を巻き付けて本体に固定して取り付ける、といった部品とコストを要する方法を取る必要が無く、簡単、安価な方法で精度良く固定することができる。ここで光低反射率加工としてモータ外周面を粗くしている場合、接着剤による固定がより好適となるというメリットもある。
また本実施形態では図15から明らかなように、モータ38、及びカム30は光学レンズ系12のレンズ体31、32、レンズホルダ33、34に近接して配置されると共に互いに隣接して配置されており、光学レンズ系12の光軸とカム30の軸心とを互いに平行となるようにしたから、光学レンズ系12、モータ38、及びカム30の組み込みが容易となり、しかも、光学レンズ系12の光軸と垂直な面における奥行き方向において、第1のハウジング21の長さをカム体30の直径と駆動用モータ38の直径とを加えた長さに略等しくしたので、カメラモジュール自体を小型化できる。
そして、第1のハウジング21と第2のハウジング41とは、第1のハウジング21の厚肉とした隅部に設けられたネジ孔46を有したボルト取付部と、第2のハウジング41における厚肉として雌ねじを収容したボルト保持部59とを合わせ、かつ、第2のハウジング41における一側壁41c(図12)を第1のハウジング21における一側壁部21b(図5、6、8)の上に載るようにして、第2のハウジング41における壁部44(図12)と第1のハウジング21における壁部45(図5、6、8)とを合わせて合体する。すなわち、第1のハウジング21における接着部47に接着剤を付け、図4に46で示したネジ孔にネジ(図示せず)を通し、駆動用モータ38が固定された第2のハウジング41における壁部44(図12)と第1のハウジング21における壁部45(図5、6、8)とを合わせてボルトで固定し、接着固定部47でボルト固定部46を軸とする回動的なハウジングの取付ズレを防止しながら固定する。
このようにして第1のハウジング21、及び第2のハウジング41が合体して固定されたら、次いで図1に15で示したCCDを搭載したCCD基板15aが撮像素子取付部60a、60bに接着される。このCCD15を搭載したCCD基板15aの接着は、筐体11を固定し、例えば図15に符号48で示す三点を測定基準点として、CCD15を搭載したCCD基板15aを5軸で動かしながら光学レンズ系12を通して送られてくる像を撮像し、CCD15の光軸と光学レンズ系12の光軸が一致すると共に最適なフォーカス位置となる所を探し、第1のハウジング21と第2のハウジング41を組み合わせて固定したとき、図15に示したように形成された凹部58の接着剤溜まりに接着剤を流し込み、CCD15を搭載したCCD基板15aを筐体11に固定する。
そして第1のハウジング21、及び第2のハウジング41が合体し、CCD15を搭載したCCD基板15aが固定されたら、図1に14で示したカバー板(遮光部材)が第1のハウジング21と第2のハウジング41で形成されている切り欠き部に接着剤によって取り付けられ、また、駆動モータ38の取り付け部に於ける42で示した切り欠き部、及び他の切り欠き部(開口)が、同様なカバー板(遮光部材)で閉塞されて、図1に示すような実施形態のカメラモジュールを得ることができる。
なお、本実施形態におけるカメラモジュールの筐体11には、前記したように図2に示す切り欠き部(開口部)11a、11b、図12に示す開口41f、開口部42が設けられているが、以上の説明から明らかなようにそれぞれの開口部は、カバー板14(11aに対応)、光学センサ16を搭載した基板(41fに対応)、カバー板41e(11bに対応)、42a(42に対応)で塞がれ、しかもカバー板14は、第1のハウジング21における厚肉とした第1の側壁部21a、第2の側壁部21b間を、カバー板41eは第2のハウジング41のコーナー部分を直角に曲げた状態で覆い、さらに開口41f、開口部42はその幅が狭い上にモータ38が取り付けられてカバー板42a(42に対応)で、開口41fは小さい上に基板がそれぞれ覆うから、これらカバーの存在によって筐体11には充分な強度と遮光性が与えられる。また開口部11aは、カバー板14を取り付ける前は露出しているから、カメラモジュール製造時に光学系の外観検査や各種調整精度確認をすることができ、開口部11bは、レンズホルダ33、34の摺動状況の確認を、開口部42は前記したように駆動用モータ38の取付にそれぞれ利用しており、これら開口部(切り欠き部)を有効に利用すると共にカメラモジュールの軽量化に寄与させている。
図16、図17、図18は、以上説明してきたカメラモジュールを、例えば前記図19に示したような携帯端末50に組み込んだとき、その携帯端末50とカメラモジュールとの信号のやり取りを行うフレキシブル基板40、フレキシブルケーブル60を、小型軽量に構成したカメラモジュールにマッチした方法で接続できるようにした、本実施形態におけるフレキシブルケーブル取付構造を説明するための図であり、図16はフレキシブル基板40及びCCD基板15aとのフレキシブルケーブル取り付け構造を説明するための斜視図、図17はフレキシブルケーブル取り付け部の概略図、図18はフレキシブルケーブル取り付け部の詳細図である。
本実施形態における、例えば前記図19に示したような携帯端末50と信号のやり取りをするフレキシブルケーブル60の取り付け構造は、図16(C)に示したように、基板接続端子を有するフレキシブルケーブル60をカメラモジュールに固定するための補強板61とからなり、図16(B)に示したように、フレキシブルケーブル60における図上では見えない面の端部側に設けた基板接続端子を、CCD基板15aの端部側に設けた端子68に半田付けし、補強板61をその上からこの半田付けした端子68を覆うように接着して補強するようにしてある。
そして前記図15に示したように、カメラ筐体11における撮像素子取付部60a、60bにこのCCD基板15aが填め込まれて接着され、図16(A)の状態になると、今度はフレキシブル基板40における図上では見えない端子が、このフレキシブルケーブル60の端子69に半田付けされると共に、補強板61に接着される。
この、フレキシブル基板40は、フレキシブルケーブル60と略直交する方向に、前記したようにカメラモジュールの筐体11に設けた光学センサ16から引き出され、曲げ部位67を有してフレキシブルケーブル60側に延在されており、フレキシブルケーブル60と接着される前の状態を示したのが図17で、図18はその図17の状態からCCD基板15aの上の端子にフレキシブルケーブル60を半田付けした後、更にCCD基板15aの端部とフレキシブルケーブル60に補強用接着剤62を付着させて補強したものである。そして、更にCCD基板15aの上に設けた接着剤63により、補強板61をCCD基板15a上に設けられたCCD保護枠64に当接させて固着させ、曲げ部位67を設けたフレキシブル基板40を接着剤65によって接着して、フレキシブルケーブル60における端子69とフレキシブル基板40における図示していない端子を半田66によって接続してある。
このようにしてフレキシブルケーブル60の取り付け構造を構成することで、補強板61はフレキシブルケーブル60とCCD基板15aの両方に当接し、さらにフレキシブル基板40をも固着させるから、フレキシブルケーブル60とCCD基板15aとの半田付け部分は補強板61で守られ、剥離が防止できると共に、フレキシブル基板40も補強板61によって曲げ部位67とフレキシブルケーブル60との接着部位が守られることになる。
また補強板61は、図18から明らかなように、CCD基板15aの端部から突出させると、フレキシブルケーブル60がCCD基板15a側に曲がりやすくなり、フレキシブルケーブル60がCCD基板15aから離れる方向には曲がりにくくなるから、CCD基板15aとフレキシブルケーブル60の半田付け部分の剥離が防止できる。
さらにこの補強板61は、CCD保護枠64とは反対側の端におけるエッジを、鈍角または円形に加工して丸めたり、フレキシブルケーブル60の基板接続端子近傍を覆うように形成することで、補強板61のエッジによるフレキシブルケーブル60の断線を防止し、基板から剥がれやすい(剥離しやすい)部位の剥がれを防止することができる。
このように構成した実施形態のカメラモジュールにおいて、図12に示した駆動モータ38が回転すると、ギア38aから図8のギア29a〜29dを介して回転が円筒カム30に伝えられ、円筒カム30における螺旋状体30bの回転によって、第1のレンズ体31と第2のレンズ体32のカム当接体33c、34cが移動され、前記したようにしてズームとフォーカスが行われる。また、円筒カム30の回転に応じて光学センサ16の受光素子の受光量が異なるように、円筒カム30の光学センサ16と対向する面を加工することにより、円筒カムの回動位置または回動角度、もしくは回動量等の検出を確実なものとすることができる。
以上、種々述べてきたように本実施形態によれば、カメラモジュールを小型で軽量に構成しても、カメラモジュールを構成するレンズを通して入射する光以外を遮断し、さらに、レンズを通して入射した光が内部で反射して、ハレーションを起こしたりしないようにしたカメラモジュールを提供することができる。
本発明によれば、光学センサからの漏光を遮断部材で遮断することで光学センサの発光素子から発せられる光の漏光の影響を排除したカメラモジュールを提供することができる。
実施形態になるカメラモジュールの一例を示す斜視図である。 実施形態になるカメラモジュールで用いられる筐体の第1のハウジングを示す斜視図である。 図2に示す第1のハウジングの平面図である。 図2に示す第1のハウジングにシャフトを装着する状態を示した斜視図である。 図4に示すシャフトにギアを装着する状態を示す斜視図である。 図4に示すシャフトにギアを装着した後の状態を示す斜視図である。 (a)は、図2に示す第1のハウジングに組み込まれる光学レンズ系及び円筒カムを示す斜視図であり、(b)は(a)の光学レンズ系の方向を変えた状態を示す斜視図である。 図7に示す光学レンズ系及び円筒カムを第1の筐体に組み込んだ状態を示す斜視図である。 (a)は、光学センサを取り付けた一実施例の状態を示す断面図であり、(b)は、他の実施例の状態を示す断面図である。 レンズホルダの上面図(A)と下面図(B)である。 第1のハウジングにレンズホルダを組み込んだときの斜視図である。 駆動用モータが取り付けられる第2のハウジングをフレキシブル基板とともに示す斜視図である。 駆動用モータを第2のハウジングに形成された切り欠き部の外縁に固定した状態を示す斜視図である。 駆動用モータを第2のハウジングに形成された切り欠き部の外縁に固定した状態をフレキシブル基板とともに示す斜視図である。 CCD基板の取り付けを説明するための斜視図である。 フレキシブル基板及びCCD基板とのフレキシブルケーブル取り付け構造を説明するための斜視図である。 フレキシブルケーブル取り付け部の概略図である。 フレキシブルケーブル取り付け部の詳細図である。 実施形態によるカメラモジュールが組み込まれた携帯電話機の一例を概略的に示す図である。
符号の説明
11 カメラ筐体
12 光学レンズ系
16 光学センサ(発光素子及び受光素子)
21 第1のハウジング
26b 第2のシャフト
40 フレキシブル基板
41 第2のハウジング
41e カバー板(遮光部材)
41f 光学センサ取付用開口
41g、41h 遮断部材
42 切り欠き部(開口部)
42a カバー板
48 CCD15を固定する際の測定基準点
58 接着剤溜まり
60a、60b 撮像素子取付部

Claims (2)

  1. 光学レンズ群と、該光学レンズ群における複数のレンズを所定の方向に移動させて焦点調節及び/または撮影倍率を変更するレンズ移動機構を筐体に内包したカメラモジュールにおいて、
    前記筐体を構成するハウジングの一壁面に前記レンズ移動機構の移動量を検出する発光素子および受光素子を有する光学センサを取り付ける光学センサ取付用開口を設け、前記ハウジングの一壁面の該光学センサ取付用開口近傍の内壁に遮光部材を形成したことを特徴とするカメラモジュール。
  2. 前記遮光部材を弾性部材とし、該弾性部材を前記移動機構に接触させることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
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