JP2007057034A - 無段変速装置 - Google Patents

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Yuichi Ito
雄一 伊藤
Tomoya Sakaguchi
智也 坂口
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NTN Corp
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NTN Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/42Gearings providing a continuous range of gear ratios in which two members co-operate by means of rings or by means of parts of endless flexible members pressed between the first mentioned members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】 無段変速装置のプーリおよびリングの径を大きくすることなく負荷容量を増大させる。
【解決手段】 無段変速装置は、ハウジング10に回転自在に支持された第一の軸12と、ハウジング10に回転自在に支持された第二の軸36と、第一の軸12に支持された溝幅が可変のVプーリ16と、両側面にてVプーリ16と接触し外周を支えられたリング30と、リング30の外周を支えるガイドローラを回転自在に支持し第二の軸36回りにリング30を移動させるための機構(40等)とから構成され、第一の軸12とVプーリ16とリング30からなるユニットが第二の軸36の周囲に複数配置してある。
【選択図】 図1

Description

この発明は自動車や各種産業機械において利用される無段変速装置に関する。
無段変速装置(CVT:Continuously Variable Transmission)は昔から多くの考案がなされている。特許文献1にはトラクションドライブ式無断変速装置の一例が記載されている。
特開2004−263857号公報
特許文献1に記載された装置では、出力軸に対して入力軸は1本となっている。したがって、負荷容量を増大させるためには、プーリおよびリングの径を大きくする必要がある。しかしながら、リングの径が大きくなると、その質量が増加し、プーリの斜面の加工誤差がある場合など、リングの追従性が低下し、安定運転の限界速度が低下するという問題がある。
この発明の主要な目的は、特許文献1に記載されたタイプの無段変速装置において、プーリおよびリングの径を大きくすることなく負荷容量を増大させることにある。
この発明の無段変速装置は、ハウジングに回転自在に支持された第一の軸と、ハウジングに回転自在に支持された第二の軸と、第一の軸に支持された溝幅が可変のVプーリと、両側面にてVプーリと接触し外周を支えられたリングと、リングの外周を支えるガイドローラを回転自在に支持し第二の軸回りにリングを移動させるための機構とから構成され、第一の軸とVプーリとリングからなるユニットを第二の軸の周囲に複数配置したことを特徴とするものである。
この発明によれば、第一の軸とVプーリとリングからなるユニットを第二の軸の周囲に複数配置したことにより、例えば第一の軸を入力軸、第二の軸を出力軸とした場合、複数の入力軸が入力トルクを分担して出力軸に伝達するため、各ユニットのプーリおよびリングの径を大きくすることなく、負荷容量を増大させることができる。また、伝達部が複数になるため、発熱部が分散され、耐焼付き性が向上する。さらに、歯付きリング単体の質量を小さくできるため、変速時の応答性が向上する。さらに、遊星歯車機構におけると同様に第二の軸の並進荷重が相殺されるという利点もある。
以下、図面に従ってこの発明の実施の形態を説明する。
図1にこの発明の実施の形態である無段変速装置の側面を示し、図2に図1の一つの入力軸を通る断面を示す。これらの図から理解できるように、この無段変速装置は、軸方向に可動な一対のプーリ部材16a,16bでリング30を軸方向両側から挟んだ構造である。この実施の形態ではリング30は外周に歯車のような歯をもっているため、以下では歯付きリングと呼ぶこととする。
図2において、符号10はハウジングを概括的に指している。すなわち、ここではハウジングは単一の部材ではなく、全体として装置の外殻を構成する複数の部材を包括的にハウジングと呼んでいる。図示するように、ハウジング10内に、互いに平行な二本の軸12,36がそれぞれ軸受を介して回転自在に支持されている。そして、これらの軸12,36は、一方の軸(12または36)を入力軸とすると、他方の軸(36または12)が出力軸となる関係にある。
軸12はVプーリ16を構成する一対のプーリ部材16a,16bを支持している。各プーリ部材16a,16bはボス部とディスク部とからなり、ディスク部が向かい合ってV溝を形成している。ディスク部はボス部の端部から半径方向に立ち上がっている。ボス部は軸12に摺動自在に嵌め合わせてあり、ボールスプライン14によって軸12の軸方向に移動可能である。ボス部の外周には軸受18が配置してある。なお、ボールスプライン14の構造は、軸12とプーリ部材16a,16bに形成した溝間にボールを介在させた周知のとおりのものである。
各プーリ部材16a,16bは溝幅調節機構20を備えている。溝幅調節機構20はここではボールねじタイプで、ねじ軸22と、ナット26と、複数のボール28を含んでいる。ねじ軸22は外周にボール28を転動させるためのらせん溝を有し、かつ、外周に歯を切ったフランジ24を有し、軸受18を介してプーリ部材16a,16bのボス部に回転自在に支持されている。ナット26は内周にボール28を転動させるためのらせん溝を有し、ハウジング10に固定されている。
通常のボールねじと同様に、ねじ軸22のらせん溝とナット26のらせん溝との間にボール28が介在し、ボール28がらせん溝に沿って循環走行してねじ軸22とナット26の滑らかな相対回転および軸方向移動を許容する。この場合、ナット26は固定されているため、ねじ軸22が回転すると同時に軸方向に相対移動する。したがって、ねじ軸22のフランジ24を外部の駆動手段(図示省略)によって回転させると、その回転方向によって、ねじ軸22が軸方向に移動し、軸受18を介してプーリ部材16a,16bを相互に接近する向きに移動させ、または、プーリ部材16a,16bが相互に離反する向きに移動するのを許容する。
歯付きリング30の側面の断面形状はVプーリ16のV溝の断面形状と実質的に一致している。より具体的には、歯付きリング30の側面の断面形状は、平面とするほか、副曲率を設けた曲面とすることもできる。歯付きリング30は歯車34とかみ合い、その歯車34は軸36に固定してある。歯付きリング30は、歯車34の歯とかみ合う歯の軸方向両側に平滑な円筒状ガイド面32を有し、そのガイド面32にてガイドローラ42,44と接する。言い換えれば、歯付きリング30はガイドローラ42,44で外周をガイドされる。歯付きリング30のガイドには、図示するように歯付きリング30の外周面と接して転動するガイドローラ42,44を採用するほか、歯付きリング30との接触荷重は小さいため、歯付きリング30と滑り接触する滑り軸受(シュー)を採用してもよい。
図2に示すように、ガイドローラ42は歯車34の両側に配置した一対の円板42a,42bで構成され、軸36に対して回転自在に支持されている。ガイドローラ44はピン46を介して回転自在にガイドプレート40に取り付けてある。したがって、ガイドローラ42,44相互の位置関係は固定的である。このように、歯付きリング30は三つのガイドローラ42,44で外周から拘束されているため、中心軸がなくても回転が可能である(心なしローラ)。
ガイドプレート40は軸36と同軸に、カラー38に旋回自在に支持されている。ガイドプレート40を旋回させることによって、中心O1回りに歯付きリング30の回転中心を移動させることができる。したがって、歯付きリング30の外周に切られた歯は歯車34と常にかみ合った状態にある。歯付きリング30とVプーリ16との間にすきまが生じないようにVプーリ16とガイドプレート40を制御すれば、歯付きリング30が中心O1回りに移動することにより、Vプーリ16との接触点が変化し、一定の歯車34の回転数に対し、Vプーリ16の速度を連続的に変えることができる。このようにして、いわゆるCVTが構成される。
軸12とVプーリ16と歯付きリング30とで一つのユニットを構成する。そして、図1に示すように、3つのユニットが軸36の周囲に配置してある。各ユニットの軸12は、ハウジング10の外に突出した端部にギア48が固定してある。このギア48は軸50のギア52とかみ合っている。
Vプーリ16を支持する軸12を入力側とした場合、歯付きリング30をVプーリ16の溝内に押し込んだ状態が減速状態となる。図1に矢印で示す方向にVプーリ16から回転力が入力されると、Vプーリ16から歯付きリング30に力Fが作用し、ほぼ同じ大きさの力が歯車34から作用する。歯車34からの反力が歯付きリング30をVプーリ16に押し込む方向に働くため、伝達トルクの増大に伴い自動的に接触力が大きくなる。
この発明の実施の形態を示す無段変速装置の正面図 図1の装置の部分断面図
符号の説明
10 ハウジング
12 軸
48 ギア
14 ボールスプライン
16 Vプーリ
16a,14b プーリ部材
18 軸受
20 溝幅調節機構
22 ねじ軸
24 フランジ
26 ナット
28 ボール
30 歯付きリング
32 ガイド面
34 歯車
36 軸
38 カラー
40 ガイドプレート
42 ガイドローラ
42a,42b 側板
44 ガイドローラ
46 ピン
50 軸
52 ギア

Claims (1)

  1. ハウジングに回転自在に支持された第一の軸と、ハウジング10に回転自在に支持された第二の軸と、第一の軸に支持された溝幅が可変のVプーリと、両側面にてVプーリと接触し外周を支えられたリングと、リングの外周を支えるガイドローラを回転自在に支持し第二の軸回りにリングを移動させるための機構とから構成され、第一の軸とVプーリとリングからなるユニットを第二の軸の周囲に複数配置した無段変速装置。
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DE2313097A1 (de) * 1973-03-16 1974-09-26 Ludwig Wittrock Reibscheibenregelgetriebe
JP2004263857A (ja) * 2003-02-10 2004-09-24 Ntn Corp トラクションドライブ式無段変速機

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