JP2007056709A - スロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置 - Google Patents

スロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置 Download PDF

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Abstract

【目的】 プランジャーの開度変化に対するバイパスエアの供給特性をリニアに設定できるとともにバイパスエアのバラツキを抑止できるエアバイパス制御装置を提供する。
【構成】 プランジャーガイド孔16に、該孔の長手軸心線X−Xに沿い、且つプランジャーガイド孔16の側壁16aに開口する制御溝1を設ける。
制御溝1に絞り弁より上流側の吸気通路11aに連なる第1バイパスエア通路14aを接続開口し、制御溝1より下方のプランジャーガイド孔16に絞り弁より下流側の吸気通路11bに連なる第2バイパスエア通路14bを接続開口する。
プランジャーガイド孔16にその長手軸心方向X−Xに沿って移動するプランジャー18が移動自在に配置され、プランジャー18にて制御溝1が開閉制御される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機関に向かう空気量を制御するスロットルボデーに用いられ、絞り弁より上流側の吸気通路と絞り弁より下流側の吸気通路とが絞り弁を迂回してバイパスエア通路にて連絡され、該バイパスエア通路の開口面積がプランジャーによって開閉制御されるスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置に関する。
図7により、従来用いられるスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置について説明する。
10は内部を吸気通路11が貫通して穿設されたスロットルボデーであり、吸気通路11は、スロットルボデー10に回転自在に支承され、吸気通路11を横断して配置される絞り弁軸12に螺着された絞り弁13によって開閉される。
以上によると、吸気通路11は絞り弁13によって、絞り弁13より上流側の吸気通路11aと、絞り弁13より下流側の吸気通路11bとに区分され、前記上流側の吸気通路11aは図示せぬエアクリーナ等の大気側に連絡され、下流側の吸気通路11bは図示せぬ機関に吸気管を介して連絡される。
而して機関には、絞り弁13が制御する吸気通路11の開口面積に相当する空気量が供給される。14は、絞り弁13より上流側の吸気通路11aと絞り弁13より下流側の吸気通路11bとを、絞り弁13を迂回して連絡するバイパスエア通路であり、該バイパスエア通路を流れるバイパス空気量は以下のエアバイパス制御装置によって制御される。
15は制御装置本体であり、下方から上方に向けて断面が円形をなすプランジャーガイド孔16、逃げ孔17、アクチュエータ取付け孔18、が同芯に連設される。
そして、プランジャーガイド孔16の側壁16aには、断面が円形をなす第1バイパスエア通路14aが開口し、第1バイパスエア通路14aの上流は、絞り弁13より上流側の吸気通路11aに連絡される。
又、プランジャーガイド孔16の底部16bには、第2バイパスエア通路14bが開口し、第2バイパスエア通路14bの下流は、絞り弁13より下流側の吸気通路11bへ連絡される。
すなわち、バイパスエア通路14は、第1及び第2バイパスエア通路14a、14bによって形成される。
尚、前記において上流、下流とは空気の流れ方向において言うものである。
18は、プランジャーガイド孔16内に摺動自在に配置されるとともにプランジャーガイド孔16の長手軸心方向に沿って移動する円筒状をなすプランジャーであり、プランジャーガイド孔16の側壁16aに開口する第1バイパス通路14aは、このプランジャー18によって開閉制御される。19は、プランジャーガイド孔16内に配置されるプランジャー18を、プランジャーガイド孔16の長手軸心方向に沿って移動させるアクチュエータであり、このアクチュエータ19は、アクチュエータケース20とカバー21とによって形成される空間内に、PTCヒータ22と、PTCヒータ22の熱を後述するワックスエレメントに伝達する熱伝導部材23と、内部にオレフィン、パラフィン等の熱膨縮材料が封入され、該熱膨縮材料の容積変化が出力杆24aを介してストローク変化として出力されるワックスエレメント24と、出力杆24aに対接されて出力杆24aと同期的に移動し、その下端がプランジャー18に接続される操作体25と、により形成され、このアクチュエータ19は、アクチュエータケース20の下端を制御装置本体15のアクチュエータ取付け孔18内に挿入して固定することにより、制御装置本体15に固定される。
かかる従来のエアバイパス制御装置によると、機関のアイドリング運転時において、絞り弁13は全閉状態、若しくは全閉に近い状態に保持され、機関のアイドリング運転に必要なアイドリング空気量は機関の雰囲気温度に応じてバイパスエア通路14より供給される。
すなわち、機関、雰囲気温度の低い状態において、アクチュエータ19のワックスエレメント24内の熱膨縮材料は収縮して出力杆24aの突出寸法は小さく保持され、これによるとプランジャー18はプランジャーガイド孔16に開口する第1バイパスエア通路14aの開口を大きく開口保持するもので、前記第1バイパスエア通路の大開口に見合った大流量のアイドリング空気を第2バイパスエア通路14bより絞り弁13より下流側の吸気通路11bに向けて供給し、これによって低温度状態における機関の始動及びファーストアイドリング運転を行なうことができる。
一方、機関、雰囲気温度の常温状態及び高い状態において、アクチュエータ19のワックスエレメント24内の熱膨縮材料は膨張して出力杆24aの突出寸法は大きく保持され、これによるとプランジャー18はプランジャーガイド孔16に開口する第1バイパスエア通路14aの開口を小開口に保持するもので、前記第1バイパスエア通路の小開口に見合った、前記に比較して減少された小流量のアイドリング空気を第2バイパスエア通路14bより絞り弁13より下流側の吸気通路11bに向けて供給し、これによって常温を含む高温度状態における機関の始動及びアイドリング運転を行なうことができる。
ここで、プランジャーガイド孔16と第1バイパスエア通路14aとの関係について着目すると、図8に示される如く、プランジャーガイド孔16の円形面をなす側壁16aに、断面円形をなす第1バイパスエア通路14aが貫通して形成される。
ここで、かかる第1バイパスエア通路14aは、ドリルによって機械加工形成されるもので、先端が円錐状に形成されるドリルの切れ刃が、プランジャーガイド孔16の側壁16aに接して貫通した際、ドリルは側方に芯振れをおこすことがあり、これによると第1バイパスエア通路14aのプランジャーガイド孔16内への開口位置(特にプランジャーガイド孔16の長手軸心方向において)が変化することがある。
又、プランジャーガイド孔16内に開口する第1バイパスエア通路14aの断面形状が変形して真円形状に形成できないことがある。
以上の如く、プランジャーガイド孔16内に開口する第1バイパスエア通路14aの開口位置及びその断面形状に、加工によるバラツキが生ずることは、プランジャー18による第1バイパスエア通路14aの開口制御に個体差が出易く、それらの調整に多くの時間を必要とするものであった。
又、前記第1エアバイパス通路14aの開口位置及び開口孔形状を検査する際にあっては、第1エアバイパス通路14aがプランジャーガイド孔16内に開口することからその検査が困難なものであった。
又、プランジャー18は、直線状をなす下端面18aが円形状をなす第1バイパスエア通路14aの開口を欠円して制御するもので、これによると、プランジャー18の開度変化(ストローク変化)に対する第1バイパスエア通路14aの開口面積変化特性は、図6の×−×線に示される如く非線形となるもので、第1バイパスエア通路14aの開口面積制御が一義的に行なわれてセッティングの自由度が小さく、かかる第1バイパスエア通路14aの開口面積制御の決定に多くの時間を必要とするものであった。
本発明は前記不具合に鑑み成されたもので、プランジャーの開度変化に対する第1バイパスエア通路の開口面積変化特性をリニアに設定でき、機関が要求するアイドリング空気特性に極めて容易に合致することができ、バイパスエアの供給の自由度が高いエアバイパス制御装置を提供することを第1の目的とする。
又、プランジャーによる第1バイパスエア通路の開口タイミング及び開口面積の個体差によるバラツキを抑止し、安定して且つ均一なバイパスエアの制御を行なうことのできるエアバイパス制御装置を提供することを第2の目的とする。
本発明になるスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置は、前記目的達成の為に、絞り弁より上流側の吸気通路と絞り弁より下流側の吸気通路とが絞り弁を迂回するバイパスエア通路にて連絡されるとともに該バイパスエア通路の開口がプランジャーによって開閉制御されるエアバイパス制御装置において、
プランジャーを摺動案内するプランジャーガイド孔に、プランジャーガイド孔の長手軸心方向に沿い、且つプランジャーガイド孔内に開口する制御溝を設けるとともに該制御溝に向けて第1バイパスエア通路を開口し、更に制御溝より下方位置にあるプランジャーガイド孔に第2バイパスエア通路を開口したことを第1の特徴とする。
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記制御溝を、アクチュエータ取付け孔及びプランジャーガイド孔と一体に鋳抜き形成したことを第2の特徴とする。
更に、本発明は前記第2の特徴に加え、前記制御溝を、溝底部においてプランジャーガイド孔に開口する溝幅を小とし、溝上部において溝幅を大としたことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、絞り弁より上流側の吸気通路内の空気は、第1バイパスエア空気通路を介して制御溝内に供給され、プランジャーガイド孔に開口する制御溝は、プランジャーガイド孔内に摺動自在に配置されるプランジャーによってその開口が制御される。
以上によると、第1バイパスエア空気通路からプランジャーガイド孔を介して第2バイパスエア空気通路に供給される空気量は、プランジャーガイド孔の長手軸心方向に沿って形成された制御溝の開口によって制御されて供給されるもので、プランジャー18の開度変化に対する制御溝の開口面積変化特性をリニアに設定でき、これによってアイドリング空気量のセッティングの自由度を高めることができ、機関が要求するアイドリング空気量を極めて容易に提供できる。
又、制御溝は、プランジャーガイド孔の長手軸心方向に沿ってフライス加工することにより、その溝幅及びその下端の開口位置を正確に且つ均一に形成することができ、これによってバイパスエア通路の開口タイミング及び開口面積を、個体差なく安定して且つ均一に形成することができ、バラツキの少ないエアバイパス制御装置を提供できる。
又、ドリル加工されて形成される第1バイパスエア通路は、制御溝内に開口して形成され、直接的にプランジャーガイド孔内に穿設されることがないので、第1バイパスエア通路のドリル加工時において、通路の芯振れが発生したとしても、プランジャーによる制御溝の開口面積制御に全く何等の影響を与えるものでなく、上記効果が阻害されることはない。
又、本発明の第2の特徴によると、プランジャーガイド孔、逃げ孔、アクチュエータ取付け孔を含む制御装置本体がアルミニウムダイカスト材料等によって射出成形されて形成され、このとき、プランジャーガイド孔内に開口する制御溝を、アクチュエータ取付け孔、プランジャーガイド孔とともに一体に鋳抜き形成される。
以上によると、プランジャーガイド孔に開口する制御溝の溝幅及び下端の開口位置を、アクチュエータ取付け孔、プランジャーガイド孔、に対して正確に位置決め形成でき、個体差の少ない安定して且つ均一なバイパスエアの供給を行なうことができる。
又、本発明の第1の特徴によると、制御溝を鋳抜き形成する際、鋳抜きを極めて容易に行なうことができるとともに特にプランジャーの低開度域における開口面積変化特性を緩やかにでき、中、高度域における開口面積変化特性を急激にすることができたもので、特に機関の低温時における始動性の向上と、機関の常温及び高温時において、変動幅の少ないアイドリング運転を実施できる。
以下、本発明になるスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置の実施例について図1により説明する。
尚、図7と同一構造部分については同一符号を使用し、説明を省略する。
1は、プランジャーガイド孔16の長手軸心線X−Xに沿い、プランジャーガイド孔16の底部16bの近傍からアクチュエータ取付け孔18に向けて上下方向に穿設された制御溝であり、この制御溝1は少なくともプランジャーガイド孔16の側壁16aに開口して穿設される。
この制御溝1は図2によってよく理解される。
そして、その上流が絞り弁13より上流側の吸気通路11aに連なって開口する第1バイパスエア通路14aの下流が制御溝1に向けて連絡される。これは図3によく示される。
ここで特に注目されることは、プランジャーガイド孔16の側壁16aに直接的に第1バイパスエア通路14aが開口しないことである。
又、第2バイパスエア通路14bの上流側は、プランジャーガイド孔16の底部16bに開口し、下流側は、絞り弁13より下流側の吸気通路11bに開口する。
以上によると、温度変化によりアクチュエータ19の操作体25が移動すると、これと同期してプランジャー18は、プランジャーガイド孔16の長手軸心線X−Xに沿って移動するもので、プランジャー18はプランジャーガイド孔16の側壁16aに開口する制御溝1の開口面積を可変制御する。
従って、機関雰囲気温度の常温又は高温時において、アクチュエータ19のワックスエレメント24内の熱膨縮材料は、大きく膨張してプランジャー18を大きく下方向へ移動させ、これによって制御溝1のプランジャーガイド孔16内への開口面積を小開口状態に維持し、前記常温、高温度状態に適合するアイドリング空気を、絞り弁13より上流側の吸気通路11aより、第1バイパスエア通路14a、制御溝1の開口S、プランジャーガイド孔16、第2バイパスエア通路14bを介して絞り弁13より下流側の吸気通路11b内に供給する。
一方、機関雰囲気温度の低温時において、アクチュエータ19のワックスエレメント24内の熱膨縮材料は、大きく収縮してプランジャー18を大きく上方向へ移動させ、これによって制御溝1のプランジャーガイド孔16内への開口面積を大開口状態に維持し、前記低温度状態に適合するアイドリング空気を、絞り弁13より上流側の吸気通路11aより、第1バイパスエア通路14a、制御溝1の開口S、プランジャーガイド孔16、第2バイパスエア通路14bを介して絞り弁13より下流側の吸気通路11b内に供給する。
ここで本発明になるエアバイパス制御装置によると、プランジャーガイド孔16の側壁16aにプランジャーガイド孔16の長手軸心線X−Xに沿う制御溝1を穿設し、該制御溝の開口をプランジャー18によって開閉制御したので、プランジャー18の開度変化に対するバイパスエア通路14の開口面積変化特性をリニアに設定することができ、これによってバイパスエア量の設定の自由度を増すことができるとともにセッティング作業性を大きく向上できる。前記バイパスエア通路14の開口面積変化特性をリニアに設定できることは、図6の○−○線で示される。
また制御溝1の溝幅1aは任意に変えることができ、これによると、リニアに設定された前記○−○よりなる開口面積変化特性を、図6において上下方向に移動することができ、バイパスエア量の設定の自由度を向上できる。
又、前記制御溝は、少なくともプランジャーガイド孔16に対してフライス加工によって機械的に形成することができ、これによると制御溝1のプランジャーガイド孔16の側壁16aに対する下端位置1b及び溝幅1aを正確に加工形成でき、且つ第1バイパスエア通路14aをプランジャーガイド孔16に開口することなく制御溝1内に向けて開口して形成したので、プランジャー18による制御溝1の開口タイミング及び開口面積を一定に形成することができ、個体差による開口タイミング、開口面積のバラツキを抑止でき、安定して且つ均一なるバイパスエアの制御を行なうことができる。
又、制御装置本体15を、アルミニウムダイカスト合金、合成樹脂材料を用いて射出成形する際、プランジャーガイド孔16、逃げ孔17を含むアクチュエータ取付け孔18、及び制御溝1を一体の中子によって形成し、この中子を射出成形時において上方へ引き抜くことにより、これらプランジャーガイド孔16、逃げ孔17、アクチュエータ取付け孔18、制御溝1を制御装置本体15内に一体的に鋳抜き形成することができ、これによるとフライスによる制御溝1の機械加工に比較し、より一層、制御溝1の溝幅1a、制御溝1の下端位置1bを、個体差が少なく容易にして且つ均一に安定形成することができる。
尚、プランジャーガイド孔16は、機械加工によって仕上げ加工してもよいもので、かかる機械加工時にあっても、制御溝1の溝幅1a、下端位置1bに影響を与えることがない。
又、図4に示される如く、制御溝1の溝幅を、その溝底部1cにおいて小なる溝幅1dとし溝上部1eにおいて大なる溝幅1fとすると、バイパスエア通路14の開口面積変化特性を、図6の△−△線に示される如くプランジャー開度の小開度領域において緩やかな特性とし、プランジャー開度の高開度領域において急激なる特性とすることができ、低温時における始動性の向上と、始動後の暖機運転を良好に行なうことができるとともに特に使用頻度がもっとも多い常温運転時におけるアイドリング空気量を高精度に維持できて安定した機関のアイドリング運転を行なうことができる。
又、上記によれば、バイパスエア通路14の開口面積変化特性を機関の要求に応じて種々の特性にかえることができるもので、汎用性の高いエアバイパス制御装置を提供できるものである。
又、前記制御溝によると、溝底部1cにおける溝幅1dが溝上部1eにおける溝幅1fより小さく形成されるので、制御溝1の鋳抜き形成を極めて容易に行なうことができる。
更に図4に示される制御溝1の溝形状は傾斜線状に形成されたものであるが、図5に示される如く、階段状に形成してもよい。
又、制御装置本体15は、スロットルボデー10と一体形成しても、あるいは別体に形成してもよく、更にバイパスエア通路は、第2バイパスエア通路14bを絞り弁より上流側の吸気通路11aに連絡し、第1バイパスエア通路14aを絞り弁より下流側の吸気通路11bに連絡してもよい。
本発明になるスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置の一実施例を示す縦断面図。 図1のA−A線における制御装置本体のみの縦断面図。 図2のB−B線における横断面図。 本発明になるスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置に用いられる他の制御装置本体の実施例を示す縦断面図。 本発明になるスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置に用いられる更に他の制御装置本体の実施例を示す縦断面図。 プランジャー開度とバイパスエア通路の開口面積との関係を示す線図。 従来のスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置を示す縦断面図。 従来のスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置を示す要部断面図。
符号の説明
1 制御溝
14a 第1バイパスエア通路
14b 第2バイパスエア通路
16 プランジャーガイド孔
18 プランジャー

Claims (3)

  1. 絞り弁より上流側の吸気通路と絞り弁より下流側の吸気通路とが絞り弁を迂回するバイパスエア通路にて連絡されるとともに該バイパスエア通路の開口がプランジャーによって開閉制御されるエアバイパス制御装置において、
    プランジャー18を摺動案内するプランジャーガイド孔16に、プランジャーガイド孔16の長手軸心方向X−Xに沿い、且つプランジャーガイド孔16内に開口する制御溝1を設けるとともに該制御溝に向けて第1バイパスエア通路14aを開口し、更に制御溝1より下方位置にあるプランジャーガイド孔16に第2バイパスエア通路14bを開口したことを特徴とするスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置。
  2. 前記、制御溝を、アクチュエータ取付け孔18及びプランジャーガイド孔16と一体に鋳抜き形成したことを特徴とする請求項1記載のスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置。
  3. 前記制御溝を、溝底部1cにおいてプランジャーガイド孔16に開口する溝幅1dを小とし、溝上部1eにおいて溝幅1fを大としたことを特徴とする請求項2記載のスロットルボデーにおけるエアバイパス制御装置。
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