JP2007055654A - 栓体及び開閉栓機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の押圧により開口部の閉塞が解除され、押圧解除により閉塞する開閉栓機構を形成することができ、その栓体自体及びその栓体を用いた開閉栓機構の製造を共に効率良く行うことができる栓体及びその栓体を用いた開閉栓機構。
【解決手段】 栓体Pを、円筒状をなす支持部PAと、その支持部PAの先端部を閉塞する円板底部状をなす栓部PBと、支持部PAの基部に、径方向外方に張り出した環状のパッキング部PCを設け、ゴム状弾性を有するエラストマー材料により一体状に形成する。キャップ部Qは、栓体Pを、両者の軸線方向及び先端側を揃えて収容した状態で、大径筒状部QDの雌螺子部QSを洗浄液ボトルBの口部B1の外周側に設けられた雄螺子部B2に螺合させて締結する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液体吐出用の開口部を開閉するための栓体及びその栓体を用いた開閉栓機構に関する。
特表2003−506110号公報(特許文献1)には、液体を保持するタンクと、 前記タンクにユニバーサルジョイントで取り付けられたディスペンサと、 前記ディスペンサと開放連通している前記タンクに連結された液体移送管とを有し、前記液体移送管が前記ユニバーサルジョイントと絡み合うことを防止するために、前記液体移送管が前記ユニバーサルジョイント内に配置されている液体移送管用に保護された通路を有する掃除用具が記載されている。
このような液体保持タンク13には、洗浄液等の液体を収容した洗浄液ボトルを、開口部を下向きにして嵌合させて使用するのが通常である。そのため、洗浄液ボトルの栓は、通常は洗浄液ボトルを下向きにしても栓が閉じていて洗浄液が漏出せず、タンク13に下向きに嵌合させた状態においては栓が開いて洗浄液が流下し得る構造が採用されている。
この種の栓は、洗浄液ボトルをタンク13に下向きに嵌合させることにより、タンク13内の突起部が可動栓を押し上げて開口部の閉塞を解除するものであったが、開口部を有するキャップ、可動栓、パッキング、可動栓を付勢して開口を閉塞するためのバネ等の多数の部品により構成されるため、部品製造及び組み立てのコストが嵩む傾向にあった。
特表2003−506110号公報
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、所定の押圧により開口部の閉塞が解除され、押圧解除により閉塞する開閉栓機構を形成することができ、その栓体自体及びその栓体を用いた開閉栓機構の製造を共に効率良く行うことができる栓体及びその栓体を用いた開閉栓機構を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の栓体は、
支持部の所定方向一端部に栓部が位置する栓体であって、
前記栓部は、閉塞対象である開口部又はその周縁部に所定向きに圧接してその開口部を閉塞するものであり、
前記支持部は、前記栓部を前記開口部に対し所定方向一方に弾性的に支持するものであり、
前記栓部と支持部は、ゴム状弾性を有する材料からなり一体状をなすことを特徴とする
支持部の所定方向一端部に位置する栓部が、支持部により所定方向一方に弾性的に支持されることにより、閉塞対象である開口部又はその周縁部に対し、栓部が圧接してその開口部が閉塞される。
このように開口部が栓部により圧接された状態において、開口部を通じて栓部を所定方向他方向きに押圧すると、支持部、又は支持部及び栓部が弾性的に変形して開口部の閉塞が解除される。押圧を解除すると、支持部、又は支持部及び栓部が弾性的に復元し、開口部又はその周縁部に対し栓部が圧接してその開口部が閉塞される。
このようにして、この栓体により開閉栓機構を形成することができる。栓体を構成する栓部と支持部は一体状をなすので、栓体自体の製造及びその栓体を用いた開閉栓機構の製造を共に効率良く行うことができる。
本発明の栓体は、上記支持部が、上記所定方向を軸心方向とする筒状をなすと共に、その所定方向一方の環状端部において実質上全周にわたり上記栓部を弾性的に支持するものであることが好ましい。
この場合、栓部を所定方向一方に弾性的に支持するための支持部が、その所定方向を軸心方向とする筒状をなし、筒状の支持部の所定方向一方の環状端部において実質上全周にわたり栓部を弾性的に支持するので、栓部が所定方向一方に環状に弾性的に支持され、栓体による開口部の閉塞がより効果的になる。
また本発明の栓体は、上記支持部の所定方向他方の端部が開口し、筒状の支持部の両端の間の側壁部および/または栓部のうち閉塞対象である開口部又はその周縁部に圧接する部分よりも外周側の部分に、筒状の支持部の内部と外部を連通する連通孔を有するものとすることができる。
この場合、栓部による開口部の閉塞が解除された状態において、対象流体が、筒状の支持部の所定方向他方の端部から、筒状の支持部の内部を通じ、連通孔を介して筒状の支持部の外部へ流れた後、開口部に達するものとすることができる。
また本発明の栓体は、上記支持部が円筒状をなし、上記栓部が、その支持部の所定方向一方の端部を閉塞する円板底部状をなし、栓部の外周部と支持部の所定方向一方の端部にわたる円環状角部の周方向複数箇所に、内外を連通する連通孔が設けられているものとすることができる。この場合、筒状の支持部の所定方向一方の環状端部は、周方向複数箇所に連通孔を有するが、実質上全周にわたり栓部を弾性的に支持することとなる。
また本発明の栓体は、筒状をなす上記支持部の内側面および/または外側面(内側面及び外側面の両方又は一方)に、上記所定方向の突条を1又は互いに周方向間隔を隔てて2以上有するものとすることが好ましい。筒状をなす支持部の内側面および/または外側面に、所定方向の突条を有することにより、支持部の所定方向の復元力及び変形に対する抵抗力を高め、閉塞対象である開口部又はその周縁部に対する栓部の圧接及びそれによる開口部の閉塞をより確実に行なうことができる。このような突条は、周方向に所定中心角毎に3以上配することが好ましい。また、突条は、筒状をなす支持部の所定方向全長にわたるものであることは必ずしも要しない。
また本発明の栓体は、上記支持部の所定方向他方の端部に、ゴム状弾性を有する材料からなる環状のパッキング部を、支持部と一体状に備えるものとすることができる。この場合、対象流体を供給する対象流体供給口に内部が連通するように筒状の支持部を連結する場合に、両者の連結箇所にパッキング部を介在させることにより、その連結箇所から対象流体が漏出することが防がれる。
本発明の開閉栓機構は、上記栓体が、底部に開口部を有する有底筒状のキャップ部内に、前記栓体の支持部の所定方向が、そのキャップ部の軸線方向となるように収容され、前記開口部が前記栓体の栓部により閉塞されるものである。
本発明の栓体及び開閉栓機構においては、支持部により所定方向一方に弾性的に支持されることにより、閉塞対象である開口部又はその周縁部に対し、栓部が圧接してその開口部が閉塞され、この状態で、開口部を通じて栓部を所定方向他方向きに押圧することにより、支持部、又は支持部及び栓部が弾性的に変形して開口部の閉塞が解除され、押圧を解除すると、支持部、又は支持部及び栓部が弾性的に復元し、開口部又はその周縁部に対し栓部が圧接してその開口部が閉塞される。
そのため、栓体により開閉栓機構を形成することができ、栓体を構成する栓部と支持部は一体状をなすので、栓体自体の製造及びその栓体を用いた開閉栓機構の製造を共に効率良く行うことができる。
本発明の実施の形態を、図面に表した清掃用具の例を中心として説明する。
図1は、柄体の一部を省略した清掃用具の斜視図、図2は、柄体の一部を省略した清掃用具の前後方向断面図、図3及び図4は、洗浄液保持部による洗浄液ボトル保持態様を示す要部断面図である。図5乃至図8は栓体に関するものであって、図5は斜視図、図6は平面図、図7は縦断面図、図8は、図6におけるVIII-VIII線断面図である。
清掃用具Tは、清掃用ヘッドHと、清掃用ヘッドHの上側に基部が連結されている柄体Dを備える。
清掃用ヘッドHは、平面等脚台形状(平面略長方形状等の適宜形状を選択し得る)の板状又は薄形箱形状のヘッド本体HAと、そのヘッド本体HAの下面全体をカバーするように下面側に取り付けられたエラストマー材料製の弾力性を有するクッション底部HBからなる。清掃用ヘッドHは短手方向が前後方向であり、清掃用ヘッドHの平面等脚台形状を構成する平行な2辺のうち長い方の辺が前辺HF、短い方の辺が後辺HRである。
ヘッド本体HAの上部の前後における両側位置には、清掃用ヘッドHの底面に配した清掃用シートWの前後縁部付近を押し込んで保持するためのシート状縁部保持部が設けられている。シート状縁部保持部12は、ゴム状材料製の複数の舌片間にシート状縁部を保持するものである。なお、清掃用シートW等を用いずに清掃用ヘッドの底面で直接清掃対象面を清掃するものとすることもできる。
ヘッド本体HAの上側の横方向中央部における前後方向中央部よりもやや後側の位置(前後方向の中央から後端に向かってその間の5分の1乃至5分の2の間)に、外方突出部J3を有する回動連結部材JAを介して柄体Dが連結されている。回動連結部材JAは、ヘッド本体HAに対し横方向の回動軸線の回りに回動可能なように連結されている。
回動連結部材JAは、軸受筒状部JBの周方向の1箇所(必ずしも1箇所に限らない)に、柄体Dの基部を連結するための、上部が略半円形板状で下部が方形板状(これに限らない)をなす外方突出部J3(なお、例えば外方突出部自体を柄体の基部とすることもできる)を有する。
柄体Dの基端部は、平行状に相対する支持突部DAからなり、両支持突部DAは、それぞれ略半円形板状(これに限らない)をなす。両支持突部DA間には縦断面略U字状の溝状間隙部Uが形成されている。この柄体Dの溝状間隙部Uに、外方突出部J3が平行状に挿入された状態で、両支持突部DAと外方突出部J3が、回動連結部材JAの回動軸線に直交する方向の連結軸Cにより連結されている。これにより、柄体Dは、回動連結部材JAにおける軸受筒状部JBの回動軸線のまわりに回動して前後方向RA−RAの傾斜角度が可変であると共に、回動連結部材JAに対し連結軸Cのまわりに左右方向RB−RBに回動が可能なように連結されている。
柄体Dの中間部における後側には、洗浄液ボトルB(洗浄液に限るものではない)を、その口部B1側を下向きに嵌合させて保持するための、上方開口の洗浄液保持部Lを備える。
洗浄液ボトルBの口部B1には、栓体Pとキャップ部Qからなる開閉栓機構が設けられている。
栓体Pは、円筒状をなす支持部PAと、その支持部PAの先端部を閉塞する円板底部状をなす栓部PBと、支持部PAの基部に、径方向外方に張り出した環状のパッキング部PCを備え、ゴム状弾性を有するエラストマー材料により一体状に形成されている。栓部PBは、支持部PAにより、軸線方向先端向きに弾性的に支持される。
栓体Pの内面側には、支持部PAの内面上部から支持部PAの軸線と平行に内面下端に至り、更に栓部PBの内面中央に至るリブPD(突条)を、90度中心角毎に4つ有する。なお、栓部が支持部側面を有する場合(例えば、栓部が板状をなし、その所定部分が支持部により支持されている場合)、栓部の支持部側面に突条が設けられることにより栓部の変形に対する抵抗力を高めることが好ましい。
また、栓部PBの外周部と支持部PAの先端部にわたる円環状角部におけるリブPD同士の間毎の周方向4箇所に、内外を連通する連通孔PE(連通孔の位置は、支持部における筒状周壁や栓部における外周側部分の一方のみ又は両方のそれぞれに設けることもできる)が設けられている。パッキング部PCは、その内周側が、基部側に突出した断面台形状の環状挿入部PC1により構成され、その環状挿入部PC1の外周側に、環状封止部PC2を有する。環状挿入部PC1には、貫通孔PFが設けられている。尤も、このようなパッキング部PCは、栓部及び支持部とは別に設けることもできる。
なお、本発明における栓体を構成する支持部の他の例としては、円筒若しくは多角形筒状等の筒状、リブで補強された円筒状以外の筒状、柱状、軸線方向に平行な柱状体が環状に配されたもの若しくはそれらの柱状体同士が互いに連結されたもの等を挙げることができる。支持部は、筒状(若しくは環状配置された柱状)とすることが好ましく、このような支持部による栓部の支持は、栓部のうち、閉塞対象である開口部に対応する部分を囲繞するような位置について行なうことが、開口部の閉塞をより確実なものとする上で好ましい。
キャップ部Qは、硬質のプラスチック材料により形成されており、基部側に大径筒状部QD、先端側に小径筒状部QA、両者の間に拡径環状平板部QCを、同軸状に有する。大径筒状部QDの内周側には雌螺子部QSが形成されており、小径筒状部QAの先端部には底部QBを有する。
底部QBは、中央部に貫通する吐出口QEを有し、底部QBの内面側のうち吐出口QEの周縁部に、断面尖端状をなす環状突条QFが設けられている。
拡径環状平板部QCには、先端側に開口し基部側に突出する連通管部QGが設けられている。
キャップ部Qに、栓体Pを、両者の軸線方向及び先端側の向きを揃えて収容し、連通管部QGを貫通孔PFに挿通させる。連通管部QGには、空気抜きパイプA1の一端部が外嵌連結され、空気抜きパイプA1の他端部には、逆止弁A2及び籠状保護部A3が連結され、その逆止弁A2は籠状保護部A3内に保護されている。栓体Pの環状挿入部PC1の基端側(図3における上側)には、ストレーナMが装着されている。ストレーナMの装着は、拡径環状平板部QCの基端側に設けられて環状挿入部PC1を貫通する突起(図示を略す)に、ストレーナMの貫通孔(図示を略す)が嵌合することにより行なわれている。この状態で、空気抜きパイプA1、逆止弁A2及び籠状保護部A3を洗浄液ボトルB内に挿入すると共に、大径筒状部QDの雌螺子部QSを洗浄液ボトルBの口部B1の外周側に設けられた雄螺子部B2に螺合させて締結させる。
この状態で、栓体Pの環状挿入部PC1の基部側が洗浄液ボトルBの口部B1内に挿入され、環状封止部PC2が、口部B1の環状端面とキャップ部Qの大径筒状部QDの内面外周部との間に挟圧され、且つ、栓体Pの栓部PBのうち連通孔PEよりも内方側の部分がキャップ部Qの底部QBの環状突条QFに軸線方向先端向きに圧接する。
これにより、洗浄液ボトルBの口部B1とキャップ部Qの大径筒状部QDと栓体Pの環状封止部PC2の間が封止されると共に、環状突条QFが全周にわたり栓部PBにより封止されて吐出口QEが閉塞される。なお、栓部PBによる吐出口QE(開口部)の閉塞は、このように、吐出口QEの外周側に環状突条QF(円環状に限るものではない)を設け、その環状突条QFを栓部PBにより封止するものとすることが好ましいが、環状突条QFを設けずにキャップ部Qの底部QBに栓部PBを圧接させることにより吐出口QEを閉塞するものとすることもできる。
洗浄液保持部Lは、栓体Pを収容したキャップ部Qを口部B1に螺合させた洗浄液ボトルBのキャップ部Qを嵌合保持するための嵌合保持部LAを有する。
嵌合保持部LAは、大径筒部LBと、大径筒部LBの上端開口部からやや下方に設けられた環状支持部LCと、その環状支持部LCの下側に設けられた、パッキング内周面LDを備える中径保持部LEと、中径保持部LEの下側に設けられた小径連通部LFと、小径連通部LFの上端部の中央部に固定支持されて中径保持部LE内に上向きに突出した開栓突出部LGと、開栓突出部LGから下向きに突設されたガイド棒LKと、ガイド棒LKが挿入される下端閉塞のガイド穴(図示せず)を有し、ガイド棒LKに案内されて往復動することにより小径連通部LFの下端開口LHを開閉する開閉栓LIと、下端開口LHを閉塞状態に維持するために開閉栓LIを下向きに付勢する圧縮コイルバネLJを備える。開栓突出部LGと開閉栓LIとのガイド棒LK及び開閉栓LIの上部は、圧縮コイルバネLJ内に挿通された状態で小径連通部LF内に位置する。
洗浄液ボトルBの口部B1に螺合させたキャップ部Qは、大径筒状部QDを大径筒部LBに内嵌し、拡径環状平板部QCを環状支持部LCにより支持し、小径筒状部QAを中径保持部LEに内嵌した状態で、嵌合保持部LAに嵌合保持される。この状態において、開栓突出部LGは、吐出口QEを通じて栓体Pの栓部PBの中央を軸線方向基部側へ押圧する。この押圧により、栓部PBによる吐出口QEの封止が解除され、洗浄液ボトルB内の洗浄液が、栓体Pの支持部PA内を通じ、連通孔PEを介して支持部PAの外部へ流れ、キャップ部Qの小径筒状部QA内から吐出口QEを経てキャップ部Q外へ流出し得る状態となる。更に、開閉栓LIが下端開口LHの閉塞を解除すれば、洗浄液は、中径保持部LE及び小径連通部LFを経て下端開口LHから流出し得る。
洗浄液ボトルBからの洗浄液の流出開始により、洗浄液ボトルB内は負圧状態になるので、逆止弁A2が開き、連通管部QG及び空気抜きパイプA1を経て外部の空気が洗浄液ボトルB内に導入され、洗浄液が円滑に流出し得る。逆止弁A2は、洗浄液非流出状態では、洗浄液が空気抜きパイプA1を介して漏出することを防止する。
洗浄液ボトルBのキャップ部Qの嵌合保持部LAに対する嵌合を解除して洗浄液保持部Lから洗浄液ボトルBを取り外すと、栓体Pの栓部PBに対する開栓突出部LGの押圧が解除される。すると、栓部PBを軸線方向に支持する支持部PAの復元力を始めとする栓体Pの弾性的な復元力により、栓体Pの栓部PBによるキャップ部Qの吐出口QEの封止が回復する。支持部PAが、栓部PBの外周部全周を支持する円筒状をなすものであることによって、より良好な復元力と、栓部PBによるキャップ部Qの吐出口QEの全周にわたる確実な封止が実現される。また、栓体Pの支持部PAの内面及び栓部PBの内面にわたる4本のリブPDによって、支持部PAを始めとする栓体Pの復元と栓部PBによるキャップ部Qの吐出口QEの封止が一層確実なものとなる。
柄体Dの上端には後方屈曲の把手DBが設けられ、柄体Dにおける把手DBの下側に洗浄液噴出操作のための操作レバーDCが設けられている。また柄体Dの基端部の前側に、洗浄液噴出部DDが設けられている。操作レバーDCを把手DB側へ引くことにより、開閉栓LIが押し上げられて下端開口LHの閉塞が解除され、洗浄液保持部Lに保持した洗浄液ボトルB内の洗浄液が下端開口LHから流出し、洗浄液噴出部DDから噴出させることができる。
清掃を行なうには、清掃用ヘッドHのクッション底部HBの底面HB1を清掃用シートWで覆った状態でその清掃用シートWを清掃用ヘッドHに保持する。その上で、清掃者は、必要に応じ操作レバーDCを引くことにより洗浄液を洗浄液噴出部DDから噴出させて床面等の清掃対象面上に散布しつつ、柄体Dを把持して清掃対象面をクッション底部HBの底面側に位置する清掃用シートWにより拭いて清掃を行なう。
柄体の一部を省略した清掃用具の斜視図である。 柄体の一部を省略した清掃用具の前後方向断面図である。 洗浄液保持部による洗浄液ボトル保持態様を示す要部断面図である。 洗浄液保持部による洗浄液ボトル保持態様を示す要部断面図である。 栓体の斜視図である。 栓体の平面図である 栓体の縦断面図である 図6におけるVIII-VIII線断面図である
符号の説明
12 シート状縁部保持部
A1 空気抜きパイプ
A2 逆止弁
A3 籠状保護部
B 洗浄液ボトル
B1 口部
B2 雄螺子部
C 連結軸
D 柄体
DA 支持突部
DB 把手
DC 操作レバー
DD 洗浄液噴出部
H 清掃用ヘッド
HA ヘッド本体
HB クッション底部
HB1 底面
HF 前辺
HR 後辺
J3 外方突出部
JA 回動連結部材
JB 軸受筒状部
L 洗浄液保持部
LA 嵌合保持部
LB 大径筒部
LC 環状支持部
LD パッキング内周面
LE 中径保持部
LF 小径連通部
LG 開栓突出部
LH 下端開口
LI 開閉栓
LJ 圧縮コイルバネ
LK ガイド棒
M ストレーナ
P 栓体
PA 支持部
PB 栓部
PC パッキング部
PC1 環状挿入部
PC2 環状封止部
PD リブ
PE 連通孔
PF 貫通孔
Q キャップ部
QA 小径筒状部
QB 底部
QC 拡径環状平板部
QD 大径筒状部
QE 吐出口
QF 環状突条
QG 連通管部
QS 雌螺子部
T 清掃用具
U 溝状間隙部
W 清掃用シート

Claims (7)

  1. 支持部の所定方向一端部に栓部が位置する栓体であって、
    前記栓部は、閉塞対象である開口部又はその周縁部に所定向きに圧接してその開口部を閉塞するものであり、
    前記支持部は、前記栓部を前記開口部に対し所定方向一方に弾性的に支持するものであり、
    前記栓部と支持部は、ゴム状弾性を有する材料からなり一体状をなすことを特徴とする栓体。
  2. 上記支持部が、上記所定方向を軸心方向とする筒状をなすと共に、その所定方向一方の環状端部において実質上全周にわたり上記栓部を弾性的に支持するものである請求項1記載の栓体。
  3. 上記支持部の所定方向他方の端部が開口し、筒状の支持部の両端の間の側壁部および/または栓部のうち閉塞対象である開口部又はその周縁部に圧接する部分よりも外周側の部分に、筒状の支持部の内部と外部を連通する連通孔を有する請求項2記載の栓体。
  4. 上記支持部が円筒状をなし、上記栓部が、その支持部の所定方向一方の端部を閉塞する円板底部状をなし、栓部の外周部と支持部の所定方向一方の端部にわたる円環状角部の周方向複数箇所に、内外を連通する連通孔が設けられている請求項3記載の栓体。
  5. 筒状をなす上記支持部の内側面および/または外側面に、上記所定方向の突条を1又は互いに周方向間隔を隔てて2以上有する請求項2、3又は4記載の栓体。
  6. 上記支持部の所定方向他方の端部に、ゴム状弾性を有する材料からなる環状のパッキング部を、支持部と一体状に備える請求項1乃至5の何れかに記載の栓体。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の栓体が、底部に開口部を有する有底筒状のキャップ部内に、前記栓体の支持部の所定方向が、そのキャップ部の軸線方向となるように収容され、前記開口部が前記栓体の栓部により閉塞される開閉栓機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015528879A (ja) * 2012-07-03 2015-10-01 バイエル・クロップサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト キャニスタからタンクを汚染なしに充填する装置

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