JP2007055142A - プリンタ及びプリンタの制御方法 - Google Patents

プリンタ及びプリンタの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 具体的にログ情報の印刷またはデータ送信を実施可能な構成を備え、かつエラー発生時でも情報の上書きが為されてしまうことの無いログ情報を取得する。
【解決手段】 プリンタ10は、ホストコンピュータ100と通信可能に接続される。プリンタ10は、プリンタ10への指示またはプリンタ10の状態を示す情報を取得する情報取得部41と、情報取得部41が取得した情報が保存される情報記憶部42と、情報出力指示に応じて情報記憶部42に記憶された情報を出力する情報出力部43と、を備えている。情報出力指示としては、コマンドまたは操作部35を介した入力が挙げられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ及びプリンタの制御方法に係り、特にプリンタ内での状態変化の履歴を記録可能なプリンタ及びプリンタの制御方法に関する。
現在、プリンタは、用紙等に画像記録を行う画像記録装置として産業上の幅広い分野で用いられている。プリンタの印刷方式としては様々なものがあるが、例えばドットインパクト方式、サーマル方式、インクジェット方式、電子写真方式等があげられる。
一般に、プリンタは、外部に設置されたホストコンピュータと通信可能に接続されており、ホストコンピュータから送信される各種コマンドに応じて、紙送り、印刷、ステータス信号の送信等の各種動作を実行する。
プリンタの中には、動作中のステータス情報、エラー情報、及びコントローラの動作情報を保存するメモリ及び時計機能を備え、動作中に発生したエラー情報、変更されたステータス情報、コントローラの動作情報、及びそれらが発生または変更された時間を合わせた情報を履歴(ログ情報)としてメモリに保存する制御手段を備えたものもある(例えば、特許文献1参照)。
このプリンタによれば、プリンタの動作における各種情報を履歴として保存することにより、印刷機の動作(問題等)のより迅速な原因解析のために、同解析時に必要な全ての情報を詳細内容として一括で保存、及び管理できる。また、保存した情報の内容を用紙に一覧印刷することにより内容を確認し、より迅速に動作の原因解析を行うことができる。
特開2004−351805号公報
しかしながら、特許文献1には、ユーザがこのログ情報を取得する場合には、ユーザが指定を行って印刷をする、またはホストコンピュータにデータを送信すると記載されているが、具体的にはどのような手段によりユーザが指定を行うのかについては何ら述べられていない。
また、特許文献1では、電源オフ時にデータを保持するためにハードディスクを用いると述べられているが、ハードディスクのような大容量記録メディアを備えていないプリンタの場合には、一時的に保存できるデータ量には限りがある。このようなプリンタにおいて、エラー発生時に電源を再投入すると、新たに書き込まれるログ情報によって、エラー発生時の情報が上書きされてしまうといった問題が生じる可能性もある。
本発明は、上記を鑑みて為されたものであり、具体的にログ情報の印刷またはデータ送信を実施可能な構成を備え、かつエラー発生時でも情報の上書きが為されてしまうことの無いログ情報を取得可能なプリンタ及びプリンタの制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成により達成される。
(1) ホストコンピュータと通信可能に接続される印刷装置であって、
印刷装置への指示または印刷装置の状態を示す情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部が取得した情報が保存される情報記憶部と、
情報出力指示に応じて、前記情報記憶部に記憶された情報を出力する情報出力部と、を備えた印刷装置。
(2) 前記情報出力指示は、前記情報の印刷を指示する情報印刷指示であり、
前記情報出力部は、前記情報印刷指示に応じて前記情報記憶部に記憶された情報を印刷するよう指示する印刷指示部を備えることを特徴とする(1)に記載の印刷装置。
(3) 前記情報印刷指示は、前記ホストコンピュータから送信される情報印刷指示コマンドであることを特徴とする(2)に記載の印刷装置。
(4) ユーザからの操作を受け付ける操作部を有し、
前記情報印刷指示は、前記操作部を介して入力されることを特徴とする(2)に記載の印刷装置。
(5) 前記情報出力指示は、前記情報の送信を指示する情報送信指示であり、
前記情報出力部は、前記情報送信指示に応じて前記情報記憶部に記憶された情報を前記ホストコンピュータに送信するよう指示する送信指示部を備えることを特徴とする(1)〜(4)の何れか一項に記載の印刷装置。
(6) 前記情報送信指示は、前記ホストコンピュータから送信される情報送信指示コマンドであることを特徴とする(5)に記載の印刷装置。
(7) ユーザからの操作を受け付ける操作部を有し、
前記情報送信指示は、前記操作部を介して入力されることを特徴とする(5)に記載の印刷装置。
(8) 前記情報は、センサから取得されるセンサ情報、操作部から取得される入力情報、前記ホストコンピュータから受信する受信データ、前記ホストコンピュータに送信される送信データ、並びにプリンタ内部における復帰可能エラー情報及び復帰不可能エラー情報からなる群から選択されるものであることを特徴とする(1)〜(7)の何れか一項に記載の印刷装置。
(9) 前記情報記憶部は、追記型のリングバッファにより構成されることを特徴とする(1)〜(8)の何れか一項に記載の印刷装置。
(10) 前記情報記憶部は、第1記憶領域と第2記憶領域とを有し、
前記情報取得部は、復帰不可能エラー状態以前に第1記憶領域に前記情報を保存し、そして前記復帰不可能エラー状態発生後の再起動後は、前記情報を第2記憶領域に保存することを特徴とする(1)〜(9)の何れか一項に記載の印刷装置。
本発明の印刷装置は、ホストコンピュータと通信可能に接続される印刷装置であって、印刷装置への指示または印刷装置の状態を示す情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報が保存される情報記憶部と、情報出力指示に応じて、前記情報記憶部に記憶された情報を出力する情報出力部と、を備えている。したがって、情報記憶部に記憶されたログ情報を情報出力部を介して出力することにより、製品の内部にエラーが発生した場合の原因究明が容易となる。具体的には、このログ情報を検証することにより、エラーが発生する直前にどのような処理が行われたのかについての詳細な情報を得ることができ、容易且つ短時間に不具合発生の原因を特定できる。
具体的には、情報出力部は、ホストコンピュータにログ情報を送信することにより取り出したり、用紙に印刷したりすることにより取り出すことができる。そのためには、ホストコンピュータから送信される情報印刷指示コマンドや操作部の操作により与えられる情報印刷指示、またはホストコンピュータから送信される情報送信指示コマンドや操作部の操作により与えられる情報送信指示をトリガーとして、情報の取り出すことができる。
なお、前記情報としては、センサから取得されるセンサ情報、操作部から取得される入力情報、前記ホストコンピュータから受信する受信データ、前記ホストコンピュータに送信される送信データ、並びにプリンタ内部における復帰可能エラー情報及び復帰不可能エラー情報からなる群から選択されるものが例示される。
情報記憶部としては、追記型のリングバッファにより構成されてもよい。
また、情報記憶部は、第1記憶領域と第2記憶領域とを有し、復帰不可能エラー状態以前には第1記憶領域に前記情報を保存し、そして前記復帰不可能エラー状態発生後の再起動後は、前記情報を第2記憶領域に保存するようにしてもよい。このように構成することにより、リングバッファを用いた場合であっても、再起動後に収集されるログ情報により復帰不可能エラー発生前のログ情報が上書きされないようにしつつ、再起動後もログ情報を取得し続けることが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るプリンタ及びプリンタの制御方法の一実施形態について説明する。
(プリンタの構成について)
図1は、本実施形態のプリンタを示す斜視図である。
本実施形態のプリンタ10は、小切手等のスリップ紙の表面および裏面への印刷と、レシート発行用のロール紙へのロール紙印字が可能な複合型のプリンタである。プリンタ10は、本体部11と、本体部11の上面に開閉可能に設けられた正面側カバー12及び背面側カバー13とを備えている。
プリンタ10の本体部11内部には、図示せぬロール紙が装填されている。ロール紙は、本体部11内部に設けられたロール紙搬送路(不図示)を搬送されて、印刷が行われる。そして印刷されたロール紙は、本体部12の上面に開口したロール紙排出口19より排出される。
正面側カバー12の上面には複数の操作部35が設けられている。この複数の操作部35の下部には、スリップ紙を挿入可能なスリップ挿入口16が設けられている。スリップ挿入口16から挿入されたスリップ紙は、本体部11に設けられたスリップ搬送路17を搬送されて、正面側カバー12と背面側カバー13との間に設けられたスリップ排出口18から排出される。本実施形態のプリンタ10は、このスリップ搬送路17に沿ってスリップを搬送しながらスリップへの印刷、小切手の画像読み取り、スリップ(特に小切手)上に印字されたMICRの読み取り等を行う。
また、背面側カバー13内部には、クレジットカードやIDカード(身分証明書)等のカードの画像読み取りを行う画像読取センサ(画像読取用スキャナ)が設けられている。カードは、背面側カバー13の正面側に設けられたカード挿入口20から挿入されて、画像読取センサに読みとられ、同じくカード挿入口20から排出される。
図2は、本実施形態のプリンタの制御構造を示すブロック図である。
本実施形態のプリンタ10は、外部のホストコンピュータ100と通信可能に接続され、ホストコンピュータ100から送信される各種コマンドに応じて動作し、印刷や画像読み取りを実行する画像記録装置である。プリンタ10は、主として、CPU31、フラッシュROM32、RAM33、通信インタフェース34、操作部35、各種センサ36、及び印刷部37、画像読取部38及び磁気文字読取部39を有しており、それぞれは内部バス10aにより電気的に接続されている。なお、図1では、模式的に一つの内部バス10aで各部が接続されているとして説明しているが、各部が機能する限りにおいて、他の構成で接続されていてもよい。
CPU31は、プリンタ10の制御中枢であって、フラッシュROM32に書き込まれたファームウェアを実行することにより、プリンタ10の各部の動作を制御する制御部を構成する。
フラッシュROM32は、複数のセクタを有し、電気的にデータを書き換え可能な不揮発性メモリである。このフラッシュROM32には、プリンタ制御用のファームウェアや、各種設定値等が記憶されている。フラッシュROM32は、データの消去時には、セクタ単位で一括してデータの消去が実行される。
RAM33は、プリンタ10における揮発性の記憶領域である。図2では、模式的に一つのRAM33が描かれているが用途に応じて複数のRAMチップが設けられていてもよい。このRAM33には、ホストコンピュータ100から受信したデータを一時的に保存する受信バッファ、展開された印刷データを一時的に保存する印刷バッファ、画像データを保存する画像バッファ等が設けられている。なお、上述したログ情報バッファは、RAM33内に設けられ、所定のタイミングでフラッシュROM32にデータが転送されるように構成されてもよい。
通信インタフェース34は、外部のホストコンピュータ100との通信を行う制御部である。ホストコンピュータ100から受信するデータ及びホストコンピュータ100へ送信されるデータは、すべてこの通信インタフェース34を介して送受信される。
操作部35は、図1にも示すように、プリンタ10の筐体に設置された紙送りスイッチ、リリーススイッチ等のユーザインタフェースであり、この操作部35が操作されることにより、プリンタ10は、ユーザからの指示を受け取り、指示に応じて動作する。
各種センサ36は、プリンタ10の状態を監視し、状態変化を検出するセンサである。各種センサ36としては、用紙検出センサとしてのスリップ紙先端検出センサ、スリップ紙後端検出センサ、スリップ紙用紙排出センサ、ロール紙エンドセンサ、ロール紙ニアエンドセンサ、スリップ紙カバーオープンセンサ、ロール紙カバーオープンセンサ、ユニットオープンセンサ、等が挙げられる。その他、各種センサ36に含まれるものとしては、各種ハードウェア情報が挙げられる。ハードウェア情報を取得するものとしては、電源電圧センサ、各種印刷ヘッド温度センサ、後述する磁気文字読取センサ等が挙げられる。
印刷部37は、スリップ紙印刷部及びロール紙印刷部(不図紙)等から構成されている。印刷部37は、ファームウェアに応じて送信されるCPU31からの各種指示及び印刷データに応じて、各種搬送路に沿って設けられた印刷ヘッドを介してスリップ紙またはロール紙に対して印刷を実行する。
画像読取部38は、画像読取センサ等から構成され、プリンタ10のカード挿入口20に挿入されたカードの画像を読み取るスキャナー機構である。画像読取部38が読み取った画像データは、例えばRAM33内に設けられる画像データバッファに保存され、必要に応じて、ホストコンピュータ100に転送される。
磁気文字読取部39は、磁気文字読取センサ等から構成され、スリップ紙搬送路17を搬送されるスリップ紙に印字された磁気文字を読み取る磁気文字リーダである。磁気文字読取部39が読み取った磁気文字信号は、RAM33内に一時保存され、必要に応じてホストコンピュータ100に転送されて、文字分析が行われる。
本実施形態では、CPU31がフラッシュROM32内のファームウェアを実行することにより、エラー情報を含むログ情報を取得し、このログ情報を印刷したり、ホストコンピュータ100へ送信したり、するように構成されている。
以下、図3を参照しながら、本実施形態のプリンタ10におけるログ情報取得、ログ情報印刷及びログ情報送信について説明する。
図3は、ログ情報の取得に主眼をおいた制御構造を示すブロック図である。
本実施形態では、図3に示すように、ファームウェアを実行することにより実現される機能部として、ホストコンピュータ100から送信されるコマンド等のデータを受信するデータ受信部51と、受信したデータを一時的にバッファする受信バッファ52と、各種センサ36からの検出信号を基にエラーが発生したかどうか判定するエラー検出部53と、各種センサ36の検出信号を基に生成されホストコンピュータ100に送信されるプリンタ10のステータスを示すステータス信号を生成するステータス生成部54と、ステータス信号等のデータをホストコンピュータ100に送信するデータ送信部55と、を備えている。
ここで、エラー検出部53が検出するエラーとしては、エラーを解除することによりエラー状態から解除可能な復帰可能エラーと、リセット処理、電源再投入等を行わない限りエラー状態を解除不可能な復帰不可能エラーがある。
復帰可能エラーとしては、スリップ排出エラー、オートカッターエラー、モータ脱調エラー、ホームポジションエラー、印刷中カバーオープンエラー等が挙げられる。
また、復帰不可能エラーとしては、サーミスタ(温度計)エラー、低電圧エラー、高電圧エラー、RAMエラー、回路エラー、CPU実行エラー等が挙げられる。
また、上記機能部に加えて、本実施形態のプリンタ10は、情報取得部41と、情報記憶部42と、情報出力部43とを備えている。
情報取得部41は、プリンタ10の内部状態を示す各種情報及びホストコンピュータ100からプリンタ10に送信されるコマンド等の指示をログ情報として収集して、情報記憶部42に時系列的に保存するものである。情報取得部41が収集するログ情報としては、各種センサ36から取得されるセンサ情報、操作部35から取得される操作部操作情報(入力情報)、ホストコンピュータ100から受信する受信データ、ホストコンピュータ100に送信される送信データ、並びにエラー検出部53により生成されるプリンタ10内部におけるエラー情報等が挙げられる。
情報取得部41は、例えば、センサ情報であれば、所定時間(例えば1秒)毎に、また操作部操作情報であれば各種スイッチが押されたり離されたりする毎にその情報を取得する。また受信情報であれば、ホストコンピュータ100から各種データをデータ受信部51が受信する毎に(受信バッファ52から読み出される毎でもよい)、また送信情報であれば、ホストコンピュータ100にデータ送信部55からデータを送信する毎に、またエラー情報であれば、復帰可能エラー情報または復帰不可能エラー情報が検出される毎にその情報を取得する。
このように情報取得部41によって情報記憶部42にログ情報を残しておくことにより、例えば、製品の内部にエラーが発生した場合の原因究明が容易となる。例えば、このログ情報を検証することにより、エラーが発生する直前にどのような処理が行われたのかについての詳細な情報を得ることができ、容易且つ短時間に不具合発生の原因を特定できる。
なお、情報取得部41は、ホストコンピュータ100から情報取得コマンドを受信すると、ログ情報の取得を開始するように構成されていてもよいし、フラッシュROM32に書き込まれた設定フラグに基づきログ情報の取得を開始するように構成されていてもよい。
情報記憶部42は、RAM32、フラッシュROM31、またはその双方の記憶領域を用いて構成される。情報記憶部42は、例えば循環的に情報を記憶するリングバッファとして構成されており、最新情報が順次追記されていき、バッファを使い切ったら古い情報を上書きするように構成されている。情報取得部41は、復帰不可能エラーが起きたときに、復帰不可能エラーの発生を書き込み、ログ情報の保存は停止する。この場合には、電源を再投入して再起動すると、続きから再びログを保存し始めるように構成することが好ましい。
ここで、情報記憶部42としては、少なくとも2つのリングバッファを備えていることが好ましい。図4に示すように、2つのリングバッファを備えると、情報取得部41が、復帰不可能エラー状態以前に一方のリングバッファ(第1記憶領域)にログ情報を保存し(図4の8番までのデータ)、そして復帰不可能エラー状態発生後の再起動後にはログ情報を他方のリングバッファ(第2記憶領域)に保存する(図4の9番以降のデータ)ように構成することができる。このように構成することにより、リングバッファを用いた場合であっても、再起動後に収集されるログ情報により復帰不可能エラー発生前のログ情報が上書きされないようにしつつ、再起動後もログ情報を取得し続けることが可能である。
次に、情報出力部43について説明する。
情報出力部43は、操作部35を介しての入力またはホストコンピュータ100から送信されるコマンドによる情報出力指示に応じて、情報記憶部42に記憶されたログ情報を出力するものである。具体的には、情報出力部43は、印刷部37に対してログ情報の印刷を指示する印刷指示部44と、データ送信部44を介してログ情報の送信を行う送信指示部45とを備えている。
印刷指示部44は、操作部35を介しての入力またはホストコンピュータ100から送信される情報印刷指示コマンドに応じて、情報記憶部42に記憶されたログ情報を印刷するよう印刷部37に指示する。例えば、ユーザが情報のログ確認のために操作部35を操作すると、印刷部37は印刷指示部44の指示の基づき情報記憶部42に記憶されたログ情報をロール紙に印刷し出力する。これにより、ユーザは情報記憶部42に蓄積されたログ情報の内容を確認できる。
同様に、送信指示部45は、操作部35を介しての入力またはホストコンピュータ100から送信される情報送信指示コマンドに応じて、情報記憶部42に記憶されたログ情報をホストコンピュータ100に送信するようデータ送信部55に指示する。例えば、ユーザがログ情報の確認のためにホストコンピュータ100を操作してホストコンピュータ100から情報送信指示コマンドが送信され受信すると、印刷部37は印刷指示部44の指示の基づき情報記憶部42に記憶されたログ情報をロール紙に印刷し出力する。これにより、ユーザは情報記憶部42に蓄積されたログ情報の内容を確認できる。
このように、本実施形態によれば、プリンタ10は、プリンタへの指示またはプリンタの状態を示すログ情報を取得する情報取得部41と、情報取得部41が取得したログ情報が保存される情報記憶部42と、コマンドや操作部操作による情報出力指示に応じて情報記憶部42に記憶された情報出力する情報出力部43と、を備えている。
したがって、情報記憶部42に記憶されたログ情報を情報出力部43を介して、ホストコンピュータ100側に取り出したり、ロール紙等に印刷したりすることにより、製品の内部にエラーが発生した場合の原因究明が容易となる。具体的には、このログ情報を検証することにより、エラーが発生する直前にどのような処理が行われたのかについての詳細な情報を得ることができ、容易且つ短時間に不具合発生の原因を特定できる。
また、ログ情報を定期的に取得することにより、ユーザがどのようにプリンタ10を用いているかに関する情報を得ることも可能であり、今後の製品開発にログ情報を活かすことも可能である。
また、本実施形態によれば、情報記憶部42が少なくとも2つのリングバッファを備えている場合には、情報取得部41が、復帰不可能エラー状態以前に一方のリングバッファ(第1記憶領域)にログ情報を保存し(図4の8番までのデータ)、そして復帰不可能エラー状態発生後の再起動後にはログ情報を他方のリングバッファ(第2記憶領域)に保存する(図4の9番以降のデータ)ように構成することができる。したがって、情報記憶部42としてリングバッファを用いた場合であっても、再起動後に収集されるログ情報により復帰不可能エラー発生前のログ情報が上書きされないようにしつつ、再起動後もログ情報を取得し続けることが可能である。
本発明にかかる実施形態のプリンタを示す斜視図である。 本発明にかかる実施形態のプリンタの制御構造を示すブロック図である。 ログ情報の取得に主眼をおいた制御構造を示すブロック図である。 リングバッファを2つ設けた場合の例である。
符号の説明
10 プリンタ
31 CPU
32 フラッシュROM
33 RAM
34 通信インタフェース
35 操作部
36 各種センサ
37 印刷部
38 画像読取部
39 磁気文字読取部
41 情報取得部
42 情報記憶部
43 情報出力部
44 印刷指示部
45 送信指示部
51 データ受信部
52 受信バッファ
53 エラー検出部
54 ステータス信号生成部
55 データ送信部
100 ホストコンピュータ

Claims (10)

  1. ホストコンピュータと通信可能に接続される印刷装置であって、
    印刷装置への指示または印刷装置の状態を示す情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報が保存される情報記憶部と、
    情報出力指示に応じて、前記情報記憶部に記憶された情報を出力する情報出力部と、を備えた印刷装置。
  2. 前記情報出力指示は、前記情報の印刷を指示する情報印刷指示であり、
    前記情報出力部は、前記情報印刷指示に応じて前記情報記憶部に記憶された情報を印刷するよう指示する印刷指示部を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記情報印刷指示は、前記ホストコンピュータから送信される情報印刷指示コマンドであることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. ユーザからの操作を受け付ける操作部を有し、
    前記情報印刷指示は、前記操作部を介して入力されることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  5. 前記情報出力指示は、前記情報の送信を指示する情報送信指示であり、
    前記情報出力部は、前記情報送信指示に応じて前記情報記憶部に記憶された情報を前記ホストコンピュータに送信するよう指示する送信指示部を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記情報送信指示は、前記ホストコンピュータから送信される情報送信指示コマンドであることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. ユーザからの操作を受け付ける操作部を有し、
    前記情報送信指示は、前記操作部を介して入力されることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  8. 前記情報は、センサから取得されるセンサ情報、操作部から取得される入力情報、前記ホストコンピュータから受信する受信データ、前記ホストコンピュータに送信される送信データ、並びにプリンタ内部における復帰可能エラー情報及び復帰不可能エラー情報からなる群から選択されるものであることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の印刷装置。
  9. 前記情報記憶部は、追記型のリングバッファにより構成されることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の印刷装置。
  10. 前記情報記憶部は、第1記憶領域と第2記憶領域とを有し、
    前記情報取得部は、復帰不可能エラー状態以前に第1記憶領域に前記情報を保存し、そして前記復帰不可能エラー状態発生後の再起動後は、前記情報を第2記憶領域に保存することを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の印刷装置。
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JP2009238052A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Hitachi Ltd 証明書発行システム

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