JP2007054190A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 「追っかけリーチ表示処理」(S349)により、液晶表示器52の表示画面が変動開始後、4分割又は9分割され、第1乃至第9分割画面には、リーチハズレ又は完全ハズレのハズレ図柄が停止表示される。その後、第1分割画面と他の分割画面に停止表示されている各リーチ図柄または各特別図柄が遊技者に報知される。そして、各図柄が消去されて、各リーチ図柄または各特別図柄に対応する各追っかけキャラクタが表示され、各追っかけキャラクタが第1乃至第9分割画面を順次移動して、同一分割画面に揃って停止した場合には、大当たり図柄が表示される。
【選択図】 図27
Description
例えば、抽選表示用図柄と装飾用図柄とのうちで少なくとも前記抽選表示用図柄を表示可能な表示部を備え、前記抽選表示用図柄が前記表示部に所定の形態(例えば同等の図柄で揃うことを意味するゾロ目の図柄パターン等)で表示されることを契機として遊技者に有利な遊技状態となる特典を与えるように構成した遊技機であって、前記表示部を二以上からなる複数の画面に分割し、当該分割した各画面について抽選表示用図柄を所定の形態で表示可能な分割表示手段と、分割した前記複数の画面のうちで一以上の画面を特定する画面特定手段と、前記画面特定手段によって特定した画面で変動表示を行うとともに、進行状況を表示可能な進行表示図柄を表示する変動表示手段とを有する遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、大当たり判定手段によって大当たりが抽選されたと判定された場合には、報知された各第1識別図柄が各分割画面を超えて移動した後、同一分割画面内に揃って停止表示された後、この同一分割画面内の各第1識別図柄を組み合わせた特定図柄が停止表示される。
一方、大当たり判定手段によって大当たりが抽選されなかったと判定された場合には、報知された各第1識別図柄が各分割画面を超えて移動した後、各第1識別図柄が複数の分割画面に分かれて停止表示された後、この複数の分割画面のうちの一の分割画面内の各第1識別図柄を含む非特定図柄が停止表示される。
また、各分割画面が全てハズレであった後に、複数の分割画面に停止表示された識別図柄のうちの特定図柄を構成する各第1識別図柄が報知され、再度、この各第1識別図柄が各分割画面を超えて移動した後、同一分割画面内に揃って停止するか否かによって大当たり抽選の演出表示行うことによって、所定の態様を構成する特定図柄が停止表示される可能性が生まれるため、各分割画面が全てハズレであった後にも、遊技者の大当たり獲得への期待感を維持し、興趣の増大を図ることが可能となる。
また、予め各分割画面に停止表示された識別図柄のうちの特定図柄を構成する各第1識別図柄を遊技者に報知後、この各第1識別図柄が各分割画面を超えて移動するという従来に無い変動表示が行われる。これにより、遊技者の注意が表示画面に強く引きつけられるため、再度動く各第1識別図柄の移動表示の認知力アップを図ることが可能となり、更なる興趣の増大を図ることができる。
図1及び図2に示すように、パチンコ機1は、正面視矩形に形成される木製の外枠2に対して合成樹脂製の内枠3が、内枠取付用ヒンジを構成する上ヒンジ3A及び下ヒンジ3Bを介して、外枠2に対して該外枠2の開口を開閉自在に取り付けられている。そして、この内枠3のほぼ上半分の前側には、合成樹脂製の前面カバー部材4が左端縁部の上下を軸支されて開閉自在に取り付けられている。また、この前面カバー部材4のほぼ中央部には略円形の窓部5が開設され、この窓部5の外周縁部に形成されるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技盤41(図3参照)上の遊技領域42(図3参照)を見ることができるように構成されている。また、前面カバー部材4の窓部5の左上端縁部には、フルカラーの発光ダイオードが内蔵され、遊技中のエラーを表示するエラー表示電飾ランプ6を構成している。また、前面カバー部材4の正面視四隅には、スピーカ7が配置されている。また、前面カバー部材4の前面部分は、窓部5の周囲が不透明な合成樹脂製の前面部材4Aで覆われており、不図示のフルカラーの発光ダイオードが窓部5の外周部に沿って内蔵され、遊技中に光演出が行われる。
また、この前面カバー部材4の下側には、賞球払出装置22を介して払い出される賞球を受ける上皿8が配設されている。また、この上皿8は、左端縁部の上下を軸支されて、前面カバー部材4を開放後、内側に設けられた不図示のレバーを下げることにより開放できるように取り付けられている。また、この上皿8の中央前面部には、不図示のカード式球貸機を操作する球貸操作部8Bが設けられ、各操作ボタン8C、8Dが配置されている。そして、その上皿8の下には、下皿9が配設される。また、この下皿9の上端面左方には演出表示等に使用可能な各スイッチボタン9A、9Bが配置されている。
また、外枠2の内枠3より下側部分の前面部を左右方向及び上下方向の各全幅に渡って覆うようにスピーカ筐体11が設けられている。
また、内枠3を閉じた場合には、該内枠3の下端部は、その自重によってスピーカ筐体11の上端面部に当接している。また、このスピーカ筐体11の底面前端縁部には、左右方向全幅に渡って外枠2の下端面に対向する位置まで下方に突設されるリブ部(不図示)が設けられている。
また、パチンコ機1の裏側最上段には、上方に開口した賞球タンク21が機構セット盤20に固定されている。賞球タンク21は、傾斜した底面に連通孔が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を2列に整列流出し、賞球払出装置22にパチンコ球を送る通路を形成するタンクレール23が取り付けられている。また、賞球払出装置22内には、賞球案内部24内の賞球通路を通過するパチンコ球を確認する球有り検出スイッチ(不図示)やパチンコ球の払い出しを調節する払い出しステッピングモータ(不図示)が内装されている。そして、これら賞球タンク21、タンクレール23、賞球案内部24、賞球払出装置22等により賞球の払い出しシステムが構成されている。
図3に示すように、この遊技領域42は、所定厚さの板材をなした遊技盤41上に入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール43が立設されて構成されている。このレール43は、発射されたパチンコ球を遊技領域42内に案内する重複して形成した案内路44を構成し、右肩部にはレール43に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部45を有する。
遊技領域42のほぼ中央には、開口部が開設され、この開口部の前面側に特別図柄表示装置48が配設されている。この特別図柄表示装置48は、背面部に取り付けられる液晶表示器(LCD)52等から構成されている。この液晶表示器52には、左、中、右に上下方向に変動する3列の識別図柄としての変動図柄が表示され、左下角部には、左右に2分割された普通図柄を表示する普通図柄表示部50が構成されている。
また、特別図柄表示装置48の直下には、始動口57が配設されている。この始動口57には、パチンコ球の入賞を検出する始動口スイッチ57A(図4参照)が設けられ、パチンコ球の入賞を検出することで液晶表示器52に表示されている3列の変動図柄の変動が開始する。そして、変動図柄が変動中に始動口57に入賞した場合には、後述のように入賞個数が4個まで主制御基板290(図4参照)に設けられるRAMに記憶されて変動図柄の変動確定回数として保留される。
また、この大入賞口60の左右両側には上方に開口する各入賞口62、63が配設されて遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、この各入賞口62、63への入賞を検出する各入賞口スイッチ(不図示)が設けられている。また、各入賞口62、63の下側には、各電飾ランプ62A、63Aが内蔵されている。
また、特別入賞装置61の直下にはレール43に沿ってアウト口65が開設されている。更に、レール43に囲まれたこのような遊技領域42には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
図4に示すように、パチンコ機1の駆動制御に係る制御システムは、主制御基板290、サブ統合制御基板280及び演出表示基板260等から構成されている。
主制御基板290は、CPU291、ROM292、RAM293、及び及び入出力回路(I/O)294等から構成され、このCPU291、ROM292、RAM293、及び入出力回路294は、バス線により相互に接続されている。また、CPU291にはクロック回路295が接続されて所定のクロック信号が入力される。また、入出力回路294には、ゲートスイッチ54A、始動口スイッチ57A、大入賞口スイッチ60A、Vスイッチ60B等が接続されている。また、この入出力回路294には、開閉扉59を開閉する開閉ソレノイド59A、及びチューリップ式役物57Bを開閉するソレノイド57Cが接続されている。
尚、大当たりが抽選された場合には、液晶表示器52の表示画面内で左、中、右の3列の変動図柄が変動後、各特別図柄「1」、「2」、「3」、・・・、「7」、「8」のうちのいずれかが「111」、「222」、「333」、・・・、「777」、「888」と揃って確定停止して表示され、その後、後述のように大入賞口60が所定回数(例えば、15回である。)連続して開放可能となり、毎回29.5秒間又は29.5秒以内に該大入賞口60への入賞個数の合計が10個に達するまで開放され、遊技者に多くの賞球が払い出される(換言すれば遊技者に有利な状態である)いわゆる大当たり遊技を行うことができる(図22参照)。
尚、リーチとは、左、中、右の3列の変動図柄が変動後、左列と右列との変動図柄が各特別図柄「1」、「2」、「3」、・・・、「8」のうちのいずれかで揃って停止し、中列の変動図柄が変動する状態をいう(例えば、「1↓1」、「2↓2」、・・・、「7↓7」等の状態である。)。また、左、中、右の3列の変動図柄のうち左列と右列に停止する特別図柄をリーチ図柄という。従って、リーチハズレとは、リーチの状態になった後、中列の変動図柄がリーチ図柄と異なる特別図柄で停止することをいう。また、完全ハズレとは、リーチとなることなく終わることをいう。
また、RAM293には、クロック回路295から出力されるクロック信号に基づいて0から143まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値143の次には最小値0に戻る)が格納されるリーチハズレ図柄選択カウンタ293Jが設けられている。かかるリーチハズレ図柄選択カウンタ293Jのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られる。
尚、各カウンタ293A〜293Jの各カウント値及びパラメータ記憶エリア293Kは、起動時に「0」に初期化される。また、第1保留カウンタ293Cは、特別図柄が変動を開始する毎に1減算される。また、第2保留カウンタ293Dは、普通図柄が変動を開始する毎に1減算される。
また、RAM283には、主制御基板290から送信された後述の完全ハズレの変動パターンコマンド1、リーチハズレの各変動パターンコマンド11、12、13(図10参照)のいずれかが入力される毎に「1」加算される変動回数カウンタ283Bが設けられている。尚、起動時又はリセット時や主制御基板290から送信された後述の大当たりの各変動パターンコマンド21、22、23(図10参照)のいずれかが入力された場合には、変動回数カウンタ283Bに「0」が代入されて記憶され、初期化される。
図10に示すように、変動パターン決定テーブル73は、大きく3つのパターン群により構成され、完全ハズレ変動パターン群(変動パターンコマンド1)と、リーチハズレ変動パターン群(変動パターンコマンド11、変動パターンコマンド12、変動パターンコマンド13)と、大当り変動パターン群(変動パターンコマンド21、変動パターンコマンド22、変動パターンコマンド23)とから構成されている。そして、先ず、大当たりカウンタ293Aのカウント値によって「ハズレ」、「大当たり」(通常大当りか確変大当りかは不問)が判断される。次に、「ハズレ」の場合には、変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値に基づいて各変動パターンコマンド1、11、12、13のうちのいずれかが決定される。また、「大当たり」の場合には、変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値に基づいて、各変動パターンコマンド21、22、23のうちのいずれかが決定される。尚、各変動パターンコマンド1〜23を決定する具体的な制御等に関しては後に説明する(図16等参照)。
また、リーチハズレの変動パターンコマンド11は、大当りカウンタ293Aのカウント値より「ハズレ」と判断され、且つ変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「90〜94」の場合に決定される。また、リーチハズレの変動パターンコマンド12は、大当りカウンタ293Aのカウント値より「ハズレ」と判断され、且つ変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「95〜97」の場合に決定される。また、リーチハズレの変動パターンコマンド13は、大当りカウンタ293Aのカウント値より「ハズレ」と判断され、且つ変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「98〜99」の場合に決定される。
ここで、第1演出表示パターンテーブル76、第2演出表示パターンテーブル77、第3演出表示パターンテーブル78は、演出表示基板260のCPU261が、サブ統合制御基板280のCPU281から表示指示情報としての「演出パターンコマンド」(図11、図12参照)が入力された際に、この表示指示情報に対応して予め設定されている各演出表示パターンを選択する際に使用するテーブルである。そして、演出表示基板260のCPU261は、この選択した演出表示パターンに対応する演出表示の動画データをROM262より読み出して、後述の表示制御に係るプログラム(図24等参照)に従って液晶表示器52に表示制御する。
また、第1演出表示パターンテーブル76の「演出パターンコマンド」には、「1A」、「11A」、「12A」、「12B」、「13A」、「13B」、「21A」、「22A」、「22B」、「23A」、「23B」が予め格納されている。また、第2演出表示パターンテーブル77の「演出パターンコマンド」には、「1C」、「11C」、「12C」、「12D」、「13C」、「13D」が予め格納されている。また、第3演出表示パターンテーブル78の「演出パターンコマンド」には、「21C」、「22C」、「22D」、「23C」、「23D」が予め格納されている。
従って、第1演出表示パターンテーブル76は、変動回数カウンタ283Bのカウンタ値が500未満の場合、即ち、液晶表示器52の3列の変動図柄の変動回数が500回未満の場合に、液晶表示器52に表示する各演出表示パターンを選択する際に使用するテーブルである。また、第2演出表示パターンテーブル77と第3演出表示パターンテーブル78は、変動回数カウンタ283Bのカウンタ値が500以上の場合、即ち、液晶表示器52の3列の変動図柄の変動回数が500回以上の場合に、液晶表示器52に表示する各演出表示パターンを選択する際に使用するテーブルである。
図17に示すように、先ず、S11において、CPU291は、始動口57のパチンコ球の入賞、即ち始動口スイッチ57Aからのパチンコ球の検出信号が、入出力回路(I/O)294を介して入力されたか否か判定する判定処理を実行する。
そして、始動口スイッチ57Aからのパチンコ球の検出信号が、入出力回路294を介して入力されていない場合には(S11:NO)、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図18に示すように、先ず、S21において、CPU291は、始動口57のパチンコ球の入賞、即ち始動口スイッチ57Aからのパチンコ球の検出信号が、入出力回路(I/O)294を介して入力されたか否か判定する判定処理を実行する。
そして、始動口スイッチ57Aからのパチンコ球の検出信号が、入出力回路294を介して入力されていない場合には(S21:NO)、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、始動口スイッチ57Aからのパチンコ球の検出信号が、入出力回路294を介して入力された場合には(S21:YES)、S22において、CPU291は、RAM293から変動処理中フラグを読み出し、該変動処理中フラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。尚、パチンコ機1の起動時又はリセット時には、変動処理中フラグには「0」が代入されてRAM293に記憶されている。
そして、S22でRAM293から読み出した変動処理中フラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S22:YES)、CPU291は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
この大当たり数値取得処理は、先ず、CPU291は、RAM293に記憶されている確変フラグ(電源投入時に、確変フラグには「0」が代入されている。)を読み出す。そして、RAM293から読み出した確変フラグがONの場合、即ち「1」の場合には、確変モードであると判定して、予めROM292に記憶されている「確変大当たり数値」(実施例1の場合には、「1」、「3」、「5」、「7」である。)を読み出し、この「確変大当たり数値」を「大当たり数値」としてパラメータ記憶エリア293Kに記憶する。一方、RAM293から読み出した確変フラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には、通常モードであると判定して、予めROM292に記憶されている「通常大当たり数値」(実施例1の場合には、「7」である。)を読み出し、この「通常大当たり数値」を「大当たり数値」としてパラメータ記憶エリア293Kに記憶する。
この「大当たり」か否かの判定処理は、先ず、パラメータ記憶エリア293Kから「大当たりカウント値」としての代数Vを読み出す。そして、この代数Vが、パラメータ記憶エリア293Kに記憶されている「大当たり数値」のいずれかと一致するかどうか判定する。そして、一致すれば、大当たり代数Q(電源投入時に、大当たり代数Qには「0」が代入されている。)に「1」を代入してパラメータ記憶エリア293Kに記憶し、一致しない場合には、大当たり代数Qに「0」を代入してパラメータ記憶エリア293Kに記憶する。
従って、通常モードの遊技状態の場合には、「大当たり」の抽選確率は、1/360である。また、確変モードの遊技状態の場合には、「大当たり」の抽選確率は、4/360である。これにより、確変モードの場合には、「大当たり」になる確率が、通常モードの遊技状態の場合の約4倍になる。
この大当たり代数Qが「1」の場合には、「大当たり」が発生したと判定されて(S24:YES)、S25において、CPU291は、RAM293から大当たりフラグを読み出し、該大当たりフラグをONにする、即ち、この大当たりフラグに「1」を代入して再度、RAM293に記憶する。尚、パチンコ機1の起動時又はリセット時には、この大当たりフラグはOFFにセットされている、即ち、この大当たりフラグには「0」が代入されてRAM293に記憶されている。
そして、S26において、CPU291は、大当たり特別図柄選択カウント値としての代数Yをパラメータ記憶エリア293Kから読みだし、ROM292に記憶される該代数Yに対応する「大当たり図柄」(特定図柄)(例えば、「111」、「777」等である。また、「111」の各「1」の図柄、「777」の各「7」の図柄は、第1識別図柄として機能する。)を選択して、大当たり報知の最終停止図柄の図柄データとして、RAM293に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
そして、S28において、CPU291は、この時の変動図柄の表示が、変動図柄の3つの図柄のうち、2つの図柄が揃ったリーチ状態(例えば「5↓5」や「7↓7」等、但し「↓」は図柄が回転中であることを意味する)を表示した後にハズレ(例えば「545」や「737」等)を表示するか否か判定する。
この判定は、パラメータ記憶エリア293Kに記憶される変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値としての代数Hを読み出し、この変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「90〜99」の場合には、リーチ状態後ハズレを表示すると判定し(S28:YES)、S29において、CPU291は、リーチハズレ図柄(非特定図柄)(例えば、「121」、「767」等である。また、「121」の各「1」、「2」の図柄、「767」の各「7」、「6」の図柄は、第2識別図柄として機能する。)を選択する。このリーチハズレ図柄の選択は、パラメータ記憶エリア293Kからリーチハズレ図柄選択カウンタ293Jのカウント値としての代数Fを読み出し、このカウント値に対応するリーチハズレ図柄をROM292から読み出し、リーチハズレ報知の最終停止図柄の図柄データとして、RAM293に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図19に示すように、先ず、S31において、CPU291は、RAM293から変動処理中フラグを読み出し、該変動処理中フラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。尚、パチンコ機1の起動時又はリセット時には、変動処理中フラグには「0」が代入されてRAM293に記憶されている。
そして、S31でRAM293から読み出した変動処理中フラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S31:YES)、CPU291は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
例えば、パラメータ記憶エリア293Kから読み出した変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「0〜29」のうちのいずれかである場合には、CPU291は、変動パターンコマンド21を選択して、サブ統合制御基板280のCPU281に出力する指示情報としてRAM293に記憶する。
また、パラメータ記憶エリア293Kから読み出した変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「30〜69」のうちのいずれかである場合には、CPU291は、変動パターンコマンド22を選択して、サブ統合制御基板280のCPU281に出力する指示情報としてRAM293に記憶する。
また、パラメータ記憶エリア293Kから読み出した変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「70〜99」のうちのいずれかである場合には、CPU291は、変動パターンコマンド23を選択して、サブ統合制御基板280のCPU281に出力する指示情報としてRAM293に記憶する。
そして、S34において、CPU291は、パラメータ記憶エリア293Kから変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値としての代数Hを読み出し、各カウント値に基づいて変動パターン決定テーブル73の完全ハズレ変動パターン群とリーチハズレ変動パターン群とからサブ統合制御基板280のCPU281に指示情報として出力する変動パターンコマンドを選択して、RAM293に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
また、CPU291は、パラメータ記憶エリア293Kから読み出した変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「90〜94」のうちのいずれかである場合には、変動パターンコマンド11を選択して、サブ統合制御基板280のCPU281に出力する指示情報としてRAM293に記憶する。
また、CPU291は、パラメータ記憶エリア293Kから読み出した変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「95〜97」のうちのいずれかである場合には、変動パターンコマンド12を選択して、サブ統合制御基板280のCPU281に出力する指示情報としてRAM293に記憶する。
また、CPU291は、パラメータ記憶エリア293Kから読み出した変動パターン選択カウンタ293Hのカウント値が「98〜99」のうちのいずれかである場合には、変動パターンコマンド13を選択して、サブ統合制御基板280のCPU281に出力する指示情報としてRAM293に記憶する。
図20に示すように、先ず、S41において、CPU291は、RAM293から変動処理中フラグを読み出し、該変動処理中フラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、S41でRAM293から読み出した変動処理中フラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S41:YES)、CPU291は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
続いて、S43において、CPU291は、CPU281に出力した変動パターンコマンドに対応する演出表示時間、即ち液晶表示器52に表示される複数の変動図柄の変動時間の計測を開始する。
そしてまた、S44において、CPU291は、RAM293から変動処理中フラグを読み出して該変動処理中フラグをONして、即ち該変動処理中フラグに「1」を代入して再度RAM293に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図21に示すように、先ず、S51において、CPU291は、RAM293から変動処理中フラグを読み出し、該変動処理中フラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、S51でRAM293から読み出した変動処理中フラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には(S51:NO)、CPU291は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
続いて、S52において、CPU291は、ROM292からCPU281に指示情報として出力した変動パターンコマンドに対応する演出時間を読み出し、上記S43の処理で計測を開始した計測時間がこの演出時間以上になったか否か、即ち、液晶表示器52に表示されている3列の変動図柄が停止表示されたか否かを判定する判定処理を実行する。
例えば、CPU281に指示情報として変動パターンコマンド1を出力した場合には、CPU291は、上記S43の処理で計測を開始した計測時間が5秒以上になったか否かを判定する。また、CPU281に指示情報として変動パターンコマンド11を出力した場合には、CPU291は、上記S43の処理で計測を開始した計測時間が20秒以上になったか否かを判定する。また、CPU281に指示情報として変動パターンコマンド12を出力した場合には、CPU291は、上記S43の処理で計測を開始した計測時間が25秒以上になったか否かを判定する。また、CPU281に指示情報として変動パターンコマンド13を出力した場合には、CPU291は、上記S43の処理で計測を開始した計測時間が30秒以上になったか否かを判定する。また、CPU281に指示情報として変動パターンコマンド21を出力した場合には、CPU291は、上記S43の処理で計測を開始した計測時間が22秒以上になったか否かを判定する。また、CPU281に指示情報として変動パターンコマンド22を出力した場合には、CPU291は、上記S43の処理で計測を開始した計測時間が27秒以上になったか否かを判定する。また、CPU281に指示情報として変動パターンコマンド23を出力した場合には、CPU291は、上記S43の処理で計測を開始した計測時間が32秒以上になったか否かを判定する。
一方、上記S43の処理で計測を開始した計測時間がこのROM292から読み出した演出時間以上になった場合には(S52:YES)、S53において、CPU291は、CPU281に対して液晶表示器52に停止表示されている各特別図柄を確定表示するように指示する確定信号を出力する。
そしてまた、S54において、CPU291は、RAM293から変動処理中フラグを読み出して該変動処理中フラグをOFFして、即ち該変動処理中フラグに「0」を代入して再度RAM293に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図22に示すように、先ず、S61において、CPU291は、RAM293から大当たりフラグを読み出し、この大当たりフラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。そして、RAM293から読み出した大当たりフラグがOFFの場合には(S61:NO)、CPU291は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、RAM293から読み出した大当たりフラグがONの場合には(S61:YES)、S62において、CPU291は、開閉扉ソレノイド59Aを介して開閉扉59を上方に開口して大入賞口60を開放する。
そしてまた、S63において、CPU291は、RAM293から大入賞口60の連続開放回数を表す代数Rを読み出し、該代数Rに「1」加算後、再度RAM293に記憶する。尚、パチンコ機1の起動時又はリセット時には、この大入賞口60の連続開放回数を表す代数Rには「0」が代入されてRAM293に記憶されている。
そして、Vスイッチ60Bから入賞検出信号が入出力回路294を介して入力された場合には(S64:YES)、S65において、CPU291は、RAM293からVフラグを読み出し、このVフラグをONにする、即ち、該Vフラグに「1」を代入して再度RAM293に記憶する。尚、パチンコ機1の起動時又はリセット時には、このVフラグはOFFにセットされている、即ち、このVフラグには「0」が代入されてRAM293に記憶されている。
その後、S66において、CPU291は、RAM293から大入賞口60への入賞個数の合計個数を表す代数V1を読み出し、この代数V1に「1」加算後、再度RAM293に記憶後、S68の処理に移行する。尚、パチンコ機1の起動時又はリセット時には、この大入賞口60への入賞個数の合計個数を表す代数V1には「0」が代入されてRAM293に記憶されている。
そして、大入賞口スイッチ60Aから入賞検出信号が入出力回路294を介して入力された場合には(S67:YES)、CPU291は、上記S66の処理を実行後、S68の処理に移行する。
他方、大入賞口スイッチ60Aから入賞検出信号が入出力回路294を介して入力されていない場合には(S67:NO)、CPU291は、S68の処理に移行する。
そしてまた、RAM293から読み出した代数V1が10未満の場合には(S68:NO)、S69において、CPU291は、大入賞口60を開放してから29.5秒以上経過したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、大入賞口60を開放してから29.5秒以上経過していない場合には(S69:NO)、CPU291は、再度S64以降の処理を実行する。
一方、大入賞口60を開放してから29.5秒以上経過した場合には(S69:YES)、CPU291は、S70の処理に移行する。
他方、S69でRAM293から読み出した代数V1が10以上の場合には(S68:YES)、CPU291は、S70の処理に移行する。
また、S71において、CPU291は、RAM293から大入賞口60への入賞個数の合計個数を表す代数V1を読み出し、この代数V1に「0」を代入して、再度RAM293に記憶する。
その後、S72において、CPU291は、RAM293からVフラグを読み出し、このVフラグがONか否か、即ち大入賞口60の開放中にV口に入賞したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、RAM293から読み出したVフラグがONの場合には、即ち、Vフラグが「1」の場合には(S72:YES)、CPU291は、S73の処理に移行する。
S73において、CPU291は、RAM293から大入賞口60の連続開放回数を表す代数Rを読み出し、該代数Rが「14」より大きいか否か、即ち、大入賞口60が連続して15回開放されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、RAM293から読み出した代数Rが「14」以下の場合には(S73:NO)、CPU291は、再度、S61以降の処理を実行する。
一方、RAM293から読み出した代数Rが「14」より大きい場合には(S73:YES)、CPU291は、S74の処理に移行する。
他方、S72でRAM293から読み出したVフラグがOFFの場合には、即ち、Vフラグが「0」の場合には(S72:NO)、CPU291は、S74の処理に移行する。
そしてまた、S75において、CPU291は、RAM293から大入賞口60の連続開放回数を表す代数Rを読み出し、該代数Rに「0」を代入して、再度RAM293に記憶する。即ち、代数Rを初期化する。
更に、S76において、CPU291は、RAM293から大当たりフラグを読み出し、この大当たりフラグをOFFにし、即ち、該大当たりフラグに「0」を代入して、再度RAM293に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
続いて、S202において、CPU281は、RAM283から再度指示情報を読み出し、該指示情報が「確定信号」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、この指示情報が「確定信号」でない場合には(S202:NO)、S203において、CPU291から変動パターンコマンドが入力された際の演出パターン選択カウンタ283Aのカウント値を演出パターン代数Eに代入してRAM283のパラメータ記憶エリア283Cに記憶する。
一方、この変動回数が500回以上の場合には(S204:NO)、CPU281は、S206の処理に移行する。S205において、CPU281は、RAM283から指示情報としての「変動パターンコマンド」と「最終停止図柄指示」とを読み出すと共に、パラメータ記憶エリア283Cから演出パターン代数Eを読み出す。そして、CPU281は、第2演出パターン選択テーブル75(図12参照)を演出パターンコマンドを選択するテーブルとして設定する。
また、RAM283から読み出した「変動パターンコマンド」が「1」で、「最終停止図柄指示」が完全ハズレを報知する「123」で、パラメータ記憶エリア283Cから読み出した演出パターン代数Eが「0〜13」のうちのいずれかで、第2演出パターン選択テーブル75を設定した場合には、CPU281は、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出パターンコマンドとして「1C」をRAM283に記憶する。
また、RAM283から読み出した「変動パターンコマンド」が「12」で、「最終停止図柄情報」がリーチハズレを報知する「767」で、パラメータ記憶エリア283Cから読み出した演出パターン代数Eが「12」で、第2演出パターン選択テーブル75を設定した場合には、CPU281は、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出パターンコマンドとして「12D」をRAM283に記憶する。
また、RAM283から読み出した「変動パターンコマンド」が「23」で、「最終停止図柄情報」が大当りを報知する「111」で、パラメータ記憶エリア283Cから読み出した演出パターン代数Eが「13」で、第2演出パターン選択テーブル75を設定した場合には、CPU281は、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出パターンコマンドとして「23D」をRAM283に記憶する。
そして、RAM283から読み出した演出表示基板260のCPU261に出力する演出パターンコマンドが、各演出パターンコマンド21A、21C、22A〜22C、23A〜23Cのうちのいずれでもない場合には(S208:NO)、CPU281は、S209の処理に移行する。S209において、CPU281は、変動回数カウンタ283Bからカウント値を読み出し、このカウント値に「1」加算して、再度変動回数カウンタ283Bに記憶後、S211の処理に移行する。
一方、RAM283から読み出した演出表示基板260のCPU261に出力する演出パターンコマンドが、各演出パターンコマンド21A、21C、22A〜22C、23A〜23Cのうちのいずれかの場合には(S208:YES)、CPU281は、S210の処理に移行する。S210において、CPU281は、変動回数カウンタ283Bからカウント値を読み出し、このカウント値に「0」を代入して、再度変動回数カウンタ283Bに記憶し、変動回数カウンタ283Bを初期化後、S211の処理に移行する。
例えば、CPU281は、RAM283から「演出パターンコマンド」として「1A」を読み出した場合には、演出パターンコマンド「1A」と「最終停止図柄情報」を表示指示情報としてCPU261に出力する。また、RAM283から「演出パターンコマンド」として「11A」を読み出した場合には、演出パターンコマンド「11A」と「最終停止図柄情報」を表示指示情報としてCPU261に出力する。
図24に示すように、S301において、CPU261は、サブ統合制御基板280のCPU281から表示指示情報が入力されると、該表示指示情報を構成する演出パターンコマンドと最終停止図柄の図柄データとをRAM263に記憶する。
そして、S302において、CPU261は、演出パターンコマンドをRAM263から読み出し、該演出パターンコマンドが完全ハズレの演出パターンコマンドか否かを判定する判定処理を実行する。即ち、CPU261は、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「1A、1C」のうちのいずれかであるか否かを判定する判定処理を実行する。そして、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「1A」又は「1C」の場合には(S302:YES)、S303において、CPU261は、「完全ハズレ表示処理」のサブ処理を実行する。
一方、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「1A」又は「1C」でない場合には(S302:NO)、CPU261は、S304の処理に移行する。
一方、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「11A、11C、12A〜12D、13A〜13D」のうちのいずれでもない場合には(S304:NO)、CPU261は、S306の処理に移行する。
一方、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「21A、21C、22A〜22D、23A〜23D」のうちのいずれでもない場合には(S306:NO)、CPU261は、S307のサブ処理を実行しないで、当該処理を終了する。
図25に示すように、S311において、CPU261は、演出パターンコマンドをRAM263から再度、読み出し、該演出パターンコマンドをROM262の演出表示パターンテーブル記憶エリア262Aに格納される第1演出表示パターンテーブル76又は第2演出表示パターンテーブル77の「演出パターンコマンド」として、この第1演出表示パターンテーブル76又は第2演出表示パターンテーブル77の「演出パターンコマンド」に対応する「演出表示パターン」を読み出して、RAM263に記憶する。
例えば、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「1A」の場合には、CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76の「演出パターンコマンド1A」に対応する「演出表示パターン」として約5秒間の完全ハズレの動画データをRAM263に記憶する。また、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「1C」の場合には、CPU261は、第2演出表示パターンテーブル77の「演出パターンコマンド1C」に対応する「演出表示パターン」として約5秒間の完全ハズレの動画データをRAM263に記憶する。
続いて、S313において、CPU261は、各第1・第2・第3図柄の変動表示を開始してからROM262に予め記憶する第1所定時間(例えば、約1.5秒である。)が経過した場合には、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、該図柄データの第1番目の図柄を液晶表示器52の左列の第1図柄として停止表示する。また、CPU261は、各第2・第3図柄の変動表示を継続する。
例えば、RAM263から読み出した表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データが「687」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の左列の第1図柄として「6」の図柄を停止表示する。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する図柄データが「687」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の右列の第2図柄として「7」の図柄を停止表示する。
また、S315において、CPU261は、各第1・第2・第3図柄の変動表示を開始してからROM262に予め記憶する第3所定時間(例えば、約5秒である。)が経過した場合には、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、該図柄データの第2番目の図柄を液晶表示器52の中央部の第3図柄として停止表示する。これにより、各第1・第2・第3図柄が完全ハズレの図柄で停止表示される。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する図柄データが「687」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の中央部の第3図柄として「8」の図柄を停止表示する。
そして、CPU281から確定信号が入力されていない場合には(S316:NO)、S317において、CPU261は、動画表示を継続する。一方、CPU281から確定信号が入力された場合には(S316:YES)、S318において、液晶表示器52に停止表示されるハズレを報知する各第1・第2・第3図柄の確定停止表示を行い、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図26に示すように、S321において、CPU261は、演出パターンコマンドをRAM263から再度、読み出し、該演出パターンコマンドをROM262の演出表示パターンテーブル記憶エリア262Aに格納される第1演出表示パターンテーブル76(図13参照)又は第2演出表示パターンテーブル77(図14参照)の「演出パターンコマンド」として、この第1演出表示パターンテーブル76又は第2演出表示パターンテーブル77の「演出パターンコマンド」に対応する「演出表示パターン」を読み出して、RAM263に記憶する。
例えば、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「11A」の場合には、CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76の「演出表示パターン」として約20秒間のリーチハズレの動画データ「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→リーチA演出→第3図柄停止→リーチハズレ表示(20秒)」をRAM263に記憶する。
また、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「12A」の場合には、CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76の「演出表示パターン」として約25秒間のリーチハズレの動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→追っかけリーチ1演出表示→リーチハズレ表示(25秒)」をRAM263に記憶する。
また、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「13D」の場合には、CPU261は、第2演出表示パターンテーブル77の「演出表示パターン」として約30秒間のリーチハズレの動画データ「変動開始→9分割表示→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→第5ウインドの図柄停止→第6ウインドの図柄停止→第7ウインドの図柄停止→第8ウインドの図柄停止→第9ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ4演出表示→リーチハズレ表示(30秒)」をRAM263に記憶する。
続いて、S323において、CPU261は、当該演出表示パターンのリーチ演出がハズレリーチA演出であるか否かを判定する判定処理を実行する。即ち、CPU261は、「演出パターンコマンド11A」又は「演出パターンコマンド11D」のうちのいずれかのリーチ演出であるか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、当該演出表示パターンのリーチ演出が「演出パターンコマンド11A」又は「演出パターンコマンド11C」のうちのいずれかのハズレリーチ演出である場合には(S323:YES)、CPU261は、S324の処理に移行する。S324において、CPU261は、各第1・第2・第3図柄の変動表示を開始してからROM262に予め記憶する第4所定時間(例えば、約5秒である。)が経過した場合には、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、該図柄データの第1番目の図柄を液晶表示器52の左列の第1図柄として停止表示する。
例えば、RAM263から読み出した表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データが「767」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の左列の第1図柄として「7」の図柄を停止表示する。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する図柄データが「767」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の右列の第2図柄として「7」の図柄を停止表示する。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する図柄データが「767」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の画面中央部に「767」のリーチハズレ図柄を停止表示する。
そして、当該演出表示パターンのリーチ演出が各演出パターンコマンド12A〜12Dのうちのいずれかのリーチ演出である場合には(S328:YES)、CPU261は、S329の処理に移行する。S329において、CPU261は、後述の追っかけリーチ表示処理(図28〜図36参照)のサブ処理を実行後、S331の処理に移行する。
そして、S331において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、各分割画面を消して、後述のように所定の分割画面に表示された2つの追っかけキャラクタが表す2個の識別図柄又は特別キャラクタと1つのハンマーキャラクタが表す2個の識別図柄を含む該最終停止図柄を表示画面中央部に停止表示してリーチハズレを報知後(図49等参照)、S332の処理に移行する。
そして、CPU281から確定信号が入力されていない場合には(S332:NO)、S333において、CPU261は、動画表示を継続する。一方、CPU281から確定信号が入力された場合には(S332:YES)、S334において、液晶表示器52に停止表示されるリーチハズレを報知する各第1・第2・第3図柄の確定停止表示を行い、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データが「767」の場合には、CPU261は、液晶表示器52にリーチハズレを報知する「767」の図柄を確定停止表示する。
図27に示すように、S341において、CPU261は、演出パターンコマンドをRAM263から再度、読み出し、該演出パターンコマンドをROM262の演出表示パターンテーブル記憶エリア262Aに格納される第1演出表示パターンテーブル76(図13参照)又は第3演出表示パターンテーブル78(図15参照)の「演出パターンコマンド」として、この第1演出表示パターンテーブル76又は第3演出表示パターンテーブル78の「演出パターンコマンド」に対応する「演出表示パターン」を読み出して、RAM263に記憶する。
例えば、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「21A」の場合には、CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76の「演出表示パターン」として約22秒間の当たりリーチの動画データ「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→リーチA演出→第3図柄停止→当たり表示(22秒)」をRAM263に記憶する。
また、RAM263から読み出した演出パターンコマンドが「23C」の場合には、CPU261は、第3演出表示パターンテーブル78の「演出表示パターン」として約32秒間の当たりリーチの動画データ「変動開始→9分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→第5ウインドの図柄停止→第6ウインドの図柄停止→第7ウインドの図柄停止→第8ウインドの図柄停止→第9ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ3演出表示→当たり表示(32秒)」をRAM263に記憶する。
続いて、S343において、CPU261は、当該演出表示パターンのリーチ演出が当たりリーチA演出であるか否かを判定する判定処理を実行する。即ち、CPU261は、「演出パターンコマンド21A」又は「演出パターンコマンド21C」のうちのいずれかのリーチ演出であるか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、当該演出表示パターンのリーチ演出が「演出パターンコマンド21A」又は「演出パターンコマンド21C」のうちのいずれかの当たりリーチ演出である場合には(S343:YES)、CPU261は、S344の処理に移行する。S344において、CPU261は、各第1・第2・第3図柄の変動表示を開始してからROM262に予め記憶する第6所定時間(例えば、約5秒である。)が経過した場合には、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、該図柄データの第1番目の図柄を液晶表示器52の左列の第1図柄として停止表示する。
例えば、RAM263から読み出した表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データが「777」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の左列の第1図柄として「7」の図柄を停止表示する。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する図柄データが「777」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の右列の第2図柄として「7」の図柄を停止表示する。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する図柄データが「777」の場合には、CPU261は、液晶表示器52の画面中央部に「777」の大当たり図柄を停止表示する。
そして、当該演出表示パターンのリーチ演出が各演出パターンコマンド22A〜22Dのうちのいずれかのリーチ演出である場合には(S348:YES)、CPU261は、S349の処理に移行する。S349において、CPU261は、後述の追っかけリーチ表示処理(図28〜図36参照)のサブ処理を実行後、S351の処理に移行する。
そして、S351において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、各分割画面を消して、後述のように所定の分割画面に表示された3つの追っかけキャラクタが表す3個の識別図柄又は特別キャラクタと2つのハンマーキャラクタが表す3個の識別図柄で構成される該最終停止図柄を表示画面中央部に停止表示して大当たりの獲得を報知後(図48等参照)、S352の処理に移行する。
例えば、RAM263から読み出した演出指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データが「777」の場合には、CPU261は、液晶表示器52に大当たり獲得を報知する「777」の図柄を確定停止表示する。
その後、S355において、CPU261は、大入賞口60の連続開放回数を表示する等の所定大当たり遊技演出を表示後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
図28に示すように、S401において、CPU261は、演出パターンコマンドをRAM263から再度、読み出し、該演出パターンコマンドが「12A、22A」のうちのいずれかのリーチ演出であるか否かを判定する判定処理を実行する。そして、当該演出表示パターンのリーチ演出が各演出パターンコマンド12A、22Aのうちのいずれかのリーチ演出である場合には(S401:YES)、CPU261は、S402の処理に移行する。S402において、CPU261は、後述の「追っかけリーチ1表示処理」(図29参照)のサブ処理を実行後、S331又はS351の処理に戻る。
図29に示すように、S411において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を2×2のマトリックス状に4分割して各第1乃至第4分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「4分割表示処理1」のサブ処理(図30参照)を実行する。
そして、S412において、CPU261は、第1分割画面の各リーチ図柄(例えば、「737」の場合には、「7」がリーチ図柄である。)に対応する各追っかけキャラクタが第1乃至第4分割画面を繰り返し順次移動する移動表示を開始する。
また、S413において、CPU261は、第3分割画面に表示された第1分割画面のリーチ図柄と同じリーチ図柄に対応する追っかけキャラクタが第1乃至第4分割画面を繰り返し順次移動して、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタを追いかける移動表示を開始する。
続いて、S415において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する演出パターンコマンド再度、読み出し、該演出パターンコマンドが大当たりの演出パターンコマンドか否か、即ち該演出パターンコマンドが「22A」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、該演出パターンコマンドが「22A」の場合には(S415:YES)、CPU261はS416の処理に移行する。S416において、CPU261は、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面に移動させて停止表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第2分割画面の場合には、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示する。また、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第3分割画面の場合には、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。更に、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第4分割画面の場合には、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。
図30に示すように、S421において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を2×2のマトリックス状に4分割し、各分割画面に3列の変動図柄の変動を表示する。
そして、S422において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、この最終停止図柄の第2列目の図柄を異なる図柄に置き換えて第1分割画面の停止表示するリーチハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このリーチハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第1分割画面の第1列目に停止表示する。次に、CPU261は、このリーチハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第1分割画面の第3列目に停止表示する。その後、CPU261は、このリーチハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第1分割画面の第2列目に停止表示して、リーチハズレを報知する。
また、S424において、CPU261は、第1分割画面のリーチ図柄を1個含むハズレ図柄を第3分割画面の停止表示するハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第3分割画面の第1列目に停止表示する。次に、CPU261は、このハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第3分割画面の第3列目に停止表示する。その後、CPU261は、このハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第3分割画面の第2列目に停止表示して、ハズレを報知する。
また、S425において、CPU261は、第4分割画面の3列の変動図柄の変動表示を順番にハズレ図柄で停止表示する。
続いて、S427において、CPU261は、第1分割画面の各図柄を消去後、追っかけキャラクタ記憶エリア262Bから第1分割画面に表示されていた各リーチ図柄に対応する各追っかけキャラクタを読み込み、この第1分割画面に表示する。従って、第1分割画面に2つの追っかけキャラクタが表示される。
また、S429において、CPU261は、第3分割画面の各図柄を消去後、追っかけキャラクタ記憶エリア262Bから第3分割画面に表示されていたリーチ図柄に対応する追っかけキャラクタを読み込み、この第3分割画面に表示する。従って、第3分割画面に1つの追っかけキャラクタが表示される。
そしてまた、S430において、CPU261は、第4分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S412の処理に移行する。
図31に示すように、S441において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を2×2のマトリックス状に4分割して各第1乃至第4分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「4分割表示処理2」のサブ処理(図32参照)を実行する。
そして、S442において、CPU261は、第1分割画面の特別図柄(例えば、「742」の場合には、第1列目の「7」が特別図柄である。)に対応する追っかけキャラクタが第1乃至第4分割画面を繰り返し順次移動する移動表示を開始する。
また、S443において、CPU261は、第2分割画面の特別図柄(例えば、「762」の場合には、第1列目の「7」が特別図柄である。)に対応する追っかけキャラクタが第1乃至第4分割画面を繰り返し順次移動して、最初第1分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを追いかける移動表示を開始する。
その後、S445において、CPU261は、最初第1分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1乃至第4分割画面のうちのいずれかの分割画面に停止表示する。
続いて、S446において、CPU261は、最初第4分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを最初第1分割画面に表示されていた追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面に移動させて停止表示する。
そして、該演出パターンコマンドが「22B」の場合には(S447:YES)、CPU261はS448の処理に移行する。S448において、CPU261は、最初第2分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを最初第1分割画面と第4分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面に移動させて停止表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、最初第1分割画面と第4分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第2分割画面の場合には、最初第2分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示する。また、最初第1分割画面と第4分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第3分割画面の場合には、最初第2分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。更に、最初第1分割画面と第4分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第4分割画面の場合には、最初第2分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。
図32に示すように、S461において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を2×2のマトリックス状に4分割し、各分割画面に3列の変動図柄の変動を表示する。
そして、S462において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、この最終停止図柄の第2列目及び第3列目の図柄を異なる図柄に置き換えて、即ち、この最終停止図柄の第1列目の図柄が第1列目の図柄であるハズレ図柄を第1分割画面の停止表示するハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第1分割画面の第1列目に特別図柄として停止表示する。次に、CPU261は、このハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第1分割画面の第3列目に停止表示する。その後、CPU261は、このハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第1分割画面の第2列目に停止表示して、ハズレを報知する。
また、S464において、CPU261は、第3分割画面の3列の変動図柄の変動表示を順番にハズレ図柄で停止表示する。尚、この第3分割画面のハズレ図柄は、最終停止図柄の第1列目及び第3列目の図柄を含まない。
続いて、S466において、CPU261は、第1分割画面と第2分割画面に表示される第1列目の図柄と第4分割画面に表示される第3列目の図柄とがそれぞれ特別図柄である旨を遊技者に報知する。例えば、各特別図柄を繰り返し反転表示したり、各特別図柄を点滅表示したり、また、各特別図柄の周囲の背景部分のみのカラーを変更する等して遊技者に報知する。
また、S468において、CPU261は、第3分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S442の処理に移行する。
図33に示すように、S471において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を3×3のマトリックス状に9分割して各第1乃至第9分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「9分割表示処理1」のサブ処理(図34参照)を実行する。
そして、S472において、CPU261は、第1分割画面の各リーチ図柄(例えば、「737」の場合には、「7」がリーチ図柄である。)に対応する各追っかけキャラクタが第1乃至第8分割画面を繰り返し順次移動する移動表示を開始する。尚、第1乃至第8分割画面は、9分割された表示画面の周囲に順次配置されている。また、第9分割画面は、9分割された表示画面の中央部に配置されている(図62参照)。
また、S473において、CPU261は、第7分割画面に表示された第1分割画面のリーチ図柄と同じリーチ図柄に対応する追っかけキャラクタが第1乃至第8分割画面を繰り返し順次移動して、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタを追いかける移動表示を開始する。
続いて、S475において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する演出パターンコマンド再度、読み出し、該演出パターンコマンドが大当たりの演出パターンコマンドか否か、即ち該演出パターンコマンドが「22C」か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、該演出パターンコマンドが「22C」の場合には(S475:YES)、CPU261はS476の処理に移行する。S476において、CPU261は、最初第7分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面に移動させて停止表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第2分割画面の場合には、最初第7分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示する。また、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第3分割画面の場合には、最初第7分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。更に、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第4分割画面の場合には、最初第7分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。
図34に示すように、S481において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を3×3のマトリックス状に9分割し、各分割画面に3列の変動図柄の変動を表示する。
そして、S482において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、この最終停止図柄の第2列目の図柄を異なる図柄に置き換えて第1分割画面の停止表示するリーチハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このリーチハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第1分割画面の第1列目に停止表示する。次に、CPU261は、このリーチハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第1分割画面の第3列目に停止表示する。その後、CPU261は、このリーチハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第1分割画面の第2列目に停止表示して、リーチハズレを報知する。
また、S484において、CPU261は、第1分割画面のリーチ図柄を1個含むハズレ図柄を第7分割画面の停止表示するハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第7分割画面の第1列目に停止表示する。次に、CPU261は、このハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第7分割画面の第3列目に停止表示する。その後、CPU261は、このハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第7分割画面の第2列目に停止表示して、ハズレを報知する。
また、S485において、CPU261は、第8分割画面及び第9分割画面の各3列の変動図柄の変動表示を順番にハズレ図柄で停止表示する。
続いて、S487において、CPU261は、第1分割画面の各図柄を消去後、追っかけキャラクタ記憶エリア262Bから第1分割画面に表示されていた各リーチ図柄に対応する各追っかけキャラクタを読み込み、この第1分割画面に表示する。従って、第1分割画面に2つの追っかけキャラクタが表示される。
また、S489において、CPU261は、第7分割画面の各図柄を消去後、追っかけキャラクタ記憶エリア262Bから第7分割画面に表示されていたリーチ図柄に対応する追っかけキャラクタを読み込み、この第7分割画面に表示する。従って、第7分割画面に1つの追っかけキャラクタが表示される。
そしてまた、S490において、CPU261は、第8分割画面及び第9分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S472の処理に移行する。
図35に示すように、S501において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を3×3のマトリックス状に9分割して各第1乃至第9分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「9分割表示処理2」のサブ処理(図36参照)を実行する。
そして、S502において、CPU261は、第1分割画面の特別図柄(例えば、「742」の場合には、第1列目の「7」が特別図柄である。)に対応する追っかけキャラクタが第1乃至第8分割画面を繰り返し順次移動する移動表示を開始する。尚、第1乃至第8分割画面は、9分割された表示画面の周囲に順次配置されている。また、第9分割画面は、9分割された表示画面の中央部に配置されている(図62参照)。
また、S503において、CPU261は、第3分割画面の特別図柄(例えば、「762」の場合には、第1列目の「7」が特別図柄である。)に対応する追っかけキャラクタが第1乃至第8分割画面を繰り返し順次移動して、最初第1分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを追いかける移動表示を開始する。
その後、S505において、CPU261は、最初第1分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1乃至第8分割画面のうちのいずれかの分割画面に停止表示する。
続いて、S506において、CPU261は、最初第7分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを最初第1分割画面に表示されていた追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面に移動させて停止表示する。
そして、該演出パターンコマンドが「22D」の場合には(S507:YES)、CPU261はS508の処理に移行する。S508において、CPU261は、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを最初第1分割画面と第7分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面に移動させて停止表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、最初第1分割画面と第7分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第2分割画面の場合には、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示する。また、最初第1分割画面と第7分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第3分割画面の場合には、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。更に、最初第1分割画面と第7分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタが停止表示されている分割画面が第4分割画面の場合には、最初第3分割画面に表示されていた追っかけキャラクタを第1分割画面に停止表示してもよい。
図36に示すように、S521において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を3×3のマトリックス状に9分割し、各分割画面に3列の変動図柄の変動を表示する。
そして、S522において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、この最終停止図柄の第2列目及び第3列目の図柄を異なる図柄に置き換えて、即ち、この最終停止図柄の第1列目の図柄が第1列目の図柄であるハズレ図柄を第1分割画面の停止表示するハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第1分割画面の第1列目に特別図柄として停止表示する。次に、CPU261は、このハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第1分割画面の第3列目に停止表示する。その後、CPU261は、このハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第1分割画面の第2列目に停止表示して、ハズレを報知する。
また、S524において、CPU261は、RAM263から表示指示情報を構成する最終停止図柄の図柄データを読み出し、この最終停止図柄の第3列目の図柄が第1列目の図柄であるハズレ図柄を第3分割画面の停止表示するハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第3分割画面の第1列目に特別図柄として停止表示する。次に、CPU261は、このハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第3分割画面の第3列目に停止表示する。その後、CPU261は、このハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第3分割画面の第2列目に停止表示して、ハズレを報知する。
また、S526において、CPU261は、第1分割画面の第1列目の図柄が第3列目の図柄であるハズレ図柄を第7分割画面の停止表示するハズレ図柄としてRAM263に記憶する。そして、CPU261は、再度このハズレ図柄の第1図柄を読み出し、第7分割画面の第1列目に停止表示する。次に、CPU261は、このハズレ図柄の第3図柄を読み出し、第7分割画面の第3列目に特別図柄として停止表示する。その後、CPU261は、このハズレ図柄の第2図柄を読み出し、第7分割画面の第2列目に停止表示して、ハズレを報知する。
続いて、S528において、CPU261は、第1分割画面と第3分割画面に表示される各第1列目の図柄と第7分割画面に表示される第3列目の図柄とがそれぞれ特別図柄である旨を遊技者に報知する。例えば、各特別図柄を繰り返し反転表示したり、各特別図柄を点滅表示したり、また、各特別図柄の周囲の背景部分のみのカラーを変更する等して遊技者に報知する。
また、S530において、CPU261は、第2分割画面、第4分割画面乃至第6分割画面、第8分割画面、第9分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S502の処理に移行する。
図37に示すように、S601において、CPU261は、演出パターンコマンドをRAM263から再度、読み出し、該演出パターンコマンドが「13A、23A」のうちのいずれかのリーチ演出であるか否かを判定する判定処理を実行する。そして、当該演出表示パターンのリーチ演出が各演出パターンコマンド13A、23Aのうちのいずれかのリーチ演出である場合には(S601:YES)、CPU261は、S602の処理に移行する。S602において、CPU261は、後述の「ハンマーリーチ1表示処理」(図38参照)のサブ処理を実行後、S331又はS351の処理に戻る。
図38に示すように、S611において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を2×2のマトリックス状に4分割して各第1乃至第4分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「4分割表示処理3」のサブ処理(図39参照)を実行する。
そして、S612において、CPU261は、第1分割画面の各リーチ図柄(例えば、「737」の場合には、「7」がリーチ図柄である。)に対応する2つの各特別キャラクタがこの第1分割画面に停止して、第3分割画面のハンマーキャラクタが来るの待つように表示する。
そして、S614において、CPU261は、第3分割画面のハンマーキャラクタが第4分割画面に移動するように表示する。
例えば、第3分割画面のハンマーキャラクタが第4分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第4分割画面内に入る。続いて、第4分割画面内に入ったハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタのハンマーによる破壊を開始する。
そして、該演出パターンコマンドが「23A」の場合には(S615:YES)、CPU261はS616の処理に移行する。S616において、CPU261は、第4分割画面内に入ったハンマーキャラクタが第1分割画面に移動停止し、各特別キャラクタとハンマーキャラクタとが第1画面内に揃うように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第4分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第1分割画面内に入り、各特別キャラクタとハンマーキャラクタとが第1画面内に並ぶように表示された後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第4分割画面のハンマーキャラクタのハンマーが折れて、第1分割画面との間に表示される壁キャラクタの破壊に失敗し、第4分割画面内に入ったハンマーキャラクタが第4分割画面で停止し、各特別キャラクタは第1画面内に停止するように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S331の処理に移行する。
図39に示すように、S621乃至S626において、CPU261は、上記S421乃至S426の処理を実行する。
そして、S627において、CPU261は、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから壁キャラクタを読み出し、第1分割画面乃至第4分割画面の各分割画面間の境界線上にこの壁キャラクタを表示する。
続いて、S628において、CPU261は、第1分割画面の各図柄を消去後、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから第1分割画面に表示されていた各リーチ図柄に対応する各特別キャラクタを読み込み、この第1分割画面に表示する。従って、第1分割画面に2つの特別キャラクタが表示される。
また、S630において、CPU261は、第3分割画面の各図柄を消去後、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから第3分割画面に表示されていたリーチ図柄に対応するハンマーキャラクタを読み込み、この第3分割画面に表示する。従って、第3分割画面に1つのハンマーキャラクタが表示される。例えば、頭にヘルメットを付け、ハンマーを持ったハンマーキャラクタが第3分割画面に表示される。
そしてまた、S631において、CPU261は、第4分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S612の処理に移行する。
図40に示すように、S641において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を2×2のマトリックス状に4分割して各第1乃至第4分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「4分割表示処理4」のサブ処理(図41参照)を実行する。
そして、S642において、CPU261は、第1分割画面の特別図柄(例えば、「742」の場合には、第1列目の「7」が特別図柄である。)に対応する1つの特別キャラクタがこの第1分割画面に停止して、第2分割画面と第4分割画面の各ハンマーキャラクタが来るの待つように表示する。
そしてまた、S644において、CPU261は、第4分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面に移動する移動表示を開始する。例えば、第4分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタのハンマーによる破壊を開始する。
続いて、S645において、CPU261は、第4分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面に移動停止するように表示する。
例えば、第4分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第1分割画面内に入り、1つの特別キャラクタと1つのハンマーキャラクタとが第1画面内に並ぶように表示する。
そして、該演出パターンコマンドが「23B」の場合には(S646:YES)、CPU261はS647の処理に移行する。S647において、CPU261は、第2分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面に移動停止し、特別キャラクタと各ハンマーキャラクタとが第1画面内に揃うように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第2分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第1分割画面内に入り、特別キャラクタと各ハンマーキャラクタとが第1画面内に並ぶように表示された後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第2分割画面のハンマーキャラクタのハンマーが折れて、第1分割画面との間に表示される壁キャラクタの破壊に失敗し、第2分割画面のハンマーキャラクタが第2分割画面で停止し、特別キャラクタと最初第4分割画面に表示されたハンマーキャラクタは第1画面内に停止するように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S331の処理に移行する。
図41に示すように、S661乃至S666において、CPU261は、上記S461乃至S466の処理を実行する。
そして、S667において、CPU261は、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから壁キャラクタを読み出し、第1分割画面乃至第4分割画面の各分割画面間の境界線上にこの壁キャラクタを表示する。
続いて、S668において、CPU261は、第1分割画面の各図柄を消去後、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから第1分割画面に表示されていた特別図柄に対応する特別キャラクタを読み込み、この第1分割画面に表示する。従って、第1分割画面に1つの特別キャラクタが表示される。
そしてまた、S670において、CPU261は、第3分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S642の処理に移行する。
図42に示すように、S681において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を3×3のマトリックス状に9分割して各第1乃至第9分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「9分割表示処理3」のサブ処理(図43参照)を実行する。
そして、S682において、CPU261は、第1分割画面の各リーチ図柄(例えば、「737」の場合には、「7」がリーチ図柄である。)に対応する2つの各特別キャラクタがこの第1分割画面に停止して、第7分割画面のハンマーキャラクタが来るの待つように表示する。尚、第1乃至第8分割画面は、9分割された表示画面の周囲に順次配置されている。また、第9分割画面は、9分割された表示画面の中央部に配置されている(図62参照)。
そして、S684において、CPU261は、第7分割画面のハンマーキャラクタが第8分割画面に移動するように表示する。
例えば、第7分割画面のハンマーキャラクタが第8分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第8分割画面内に入る。続いて、第8分割画面内に入ったハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタのハンマーによる破壊を開始する。
そして、該演出パターンコマンドが「23C」の場合には(S685:YES)、CPU261はS686の処理に移行する。S686において、CPU261は、第8分割画面内に入ったハンマーキャラクタが第1分割画面に移動停止し、各特別キャラクタとハンマーキャラクタとが第1画面内に揃うように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第8分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第1分割画面内に入り、各特別キャラクタとハンマーキャラクタとが第1画面内に並ぶように表示された後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第8分割画面のハンマーキャラクタのハンマーが折れて、第1分割画面との間に表示される壁キャラクタの破壊に失敗し、第8分割画面内に入ったハンマーキャラクタが第8分割画面で停止し、各特別キャラクタは第1画面内に停止するように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S331の処理に移行する。
図43に示すように、S691乃至S696において、CPU261は、上記S481乃至S486の処理を実行する。
そして、S697において、CPU261は、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから壁キャラクタを読み出し、第1分割画面乃至第9分割画面の各分割画面間の境界線上にこの壁キャラクタを表示する。
続いて、S698において、CPU261は、第1分割画面の各図柄を消去後、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから第1分割画面に表示されていた各リーチ図柄に対応する各特別キャラクタを読み込み、この第1分割画面に表示する。従って、第1分割画面に2つの特別キャラクタが表示される。
また、S700において、CPU261は、第7分割画面の各図柄を消去後、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから第7分割画面に表示されていたリーチ図柄に対応するハンマーキャラクタを読み込み、この第7分割画面に表示する。従って、第7分割画面に1つのハンマーキャラクタが表示される。例えば、頭にヘルメットを付け、ハンマーを持ったハンマーキャラクタが第7分割画面に表示される。
そしてまた、S701において、CPU261は、第8分割画面と第9分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S682の処理に移行する。
図44に示すように、S711において、CPU261は、液晶表示器52の表示画面を3×3のマトリックス状に9分割して各第1乃至第9分割画面毎に、3列の変動図柄の変動表示を行う後述の「9分割表示処理4」のサブ処理(図45参照)を実行する。
そして、S712において、CPU261は、第1分割画面の特別図柄(例えば、「742」の場合には、第1列目の「7」が特別図柄である。)に対応する1つの特別キャラクタがこの第1分割画面に停止して、第3分割画面と第7分割画面の各ハンマーキャラクタが来るの待つように表示する。尚、第1乃至第8分割画面は、9分割された表示画面の周囲に順次配置されている。また、第9分割画面は、9分割された表示画面の中央部に配置されている(図62参照)。
そしてまた、S714において、CPU261は、第7分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面に移動する移動表示を開始する。例えば、第7分割画面のハンマーキャラクタが第8分割画面との間に表示される壁キャラクタのハンマーによる破壊を開始する。
続いて、S715において、CPU261は、第3分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面に移動停止するように表示する。
例えば、第3分割画面のハンマーキャラクタが第2分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第2分割画面内に入る。そして更に、第2分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第1分割画面内に入り、1つの特別キャラクタと1つのハンマーキャラクタとが第1画面内に並ぶように表示する。
そして、該演出パターンコマンドが「23D」の場合には(S716:YES)、CPU261はS717の処理に移行する。S717において、CPU261は、第7分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面に移動停止し、特別キャラクタと各ハンマーキャラクタとが第1画面内に揃うように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第7分割画面のハンマーキャラクタが第8分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第8分割画面内に入る。そして更に、第8分割画面のハンマーキャラクタが第1分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第1分割画面内に入り、特別キャラクタと各ハンマーキャラクタとが第1画面内に並ぶように表示された後、当該サブ処理を終了して、上記S351の処理に移行する。
例えば、第7分割画面のハンマーキャラクタが第8分割画面との間に表示される壁キャラクタをハンマーで破壊して、この第8分割画面内に入る。そして、第8分割画面内のハンマーキャラクタのハンマーが折れて、第1分割画面との間に表示される壁キャラクタの破壊に失敗し、第8分割画面で停止し、特別キャラクタと最初第3分割画面に表示されたハンマーキャラクタは第1画面内に停止するように表示後、当該サブ処理を終了して、上記S331の処理に移行する。
図45に示すように、S731乃至S738において、CPU261は、上記S521乃至S528の処理を実行する。
そして、S739において、CPU261は、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから壁キャラクタを読み出し、第1分割画面乃至第9分割画面の各分割画面間の境界線上にこの壁キャラクタを表示する。
続いて、S740において、CPU261は、第1分割画面の各図柄を消去後、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから第1分割画面に表示されていた特別図柄に対応する特別キャラクタを読み込み、この第1分割画面に表示する。従って、第1分割画面に1つの特別キャラクタが表示される。
そしてまた、S742において、CPU261は、第2分割画面、第4分割画面乃至第6分割画面、第8分割画面、第9分割画面の各図柄を消去後、当該サブ処理を終了して上記S712の処理に移行する。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド22Aに対応する約27秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→追っかけリーチ1演出→当たり表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
そして、図46(B)に示すように、CPU261は、「→4分割表示」に対応して液晶表示器52の表示画面を4分割して第1分割画面81、第2分割画面82、第3分割画面83及び第4分割画面84で変動表示を行う。
続いて、図46(C)に示すように、CPU261は、「→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止」に対応して、第1分割画面81に「767」のリーチハズレ図柄を停止表示し、第2分割画面82に「346」のハズレ図柄を停止表示し、第3分割画面83に「875」のハズレ図柄を停止表示し、更に、第4分割画面84に「921」のハズレ図柄を停止表示する。
その後、図47(E)乃至図47(F)に示すように、CPU261は、第1分割画面81乃至第4分割画面84に表示される各図柄を消した後、第1分割画面81に表示された各リーチ図柄「7」に対応する各追っかけキャラクタ91、92が第1分割画面81乃至第4分割画面84を繰り返し順次移動する移動表示を開始する。また同時に、第3分割画面83に表示されたリーチ図柄「7」に対応する追っかけキャラクタ93が第1分割画面81乃至第4分割画面84を繰り返し順次移動して、最初第1分割画面に表示されていた各追っかけキャラクタ91、92を追いかける移動表示を開始する。
その後、図48(H)に示すように、CPU261は、「→当たり表示」に対応して、第3分割画面83(所定分割画面)に示される各追っかけキャラクタ91、92、93に対応する各リーチ図柄「7」を組み合わせて、液晶表示52の中央部に大当たり図柄(特定図柄)「777」を大きく停止表示し、確定信号が入力された場合には、確定停止して大当たり獲得を報知する。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド12Aに対応する約25秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→追っかけリーチ1演出→リーチハズレ表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
従って、CPU261は、「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→追っかけリーチ1演出」に対応して、液晶表示器52の表示画面に上記図46(A)〜図47(F)の表示を行う。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド22Bに対応する約27秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→追っかけリーチ2演出→当たり表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
そして、図50(B)に示すように、CPU261は、「→4分割表示」に対応して液晶表示器52の表示画面を4分割して第1分割画面81、第2分割画面82、第3分割画面83及び第4分割画面84で変動表示を行う。
続いて、図50(C)に示すように、CPU261は、「→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止」に対応して、第1分割画面81に「742」のハズレ図柄を停止表示し、第2分割画面82に「762」のハズレ図柄を停止表示し、第3分割画面83に「148」のハズレ図柄を停止表示し、更に、第4分割画面84に「357」のハズレ図柄を停止表示する。
その後、図51(E)に示すように、CPU261は、第1分割画面81乃至第4分割画面84に表示される各図柄を消した後、第1分割画面81、第2分割画面82及び第4分割画面84に各特別図柄「7」に対応する各追っかけキャラクタ97、98、99を表示する。そして、各追っかけキャラクタ97、98、99が、第1分割画面81乃至第4分割画面84を繰り返し順次移動して、最初第1分割画面に表示されていた追っかけキャラクタ97を追いかける移動表示を開始する。
その後、図52(G)に示すように、CPU261は、第4分割画面84で各追っかけキャラクタ97、99に追っかけキャラクタ98が追いつき、この第4分割画面84(所定分割画面)に各追っかけキャラクタ97〜99を停止表示する。
その後、図52(H)に示すように、CPU261は、「→当たり表示」に対応して、第4分割画面84(所定分割画面)に示される各追っかけキャラクタ97〜99に対応する各特別図柄「7」を組み合わせて、液晶表示52の中央部に大当たり図柄(特定図柄)「777」を大きく停止表示し、確定信号が入力された場合には、確定停止して大当たり獲得を報知する。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド12Bに対応する約25秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→追っかけリーチ1演出→リーチハズレ表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
従って、CPU261は、「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→追っかけリーチ2演出」に対応して、液晶表示器52の表示画面に上記図50(A)〜図51(F)の表示を行う。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド23Aに対応する約32秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ1演出→当たり表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
そして、図54(B)に示すように、CPU261は、「→4分割表示」に対応して液晶表示器52の表示画面を4分割して第1分割画面81、第2分割画面82、第3分割画面83及び第4分割画面84で変動表示を行う。
続いて、図54(C)に示すように、CPU261は、「→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止」に対応して、第1分割画面81に「868」のリーチハズレ図柄を停止表示し、第2分割画面82に「346」のハズレ図柄を停止表示し、第3分割画面83に「785」のハズレ図柄を停止表示し、更に、第4分割画面84に「921」のハズレ図柄を停止表示する。
その後、図55(E)に示すように、CPU261は、第1分割画面81乃至第4分割画面84に表示される各図柄を消すと共に、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから各壁キャラクタ111〜114を読み出し、第1分割画面81乃至第4分割画面84の各分割画面間の境界線上にこの各壁キャラクタ111〜114を表示する。そして、CPU261は、第1分割画面81に表示された各リーチ図柄「8」に対応する2つの各特別キャラクタ105、106がこの第1分割画面81に停止して、第3分割画面83のハンマーキャラクタ107が来るの待つように表示する。また、第3分割画面83のハンマーキャラクタ107が第4分割画面84との間に表示される壁キャラクタ113のハンマーによる破壊を開始する。
続いて、図56(G)に示すように、CPU261は、第4分割画面84のハンマーキャラクタ107が第1分割画面81との間に表示される壁キャラクタ114をハンマーで破壊して、この第1分割画面81内に入り、各特別キャラクタ105、106とハンマーキャラクタ107とが第1画面81(所定分割画面)内に並ぶように表示する。
その後、図56(H)に示すように、CPU261は、「→当たり表示」に対応して、第1分割画面81(所定分割画面)に示される各特別キャラクタ105、106とハンマーキャラクタ107に対応する各リーチ図柄「8」を組み合わせて、液晶表示52の中央部に大当たり図柄(特定図柄)「888」を大きく停止表示し、確定信号が入力された場合には、確定停止して大当たり獲得を報知する。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド13Aに対応する約30秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ1演出→リーチハズレ表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
従って、CPU261は、「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ1演出」に対応して、液晶表示器52の表示画面に上記図54(A)〜図55(F)の表示を行う。
その後、CPU261は、図56(H)に替えて図57(J)に示すように、「→リーチハズレ表示」に対応して、RAM263から最終停止図柄「878」を読み出し、第1分割画面81に表示された各特別キャラクタ105、106に対応する各特別図柄「8」と最終停止図柄の第2列目の図柄「7」とを組み合わせて、液晶表示52の中央部にリーチハズレ図柄(非特定図柄)「878」を大きく停止表示し、確定信号が入力された場合には、確定停止してリーチハズレを報知する。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド23Aに対応する約32秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ2演出→当たり表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
そして、図58(B)に示すように、CPU261は、「→4分割表示」に対応して液晶表示器52の表示画面を4分割して第1分割画面81、第2分割画面82、第3分割画面83及び第4分割画面84で変動表示を行う。
続いて、図58(C)に示すように、CPU261は、「→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止」に対応して、第1分割画面81に「742」のハズレ図柄を停止表示し、第2分割画面82に「762」のハズレ図柄を停止表示し、第3分割画面83に「148」のハズレ図柄を停止表示し、更に、第4分割画面84に「357」のハズレ図柄を停止表示する。
その後、図59(E)に示すように、CPU261は、第1分割画面81乃至第4分割画面84に表示される各図柄を消すと共に、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから各壁キャラクタ111〜114を読み出し、第1分割画面81乃至第4分割画面84の各分割画面間の境界線上にこの各壁キャラクタ111〜114を表示する。そして、CPU261は、第1分割画面81に表示された特別図柄「7」に対応する特別キャラクタ121がこの第1分割画面81に停止して、第2分割画面82のハンマーキャラクタ122と第4分割画面84のハンマーキャラクタ123が来るの待つように表示する。また、第2分割画面82のハンマーキャラクタ122が第1分割画面81との間に表示される壁キャラクタ111のハンマーによる破壊を開始する。また、第4分割画面84のハンマーキャラクタ123が第1分割画面81との間に表示される壁キャラクタ114のハンマーによる破壊を開始する。
続いて、図60(G)に示すように、CPU261は、第2分割画面82のハンマーキャラクタ122が第1分割画面81との間に表示される壁キャラクタ111をハンマーで破壊して、この第1分割画面81内に入り、特別キャラクタ121と各ハンマーキャラクタ122、123とが第1画面81(所定分割画面)内に並ぶように表示する。
その後、図60(H)に示すように、CPU261は、「→当たり表示」に対応して、第1分割画面81(所定分割画面)に示される特別キャラクタ121と各ハンマーキャラクタ122、123に対応する各特別図柄「7」を組み合わせて、液晶表示52の中央部に大当たり図柄(特定図柄)「777」を大きく停止表示し、確定信号が入力された場合には、確定停止して大当たり獲得を報知する。
CPU261は、第1演出表示パターンテーブル76から演出パターンコマンド13Bに対応する約30秒の動画データ「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ2演出→リーチハズレ表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
従って、CPU261は、「変動開始→4分割表示→第1ウインドの図柄停止→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ2演出」に対応して、液晶表示器52の表示画面に上記図58(A)〜図59(F)の表示を行う。
そして、CPU261は、上記図60(G)に替えて図61(I)に示すように、第2分割画面82のハンマーキャラクタ122のハンマーが折れて、第1分割画面81との間に表示される壁キャラクタ111の破壊に失敗し、ハンマーキャラクタ122が第2分割画面82で停止するように表示する。
その後、CPU261は、図60(H)に替えて図61(J)に示すように、「→リーチハズレ表示」に対応して、RAM263から最終停止図柄「767」を読み出し、第1分割画面81に表示された特別キャラクタ1121とハンマーキャラクタ123に対応する各特別図柄「7」と最終停止図柄の第2列目の図柄「6」とを組み合わせて、液晶表示52の中央部にリーチハズレ図柄(非特定図柄)「767」を大きく停止表示し、確定信号が入力された場合には、確定停止してリーチハズレを報知する。
CPU261は、第3演出表示パターンテーブル78から演出パターンコマンド23Cに対応する約32秒の動画データ「変動開始→9分割表示→第1ウインドの図柄停止(リーチハズレ)→第2ウインドの図柄停止→第3ウインドの図柄停止→第4ウインドの図柄停止→第5ウインドの図柄停止→第6ウインドの図柄停止→第7ウインドの図柄停止→第8ウインドの図柄停止→第9ウインドの図柄停止→ハンマーリーチ3演出→当たり表示」を読み出し、順次液晶表示器52に表示する。
その後、図62(C)に示すように、CPU261は、第1分割画面131乃至第9分割画面139に表示される各図柄を消すと共に、ハンマーキャラクタ記憶エリア262Cから各壁キャラクタ151〜156等を読み出し、第1分割画面131乃至第9分割画面139の各分割画面間の境界線上にこの各壁キャラクタ151〜156等を表示する。そして、CPU261は、第1分割画面131に表示された各リーチ図柄「7」に対応する2つの各特別キャラクタ141、142がこの第1分割画面131に停止して、第7分割画面137のハンマーキャラクタ143が来るの待つように表示する。また、第7分割画面137のハンマーキャラクタ143が第6分割画面136との間に表示される壁キャラクタ154のハンマーによる破壊を開始する。
これにより、第7分割画面137のハンマーキャラクタ143が、矢印145に沿って移動する場合と、矢印146に沿って移動する場合との第1分割画面131に到達する到達確率、即ち、大当たりに発展する信頼度を異ならせてもよい。例えば、矢印145に沿って移動する場合は、約20%の確率で第1分割画面131に到達し、矢印146に沿って移動する場合は、約80%の確率で第1分割画面131に到達するようにしてもよい。
また、「ハンマーリーチ1表示処理」(S602)〜「ハンマーリーチ4表示処理」(S607)の場合には、CPU261は、第1分割画面と他の分割画面に停止表示している各リーチ図柄または各特別図柄を遊技者に報知した後、第1分割画面の各リーチ図柄または特別図柄に対応する各特別キャラクタを表示し、各第2乃至第9分割画面のリーチ図柄又は特別図柄に対応する各ハンマーキャラクタを第1分割画面に向かって移動させる。そして、CPU261は、大当たりの場合には、第1分割画面に各ハンマーキャラクタを移動停止させ、大当たりでない場合には、第1分割画面以外の分割画面に各ハンマーキャラクタを移動停止させるように表示制御するため、CPU291が始動口57への入賞に基づいて決定した大当たり図柄(S25)又はハズレリーチ図柄(S28)を最終停止図柄として確実に停止表示する表示制御を実行することができる。
また、「追っかけリーチ1表示処理」(S402)〜「追っかけリーチ4表示処理」(S407)、「ハンマーリーチ1表示処理」(S602)〜「ハンマーリーチ4表示処理」(S607)の各演出表示パターンの演出表示によって、液晶表示器52の表示画面が4分割又は9分割されて各分割画面が全てリーチハズレ図柄又はハズレ図柄で停止表示された後に、複数の分割画面に停止表示された各ハズレ図柄のうちのリーチ図柄又は特別図柄が遊技者に報知され、再度、この各リーチ図柄または各特別図柄に対応する追っかけキャラクタ又はハンマーキャラクタが各分割画面を超えて移動した後、同一分割画面内に揃って停止するか否かによって大当たり抽選の演出表示行うことによって、大当たりの獲得の可能性が生まれるため、各分割画面が全てハズレであった後にも、遊技者の大当たり獲得への期待感を維持し、興趣の増大を図ることが可能となる。
また、予め各分割画面に停止表示された各ハズレ図柄のうちのリーチ図柄又は特別図柄を遊技者に報知後、この各リーチ図柄または各特別図柄に対応する追っかけキャラクタ又はハンマーキャラクタが各分割画面を超えて移動するという従来に無い変動表示が行われる。これにより、遊技者の注意が表示画面に強く引きつけられるため、再度移動表示される各追っかけキャラクタ又はハンマーキャラクタに対応するリーチ図柄または各特別図柄の認知力アップを図ることが可能となり、更なる興趣の増大を図ることができる。
48 特別図柄表示装置
52 液晶表示器
57 始動口
60 大入賞口
73 変動パターン決定テーブル
74 第1演出パターン選択テーブル
75 第2演出パターン選択テーブル
76 第1演出表示パターンテーブル
77 第2演出表示パターンテーブル
78 第3演出表示パターンテーブル
81、131 第1分割画面
82、132 第2分割画面
83、133 第3分割画面
84、134 第4分割画面
91、92、93、97、98、99 追っかけキャラクタ
95、101 壁キャラクタ
105、106、121、141、142 特別キャラクタ
107、122、123、143 ハンマーキャラクタ
111〜114、151〜156 壁キャラクタ
135 第5分割画面
136 第6分割画面
137 第7分割画面
138 第8分割画面
139 第9分割画面
260 演出表示基板
261、281、291 CPU
262、282、292 ROM
263、283、293 RAM
280 サブ統合制御基板
290 主制御基板
Claims (1)
- 遊技領域に設けられて複数の識別図柄を表示する図柄表示装置と、始動口と、通常時には閉塞される開閉可能な大入賞口を有する特別入賞装置と、を備え、通常遊技状態において前記始動口への入賞情報に基づいて前記識別図柄が変動後、所定の態様を構成する特定図柄で停止した後、前記大入賞口が所定回数開放される特別遊技状態が発生する遊技機において、
前記始動口への遊技球の入賞に基づき大当りが抽選されたか否かを判定する大当たり判定手段と、
前記識別図柄が変動を開始した後、前記図柄表示装置の表示画面を複数の画面に分割し、この分割した各分割画面のそれぞれにおいて複数の識別図柄の変動表示を行う分割表示制御手段と、
前記各分割画面において変動表示される複数の識別図柄を前記所定の態様を構成しない非特定図柄でそれぞれ停止させると共に、所定の前記特別図柄を構成する複数の第1識別図柄を選択して、この複数の第1識別図柄を複数の分割画面の前記各非特定図柄内に分けて配置して停止させる非特定図柄停止制御手段と、
各分割画面に停止表示された前記各非特定図柄内に配置された前記各第1識別図柄を遊技者に報知する報知制御手段と、
前記各第1識別図柄のうちの全部又は一部の第1識別図柄が各分割画面を超えて移動するように表示する移動表示制御手段と、
前記移動表示制御手段を介して前記各第1識別図柄が所定分割画面内に集まって停止するように表示制御する第1停止表示制御手段と、
前記移動表示制御手段を介して前記各第1識別図柄が複数の分割画面に分かれて停止するように表示制御する第2停止表示制御手段と、
前記大当たり判定手段によって大当たりが抽選されたと判定された場合には、前記第1停止表示制御手段を介して前記各第1識別図柄を所定分割画面内に停止させた後、各分割画面を消去して前記所定分割画面内の各第1識別図柄を組み合わせた前記特定図柄を表示画面に停止表示する大当たり報知制御手段と、
前記大当たり判定手段によって大当たりが抽選されなかったと判定された場合には、前記第2停止表示制御手段を介して前記各第1識別図柄を複数の分割画面に分かれて停止させた後、各分割画面を消去して前記複数の分割画面のうちの一の分割画面内の各第1識別図柄を含む前記非特定図柄を停止表示するハズレ報知制御手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。
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