JP2007053957A - 真珠貝の選抜方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 真珠貝の真珠層の色を容易に判別する方法を提供する。
【解決手段】 真珠貝の貝殻の稜柱層を除去して真珠層を露出し、次いで、美麗な白色系の真珠層を具備した真珠貝を回収する。
【選択図】 なし
【解決手段】 真珠貝の貝殻の稜柱層を除去して真珠層を露出し、次いで、美麗な白色系の真珠層を具備した真珠貝を回収する。
【選択図】 なし
Description
本願発明は、真珠養殖に用いる真珠貝、特に、美麗な白色系の真珠層を保有する真珠貝を選抜する方法に関する。
アコヤ貝などを母貝として利用する真珠の養殖技術は、1世紀以上も前にわが国で発明された技術である。 そして、今現在もなお、特に西日本に散在している主要な真珠養殖場(例えば、英虞湾や宇和島など)で、養殖真珠の生産が活発に行われている。
一般的な真珠の養殖技術によれば、まず、真珠核(単に「核」とも言う)と外套膜切片(単に「ピース」とも言う)とが、外科手術によって、母貝の生殖巣に挿入(核入れ)される。 次いで、核入れされた外套膜切片から細胞分裂して生じた遊走細胞が、真珠核を包み込み、そして、真珠核表面に炭酸カルシウム結晶を分泌し始める。 この状態の母貝を、養殖筏に取り付けて、養殖場の海中内に、約1年〜約2年の期間をかけて吊り下げて養殖することで、真珠核の表面に真珠層が徐々に形成されて、養殖真珠の完成に至る。
ところで、母貝に挿入される真珠核とは、養殖真珠の芯に相当するものであり、淡水貝の貝殻、例えば、ドブガイなどの二枚貝の貝殻を切断・研磨して加工された核材などが、一般的に利用されている。 一方で、外套膜切片とは、通常、母貝内に挿入された真珠核に添着させる約2mm〜約3mm角程度の大きさの組織切片であって、細胞貝(「ピース貝」とも言う)と称される活動性に富んだ二齢貝の閉殻筋(貝柱)を切断して開殻し、帯状に切り出した細胞貝の外套膜の縁部を切除して得た残余の外套膜組織を角状に切り出して調製されるものである。
また、真珠の品質(商品価値)は、一般的には、その養殖技術の優劣や養殖環境、例えば、母貝の活動性、母貝の活動抑制技術、核入れ技術、ピースの品質、核入れを終えた母貝の養殖条件の管理などの適否によって影響を受ける。 これら影響因子の内でも、ピースの品質は、養殖真珠での色の形成に対して多大な影響を及ぼすことが知られている。 実際のところ、真珠の品質改善のための努力は、天然および/または人工の真珠貝を、その貝殻真珠層の色、厚さ、照りなどに基づいて、細胞貝や母貝などの用途別に選抜することから始まっている。 また、消費者の趣向の変化とも相俟って、最近の傾向として、黄色系の養殖真珠が敬遠されるのに対して、白色系あるいは(乳)白色とピンクとの混色系のアコヤ貝養殖真珠の需要の高まりが特に顕著である。
当該技術分野で利用されている優良真珠貝の一般的な選抜方法とは、真珠貝の閉殻筋を切断して開殻し、貝殻の内側から真珠層の色(色合い)を肉眼で直接見て判断および選抜する手法に専ら依存している。 しかしながら、この手法は、真珠貝を屠殺する行為に他ならないため、たとえ所望の色を発現した真珠層を具備した真珠貝を発見できたとしても、その生体組織を利用する機会はおのずと限られたものになってしまう。 例えば、前述した手法によって選抜された真珠貝は、生体機能が停止しているため、母貝としての利用はもはや不可能であり、また、細胞貝として好適であったとしても、そこからピースを採取する機会は、事実上、屠殺直後の一度だけに限られてしまう。 つまり、従来の真珠貝の選抜方法は、優良な真珠貝を取得する上で極めて非効率な手法であると言わざるを得ない。
このように、当該技術分野にあっては、ピースと、それらピースに起因する真珠の色との因果関係が明らかにされているにもかかわらず、真珠養殖での利用に好適な真珠貝、特に、白色や乳白色などの白色系の真珠層を有する真珠貝を、屠殺せずに(生きたままで)、確実かつ簡便に選抜する技術は未だ確立されていない。
上掲した従来技術で認識されていた技術課題に鑑みて、本願発明者が、真珠貝の真珠層の色を容易に確認する手段について鋭意研究を行ったところ、真珠層を覆う硬質の稜柱層を除去する技術思想に行き着いた。
すなわち、本願発明の要旨とするところは、(a)真珠貝の貝殻の外殻層を構成する稜柱層を除去し、(b)当該稜柱層の内殻側に隣接する真珠層を露出し、および(c)所望の色を有する(例えば、白色系の)真珠層を具備した真珠貝を回収する工程を含む、真珠貝の選抜方法にある。
本願発明の好ましい実施態様によれば、真珠貝の貝殻において、蝶番部の近辺に位置する稜柱層、すなわち、蝶番部近傍に位置する稜柱層が機械的に除去される。 また、白色系、好ましくは、白色や乳白色の真珠層を保有する真珠貝が回収される。 本願方法発明によって選抜された真珠貝は、真珠養殖用の母貝や細胞貝のみならず、これら母貝や細胞貝の始祖となる種貝としても利用することができる。 さらに、本願方法発明によって取得された真珠貝同士を交配および育種することで、美麗な白色系の真珠層の形質を引き継いだ真珠貝も取得できる。
本願発明によると、所期の目的であった、白色や乳白色などの美麗な白色系の真珠層を具備する真珠貝を屠殺せずに容易に選抜できる。 また、本願発明によって取得された真珠貝同士を交配および育種することで、美麗な白色系の真珠層の形質を引き継いだ真珠貝を効率的に大量生産することも可能となる。
本願明細書で使用する「真珠貝」の用語は、アコヤ貝、クロチョウ貝、シロチョウ貝、マベ貝、イケチョウ貝、ヒレイケチョウ貝、カラス貝、マルドブ貝など、真珠養殖において一般的に利用されている天然貝または人工貝(養殖貝)に加えて、これらの真珠貝同士を交配および育種して出現した子孫までをも包含する。
また、本願明細書で使用する「母貝」の用語は、その生殖巣内に真珠核と外套膜切片とが核入れされる真珠貝であって、養殖条件下で真珠核の表面に真珠層を徐々に形成して、養殖真珠をもたらす真珠貝を指す。
そして、本願明細書で使用する「細胞貝」の用語は、母貝の体内に挿入された真珠核に添着される外套膜切片(ピース)を供与する真珠貝を指す。
また、本願明細書で使用する「種貝」の用語は、前出の母貝や細胞貝の始祖であり、また種苗としての役割を果たす真珠貝であって、母貝や細胞貝の発生のために必要な卵子や精子を供与する真珠貝を指す。
以下に、図面を参照しつつ、本願発明を詳細に説明する。 図1は、開殻したアコヤ貝の貝殻の内殻側の正面概略図であり、また、図2は、図1のA−A断面図である。
まず、任意の個数の真珠貝を準備し、それらの貝殻1の稜柱層3(外殻層:図2)のみを、研削機(グラインダー)や研磨機を用いて機械的に除去する。 この際に、真珠貝の任意箇所の稜柱層3を除去することができるが、真珠貝に固有の真珠層2の色を明確に判別するとの観点からすれば、真珠貝の貝殻1の蝶番部(図1での貝殻1および真珠層2の下端殻底側)の近辺、すなわち、蝶番部近傍に位置する稜柱層3を除去することが好ましい。
次に、稜柱層3の除去箇所に付着した破片やゴミなどを取り除いて、稜柱層3の内殻側に隣接する真珠層2(図2)を露出せしめる。 真珠層2の露出に際して、稜柱層3の除去箇所を、刷毛などで清掃したり、あるいはアルコール溶液などの薬品を用いて清浄することもできる。
そして、露出した真珠層2の色を目視で確認して、真珠に付与すべき色として好適な色、例えば、白色または乳白色の真珠層を具備した真珠貝だけを回収する。
なお、回収した真珠貝の稜柱層の除去箇所に、接着剤やセメントなどの補修剤を塗布し、次いで、それら補修剤を硬化させて貝殻を修復する。 また、このようにして修復した真珠貝は、真珠養殖用の母貝、細胞貝および種貝として使用する時点まで、その生存環境下に置く。
本願発明者は、これまでに無数の真珠貝に対して、本願発明の方法を適用してきた。 その結果、大半の真珠貝の真珠層において、その幼少期、高水温期、あるいはその生涯にわたって、黄色系色相の沈着が認められた。 そして、これとは対照的に、真珠貝の中には、ごく少数(約3%以下)ではあるが、どのような生育環境下でも、真珠層に黄色系色相が全く認められず、高品質の白色系の真珠層を有するものが恒常的に存在することを突き止めたのである。 すなわち、本願発明によれば、黄色系色相とは無縁の真珠層を具備した理想的な真珠貝を、その存在数が僅かであっても、屠殺せずに、確実かつ簡便に選抜することができる。 また、このようにして取得された真珠貝同士を交配および育種することで、好ましくない劣勢遺伝の影響を受けずに、美麗な白色系の真珠層の形質を適切に引き継いだ真珠貝だけを選択的かつ効率的に大量生産することができる。
本願発明によれば、白色や乳白色などの美麗な白色系の真珠層を具備する真珠貝を屠殺せずに容易に選抜できる上に、選抜した真珠貝も真珠養殖用の母貝、細胞貝および種貝としても利用できるので、消費者の趣向の変化に適合した高品質の真珠を集約的に生産する上で極めて有用である。 また、本願発明によって取得された真珠貝同士を交配および育種することで、美麗な白色系の真珠層の形質を引き継いだ真珠貝が量産できるので、高品質の真珠貝の大量生産への途を切り開くものである。
1……貝 殻
2……真珠層
3……稜柱層
2……真珠層
3……稜柱層
Claims (9)
- 真珠養殖に用いる真珠貝の選抜方法であって、以下の工程(a)〜(c)、すなわち;
(a) 真珠貝の貝殻の外殻層を構成する稜柱層を除去し、
(b) 当該稜柱層の内殻側に隣接する真珠層を露出し、および
(c) 所望の色を有する真珠層を具備した真珠貝を回収する、
工程を含む、ことを特徴とする真珠貝の選抜方法。 - 前記工程(a)において、前記真珠貝の蝶番部近傍に位置する稜柱層が機械的に除去される請求項1に記載の選抜方法。
- 前記工程(c)において、白色系の真珠層を保有する真珠貝が回収される請求項1に記載の選抜方法。
- 前記真珠貝が、アコヤ貝である請求項1乃至3のいずれかに記載の選抜方法。
- 請求後1乃至4のいずれかに記載の方法によって選抜された真珠貝。
- 真珠養殖用の母貝である請求項5に記載の真珠貝。
- 真珠養殖用の細胞貝である請求項5に記載の真珠貝。
- 真珠養殖用の種貝である請求項5に記載の真珠貝。
- 請求項5乃至8のいずれかに記載の真珠貝同士を交配および育種して得た真珠貝。
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JP2005243001A JP2007053957A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 真珠貝の選抜方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105165686A (zh) * | 2015-10-13 | 2015-12-23 | 中国科学院南海海洋研究所 | 一种双黑壳熊本牡蛎品系的制种方法 |
CN105360023A (zh) * | 2015-10-13 | 2016-03-02 | 中国科学院南海海洋研究所 | 一种金色闭壳肌痕熊本牡蛎品系的制种方法 |
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2005
- 2005-08-24 JP JP2005243001A patent/JP2007053957A/ja active Pending
Non-Patent Citations (5)
Title |
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JPN6010049558, 和田 克彦, "アコヤガイ貝殻真珠層色選抜集団における貝殻特性", 養殖研究所研究報告, 198603, 第9号, pp.1−6, JP, 養殖研究所 * |
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CN105360023A (zh) * | 2015-10-13 | 2016-03-02 | 中国科学院南海海洋研究所 | 一种金色闭壳肌痕熊本牡蛎品系的制种方法 |
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