JP4078651B2 - トリガイの新品種の作出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、トリガイの品種改良に関する。
養殖用トリガイ種苗の生産時には、天然貝や天然貝を用いて種苗生産・育成した貝を親貝として用いており、養殖用優良種苗の作出のための品種改良は行われていなかった。
通常の種苗生産では、多様な遺伝形質を持つ種苗ができるため、養殖貝個体毎の成長差が大きかった。そのため、単価の安い小型貝が養殖生産貝の多くを占めて、養殖収益が減少することが問題となっていた。そこで、成長の良好な品種開発が望まれていた。
トリガイは雌雄同体の貝であり、自家受精させることは容易である。そこで、自家受精による採卵と選抜育種を組み合わせて、成長が早く生き残りの良い等の優良系統を短期間で選抜し、さらには選抜した異なる系統を交配して雑種強勢により新品種を作出する。以上の手法により、トリガイの品種改良を実施するにあたっては、多くの課題がある。
一般にトリガイは、殻の色や形には個体差は見られずほぼ一定である。従って、成長が早く生き残りの良い等の優良形質を持っている新品種の作出をする場合、作出した個体を外観では現場で区別できない。従って、作出した系統群を飼育の全ての過程において完全に隔離して飼育する必要があり、非常に多くの労力を要する。
また、異なる系統を交配して新品種を作出する場合、交配時に自家受精が起こる可能性が非常に高い。従って、作出した個体が交配によるものか自家受精によるものかどうかは外観的に現場で区別できないため、その後の比較飼育試験が困難である。
更に、トリガイを含む軟体動物では、選抜した異なる系統を交配して雑種強勢が発現するかどうかは現在のところ明らかにされていない。
本発明者は、トリガイの殻色は普通、殻頂部および帯状輪紋は紫紅色を帯び、その他の部位は淡黄褐色であるが、人工種苗生産した稚貝の中に、これまでの天然貝に見られない、どこにも紫紅色を帯びない淡黄色の個体(黄色個体)を見出し、この形質は通常の殻色に対して劣性の遺伝形質であることを明らかにした(非特許文献1参照)。
また、トリガイの種苗生産技術についても、具体的な方法を非特許文献2に示しているが、養殖用優良種苗の作出のための品種改良をなしうる方法は見出し得なかった。
「トリガイ黄色個体の出現とその遺伝性について」日本水産学会誌第61巻第6号927−928(1995) 「トリガイの種苗生産技術について」養殖、25(6)、109−113(1988)
本発明は、雌雄同体であるトリガイの養殖用優良種苗の作出のための品種改良を可能とする新品種の作出方法を提供することを課題とする。
本発明では、天然トリガイでは全く見られない殻色の黄色の遺伝形質を利用し、自家受精による採卵と選抜育種を組み合わせて短時間で優良系統を選抜し、更には選抜した異なる系統を交配して、雑種強勢による効率的な新品種の作出を可能とした。
前述した通り、本発明者は、人工種苗生産した稚貝の中に、これまでの天然貝に見られない、どこにも紫紅色を帯びない淡黄色の個体(以下「黄色個体」と述べる)を見出し、この形質は通常の殻色に対して劣性の遺伝形質であることを明らかにしているが、この黄色個体と通常の個体を親貝に用いて人工種苗生産を行ったのである。
単に黄色個体と、通常の褐色個体を交配しても、何ら品種改良はなされなかったが、本発明では、黄色個体を兄妹交配して得た黄色個体系統を放卵個体とし、通常の褐色個体の自家受精により得た褐色個体系統を放精個体として、交配することにより、サイズ(殻長)が大きく、しっかもバラツキの少ない(粒の揃った)、非常に品質のよいトリガイの作出を可能とした。
なお、雑種強勢に当たって、黄色個体系統としては、黄色個体の兄妹交配2世代目以降のものを使用するのが好ましく、また、褐色個体系統としては褐色個体の自家受精2世代目以降のものを使用するのが好ましい。遺伝的な形質を固定し、優れた品質改良効果を得るためには、黄色個体は兄妹交配及び褐色個体の自家受精とも、3世代目以降のものを使用するのが、より好ましい。
本発明において、親貝の養成方法はトリガイ養殖と同じ方法で行った。すなわち、底質としてアンスラサイトを入れたコンテナに貝を収容後網蓋をして垂下飼育する方法で、数ヶ月〜1年間育成して親貝として用いた。産卵誘発は親貝を収容した水槽に紫外線照射した海水を掛け流して行った。
トリガイは雌雄同体の貝であり、産卵誘発を行った場合、同一個体で見ると放精が放卵に先行して起こり、その後さらに放精が起こる。通常、放精と放卵および放卵と放精の間には、どちらの配偶子も放出しない時間が数分間ある。しかし、肉眼的観察では放卵のみしていると思われる場合でも、検鏡により僅かの精子の混入が観察される事例が多い。
卵のサイズは直径約65μm、精子は頭部が約1μmであり、両方が混在している状況では、プランクトンネット等を用いて精子のみを取出すことができるが、卵のみを取出すことはできない。そこで、異なる系統を交配して新品種を作出するため、放卵個体に黄色個体を用い、放精個体に殻色が通常個体を用いて、別々に産卵誘発を行い、得られた卵と精子を受精させて行った。こうした交配により得られた個体の殻色は、黄色形質が劣性の遺伝形質であるため、通常の殻色となる。また、交配時に僅かに混入していた黄色個体の精子と自家受精して得られた個体は、殻色が黄色となり、飼育途中で確認できる。
このような手法によると、異なる系統間での交配が成功したかどうかが現場で容易に判断できる。
一方、自家受精を行う場合は、交配する場合よりも操作が簡単である。紫外線照射した海水を掛け流して刺激を与え、放卵が確認されたら紫外線照射海水を止めて、同じ水槽で放卵と放精をさせ自家受精させた。
得られた受精卵は常法(非特許文献2参照)により育成した。1〜2cmサイズまで育成した貝は、底質としてアンスラサイトを入れたコンテナに収容し、網蓋をして垂下飼育する方法で養殖した。
以下のような方法でトリガイの品種改良を行った。まず、天然貝の中から大型個体を選び自家受精により採卵して育成し、その子供から更に大型個体を選び自家受精により採卵して育成するという操作を4世代に渡って実施して成長が早い優良系統を選抜した。黄色個体については、より大型の個体を用い、14世代に渡って兄妹交配を繰り返して成長が早い優良系統を選抜した。このようにして得た優良系統を交配し、交配種苗の成長生残を調べたところ、両親の系統に比べ明らかに成長が早く、そのバラツキも少ないことが分かり、雑種強勢により、養殖に適した新品種を作出することができた。
本発明のトリガイの新品種の作出手法によれば、成長が早く生き残りの良い優良系統を短期間で選抜でき、さらには選抜した異なる系統を交配して雑種強勢により新品種を作出することが可能となった。現在のトリガイ養殖では、養殖貝の個体毎の成長差により、単価の安い小規格サイズである小型貝の割合が1/3を占めているが、本発明の手法で生産した優良種苗を用いることにより、大型貝の割合を高めることが可能であり、トリガイ養殖の生産効率を飛躍的に高めることができる。
作出した各系の経歴を表1及び表2に示す。
Figure 0004078651
Figure 0004078651
[交配系統]
血縁関係が非常に少ないと考えられる黄色個体系統(P13)の卵とH11系統(P3)の精子を掛け合わせ、雑種強勢による優良種苗の作出の可能性を検討するため、平成15年5月21日に黄色個体系統(殻長82.5mm、83.9mm)の2個体の卵にH11系統(殻長86.8mm)の精子を掛け合わせた。
[各系統の飼育結果]
同5月21日に採卵した黄色個体系統(P14)とH11系統(P4)および上記交配系統の養殖開始サイズまでの飼育結果を表3に示す。黄色個体系統とH11系統の成長生残はほぼ同じであったが、交配系統の成長は沈着稚貝飼育以降良好で、両親の系統である黄色個体系統およびH11系統よりも明らかに良好であった。また交配系統の生残率は沈着稚貝飼育まではやや悪かったが、中間育成中の生残率は高く、通算の生残率で見ると両親の系統である黄色個体系統およびH11系統よりも高かった。
Figure 0004078651
[各系統の養殖試験結果]
養殖試験は京都府舞鶴湾白浜沖の養殖施設において、平成15年8月18日に開始した。養殖にはポリプロピレン製コンテナ(内寸50×32×深さ21cm)を各系統ごとに3コンテナ用いた。コンテナには、底質としてアンスラサイトを入れ、稚貝を収容した網蓋をして、水深5m層で垂下養殖した。開始から10月までは1ヶ月毎に、以降は2ヶ月毎に新しいコンテナと網蓋に交換し、貝の飼育密度を調整した。開始から10月までは1cm目合いの網蓋を付け、40個/コンテナ、10月以降には2cm目合いの網蓋を付け、25個/コンテナとした。
平成16年4月20日の測定結果を表4に示す。交配系統の貝の大きさは、両親の系統である黄色個体系統およびH11系統よりも明らかに大きく、サイズのバラツキも小さかった(図1参照)。なお、生存率は84〜93%で、何れの系統も非常に高く、系統別に大きな差は見られなかった。
Figure 0004078651
[交配系統の特徴]
通常のトリガイ稚貝(H11系統を含む)は、殻長2mm以上になると貝殻表面に褐色の規則的な雲状斑が出るが、黄色個体には見られず、貝殻全体が淡黄色を呈している。黄色個体とH11系統との交配系統では、雲状斑は見られるが所々で切れたり、斑の色が薄くなり不鮮明となり、全体の印象もH11系統より色が薄く、黄色個体とH11系統の中間色となる。
実施例では、比較のため、黄色個体系統、褐色個体系統及び交配系統の粒を揃えて、表4及び図1の成長の記録をしたが、表3の中間育成終了時の殻長を比較すると、本発明に従って交配した交配系統のトリガイは、黄色個体系統及び褐色個体系統のものに比較して、非常に大きく成長しているものであり、この時得られた平均殻長のものを使用して、黄色個体系統、褐色個体系統及び交配系統の成長を比較すると、表4及び図1の結果以上に、交配系統の貝は大きく成長した。その結果、本発明によれば、大きなトリガイを、非常に粒の揃った状態で提供可能となる。
また、この方法は、トリガイだけでなく、雌雄同体の貝であるイタヤガイなどでも利用可能である。更に、雌雄異体の貝であっても天然貝では全く見られない殻色などの遺伝形質を利用した選抜育種と選抜した異なる系統を交配した雑種強勢による新品種の作出手法は、貝類の効率的な品種改良方法として利用可能である。
図1は、養殖試験における殻長の変化を示すグラフである。

Claims (2)

  1. トリガイの殻色黄色個体を兄妹交配して得た黄色個体系統を放卵個体とし、通常の褐色個体の自家受精により得た褐色個体系統を放精個体として、交配することを特徴とするトリガイ新品種の作出方法
  2. 上記黄色個体系統として黄色個体の兄妹交配2世代目以降のものを使用し、上記褐色個体系統として褐色個体の自家受精2世代目以降のものを使用したことを特徴とする請求項1の方法。
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