JP2007052543A - バス通信装置、バス通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バス転送を停止させることなく、かつバス信号においてノイズの発生しないバス通信装置、バス通信方法を提供する。
【解決手段】 外部装置のバスに接続されることができるバス信号端子と、バスを介して外部装置と通信を行うデバイスと、入力端子にバス信号端子が接続され、出力端子にデバイスが接続され、入力端子から見たバス信号端子のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが高く、出力端子から見たデバイスのインピーダンスに比べて出力インピーダンスが低く、入力端子と出力端子の電位差を小さくする動作を行うドライバと、バス信号端子とデバイスの接続を行うスイッチと、外部装置とバス信号端子が接続された後、ドライバの動作を開始させる指示を行い、次にスイッチの接続を行わせる指示を行い、次にドライバの動作を停止させる指示を行う制御部とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部装置におけるバスの動作中に、バスを介して外部装置にデバイスを接続するためのバス通信装置、バス通信方法に関するものである。
近年の情報処理装置において、マザーボードに拡張用のデバイスを接続するためのバスとして、主にPCI(Peripheral Component Interconnect)バスが用いられている。マザーボード(親基板)に設けられたPCIバスのコネクタに、拡張用のドータボード(子基板)が挿入される。図4は、情報処理装置におけるマザーボードへのドータボードの挿入の様子を示す概観図である。
ここで、PCIバスの動作中のマザーボードにドータボードを挿入する、即ち活性挿入を行う場合、挿入するドータボードの配線容量等の原因により、バス信号にノイズが発生し、バス転送において誤動作が発生する恐れがある。このため、従来は一旦バス転送を停止させていた。しかし、PCIバスの動作を停止させることにより、バス転送効率は低下してしまう。
そこで、PCIバスの動作を停止することなく活性挿入を行うために、以下の手法が用いられている。
第1の手法として、スイッチを用いて、ドータボードを挿入した瞬間に接触する配線長を短くすることにより、配線の負荷容量を減らし、活性挿入時のノイズを抑える手法がある。
第2の手法として、ドータボード側のバス信号を所定の中間電位に保ち、活性挿入時の電位差を小さくすることにより、ノイズを抑える手法がある。第3の手法として、バス信号にスイッチを設け、制御回路がPCIバスの制御信号を監視し、PCIバスが転送を行わないときに、制御回路がバス信号のスイッチをOnにして接続する手法がある。
なお、本発明の関連ある従来技術として、例えば、下記に示す特許文献1が知られている。この通電中に接続可能な電気回路及び接続方法は、ホット・プラグされる電気回路に事前条件付け回路網を設け、ホット・プラグする前に電気回路の寄生入力容量を部分的に予備充電することにより、過渡状態の影響を抑えるものである。
特開平5−289788号公報
しかしながら、上述した第1の手法によれば、接続デバイス数が多い場合やスイッチからデバイスまでの配線長が長い場合等のように、挿入するデバイスの負荷容量が設計時に想定した値よりも大きい場合、マザーボードからデバイスへ、もしくはデバイスからマザーボードへと電流が流れ込み、バス信号にノイズが発生していた。
ここで、第2の手法の課題について詳細に説明する。
図5は、第2の手法を用いた情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。この情報処理装置は、マザーボード1とドータボード102を備える。マザーボード1は、PCIデバイス11、コネクタ19を有する。また、ドータボード102は、PCIデバイス21、制御部131、バススイッチ部132、複数のバス信号線33,134、スイッチ制御信号線35、コネクタ29を備える。コネクタ19は、複数のバス信号端子15、グランド端子16、電源端子17、バス信号線13を備え、コネクタ29は、複数のバス信号端子25、グランド端子26、電源端子27を備える。また、バススイッチ部132は、複数のスイッチ41、複数の抵抗142,143を備える。バス信号端子15、バス信号端子25、バス信号線33,134、スイッチ41、抵抗142,143のそれぞれの数はバス幅に一致する。
スイッチ制御信号線35を通るスイッチ制御信号は、制御部131がスイッチ41の制御を行う信号であり、スイッチ制御信号がHighレベルのときスイッチ41がOnとなる。
次に、従来の第2の手法を用いたドータボードの活性挿入時の動作について説明する。ドータボード102の挿入前、スイッチ41はOffであり、バス信号線134の電位は、抵抗142,143により設定され、HighレベルとLowレベルの中間である所定の電位に保たれている。
また、コネクタ29における各端子の長さは、長いものから順にグランド端子26、電源端子27、バス信号端子25であり、従ってコネクタ29がコネクタ19に挿入されるにつれて、グランド線、電源線、バス信号線の順に接続される。即ち、まず、グランド端子16とグランド端子26が接触し、グランド線が接続される。次に、電源端子17と電源端子27が接触し、電源線が接続される。これにより、制御部131とPCIデバイス21に電源が供給され、起動される。次に、バス信号端子15とバス信号端子25が接触し、バス信号線13と33が接続される。
図6は、従来の第2の手法を用いたドータボードの活性挿入時における各信号の波形の一例を示すタイムチャートである。各波形における横軸は時間、縦軸は電位を表す。また、波形は上から順に、スイッチ制御信号、マザーボード側バス信号、ドータボード側バス信号を示す。スイッチ制御信号はスイッチ制御信号線35の信号、マザーボード側バス信号はバス信号線13の信号、ドータボード側バス信号はバス信号線134の信号である。
まず、ドータボード102の挿入前、スイッチ制御信号はLowでスイッチ41はOffであり、ドータボード側バス信号は所定の中間電位に保たれている。ドータボード102の挿入後、制御部131がスイッチ制御信号をHighとし、スイッチ41がOnになると、ドータボード側バス信号は徐々にマザーボード側バス信号に一致してゆく。この瞬間、マザーボード側バス信号とドータボード側バス信号の間に電位差があるため、マザーボード側バス信号にノイズが発生する。また、マザーボード側バス信号がHighレベル、Lowレベルのどちらであっても、ドータボード側バス信号との電位差が生じるため、必ずノイズが発生する。
更に、バス信号線134を常に所定の電位に保つことから、通常転送中のバス信号において、定常状態のバス信号の電位が所定の電位に引きずられる問題があった。
ここで、第3の手法の課題について詳細に説明する。
図7は、第3の手法を用いた情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。図7において、図5と同一符号は図5に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図5と比較すると図7は、ドータボード102の代わりにドータボード202を備える。また、ドータボード102と比較するとドータボード202は、制御部131の代わりに制御部231を備え、バススイッチ部132の代わりにバススイッチ部232を備え、バス信号線134の代わりにバス信号線34を備える。また、バススイッチ部132と比較するとバススイッチ部232は、抵抗142,143を必要としない。
スイッチ制御信号線35を通るスイッチ制御信号は、制御部231がスイッチ41の制御を行う信号であり、スイッチ制御信号がHighレベルのときスイッチ41がOnとなる。
次に、従来の第3の手法を用いたドータボードの活性挿入時の動作について説明する。図8は、従来の第3の手法を用いたドータボードの活性挿入時における各信号の波形の一例を示すタイムチャートである。図6と同様、各波形における横軸は時間、縦軸は電位を表す。また、波形は上から順に、スイッチ制御信号、PCIバス制御信号、マザーボード側バス信号、ドータボード側バス信号を示す。PCIバス制御信号は、PCIデバイス21で用いられている、バス転送の制御を行う信号であり、Lowレベルが転送中を表す。スイッチ制御信号はスイッチ制御信号線35の信号、マザーボード側バス信号はバス信号線13の信号、ドータボード側バス信号はバス信号線34の信号である。
ドータボード202の挿入後、制御部231は、PCIデバイス21で用いられているPCIバス制御信号を監視し、PCIバス制御信号がHighになる、即ちバス転送が休止すると、スイッチ制御信号をHighにする。これにより、スイッチ41がOnになると、ドータボード側バス信号はマザーボード側バス信号に近づいていく。この瞬間、マザーボード側バス信号とドータボード側バス信号の間に電位差があるため、マザーボード側バス信号にノイズが発生するが、バス転送は行われていないため、誤動作は発生しない。しかし、制御部231はPCIバス制御信号の監視とスイッチの制御を行う必要があり、回路規模が増大していた。更に、ドータボード202の挿入後、バス転送が休止するまで、スイッチ41をOnにすることができないため、バス転送中は待ち時間が発生していた。
また、特許文献1によれば、バスを介して接続する両方のデバイスにおいて、電位やインピーダンスの調整が必要であり、互いが専用回路である必要があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、バス転送を停止させることなくバス接続を行い、かつバス接続時のノイズを低減するバス通信装置、バス通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、外部装置との通信を行うために、外部装置のバスの動作中に外部装置に接続することができるバス通信装置であって、前記外部装置のバスに接続されることができるバス信号端子と、バスを介して前記外部装置と通信を行うデバイスと、入力端子に前記バス信号端子が接続され、出力端子に前記デバイスが接続され、前記バス信号端子に前記外部装置が接続された状態で前記入力端子から見た前記バス信号端子のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが高く、前記出力端子から見た前記デバイスのインピーダンスに比べて出力インピーダンスが低く、外部からの動作の指示に従って前記入力端子と前記出力端子の電位差を小さくする動作を行うドライバと、外部からの接続の指示に従って前記バス信号端子と前記デバイスの接続を行うスイッチと、前記外部装置と前記バス信号端子が接続された後、前記ドライバの動作を開始させる指示を行い、次に前記スイッチの接続を行わせる指示を行い、次に前記ドライバの動作を停止させる指示を行う制御部とを備えたものである。
また、本発明に係るバス通信装置において、前記制御部は、前記デバイスの動作準備が完了した後、前記ドライバの動作を開始させる指示を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信装置において、前記制御部は、前記ドライバの動作を開始させる指示を行った後、所定の時間だけ待機し、その後、前記スイッチの接続を行わせる指示を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信装置において、前記制御部は、前記スイッチの接続を行わせる指示を行った後、直ちに前記ドライバの動作を停止させる指示を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信装置において、前記制御部は、前記デバイスが用いるクロックに基づいて、前記所定の時間を計測することを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信装置において、前記所定の時間は、前記クロックの半周期とすることを特徴とするものである。
また、本発明は、外部装置との通信を行うために、外部装置のバスの動作中に外部装置に接続することができるバス通信装置のバス通信方法であって、前記バス通信装置に備えられたバス信号端子を、前記外部装置に接続するバス信号端子接続ステップと、入力端子に前記バス信号端子が接続され、出力端子に前記外部装置と通信を行うためのデバイスが接続され、前記入力端子から見た前記外部装置のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが高く、前記出力端子から見た前記デバイスのインピーダンスに比べて出力インピーダンスが低く、外部からの動作の指示に従って前記入力端子と前記出力端子の電位差を小さくする動作を行うドライバの、動作を開始させるドライバ動作開始ステップと、外部からの接続の指示に従って前記バス信号端子と前記デバイスの接続を行うスイッチの、接続を行わせるスイッチ接続ステップと、前記ドライバの動作を停止させるドライバ動作停止ステップとを実行するものである。
また、本発明に係るバス通信方法において、前記ドライバ動作開始ステップは、前記デバイスの動作準備が完了した後に実行されることを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信方法において、前記スイッチ接続ステップは、前記ドライバ動作開始ステップの後、所定の時間だけ待機してから実行されることを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信方法において、前記ドライバ動作停止ステップは、前記スイッチ接続ステップの後、直ちに実行されることを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信方法において、前記所定の時間は、前記デバイスが用いるクロックに基づいて計測されることを特徴とするものである。
また、本発明に係るバス通信方法において、前記所定の時間は、前記クロックの半周期とすることを特徴とするものである。
本発明によれば、バス信号線におけるスイッチの両端の電位差を小さく保つことにより、どのタイミングでスイッチ接続を行ってもバス信号線にノイズが発生しない。従って、バス転送が休止するまでスイッチ接続を待つ必要がなく、PCIバス制御信号の監視も不要となる。また、マザーボード側の電位に応じたドータボードの電位の調整が不要になることから、コストを低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態では、情報処理装置における拡張用のバスとしてPCIバスを用い、PCIバスの動作中のマザーボードにドータボードを活性挿入する例について説明する。
まず、情報処理装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。図1において、図7と同一符号は図7に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図7と比較すると図1は、ドータボード202の代わりにドータボード2を備える。また、ドータボード202と比較するとドータボード2は、制御部231の代わりに制御部31を備え、バススイッチ部232の代わりにバススイッチ部32を備え、新たにドライバ制御信号線36を備える。また、バススイッチ部232と比較するとバススイッチ部32は、新たに複数のドライバ42を備える。ドライバ42の数は、バス幅に一致する。
スイッチ制御信号線35を通るスイッチ制御信号は、制御部31がスイッチ41の制御を行う信号であり、スイッチ制御信号がHighレベルのときスイッチ41がOnとなる。
ドライバ制御信号線36におけるドライバ制御信号は、制御部31がドライバ42を制御するための信号であり、ドライバ制御信号がHighレベルのときドライバ42がOnとなる。ドライバ42は、入力端子にバス信号線34が接続され、出力端子にバス信号線35が接続される。また、ドライバ42は、ドータボード2とマザーボード1が接続された状態で、入力端子から見たバス信号線33のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが十分高く、出力端子から見たバス信号線34のインピーダンスに比べて出力インピーダンスが十分低く、制御部31からのドライバ制御信号線36がHighレベルになると入力端子と出力端子の電位差を小さくする回路である。また、ドライバ42は、バッファとして用いられる回路であっても良い。
次に、ドータボードの活性挿入時の動作について説明する。
図2は、本発明に係るドータボードの活性挿入時におけるドータボードの動作の一例を示すフローチャートである。ドータボード2の挿入前、スイッチ41はOff、ドライバ42はOffである。ドータボード2がマザーボード1に挿入されるとき、このフローが開始される。
コネクタ29がコネクタ19に挿入されるにつれて、上述した端子の長さの違いにより、まず、グランド端子16とグランド端子26が接続され(S11)、次に、電源端子17と電源端子27が接続され(S12)、次に、バス信号端子15とバス信号端子25が接続される(S13)。
その後、制御部31とPCIデバイス21の動作準備が完了すると、制御部31は、ドライバ制御信号をHighレベルにすることにより、ドライバ42をOnにする(S21)。これにより、バス信号線33とバス信号線34の電位が等しくなる。上述したようにドライバ42の入力インピーダンスは十分高いことから、ドライバ42がOnになっても、ドライバ42の入力側にあるマザーボード1側の回路の動作には影響を与えない。
その後、所定の時間が経過すると、制御部31は、スイッチ制御信号をHighレベルにすることにより、スイッチ41をOnにする(S22)。これにより、バス信号線33とバス信号線34が接続される。ここで、例えば、PCIデバイス21が用いるクロックを制御部31が利用できる場合、所定の時間をクロックの半周期とし、制御部31は処理S21をクロックの立ち上がりのタイミングで実行し、処理S22をクロックの立ち下がりのタイミングで実行する。
その後、直ちに、制御部31は、ドライバ制御信号をLowレベルにすることにより、ドライバ42をOffにし(S23)、PCIデバイス21はPCIデバイス11との通常転送を開始し(S31)、このフローを終了する。
図3は、本発明に係るドータボードの活性挿入時における各信号の波形の一例を示すタイムチャートである。図8と同様、各波形における横軸は時間、縦軸は電位を表す。また、波形は上から順に、スイッチ制御信号、ドライバ制御信号、マザーボード側バス信号、ドータボード側バス信号を示す。スイッチ制御信号はスイッチ制御信号線35の信号、ドライバ制御信号はドライバ制御信号線36の信号、マザーボード側バス信号はバス信号線13の信号、ドータボード側バス信号はバス信号線34の信号である。
処理S21により、ドライバ42をOnにすると、ドータボード側バス信号がマザーボード側バス信号に追従する。この状態では、ドータボード側バス信号とマザーボード側バス信号がほぼ等しい電位であることから、どのタイミングでスイッチ41をOnにしても図6や図8のようなノイズが発生しない。従って、制御部31は、従来の第3の手法のように、PCIバス制御信号を監視する必要がない。また、活性挿入後の通常転送において、バス信号線上にドライバ42の入力端子とスイッチ41のOn抵抗が存在するが、ドライバ42の入力インピーダンスは非常に高く、スイッチ41のOn抵抗は非常に小さいことから、バス転送に影響を与えることはない。
なお、本実施の形態においてはPCIバスの例について説明したが、他のバスに対しても、本発明を適用することができる。また、本実施の形態においてはマザーボードにドータボードを挿入する例について説明したが、バスを用いるデバイス同士をケーブルで接続する場合に対しても、本発明を適用することができる。
なお、バス通信装置は、実施の形態におけるドータボード2に対応する。また、外部装置は、実施の形態におけるマザーボード1に対応する。また、デバイスは、実施の形態におけるPCIデバイス21に対応する。また、バス信号端子は、実施の形態におけるバス信号端子25に対応する。また、バス信号端子接続ステップは、実施の形態における処理S13に対応する。また、ドライバ動作開始ステップは、実施の形態における処理S21に対応する。また、スイッチ接続ステップは、実施の形態における処理S22に対応する。また、ドライバ動作停止ステップは、実施の形態における処理S23に対応する。
(付記1) 外部装置との通信を行うために、外部装置のバスの動作中に外部装置に接続することができるバス通信装置であって、
前記外部装置のバスに接続されることができるバス信号端子と、
バスを介して前記外部装置と通信を行うデバイスと、
入力端子に前記バス信号端子が接続され、出力端子に前記デバイスが接続され、前記バス信号端子に前記外部装置が接続された状態で前記入力端子から見た前記バス信号端子のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが高く、前記出力端子から見た前記デバイスのインピーダンスに比べて出力インピーダンスが低く、外部からの動作の指示に従って前記入力端子と前記出力端子の電位差を小さくする動作を行うドライバと、
外部からの接続の指示に従って前記バス信号端子と前記デバイスの接続を行うスイッチと、
前記外部装置と前記バス信号端子が接続された後、前記ドライバの動作を開始させる指示を行い、次に前記スイッチの接続を行わせる指示を行い、次に前記ドライバの動作を停止させる指示を行う制御部と
を備えてなるバス通信装置。
(付記2) 付記1に記載のバス通信装置において、
前記制御部は、前記デバイスの動作準備が完了した後、前記ドライバの動作を開始させる指示を行うことを特徴とするバス通信装置。
(付記3) 付記1または付記2に記載のバス通信装置において、
前記制御部は、前記ドライバの動作を開始させる指示を行った後、所定の時間だけ待機し、その後、前記スイッチの接続を行わせる指示を行うことを特徴とするバス通信装置。
(付記4) 付記1乃至付記3のいずれかに記載のバス通信装置において、
前記制御部は、前記スイッチの接続を行わせる指示を行った後、直ちに前記ドライバの動作を停止させる指示を行うことを特徴とするバス通信装置。
(付記5) 付記3に記載のバス通信装置において、
前記制御部は、前記デバイスが用いるクロックに基づいて、前記所定の時間を計測することを特徴とするバス通信装置。
(付記6) 付記5に記載のバス通信装置において、
前記所定の時間は、前記クロックの半周期とすることを特徴とするバス通信装置。
(付記7) 外部装置との通信を行うために、外部装置のバスの動作中に外部装置に接続することができるバス通信装置のバス通信方法であって、
前記バス通信装置に備えられたバス信号端子を、前記外部装置に接続するバス信号端子接続ステップと、
入力端子に前記バス信号端子が接続され、出力端子に前記外部装置と通信を行うためのデバイスが接続され、前記入力端子から見た前記外部装置のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが高く、前記出力端子から見た前記デバイスのインピーダンスに比べて出力インピーダンスが低く、外部からの動作の指示に従って前記入力端子と前記出力端子の電位差を小さくする動作を行うドライバの、動作を開始させるドライバ動作開始ステップと、
外部からの接続の指示に従って前記バス信号端子と前記デバイスの接続を行うスイッチの、接続を行わせるスイッチ接続ステップと、
前記ドライバの動作を停止させるドライバ動作停止ステップと
を実行するバス通信方法。
(付記8) 付記7に記載のバス通信方法において、
前記ドライバ動作開始ステップは、前記デバイスの動作準備が完了した後に実行されることを特徴とするバス通信方法。
(付記9) 付記7または付記8に記載のバス通信方法において、
前記スイッチ接続ステップは、前記ドライバ動作開始ステップの後、所定の時間だけ待機してから実行されることを特徴とするバス通信方法。
(付記10) 付記7乃至付記9のいずれかに記載のバス通信方法において、
前記ドライバ動作停止ステップは、前記スイッチ接続ステップの後、直ちに実行されることを特徴とするバス通信方法。
(付記11) 付記9に記載のバス通信方法において、
前記所定の時間は、前記デバイスが用いるクロックに基づいて計測されることを特徴とするバス通信方法。
(付記12) 付記11に記載のバス通信方法において、
前記所定の時間は、前記クロックの半周期とすることを特徴とするバス通信方法。
本発明に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るドータボードの活性挿入時におけるドータボードの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るドータボードの活性挿入時における各信号の波形の一例を示すタイムチャートである。 情報処理装置におけるマザーボードへのドータボードの挿入の様子を示す概観図である。 第2の手法を用いた情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 従来の第2の手法を用いたドータボードの活性挿入時における各信号の波形の一例を示すタイムチャートである。 第3の手法を用いた情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 従来の第3の手法を用いたドータボードの活性挿入時における各信号の波形の一例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 マザーボード、2 ドータボード、11 PCIデバイス、13 バス信号線、15 バス信号端子、16 グランド端子、17 電源端子、19 コネクタ、21 PCIデバイス、25 バス信号端子、26 グランド端子、27 電源端子、29 コネクタ、31 制御部、32 バススイッチ部、33,34 バス信号線、35 スイッチ制御信号線、36 ドライバ制御信号線、41 スイッチ、42 ドライバ。

Claims (5)

  1. 外部装置との通信を行うために、外部装置のバスの動作中に外部装置に接続することができるバス通信装置であって、
    前記外部装置のバスに接続されることができるバス信号端子と、
    バスを介して前記外部装置と通信を行うデバイスと、
    入力端子に前記バス信号端子が接続され、出力端子に前記デバイスが接続され、前記バス信号端子に前記外部装置が接続された状態で前記入力端子から見た前記バス信号端子のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが高く、前記出力端子から見た前記デバイスのインピーダンスに比べて出力インピーダンスが低く、外部からの動作の指示に従って前記入力端子と前記出力端子の電位差を小さくする動作を行うドライバと、
    外部からの接続の指示に従って前記バス信号端子と前記デバイスの接続を行うスイッチと、
    前記外部装置と前記バス信号端子が接続された後、前記ドライバの動作を開始させる指示を行い、次に前記スイッチの接続を行わせる指示を行い、次に前記ドライバの動作を停止させる指示を行う制御部と
    を備えてなるバス通信装置。
  2. 請求項1に記載のバス通信装置において、
    前記制御部は、前記デバイスの動作準備が完了した後、前記ドライバの動作を開始させる指示を行うことを特徴とするバス通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバス通信装置において、
    前記制御部は、前記ドライバの動作を開始させる指示を行った後、所定の時間だけ待機し、その後、前記スイッチの接続を行わせる指示を行うことを特徴とするバス通信装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のバス通信装置において、
    前記制御部は、前記スイッチの接続を行わせる指示を行った後、直ちに前記ドライバの動作を停止させる指示を行うことを特徴とするバス通信装置。
  5. 外部装置との通信を行うために、外部装置のバスの動作中に外部装置に接続することができるバス通信装置のバス通信方法であって、
    前記バス通信装置に備えられたバス信号端子を、前記外部装置に接続するバス信号端子接続ステップと、
    入力端子に前記バス信号端子が接続され、出力端子に前記外部装置と通信を行うためのデバイスが接続され、前記入力端子から見た前記外部装置のインピーダンスに比べて入力インピーダンスが高く、前記出力端子から見た前記デバイスのインピーダンスに比べて出力インピーダンスが低く、外部からの動作の指示に従って前記入力端子と前記出力端子の電位差を小さくする動作を行うドライバの、動作を開始させるドライバ動作開始ステップと、
    外部からの接続の指示に従って前記バス信号端子と前記デバイスの接続を行うスイッチの、接続を行わせるスイッチ接続ステップと、
    前記ドライバの動作を停止させるドライバ動作停止ステップと
    を実行するバス通信方法。
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