JP2007052430A - 改良型cplマスクおよびこれを作製するための方法およびプログラム - Google Patents

改良型cplマスクおよびこれを作製するための方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の特徴を含むパターンをプリントするためのマスクを作製する方法を提供する。
【解決手段】この方法は、複数の特徴を表すデータを取得するステップと、基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面にクロム層を設けることで複数の特徴の少なくとも1つを形成するステップとを含み、前記メサが所定高さを持つ。
【選択図】 図4

Description

本出願は、2005年8月12日に出願された米国特許出願第60/707,557号に対する優先権を主張するものであり、この米国出願は参照によりその全体が本明細書に援用される。
本発明は、概して、クロムレス位相リソグラフィ(chromeless phase lithography:CPL)技術とともに用いるためのマスクパターン作製、さらに詳しくは、最小特徴(critical feature)の結像を行うことのできるマスクを作製するために必要なマスク作製プロセスの複雑さを減少させると同時にこの最小特徴の結像を改良するための方法および技術に関する。
リソグラフィ装置は、例えば、集積回路(IC)の製造に用いることができる。この場合、マスクは、ICの個々の層に対応する回路パターンを含み、このパターンを放射線感応性材料(レジスト)層でコーティングされた基板(シリコンウェーハ)上のターゲット部分(例えば、1つ又はそれ以上のダイを含む)に結像することができる。一般に、単一のウェーハは、投影システムを介して連続して照射される隣接するターゲット部分の全ネットワークを、一度に1つ含む。あるタイプのリソグラフィ投影装置では、1操作でマスクパターン全体をターゲット部分に露出させることで、各ターゲット部分が照射される。このような装置は一般にウェーハステッパと呼ばれる。ステップアンドスキャン装置と通常呼ばれる他の装置においては、マスクパターンを投影ビームの下で所定の基準方向(「走査」方向)にプログレッシブ走査するとともに、これに同期させて基板テーブルを基準方向に平行または逆平行に走査することによって、各ターゲット部分が照射される。一般に、投影システムは倍率M(一般に<1)を持つので、基板テーブルが走査される速度Vはマスクテーブルが走査される速度のM倍になる。ここで説明されたリソグラフィ装置に関するさらなる情報については、例えば、米国特許第6,046,792号で得ることができ、参照によりここに援用される。
リソグラフィ投影装置を用いる製造プロセスにおいては、放射線感応性材料(レジスト)層で少なくとも部分的に覆われる基板上に、マスクパターンが結像される。この結像ステップの前においては、基板は、プライミング(下塗り)、レジストコーティング、ソフトベークといった、種々の処理が施される。露光後には、基板は、ポストベーク(post-exposure bake:PEB)、現像、ハードベーク、結像された特徴の測定/検査といった、他の処理が施される。この一連の処理は、例えばICといったデバイスにおける個々の層のパターン形成を行うための基礎として用いられる。このようなパターン形成された層はさらに、エッチング、イオン注入(ドーピング)、メタライゼーション、酸化、化学機械的研磨等の種々のプロセスが施される。これらは全て個々の層の仕上げを意図したものである。複数の層が必要な場合には、全処理あるいはその別系を、各新しい層に対して繰り返す必要がある。最終的に、デバイスの列が基板(ウェーハ)上に出来上がる。これらのデバイスは、その後、ダイシング(dicing)あるいはソーイング(sawing)といった技術によってお互いに分離され、そして、キャリアの上に取り付ける、ピンに接続するといったことが可能になる。
簡略化のため、以下、投影システムを「レンズ」と呼ぶこととするが、この用語は、例えば屈折光学素子、反射光学素子、反射屈折光学系を含む種々のタイプの投影システムを包含するものとして広く解釈されるべきである。また、放射システムは、放射の投影ビームを誘導、成形、又は制御するこれら設計タイプのいずれにも従って動作する構成要素を含み、このような構成要素も、以下、集合的に又は単一的に、「レンズ」と呼ぶこととする。さらに、リソグラフィ装置は、2つ以上の基板テーブル(および/または2つ以上のマスクテーブル)を持つタイプとすることができる。このような「マルチステージ」装置においては、追加のテーブルを平行して用いることができ、あるいは1つ又はそれ以上の別のテーブルを露光に用いながら1つ又はそれ以上のテーブルに対して準備ステップを施すことができる。ツインステージ(twin stage)リソグラフィ装置は、例えば、米国特許第5,969,441号で説明されており、参照によりここに援用される。
上述したフォトリソグラフィマスクは、シリコンウェハに集積される回路構成要素に対応する幾何学的パターンを備える。このようなマスクを作り出すために用いられるパターンはCAD(computer-aided design)プログラムを用いて生成され、このプロセスはEDA(electronic design automation)としばしば呼ばれる。大部分のCADプログラムは、機能マスクを作製するために、所定の設計ルールのセットに従う。これらのルールは、プロセスおよび設計上の制限によって設定される。例えば、設計ルールは、回路デバイス(ゲート、コンデンサ等)間あるいは相互接続ライン間のスペース許容範囲を規定して、回路デバイスまたはラインが不適切に相互作用することを確実に回避するようにしている。設計ルール上の制限は、通常「最小寸法」(critical dimension:CD)と呼ばれる。回路の最小寸法は、ラインもしくは穴の最小幅、あるいは2つのラインもしくは2つの穴の間の最小スペースとして規定できる。従って、CDは、設計された回路の全体的な大きさおよび密度を決める。
当然ながら、集積回路製作における目標の1つは、当初の回路設計を(マスクを介して)ウェーハ上に忠実に再現することである。リソグラフィ機器の解像度/プリント能力をさらに改善するために現在リソグラフィの関係者たちから注目を集めいている技術の1つは、クロムレス位相リソグラフィ「CPL」と呼ばれるものである。知られているように、CPL技術を利用する場合、得られるマスクパターンは、典型的には、クロムを用いる構造と同様に、クロムの使用を必要としない(すなわち特徴が位相シフト技術によってプリントされる)構造(ウェーハ上にプリントされる特徴に対応する構造)を含む。このようなCPLマスクは、米国特許公開公報第2004/0115539号(‘539文献)に開示されており、その全てが参照によりここに援用される。
‘539文献で論じられているように、実際の製造目的のために、マスク設計特徴を「3つのゾーン」に分類することが有益であることが見出されている。図l(a)を参照すると、ゾーン1(Zone 1)の特徴は、2つの位相エッジ(phase edge)(左右)が緊密に作用し、単一の空間像を形成する範囲における最小寸法を持つことである。図1(c)に示されているとおり、2つの位相エッジがさらに離れると(すなわち特徴CDが大きくなると)、左右の位相エッジのおのおのがそれ自体の空間像を形成し、これら2つは互いに作用しない。このタイプの特徴はゾーン3(Zone 3)として分類される。この場合、ゾーン3の特徴が2つの別個のラインパターンとしてプリントされることを防ぐために、図1(c)に示されているとおり、一片のダーククロムが基板の最上部に設けられ、ゾーン3の特徴が1つの空間像を形成する。換言すると、ゾーン3の特徴は、本質的に「クロム」マスク特徴になる。
図1(b)に示されているとおり、2つの位相エッジが部分的に作用するようなCD寸法である場合、これらの特徴はゾーン2の特徴として分類される。しかしながら、部分的な位相エッジ相互作用により形成される空間像は質がかなり悪いため、利用できない。 ‘539文献は、クロムパッチを用いてパーセント透過率(percent transmission)を調節することで、このような特徴に対して高忠実度の空間像を得ることができることを開示している。したがって、ランダムに設計されたマスク特徴を3つの結像ゾーンに分類し、さらに、それに応じて光近接効果補正(optical proximity correction:OPC)を適用することで、CPLマスクを用いて大量のIC製造を行うことが可能である。
図2(a)および2(b)は、ゾーン2に対する(「ゼブラ」(“zebra”)技術と呼ばれる)クロムパッチの適用と標準的なalternating位相シフトマスク(alternating phase-shift mask:Alt−PSM)の適用をそれぞれ図示するとともに、CPLゼブラ技術とAlt−PSM技術との性能比較を図示したものである。図2aを参照すると、ゾーン2の特徴(この例では3つの平行ライン)について、水晶基板20をエッチングして、3組の隣接したπ位相エッジを形成し、その後、エッチングで形成された特徴24の最上部にクロムパッチ22を設けて、クロムのストリップ/パッチ(つまりゼブラパターン)を形成する。「ゼブラ」パターンのデューティ比は、「ゼブラ」が本質的にディジタル的にハーフトーンになるように、結像ツールでは分解不可能なものになる必要がある。言い換えると、ゾーン2の特徴は、結像ツールの視点から、「影付きの」位相パターン(“shaded” phase pattern)である。影(shade)の量(つまりパーセンテージ透過率)は、クロムパッチ(ダーク)の大きさとオープンエリア(クリア)の大きさの比によって決まる。これらのパッチを利用することにより、ゾーン2のマスク特徴に対するパーセンテージ透過率を制御し、高忠実度のパターン形成を行うことが可能になる。
実際上、図2(a)に示されているとおり、「ゼブラ」特徴は、図2(b)に図示す標準的なalternating PSM(AltPSM)マスク26に関連した結像性能と良好に匹敵し、図2(a)のマスクで画像形成されるように同一の3つの平行ラインパターンを結像している。図示されているように、得られる空間像は両方とも良好な最小空間像(I−min)と良好な画像コントラストを示しており、この理由は、I−minがより小さいということが、高忠実度ラインパターンをより良好に形成できる「暗い(dark)」画像であるということを意味しているためである。しかしながら、ゼブラCPL技術を用いて結像されたゾーン2の特徴については、得られる空間像は、本質的に、グループラインパターンの外側の近くではるかに対称性が高い。これは、さらに実用的なOPC処理が実行可能であることから、ゼブラCPL技術を用いる大きな利点の1つである。マスクにおいてゾーン2の特徴を実装するためにゼブラ技術を用いる際の1つの課題は、ゼブラマスク特徴が電子ビームまたは高解像度マスク作製プロセスの利用を必要とすることである。ぎりぎりの品質(borderline quality)のゼブラマスクパターンは、パターニング中の透過率制御の効率を減少させてしまう。ゼブラパターンはまた、マスクに欠陥がないことを確実ならしめるために必要なレチクル検査を困難なものにする。しかしながら、最先端のリソグラフィ製造にとって、良質なCPLゼブラマスクが提供可能であれば、ゼブラ特徴は最良の選択である。
上述した観点から、ゾーン2特徴に対するゼブラパターンの利用を最小限にしながら、満足がいくプリント性能を達成することができるCPLマスクを持つことが望ましい。さらに、メモリコアと外周パターンエリアとの関係といった種々のIC設計スタイルの理由から、例えばゾーン2特徴の結像を行うために、ゼブラマスク設計を必ずしも利用することなく、必要なプリント性能を満たすさらに柔軟性の高い改良型CPLマスク設計が望まれる。
したがって、本発明の目的は、‘539文献に開示されているゼブラパターン形成技術に対する代替技術を提供して、ゼブラパターン形成技術の利用に関連した上記課題を解消するCPLマスクを提供することにある。
米国特許第6,046,792号 米国特許第5,969,441号 米国特許公開公報第2004/0115539号
上述のとおり、本発明の1つの目的は、ゼブラパターン形成技術を用いる必要のない、例えばゾーン1あるいはゾーン2特徴に対応する最小寸法を持つ特徴を結像できる、マスクパターンを作製する方法および技術を提供することである。
より具体的には、1つの例となる実施形態において、本発明は、複数の特徴を含むパターンをプリントするためのマスクを作製する方法に関する。この方法は、複数の特徴を表すデータを取得するステップと、基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面にクロム層を設けることで、複数の特徴の少なくとも1つを形成させるステップとを含み、前記メサが所定高さを持つ。
第2の例となる実施形態において、本発明は、複数の特徴を備えるパターンをプリントするためのマスクを作製する方法であって、複数の特徴を表すデータを取得するステップと、基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面に光透過性の位相シフト材料を設けることで、前記複数の特徴の少なくとも1つを形成させるステップとを含み、前記メサが所定高さを持つ方法に関する。
本発明は従来技術よりも重要な利点を提供する。最も重要なものとして、本発明はゼブラパターン形成技術を実施する必要性をなくし、マスク作製プロセスの複雑さを大幅に減少させる。さらに、本発明は、例えば、単一照明で周囲にある特徴とコア特徴の結像が可能になるように、回路デザインのコアの稠密エリアにある特徴に対して回路デザインの周囲エリアにある特徴を調節するための単純なプロセスを提供する。本発明の他の利点は、回路デザイン内の遷移領域(transition region)での位相エッジプリントに関係する問題を最小化するということである。本発明のさらに他の利点は、以下に詳細を示す「リーキークロム(leaky chrome)」を用いることで、マスク上で6%attCPLおよびピュア位相(pure phase)CPL特徴の両方を用いることが可能になり、これによりゾーン2およびゾーン3の特徴を含む特徴と関連して6%π位相シフト光を用いることができ、よって結像性能が改善されるというものである。
本発明のさらなる利点は、本発明の一例となる実施形態に関する以下の詳細な説明から、当業者にとって明らかとなる。
ここではIC製造における本発明の利用について具体的に言及しているが、本発明には他に多くの適用可能なアプリケーションがあることを明確に理解されたい。例えば、本発明は、集積光学システムや、磁気ドメインメモリのガイダンスや検出パターン、液晶ディスプレイパネル、薄膜磁気ヘッド等の製造において使用することも可能である。当業者であれば、このような他のアプリケーションに関して、ここで使用した「レチクル」、「ウェーハ」、「ダイ」といった用語がそれぞれ「マスク」、「基板」、「ターゲット部分」といったより一般的な用語によって置き換えて考察されるべきであることを、理解するであろう。
本発明自体は、さらなる目的や利点とともに、以下の詳細な説明および添付図面を参照することでさらによく理解できる。
以下でさらに詳細に説明するとおり、本発明に従ってマスクおよびマスクを作製する方法は、特徴の全上面に沿って設けられたクロムまたはMoSiを持つ位相メサ(phase mesa)を利用した特徴を実施することで、従来のゼブラ技術で必要とされたゼブラパターン形成の必要性をなくす。このマスク形成技術は、ゾーン2の特徴(すなわち、隣接する位相エッジを用いてマスク内に特徴が実施される場合に、2つの位相エッジが部分的に相互作用するが、この相互作用は特徴の結像を良好に行うには十分ではないというもの)に対応するCD寸法を持つ特徴に対して、特に適用可能である。しかしながら、この技術はまた、ゾーン1およびゾーン3タイプの特徴といった、ゾーン2の分類外となる特徴を実施するためにも用いることができる。
図2(a)に示されるとおり、CPLマスク特徴は本来的に三次元である。換言すると、CPLマスクトポロジー(CPL mask topology)は、エッチングされた位相特徴24の最上部に堆積されたクロム22の層厚がある特徴24と、それがない特徴を含む。三次元マスク特徴の利用により、得られる像がよくなることが見出された。これは図3(a)−3(d)に示される。図3(a)は、CPLライン特徴30の各側に堆積されたOPC散乱バー(scattering bar:SB)32を持って結像されるCPLライン特徴30を図示している。図3(a)の切断ラインは、SB特徴32とCPL特徴ライン30の両方に対する空間像をサンプリングする。図3(b)は、SB特徴32がその全上面に堆積されたクロム層36を持つ三次元マスクトポロジーを図示している。図3(a)のマスクに対する二次元マスクトポロジーは、SB特徴32の最上部にはクロムが堆積されていないという点が違う以外は、図3(b)に示されたものと同じである。図3(c)および3(d)は、二次元トポロジーおよび三次元トポロジーそれぞれの空間像を図示している。図3(c)および3(d)の比較からわかるように、得られる空間像は、二次元トポロジーに基づく空間像に比べて三次元マスクトポロジーの方が改善されている。与えられた例のCPL特徴ライン30(位相のみ)については、実際のI−minは、三次元マスクトポロジーでは0.25、二次元マスクトポロジーでは0.35に近づいている。SB特徴32に関しては、二次元マスクトポロジーに対して三次元マスクトポロジーの方がさらに顕著で、「暗く」(darker)見える。
図3(c)および3(d)から、三次元マスクトポロジーにより影響を受けるSB特徴32の空間像は、二次元マスクトポロジーにより影響を受けるSB特徴32よりもコントラストが高いことは明白である。そのようなものとして、三次元マスクトポロジー効果により、SB特徴32の「サブ解像」(sub-resolution)を維持することが難しくなる。ゼブラパターン形成技術を用いる必要性に頼ることなくCPLマスク特徴のプリント性能を高めるために本発明が用いるのは、この三次元マスクトポロジー効果である。
本発明によれば、第1の実施形態において、結像されるCPL特徴は、クロム・オン・メサ位相特徴(chrome-on-mesa phase feature)を持つマスクで形成される。さらに詳細には、クロム層は、基板にエッチングされたメサ位相特徴の全上面に堆積される。以下さらに詳細に説明するとおり、クロム層は光透過を行わないため、光にいかなる位相シフトももたらさない。出願人によって最も良く理解されるとおり、より高められた結像効果は、導波効果(waveguide-effect)から得られる。この導波効果では、照明光が、位相メサの側壁を通って水晶内に引き込まれると、まず結像情報をピックアップし、次に、水晶内に形成された位相メサの側壁に引き込まれたこの光が位相メサの最上部に堆積されたクロムでブロックされると、さらなる結像情報がピックアップされる(結像プロセスにおいて、照明光は、まず水晶基板に接触し、次いで基板にエッチングされた位相メサに接触し、さらに位相メサの最上部に堆積されたクロム層に接触する)。このように、本実施形態において、位相メサの最上部に堆積されたクロム層は光透過を行わないため、透過光に対していかなる位相シフトももたらさない。結像が改善されたのは、クロム・オン・位相メサ構造(chrome-on-phase mesa structure)を用いた結果である。
図4(a)および4(b)は本発明の第1の実施形態の2つのバリエーションを図示したものである。より具体的には、図4(a)は、エッチングされたπ位相メサ42を持つ水晶基板40と、π位相メサ42の最上部に堆積されたクロム層44とを含むCPLマスク特徴の断面を示す。クロム層44は、位相メサ42の全上面に形成されている(これにより、従来のゼブラパターンの作製に関する問題が解消する)。図4(b)は、エッチングされた2π位相メサ46を持つ水晶基板40と、2π位相メサ46の最上部に堆積されたクロム層44とを含むCPLマスク特徴の断面を示す。前と同じように、クロム層が位相メサ46の全上面に形成されている。図4(c)は、クロム層47が水晶基板40の表面に直接堆積される従来のマスク特徴を示す。
図4(d)は、図4(a)−4(c)に示したCPL特徴に関連する空間性能を示すものである。図4(a)−4(c)の特徴例は、0.8NA及び0.85/0.55設定のクェーサー照明(quasar illumination)の露光条件下で結像された360nmピッチの80nmライン特徴に対応している。図4(d)に示したとおり、図4(a)のクロム・オン・π位相メサ構造から得られる空間像43と、図4(b)のクロム・オン・2π位相メサ構造から得られる空間像45とは実質的に同一であり、図4(c)の非位相シフトクロム・オン・水晶特徴から得られる空間像47よりもI−min値が小さい(すなわち、「より暗い」(darker))。知られているとおり、I−min値が小さいことで、ラインプリントに対する結像性能がより良好になる。図4(d)はまた、空間像幅がクロム・オン・位相メサ構造ではより広いことを示している。しかしながら、適切なOPC技術を適用することで、これは相殺できる。
このように、図4(a)のクロム・オン・π位相メサ構造(chrome on π-phase mesa structure)と、図4(b)のクロム・オン・2π位相メサ構造(chrome on 2π-phase mesa structure)との間には顕著な空間像性能の違いはない。しかしながら、2π位相メサを用いる1つの利点は、エッチングされた範囲が2倍大きいことから、許容範囲をより大きくできるということである。さらに、クロム・オン・メサ構造に関して、クロムが光を透過せず、光に関する位相シフトがないため、πまたは2π位相シフトに対応する高さ以外の高さに基板をエッチングすることが可能である。本発明の第1実施形態の構造は、上で明確にしたように、マスクデデザインにてゾーン2の特徴を実施する上で特に有用である。これにより、CPLのフルチップ処置を行い、結像される特徴をゾーンl、ゾーン2、ゾーン3の区分のいずれかに分類する場合、前述のクロム・オン・メサ位相特徴を用いてマスクデザインにてゾーン2特徴を実施でき、これによりゾーン2特徴に対してゼブラ技術を実施する必要性がなくなる。上述したように、クロムはゾーン2特徴のおのおのの全上面に堆積される。
本発明の第2の実施形態では、基板にエッチングされた位相メサの全面にクロム層が堆積されることと対照的に、あるパーセント透過率の物質が位相メサの全上面に堆積される。例えば、6%の光透過率を示すMoSiの層を、マスク設計にてCPL特徴を実施するために、位相メサ上に堆積できる。本発明は、MoSi、あるいは6%光透過率の他の物質を用いることに限定されるものではなく、他の材料や異なる光透過率%を用いてもよい。本発明の第1の実施形態と同様に、MoSi層と位相メサの組合せは、上述した導波効果に起因して、得られる結像性能を向上させるよう機能する。さらに、光透過層はまた、透過光に位相シフトを与える。第1の実施形態と同じく、本発明の第2の実施形態もまた、マスク設計においてゾーン2の特徴を実施するために用いられる。MoSiの使用に加えて、他の材料として、TaSi、CrONおよびAlが可能であるが、これらに限定されるものではない。光透過に関して利用可能な範囲は、典型的には、約5−30%である。
さらに、全位相メサ構造上に堆積された光透過層を持つ本発明の第2実施形態の構造を用いて、回路デザインの周囲に設けられた特徴(例えば、ゾーン1またはゾーン2タイプの特徴)を持つ回路デザインのコア部分を露光するために必要な露光エネルギーに一致するよう支援することができる。例えば、メモリデバイスを考えると、メモリデバイスのコアエリアは、6%attPSMといった既存のマスクプロセスで最適化できる。これは、6%attPSMが強い(aggressive) k1(すなわち、<0.31)の下で非常に密なエリアに対して良好に機能するという事実による。これにより、マスクにおいて非常に密なコア特徴を実施するために6%attPSMを用いることが、非常に密なメモリコアにとって好ましい。しかしながら、密度の低い(メモリコアでない)パターンエリアに対しては、6%attPSMの結像性能は低い。このように、CPL技術は好ましい選択肢である。
しかしながら、外周エリアに位置するゾーン1といった100%透過CPL特徴に対して6%attPSMを一致させようとする場合、各エリアを照明するために必要な露光エネルギーが不一致となる可能性が高い。実際、最適露光エネルギーは、ゾーン1のCPL特徴の最適なプリントに対するものに比べて、6%attPSMに対するものと大きく異なっている。したがって、ある与えられたマスクについて特定の誤り許容範囲内でコアおよび周囲の両方を確実にプリントするためには、周囲エリアにて特徴を結像できるようにCPLマスク特徴の透過%を調整する必要がある。周囲エリアでの特徴の透過%を調整する1つの方法は、CPLマスク特徴を実施するように従来のゼブラ技術を用いることである。ここでクロムパッチおよびオープンエリア(open area)の大きさは、透過率調整を行うことにあわせて調節できる。しかしながら、これは、ゼブラパターン形成技術を実施することに関連する複雑さや潜在的な困難さのために望ましくない。
ゼブラ技術の代替法は、本発明の第2の実施形態における透過層・オン・位相メサ構造(transmissive layer on phase mesa structure)を用いることである。図5(a)は、透過層・オン・位相メサ構造が上記調整にどのように用いられるかを示すとともに、第2実施形態に従った透過層・オン・位相メサ構造の基本構造を示す。図5(a)を参照すると、同図はマスクデザインのコアエリア51と周囲エリア52を例示している。この一例において、コアエリア51は、基板50に堆積された6%attPSM物質を用いて実施される稠密な特徴を含んでいる。周囲エリア52はゾーン1の特徴を含み、これは第2実施形態の構造を用いて実施される。特に、ゾーン1の特徴57は、基板50に2π位相メサ54を形成/エッチングし、その後、2π位相メサ54の全上面にMoSi層55を堆積させることで実施される。なお、MoSiがπシフトを予めもっていることから、位相メサ54に対して2πエッチングされた深さを用いることが必要である。これは、周囲エリアに形成された位相メサ特徴57上のMoSi層55と6%attPSM特徴53の両方について同一の位相シフトを維持する上で必要となる。しかしながら、位相メサ特徴54が2πエッチング深さとなっているので、コアおよび周囲エリアの間の遷移エリアに形成された1つの位相エッジ59は、位相シフトされていないためにプリントされない。したがって、位相メサ構造54上のMoSi層55により、単一照明でコアエリアおよび周囲エリアの両方を結像できるように両エリア間の透過調整が可能になり、且つ遷移エリアでの単一位相エッジの結像を防ぐことが可能になる。
図5(b)は、従来のゾーン1CPL技術を用いる一例を示したものであり、2つの隣接する位相エッジを用いて周囲特徴の結像を行う。図示したように、位相エッジは、基板を深さπまでエッチングすることで形成される。これにより、上述したとおり、深さπのエッチングを持つ遷移エリアが生じて、基板の位相エッジの不必要な結像が行われてしまう。
したがって、コアに6%attPSMが用いられ且つ周囲にCPLあるいはゼブラCPLがあると、遷移エリアで単一位相エッジプリントが生じ得る。これに対し、第2実施形態のMoSi・オン・位相メサ構造(MoSi-on-phase mesa structure)は2πのエッチング深さを持つので、位相シフトしない。その結果、コアから周囲エリアへの遷移における単一位相エッジのプリント問題(2πエッジはプリント不能であること)を最小限にできる。図5(c)に示した空間像シミュレーションから、第2実施形態のMoSi・オン・位相メサ構造が6%attPSM特徴に匹敵する結像性能を持つことを確認できる。
第2実施形態のバリエーションとしては、例えば、図6(a)に示したようなCPL特徴の全上面に堆積された「リーキー(leaky)」クロムを用いることが可能である。図5(a)と同様に、図6(a)は、6%attPSM特徴を用いたマスクで実施される回路のコア部分と、本実施形態の「リーキー」クロム構造を用いたCPL特徴が実施される周囲部分とを示している。ここで「リーキー」とは、特定の光透過%を可能にしながら、位相シフトがゼロになるよう設計されたクロムである。これは、例えば、クロムの組成物、またはCPL特徴の最上部に堆積されるクロム層の厚さを制御することで達成できる。もちろんこれに限定されはしない。図6(a)を参照すると、例えば、ゾーン1またはゾーン2タイプの特徴であるCPL特徴60は、その全上面に堆積された「リーキー」クロム62層を持つ。堆積されたリーキークロムを持つCPL特徴に隣接するバックグラウンドエリアをπエッチング深さまでエッチングすることで、この構造を用いて「効果的(effective)PSM」を作り出すことができる。その理由は、バックグラウンドエリアを通過する光が、リーキークロムを通過する光に対してπ位相シフトするためである。したがって、堆積されたリーキークロムを持つCPLの特徴は、制御可能な透過を持つ効果的PSMをもたらし、よって、コアエリアの特徴と周囲エリアの特徴が許容可能な誤り基準内で単一照明により結像できるようマスクデザインの周囲エリアの特徴を調整することに、この特徴を用いることもできる。
他の例として、クロムは、実質的にCPL特徴の全上面に堆積され、且つクロムが実質的に6%透過を示すような十分に薄い厚さを持つ。π位相深さまでエッチングされた基板と組み合わされる6%透過クロムは、マスクのゾーン2特徴を形成する。上記技術を用いることで、複数のクロムストリップを各ゾーン2特徴に関連して用いる必要がないため、マスク作製プロセスを実質的に減少させることができる。また、ゾーン3特徴についてリーキークロムを用いることも可能である。
図6(b)に示した他のバリエーションでは、CPL特徴60がリーキークロムを持つように形成されているのに加えて、コアエリア特徴にもリーキークロムが形成される。図6(b)を参照すると、リーキークロム62は、図6(a)に示した減衰型PSM材料(attenuated PSM material)53の代わりに基板50に堆積されて、マスクパターンのコアエリアに稠密な特徴を形成する。しかしながら、リーキークロムを用いてコアエリアの特徴を結像する場合、コアエリアにて、π位相エッチ深さまで基板のバックグランド部分をエッチングする必要がある。
上述したとおり、本発明は従来技術よりも重要な利点を提供する。最も重要なものとして、本発明はゼブラパターン形成技術を実施する必要性をなくし、マスク作製プロセスの複雑さを大幅に減らす。さらに、本発明は、例えば、単一照明を用いて周囲にある特徴とコア特徴の結像が可能となるように、回路デザインのコアの稠密エリアにある特徴に対して回路デザインの周囲エリアにある特徴を調節する単純なプロセスを提供する。さらに本発明の他の利点として、回路デザイン内の遷移領域での位相エッジプリントに関係する問題を最小化できる。
図7は、上で説明した照明最適化を実行可能なコンピュータシステム100を示すブロック図である。コンピュータシステム100は、情報伝達のためのバス102または他のコミュニケーション機構と、情報を処理するためのバス102と接続されたプロセッサ104とを備える。コンピュータシステム100はまた、情報およびプロセッサ104で実行される命令を保存するためのバスに結合されたランダムアクセスメモリ(RAM)や他の動的記憶装置といったメインメモリ106を備える。メインメモリ106はまた、プロセッサ104による命令の実行中に一時変数あるいは他の中間情報を保存するために用いられる。コンピュータシステム100はさらに、静的情報およびプロセッサ104に対する命令を保存するためのバス102と接続された読み出し専用メモリ(ROM)108あるいは他の静的記憶装置を備える。磁気ディスクあるいは光ディスクといった記憶装置(ストレージデバイス)110は、情報および命令を保存するために設けられ、バス102に接続される。
コンピュータシステム100は、情報をコンピュータユーザに表示するために、ブラウン管(CRT)または平面ディスプレイまたはタッチパネルディスプレイといったディスプレイ112に対してバス102経由で接続される。文字数字キーや他のキーを含む入力装置114は、バス102に結合されて、情報およびコマンド選択をプロセッサ104に伝送する。他のタイプのユーザ入力装置としては、方向情報やコマンド選択をプロセッサ104に伝送し、ディスプレイ112上のカーソルの動きを制御する、マウス、トラックボール、又はカーソル方向キーといったカーソル制御116がある。この入力装置は、典型的には、装置画面上の位置を特定できる第1軸(例えばx軸)および第2軸(例えばy軸)という2つの軸で2つの自由度を持つ。タッチパネル(画面)表示も入力装置として用いることができる。
本発明の1つの実施形態によれば、色付けプロセスは、メインメモリ106に記憶されている1つ又はそれ以上の命令の1つ又はそれ以上のシーケンスをプロセッサ104が実行することに応じて、コンピュータシステム100により実施される。このような命令は、記憶装置110といった他のコンピュータ読み取り可能媒体からメインメモリ106に読み込むことができる。メインメモリ106に記憶されている命令シーケンスの実行により、プロセッサ104がここで説明された処理ステップを実行する。メインメモリ106に記憶されている命令シーケンスを実行するため、多重処理構成の1つ又はそれ以上のプロセッサを用いる場合もある。他の実施形態としては、本発明を実施するソフトウェア命令の代わりに、あるいはこれと組み合わせたハード・ワーヤード回路を用いてもよい。このように、本発明の実施形態は、ハードウェア回路とソフトウェアの特定の組合せには限定されない。
ここで用いられる「コンピュータ読み取り可能媒体」という用語は、プロセッサ104に実行させる命令を与えることに関わる媒体を指す。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、伝送媒体を含む多数の形態をとりうるが、もちろんこれらに限定されるものではない。不揮発性媒体は、例えば、記憶装置110といった光ディスクまたは磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ106といった動的メモリを含む。伝送媒体は、バス102を備える配線を含む、同軸ケーブル、銅線、光ファイバを含む。伝送媒体はまた、無線(RF)や赤外線(IR)データ通信中に発生される音波または光波の形態をとりうる。コンピュータ読み取り可能媒体の一般的な形態は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、他の磁気媒体、CD−ROM、DVD、他の光学媒体、パンチカード、紙テープ、穴パターンを持つ他の物理的媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEPROM、他のメモリチップまたはカートリッジ、以下で説明される搬送波、コンピュータ読み取り可能な他の媒体を含む。
コンピュータ読み取り可能媒体のさまざまな形態は、プロセッサ104に実行させる1つ又はそれ以上の命令の1つ又はそれ以上のシーケンスを搬送することに関わる。例えば、命令は、最初は、リモートコンピュータの磁気ディスクに記憶されている場合もある。リモートコンピュータは、その動的メモリに命令をロードし、モデムを用いて電話回線上で命令を送ることができる。コンピュータシステム100のローカルモデムは、データを電話回線で受け取り、赤外線送信機を用いて赤外線信号に変換できる。バス102に接続された赤外線検出器は、赤外線信号で搬送されたデータを受信し、バス102上に置くことができる。バス102は、データをメインメモリ106に搬送し、ここからプロセッサ104が命令を取り出して実行する。メインメモリ106が受信した命令は、プロセッサ104による実行の前または後に記憶装置110に任意に保存される。
コンピュータシステム100はまた、バス102に接続された通信インターフェイス118を含むことが好ましい。通信インターフェイス118は、ローカルネットワーク122に接続されるネットワークリンク120に接続されている双方向データ通信をもたらす。例えば、通信インターフェイス118は、対応するタイプの電話回線にデータ通信接続を行うISDN(integrated services digital network)カードまたはモデムとすることができる。他の例としては、通信インターフェイス118は、互換性のあるLAN(local area network)へデータ通信接続を行うLANカードとすることもできる。無線リンクも用いることができる。これら実施形態のいずれにおいても、通信インターフェイス118は、さまざまなタイプの情報を表すデジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁気信号、光信号を送受信する。
ネットワークリンク120は、典型的には、1つ又はそれ以上のネットワークを通して他のデータサービスに対してデータ通信を行う。例えば、ネットワークリンク120は、ローカルネットワーク122経由で、ホストコンピュータ124、またはインターネットサービスプロバイダ(internet service provider ISP)126により運営されるデータ機器に接続される。ISPは代わりに、現在一般に「インターネット」128と呼ばれるワールドワイドパケットデータ通信ネットワークを通してデータ通信サービスをもたらす。ローカルネットワーク122およびインターネット128は両方とも、デジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁気信号または光信号を用いる。さまざまなネットワークを通る信号や、ネットワークリンク120上のまたは通信インターフェイス118を通る信号は、デジタルデータをコンピュータシステム110にまたはそこから搬送するものであり、情報を伝える搬送波の代表的な形態である。
コンピュータシステム100は、ネットワーク、ネットワークリンク120、通信インターフェイス118を通してメッセージを送り、プログラムコードを含むデータを受信する。インターネットの例において、サーバ130は、インターネット128、ISP126、ローカルネットワーク122、通信インターフェイス118を通してアプリケーションプログラムに対する要求コードを伝送する。本発明に従い、そのようにダウンロードされたアプリケーションは、例えば、本実施形態の照明最適化を行う。受信されたコードは、プロセッサ104により受信されて実行される、および/または、記憶装置110もしくは他の不揮発性記憶装置に保存されて後で実行される。この方式では、コンピュータシステム100は搬送波の形態でアプリケーションコードを取得できる。
図8は、本発明により設計されたマスクとの利用に適したリソグラフィ投影装置を概略的に示したものである。この装置は次のものを含む。
−放射の投影ビームPBを供給するための放射システムEx,IL。この特定のケースでは、放射システムは放射源LAをも備えている。
−マスクMA(例えばレチクル)を保持するためのマスクホルダを備え、アイテムPLに対してマスクを正確に位置決めするための第1位置決め手段に接続された第1オブジェクトテーブル(マスクテーブル)MT。
−基板W(例えばレジストコートシリコンウェーハ)を保持するための基板ホルダを備え、アイテムPLに対して基板を正確に位置決めするための第2位置決め手段に接続された第2オブジェクトテーブル(基板テーブル)WT。
−マスクMAの照射部分を基板Wのターゲット部分C(例えば1つ又はそれ以上のダイを備える)に結像するための投影システム(「レンズ」)PL(例えば、屈折、反射、または反射屈折光学システム)。
ここで示したとおり、本装置は透過タイプ(つまり透過マスクを持つ)のものである。しかし、一般的に例えば、(反射マスクを持つ)反射タイプのものであってもよい。あるいは、本装置は、マスクを使用する代わりに、他の種類のパターン形成手段を使用することもでき、例としてプログラマブル・ミラーアレイまたはLCDマトリクスがある。
ソースLA(例えば水銀ランプまたはエキシマレーザ)は放射ビームを生成する。このビームは、直接に、または、例えばビームエクスパンダーExといったコンディショニング手段を通った後に、照明システム(イルミネータ)ILに供給される。イルミネータILは、ビームの強度分布の外側および/または内側半径範囲(一般にそれぞれσ-outer、σ-innerと呼ばれる)を設定するための調整手段AMを備える。加えて、このイルミネータは一般に、インテグレータINおよびコンデンサCOといった様々な他の構成要素を備える。このようにして、マスクMAに入射するビームPBは、その断面内に所望の均一性及び強度分布を持つ。
図8に関して、ソースLAは、リソグラフィ投影装置のハウジング内に設けることができる(これは例えば、ソースLAが水銀灯である場合に多い)が、リソグラフィ投影装置から離れたところにあってもよい。この場合、生成される放射ビームは(例えば、適切な方向付けミラーの助けで)装置内に導かれる。この後者のシナリオは、ソースLAがエキシマレーザ(例えば、KrF、ArFまたはFレージング)の場合に多い。本発明はこれらのシナリオを両方とも包含する。
ビームPBはその後、マスクテーブルMT上に保持されているマスクMAをさえぎる。マスクMAを通り抜けたビームPBは、レンズPLを通過する。このレンズは、ビームPBの焦点を基板Wのターゲット部分Cに合わせる。第2位置決め手段(および干渉型計測手段interferometric measuring means:IF)の助けで、基板テーブルWTは、例えばビームPBの経路内に異なるターゲット部分Cの位置を合わせるように、正確に移動される。同様に、第1位置決め手段を用いて、例えばマスクMAをマスクライブラリから機械的に取り外した後、または走査中に、ビームPBの経路に対してマスクMAを正確に位置合わせすることができる。一般に、オブジェクトテーブルMT,WTの動きは、ロングストロークモジュール(粗調整ポジショニング)およびショートストロークモジュール(微調整ポジショニング)を用いて実現される。これらのモジュールは図8には明確に示していない。しかし、ウェーハステッパの場合(ステップアンドスキャンツールとは対照的に)、マスクテーブルMTは、ショートストロークアクチュエータに接続されるだけか、もしくは固定されるだけである。
ここに示したツールは、次の異なる2つのモードで用いることができる。
−ステップモードでは、マスクテーブルMTは実質的に静止状態に保たれ、全マスクイメージが一度に(すなわち一回の「フラッシュ」で)ターゲット部分Cに投影される。基板テーブルWTはその後、異なるターゲット部分CがビームPBで照射されるようにx方向および/またはy方向に移動される。
−スキャンモードでは、あるターゲット部分Cが1回の「フラッシュ」で露光されない点を除いて、実質的に同じシナリオが適用される。その代わりに、マスクテーブルMTは、速度νで所定方向(いわゆる「走査方向」、例えばy方向)に移動可能であり、投影ビームPBは、マスクイメージ上を走査する。同時に、基板テーブルWTは、速度V=Mνで同一または逆方向に同時に移動される。ここで、MはレンズPLの倍率である(通常はM=1/4または1/5)。この方式において、解像度を妥協することなく、比較的大きなターゲット部分Cを露出することが可能となる。
ソフトウェアが、ここで開示された概念を実施する、または助けることができる。コンピュータシステムのソフトウェア機能は、実行コードを含むプログラミングを伴い、上述の結像モデルの実施に用いることができる。ソフトウェアコードは汎用コンピュータにより実行可能である。実行中、コードおよび場合によっては関連するデータレコードは、汎用コンピュータプラットフォーム内に保存される。他の場合には、ソフトウェアは、他の場所に保存される、および/または、適切な汎用コンピュータシステムにロードするために転送される。したがって、上述した実施形態は、少なくとも1つの機械読み取り可能媒体で搬送されるコードの1つ又はそれ以上のモジュールの形態を持つ1つ又はそれ以上のソフトウェア製品を含む。コンピュータシステムのプロセッサによるそのようなコードの実行によって、実質的にここで論じられて例示された実施形態によって実施される方式で、プラットフォームがカタログおよび/またはソフトウェアダウンロード機能を実施できるようになる。
ここで用いられるとおり、コンピュータあるいは機械「読み取り可能」媒体といった用語は、プロセッサに実行させる命令を提供することに関係するなんらかの媒体のことを指す。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、伝送媒体を含む多数の形態をとりうるが、これらに限定されるものではない。不揮発性媒体は、例えば、上述したサーバプラットフォームの1つとして動作する任意のコンピュータのさまざまな記憶装置(ストレージデバイス)といった、例えば、光ディスクまたは磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、そのようなコンピュータプラットフォームのメインメモリといった動的メモリを含む。物理的伝送媒体は、コンピュータシステム内のバスを成す配線を含む同軸ケーブル、銅線、光ファイバを含む。搬送波伝送媒体は、無線(RF)や赤外線(IR)データ通信中に発生される電気もしくは電磁気信号、または音波もしくは光波の形態をとりうる。したがって、コンピュータ読み取り可能媒体の一般的な形態は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、他の磁気媒体、CD−ROM、DVD、他の光学媒体、さらにパンチカード、紙テープ、穴パターンを持つ他の物理的媒体といったあまり一般的に用いられていない媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEPROM、他のメモリチップまたはカートリッジ、データまたは命令を運ぶ搬送波、そのような搬送波を運ぶケーブルまたはリンク、あるいはコンピュータがプログラムコードおよび/またはデータを読み取ることができる他の媒体を含む。コンピュータ読み取り可能媒体のこれらのさまざまな形態は、プロセッサに実行させる1つ又はそれ以上の命令の1つ又はそれ以上のシーケンスを搬送することも含む。
本発明が詳細に説明、図示されたが、これは図示および例として示されただけであって、限定的なものとしてとらえるべきではなく、本発明の範囲は添付の請求項の用語によってのみ限定されるべきであるということを明確に理解すべきである。
(a)−(c)は、CPLマスクを用いて異なるCD寸法の特徴を実施する公知技術と各技術の結像性能を図示したものである。 (a)は、特徴結像にCPLゼブラ技術を用いて3つの平行ラインを結像する公知のCPLマスクとその結像性能を図示したもの、(b)は、図2(a)のマスクと同じ3つのライン特徴を結像する標準的なAlt−PSMマスク設計とその結像性能を図示したものである。 (a)は、各エッジに隣接するSB(scattering bar)を持つCPLライン特徴の一例を図示したもの、(b)は、図3(a)のSB特徴がその全上面に堆積されたクロム層を持つ、三次元マスクトポロジーを図示したもの、(c)(d)は、二次元トポロジーおよび三次元トポロジーについて得られる空間像を図示したものである。 (a)は、基板にエッチングされたπ位相メサ上に堆積されたクロム層を用いて実施される本発明によるCPLマスク特徴の断面を図示したもの、(b)は、基板にエッチングされた2π位相メサ上に堆積されたクロム層を用いて実施される本発明によるCPLマスク特徴の断面を図示したもの、(c)は、基板上に堆積されたクロム層を用いて実施される本発明による従来のバイナリマスク特徴の断面を図示したもの、(d)は、図4(a)−4(c)のCPL特徴およびバイナリ特徴に関する空間像性能を図示したものである。 (a)は、第2実施形態により形成され、6%AttPSMを用いて特徴が実施されるコア部分を持つ回路の周囲エリアに堆積されるCPLマスク特徴を図示したもの、(b)は、6%AttPSMおよびバイナリ特徴を持つマスクの従来技術の実施方法を図示したもの(c)は、6%AttPSMを用いて実施される、回路のコア部分の特徴に対する図5(a)のCPLマスク特徴の空間像性能を図示したものである。 (a)は、CPL特徴が「リーキー」クロム構造を用いて実施される、第2実施形態のバリエーションを図示したもの、(b)は、コアエリアの特徴が「リーキー」クロムを用いて同様に形成される、第2実施形態の他のバリエーションを図示したものである。 本発明の実施形態による照明最適化を実施できるコンピュータシステムを示すブロック図であるである。 ここに開示された概念を用いて設計されたマスクとの利用に適したリソグラフィ投影装置の一例を概略的に示したものである。

Claims (16)

  1. 複数の特徴を備えるパターンをプリントするためのマスクを作製する方法であって、
    当該方法は、
    前記複数の特徴を表すデータを取得するステップと、
    基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面にクロム層を設けることで、前記複数の特徴の少なくとも1つを形成するステップと
    を含み、
    前記メサが所定高さを持つことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記クロム層の光透過率が0パーセントであることを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、
    前記クロム層が所定パーセントの光透過を可能にすることを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記メサの前記所定高さが、メサを通過する光に対するπ位相シフトもしくは2π位相シフトに対応することを特徴とする方法。
  5. コンピュータにより読み取り可能な記録媒体と、複数の特徴を持つターゲットパターンの結像を行うためのマスクを表すファイルをコンピュータが生成するよう命令するための記録媒体上に記録された手段とを備える、コンピュータを制御するためのコンピュータプログラムであって、
    プロセスは、
    前記複数の特徴を表すデータを取得するステップと、
    基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面にクロム層を設けることで形成される前記複数の特徴の少なくとも1つを規定するステップと
    を含み、
    前記メサが所定高さを持つことを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 請求項5に記載のコンピュータプログラムであって、
    前記クロム層の光透過率が0パーセントであることを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 請求項5に記載のコンピュータプログラムであって、
    前記クロム層が所定パーセントの光透過を可能にすることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 請求項5に記載のコンピュータプログラムであって、
    前記メサの前記所定高さが、メサを通過する光に対するπ位相シフトもしくは2π位相シフトに対応することを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 複数の特徴を備えるパターンをプリントするためのマスクを作製する方法であって、
    前記方法は、
    前記複数の特徴を表すデータを取得するステップと、
    基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面に光透過性位相シフト材料を設けることで、前記複数の特徴の少なくとも1つを形成するステップと
    を含み、
    前記メサが所定高さを持つことを特徴とする方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    前記光透過性位相シフト材料が、所定パーセントの透過率と所定位相シフトを持つことを特徴とする方法。
  11. 請求項9に記載の方法であって、
    前記メサの前記所定高さが、メサを通過する光に対してπ位相シフトもしくは2π位相シフトに対応することを特徴とする方法。
  12. コンピュータにより読み取り可能な記録媒体と、複数の特徴を持つターゲットパターンの結像を行うためのマスクを表すファイルをコンピュータが生成するよう命令するための記録媒体上に記録された手段とを備える、コンピュータを制御するためのコンピュータプログラムであって、
    プロセスは、
    前記複数の特徴を表すデータを取得するステップと、
    基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面に光透過性位相シフト材料を設けることで、前記複数の特徴の少なくとも1つを規定するステップと
    を含み、
    前記メサが所定高さを持つことを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムであって、
    前記光透過性位相シフト材料が、所定パーセントの透過率と所定位相シフトを持つことを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 請求項12に記載のコンピュータプログラムであって、
    前記メサの前記所定高さが、メサを通過する光に対するπ位相シフトもしくは2π位相シフトに対応することを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. デバイス製造方法であって、
    (a)放射線感応性材料層で少なくとも部分的に覆われた基板を提供するステップと、
    (b)結像システムを用いて放射の投影ビームを提供するステップと、
    (c)断面内にパターンを持つ投影ビームを与えるために用いられるマスクを生成するステップと、
    (d)放射のパターン形成されたビームを放射線感応性材料層のターゲット部分に投影するステップとを含み、
    ステップ(c)において、前記マスクが、
    複数の特徴を表すデータを取得するステップと、
    基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面にクロム層を設けることで、前記複数の特徴の少なくとも1つを形成するステップと
    を含む方法により形成され、
    前記メサが所定高さを持つことを特徴とするデバイス製造方法。
  16. デバイス製造方法であって、
    (a)放射線感応性材料層で少なくとも部分的に覆われた基板を提供するステップと、
    (b)結像システムを用いて放射の投影ビームを提供するステップと、
    (c)断面内にパターンを持つ投影ビームを与えるために用いられるマスクを生成するステップと、
    (d)放射のパターン形成されたビームを放射線感応性材料層のターゲット部分に投影するステップとを含み、
    ステップ(c)において、前記マスクが、
    前記複数の特徴を表すデータを取得するステップと、
    前記基板をエッチングしてメサを形成し、当該メサの全上面に光透過性位相シフト材料を設けることで、前記複数の特徴の少なくとも1つを規定するステップと
    を含む方法により形成され、
    前記メサが所定高さを持つことを特徴とするデバイス製造方法。
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