JP2007052335A - レンズの偏心調整装置、及びレンズの偏心調整システム - Google Patents

レンズの偏心調整装置、及びレンズの偏心調整システム Download PDF

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Abstract

【課題】 部品交換を要することなく複数回の偏心調整作業を行うことができ、しかも偏心調整作業を従来より容易に行えるレンズの偏心調整装置及びレンズの偏心調整システムを提供する。
【解決手段】 調整レンズ枠30に当接することにより調整レンズ枠の固定レンズ枠11に対する固定レンズL2の光軸方向への移動を規制する抜止部材50と、抜止部材に形成された雌ねじ孔54と、調整レンズ枠の外周面に形成された調整レンズの光軸を中心とするテーパ面42と、雌ねじ孔と螺合する雄ねじ部66、及びテーパ面に接触する押圧用テーパ面62を有する調整ねじ60A、60Bと、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズの偏心調整装置、及びこのレンズの偏心調整装置を利用したレンズの偏心調整システムに関する。
光軸方向に並ぶ複数のレンズの偏心調整を行うための偏心調整装置の従来例としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
この偏心調整装置は、実質的に弾性変形不能なプラスチック材料からなりレンズ(前方のレンズ)L1とレンズ(後方のレンズ)L2を支持するレンズ枠12と、弾性材料からなりレンズ枠12の後端面及びレンズL2の外周部に当接するレンズ押え環13と、レンズ押え環13をレンズ枠12の後端面に固定するための皿ビス14と、を備えている。レンズ押え環13はレンズL2のリム後端に形成された面取り面L2aに当接している。レンズ枠12には挿入孔が形成されており、この挿入孔にレンズ押え環13の貫通孔を貫通した皿ビス14を挿入して回転させると、皿ビス14の雄ねじ部14aが挿入孔の内面に食い込みながら回転する。皿ビス14の回転量を調整すると、皿ビス14の頭部の周面に形成されたテーパ面14cがレンズ押え環13の内周端部に形成された押え縁部13cを内側(光軸側)に押す。すると、この押え縁部13cがレンズL2の面取り面L2aを内側(光軸側)に押すので、レンズL2の光軸がレンズL1の光軸に対して移動する(偏心調整が行われる)。皿ビス14は光軸を中心とする周方向に3つ設けられており、回転させる皿ビス14を選択することにより、偏心方向を選択できる。
レンズL2のレンズL1に対する偏心量や偏心方向は公知の偏心量測定手段によって測定可能であり、偏心方向及び偏心量はディスプレイに表示される。作業者はディスプレイに表示された偏心方向及び偏心量を見ながら皿ビス14の回転作業を行い、レンズL2のレンズL1に対する偏心調整を行う。
特許第3445546号公報
しかし特許文献1の発明では、皿ビス14を回転させるとその雄ねじ部14aがレンズ枠12の挿入孔の内面を塑性変形させてしまうので、偏心調整を一旦行った後に再度偏心調整を行う場合には、新しいレンズ枠12が必要であった。
また、押え縁部13cでレンズL2を押さえながら皿ビス14の回転操作を行う必要があるので、皿ビス14の回転操作が容易でなかった。
さらに、上述のように作業者はディスプレイに表示された偏心方向及び偏心量に基づいて回転させる皿ビス14を選択し、さらに選択した皿ビス14の回転量の判断を行うが、経験の浅い作業者にとってはこれらの判断は容易でなく、偏心調整作業に長時間を要することがあった。
本発明の目的は、部品交換を要することなく複数回の偏心調整作業を行うことができ、しかも偏心調整作業を従来より容易に行えるレンズの偏心調整装置及びレンズの偏心調整システムを提供することにある。
本発明のレンズの偏心調整装置は、固定レンズを支持する固定レンズ枠と、上記固定レンズに対する偏心調整を行う調整レンズを支持する調整レンズ枠と、該調整レンズ枠の上記固定レンズ枠に対する径方向の相対移動は許容し光軸方向への相対移動を規制する抜止部材と、上記調整レンズ枠に形成された、上記調整レンズの光軸を中心とするテーパ面と、上記抜止部材に形成された、上記調整レンズの光軸と平行な基準軸線を中心とする雌ねじ孔と、該雌ねじ孔に螺合された上記調整レンズの光軸と平行な方向の調整ねじと、を備え、上記調整ねじは、その軸線を中心とする回転対称形状であり調整レンズ枠の上記テーパ面に当接する押圧用テーパ面を備えていることを特徴としている。
上記抜止部材に形成された、上記調整レンズ枠と前後方向に対向する内方フランジに上記雌ねじ孔を穿設するのが実際的である。
上記調整レンズ枠に、上記調整レンズの光軸を中心とし上記抜止部材の内周側に位置する環状突部を突設し、該環状突部の外周面に上記テーパ面を形成するのが実際的である。
上記雌ねじ孔を、上記調整レンズの光軸を中心とする周方向に並べて3つ以上設け、上記テーパ面を上記調整レンズの光軸を中心とする環状テーパ面とするのが好ましい。
上記雌ねじ孔を上記周方向に等角度間隔で4つ設けてもよい。
上記調整ねじを1回転させたときの上記調整レンズ枠の径方向への移動量を、上記調整レンズ枠と固定レンズ枠の間の径方向クリアランスと一致させるのが好ましい。
上記抜止部材と上記調整ねじの端面の一方に、該調整ねじの上記抜止部材に対する回転角度を示す目盛りを付し、他方に該目盛りを指し示す針を付せば、作業がより簡単になる。
上記固定レンズと調整レンズの偏心量を測定する偏心量測定手段と、該偏心量測定手段が測定した偏心量の測定値に基づいて、該偏心量を無くすために必要な調整ねじの回転角を演算する演算手段と、該演算手段が演算した調整ねじの回転角度を表示する表示手段と、を備えることを特徴とするレンズの偏心調整システムレンズの偏心調整システムを構築すれば、経験の浅い作業者であっても作業を容易に行える。
本発明によると、抜止部材に予め雌ねじ孔を形成してあるので、抜止部材を交換することなく複数回の偏心調整作業を行うことができる。さらに、抜止部材で調整レンズ枠を抜け止めした状態で調整ねじを回転操作できるので、偏心調整作業を従来より容易に行える。
さらに、目盛りと針を見ながら調整ねじの回転操作を行うことにより、偏心調整作業をさらに簡単に行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1はレンズ鏡筒10のレンズ鏡筒の上半部の縦断側面図である。レンズ鏡筒10は光軸O(レンズL2の光軸)を中心とする環状の固定レンズ枠11を具備している。この固定レンズ枠11はカメラボディ(図示略)に対して移動不能な固定環である。固定レンズ枠11はその支持孔12によってレンズ(固定レンズ)L2を支持している。固定レンズ枠11に形成された雌ねじ孔13には抜止環14の外周面に形成された雄ねじ15が螺合しており、抜止環14がレンズL2の後面周縁部を押さえることにより、レンズL2が固定レンズ枠11の後方に抜け出すのを防止している。
固定レンズ枠11の内径は後方に向かうに連れて4段階に縮小しており、最も径が大きい前端部の内周面には雌ねじ孔17が形成されている。2番目に径が大きい第1縮径段部19の内周面20は光軸Oを中心とする円筒面であり、3番目に径が大きい第2縮径段部21の前面22は正面視環状である。
固定レンズ枠11の内周側(光軸O側)には、内周面20の内径より小径の環状部材である調整レンズ枠30が位置している。調整レンズ枠30の後端部内周面には支持孔31が形成されており、この支持孔31にはレンズL2に対する偏心調整用のレンズ(調整レンズ)L1が支持されている。調整レンズ枠30の内周面には支持孔31の直前に位置する雌ねじ孔32が形成されている。この雌ねじ孔32には抜止環33の雄ねじ34が螺合しており、抜止環33でレンズL1の前面周縁部を押さえることにより、レンズL1が調整レンズ枠30から前方に抜け出すのを防止している。調整レンズ枠30には正面視環状の外方フランジ36が突設されている。この外方フランジ36が調整レンズ枠30の中で最も径の大きい部分であるが、外方フランジ36の外径は第1縮径段部19の内周面20の内径より小さく、調整レンズ枠30と固定レンズ枠11が同軸をなすとき(レンズL1とレンズL2の光軸が一致したとき)、内周面20と外方フランジ36の外周面の間には光軸Oを中心とする径方向のクリアランス(距離S。図3参照)が形成される(光軸Oを挟んで反対側においても内周面20と外方フランジ36の外周面の間には距離Sのクリアランスが形成される)。
調整レンズ枠30の前部にはレンズL1の光軸を中心とする環状の環状突部39が突設されている。図3に拡大して示すように、環状突部39の外周面には段差が設けられている。環状突部39の外周面の前端部と後端部には共にレンズL1の光軸を中心とする円筒面である支持円筒面40と大径円筒面41が形成されている。図示するように支持円筒面40の径より大径円筒面41の径の方が大きい。さらに、支持円筒面40と大径円筒面41の間はレンズL1の光軸を中心とし、かつ後方に向かうにつれて径が拡大する環状のテーパ面(環状テーパ面)42となっている。
固定レンズ枠11の雌ねじ孔17と調整レンズ枠30の環状突部39の間の環状空間には略筒状をなす抜止環(抜止部材)50が位置している。抜止環50は塑性変形しにくい硬質材料、例えばアルミあるいは鉄などの金属材料からなるものが好ましい。抜止環50の外周面には雄ねじ51が形成されており、この雄ねじ51は雌ねじ孔17に螺合されている。抜止環50の前端部には正面視環状の内方フランジ53が径方向内向きに突設されており、内方フランジ53には周方向に等角度間隔(90°間隔)で4つの雌ねじ孔54が貫通孔として形成されている。雌ねじ孔54の軸線である基準軸線Aは光軸Oと平行である。図3に示すように、抜止環50の後端部の内周面には、レンズL2の光軸を中心とする円筒面の一部をなす接触円筒面55が形成されている。抜止環50の雄ねじ51の固定レンズ枠11の雌ねじ孔17に対する螺合量を調整し、抜止環50の後端面と第2縮径段部21の前面22の間で調整レンズ枠30の外方フランジ36を挟持すると、調整レンズ枠30が固定レンズ枠11から前方へ抜け出すのが防止される。このとき、調整レンズ枠30(外方フランジ36)の固定レンズ枠11に対する径方向移動を妨げないように、抜止環50の雄ねじ51を固定レンズ枠11の雌ねじ孔17に螺合する。
図4に示すように、内方フランジ53の前面の雌ねじ孔54の周囲には10°おきに目盛り57が刻まれている。
抜止環50の各雌ねじ孔54には、その軸線方向位置によって断面径が異なる金属製の調整ねじ60A、60Bが挿入されている。調整ねじ60A、60Bの後端部は調整ねじ60A、60Bの中心軸を中心とする円柱形状である小径円柱部61であり、小径円柱部61の前方には、調整ねじ60A、60Bの中心軸を中心とする回転対称形状をなし前方に向かうにつれて拡径するテーパ部(押圧用テーパ面)62が形成されている。テーパ部62の傾斜角はテーパ面42の傾斜角と等しく設定されている。テーパ部62の前方には、調整ねじ60A、60Bの中心軸を中心とする円柱形状であり、その断面径が小径円柱部61より大きい中間円柱部63が形成されている。中間円柱部63の前方には、調整ねじ60A、60Bの中心軸を中心とする円柱形状の連結部64が設けられており、連結部64の前方には頭部65が形成されている。頭部65は調整ねじ60A、60Bの中心軸を中心とする円柱形状であり、その外周面には雌ねじ孔54と螺合する雄ねじ部66が形成されている。さらに、頭部65の前端面には図示を省略したドライバーの先端を係合するためのドライバー溝67が凹設されている。このドライバー溝67は内方フランジ53の目盛り57を指し示す針としての機能を有している。
図3に示すように、調整ねじ60A、60Bを抜止環50の雌ねじ孔54に挿入し雄ねじ部66を雌ねじ孔54に螺合させると、小径円柱部61の外周面が接触円筒面55に回転可能に線接触し(大径円筒面41からは離間する)、テーパ部62がテーパ面42に回転可能に線接触し、中間円柱部63の外周面が支持円筒面40に回転可能に線接触し、さらに調整ねじ60A、60Bの中心軸が基準軸線Aと一致する。接触円筒面55と支持円筒面40は、調整ねじ60A、60Bを基準軸線A方向に直進案内する役割を果たしている。
調整ねじ60A、60Bは予め抜止環50の雌ねじ孔54に螺合された状態で抜止環50と一緒に固定レンズ枠11に装着することが可能であり、または抜止環50のみを最初に固定レンズ枠11に装着し、その後に雌ねじ孔54に調整ねじ60A、60Bを螺合することも可能である。
図5に示す偏心測定装置(偏心量測定手段)70は、レンズL2のレンズL1に対する偏心量及び偏心方向を測定する周知の偏心測定装置である。この偏心測定装置70にはCPU等からなる演算手段を内蔵するパーソナルコンピュータ75が接続されており、パーソナルコンピュータ75にはディスプレイ(表示手段)80が接続されている。パーソナルコンピュータ75の記憶部には、偏心測定装置70が測定した偏心方向及び偏心量に基づいて、回転調整すべき調整ねじ60A、60Bを特定(選択)し、さらに、偏心誤差をなくすために必要な調整ねじ60A、60Bの回転角を演算するソフトウェアがインストールされている。ディスプレイ80には、パーソナルコンピュータ75の演算結果(回転調整すべき調整ねじ60A、60B、及びその回転角)が表示される。
上記レンズ鏡筒10、偏心測定装置70、パーソナルコンピュータ75、及びディスプレイ80によって偏心調整システムが構成されている。
以上のようなレンズ鏡筒10の偏心調整は次の要領で行う。
図1の状態にあるレンズ鏡筒10を偏心測定装置70にセットして、このレンズ鏡筒10のレンズL2のレンズL1に対する偏心量及び偏心方向を偏心測定装置70で測定すると、ディスプレイ80にはこの偏心量及び偏心方向に基づいて演算された、回転調整すべき(光軸Oを挟んで対向する)一対または二対の調整ねじ60A、60Bが表示され、さらに、これら一対または二対の調整ねじ60A、60Bの回転角が表示される。従って作業者は、ディスプレイ80の表示に従って4つの調整ねじ60A、60Bの中から回転調整すべき調整ねじ60A、60Bを選び、目盛り57を見ながら選択した調整ねじ60A、60Bをディスプレイ80に表示された回転角だけ回転させる(一方の調整ねじ60A(60B)の回転方向とこの調整ねじ60A(60B)と対をなす調整ねじ60A(60B)の回転方向は逆になる)。例えば、図2に示した上下に並ぶ一対の調整ねじ60Aを回転させると、レンズL1及び調整レンズ枠30は上下方向(対をなす調整ねじ60A同士を結ぶ径方向)に直線移動しレンズL1がレンズL2に対して上下方向に偏心調整される。一方、左右に並ぶ一対の調整ねじ60Bを回転させると、レンズL1及び調整レンズ枠30は左右方向(対をなす調整ねじ60B同士を結ぶ径方向)に直線移動しレンズL1がレンズL2に対して左右方向に偏心調整される。
このような本実施形態によれば、抜止環50に予め雌ねじ孔54を形成し、この雌ねじ孔54に螺合した調整ねじ60A、60Bを回転させることによってレンズL1のレンズL2に対する偏心を調整しているので、一旦偏心調整した後に再度偏心調整する際に、抜止環50を交換する必要がない。
さらに、ディスプレイ80には回転操作すべき調整ねじ60A、60B、及び選択した調整ねじ60A、60Bの回転角が表示され、かつ内方フランジ53に目盛り57を付し調整ねじ60A、60Bにドライバー溝(針)67を形成したので、経験の浅い作業者であっても簡単かつ確実に偏心調整を行うことが可能である。
また、各調整ねじ60A、60Bの1回転当たりのレンズL1及び調整レンズ枠30の偏心量(径方向への直線移動量)が上記クリアランスの距離Sの2倍である2Sとなるように、調整ねじ60A、60Bの径や雌ねじ孔54及び雄ねじ部66のねじ角等が設定されているので、調整ねじ60A、60Bを1回転させる範囲内で偏心調整を行なうことが可能である。
さらに、抜止環50によって調整レンズ枠30を抜け止めした状態で調整ねじ60A、60Bを回転させているので、調整ねじ60A、60Bの回転操作を簡単に行うことが出来る。
上記実施形態では、周方向に90°間隔で4つの雌ねじ孔54を穿設したが、雌ねじ孔54は最低3つあればよい。いずれの個数とする場合も、偏心調整のし易さを考慮すると、各雌ねじ孔54を光軸Oを中心とする周方向に等角度間隔で形成するのが好ましい。
さらに、調整ねじ60A、60Bの端面に目盛り57を形成し、内方フランジ53の前面にドライバー溝67に相当する針を設けて実施しても良い。
本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の上半部を示す縦断側面図である。 図1のII−II線に沿うレンズ鏡筒の正面図である。 レンズ鏡筒の要部の拡大縦断側面図である。 目盛り部分の拡大正面図である。 レンズの偏心調整システムを概念的に示すブロック図である。
符号の説明
10 レンズ鏡筒
11 固定レンズ枠
12 支持孔
13 雌ねじ孔
14 抜け止め環
15 雄ねじ
17 雌ねじ孔
19 第1縮径段部
20 内周面
21 第2縮径段部
22 前面
30 調整レンズ枠
31 支持孔
32 雌ねじ孔
33 抜け止め環
34 雄ねじ
36 外方フランジ
39 環状突部
40 支持円筒面
41 大径円筒面
42 テーパ面(環状テーパ面)
50 抜け止め環(抜止部材)
51 雄ねじ
53 内方フランジ
54 雌ねじ孔
55 接触円筒面
57 目盛り
60A 60B 調整ねじ
61 小径円柱部
62 テーパ部(押圧用テーパ面)
63 中間円柱部
64 連結部
65 頭部
66 雄ねじ部
67 ドライバー溝
70 偏心測定装置(偏心量測定手段)
75 パーソナルコンピュータ(演算手段)
80 ディスプレイ(表示手段)
A 基準軸線
L1 レンズ(調整レンズ)
L2 レンズ(固定レンズ)

Claims (8)

  1. 固定レンズを支持する固定レンズ枠と、
    上記固定レンズに対する偏心調整を行う調整レンズを支持する調整レンズ枠と、
    該調整レンズ枠の上記固定レンズ枠に対する径方向の相対移動は許容し光軸方向への相対移動を規制する抜止部材と、
    上記調整レンズ枠に形成された、上記調整レンズの光軸を中心とするテーパ面と、
    上記抜止部材に形成された、上記調整レンズの光軸と平行な基準軸線を中心とする雌ねじ孔と、
    該雌ねじ孔に螺合された上記調整レンズの光軸と平行な方向の調整ねじと、
    を備え、
    上記調整ねじは、その軸線を中心とする回転対称形状であり調整レンズ枠の上記テーパ面に当接する押圧用テーパ面を備えていることを特徴とするレンズの偏心調整装置。
  2. 請求項1記載のレンズの偏心調整装置において、
    上記抜止部材に形成された、上記調整レンズ枠と前後方向に対向する内方フランジに上記雌ねじ孔を穿設したレンズの偏心調整装置。
  3. 請求項1または2記載のレンズの偏心調整装置において、
    上記調整レンズ枠に、上記調整レンズの光軸を中心とし上記抜止部材の内周側に位置する環状突部を突設し、該環状突部の外周面に上記テーパ面を形成したレンズの偏心調整装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のレンズの偏心調整装置において、
    上記雌ねじ孔を、上記調整レンズの光軸を中心とする周方向に並べて3つ以上設け、
    上記テーパ面を上記調整レンズの光軸を中心とする環状テーパ面としたレンズの偏心調整装置。
  5. 請求項4記載のレンズの偏心調整装置において、
    上記雌ねじ孔を上記周方向に等角度間隔で4つ設けたレンズの偏心調整装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載のレンズの偏心調整装置において、
    上記調整ねじを1回転させたときの上記調整レンズ枠の径方向への移動量を、上記調整レンズ枠と固定レンズ枠の間の径方向クリアランスと一致させたレンズの偏心調整装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載のレンズの偏心調整装置において、
    上記抜止部材と上記調整ねじの端面の一方に、該調整ねじの上記抜止部材に対する回転角度を示す目盛りを付し、他方に該目盛りを指し示す針を付したレンズの偏心調整装置。
  8. 請求項7記載のレンズの偏心調整装置を具備したレンズの偏心調整システムであって、
    上記固定レンズと調整レンズの偏心量を測定する偏心量測定手段と、
    該偏心量測定手段が測定した偏心量の測定値に基づいて、該偏心量を無くすために必要な調整ねじの回転角を演算する演算手段と、
    該演算手段が演算した調整ねじの回転角度を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするレンズの偏心調整システム。
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