JP2007051856A - 壺の加湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で、電力消費量が少なく、フィルター交換が不要で、水分蒸発量の多い加湿器を提供する。
【解決手段】水分を吸い込み蒸発させる性質の素焼きの壺を利用し、水分が上から下方向へ染み込む構造とする。この製品を所望箇所に設置し、水を内部に入れ含水させると共に放湿を行うことができる。送風機を使う場合は、送風機付きの台を設置して使用する。また、内部に容器を設置し、そこで飲料等を冷却することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、壺のインテリア加湿器に関するものである。
従来の気化式の加湿器は、フィルターに風を通して蒸発させる方法であった。気化式の加湿器は、構造が簡単で電力消費量が少ないというメリットがあるが、フィルター交換が必要だというデメリットがあった。一方、フィルターを使用しない吸い上げ式の加湿器で、素焼きの壺やキャラクター型のもの等が市場で見られる。この吸い上げ式の加湿器は、フィルターを使用した場合のように水分の吸い上げ量が十分でないという点から、加湿の効果が小さいという致命的なデメリットがあった。壺に関しては、従来の壺はインテリアとして使用することが主だった。素焼きの壺をインテリアとして使用する以外に、加湿器または飲料等の冷却器として使用することはなかった。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、構造が簡単で、電力消費量が少なく、フィルター交換が不要で、水分蒸発量が多いので効率が良い加湿器を提供する。従来の吸い上げ式とは逆に、水が上から下へ染み込んで伝わることを特徴とする。置いておくだけで加湿ができ、インテリアになり、同時に飲料等を冷却することができる。
本発明は上記目的を達成するために、素焼きの壺に、送風機を設けた台を設置できるようにする。送風機台に載せずに、壺のみを置いて使用する事も可能である。また、水分が内部から壺の底から外部へ水浸しにならない壺を提供する。内部には容器を設置し、その中に冷却したい飲料等を入れておくことができる(図5)。
壺に水を入れて内側から水が染み出ることにより、自然もしくは風力を使用して水分を蒸発させる。これにより電力消費量を抑えることができ、フィルター交換も不要である。蒸発量が少ないという吸い上げ式の加湿器の欠点も、壺の内側から水が染み出て蒸発する事により改善される。素焼きの壺だと、内側に入れた水が外側の底に滴下することが心配されるが、釉薬を内側の底面にかける事で解決する。外側は素焼きなので、水が伝って壺に染みている間に乾き、外側の底面から滴下する事はない。
本発明は、壺をインテリアの置物としての用途以外にも使用することができる。置いておくだけで自然に加湿器として機能し、また、送風機を設置して使用する場合は加湿効果を上げられる。内部に容器を設置し、その容器内に飲料など冷却したいものを入れておく事ができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、従来の吸い上げ式の加湿器では水につけておき水分を吸い上げて蒸発させることで加湿効果を出すというものだった。これは、下から上へ水分を吸い上げるということが難しく、水分蒸発量が少ないという欠点があった。
素焼きの壺は水分の吸収が良く、また吸収した水分を蒸発させる働きがある。図2において、壺1は素焼きの壺の内部の底の部分のみに釉薬2をかけたものである。通常の素焼きの壺は中に水を入れると外部に水が染み出してきて、底が水浸しになってしまう。このため、内部の底の部分のみに釉薬2を使用した壺の場合は、壺上部の染み出た水分は壺表面の素焼き部分に浸透しながら下がる間に蒸発する。前記により底面から水が滴下することを防ぐことができる。また、壺1の形状は図の形状に限らない。
図3において、壺1は必要に応じて送風機台5に載せることができる。送風機台5には、送風機6が設けられている。
図5において、送風機台5のくぼみに壺1を載せて使用する場合を示す。送風機6を使用しない場合は、壺1は送風機台5に設置せずに、壺1を好みの場所に置くこともできる。
図6において壺1の内部に容器3を入れ、安定した状態で置く。容器3は壺1の中に入れた状態で安定する形状とし、壺1内部の温度を伝える材料で製造する。
壺1内部に水4を入れる。容器3には冷却したい物を入れるため、水4は容器3の周りに入れる。水4は壺1に吸収され、吸収された水分は蒸発する。この時に生じる気化熱により、壺1の内部は冷える。よって、壺1内に設置された容器3に冷却したいものを入れておくと、冷やすことができる。送風機6は送風機台5に設置されており、壺1を送風機台5のくぼみに載せると、壺1の下部から上部へ向かって風が送られ、水分の気化を促す。
(実施例1)図7において、実施例1の形状を示す。壺7、素焼きの土器で作られた羽型パーツ8、受け皿9を組み合わせる。壺7は羽型パーツ8の上に安定した状態で乗せて組み合わせるため、壺7の代わりに他の形状のものを乗せることもできる。図8において、実施例1の組立図を示す。これは、羽型パーツ8を設けることで、蒸発面を大きくしたことを特徴とした実施例である。受け皿9の外側に釉薬がかけてある以外は、全て素焼きで作られている。壺7内に水を入れると、水は壺7の底を伝って羽型パーツ8にしみこんでいき、その間に水は蒸発していく。受け皿9の外側には釉薬がかけてあるので、水はもれないようになっている。風を横からや上から当てると効果を上げることができ、エアコンの噴出し口の下に置くのも有効な方法である。
従来の形態を示すインテリア加湿器のイメージ図 本発明の実施形態を示すインテリア加湿器の壺断面図 本発明の実施形態を示すインテリア加湿器の送風機台イメージ図 本発明の実施形態を示すインテリア加湿器の送風機台断面図 本発明の実施形態を示すインテリア加湿器イメージ図 本発明の実施形態を示すインテリア加湿器側面図 本発明のインテリア加湿器実施例1を示す側面図 本発明のインテリア加湿器実施例1を示す側面図 本発明のインテリア加湿器実施例1を示す投影図
符号の説明
1 壺
2 釉薬
3 容器
4 水
5 送風機台
6 送風機
7 壺
8 羽型パーツ
9 受け皿

Claims (3)

  1. 水を吸い上げるのではなく、素焼きの壺などに水を入れ、上から下方向へ染み込ませて水分を蒸発させる加湿器。
  2. 素焼きの壺の内部の底に部分的に釉薬をかけて仕上げ、水を入れて置いておく場合にも、周囲が水浸しにならない請求項1記載の加湿器。
  3. 壺を置ける、取り外し可能な送風機付の台を設け、壺の内部に物を冷やすことができる容器を設置した請求項1記載の加湿器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4540009B1 (ja) * 2009-09-08 2010-09-08 坂口 千鶴子 簡易加湿器。
JP2015014396A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 有限会社城崎デザイン研究所 自然蒸発器具

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JP2011058672A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Chizuko Sakaguchi 簡易加湿器。
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