JP2007050706A - 木材プレカット加工システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造部材同士の接合に継手、仕口用の金物を用いる金物工法において、部材同士の組立作業を効率よく実施するための木材プレカット加工システムを提供する。
【解決手段】 木材の木口、側面、上面及び/又は下面に対して、継手・仕口用の金物を取り付けるための穴、切欠、スリット、溝及び/又は彫り等を形成すると共に、木材の四面の内の少なくともいずれかの面に対して、組立時に当該木材に取り付けるべき金物の種類、取り付け箇所及び取り付け方向を特定するための文字情報を印字する。ここで、文字情報は、組立時に互いに接合される木材同士のいずれ側に先に金物を取り付けたらよいかを指示する金物取り付け順番情報を含み、木材の四面の内のいずれか一面にのみ印字する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、住宅を構成する構造部材同士の接合に継手・仕口用の金物を用いる様にしたいわゆる金物工法を実施するのに適する木材プレカット加工方法、木材プレカット加工システム及び金物取り付け指示用印字情報生成装置に関するものである。
従来より、横架材加工機械、柱材加工機械、横架材・柱材兼用加工機械などを自動ライン化した木材プレカット加工システムが知られている。こうした木材プレカット加工システムにおいて、例えば、特許文献1に示される様に、その加工ライン中で、加工部材にその部材に関する情報として、「い1」,「い2」,「ろ3」といった通り芯番地を印字するための印字装置を備えたものが知られている。
また、現在実用化されている木材プレカット加工システムでは、通り芯番地の他に、「○○邸」といった物件名と、「土台1」,「土台2」,…といった部材番号とを印字する様にしたものもある。
こうした情報を横架材や柱材に印字することにより、建築現場において横架材や柱材を組み立てる際に、この情報から組立位置や部材同士の配置が分かるので、組み立て(建て前)作業を効率よく実施できるという効果がある。
また、最近では、横架材や柱材を継手・仕口用の金物で接合するいわゆる金物工法(部分的に金物を使用する場合も含む。以下、同じ。)が普及してきている。こうした金物工法に使用する横架材や柱材をプレカット加工する場合にも、上述の様な物件名、部材番号、通り芯番地が印字されている。
特公平6−20722号公報
しかし、金物工法の場合は、部材同士を組み立てるときに金物を介して接合するので、部材同士の接合にどの金物を使用し、また、その金物を部材のどの面に取り付けるかといったことは、作業者が建築現場で組立図などの図面や組立指示書などの帳票を見ながら判断しており、作業効率が悪く、場合によっては間違った金物を取り付けてしまうといった問題が発生している。
そこで、本発明は、金物工法において、部材同士の組立作業を効率よく実施することができる様にすることを目的とするものである。
上記目的を達成するためになされた本発明の木材プレカット加工システムは、木材に対して、継手・仕口用の金物を取り付けるための穴、切欠、スリット、溝又は彫り等の取付部を形成するための木材加工情報を指令する木材加工情報指令手段と、該木材加工情報指令手段により指令された木材加工情報に基づいて、木材に対して前記継手・仕口用の金物を取り付けるための穴、切欠、スリット、溝又は彫り等の取付部を形成する木材加工手段と、木材に対して、取り付けるべき金物の種類、取り付け箇所及び取り付け方向を意味する文字情報と、該文字情報の印字位置とからなる印字情報を指令する印字情報指令手段と、該印字情報指令手段により指令された印字情報に基づいて、木材の側面、上面及び下面の四面のいずれかに対して前記文字情報を印字する印字手段とを備えると共に、さらに、以下の構成を採用したことを特徴とする。
(1)住宅を構成する構造部材の配置情報に基づいて、木材の接合部に取り付けるべき金物の取り付け用の穴や切欠等の加工形状、加工位置等の木材加工情報を生成し、前記木材加工情報指令手段に対して与える木材加工情報生成手段を備えていること。
(2)前記木材加工情報生成手段の生成した木材加工情報を取り込んで、該木材加工情報に基づいて、各接合部に使用される金物の種類や取り付け位置、取り付け方向を特定し、これらに基づいて、印字すべき文字情報とその印字位置とからなる印字情報を生成して前記印字情報指令手段に与える印字情報生成手段を備えていること。
(2−1)前記印字情報生成手段は、前記構造部材の配置情報の内の構造部材同士の接合位置の情報に基づいて、前記文字情報の印字位置を決定する手段として構成されていること。
(2−2)前記印字情報生成手段は、組立時に金物を先に取り付けるべき木材の側にだけ金物に関する文字情報を印字する様に前記印字情報を生成する手段として構成されていること。
(2−3)前記印字情報生成手段は、前記文字情報が、木材同士の接合位置の近傍に、当該接合位置に取り付けるべき金物に関する情報が所定の配置となる様にまとめて印字される様に前記印字情報を生成する手段として構成されていること。
(2−4)前記印字情報生成手段は、前記文字情報を木材の前記四面の内のいずれか一面にのみ印字する様に前記印字情報を決定する手段として構成されていること。
(2−5)前記印字情報生成手段は、前記文字情報を、横架材に対しては建築現場における配置方向が東西方向か南北方向かにより横書き又は縦書きで、柱材に対しては縦書きで印字する様に印字情報を生成する手段として構成されていること。
この本発明の木材プレカット加工システムによれば、プレカットされた木材には、組立時に当該木材に取り付けるべき金物の種類、取り付け箇所及び取り付け方向を特定するための文字情報(記号、数字、英字、漢字、ひらがな、カタカナ等)が印字されているので、建築現場等において、図面や帳票を参照しなくても、部材を見れば直ちに、どの種類の金物をどこにどの方向で取り付けたらよいかが理解できる。従って、部材同士の組立作業を効率よく実施することができ、間違った金物を取り付けてしまうといった問題が発生することもない。
ここで、本発明の木材プレカット加工システムでは、構成(2−2)を採用したので、文字情報は、組立時に互いに接合される木材同士のいずれ側に先に金物を取り付けたらよいかを指示する金物取り付け順番情報を含んだものとなっている。従って、作業者は、金物をどちらの部材に先に取り付ける様にするとよいかも理解することができ、より一層、組立作業を効率化することができる。
即ち、金物に関する情報が印字されている木材に対してその指示に従って金物を取り付ければよく、接合される相手側の木材の該当する接合部にはこうした金物に関する情報が印字されていないから、金物の取り付け順番を間違えるといったことが全くなくなり、作業性が一層向上する。
また、前記文字情報は木材の四面及び両端の金物取り付け情報からなり、該文字情報を木材の四面の内のいずれか一面にのみ印字する様にしてある(2−4)。具体的には、例えば、「(2−6)前記印字情報生成手段は、前記文字情報の印字位置を、横架材に対しては組立時にに上面となる面に印字する様に決定し、柱材に対しては組立時に南側となる面に印字する様に決定する手段として構成されていること。」という構成を採用することができる。この構成を採用すると、現場での作業者の習慣から、最も見易いものとなる。なお、もちろん、これらの面以外であっても構わない。
この様に、一面に対して、四面及び両端の金物取り付け情報を印字することで、作業者は、印字された面を見ただけで四面及び両端に対して、どこに、どの様な金物を、どの方向に取り付けたらよいかを容易に理解することができる。また、印字を実行するに当たって、印字装置は印字面側にだけ設けておけばよいので、システムとしての部品点数を最小限に抑えることができ、設備費用を節減できるという利点もある。
これに対し、四面全てに各面の金物取り付け情報を印字する様にした場合には、作業者は、横架材や柱材の四面全てを確認しなければ、当該横架材又は柱材に対する金物取り付け情報を理解することができず、確認作業が面倒になり作業性が悪くなるという点で、一面にのみ印字する様にした場合に比べて不利になる。また、四面全てに印字するためには、印字装置を四面分設けるか、あるいは、印字位置で木材を回転させる装置が必要になり、設備コストがアップし、また、印字に時間がかかることになるという点で、一面にのみ印字する様にした場合に比べて不利になる。
また、本発明の木材プレカット加工システムでは、前記文字情報を、横架材に対しては建築現場における配置方向が東西方向か南北方向かにより横書き又は縦書きで、柱材に対しては縦書きで印字する様に決定する(2−5)。
これは、横架材の場合、組立時に東西方向又は南北方向に配置されることから、例えば、東西方向は横書きとし、南北方向は縦書きとすることで、組立時に作業者が横架材を見たときに、それが東西方向に配置される材であるか南北方向に配置される材であるかが分かると共に、組み立て中において情報が読み易くなる。なお、南北方向を横書きとし、東西方向を縦書きとしてもよい。一方、柱材は垂直に組み立てられることから、これを作業者が見るときには縦書きのとすると見易い。特に、この様な印字方法を採用することは、構成(2−3)を採用し、接合位置ごとに取り付けるべき金物に関する情報をまとめて印字する様にしたことから、その情報を正確に読み取る上で非常に有利となる。
この様に、横架材に対して東西方向に配置されるか南北方向に配置されるかによって横書き又は縦書きで情報を印字する様にしておくことで、建築現場において、各横架材をどの方向に配置したらよいかを容易に判断できるという効果も発揮される。これは、上述の様に、金物工法の場合に、印字するべき情報の量が多くなり、かつ、これを正確に読み取る必要がある場合に特に有利なのであるが、在来工法の通り芯番地等だけを印字する場合にも、建築現場で横架材を配置する際の効率を向上する効果がある。
また、本発明においては、さらに、次の構成をも採用するとよい。
(2−7)前記印字情報生成手段は、木材の端部を原点とし、接合位置を基準点とし、該接合位置における前記金物に関する情報の印字開始位置を、該接合位置が木材の端部であるか中間部分であるかに基づき、木材の端部では該端部から所定距離の端部近傍位置に決定し、木材の中間部分の接合位置では該接合位置の右側又は左側あるいは上側又は下側の直近位置を印字位置に決定する手段として構成されていること。
構成(2−7)をも採用することで、、構成(2−3)を採用して接合位置ごとに取り付けるべき金物に関する情報をまとめて印字する際に、接合位置と関連させて正しく印字することを可能とするから、どの接合位置に取り付けるべき金物に関する情報であるかが、容易に理解できる。
また、本発明の木材プレカット加工システムでは、さらに、次の構成をも採用するとよい。
(3)前記印字情報生成手段は、木材に対して金物工法による金物取付部及び/又は在来工法による継手・仕口を後加工すべき場合には、これら金物取付部及び/又は継手・仕口を形成すべき位置及び寸法・形状を指示するための後加工指示情報をも文字情報として印字する様に、前記印字情報を生成する手段として構成されていること。
これは、プレカット設備に取り付けられている加工工具の種類等によっては、プレカットで加工できない様な金物取り付け用の穴、切欠、溝、スリット等があったり、在来工法に部分的に金物工法を採用している様な場合には、在来工法による継手・仕口の加工については、後で、手加工又は専用の加工機にて実施する場合も考えられるので、その様なときは、これらの金物取付部や在来工法による継手・仕口を後加工により形成できる様に、これら金物取付部及び/又は継手・仕口を形成すべき位置及び寸法・形状を指示するための後加工指示情報をも印字しておくとよいのである。この場合、より具体的には、後加工すべき位置の基準線と、後加工の種類と、後加工によって形成すべき穴等の寸法・形状とを後加工情報として印字する様にしておくとよい。
以上説明した様に、本発明によれば、金物工法(部分的に採用する場合を含む。)において、部材同士の組立作業を効率よく実施することができるという効果が発揮される。より具体的には、本発明によれば、部材を見ただけで使用する金物の種類が分かり、取り付け位置や取り付け方向も分かる。従って、組立図などの図面や組立指示書などの帳票を見なくても作業が可能で、組立の作業効率が大幅に向上すると共に、間違った金物を取り付けてしまったり、取り付け忘れが発生するといった問題をなくすることもできる。特に、間違った金物を取り付けてしまったり、金物を取り付け忘れした場合、部材の落下などいった危険な状態が発生することを有効に防止することができ、作業の安全性を向上することができるという効果もある。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施の形態としての木材プレカット加工設備10を構成する各種加工機100,200,300等の配置を示す模式的平面図である。まず最初に、この図1に従って、木材プレカット加工設備10の全体配置等について説明する。
本実施の形態としての木材プレカット加工設備10は、各種加工機として、木材の上下面及び側面の仕口加工を行うための仕口加工機100と、木材の木口面の加工を行うための木口加工機200と、加工の終了した木材の下になっている面に印字を実行するための印字装置300とを備えている。
また、この木材プレカット加工設備10は、木材を横移動させるチェーンスラッシャ21,22,23と、木材を軸方向移動させるローラコンベア31〜36とを備え、CAD/CAMデータに基づいて各加工機100,200,300の駆動制御及び木材の搬入・搬出を自動的に実行しつつ木材のプレカット加工及び印字を実行する様に構成されている。なお、各加工機100,200の近傍に設けられた短いローラコンベア32,35は、いずれも下方へ倒すことができる様になっており、各加工機100,200の近傍に、必要に応じて作業者の移動通路を確保可能な構成とされている。
また、最初に木材を投入する位置に配置されているチェーンスラッシャ21は、移送方向の途中で部分的に重複して配置される2組の搬送用チェーン群21a,21bによって構成されている。同じく、チェーンスラッシャ22も、2組の搬送用チェーン群22a,22bによって構成されている。これは、横移送開始側の搬送用チェーン群21a,22aによる木材の横移送速度を、横移送終了側の搬送用チェーン群21b,22bによる木材の横移送速度よりも遅くすることにより、ローラコンベア31,34の側面枠にそれぞれ配置されているストッパ51,52に対して、多数の木材が重なって押し付けられない様にするためである。これにより、チェーンスラッシャ21,22からローラコンベア31,34へと木材を載せ代えるために設けられている木材載せ代え装置61,62による木材の載せ代え動作をスムーズに実行させることができる。
なお、各木材載せ代え装置61,62は、チェーンスラッシャ21,22の上面より所定量沈んだ位置からストッパ51,52の上面を乗り越える高さまで伸縮可能なエアシリンダと、このエアシリンダを横方向に伸びるガイド61a,62aに沿って移動させる横移動機構とによって構成されている。また、この横移動機構の駆動には、モータの回転を往復運動に変換するクランク機構を使用し、載せ代え開始から載せ代え完了までの横移動速度の変化が、最初は徐々に加速し、途中で最高速度に達した後で徐々に減速させ、移動開始時及び停止時の加速度による木材の横倒れを防止する工夫がなされている。
さらに、ローラコンベア33,36には、コンベア上の木材を下流のチェーンスラッシャ22,23へと押し出すためのプッシャプレート71,72が備えられている。これらのプッシャプレート71,72は、各1対のエアシリンダ74,75によって駆動される様に構成されている。なお、各ローラコンベア33,36のプッシャプレート71,72と反対側の側面枠は、プッシャプレート71,72による木材の押し出しを妨げない様に、ローラ上面と同一高さ又は若干低めに構成されている。
仕口加工機100は、その主要な構成として、木材の前端及び後端を切断するための切断ユニット110と、木材の前面を加工するための前面加工ユニット120と、後面を加工するための後面加工ユニット130と、上面を加工するための上面加工ユニット140と、下面を加工するための下面加工ユニット150と、上下面に対して間柱欠きや垂木欠きを加工するためのカッタ加工ユニット160とを備えている。
ここで、切断ユニット100は、木材の両端を直角切断するための大径の丸鋸を装着可能な丸鋸軸を備えている。
また、前面加工ユニット120及び後面加工ユニット130は、それぞれ、金物取り付け位置決め座彫り,火打ち・根太・筋違い彫り,登り梁母屋彫り,土台上下面ホールダウン座ぐりと座彫りを加工するためのルータビットを装着可能なルータ軸と、金物取り付け穴と座ぐりを加工するための座ぐりキリを装着可能な第1のボーリング軸と、金物ピン穴を加工するためのキリを装着可能な第2のボーリング軸とを備えている。
さらに、上面加工ユニット140及び下面加工ユニット150は、それぞれ、ほぞパイプ穴又は単角穴を加工するためのキリ又は角ノミを装着可能な第1のボーリング軸と、ほぞ穴・ホールダウン穴・金物ガイド穴を加工するためのキリを装着可能な第2のボーリング軸と、ほぞパイプピン穴を加工するためのキリを装着可能な第3のボーリング軸とを備えている。
加えて、カッタ加工ユニット160は、間柱欠きを加工するためのカッタを装着可能な上カッタ軸と、間柱欠き・垂木欠き・隅木谷木欠きを加工するためのカッタを装着可能な下カッタ軸とを備えている。
また、この仕口加工機100における加工位置を規定するための位置決めユニット400が、ローラコンベア33の側方に配置されるガイドレール401に沿って移動可能に配置されている。
木口加工機200は、木口穴あけ加工ユニット210と、スリット加工ユニット220とを備えている。
ここで、木口穴あけ加工ユニット210は、始点木口ほぞパイプ穴を加工するためにそれぞれ直径の異なるキリを装着可能な右ボーリング第1軸及び右ボーリング第2軸と、終点木口ほぞパイプ穴を加工するためにそれぞれ直径の異なるキリを装着可能な左ボーリング第1軸及び左ボーリング第2軸とを備えている。
また、スリット加工ユニット220は、スリット,ボルト頭ナット逃がし溝を加工するための丸鋸及びカッタを装着可能な丸鋸軸及びカッタ軸と、ボルト頭ナット逃がし溝,登り梁木口削り,金物底面受け座彫りを加工するためのカッタを装着可能なカッタ軸とを備えている。
印字装置300は、インクジェット方式のものであり、下方から上方に向かってインクを吐出することで、木材の下になっている面に対して所定の情報を印字することができる様に構成されている。なお、この印字装置300の下流側に位置しているローラコンベア35,36としては、図14に示す様に、中心に向かって直径が徐々に小さくなる鼓状のローラ301を使用している。ここで、中心の直径は、両端の最大直径の部分に比べて、0.5〜1mm程度小さくなっていれば十分である。なお、理論的には、印字面W3とローラ面302との間に0.1mm異常の隙間があれば十分であり、直径の差は0.5〜1mmよりも小さくて構わない。逆に、中心の直径と両端の直径の差が余り大きいと、木材を搬送するときに、木材が傾き易くなり、あまり好ましくない。この様な鼓状のローラ301を採用することで、図14に示した様に、搬送される木材Wは、常に、その下面の両側縁W1,W2でローラ面302に接触し、印字面W3はローラ面302から浮いた状態になる。従って、印字装置300によってインクジェット方式で印字された記号等がローラ面302で擦れて見え難くなるといった問題を有効に解決することができる。
次に、本実施の形態のプレカット加工設備10における制御システムについて説明する。この制御システム500は、図2に示す様に、建築設計図面501を参照しつつ構造部材及びパネル部材のプレカット加工情報を生成するためのプレカット加工情報生成用コンピュータ510と、このプレカット加工情報生成用コンピュータ510によって生成されたプレカット加工情報に基づいて、仕口加工機100、木口加工機200、印字装置300及び搬送制御装置530を駆動制御するためのプレカット加工制御用コンピュータ520とによって構成されている。
ここで、プレカット加工情報生成用コンピュータ510は、キーボード、マウス、ディスプレイ、ハードディスク、フレキシブルディスクドライブ等の入出力装置を備えたパーソナルコンピュータに、本実施の形態を実現するに当たって必要なプログラムや演算処理用パラメータ等を予めインストールしたものである。特に、そのハードディスクには、後述する様に、プレカット加工情報生成用プログラムや、同プログラムを実行するに当たって、間取りの情報を入力する処理を簡単に実行するための情報、横架材や柱等の入力を簡単にするための情報、仕口・木口に取り付ける金物の寸法・形状等に関する情報など各種の情報が予めインストールされている。また、演算結果を記憶するための領域として、間取り情報メモリ511、構造部材配置情報メモリ512、金物情報メモリ513、構造部材加工情報メモリ514、加工制御情報メモリ515を有している。
また、プレカット加工制御用コンピュータ520も同様のパーソナルコンピュータによって構成され、プレカット加工情報生成用コンピュータ510によって生成された各種情報に従って、仕口加工機100、木口加工機200、印字装置300及び搬送制御装置530を駆動制御するための処理プログラムが予めインストールされている。なお、搬送制御装置530は、ローラコンベア31〜36やエアシリンダ74,75等の木材搬送のための各種機器の駆動制御を実行するものである。
次に、本実施の形態の特徴であるところのパネル部材プレカット加工用情報生成作業の処理手順について、図3,図4のフローチャート及び図5〜図7の間取り図等を参照しつつ説明する。
まず最初に、図3に示す様に、プレカット加工情報生成用コンピュータ510に対し、まず最初に、物件名として施主の名前を入力する(S10)。次に、建築設計図面501に基づき、部屋や浴室等の区画を間取り図に従って入力する(S20)。このとき、各区画に対して、和室、洋室、浴室、土間、吹き抜け等といった区画毎の属性情報も併せて入力する。
この属性情報は、例えば、予め、プレカット加工情報生成用コンピュータ510に、和室、洋室、浴室、土間、吹き抜け等といった建築物の間取り図を作成する上で必要となる区画名の選択肢を複数用意しておき、「和室」を選択した上で和室が配置される区画をマウス等の入力装置によってディスプレイ画面上で指定することにより、当該区画に対して「和室」という属性情報が付随した形で間取りの入力を行うことができる様にしておけばよい。この間取り入力の一例として、ある個人住宅の1階の間取り図を図6に示す。
こうして入力された間取りに関する情報は、各区画の位置と属性の情報として間取り情報メモリ511に記憶される(S30)。なお、このとき、間取りに関する情報は、後で、物件名を指定することによって読み出すことができる様に、物件名と共に記憶される。
次に、図6に例示する様な間取り図に基づいて、1階であれば土台、大引等の横架材の配置情報を、2階以上であれば、梁、桁、母屋、垂木、棟木、隅木等の横架材の配置情報を入力する(S40)。なお、屋根の部分については、この処理において屋根勾配の数値も入力しておく。図7は、こうして横架材の配置情報を入力した1階部分の構造平面図を示している。
ここで、土台、大引等の横架材の配置情報を入力するに際しては、樹種、寸法等に応じた複数の横架材候補をテーブル等の形式にしてプレカット加工情報生成用コンピュータ510に予めインプットしておき、それらの横架材候補の中から、建築設計図面501による指示や、強度その他の条件に従って適切な樹種、寸法のものを選択しながら、その配置位置を横架材の中心線、始点及び終点の位置情報として入力する様に構成しておくと操作が簡単である。
こうして入力された横架材の配置に関する情報は、各横架材の配置位置と寸法形状とからなる情報として構造部材配置情報メモリ512に記憶される(S50)。このとき、各横架材には、所定の条件に従って、それぞれ固有の部材番号が付与されて、物件名と共に上記メモリ512に記憶される。部材番号は、例えば、「土台1」、「土台2」、…、「梁1−1」、「梁1−2」、…といった具合に付与される。
次に、柱、間柱、筋違いといった垂直方向の構造部材(以下、「柱材」という。)に関する配置情報を入力する(S60)。ここでも、柱、間柱等の候補としてプレカット加工情報生成用コンピュータ510に予めインプットされている樹種、寸法等に応じた複数の柱、間柱、筋違い等の候補の中から、建築設計図面501の指示等に従って、適切な構造部材を選択しながら、柱や間柱であればそれを配置する際の中心位置で配置情報を入力する。また、筋違いについては、その下端側になる柱と上端側になる柱の位置を指定すればよい。図8は、図6,図7に例示した1階平面図中に、このS60の処理によって柱、間柱、筋違いの位置情報が記入された状態の床構造平面図を示すものである。この例では、筋違いは細長い直角三角形の記号で示されており、図面表現上の約束事として三角形の直角側が柱の下端となるものとしている。また、四角形の図形が柱を、二重線が間柱を表している。
こうしてS60の処理によって入力された柱材に関する配置情報は、それぞれの配置される位置情報及び寸法形状情報と共に構造部材配置情報メモリ512に記憶される(S70)。このとき、各柱材には、所定の条件に従って、それぞれ固有の部材番号が付与されて物件名と共に上記メモリ512に記憶される。部材番号は、例えば、「柱1」、「柱2」、…といった具合に付与される。
次に、各構造部材の継手・仕口の加工条件を決定しながら構造部材プレカット加工情報を生成する処理を実行する(S80)。この継手・仕口の加工条件を決定するに当たっては、金物情報メモリ513に予めインプットされている金物の強度、寸法・形状、取り付け用の穴やスリットの寸法・形状等の情報が参照される。また、この継手・仕口の加工条件を決定する方法としては、プレカット加工情報生成用コンピュータ510に予めインプットされているプログラムに従って自動生成させる方法と、柱材や横架材を個々に指定しながら、使用可能な金物の条件として予め準備されている複数の選択肢の中から適切なものをオペレータが一つずつ指定しつつ決定していく方法など、種々の方法を採用することができる。なお、この構造部材プレカット加工情報生成処理においては、構造部材配置情報メモリ512に記憶されている情報に基づいて、各構造部材の長さに関する加工情報も併せて生成される。そして、このS80の処理によって、各構造部材に対する長さ加工情報及び継手・仕口加工情報からなるプレカット加工情報が生成されることになる。
このS80の処理によって生成された各構造部材のプレカット加工情報は、各構造部材に対するプレカット加工情報として、物件名、部材番号、加工の種類、加工位置及び使用する金物の情報等を関連付けた形式で、構造部材加工情報メモリ514に記憶される(S90)。
次に、構造部材加工情報メモリ514に記憶されているプレカット加工情報に基づいて、各構造部材に対する印字情報を生成する(S100)。そして、各構造部材毎に、この印字情報と構造部材加工情報とからなるプレカット加工制御情報を生成し(S110)、プレカット加工制御情報メモリ515に記憶して本処理を終了する(S120)。
次に、S100で実行される印字情報生成処理の詳細について、図4,図5のフローチャートに従って説明する。この処理では、まず、構造部材加工情報メモリ514から、所定の順番(例えば、部材番号順)に従って、各構造部材のプレカット加工情報を読み出す(S210)。そして、このプレカット加工情報から、物件名、部材番号、通り芯番地、継手・仕口加工位置、継手・仕口に使用する金物の品番といった構造部材に印字すべき情報を抽出する(S220)。次に、S210で読み出した構造部材が、横架材か柱材かを判断する(S230)。
横架材と判断された場合には、通り芯番地が「い1」に近い側の中心線上の位置を原点とすると共に、建築時に上側となる面を印字面に設定する(S240)。なお、この建築時に上側となる面は、プレカット加工時には下側となり、印字装置300に対面する面となる。次に、この横架材が東西方向に配置されるものか南北方向に配置されるものかを判断する(S245)。東西方向に配置されるものであると判断された場合は(S245:東西)、続いて、S240で定めた原点位置の近傍所定距離の位置に対して物件名を横書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S250)。続いて、同じく原点位置を基準として、物件名の近傍に部材番号を横書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S260)。次に、やはり原点位置を基準として、端部の通り芯番地を横書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S270)。次に、やはり原点位置を基準として、仕口加工位置の原点側に仕口の通り芯番地を横書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S280)。次に、やはり原点位置を基準として、仕口加工位置の原点と反対側の近傍位置に仕口に取り付ける金物の品番及び取り付け面に関する情報を横書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S290)。
一方、横架材が、南北方向に配置されるものであると判断された場合は(S245:東西)、続いて、S240で定めた原点位置の近傍所定距離の位置に対して物件名を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S255)。続いて、同じく原点位置を基準として、物件名の近傍に部材番号を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S265)。次に、やはり原点位置を基準として、端部の通り芯番地を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S275)。次に、やはり原点位置を基準として、仕口加工位置の原点側に仕口の通り芯番地を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S285)。次に、やはり原点位置を基準として、仕口加工位置の原点と反対側の近傍位置に仕口に取り付ける金物の品番及び取り付け面に関する情報を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S295)。
ここで、本実施の形態では、金物の取り付け面は、「上」、「下」、「↑」、「↓」の4種類の記号により区別される様になっている。「上」とは、建築時に上側となる面がこの記号に続いて印字されている品番の金物を取り付ける面であることを意味し、「下」とは、建築時に下側となる面がこの記号に続いて印字されている品番の金物を取り付ける面であることを意味し、「↑」及び「↓」とは、それぞれその指し示す方向の面がこの記号に続いて印字されている品番の金物を取り付ける面であることを意味している。
一方、S230で柱材と判断された場合には、図5に示す様に、建築時の上端側の中心線上の位置を原点とすると共に、建築時に南側となる面を印字面に設定する(S310)。なお、この建築時に南側となる面は、プレカット加工時には下側となり、印字装置300に対面する面となる。続いて、S310で定めた原点位置の近傍所定距離の位置に対して物件名を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S320)。続いて、同じく原点位置を基準として、物件名の近傍に部材番号を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S330)。次に、やはり原点位置を基準として、端部の通り芯番地を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S340)。次に、やはり原点位置を基準として、上端に取り付ける金物の品番を、上端の通り芯番地の下側近傍に縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S350)。また、やはり原点位置を基準として、下端に取り付ける金物の品番を、下端からその近傍所定距離の位置に縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S360)。次に、やはり原点位置を基準として、仕口加工位置の近傍下側に、仕口に取り付ける金物の品番及び取り付け面に関する情報を縦書きで印字するための印字開始位置及び印字文字の情報を生成する(S370)。
ここで、本実施の形態では、金物の取り付け面は、「南」、「北」、「東」、「西」の4種類の記号により区別される様になっている。「南」とは、建築時に南側となる面がこの記号に続いて印字されている品番の金物を取り付ける面であることを意味し、「北」とは、建築時に北側となる面がこの記号に続いて印字されている品番の金物を取り付ける面であることを意味し、「東」とは、建築時に東側となる面がこの記号に続いて印字されている品番の金物を取り付ける面であることを意味し、「西」とは、建築時に西側となる面がこの記号に続いて印字されている品番の金物を取り付ける面であることを意味している。
こうして、S250〜S290で生成された印字情報、S255〜S295で生成された印字情報及びS320〜S370で生成された印字情報は、これを印字する構造部材(横架材又は柱材)を特定する情報と共に、プレカット加工制御情報メモリ515に記憶される(S400)。そして、全ての構造部材について、印字情報の生成が完了したか否かを判断し(S410)、未だ印字情報の生成が完了していない構造部材がある場合には(S410:NO)、S210以下の処理を繰り返し実行する。一方、全ての構造部材について、印字情報の生成が完了している場合には(S410:YES)、本処理を終了する。
次に、プレカット加工制御用コンピュータ520によるプレカット加工制御処理の内容について説明する。この処理では、図9に示す様に、まず最初に、物件名を入力する(S510)。そして、この物件名に基づいて、プレカット加工情報生成用コンピュータ510の構造部材プレカット加工制御情報メモリ515から該当する物件のプレカット加工制御情報を読み出す(S520)。次に、このプレカット加工制御情報から、横架材に関するプレカット加工制御情報を抽出する(S530)。そして、まず、搬送制御装置530を駆動制御して木材を仕口加工機100の加工位置に送り込みつつ、S530で抽出した横架材に関するプレカット加工制御情報に基づいて仕口加工機100を駆動制御して、木材の長さ切断と、金物取り付け用の仕口加工とを実行する(S540)。続いて、搬送制御装置530を駆動制御して木材を木口加工機200の加工位置に送り込みつつ、S530で抽出した横架材に関するプレカット加工制御情報に基づいて木口加工機100を駆動制御して、木材の端部に対する金物取り付け用の木口加工を実行する(S550)。続いて、搬送制御装置530を駆動制御して木材を印字装置300の印字位置に送り込みつつ、S530で抽出した横架材に関するプレカット加工制御情報に基づいて印字装置300を駆動制御して、木材の下側の面(組立時の横架材の上面)に対する印字を実行する(S560)。そして、搬送制御装置530を駆動制御して加工の終了した木材をストックヤードへと排出する(S570)。そして、全ての横架材に対する加工が終了したか否かを判断し(S580)、全ての横架材に対する加工が終了するまでS540以下の制御処理を繰り返し実行する。
一方、全ての横架材に対する加工が終了したと判断された場合には(S580:YES)、次に、S520で読み出したプレカット加工制御情報から、柱材に関するプレカット加工制御情報を抽出する(S630)。そして、まず、搬送制御装置530を駆動制御して木材を仕口加工機100の加工位置に送り込みつつ、S630で抽出した柱材に関するプレカット加工制御情報に基づいて仕口加工機100を駆動制御して、木材の長さ切断と、金物取り付け用の仕口加工を実行する(S640)。続いて、搬送制御装置530を駆動制御して木材を木口加工機200の加工位置に送り込みつつ、S630で抽出した柱材に関するプレカット加工制御情報に基づいて木口加工機100を駆動制御して、木材の端部に対する金物取り付け用の木口加工を実行する(S650)。続いて、搬送制御装置530を駆動制御して木材を印字装置300の印字位置に送り込みつつ、S630で抽出した柱材に関するプレカット加工制御情報に基づいて印字装置300を駆動制御して、木材の下側の面(組立時の柱材の南面)に対する印字を実行する(S660)。そして、搬送制御装置530を駆動制御して加工の終了した木材をストックヤードへと排出する(S670)。そして、全ての柱材に対する加工が終了したか否かを判断し(S680)、全ての柱材に対する加工が終了するまでS640以下の制御処理を繰り返し実行する。
そして、全ての柱材に対する加工も終了したと判断されたら(S680:YES)、この加工制御の処理を終了する。
以上の様な制御を実行することにより、本実施の形態によれば、横架材に対しては、図10,図11に示す様な形態の印字が継手・仕口のプレカット加工と共に実行される。ここで、図示の例では、物件名及び部材番号は、作図の都合上省略しているが、実際には、横架材601の左端から所定距離の位置に記入される。図示の様に、横架材に対しては、その上面に、物件名(図示省略)、部材番号(図示省略)、通り芯番地に加えて、金物の品番及び取付面に関する情報が横書きで印字される。また、金物の品番及び取付面に関する情報は、当該金物の取り付け位置の近傍に印字される。従って、一目で、どの金物をどこに取り付けたらよいかが判明する。
特に、横架材に対する金物の取り付け位置は、「上」、「下」、「↑」、「↓」といった記号で表現されているので、作業者は、容易にその内容を理解することができ、わざわざ、図面等を参照しなくても金物の取り付け作業を実行することができる。
また、印字は横架材の組立時の上面に対して実行され、この面への印字内容により当該横架材の4面にどの種類の金物を取り付けたらよいかが理解できるので、プレカット工場や建築現場において金物を取り付けようとするとき、一々、4面全部を確認しなくても、必要な金物を手配することができ、作業性がよいという利点もある。
同じく、柱材に対しては、図12,図13に示す様な形態の印字が継手・仕口のプレカット加工と共に実行される。ここでも、図示の例では、物件名及び部材番号は、作図の都合上省略しているが、実際には、柱材の上端から所定距離の位置に記入される。図示の様に、柱材に対しては、その南面に、物件名(図示省略)、部材番号(図示省略)、通り芯番地に加えて、金物の品番及び取付面に関する情報が縦書きで印字される。また、金物の品番及び取付面に関する情報は、当該金物の取り付け位置の近傍に印字される。従って、一目で、どの金物をどこに取り付けたらよいかが判明する。
特に、柱材に対する金物の取り付け位置は、「南」、「北」、「東」、「西」といった記号で表現されているので、作業者は、容易にその内容を理解することができ、わざわざ、図面等を参照しなくても金物の取り付け作業を実行することができる。
また、印字は柱材の組立時の南面に対して実行され、この面への印字内容により当該柱材の4面にどの種類の金物を取り付けたらよいかが理解できるので、プレカット工場や建築現場において金物を取り付けようとするとき、一々、4面全部を確認しなくても、必要な金物を手配することができ、作業性がよいという利点もある。
また、図10から分かる様に、本実施の形態では、横架材同士の接合部については、金物を取り付ける側にだけ金物に関する情報を印字する様にしている。具体的には、図示の中央に配置される横架材601には、その両端の「イ6」及び「ほ6」の通り芯番地には金物に関する情報は印字されていないが、通り芯番地「ろ6」には「下GP95」と「↑GK−21」が、通り芯番地「は6」には「上HDP−10」と「↓GK−15」が、通り芯番地「に6」には「上HDP−10」、「下GP95」、「↑GK−21」及び「↓GK−24」が印字されている。逆に、この横架材601に通り芯番地「ろ6」、「は6」及び「に6」で接合される横架材602,603,604,605には、いずれもその接合端部には金物に関する情報が印字されていない。この様に、本実施の形態では、金物を先に取り付ける側の横架材に対してだけ、各通り芯番地で示される接合部の近傍に金物に関する情報を印字することで、組立時にこの横架材601の側に先に金物を取り付けるべきことを指示できる様になっている。
なお、「GP95」、「HDP−10」、「GK−21」、「GK−15」、「GK−24」とは、株式会社タツミ製の「クレテックシリーズ」の接合金物の品番であり、「GP95」、「HDP−10」とは、図15(A)に示す様な、パイプ状の接合金物を、「GK−21」、「GK−15」、「↓GK−24」とは、図15(B)に示す様な断面コの字状の接合金物を意味する。もちろん、「クレテックシリーズ」以外の接合金物を用いて構わないことはいうまでもない。この様に、金物に関する情報として品番を明記することで、作業者は、横架材に印字されている情報を見ることにより、どの品番の金物を準備したらよいかを容易に理解することができる。
一方、横架材601の通り芯番地「ろ6」、「は6」及び「に6」には、柱材と接合するための金物に関する情報「下GP95」、「上HDP−10」等が印字されている。本実施の形態では、横架材と柱材との接合に使用する金物情報は、図12に示した様に、横架材に接合されることとなる柱材の上端又は下端にも印字される様にしている。これは、組立時に、横架材側に先に金物を取り付けた方が作業がし易い場合と、逆に、柱材側に先に金物を取り付けた方が作業がし易い場合とがあるので、その様な接合部に関しては、いずれ側に先に金物を取り付けるかは、現場で決定することができる様に、横架材と柱材の両方に金物情報を印字する様にしている。もちろん、設計段階において、横架材と柱材のどちらに先に金物を取り付けたらよいかが明らかに判明している場合には、先に金物を取り付ける側の構造部材にのみ金物情報を印字する様にしておけばよい。
また、本実施の形態では、横架材に対しては、図10に示した様に、接合部の上面及び下面に取り付けるべき金物に関する情報を上下2段書きとし、その後ろに側面に取り付けるべき金物に関する情報を上下2段書きとし、特に、側面に関する情報については、取付面側に金物に関する情報が位置する様に所定の配置となる様に金物に関する情報を印字する様に構成している。この様に、金物に関する情報を常に一定の配置となる様に印字することで、作業者がその取付面等をより一層容易に理解することができる様になっている。
同様のことは柱材についても実施されている。図12に示した様に、柱材では、接合部には、南面及び北面に取り付けるべき金物に関する情報を2列で印字し、その下に、「/」を間に挟んで東面と西面に取り付けるべき金物に関する情報をやはり2列で印字する様にしている。この様に、柱材についても、金物に関する情報の印字位置を一定の配置とすることで、作業者がその取付面等をより一層容易に理解することができる様になっているのである。
また、横架材に対して、東西方向に配置される横架材601に対しては横書きで文字情報を印字し、南北方向に配置される横架材602,603等に対しては縦書きで文字情報を印字することとしているので、印字状態を見ただけで、各横架材の配置方向が容易に理解でき、建築現場における組立作業の効率化を図ることができる。また、東西方向に配置される横架材601にはその上面に横書きで、南北方向に配置される横架材602,603等に対してはその上面に縦書きで、さらに、柱材に対してはその南面に縦書きで、それぞれ文字情報を印字することで、南側から見たときに、それぞれの文字情報を読み易く作業効率がアップするという効果も発揮される。
また、本実施の形態においては、金物に関する情報として、その取り付け方向については、「↑」、「↓」、「上」、「下」、「南」、「北」、「西」、「東」といった様に、それを見ただけで直ちにその内容を理解することができる意味のある記号を用いることにより、経験豊富でない作業者であっても、指示を間違えることがない。しかも、この様なそれを見ただけで取り付け方向を容易に理解することのできる記号を用いることで、木材の四面の内の一面にだけ印字しているにも拘わらず、四面のどの方向に取り付けたら良いかを的確に指示することができるという効果もある。さらに、これら取り付け方向を意味する記号に続けて、金物の部品番号(製品番号)自体を印字しているので、多くの種類の金物を用いる場合に、どの金物を取り付けたらよいかを的確に指示することができるという効果も発揮される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々の態様にて実施することができる。
例えば、図15(B)に示した様に、使用する接合金物によっては、取り付け穴が複数(図示の例では2個ずつ3組)設けられているものがあることから、ボルト締めする際には、これらの穴の内の上側のものを用いるのか下側のものを用いるのかといった内容も金物の取り付け情報として印字する様にしてもよい。
また、プレカット設備に備えられている加工工具の種類等によっては、プレカットで加工できない様な金物取り付け用の穴、切欠、スリット、溝及び/又は彫り等の加工がある場合も考えられる。そこで、その様なときは、これらの穴、切欠、スリット、溝及び/又は彫り等を後加工により形成できる様に、これら穴、切欠、スリット、溝及び/又は彫り等を形成すべき位置及び寸法・形状を指示するための後加工指示情報をも印字しておく様にしてもよい。この場合、例えば、後加工すべき位置の基準線と、後加工の種類と、後加工によって形成すべき穴等の寸法・形状とを後加工情報として印字する様にしておくとよい。
さらに、実施の形態では、横架材や柱材の四面の情報を一面にのみ印字することとしたが、四面の情報を各面に印字する様にしても構わない。ただし、この様にすると、印字装置を木材搬送経路を取り囲む様に、複数備えるようにするか、あるいは印字位置において木材を回転させる様にするか、もしくは、1台の印字装置が印字位置において木材の周りをまわりながら印字する様にするといった設備上の工夫が必要となり、設備コストがアップすると共に、印字に時間がかかるという点で、実施の形態の様に一面にのみ印字する方法に比べて実用上不利な点がある。
また、一面にのみ情報を印字する場合、実施の形態では横架材は組立時の上面に印字する様にしたが、側面又は下面に印字する様にしてもよい。同じく、柱材についても南面ではなく、北面、東面又は西面に印字する様にしてもよい。ただし、組立現場での作業性を考えると、実施の形態の様に横架材の上面に印字しておく方法がより有利であるといえる。即ち、上面に印字しておけば、組立現場で横架材を配置したときに、情報を見易いという効果があるからである。さらに、印字の態様に関していえば、横架材に対して全て横書きで印字する様にしてもよいし、全て縦書きで印字する様にしてもよいし、柱材に対して横書きで印字する様にしてもよい。ただし、横架材は東西方向に配置するか南北方向に配置するかに応じて横書き又は縦書きとし、柱材は縦書きとしておけば、印字の態様から組立現場における横架材の配置を容易に判断できるという効果や、組立時に情報を読み取りやすいという効果がある点で最も好ましい態様であるといえる。なお、実施の形態では、東西方向に配置される横架材に対しては横書きとし、南北方向に配置される横架材に対しては縦書きとしたが、逆に、東西方向に配置される横架材に対して縦書きとし、南北方向に配置される横架材に対して横書きとしても構わない。この場合、柱材に対しては南面ではなく、西面又は東面に文字情報を印字する様にしておけば、西側又は東側から見たときに、横架材及び柱材に印字された文字情報を読み取りやすくなる。
また、横架材に対して文字情報を印字するに当たり、東西方向に配置されるか南北方向に配置されるかに応じて横書き又は縦書きで印字する様にすることによる組立時の効率アップについては、在来工法において通り芯番地等だけを印字する場合にも有効である。従って、横架材に対して東西方向に配置されるか南北方向に配置されるかに応じて横書き又は縦書きで文字情報を印字するという構成についていえば、在来工法に適用することができ、それは請求項9の発明の要旨に含まれていることはもちろんである。この様に、この請求項9の発明は在来工法のプレカット加工システムについても有効なものであるが、特に、上述した様に、金物に関する文字情報を印字する様にした場合に、建築現場において文字情報を読み取り易いという点で、特に、金物工法に適するものである。
また、鼓状のローラを印字装置の下流側のローラコンベアに採用するという構成についていえば、上述した実施の形態の様に金物に関する情報を印字するシステムに限らず、通り芯番地等だけを印字する従来の印字装置を有する木材プレカット加工システムにおいても印字面がローラで擦られて文字が見え難くなるといった問題を防ぐことができることから、従来の木材プレカット加工システムにかかるローラを用いる様にすることができ、それは請求項14の発明の要旨に含まれていることはもちろんである。この様に、この請求項14の発明は在来工法のプレカット加工システムについても有効なものであるが、特に、上述した様に、金物に関する文字情報を印字する様にした場合に、文字情報を正確に読み取ることができるという点で、特に、金物工法に適するものである。
実施の形態としてのプレカット加工設備の全体配置を示す模式的な平面図である。 実施の形態における制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態において実行されるプレカット加工制御情報生成処理の内容を示すフローチャートである。 実施の形態において実行される印字情報生成処理の内容を示すフローチャートである。 実施の形態において実行される印字情報生成処理の内容を示すフローチャートである。 実施の形態を説明する上で例示したある個人住宅の1階の間取りを示す平面図である。 図6で示した個人住宅の1階部分の横架材の配置状況をす平面図である。 図6で示した個人住宅の1階部分の横架材及び柱材の配置状況をす平面図である。 実施の形態において実行されるプレカット加工制御処理の内容を示すフローチャートである。 実施の形態により、金物に関する情報を印字された横架材を例示する平面図である。 図10の一部拡大図である。 実施の形態により、金物に関する情報を印字された柱材を例示する平面図である。 図12の一部拡大図である。 実施の形態において印字装置の下流側のローラコンベアに使用するローラの形状を示す正面図である。 実施の形態で使用する金物の形状を例示する斜視図である。
符号の説明
10・・・木材プレカット加工設備、21,22,23・・・チェーンスラッシャ、31〜36・・・ローラコンベア、51,52・・・ストッパ、61,62・・・木材載せ代え装置、71,72・・・プッシャプレート、100・・・仕口加工機、110・・・切断ユニット、120・・・前面加工ユニット、130・・・後面加工ユニット、140・・・上面加工ユニット、150・・・下面加工ユニット、160・・・カッタ加工ユニット、200・・・木口加工機、210・・・木口穴あけ加工ユニット、220・・・スリット加工ユニット、300・・・印字装置、301・・・ローラ、302・・・ローラ面、400・・・位置決めユニット、401・・・ガイドレール、500・・・制御システム、501・・・建築設計図面、510・・・プレカット加工情報生成用コンピュータ、511・・・間取り情報メモリ、512・・・構造部材配置情報メモリ、513・・・金物情報メモリ、514・・・構造部材加工情報メモリ、515・・・加工制御情報メモリ、520・・・プレカット加工制御用コンピュータ、530・・・搬送制御装置、601〜605・・・横架材、W・・・木材W、W1,W2・・・両側縁、W3・・・印字面。

Claims (2)

  1. 木材に対して、継手・仕口用の金物を取り付けるための穴、切欠、スリット、溝又は彫り等の取付部を形成するための木材加工情報を指令する木材加工情報指令手段と、
    該木材加工情報指令手段により指令された木材加工情報に基づいて、木材に対して前記継手・仕口用の金物を取り付けるための穴、切欠、スリット、溝又は彫り等の取付部を形成する木材加工手段と、
    木材に対して、取り付けるべき金物の種類、取り付け箇所及び取り付け方向を意味する文字情報と、該文字情報の印字位置とからなる印字情報を指令する印字情報指令手段と、
    該印字情報指令手段により指令された印字情報に基づいて、木材の側面、上面及び下面の四面のいずれかに対して前記文字情報を印字する印字手段とを備えると共に、
    さらに、以下の構成を採用したことを特徴とする木材プレカット加工システム。
    (1)住宅を構成する構造部材の配置情報に基づいて、木材の接合部に取り付けるべき金物の取り付け用の穴や切欠等の加工形状、加工位置等の木材加工情報を生成し、前記木材加工情報指令手段に対して与える木材加工情報生成手段を備えていること。
    (2)前記木材加工情報生成手段の生成した木材加工情報を取り込んで、該木材加工情報に基づいて、各接合部に使用される金物の種類や取り付け位置、取り付け方向を特定し、これらに基づいて、印字すべき文字情報とその印字位置とからなる印字情報を生成して前記印字情報指令手段に与える印字情報生成手段を備えていること。
    (2−1)前記印字情報生成手段は、前記構造部材の配置情報の内の構造部材同士の接合位置の情報に基づいて、前記文字情報の印字位置を決定する手段として構成されていること。
    (2−2)前記印字情報生成手段は、組立時に金物を先に取り付けるべき木材の側にだけ金物に関する文字情報を印字する様に前記印字情報を生成する手段として構成されていること。
    (2−3)前記印字情報生成手段は、前記文字情報が、木材同士の接合位置の近傍に、当該接合位置に取り付けるべき金物に関する情報が所定の配置となる様にまとめて印字される様に前記印字情報を生成する手段として構成されていること。
    (2−4)前記印字情報生成手段は、前記文字情報を木材の前記四面の内のいずれか一面にのみ印字する様に前記印字情報を決定する手段として構成されていること。
    (2−5)前記印字情報生成手段は、前記文字情報を、横架材に対しては建築現場における配置方向が東西方向か南北方向かにより横書き又は縦書きで、柱材に対しては縦書きで印字する様に印字情報を生成する手段として構成されていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1記載の木材プレかと加工システム。
    (2−6)前記印字情報生成手段は、前記文字情報の印字位置を、横架材に対しては組立時にに上面となる面に印字する様に決定し、柱材に対しては組立時に南側となる面に印字する様に決定する手段として構成されていること。
    (2−7)前記印字情報生成手段は、木材の端部を原点とし、接合位置を基準点とし、該接合位置における前記金物に関する情報の印字開始位置を、該接合位置が木材の端部であるか中間部分であるかに基づき、木材の端部では該端部から所定距離の端部近傍位置に決定し、木材の中間部分の接合位置では該接合位置の右側又は左側あるいは上側又は下側の直近位置を印字位置に決定する手段として構成されていること。
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