JP2007050597A - 発光装置、画像形成装置、および表示装置 - Google Patents

発光装置、画像形成装置、および表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑える。
【解決手段】 複数の発光素子を備えた発光装置において、上層回路から入力された画像データ162からエッジとなるエッジ画素を検出するエッジ検出部152と、光量と発光時間の積を一定とし、エッジ画素を出力する発光素子に対しては、強い光量かつ短い発光時間で駆動し、それ以外の画素を出力する発光素子に対しては、弱い光量かつ長い発光時間で駆動する、駆動制御部154と、を有する発光装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光装置、この発光装置を使った画像形成装置、および表示装置に関する。
1ラインに多数の発光素子を設けたラインヘッドを露光手段として用いる複写機等の画像形成装置が開発されている。このような装置では、発光素子の特性劣化による輝度変化やヘッド全面にわたる点灯劣化に起因する輝度ばらつきの発生を抑える技術が提案されている。
この問題を解決するために、例えば特許文献1には、光量ばらつきを測定して光量を均一にするために、発光素子毎に駆動信号の電圧値または電流値もしくは発光時間を調整している。
特開昭59−194566号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、光量を均一に調整しているので、例えば送られてくる画像データに輪郭のある画像の場合、全ての発光素子を高い光量かつ短い発光時間で駆動すると全ての発光素子の劣化が進んでしまい、また全ての発光素子を低い光量かつ長い発光時間で駆動すると輪郭部分の印字品質が悪くなるという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、印字パターンに最適な電流値と発光時間を設定することにより、印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる発光装置、この発光装置を使った画像形成装置、および表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の発光装置では、複数の発光素子を備えた発光装置において、上層回路から入力された画像データから輪郭を構成するエッジ画素を検出するエッジ検出部と、前記エッジ画素を出力する前記発光素子に対して設定される光量値と発光時間を、前記エッジ画素以外の画素を出力する前記発光素子に対して設定される光量値よりも強い光量値、かつ、前記エッジ画素以外の画素を出力する前記発光素子に対して設定される発光時間よりも短い発光時間で駆動する駆動制御部と、を有する、ことを要旨とする。
この構成によれば、入力された画像データのエッジ上の画素を出力する発光素子を強い光量かつ短い発光時間で駆動することにより、画像の輪郭を鮮明にすることができ、エッジ以外の画素を出力する発光素子を弱い光量かつ長い発光時間で駆動することにより、印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。
また、本発明の発光装置では、前記光量値と前記発光時間の積は一定である。
この構成によれば、エッジ上の画素とエッジ以外の画素の印字濃度が一定に保たれ、印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。
また、本発明の発光装置では、前記エッジ検出部は、前記画像データが複数の色から構成されている場合、各々の色毎に前記エッジ画素を検出する。
この構成によれば、複数の色で構成される画像データに対しても、色毎にエッジを検出するので、印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。
また、本発明の発光装置では、前記複数の発光素子が有機発光ダイオード素子である。
この構成によれば、複数の有機発光ダイオード素子の印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。
また、本発明の発光装置では、前記複数の発光素子が1ライン状に配列されている。
この構成によれば、複数の発光素子を1ライン状に配列した発光装置、つまりラインヘッドについて、各発光素子の印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。
また、本発明の発光装置では、前記複数の発光素子が2次元で配列されている。
この構成によれば、複数の発光素子を2次元配列した発光装置、つまり表示パネルについて、各発光素子の印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。
また、本発明の画像形成装置では、感光体と、前記感光体を一様に帯電させる帯電手段と、本発明の発光装置を備え、前記感光体を露光することにより形成対象画像の静電潜像を前記感光体上に形成する露光手段と、前記感光体上の静電潜像をトナー像として現像する現像手段と、前記感光体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段と、前記転写材上のトナー像を定着させる定着手段と、を具備する。
この構成によれば、入力された画像データのエッジ上の画素を出力する発光素子を強い光量かつ短い発光時間で駆動することにより、画像の輪郭を鮮明にすることができ、エッジ以外の画素を出力する発光素子を弱い光量かつ長い発光時間で駆動することにより、印字品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。
また、本発明の表示装置では、上記発光装置を備え、前記発光装置の各発光素子を画素として発光させて画像を表示する。
この構成によれば、各発光素子の発光品質を向上させると共に発光素子の劣化を抑えることができる。この結果、表示する画像の品質を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
(第1実施形態)
<発光装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る発光装置をプリンタラインヘッドとして使用する場合の概略構成図である。図1に示すように、発光装置1は、素子基板100とプリント回路基板であるPCB(Print Circuit Board)140とが、フレキシブルプリント配線板であるFPC(Flexible Printed Circuit)130で接続されている。素子基板100上には、複数の発光素子110が配置され、FPC130上には、発光素子を駆動するドライバIC120が配置され、PCB140上には、画像データを解析しドライバIC120に発光素子の駆動信号を生成する制御回路150が配置されている。制御回路150には、上層回路であるプリンタのコントローラ160から画像データが送られてくる。
次に、図2を参照して、制御回路150の構成を説明する。図2は、制御回路150の構成を示す構成図である。図2に示すように、制御回路150は、エッジ検出部152と、駆動制御部154から構成されている。エッジ検出部152は、画像データ162を入力し、画像データ162から輪郭を構成するエッジ画素を抽出し、エッジ検出データ164に記録する。駆動制御部154は、エッジ検出データ164を参照し、各発光素子110毎に光量と発光時間を設定する。
次に、図3を参照して、画像データのエッジ画素の検出方法を説明する。図3は、画像データのエッジ画素の検出方法を説明する図である。図3(A)は、黒く塗りつぶされた多角形aが描かれた画像データ162の一例である。多角形aの輪郭を構成する画素がエッジ画素である。
<エッジ検出部の処理>
次に、図4を参照して、エッジ検出部152の処理について説明する。図4は、エッジ検出部152の処理を説明するフローチャートである。画像データ162は、imax列jmax行の画素P(i,j)で構成され、エッジ検出データ164は、imax列jmax行の画素E(i,j)で構成されている。
先ず、ステップS100では、エッジ検出を開始する画像データ162の初期位置として、i=0、j=0を設定し、ステップS102に移行する。
次に、ステップS102では、画素P(i,j)を選択し、ステップS104に移行する。
次に、ステップS104では、画素P(i,j)がエッジ画素であるか否かを判定し、エッジ画素である場合は、ステップS106に移行し、画像データの内部の画素である場合は、ステップS108に移行し、画像データの外部の画素である場合は、ステップS110に移行する。
次に、ステップS106では、画素E(i,j)=Trueを設定し、ステップS112に移行する。
一方、ステップS108では、画素E(i,j)=Falseを設定し、ステップS112に移行する。
さらに、ステップS110では、画素E(i,j)=Nullを設定し、ステップS112に移行する。
次に、ステップS112では、i=imaxであるか否かを判定し、i=imaxである場合は、ステップS116に移行し、i<imaxである場合は、ステップS114に移行する。
次に、ステップS116では、j=jmaxであるか否かを判定し、j=jmaxである場合は、処理を終了し、j<jmaxである場合は、ステップS118に移行する。
一方、ステップS114では、i=i+1に設定し、ステップS102に移行する。
一方、ステップS118では、i=0及びj=j+1に設定し、ステップS102に移行する。
ここで、再び図3を参照して、エッジ検出部152のエッジ画素の判定方法を説明する。図3(A)の点線bで囲まれた領域を拡大したのが、図3(B)であり、画素P(0,0)からP(9,9)で構成されているものとして説明する。画素P(9,0)とP(0,9)を結ぶ直線上の画素がエッジ画素となり、各々E(i,j)=Trueが設定されている。また、画素P(9,0)とP(0,9)を結ぶ直線に対し、右下の領域の画素が内部の画素であり、各々E(i,j)=Falseが設定されている。また、画素P(9,0)とP(0,9)を結ぶ直線に対し、左上の領域の画素が外部の画素であり、各々E(i,j)=Nullが設定されている。
同様に、図3(A)の点線cで囲まれた領域を拡大したのが、図3(C)であり、画素P(6,0)とP(0,6)を結ぶ直線上と、画素P(9,3)とP(3,9)を結ぶ直線上の画素がエッジ画素となり、各々E(i,j)=Trueが設定されている。また、画素P(6,0)とP(0,6)を結ぶ直線と、画素P(9,3)とP(3,9)を結ぶ直線に囲まれた画素が内部の画素となり、各々E(i,j)=Falseが設定されている。また、画素P(6,0)とP(0,6)を結ぶ直線に対し左上の領域の画素と、画素P(9,3)とP(3,9)を結ぶ直線に対し右下の領域の画素が外部の画素となり、各々E(i,j)=Nullが設定されている。
<発光時間と光量の関係>
次に、図5を参照して、発光時間と光量の関係について説明する。図5は、発光時間と光量の関係を示すグラフである。なお、図5(A1)、(B1)、(C1)において、発光時間=1Hは、1ドットの画素を印字するのに必要な時間で、光量=4Lは、発光素子110を最高輝度で発光させた場合の光量である。また、発光時間と光量の積は、どの場合でも一定の値1L×1Hとなるように設定されている。
図5(A1)では、短い発光時間である発光時間=1/4H、高い光量である光量=4Lで発光素子110を発光させる場合で、図5(A2)は、この条件で画素(0,0)に印字された1ドットを示した図である。この条件で画像の輪郭を印字すれば、鮮明な画像が得られる。
図5(B1)では、発光時間=1/2H、光量=2Lで発光素子110を発光させる場合で、図5(B2)は、この条件で画素(0,0)に印字された1ドットを模式的に示した図である。図5(B2)は、図5(A2)に比べて、印字濃度がやや薄く、さらに、発光時間が長いため縦長のドットとなる。この条件で画像の輪郭を印字するとやや不鮮明な画像となるが、画像の内部を連続して印字する分には申し分ない。
図5(C1)では、長い発光時間である発光時間=1H、低い光量である光量=1Lで発光素子110を発光させる場合で、図5(C2)は、この条件で画素(0,0)に印字された1ドットを模式的に示した図である。図5(C2)は、図5(A2)に比べて、印字濃度が薄く、さらに、発光時間が長いため縦長で画素(0,1)にまで及ぶドットとなる。この条件で画像の輪郭を印字すると不鮮明な画像となるが、画像の内部を連続して印字する分には申し分ない。
<駆動制御部の処理>
次に、図6を参照して、駆動制御部154の処理について説明する。図6は、駆動制御部154の処理を説明するフローチャートである。
先ず、ステップS200では、駆動制御を開始するエッジ検出データ164の初期位置として、i=0、j=0を設定し、ステップS202に移行する。
次に、ステップS202では、画素E(i,j)を選択し、ステップS204に移行する。
次に、ステップS204では、画素E(i,j)がエッジ画素であるか否かを判定し、エッジ画素である(True)場合は、ステップS206に移行し、画像データの内部の画素である(False)場合は、ステップS208に移行し、画像データの外部の画素である(Null)場合は、ステップS210に移行する。
次に、ステップS206では、画素P(i,j)の発光素子110に対し、光量=4L、発光時間=1/4Hを設定し、ステップS212に移行する。
一方、ステップS208では、画素P(i,j)の発光素子110に対し、光量=1L、発光時間=1Hを設定し、ステップS212に移行する。
さらに、ステップS210では、画素P(i,j)の発光素子110に対し、光量=0、発光時間=0を設定し、ステップS212に移行する。
次に、ステップS212では、i=imaxであるか否かを判定し、i=imaxである場合は、ステップS216に移行し、i<imaxである場合は、ステップS214に移行する。
次に、ステップS216では、j=jmaxであるか否かを判定し、j=jmaxである場合は、処理を終了し、j<jmaxである場合は、ステップS218に移行する。
一方、ステップS214では、i=i+1に設定し、ステップS202に移行する。
一方、ステップS218では、i=0及びj=j+1に設定し、ステップS202に移行する。
ここで、図7を参照して、駆動制御部154の発光素子110の設定方法を説明する。図7(A)の点線bで囲まれた領域を拡大したのが、図7(B1)と(B2)であり、画素P(0,0)からP(9,9)で構成されているものとして説明する。図7(B1)は、すべての画素を発光時間=1H、光量=1Lで設定した図5(C2)のドットで印字した場合を示す。図7(B1)に示すように、画素P(9,0)とP(0,9)を結ぶ直線上のエッジ画素を、各々図5(C2)のドットで印字すると、濃度が薄いため、輪郭が不鮮明になってしまう。
一方、図7(B2)は、画素P(9,0)とP(0,9)を結ぶ直線上エッジ画素を、発光時間=1/4H、光量=4Lで設定した図5(A2)のドットで印字し、その他の画素を図5(C2)で印字した場合を示す。図7(B2)に示すように、エッジ画素が鮮明となり、良好な印字結果が得られる。
同様に、図7(A)の点線cで囲まれた領域を拡大したのが、図7(C1)と(C2)である。図7(C1)は、図5(C2)のドットで印字した場合を示す。図7(C1)に示すように、画素P(6,0)とP(0,6)を結ぶ直線上のエッジ画素を、各々図5(C2)のドットで印字すると、濃度が薄いため、輪郭が不鮮明になってしまう。また、画素P(9,3)とP(3,9)を結ぶ直線上のエッジ画素を、各々図5(C2)のドットで印字すると、画素P(9,4)とP(4,9)を結ぶ直線上の画素にまで濃度が薄い印字が及んでしまうため、輪郭が不鮮明になってしまう。
一方、図7(C2)は、画素P(6,0)とP(0,6)を結ぶ直線上のエッジ画素と、画素P(9,3)とP(3,9)を結ぶ直線上のエッジ画素を、各々図5(A2)のドットで印字し、その他の画素を図5(C2)で印字した場合を示す。図7(C2)に示すように、エッジ画素が鮮明となり、良好な印字結果が得られる。
以上に述べた前記実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態では、入力された画像データにおいて、エッジ画素は、図5(A1)の条件で発光素子110を発光させ、内部の画素は、図5(C1)の条件で発光素子110を発光させれば、鮮明な輪郭の画像を得ることができ、画像内部のベタ塗りを低い光量で発光させることにより、発光素子110の劣化を抑えることが可能になる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることができる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)本発明に係る発光装置1の第1変形例について説明する。前記第1実施形態では、プリンタラインヘッドとして一つの発光装置1を使う場合について説明したが、カラープリンタのようにCMYKの各色にそれぞれプリンタラインヘッドを使う場合は、各色毎にエッジ検出と駆動制御を行えばよい。
(変形例2)本発明に係る発光装置1の第2変形例について説明する。発光装置1は、上述したプリンタラインヘッドに限らず、複数の発光素子を二次元状に配列し、画像を表示するための画素として各発光素子を使用する表示装置や、このような表示装置が組み込まれた各種の電子機器に適用することも可能である。
<画像形成装置>
次に、図8を参照して、図1に示した発光装置1を露光装置として組み込んだ画像形成装置の一例について説明する。
図8は、本画像形成装置の構成を示す縦断側面図である。この画像形成装置は、図1に示した発光装置と同様に構成された4個の有機ELアレイラインヘッド101K、101C、101M、101Yを、対応する4個の感光体ドラム41K、41C、41M、41Y(像担持体)を露光するための露光装置として各々配置したものであり、タンデム方式の画像形成装置として構成されている。なお、符号の後に付加されたK、C、M、Yは各々に黒、シアン、マゼンタ、イエローを意味し、黒、シアン、マゼンタ、イエロー用の感光体であることを示している。このことは他の部材についても同様である。
この画像形成装置は、駆動ローラ51と従動ローラ52とテンションローラ53が設けられており、テンションローラ53によりテンションを加えて張架されて、図示矢印方向(反時計方向)へ循環駆動される中間転写ベルト50を備えている。この中間転写ベルト50に対して所定間隔で配置された4個の像担持体としての外周面に感光層を有する感光体ドラム41K、41C、41M、41Yが配置される。
感光体ドラム41K、41C、41M、41Yは、中間転写ベルト50の駆動と同期して図示矢印方向(時計方向)へ回転駆動される。各感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの周囲には、それぞれ感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの外周面を一様に帯電させる帯電手段42K、42C、42M、42Y(コロナ帯電器)と、この帯電手段42K、42C、42M、42Yにより一様に帯電させられた外周面を感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの回転に同期して順次ライン走査する有機ELアレイラインヘッド101K、101C、101M、101Yが設けられている。
また、この画像形成装置は、上記有機ELアレイラインヘッド101K、101C、101M、101Yで形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像装置44K、44C、44M、44Yと、この現像装置44K、44C、44M、44Yで現像されたトナー像を一次転写対象である中間転写ベルト50に順次転写する一次転写ローラ45K、45C、45M、45Yと、転写された後に感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの表面に残留しているトナーを除去するクリーニング装置46K、46C、46M、46Yとを有している。
ここで、各有機ELアレイラインヘッド101K、101C、101M、101Yは、有機ELアレイラインヘッド101K、101C、101M、101Yのアレイ方向が感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの母線に沿うように設置される。そして、各有機ELアレイラインヘッド101K、101C、101M、101Yの発光エネルギーピーク波長と、感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの感度ピーク波長とは略一致するように設定されている。
現像装置44K、44C、44M、44Yは、例えば、現像剤として非磁性一成分トナーを用いるもので、その一成分現像剤を例えば供給ローラで現像ローラへ搬送し、現像ローラ表面に付着した現像剤の膜厚を規制ブレードで規制し、その現像ローラを感光体ドラム41K、41C、41M、41Yに接触あるいは押厚させることにより、感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの電位レベルに応じて現像剤を付着させることによりトナー像として現像するものである。
このような4色の単色トナー像形成ステーションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー像は、一次転写ローラ45K、45C、45M、45Yに印加される一次転写バイアスにより中間転写ベルト50上に順次一次転写され、中間転写ベルト50上で順次重ね合わされてフルカラーとなったトナー像は、二次転写ローラ66において用紙等の記録媒体Pに二次転写され、定着部である定着ローラ対61を通ることで記録媒体P上に定着され、排紙ローラ対62によって、装置上部に形成された排紙トレイ68上へ排出される。
なお、図8において、符号63は多数枚の記録媒体Pが積層保持されている給紙カセット、64は給紙カセット63から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップローラ、65は二次転写ローラ66の二次転写部への記録媒体Pの供給タイミングを規定するゲートローラ対、66は中間転写ベルト50との間で二次転写部を形成する二次転写手段としての二次転写ローラ、67は二次転写後に中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去するクリーニングブレードである。
本発明の実施形態に係わる発光装置の概略構成図。 制御回路の構成図。 画像データのエッジ画素の検出方法を説明する図。 エッジ検出部の処理を説明するフローチャート。 発光時間と光量の関係を示すグラフ。 駆動制御部の処理を説明するフローチャート。 駆動制御部の処理を説明する図。 発光装置を用いた画像形成装置の構成例を示す断面図。
符号の説明
1…発光装置、100…素子基板、110…発光素子、120…ドライバIC、130…FPC、140…PCB、150…制御回路、152…エッジ検出部、154…駆動制御部、160…コントローラ、162…画像データ、164…エッジ検出データ。

Claims (8)

  1. 複数の発光素子を備えた発光装置において、
    上層回路から入力された画像データから輪郭を構成するエッジ画素を検出するエッジ検出部と、
    前記エッジ画素を出力する前記発光素子に対して設定される光量値と発光時間を、前記エッジ画素以外の画素を出力する前記発光素子に対して設定される光量値よりも強い光量値、かつ、前記エッジ画素以外の画素を出力する前記発光素子に対して設定される発光時間よりも短い発光時間で駆動する駆動制御部と、を有する、
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、前記光量値と前記発光時間の積は一定である、ことを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1または2に記載の発光装置において、前記エッジ検出部は、前記画像データが複数の色から構成されている場合、各々の色毎に前記エッジ画素を検出する、ことを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の発光装置において、前記複数の発光素子が有機発光ダイオード素子である、ことを特徴とする発光装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の発光装置において、前記複数の発光素子が1ライン状に配列されている、ことを特徴とする発光装置。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載の発光装置において、前記複数の発光素子が2次元で配列されている、ことを特徴とする発光装置。
  7. 感光体と、
    前記感光体を一様に帯電させる帯電手段と、
    請求項5に記載の発光装置を備え、前記感光体を露光することにより形成対象画像の静電潜像を前記感光体上に形成する露光手段と、
    前記感光体上の静電潜像をトナー像として現像する現像手段と、
    前記感光体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段と、
    前記転写材上のトナー像を定着させる定着手段と、
    を具備する、ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6に記載の発光装置を備え、前記発光装置の各発光素子を画素として発光させて画像を表示する、ことを特徴とする表示装置。
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