JP2007048142A - 携帯電話用のゲーム機エミュレータ - Google Patents

携帯電話用のゲーム機エミュレータ Download PDF

Info

Publication number
JP2007048142A
JP2007048142A JP2005233390A JP2005233390A JP2007048142A JP 2007048142 A JP2007048142 A JP 2007048142A JP 2005233390 A JP2005233390 A JP 2005233390A JP 2005233390 A JP2005233390 A JP 2005233390A JP 2007048142 A JP2007048142 A JP 2007048142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
content
encrypted
game content
management server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005233390A
Other languages
English (en)
Inventor
Sho Kumagai
祥 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOBILE SOFTWARE MARKET KK
Original Assignee
MOBILE SOFTWARE MARKET KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MOBILE SOFTWARE MARKET KK filed Critical MOBILE SOFTWARE MARKET KK
Priority to JP2005233390A priority Critical patent/JP2007048142A/ja
Publication of JP2007048142A publication Critical patent/JP2007048142A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 ゲームコンテンツの著作権保護並びに不正使用の防止を目的とする携帯電話用のゲーム機エミュレータを提供すること。
【解決手段】 ゲーム機エミュレータは、コンテンツ管理サーバ2から複合暗号化ゲームコンテンツをダウンロードにより受け取ると共に、キー管理サーバ3から特定キーを受け取る。ゲーム選択プログラムの実行により、プレイヤによってタイトルが選択されると、ゲームコンテンツ複合化プログラムを実行し、選択されたタイトルの複合暗号化ゲームコンテンツを著作権保護のための所定の複合化方式で一次的に複合化し、一次的に複合化したゲームコンテンツを特定鍵で二次的に複合化して実行可能なゲームコンテンツに戻す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に、携帯電話においてゲームコンテンツを実行する携帯電話用のゲーム機エミュレータに関するものである。
従来、携帯電話においてゲームコンテンツを実行する携帯電話用のゲーム機エミュレータは、単にゲームコンテンツを実行するだけのものであった。従って、不正にコピーされたゲームコンテンツであっても実行できてしまうため、ゲームコンテンツを製作販売するメーカに対して大きな損害を与えることになっていた。
なお、コンピュータ環境で用いられている記憶再生ドライブ装置と、情報の編集などが容易なPCシステムにおいても、著作権保護が必要な情報が記録されている記録媒体の複製防止等のために、ODDドライブ内でのみ使用する特定情報を、コンテンツ暗号鍵の二重暗号化の鍵として用い、これにより暗号化された二重暗号化暗号鍵を記録メディアのECCブロックに記録すると共に、特定情報を暗号化した暗号化鍵を電子透かしによる記録によって、二重暗号化暗号鍵に埋め込むことによって、ODDドライブ以外での解読を不可能とする技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、携帯音楽プレーヤは、パソコンから音楽データをダウンロードする際や、ワイヤレススピーカに音楽データを転送して再生する際に、相手装置との間で音楽データの著作権保護のための認証・鍵交換手続きを行う必要がある場合には、予め用意された複数種類の機器証明書のうちから、当該データ通信に使用するプロトコルに対応するものを選択し、選択した機器証明書を使用して相手装置との間で認証・鍵交換手続きを行い、この認証・鍵交換手続きによって交換した暗号鍵を用いた暗号通信を介して相手装置との間で音楽データの転送を行うことにより、通信に使用するプロトコルの相違に応じて認証鍵・交換手続きの少なくとも一部が相違する場合にも適応することのできるようにしたデータ転送方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開2004−88540号公報 特開2002−162981号公報
そこで、本発明は、ゲームコンテンツの著作権保護並びに不正使用の防止を目的とする携帯電話用のゲーム機エミュレータを提供することにある。
請求項1に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータは、ゲームコンテンツを実行するゲーム機エミュレータを備えた携帯電話と、ゲームコンテンツを暗号化することで作成された暗号化ゲームコンテンツを複数管理するコンテンツ管理サーバと、予め定められた著作権保護のための暗号化方式において、当該暗号化方式で暗号化されたデータを複合化するための著作権保護キーを管理するキー管理サーバとを有し、前記携帯電話が前記コンテンツ管理サーバ及び前記キー管理サーバに通信接続可能であるゲームコンテンツ配給システムにおいて、上記課題を解決するために、前記暗号化ゲームコンテンツは、前記ゲームコンテンツを前記ゲーム機エミュレータに固有の特定キーで一次的に暗号化され、さらにこれが前記著作権保護のための暗号化方式で二次的に暗号化されたものであり、前記ゲーム機エミュレータは、前記特定キーと、前記コンテンツ管理サーバから少なくとも1つの前記暗号化ゲームコンテンツをダウンロードにより受け取ると共に、前記キー管理サーバから配信された前記著作権保護キーを受け取るダウンロードプログラムと、前記ダウンロードプログラムによって受け取った各暗号化ゲームコンテンツのタイトルを表示しかつ表示したタイトルのうちからいずれかのタイトルをプレイヤに選択させるゲーム選択プログラムと、前記ゲーム選択プログラムの実行により、前記プレイヤによって選択されたタイトルの暗号化ゲームコンテンツを前記著作権保護キーで前記一次的に複合化し、該一次的に複合化したゲームコンテンツを前記特定キーで二次的に複合化して実行可能なゲームコンテンツに戻すゲームコンテンツ複合化プログラムとを記憶したものであることを特徴とする。
請求項2に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータは、請求項1に係るものにおいて、前記暗号化ゲームコンテンツは、その有効期限情報が一緒にタウンロードされ、前記ゲーム機エミュレータは、前記ゲーム選択プログラムの実行により、前記プレイヤによって選択されたタイトルの暗号化ゲームコンテンツについて、前記有効期限を満たすか否かのチェックを行い、前記有効期限を満たさない場合に、当該暗号化ゲームコンテンツを消去する消去プログラムを備えたことを特徴とするものである。
請求項3に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータは、請求項1に係るものにおいて、前記携帯電話がゲーム結果を管理するゲーム結果管理サーバに通信接続可能であり、前記ゲーム機エミュレータは、前記プレイヤが前記ゲームコンテンツを行ったことによって発生するゲーム結果情報を前記ゲーム結果管理サーバに送信するゲーム結果送信プログラムを備えたことを特徴とするものである。
請求項4に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータは、請求項1に係るものにおいて、前記携帯電話は、ゲームコントローラが外部接続可能であり、前記ゲーム機エミュレータは、前記ゲームコントローラとの通信接続がなされているか否かの認証を行い、前記認証が正規と判定された場合に限り、前記ゲームコンテンツ複合化プログラムを実行することを特徴とするものである。
請求項1に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータによれば、当該ゲーム機エミュレータでのみ暗号化されたゲームコンテンツを複合化して実行可能にできるので、著作権保護を要するゲームコンテンツが違法にコピーされて他の機器で使用されることを防止でき、ゲームコンテンツの著作権を保護することができる。
請求項2に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータによれば、有効期限を満たさないゲームコンテンツが消去されるため、不必要なゲームコンテンツによるメモリの占有状態を防止できる。請求項3に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータによれば、プレイヤがゲームコンテンツを行ったことによって発生するゲーム結果情報をゲーム結果管理サーバに送信するので、ゲーム結果管理サーバにてゲーム結果を管理することができる。従って、例えば、従来よりゲームセンタ等で行われていた最高得点やプレイヤの獲得ポイントに基づいたサービスに利用できる。請求項4に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータによれば、ゲームコントローラとの通信接続が認証されない場合は、ゲームコンテンツを実行できないので、携帯電話の誤操作によるゲームの実行や正規のプレイヤ以外の他の者の携帯電話の使用によるゲームの実行を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータを使用したゲーム配給システムを説明するためのブロック図である。ゲームコンテンツ配給システム1は、基本的には、暗号化されたゲームコンテンツを登録管理するコンテンツ管理サーバ2と、予め定められた著作権保護のための暗号化方式において、当該暗号化方式で暗号化されたデータを複合化するための著作権保護キーを管理するキー管理サーバ3と、ゲームコンテンツを実行するゲーム機エミュレータを備えた携帯電話4と、これらの機器を相互に通信接続する通信事業者のオペレータネットワーク5により構成される。なお、この実施形態では、これらの機器に加えてゲーム結果を管理するゲーム結果管理サーバ6がオペレータネットワーク5を通じて携帯電話4と通信接続可能とされている。
コンテンツ管理サーバ2には、複数のゲームコンテンツ(所謂、アプリ、ゲームプログラム)が暗号化された形式で登録記憶されている。図2は、コンテンツ管理サーバ2に登録管理されるゲームコンテンツの暗号化と暗号化されたゲームコンテンツの複合化を説明する図である。まず、オリジナル(ゲーム機エミュレータにより実行可能な状態を指す)のゲームコンテンツをエミュレータ固有情報キー(請求項1に記載のゲーム機エミュレータに固有の特定キー)を用いた暗号化プログラムにより一次的に暗号化する。次に、一次的に暗号化したゲームコンテンツを、予め定められた著作権保護のための暗号化方式で二次的に暗号化し、暗号化ゲームコンテンツを作成する。
上記著作権保護のための暗号化方式は、例えば、OMA DRM(Open Mobile Alliance Digital Rights Management)の規格に従って暗号化される。なお、OMA DRMは、アメリカのOpen Mobile Alliance Ltd.が策定した携帯端末向けサービスの共通仕様である。作成された暗号化ゲームコンテンツは、コンテンツ管理サーバ2に管理登録される(図1参照)。また、暗号化ゲームコンテンツを複合化するために用いられる著作権保護キー(秘密鍵)は、暗号化ゲームコンテンツ毎に対応付けされてキー管理サーバ3に登録される(図1参照)。
以上のように構成されたゲームコンテンツ配給システム1における、携帯電話4のゲーム機エミュレータによるゲームのダウンロードとゲームの実行について説明する。なお、本発明のゲーム機エミュレータは、携帯電話4に設けられた制御部(CPU、メモリ、インターフェイス等)が実行するプログラム手段で構成されているものである。携帯電話4における所定のボタン操作により、ゲーム機エミュレータ(以下、単にエミュレータという)を起動する。図6は、エミュレータによって実行される処理のメインフローチャートである。まず、エミュレータが起動すると、図3に示すようなゲームメニュー画面が表示される(ステップS01)。ゲームメニュー画面には、選択可能とされたメニューとして、「ゲームのダウンロード」と「ゲーム開始」とが表示されている。プレイヤは、ゲームメニュー画面を見ながら携帯電話4の十字キーを操作して所望のメニュー項目を選択する。「ゲームのダウンロード」が選択された場合には(ステップS02をYES)、エミュレータはダウンロード処理に進む。
図7は、エミュレータによって実行されるダウンロード処理のサブルーチンを示すフローチャートである。エミュレータは、コンテンツ管理サーバ2に対して端末固有情報及びダウンロード要求を送信する(ステップS31)。前記端末固有情報(デジタル証明書)は、コンテンツ管理サーバ2との間で認証に用いられるものである。図9は、コンテンツ管理サーバ2が実行する処理のメインルーチンのフローチャートである。
コンテンツ管理サーバ2は、処理を開始すると、ダウンロード要求があるか否かを判別しており(ステップA01)、ダウンロード要求がない場合はステップA01を繰り返して携帯電話4によるダウンロード要求を待つ。コンテンツ管理サーバ2は、ダウンロード要求があると、ステップA01をYESと判別し、ダウンロード要求した相手の携帯電話に、図4に示すようなダウンロードメニュー画面を送信し(ステップA02)、ステップA03に進む。
一方、携帯電話4のエミュレータは、ダウンロード要求を送信すると、ゲームサーバからデータ送信があるか否かを判別しており(ステップS32)、コンテンツ管理サーバ2からダウンロードメニュー画面が送信されると、ダウンロードメニュー画面を受信し(ステップS33)、表示画面にダウンロードメニュー画面を表示する(ステップS34)。
図4に示すように、ダウンロードメニュー画面には、ダウンロード可能なゲームのタイトルが一覧表示されており、プレイヤは十字キーを操作して希望のゲームタイトルを選択する。なお、図4では、ダウンロード可能なゲームとして、例えば、「ゲーム1」、「ゲーム2」、「ゲーム3」、「ゲーム4」の4種類が選択可能である例を示している。エミュレータは、ダウンロードメニュー画面においてゲームタイトルが選択されたか否かを判別しており(ステップS35)、プレイヤによりゲームタイトルが選択されると、ステップS35をYESと判断してステップS36に進み、選択入力されたゲームタイトルをコンテンツ管理サーバ2に送信する(ステップS36)。
コンテンツ管理サーバ2は、ダウンロードメニュー画面を送信すると、ステップA03にてデータ送信ありか否かを判別しており、相手の携帯電話からダウンロードメニュー画面において入力されたゲームタイトルの送信があると(ステップA03をYES)、選択されたゲームタイトルに対応する暗号化ゲームコンテンツを相手の携帯電話にダウンロードする(ステップA04)。
エミュレータは、コンテンツ管理サーバ2から暗号化ゲームコンテンツが送信されると、暗号化ゲームコンテンツをダウンロードし(ステップS37)、ダウンロードが終了したか否かを判別する(ステップS38)。エミュレータは、ダウンロードが終了するまで、ステップS37、ステップS38をNOと判断する処理を繰り返す。暗号化ゲームコンテンツのダウンロードが終了すると(ステップS38をYES)、ステップS39に進み、ダウンロードした暗号化ゲームコンテンツをメモリの所定のゲームコンテンツの記憶領域に格納する。また、ゲームタイトルもメモリの所定のゲームタイトルの記憶領域に格納する。エミュレータはステップS40に進む。
エミュレータは、ステップS40に進むと、キー管理サーバ3に対して端末固有情報、ダウンロードしたゲームタイトル及びキー要求を送信する(ステップS40)。前記端末固有情報(デジタル証明書)は、キー管理サーバ3との間で認証に用いられるものである。図10は、キー管理サーバ3が実行する処理のメインルーチンのフローチャートである。
キー管理サーバ3は、処理を開始すると、キー要求があるか否かを判別しており(ステップB01)、キー要求がない場合はステップB01を繰り返して携帯電話4によるキー要求を待つ。キー管理サーバ3は、キー要求があると、ステップB01をYESと判別し、キー要求した相手の携帯電話に、送信されたゲームタイトルに対応する著作権保護キーを相手の携帯電話に送信する(ステップB02)。
エミュレータは、キー要求を送信すると、ステップS41にてデータ送信ありか否かを判別しており、キー管理サーバ3から著作権保護キーの送信があると、ステップS41をYESと判断し、著作権保護キーを受信し(ステップS42)、受信した著作権保護キーをダウンロードした暗号化ゲームコンテンツに対応付けしてメモリに記憶し(ステップS43)、ダウンロード処理を抜けてメインルーチンに戻る。
以上のようにしてダウンロードしたゲームを開始するには、プレイヤは、ゲームメニュー画面を見ながら携帯電話4の十字キーを操作して「ゲームの開始」を選択する。「ゲームの開始」が選択された場合(ステップS03をYES)、エミュレータはゲーム処理に進む。
図8は、エミュレータによって実行されるゲーム処理のサブルーチンを示すフローチャートである。エミュレータは、まず、メモリに記憶されているゲームタイトルを読み出して、図5に示すようなゲーム選択メニュー画面においてゲームのタイトルを表示する(ステップS11)。ゲーム選択メニュー画面には、登録記憶されているゲームのタイトルが一覧表示されており、プレイヤは十字キーを操作して希望のゲームタイトルを選択する。なお、図5では、登録されているゲームとして、例えば、「ゲーム1」、「ゲーム2」、「ゲーム3」、「ゲーム4」の4種類が選択可能である例を示している。エミュレータは、ゲーム選択メニュー画面においてゲームタイトルが選択されたか否かを判別しており(ステップS12)、プレイヤによりゲームタイトルが選択されると、ステップS12をYESと判断してステップS13に進み、選択入力されたゲームタイトルに対応する暗号化ゲームコンテンツをメモリのワークエリアに読み出す(ステップS13)。
次いで、ステップS14にて、暗号化コンテンツを利用できるか否かを規定する有効期限(例えば、利用期間または利用回数)を満たすか否かを判別する(ステップS14)。当該有効期限は、前述のOMA DRMが著作権保護の目的のために設けているもので、暗号化ゲームコンテンツのダウンロードと共にその有効期限情報が一緒にタウンロードされる。エミュレータは、有効期限を満たしていない場合、ステップS14をNOと判断してステップS12に戻る。従って、暗号化コンテンツを利用できるか否かを規定する有効期限を満たしていない場合(例えば、利用期間を過ぎてしまった場合とか、決められた利用回数だけ利用してしまって利用可能な回数が0回となってしまった場合)、選択したゲームタイトルのゲームコンテンツを実行することはできない。
一方、有効期限を満たしている場合、エミュレータは、ステップS14をYESと判断してステップS15に進み、選択されたゲームタイトルに対応する著作権保護キー(メモリに記憶)を読み出し、この著作権保護キーにより暗号化コンテンツを一次的に複合化する(ステップS15)。なお、著作権保護キーを用いて一次的に複合化したゲームコンテンツは、メモリのワークエリアの所定領域(一次複合化ゲームコンテンツ領域)に書き込まれる。
次いで、エミュレータは、一次的に複合化したゲームコンテンツをエミュレータ固有情報キー(請求項1の特定キー)を用いて二次的に複合化する。即ち、エミュレータ固有情報キーを用いて実行可能なゲームコンテンツに戻す(ステップS16)。なお、特定キーを用いて実行可能な状態に複合化したゲームコンテンツは、メモリのワークエリアの所定領域(実行ゲームコンテンツ領域)に書き込まれる。
次に、エミュレータは、メモリの実行ゲームコンテンツ領域に書き込んだゲームコンテンツを実行する(ステップS17)。これによって、ゲームコンテンツに基づくゲームが表示画面上で実現される。ステップS17の処理動作は、ゲームオーバー又はゲームクリア条件になるまで繰り返される。ゲームオーバー又はゲームクリア条件になると、ステップS18においてゲーム終了と判定され(ステップS18をYES)、ステップS19に進み、有効期限をメモリに更新記憶し(ステップS19)、例えば、有効期限が期間(例えば30日間)ならば日数データを更新(1日分減らす等)、また、有効期限が回数(例えば30回)ならば利用可能回数データを更新(1回分減らす等)、ゲーム処理を抜けてメインルーチンに戻る。
従って、暗号化コンテンツを利用できるか否かを規定する有効期限を満たしている場合、選択したゲームタイトルのゲームコンテンツを実行してゲームを行うことができる。また、当該ゲームエミュレータでのみ暗号化されたゲームコンテンツを複合化して実行可能にできるので、著作権保護を要するゲームコンテンツが違法にコピーされて他の機器で使用されることを防止でき、ゲームコンテンツの著作権を保護することができる。
以上に説明した本発明の携帯電話用のゲーム機エミュレータには、図8に示したゲーム処理に以下の処理構成を追加することができる。ステップS14において、暗号化コンテンツを利用できるか否かを規定する有効期限を満たしていない場合、ステップS14をNOと判断してステップS20に進み、有効期限を満たしていない暗号化ゲームコンテンツをメモリから削除する(ステップS20)。また、ゲームタイトルも一緒にメモリから削除する。そして、ステップS11に戻り、再度、ゲーム選択メニュー画面においてゲームのタイトルを表示する(ステップS11)(図11参照)。この構成によれば、有効期限を満たさないゲームコンテンツが消去されるため、不必要なゲームコンテンツによるメモリの占有状態を防止することができる。
また、ステップS19の処理に続いて、ゲーム結果をゲーム結果管理サーバ6に送信する(ステップS21)(図12参照)。この構成とすれば、プレイヤがゲームコンテンツを行ったことによって発生するゲーム結果情報をゲーム結果管理サーバに送信するので、ゲーム結果管理サーバにてゲーム結果を管理することができる。従って、例えば、従来よりゲームセンタ等で行われていた最高得点やプレイヤの獲得ポイントに基づいたサービスに利用できる。
ステップS14において、暗号化コンテンツを利用できるか否かを規定する有効期限を満たしていた場合、ステップS14をYESと判断してステップS22に進み、エミュレータがゲームコントローラに接続されているか否かを判別する(ステップS22)。ゲームコントローラに接続されていない場合、ステップS22をNOと判断し、ステップS12に戻る。一方、ゲームコントローラに接続されている場合、ステップS22をYESと判断し、ステップS15に進み、暗号化ゲームコンテンツを複合化を行うようにする(図13参照)。
なお、エミュレータとゲームコントローラとが接続されているか否かを判断する具体的な構成は、図14に示すように、携帯電話4のエミュレータとゲームコントローラとを、例えば、Bluetooth(登録商標)のような無線通信機能で接続する構成とし、Bluetooth上で相手装置が認証されるか否かを判別し、認証された場合に接続されているものと判断する。この構成とすると、ゲームコントローラとの通信接続が認証されない場合は、ゲームコンテンツを実行できないので、携帯電話の誤操作によるゲームの実行や正規のプレイヤ以外の他の者の携帯電話の使用によるゲームの実行を防止することができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話用のゲーム機エミュレータを使用したゲーム配給システムを説明するためのブロック図である。 コンテンツ管理サーバに登録管理されるゲームコンテンツの暗号化と暗号化されたゲームコンテンツの複合化を説明する図である。 実施形態におけるゲームメニュー画面の一例を示す図である。 実施形態におけるダウンロードメニュー画面の一例を示す図である。 実施形態におけるゲーム選択メニュー画面の一例を示す図である。 ゲーム機エミュレータによって実行される処理のメインフローチャートである。 ゲーム機エミュレータによって実行されるダウンロード処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 ゲーム機エミュレータによって実行される(第1実施形態の)ゲーム処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 コンテンツ管理サーバが実行する処理のメインルーチンのフローチャートである。 キー管理サーバが実行する処理のメインルーチンのフローチャートである。 ゲーム機エミュレータによって実行される第2実施形態のゲーム処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 ゲーム機エミュレータによって実行される第3実施形態のゲーム処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 ゲーム機エミュレータによって実行される第4実施形態のゲーム処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 エミュレータとゲームコントローラとの通信接続を示す図である。
符号の説明
1 ゲーム配給システム
2 コンテンツ管理サーバ
3 キー管理サーバ
4 携帯電話
5 オペレータネットワーク
6 ゲーム結果管理サーバ

Claims (4)

  1. ゲームコンテンツを実行するゲーム機エミュレータを備えた携帯電話と、ゲームコンテンツを暗号化することで作成された暗号化ゲームコンテンツを複数管理するコンテンツ管理サーバと、予め定められた著作権保護のための暗号化方式において、当該暗号化方式で暗号化されたデータを複合化するための著作権保護キーを管理するキー管理サーバとを有し、前記携帯電話が前記コンテンツ管理サーバ及び前記キー管理サーバに通信接続可能であるゲームコンテンツ配給システムにおいて、
    前記暗号化ゲームコンテンツは、前記ゲームコンテンツを前記ゲーム機エミュレータに固有の特定キーで一次的に暗号化され、さらにこれが前記著作権保護のための暗号化方式で二次的に暗号化されたものであり、
    前記ゲーム機エミュレータは、前記特定キーと、前記コンテンツ管理サーバから少なくとも1つの前記暗号化ゲームコンテンツをダウンロードにより受け取ると共に、前記キー管理サーバから配信された前記著作権保護キーを受け取るダウンロードプログラムと、前記ダウンロードプログラムによって受け取った各暗号化ゲームコンテンツのタイトルを表示しかつ表示したタイトルのうちからいずれかのタイトルをプレイヤに選択させるゲーム選択プログラムと、前記ゲーム選択プログラムの実行により、前記プレイヤによって選択されたタイトルの暗号化ゲームコンテンツを前記著作権保護キーで前記一次的に複合化し、該一次的に複合化したゲームコンテンツを前記特定キーで二次的に複合化して実行可能なゲームコンテンツに戻すゲームコンテンツ複合化プログラムとを記憶したものであることを特徴とする携帯電話用のゲーム機エミュレータ。
  2. 前記暗号化ゲームコンテンツは、その有効期限情報が一緒にタウンロードされ、前記ゲーム機エミュレータは、前記ゲーム選択プログラムの実行により、前記プレイヤによって選択されたタイトルの暗号化ゲームコンテンツについて、前記有効期限を満たすか否かのチェックを行い、前記有効期限を満たさない場合に、当該暗号化ゲームコンテンツを消去する消去プログラムを備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話用のゲーム機エミュレータ。
  3. 前記携帯電話がゲーム結果を管理するゲーム結果管理サーバに通信接続可能であり、前記ゲーム機エミュレータは、前記プレイヤが前記ゲームコンテンツを行ったことによって発生するゲーム結果情報を前記ゲーム結果管理サーバに送信するゲーム結果送信プログラムを備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話用のゲーム機エミュレータ。
  4. 前記携帯電話は、ゲームコントローラが外部接続可能であり、前記ゲーム機エミュレータは、前記ゲームコントローラとの通信接続がなされているか否かの認証を行い、前記認証が正規と判定された場合に限り、前記ゲームコンテンツ複合化プログラムを実行することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話用のゲーム機エミュレータ。
JP2005233390A 2005-08-11 2005-08-11 携帯電話用のゲーム機エミュレータ Pending JP2007048142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233390A JP2007048142A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 携帯電話用のゲーム機エミュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233390A JP2007048142A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 携帯電話用のゲーム機エミュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007048142A true JP2007048142A (ja) 2007-02-22

Family

ID=37850904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005233390A Pending JP2007048142A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 携帯電話用のゲーム機エミュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007048142A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087085A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp コンテンツエミュレーション装置及びコンテンツエミュレーション方法
JP2015016357A (ja) * 2014-09-24 2015-01-29 株式会社スクウェア・エニックス ゲーム装置及びゲームプログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001142857A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 True Creations:Kk 配信システムおよび暗号生成装置
JP2002027038A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Sony Corp 携帯端末装置、携帯電話機及びデータ処理方法
JP2002077130A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Sanyo Electric Co Ltd 携帯端末及び情報配信システム
JP2002219274A (ja) * 2000-11-21 2002-08-06 Sony Computer Entertainment Inc 端末装置、遊技方法のコンピュータプログラム、遊技方法のコンピュータプログラムが記録された記録媒体、及びネットゲームシステム
JP2002237812A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Sega Corp 秘匿データ通信方法
JP2002261743A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ配信システム及びマルチメディア端末及びコンテンツサーバ及び携帯電話端末
JP2003046497A (ja) * 1994-10-28 2003-02-14 Sony Corp 有料コンテンツ信号処理装置、システム及び方法
JP2003186751A (ja) * 2001-12-13 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信システムに用いるコンテンツサーバ、並びにコンテンツ記録再生装置
JP2003195969A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Toshihiro Handa ネットワークを介したゲームソフト配信管理システム及び方法
JP2004072312A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Planet:Kk 移動体通信端末を用いた認証方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003046497A (ja) * 1994-10-28 2003-02-14 Sony Corp 有料コンテンツ信号処理装置、システム及び方法
JP2001142857A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 True Creations:Kk 配信システムおよび暗号生成装置
JP2002027038A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Sony Corp 携帯端末装置、携帯電話機及びデータ処理方法
JP2002077130A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Sanyo Electric Co Ltd 携帯端末及び情報配信システム
JP2002219274A (ja) * 2000-11-21 2002-08-06 Sony Computer Entertainment Inc 端末装置、遊技方法のコンピュータプログラム、遊技方法のコンピュータプログラムが記録された記録媒体、及びネットゲームシステム
JP2002237812A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Sega Corp 秘匿データ通信方法
JP2002261743A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ配信システム及びマルチメディア端末及びコンテンツサーバ及び携帯電話端末
JP2003186751A (ja) * 2001-12-13 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信システムに用いるコンテンツサーバ、並びにコンテンツ記録再生装置
JP2003195969A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Toshihiro Handa ネットワークを介したゲームソフト配信管理システム及び方法
JP2004072312A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Planet:Kk 移動体通信端末を用いた認証方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087085A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp コンテンツエミュレーション装置及びコンテンツエミュレーション方法
JP2015016357A (ja) * 2014-09-24 2015-01-29 株式会社スクウェア・エニックス ゲーム装置及びゲームプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7930558B2 (en) Data recorder restoring original data allowed to exist only uniquely
TWI308306B (en) Digital work protection system, record/playback device, recording medium device, and model change device
JP4687703B2 (ja) 記録システム、情報処理装置、記憶装置、記録方法及びプログラム
JP4795727B2 (ja) コンテンツの利用端末を制限する方法、記憶装置およびシステム
US20050076208A1 (en) Data terminal capable of transferring ciphered content data and license acquired by software
US7984506B2 (en) Digital right management system, content server, and mobile terminal
US20030177379A1 (en) Storing device allowing arbitrary setting of storage region of classified data
US20050120232A1 (en) Data terminal managing ciphered content data and license acquired by software
US20030009667A1 (en) Data terminal device that can easily obtain content data again, a program executed in such terminal device, and recording medium recorded with such program
JP2004139433A (ja) 端末装置とこの装置で使用する記録媒体、及びコンテンツ管理システムとその管理サーバ
US20150287432A1 (en) Server device, playback device and content distribution system
US8997216B2 (en) Recording medium apparatus and control method for authenticating a device based on a revocation list
EP1585249A1 (en) Content reproduction device, license issuing server, and content reproduction system
US20050138400A1 (en) Digital content protection method
KR20080093312A (ko) 사용 이력 기반의 drm 컨텐츠 관리 방법 및 이를이용하는 휴대 단말기
JP4287097B2 (ja) デジタル著作物保護システム、記録再生装置、記録媒体装置及び機種変更装置
JP2007043389A (ja) 情報管理方法、情報管理システム、情報管理用サーバ装置及び記録媒体
JPWO2007142072A1 (ja) 端末装置及びこれを備えたデータ管理システム
JP2007243703A (ja) 携帯端末
JP2007048142A (ja) 携帯電話用のゲーム機エミュレータ
JP2007528527A (ja) ライセンス情報管理装置およびライセンス情報管理方法
WO2010134517A1 (ja) リムーバブル記憶メディアの閲覧・視聴システム
JP2004240959A (ja) コンテンツ再生装置、ライセンス発行サーバ及びコンテンツ再生システム
JP2003124922A (ja) 著作物データ配信システム、電子機器、サーバ端末、著作物データの再生制御方法、プログラムおよび記録媒体
JP2004246431A (ja) コンテンツ保護システム、コンテンツ保護方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061204

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110405