JP2007047899A - 自動販売機 - Google Patents

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Riichi Sawano
理一 澤野
Toshiaki Tsuchiya
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】 複数の商品室に仕切る仕切り板と、該仕切り板を貫通する配線束とを有しながら、該商品室間の空気の移動を抑制する自動販売機を提供する。
【解決手段】 仕切り板3の前端面30に開口する切欠部33が形成され、配線束22を気密的に包囲するスポンジ状部材40が切欠部33に充填され、前端面30に設置された押え板50によって押さえられている。パッキン34が前端面30の全長にわたって配置され、押え板50が設置される範囲を除いて両面接着テープ35によって接着固定され、補助パッキン54が押え板50の前面に両面接着テープ55によって接着固定されている。よって、内扉が閉じた際、パッキン34および補助パッキン54は内扉と仕切り板3との間に挟圧され、空気の移動が抑制される。また、補助パッキン54を複数列にしたり、より厚くしたりして、空気の移動をさらに抑制する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、自動販売機、特に、容器入り飲料商品を加熱、あるいは冷却して販売する自動販売機に関する。
図8〜図10は、それぞれ従来の自動販売機の構成を説明する模式図であって、図8は全体の正面視の断面図、図9は全体の側面視の断面図、図10は仕切り板の斜視図および部分断面図である。
図8および図9において、自動販売機(以下「自販機」と称す)900は、商品収納庫2と、機械室20と、電装品収納室21を有する本体筐体1によって形成されている。
商品収納庫2は、商品を補充する時に開閉する商品補充扉4と、商品収納庫2と外気を遮断するための内扉5と、収納する商品Sのサンプル等を陳列する前扉6と、を有している。また、商品収納庫2は、仕切り板3によって複数の商品室7A、7B、7C(以下、まとめて「商品室7」と総称する場合がある)に仕切られている。
なお、仕切り板3は、本体筐体1の前面から背面に向かう方向で底板23に設置されたレール(図示しない)上に取り付けられ、天井24にネジ止めして固定されている。そして仕切り板3の背面側の端面(以下「後端面」と称す)は本体筐体1の内側壁に当接し、前面側の端面(以下「前端面」と称す)30は、商品補充扉4および内扉5が閉じられた際、その内面に当接する。
商品室7には、商品Sを収納するための商品収納ラック8と、商品収納ラック8から落下した商品Sを取り出すための商品取り出し口9(内扉5に設けられた開口部に同じ)と、商品収納ラック8から落下した商品Sを商品取り出し口9まで誘導する商品誘導板10と、が設けられている。
また、商品室7の商品誘導板10の下方で底板23の上方が庫内部品収納室11であって、庫内部品収納室11には、冷却ユニットの蒸発器12と、商品Sを加熱するためのヒータ13と、蒸発器12やヒータ13の熱を商品に伝達するための庫内ファン14と、庫内ファン14を固定するためのシュラウド15と、庫内風洞16と、庫内温度をセンシングする庫内温度センサー17と、が配置されている。
そして、商品室7の背面には、商品室7の上方の庫内空気を吸い込んで、庫内部品収納室11(蒸発器12等)に吹き出すための背面ダクト18が設置されている。
さらに、商品収納庫2の下方には、冷却ユニットのコンデンシングユニット19を収容するための機械室20、および電装品(図示しない)を収納するための電装品収納室21が配置されている。そして、電装品収納室21に収納された電装品(図示しない)と庫内部品収納室11に配置されたヒータ13等の各庫内部品とは配線束22によって連結され、電力や制御信号等が伝送されている。
図10において、仕切り板3は、表面をクラフトグレー印刷した板状の断熱材31と、板状の断熱材31に両面接着テープで固定された破損防止用板金32と、前端面30に設けられたパッキン34と、前端面30に開口する切欠部33と、を有している。そして、切欠部33を配線束22が貫通している。このとき、配線束22は部分的にスポンジ状部材40によって把持され、スポンジ状部材40は押え板50によって切欠部33に押し込まれて切欠部33に充満している。なお、押え板50はネジ(図示しない)によって仕切り板3に固定され、切欠部33の開口部を塞いでいる。
したがって、商品室7A、7B、7C毎に定めたコールドまたはホット販売モードに合わせて冷却・加熱を行う。たとえば、商品室7Aおよび7Bをコールド販売モードに、商品室7Cをホット販売モードにする場合(いわゆる「CCH販売モード」に同じ)、商品室7Aおよび7Bでは、蒸発器12を冷却し、蒸発器12に空気を送風して熱交換を行い、熱交換後の空気を商品Sに送風することで、商品収納ラック8に収納された商品Sの冷却を行う。一方、商品室7Cでは、ヒータ13を運転して、ヒータ13に空気を送風して熱交換を行い、熱交換後の空気を商品Sに送風することで、商品収納ラック8に収納された商品Sの加熱を行う。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−70589号公報(第6頁、図17)
前述のように、仕切り板3は断熱材31で構成され、内扉5が接する前端面30にはパッキン34が両面接着テープ35によって接着固定されているため、商品室7を断熱的に仕切るものである。
しかしながら、メインテナンス等で配線束22を移動させる場合、押え板50を仕切り板3から一時的に撤去する必要があるため、パッキン34を押え板50に接着固定することができない。すなわち、両面接着テープ35は、押え板50が固定される位置(切欠部33の位置に略相当する)よりも上の範囲(位置「A」と位置「B」との間に同じ)に限り、パッキン34を仕切り板3に接着固定するものの、これを除く範囲(位置「B」と位置「C」との間に同じ)ではパッキン34はフリーの状態になっている。
このため、内扉5を閉める際のパッキン34の姿勢によっては、パッキン34と押え板50との間に隙間Gが出来てしまい、隣り合う商品室7間で空気の出入りが発生する(図10の(b)参照)。
特に、隣接する商品室7の一方がホット販売モード(加熱運転)で他方がコールド販売モード(冷却運転)の場合、加熱された空気と冷却された空気が隙間Gから相互に出入りして消費電力が増加するという問題があった。
また、自動販売機900はこのような空気の出入りがないことを前提に商品Sの温度が設定温度範囲内になるように調整されているため、ホット販売モードの商品室7に隣接するコールド販売モードの商品室7から、冷却された空気が侵入すると、加熱側の商品Sが冷却されて設定範囲外になるおそれ、あるいは、コールド販売モードの商品室7に隣接するホット販売モードの商品室7から、加熱された空気が侵入すると、冷却側の商品Sが加熱されて設定範囲外になるおそれがあるという問題があった。
本発明は、前記商品室間の空気の移動を抑制することによって、消費電力の低減、並びに、商品温度の調整精度の向上を可能にする自動販売機を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る自動販売機は、前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、該仕切り板を貫通して配置された配線束と、前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有するものであって、
前記仕切り板が、前端面30に開口する切欠部と、該切欠部の開口部を覆う押え板と、前記切欠部に充填された切欠部シール部材と、前端面30の前記押え板を除く範囲に接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、を有し、
前記配線束が前記切欠部シール部材を貫通すると共に、前記押え板に前記内扉に当接自在な押え板シール部材が設置されることを特徴とする。
(2)また、前記内扉が開いた状態で、前記押え板シール部材の前縁部が前記仕切り板シール部材の前縁部よりも前面側に突出することを特徴とする。
(3)また、前記内扉が閉じた状態で、前記押え板シール部材の側部と前記仕切り板シール部材の側部とが近接または当接することを特徴とする。
(4)さらに、本発明に係る自動販売機は、前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、該仕切り板を貫通して配置された配線束と、前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有するものであって、
前記仕切り板が、前端面30の全長にわたって接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な仕切り板側コネクタとを有することを特徴とする。
(5)また、前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、該仕切り板を貫通して配置された配線束と、前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有するものであって、
前記仕切り板が、前端面30の全長にわたって接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、気密的に貫通する引き出し用配線束と、を有し、
該引き出し用配線束に前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な仕切り板側コネクタが設置されることを特徴とする。
(6)さらに、本発明に係る自動販売機は、前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、該仕切り板を貫通して配置された配線束と、前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有するものであって、
前記仕切り板が、前端面30に開口する切欠部と、該切欠部に気密的に設置された配線ブロックと、前端面30の前記配線ブロックを除く範囲および前記配線ブロックの前端面30に接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、を有し、
該配線ブロックに前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な配線ブロック側コネクタが設置されることを特徴とする。
(7)また、前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、該仕切り板を貫通して配置された配線束と、前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有するものであって、
前記仕切り板が、前端面30に開口する切欠部と、該切欠部に気密的に設置された配線ブロックと、前端面30の前記配線ブロックを除く範囲および前記配線ブロックの前端面30に接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、を有し、
該配線ブロックに気密的に貫通する引き出し用配線束が設置され、該引き出し用配線束に前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な配線ブロック側コネクタが設置されることを特徴とする。
(1)本発明に係る自動販売機は、切欠部シール部材、仕切り板シール部材および押え板シール部材を具備するため、配線束と仕切り板との隙間が切欠部シール部材によってシールされ、さらに、仕切り板シール部材の一部が仕切り板から遊離して隙間が生じた場合であっても、該隙間が押え板シール部材によってシールされるから、商品室間の空気の移動が抑制される。
(2)また、押え板シール部材の前縁部が仕切り板シール部材の前縁部よりも前面側に突出しているため、押え板シール部材の方が仕切り板シール部材よりも優先的に内扉に押圧されるから、内扉と仕切り板との間のシール性が向上し、商品室間の空気の移動が抑制される。
(3)また、押え板シール部材の側部と仕切り板シール部材の側部とが近接または当接するため、互いに近接した複数列のシールまたは幅の広いシールが設置された場合と同様の効果が得られるから、内扉と仕切り板との間のシール性が向上し、商品室間の空気の移動が抑制される。
(4)さらに、本発明に係る自動販売機は、配線束が仕切り板を貫通しないため、配線束と仕切り板との間に隙間が生じることがなく、また、仕切り板シール部材が仕切り板の前端面30の全長にわたって接着固定されているため、仕切り板シール部材の一部が仕切り板から遊離して隙間が生じることがないから、商品室間の空気の移動が抑制される。
(5)また、引き出し用配線束が仕切り板に埋め込まれ、配線束が仕切り板を貫通しないため、配線束と仕切り板との間に隙間が生じることがなく、また、仕切り板シール部材が仕切り板の前端面30の全長にわたって接着固定されているため、仕切り板シール部材の一部が仕切り板から遊離して隙間が生じることがないから、商品室間の空気の移動が抑制される。
(6)さらに、本発明に係る自動販売機は、配線ブロックが仕切り板の切欠部を密閉し、配線束が仕切り板または配線ブロックを貫通しないため、配線束と仕切り板または配線ブロックとの間に隙間が生じることがなく、また、仕切り板シール部材が仕切り板および配線ブロックの前端面30に接着固定されているため、仕切り板シール部材の一部が仕切り板または配線ブロックから遊離して隙間が生じることがないから、商品室間の空気の移動が抑制される。
(7)また、配線ブロックが仕切り板の切欠部を密閉し、引き出し用配線束が配線ブロックに埋め込まれ、配線束が仕切り板または配線ブロックを貫通しないため、配線束と仕切り板または配線ブロックとの間に隙間が生じることがなく、また、仕切り板シール部材が仕切り板および配線ブロックの前端面30に接着固定されているため、仕切り板シール部材の一部が仕切り板または配線ブロックの前端面30から遊離して隙間が生じることがないから、商品室間の空気の移動が抑制される。
以下、本発明の実施の形態に係る自動販売機を、図面に基づいて説明する。なお、従来の自動販売機(図7〜10参照)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、以下の説明は、3つの商品室を有する、傾斜した「シュータ」を商品誘導板とする自動販売機を例にしているが、本発明はこれに限定するものではなく、4室以上の商品室を有するもの、あるいは、略水平に配置されたコンベアを商品誘導板とするものであってもよい。また、以下の各図において同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る自動販売機における仕切り板の構成を示す模式図であって、(a)は全体斜視図、(b)および(c)はこれを構成する部材の斜視図である。
図1の(a)において、自動販売機(図示しない)に設置される仕切り板3には前端面30に開口した切欠部33が形成され、前端面30の全長にわたって仕切り板シール部材(以下「パッキン」と称す)34が配置されている。パッキン34は、仕切り板3の前端面30の位置「A」と位置「B」との間(以下「範囲A−B」と称す)に両面接着テープ35によって仕切り板3に接着固定されている。範囲A−Bは、仕切り板3の前端面30の全長から後記押え板50が設置される範囲を除いた範囲に相当している。
図1の(b)において、配線束22は配線束シール材(以下「スポンジ状部材」と称す)40によって把持されている。なお、スポンジ状部材40は、気密性ないし難通気性(以下「気密性」と総称する)であって、切欠部33の容積よりも大きな容積を具備し、収縮自在である。
図1の(c)において、押え板50は、断面U字状に成形された板材であって、切欠部33の開口部を覆う大きさを有し、仕切り板3に設置する際、ネジ(図示しない)が貫通するネジ固定用穴51が設けられている。
そして、押え板50を仕切り板3に設置した際、前面側になる面に押え板シール部材(以下「補助パッキン」と称す)54が両面接着テープ55によって接着固定されている。補助パッキン54は押え板50よりも上下方向で長い構成になっている。なお、接着固定は両面接着テープ55によるものに限定するものではなく、接着剤等何れによってもよい。
図2は、本発明の実施形態1に係る自動販売機における仕切り板の構成を模式的に示す全体斜視図である。図2において、配線束22を把持したスポンジ状部材40が切欠部33に充満し、押え板50によって押さえ付けられている。このとき、スポンジ状部材40自体が気密性を有し、配線束22および切欠部33に気密的に密着しているから、配線束22は仕切り板3を気密的に貫通していることになる。
図3は、図2に示す仕切り板の部分断面図である。図3の(a)は、内扉5を閉じた際の切欠部33の位置における断面を示している。パッキン34および補助パッキン54は、その前縁が内扉5に当接し、内扉5と押え板50との間で挟圧されている。したがって、商品室7間で空気の移動が抑制されることになる。
さらに、仮に、パッキン34の仕切り板3に接着固定されていない範囲(範囲B−Cに同じ)の一部が押え板50から遊離して隙間Gが生じたとしても、当該範囲においては、仕切り板3に接着固定された補助パッキン54が内扉5に当接しているから、商品室7間で空気の移動が抑制されている。
図3の(b)は、内扉5を閉じた際の押え板50の少し上の位置における断面を示している。補助パッキン54の上端(位置「D」にて示す)は、パッキン34の仕切り板3に接着固定されている範囲(位置「B」よりも上の範囲に同じ)に到達しているから、両者が並行する範囲(D−Bの範囲に同じ)では、空気の流路抵抗が大きくなっている。
さらに、補助パッキン54の前縁がパッキン34の前縁よりも前面側に突出する(補助パッキン54の厚さをパッキン34の厚さよりも大きくするに相当する)ようにしておけば、内扉5に当接した際に、補助パッキン54は、内扉と仕切り板3の前端面30との間で挟圧され、隙間Fが消失することになる。また、かかる挟圧によって補助パッキン54は変形するから、補助パッキン54の側面とパッキン34の側面とが近接または当接し、空気の流路抵抗は極めて大きなものになる。
図4および図5は、図2に示す仕切り板のバリエーションを示す模式図であって、図4の(a)は全体斜視図、図4の(b)は押え板の斜視図、図5は部分断面図である。
図4の(a)および(b)において、一対の補助パッキン54a、54bが平行して押え板50に、両面接着テープ55a、55bによって接着固定されている。なお、押え板50が平板であるものを示しているが、断面U字状や断面L字状であってもよい。
図5において、一対の補助パッキン54a、54bの厚さがパッキン34の厚さよりも厚くなっているから、内扉5を閉めた状態で補助パッキン54a、54bは、内扉5と仕切り板3の前端面30との間で強く挟圧され、潰れてパッキン34との間の隙間がなくなっている。すなわち、パッキン34の両側面が補助パッキン54a、54bの側面によって挟圧され、空気の移動がさらに抑制される構成になっている。
[実施形態2]
図6は、本発明の実施形態2に係る自動販売機における仕切り板の構成部材を模式的に示す斜視図である。図6の(a)において、引き出し用配線束61が仕切り板3を気密的に貫通し、その両端部に仕切り板側コネクタ60が設置されている。また、パッキン34は、仕切り板3の前端面30の全長(A−Cの範囲に同じ)にわたって両面接着テープ35によって接着固定されている。したがって、パッキン34の一部が仕切り板3から遊離して隙間が生じることがなく、商品室7間の空気の移動が抑制される構成になっている。
なお、引き出し用配線束61は仕切り板3に設けられた配線用穴36に挿入された後、引き出し用配線束61と配線用穴36との隙間に、例えばパテや発泡性断熱材が充填されている。また、配線束22には配線束側コネクタ(図示しない)が設置され、該配線束側コネクタが仕切り板側コネクタ60に接続されるものであるから、両者を引き離せば、配線束22ないし仕切り板3を容易に移動することができる。
図6の(b)において、仕切り板側コネクタ60が仕切り板3に固定されている。すなわち、引き出し用配線束61が仕切り板3の内部に完全に埋設されている。よって、仕切り板3の側面から突出する仕切り板側コネクタ60の突出量が小さくなるから、配線束22(配線束側コネクタに同じ)から離して、仕切り板3をハンドリングする際、作業が容易になる。
なお、両面に接続手段を具備するコネクタ(引き出し用配線束61を不要にするもの)を、該接続手段が表面に表れるように仕切り板3に埋設してもよい。
[実施形態3]
図7は、本発明の実施形態3に係る自動販売機における仕切り板を説明する模式図であって、(a)は全体斜視図、(b)および(c)はこれを構成する部材の斜視図である。
図7の(a)において、仕切り板3に形成された切欠部33に、断熱材によって形成された気密性を有する配線ブロック70が気密的に設置されている。そして、仕切り板3の前端面30には前面にわたってパッキン34が配置され、前端面30の配線ブロック70を除く範囲(A−Bの範囲に相当する)および配線ブロック70の範囲(B−Cの範囲に相当する)が、両面接着テープ35によって接着固定されている。したがって、パッキン34が仕切り板3または配線ブロック70から遊離して隙間が生じることが抑制される。
図7の(b)において、引き出し用配線束61が配線ブロック70に設けられた配線用穴76に挿入された後、引き出し用配線束61と配線用穴76との隙間に、例えばパテや発泡性断熱材が充填されて配線ブロック70を気密的に貫通し、その両端部に仕切り板側コネクタ60が設置されている。また、配線束22には配線束側コネクタ(図示しない)が設置され、該配線束側コネクタが仕切り板側コネクタ60に接続されるものであるから、両者を引き離せば、配線束22ないし仕切り板3を容易に移動することができる。
図7の(c)において、仕切り板側コネクタ60が配線ブロック70に固定されている。すなわち、引き出し用配線束61が配線ブロック70の内部に完全に埋設されている。よって、仕切り板3の側面から突出する仕切り板側コネクタ60の突出量が小さくなるから、配線束22(配線束側コネクタに同じ)から離して、仕切り板3をハンドリングする際、作業が容易になる。また、配線ブロック70を単体で扱う際も、作業が容易になる。
さらに、両面に接続手段を具備するコネクタ(引き出し用配線束61を不要にするもの)を、該接続手段が表面に表れるように配線ブロック70に埋設したり、切欠部33の大きさを該コネクタの大きさにして、配線ブロック70を介さないで該コネクタのみを仕切り板3に直接埋設したりしてもよい。
本発明は、仕切り板によって仕切られた複数の商品室を有する自動販売機として広く利用することができる。
本発明の実施形態1に係る自動販売機における仕切り板を説明する模式図。 本発明の実施形態1に係る自動販売機における仕切り板を示す斜視図。 図2に示す仕切り板の部分断面図。 図2に示す仕切り板のバリエーションを示す斜視図。 図2に示す仕切り板のバリエーションを示す斜視図。 本発明の実施形態2に係る自動販売機における仕切り板を示す斜視図。 発明の実施形態3に係る自動販売機における仕切り板を説明する模式図。 従来の自動販売機の構成を説明する全体の正面視の断面図。 従来の自動販売機の構成を説明する全体の側面視の断面図。 従来の自動販売機における仕切り板の斜視図および部分断面図。
符号の説明
1 本体筐体
2 商品収納庫
3 仕切り板
4 商品補充扉
5 内扉
6 前扉
7 商品室
8 商品収納ラック
9 商品取り出し口
10 商品誘導板
11 庫内部品収納室
12 蒸発器
13 ヒータ
14 庫内ファン
15 シュラウド
16 庫内風洞
17 庫内温度センサー
18 背面ダクト
19 コンデンシングユニット
20 機械室
21 電装品収納室
22 配線束
23 底板
24 天井
30 前端面
31 断熱材
32 破損防止用板金
33 切欠部
34 パッキン
35 両面接着テープ
36 配線用穴
40 スポンジ状部材
50 押え板
51 ネジ固定用穴
54 補助パッキン
55 両面接着テープ
60 仕切り板側コネクタ
61 引き出し用配線束
70 配線ブロック
76 配線用穴

Claims (7)

  1. 前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、
    該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、
    該仕切り板を貫通して配置された配線束と、
    前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有する自動販売機であって、
    前記仕切り板が、前端面に開口する切欠部と、該切欠部の開口部を覆う押え板と、前記切欠部に充填された切欠部シール部材と、前端面の前記押え板を除く範囲に接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、を有し、
    前記配線束が前記切欠部シール部材を貫通すると共に、前記押え板に前記内扉に当接自在な押え板シール部材が設置されることを特徴とする自動販売機。
  2. 前記内扉が開いた状態で、前記押え板シール部材の前縁部が前記仕切り板シール部材の前縁部よりも前面側に突出することを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 前記内扉が閉じた状態で、前記押え板シール部材の側部と前記仕切り板シール部材の側部とが近接または当接することを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機。
  4. 前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、
    該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、
    該仕切り板を貫通して配置された配線束と、
    前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有する自動販売機であって、
    前記仕切り板が、前端面の全長にわたって接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な仕切り板側コネクタとを有することを特徴とする自動販売機。
  5. 前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、
    該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、
    該仕切り板を貫通して配置された配線束と、
    前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有する自動販売機であって、
    前記仕切り板が、前端面の全長にわたって接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、気密的に貫通する引き出し用配線束と、を有し、
    該引き出し用配線束に前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な仕切り板側コネクタが設置されることを特徴とする自動販売機。
  6. 前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、
    該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、
    該仕切り板を貫通して配置された配線束と、
    前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有する自動販売機であって、
    前記仕切り板が、前端面に開口する切欠部と、該切欠部に気密的に設置された配線ブロックと、前端面の前記配線ブロックを除く範囲および前記配線ブロックの前端面に接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、を有し、
    該配線ブロックに前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な配線ブロック側コネクタが設置されることを特徴とする自動販売機。
  7. 前面を開閉する内扉が設置された商品収納庫と、
    該商品収納庫を複数の商品室に仕切る仕切り板と、
    該仕切り板を貫通して配置された配線束と、
    前記商品室に収納された商品に冷風または温風を供給する商品温度調整手段と、を有する自動販売機であって、
    前記仕切り板が、前端面に開口する切欠部と、該切欠部に気密的に設置された配線ブロックと、前端面の前記配線ブロックを除く範囲および前記配線ブロックの前端面に接着固定されて前記内扉に当接自在な仕切り板シール部材と、を有し、
    該配線ブロックに気密的に貫通する引き出し用配線束が設置され、該引き出し用配線束に前記配線束に設置された配線束側コネクタに接続自在な配線ブロック側コネクタが設置されることを特徴とする自動販売機。
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