JP2007047081A - 高度変化量検出装置、高度変化量検出方法及び高度変化量検出プログラム - Google Patents

高度変化量検出装置、高度変化量検出方法及び高度変化量検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、遅延時間を必要最小限に抑えながら道路の高度変化量を高精度に検出できるようにする。
【解決手段】
本発明は、高度変化量検出ブロック2において、GPS処理部15から取得した速度Vに対する車両から取得したパルスカウントNの割合を表す車速カウント係数Kを算出し、当該車速カウント係数Kに基づいてフィルタ係数Coefを決定し、当該フィルタ係数CoefをLPF処理部14のIIRフィルタに適用することにより、車種や車両の走行状態に応じて当該IIRフィルタのカットオフ周波数を最適な値に設定することができるため、応答遅延時間を必要最小限に抑えながら量子化誤差を的確に除去することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高度変化量検出装置に関し、例えば車両の現在の位置情報を表示する車載用のナビゲーション装置に適用して好適なものである。
近年、車載用のナビゲーション装置では、例えば一般道と高速道路のように車道が上下に併設されている場合に、車両の高度を考慮した自車の位置情報を正確に表示することが要望されている。
このようなナビゲーション装置として、加速度センサ等を使用して車両の高度変化量を算出するようなナビゲーション装置が提案されている。
このナビゲーション装置は、例えば図10に示すように、車両が水平面から角度θのある勾配面を登っている場合、車両の加速度及び角度θによって生じる重力加速度成分を含むGセンサ加速度αGと、タイヤの回転速度に応じて周期が変化する車速パルスCPを微分したパルス加速度αPとから、所定単位時間における高度変化量Dhを次式
Figure 2007047081
に従って算出する。
この場合ナビゲーション装置は、図10に示したように、Gセンサ加速度αGとパルス加速度αPとの差分(αG−αP)に対する重力加速度gの比が、高度変化量Dhに対する移動距離Lの比に等しいことを利用し、当該高度変化量Dhを算出するようになされている。
これに応じてナビゲーション装置は、この高度変化量Dhに基づいて相対的に車両の高度が上昇したのか下降したのかを判断することにより、車両が上下に併設されている道路のうち上側の道路に位置しているのか、或いは下側の道路に位置しているのかを認識するようになされている。
ここで車速パルスCPは、一定の距離(以下、これを基準距離という)を基準として、アナログ値であるタイヤの回転量に応じたパルス波形にデジタル化されているため、どうしても量子化誤差が含まれることになる。
そこでナビゲーション装置のなかには、高度変化量Dhを算出する際、Gセンサ加速度αGとパルス加速度αPとに低域通過フィルタを適用することにより、ノイズ成分に相当する量子化誤差を除去するようになされたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−82956公報
ところで、車速パルスCPが生成される際の基準距離は車種によって異なっているため、量子化誤差の大きさも車種によって異なっており、基準距離が短いほど当該量子化誤差は小さくなり、一方、当該基準距離が長いほど当該量子化誤差は大きくなる。
そこでナビゲーション装置では、量子化誤差の大きい車種の場合には高周波領域の広い帯域に量子化誤差成分が含まれることになるため、低域通過フィルタのカットオフ周波数を低く設定し、また量子化誤差が小さい車種の場合には高周波領域の狭い帯域に量子化誤差成分が含まれることになるため、低域通過フィルタのカットオフ周波数を高く設定することにより、量子化誤差を適切に除去できると考えられる。
ここでナビゲーション装置は、量子化誤差が小さい車種では、カットオフ周波数の高い低域通過フィルタを適用することにより、簡単な回路構成で量子化誤差を除去でき、高度変化量の算出結果を短時間で出力できる。
しかしながらナビゲーション装置は、量子化誤差が小さい車種のみでなく、基準距離が長く量子化誤差が大きい車種にも対応するべく一律にカットオフ周波数を低く設定した場合には、低域通過フィルタの回路構成が複雑になるため、高度変化量の算出結果を出力するまでに時間を要してしまい、応答が遅れるという問題があった。
従って、このようなナビゲーション装置では、高度変化量の応答が遅れることにより自車の位置情報を表示するまでに時間を必要としてしまい、その結果、自車の過去の位置情報を表示することになり、現在の自車の位置情報を正しく表示できない可能性があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、遅延時間を必要最小限に抑えながら道路の高度変化量を高精度に算出し得る高度変化量検出装置、高度変化量検出方法及び高度変化量検出プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、車両の走行状態に応じて周期が変化するパルスのカウント値から計算したパルス加速度と加速度センサにより検出したセンサ加速度とを基に所定単位時間における上記車両の高度変化量を順次算出し、高度変化量を算出した際、パルスのデジタル化に伴う量子化誤差に起因して発生する高域ノイズ成分を除去し、車両における最新の走行状態に応じた車両状態係数を算出し、当該車両状態係数に応じて高度変化量から車両の走行状態に応じた高域ノイズ成分を除去するための周波数特性を決定するようにした。
これにより、車両における最新の走行状態に応じた車両状態係数を基に高域ノイズ成分を除去するための周波数特性を決定することができるため、高度変化量を算出した際、パルスのデジタル化に伴う量子化誤差に起因して発生した高域ノイズ成分を走行状態に合わせて除去することができる。
本発明によれば、車両における最新の走行状態に応じた車両状態係数を基に高域ノイズ成分を除去するための周波数特性を決定することができるため、高度変化量を算出した際、パルスのデジタル化に伴う量子化誤差に起因して発生した高域ノイズ成分を走行状態に合わせて除去することができ、かくして遅延時間を必要最小限に抑えながら道路の高度変化量を高精度に算出し得る高度変化量検出装置、高度変化量検出方法及び高度変化量検出プログラムを実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)ナビゲーション装置1の回路構成
図1に示すようにナビゲーション装置1は、図示しない車両に搭載されており、高度変化量検出ブロック2において車両から送出される車速パルスCPを基に計算した加速度と、加速度センサ部10により検出した加速度とを基に高度の変化量を算出し、図示しない位置算出処理部によって当該高度の変化量を考慮した高精度な位置情報を生成し、自車位置を表示部(図示せず)に表示するようになされている。
加速度センサ部10は、車両の加速度を検出し、これをGセンサ加速度αGとして演算処理部13へ出力するようになされている。このGセンサ加速度αGは、図10に示したように車両の進行方向の加速度と道路勾配の角度θによって生じる重力加速度の成分が含まれている。
速度信号部11(図1)は、車両から送出される車速パルスCPをカウントしてパルスカウントNを生成し、当該パルスカウントNを加速度変換部12及び車速カウント係数演算記憶部16へ送出するようになされている。
ところで、この車速パルスCPは、自動車メーカ及び車種ごとに異なる一定の距離(すなわち基準距離)を基準として、タイヤの回転数に応じてステップ状に“0”又は“1”に変化するパルス波形となっており、車両の走行状態に応じて周期が変化するようになされている。
図2には、車速パルスCPにおいて量子化誤差が発生する原理を示している。図2では横軸に正しい距離[m]を表し、縦軸に検出距離[m]を表している。この検出距離は、車速パルスCPを基に計算された車両の進行距離を表しており、基準距離ごとにデジタル化され“0”又は“1”に変化する車速パルスCPのパルスの数をカウントしたパルスカウントNと車速カウント係数Kとの積から計算されるものである。
ここで1パルス当たりの基準距離は、図2に示したように自動車メーカごとにより異なる。例えばA社の場合はL1=0.4[m]を基準距離とし、一方、B社の場合はL2=0.8[m]を基準距離として、車両が車速パルスCPを生成するようになされている。この場合、A社の車両はB社の車両よりも細かいサンプリング周期で車速パルスCPを生成していることになる。
また、図2に示した検出距離[m]には、車速パルスCPに起因する量子化誤差が含まれている。この量子化誤差は、自動車メーカごとの基準距離に応じて異なるため、例えば正しい距離M[m]であるときの検出距離[m]は、A社の車両ではm1[m]であり、一方、B社の車両ではm2[m]となる。
ところで図2では距離について説明したが、速度についても同様に取り扱うことができる。これは単位時間当たりに進む距離が車速度に相当するため、図2は、横軸に正しい車速度[m/s]を表し、縦軸に検出車速度[m/s]を表しているものとみなすことができる。すなわち車速パルスCPは、基準距離が短いほど単位時間当たりのサンプリングする回数が増えるため、量子化誤差は小さくなる。一方車速パルスCPは、基準距離が長いほど単位時間当たりのサンプリングする回数が少なくなるため、量子化誤差は大きくなる。
加速度変換部12(図1)は、速度信号部11から取得したパルスカウントNを基に、単位時間当たりの差分を計算することによりパルス加速度αPを求め、量子化誤差を含んだ状態で当該パルス加速度αPを演算処理部13へ送出するようになされている。
演算処理部13は、図10に示したように(1)式に基づいてGセンサ加速度αGとパルス加速度αPとの差分を求め、この加速度の差分(αG−αP)に対する重力加速度gの比が高度変化量Dhに対する移動距離Lの比に等しいことを利用して、当該高度変化量Dhを算出するようになされている。
この場合、移動距離Lは所定単位時間に車両が斜面上を移動した距離を表しており、高度変化量Dhは、この単位時間の前後における当該車両の高度差を表している。
また図3に示すように、この高度変化量Dhは、量子化誤差などのノイズ成分β(図5)を含んだ波形となっている。そこで演算処理部13(図1)は、高度変化量Dhから量子化誤差によるノイズ成分βを除去するために、当該高度変化量DhをLPF処理部14へ送出するようになされている。
ここで高度変化量Dhには、図4(A)に示すように、本来算出したい高度変化量成分の他、高周波領域に量子化誤差成分が含まれると共に低周波領域にオフセット変動成分が含まれている。この量子化誤差成分及びこのオフセット変動成分は、本来不要な成分であるため、以下これらをノイズ成分と呼ぶ。図4(A)に示した高周波領域に存在する量子化誤差によるノイズ成分βは、図5に示すように振幅が小さく周期が短い波形となっており、また低周波領域に存在するオフセット変動によるノイズ成分γは、図6に示すよう緩やかに変動する波形となっており、いずれも高度変化量Dhに影響を与えている。
また図4(A)は、基準距離が比較的長い場合(図2のB社の車両)に相当しているが、これと対応する図4(B)は、基準距離が比較的短い場合(図2のA社の車両)に相当しており、量子化誤差によるノイズ成分が高周波側に偏って含まれることを示している。
LPF処理部14(図1)は、IIRフィルタ(Infinite impulse response filter)でなる低域通過フィルタを有しており、図3に示した高度変化量Dhの高周波領域にノイズ成分β(図4(A))として含まれる量子化誤差を除去するようになされている。
LPF処理部14(図1)は、LPFフィルタ係数決定部17から供給されるフィルタ係数Coef(詳しくは後述する)を用いて次式
Figure 2007047081
に従ってIIRフィルタの周波数特性を決定する。なお、単位時間当たりn回のサンプルにおけるフィルタの出力をYn、フィルタに入力するデータ列をXn、n回サンプルする一つ前のサンプルをn-1とする。
この結果LPF処理部14は、フィルタ係数Coefに応じた周波数特性となるよう設定されたIIRフィルタにより、高度変化量Dh(図3)から量子化誤差によるノイズ成分β(図5)を除去して高度変化量Dh1(図6)を算出することができる。
このように高度変化量検出ブロック2(図1)は、車速パルスCPから求めたパルスカウントNによりパルス加速度αPを計算し、このパルス加速度αPとGセンサ加速度αGとから高度変化量Dhを算出するようになされている。そして、この高度変化量検出ブロック2は、LPF処理部14において低域通過フィルタにより高度変化量Dhからノイズ成分βである量子化誤差を除去するようになされている。
かかる構成に加えて高度変化量検出ブロック2は、LPF処理部14における低域通過フィルタの周波数特性を適応的に変更できるようになされている。
GPS(Global Positioning System)処理部15は、GPSアンテナ18を介してGPS信号を取得し、これを基に現在の車両の位置情報を計算するようになされている。またGPS処理部15は、衛星からの電波のドップラー周波数から当該車両の速度Vを計算して求め、当該速度Vを車速カウント係数演算記憶部16へ送出するようになされている。このときGPS処理部15は、当該速度Vを当該車両の2点間の距離と所要時間とから計算して求めてもよい。
車速カウント係数演算記憶部16は、GPS処理部15から取得した速度Vを速度信号部11から取得したパルスカウントNで除算することにより車速カウント係数Kを算出するようになされている。ここで図7に示すように、車速カウント係数Kは、自動車メーカや車種ごとに異なっている。
ところで、車両に乗車している人数の変化、タイヤの磨耗、及び空気圧の変化などに応じて、速度Vに対するパルスカウントNの割合が変化することにより、車速カウント係数Kは常時数%変化する。このため車速カウント係数演算記憶部16(図1)は、車速カウント係数Kを常々算出することにより、パルスカウントNがカウントされる度に車速カウント係数Kを更新して当該車速カウント係数Kに車両の走行状態を常に反映させるようになされている。
この車速カウント係数演算記憶部16は、車速カウント係数Kを算出する度に最新の車速カウント係数Kを記憶すると共に、当該最新の車速カウント係数KをLPFフィルタ係数決定部17へ送出するようになされている。
LPFフィルタ係数決定部17は、速度Vに対するパルスカウントNの割合を表す車速カウント係数Kに基づいてフィルタ係数Coefを決定し、当該フィルタ係数CoefをLPF処理部14へ送出するようになされている。
ここで、速度Vに対するパルスカウントNの割合が大きい場合、このことは自動車メーカごとの基準距離が短く車速カウント係数Kが小さいことを意味しており、このとき量子化誤差は高周波側に偏っている(図4(B))。このためLPFフィルタ係数決定部17(図1)は、LPF処理部14のIIRフィルタにおいてカットオフ周波数CF2(図4(B))のように比較的高いカットオフ周波数に設定し得るよう、フィルタ係数Coefを決定するようになされている。
これに対し、速度Vに対するパルスカウントNの割合が小さい場合、自動車メーカごとの基準距離が長く車速カウント係数Kが大きいことを意味しており、このとき量子化誤差は低周波側にも広がっている(図4(A))。このためLPFフィルタ係数決定部17(図1)は、IIRフィルタにおいてカットオフ周波数CF1のように比較的低いカットオフ周波数に設定し得るよう、フィルタ係数Coefを決定するようになされている。
なお、フィルタ係数Coefの決定方法については、後述するLPFフィルタ係数決定処理手順において、図8のフローチャートを用いて説明する。
LPF処理部14(図1)は、フィルタ係数Coefを取得すると、当該フィルタ係数CoefをIIRフィルタに適用することにより周波数特性を決定し、当該IIRフィルタにより量子化誤差を除去した高度変化量Dh1を算出するようになされている。
ところでLPF処理部14は、IIRフィルタの性質上、カットオフ周波数が高い場合には演算量が少ないため高度変化量Dh1の算出処理にあまり時間を要さないが、カットオフ周波数が低い場合には、演算量が多くなるため当該高度変化量Dh1の算出処理に時間を要することになる。
そこでLPF処理部14は、高周波領域に存在する量子化誤差成分の分布状態に対応したフィルタ係数CoefをLPFフィルタ係数決定部17から取得してIIRフィルタに適用することにより、当該IIRフィルタにおいて演算処理時間を必要最小限に抑えながら量子化誤差によるノイズ成分を的確に除去し得るカットオフ周波数に設定することができる。
またLPF処理部14は、フィルタ係数Coefが更新される度に更新後のフィルタ係数Coefを基にIIRフィルタの周波数特性を変更することができるため、常に車両の走行状態に応じて分布状態が変化する量子化誤差成分を的確に除去することができ、精度の高い高度変化量Dh1を算出することができる。
このように高度変化量検出ブロック2は、GPS処理部15から取得する正確な位置情報と車種や車両の走行状態とに応じた車速カウント係数Kを随時算出し、LPFフィルタ係数決定部17において当該車速カウント係数Kを用いてフィルタ係数Coefを決定しているため、LPF処理部14で低域通過フィルタとして使用するIIRフィルタに対して、高度変化量Dh1の算出に要する処理時間を必要最小限に抑えて量子化誤差によるノイズ成分を的確に除去できるような最適なフィルタ係数Coefを決定し、随時適用することができる。
この結果、ナビゲーション装置1は、高度変化量検出ブロック2においてノイズ成分である量子化誤差を的確に除去することができるため、精度の高い高度変化量Dh1を取得して、高精度な位置情報を表示することができる。
(2)LPFフィルタ係数決定処理手順
次に高度変化量検出ブロック2におけるLPFフィルタ係数決定処理手順について、図8のフローチャートを用いて説明する。
高度変化量検出ブロック2は、ナビゲーション装置1が車両に取り付けられた後、電源が投入されると、LPFフィルタ係数決定処理手順RT1を開始してステップSP1へ移る。ステップSP1において高度変化量検出ブロック2は、フィルタ係数Coefを初期値0.02に設定し、当該フィルタ係数CoefをLPF処理部14のIIRフィルタに適用し、ステップSP2へ移る。
この場合ナビゲーション装置1は、まだ車速パルスCPを得ておらず、パルスカウントNの値を有していないため、フィルタ係数Coefを暫定的に初期値0.02に設定する。このフィルタ係数Coefの初期値0.02は、一般的に多くの自動車メーカの車両から発生し得ると想定される量子化誤差を除去するために相応しい値である。
次にステップSP2において高度変化量検出ブロック2は、車速カウント係数Kが有効であるか否かを判定する。
ここで車速カウント係数Kが有効であるとは、例えば40[Km/h]以上の一定速度で一定方向に5分程度走行し、その間にGPS処理部15がGPSアンテナ18を介して20回以上の位置情報を取得できたことをいう。
ステップSP2において否定結果が得られた場合、このことはGPS処理部15がGPSアンテナから20回以上の位置情報(GPS信号)を取得していないことを表しており、このとき高度変化量検出ブロック2は再度ステップSP2を繰り返し、車速カウント係数Kが有効になるまで待機する。
一方、ステップSP2において肯定結果が得られた場合、このことは、GPS処理部15から得た速度Vと車速パルスCPのパルスカウントNとから算出した車速カウント係数Kが有効であることを表しており、このとき高度変化量検出ブロック2は、ステップSP3へ移る。
ステップSP3において高度変化量検出ブロック2は、定数0.08を車速カウント係数Kで除算することによりフィルタ係数Coefを計算し、ステップSP4へ移る。
ここで定数0.08は、自動車メーカや車種ごとのフィルタ係数Coefを計算するために定められた数値となっている。また車速カウント係数Kは、パルスカウントNを基に算出されているため車種や車両の走行状態が反映されていることになり、従ってフィルタ係数Coefにも車種や車両の走行状態が反映されていることになる。
これにより、この高度変化量検出ブロック2は、車両に乗車している乗車人数、タイヤの磨耗、及びタイヤの劣化などが反映された車速カウント係数Kを用いることができ、車両の走行状態に基づいた最適なフィルタ係数Coefを計算することができる。
ステップSP4において高度変化量検出ブロック2は、計算されたフィルタ係数CoefをLPFフィルタ係数決定部17からLPF処理部14へ送出し、ステップSP2へ戻る。
これによりLPFフィルタ係数決定部17は、車速カウント係数Kが算出される度に、LPF処理部14のIIRフィルタに適用する最適なフィルタ係数Coefを決定することができる。
このとき高度変化量検出ブロック2は、決定された最適なフィルタ係数CoefをLPF処理部14に適用することができ、必要最小限の演算時間により図4(A)及び図4(B)に示した量子化誤差を的確に除去して、高精度な高度変化量Dh1を算出することができる。
このように高度変化量検出ブロック2は、ステップSP2からステップSP4までの一連の処理を繰り返すことにより、車速カウント係数Kが算出される度にフィルタ係数Coefを決定することができる。これに応じて高度変化量検出ブロック2は、フィルタ係数Coefを決定する度に、当該フィルタ係数CoefをLPF処理部14のIIRフィルタに適用することができる。
(3)オフセット変動によるノイズ成分γの除去
ところで加速度センサ部10は、内部の温度変化により感度やオフセットが変動する。この加速度センサ部10内部の温度変化は、デバイスの通電開始から当該加速度センサ部10が発する熱に起因する直接的な影響を受ける場合と、冬場の車室内のように外部の温度環境によって温度が変化する間接的な影響を受ける場合とがある。
このオフセット変動によるノイズ成分γは、加速度センサ部10において温度や熱の影響を受けて発生し、また坂道で停車している場合や、長い区間渋滞している場合にも発生しており、例えば図6に示したように、高度変化量Dh1をゆっくり変動させることになる。
この場合高度変化量Dh1は、図4(A)及び図4(B)に示したように低周波領域に存在するオフセット変動によるノイズ成分γの影響を受けていることになる。そこで高度変化量検出ブロック2(図1)は、LPF処理部14において低域通過フィルタに加えて高域通過フィルタを併用することにより、このオフセット変動によるノイズ成分γを除去するようになされている。
これにより高度変化量検出ブロック2は、図6に示したオフセット変動によるノイズ成分γを除去できるため、図9に示すような精度の高い高度変化量Dh2を算出することができる。この結果ナビゲーション装置1(図1)は、高度変化量検出ブロック2から精度の高い高度変化量Dh2を得ることにより高精度な位置情報を表示することができる。
(4)動作及び効果
以上の構成において、高度変化量検出ブロック2は、GPS処理部15から取得した速度Vに対するパルスカウントNの割合を表す車速カウント係数Kを算出し、LPFフィルタ係数決定部17において当該車速カウント係数Kに基づきフィルタ係数Coefを決定してLPF処理部14へ送出することにより、当該フィルタ係数CoefをLPF処理部14のIIRフィルタに適用して周波数特性を決定する。
このとき高度変化量検出ブロック2は、車両に乗車している人数の変化、タイヤの磨耗及び空気圧の変化などにより、速度Vに対するパルスカウントNの割合が変化するものの、当該速度V及び当該パルスカウントNを基に車種や車両の走行状態に応じた車速カウント係数Kを算出することができ、また当該車速カウント係数Kに基づいて、車種や車両の走行状態に応じた最適なフィルタ係数Coefを決定することができる。
ここで高度変化量検出ブロック2は、速度Vに対するパルスカウントNの割合が大きいときには、カットオフ周波数CF2(図4(B))のようにLPF処理部14における低域通過フィルタのカットオフ周波数を高くすることができ、一方、速度Vに対するパルスカウントNの割合が小さいときには、カットオフ周波数CF1(図4(A))のようにLPF処理部14における低域通過フィルタのカットオフ周波数を低くすることができる。
この場合、ユーザが使用している車両の状態がパルスカウントNに反映されているため、高度変化量検出ブロック2は、一律にフィルタ係数Coefを決定していた場合と比較して、現在の車両の走行状態に応じて分布状態が変化するノイズ成分βに相当する量子化誤差を的確に除去し得るような最適なフィルタ係数Coefを決定することができる。
これにより高度変化量検出ブロック2は、高度変化量Dhに含まれていた量子化誤差を除去するために最適なカットオフ周波数を随時LPF処理部14のIIRフィルタに設定することができるため、当該カットオフ周波数を必要以上に低く設定し、演算処理を無駄に増加させることがなく、応答遅延時間を必要最小限に抑えながら量子化誤差を的確に除去することができる。
さらに、高度変化量検出ブロック2は、高域通過フィルタを使用することにより、加速度センサ部10によるオフセット変動によるノイズ成分γを除去することができ、この結果、さらに精度の高い高度変化量Dh2を算出することができる。
以上の構成によれば、高度変化量検出ブロック2は、GPS処理部15から取得した速度Vに対する車両から取得したパルスカウントNの割合を表す車速カウント係数Kを算出し、当該車速カウント係数Kに基づいてフィルタ係数Coefを決定し、当該フィルタ係数CoefをLPF処理部14のIIRフィルタに適用することにより、車種や車両の走行状態に応じて当該IIRフィルタのカットオフ周波数を最適な値に設定することができるため、応答遅延時間を必要最小限に抑えながら量子化誤差を的確に除去することができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、LPF処理部14においてIIRフィルタを使用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばLPF処理部14においてFIRフィルタ(Finite impulse response filter)を使用し、LPFフィルタ係数決定部17で当該FIRフィルタの係数を決定するようにしても良く、またこれらを組み合わせて使用するようにしても良い。
例えば、高度変化量検出ブロック2は、ユーザがノイズ成分の大きな低減効果を望む場合にはFIRフィルタを使用し、ノイズ成分の低減効果は少ないが回路構成の簡易化を希望する場合にはIIRフィルタを使用するといった使い分けを行うようにしても良い。
この場合、高度変化量検出ブロック2は、ノイズ成分の低減効果の大きいFIRフィルタと簡単な回路構成のIIRフィルタを適宜組み合わせることにより、ノイズ成分の低減効果及び量子化誤差を除去する際の処理時間を調整することができる。
また上述の実施の形態においては、ナビゲーション装置1が高度変化量Dh2を基に位置精度を向上するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばナビゲーション装置1が現在の高度変化量Dh2に基づいて傾斜面の角度情報を表示部にアイコンとして図形表示するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、速度Vに対するパルスカウントNの変化の割合を基に、車種や車両の走行状態に応じた最適なフィルタ係数Coefを計算するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、フィルタ係数Coefを任意に設定できるようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、GPSアンテナ18を介してGPS処理部15において衛星からの電波のドップラー周波数から車両の速度Vを計算するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばスピードガンのような速度を検出し得る装置等から速度を検出するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、車速パルスCPと速度Vとから車速カウント係数Kを常々算出してフィルタ係数Coefを更新するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばエンジン始動時にのみ車速カウント係数Kを算出してフィルタ係数Coefを更新するようにしたり、或いは定期的にフィルタ係数Coefを更新するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、高度変化量検出ブロック2のハードウェア構成でなる速度信号部11、加速度変換部12、演算処理部13、LPF処理部14、GPS処理部15、車速カウント係数演算記憶部16及びLPFフィルタ係数決定部17によって高度変化量検出プログラムを実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば高度変化量検出ブロック2にCPU(Central Processing Unit)構成でなる制御部(図示せず)を設け、当該制御部においてソフトウェアにより速度信号部11、加速度変換部12、演算処理部13、LPF処理部14、GPS処理部15、車速カウント係数演算記憶部16及びLPFフィルタ係数決定部17の各機能を実現して高度変化量検出プログラムを実行するようにしても良い。
この場合、例えば高度変化量検出プログラムを制御部のROM(Read Only Memory)に格納しておくようにしたり、当該高度変化量検出プログラムをCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)メディアやメモリースティック(ソニー株式会社の登録商標)等の交換可能な記憶媒体に格納しておき、CD−ROMドライブ(図示せず)やメモリースティックスロット(図示せず)を介して当該画像データ生成プログラムを読み出して実行するようにしたり、或いは通信インターフェース(図示せず)を介して外部のサーバ装置(図示せず)等から当該高度変化量検出プログラムを取得するようにしても良い。この場合、圧縮されたデータを伸張したり、或いはインストールプログラムを実行することにより高度変化量検出プログラムを復元するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、高度変化量算出手段としての演算処理部13と、ノイズ除去手段としてのLPF処理部14と、特性決定手段としてのLPFフィルタ係数決定部17とによって高度変化量検出装置としての高度変化量検出ブロック2を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる高度変化量算出手段と、ノイズ除去手段と、特性決定手段とによって高度変化量検出装置を構成するようにしても良い。
本発明は、高度変化量を検出することにより高精度な位置情報を表示するナビゲーションの他、加速度センサを用いて高度変化量を算出する種々の高度変化量検出装置に適用することができる。
ナビゲーション装置の回路構成を示すブロック図である。 検出距離による量子化誤差の発生の説明に供する略線図である。 演算処理部から出力された高度変化量を表す略線図である。 高度変化量出力に含まれる各成分の周波数分布を示す略線図である。 高周波成分の量子化誤差を表す略線図である。 IIRフィルタ処理後の高度変化量を表す略線図である。 車速カウント係数の割り当てを表す略線図である。 LPFフィルタ係数決定処理手順を表すフローチャートである。 高域通過フィルタ処理後の高度変化量を表す略線図である。 高度変化量の算出原理を表す略線図である。
符号の説明
1……ナビゲーション装置、2……高度変化量検出ブロック2、11……速度信号部、12……加速度変換部、13……演算処理部、14……LPF処理部、15……GPS処理部、16……車速カウント係数演算処理部、17……LPFフィルタ係数決定部、18……GPSアンテナ。

Claims (9)

  1. 車両の走行状態に応じて周期が変化するパルスのカウント値から計算したパルス加速度と加速度センサにより検出したセンサ加速度とを基に所定単位時間における上記車両の高度変化量を順次算出する高度変化量算出手段と、
    上記高度変化量を算出した際、上記パルスのデジタル化に伴う量子化誤差に起因して発生する高域ノイズ成分を除去するノイズ除去手段と、
    上記車両における最新の上記走行状態に応じた車両状態係数を算出し、当該車両状態係数に応じて上記ノイズ除去手段により上記高度変化量から上記車両の上記走行状態に応じた上記高域ノイズ成分を除去するための周波数特性を決定する特性決定手段と
    を具えたことを特徴とする高度変化量検出装置。
  2. 上記特性決定手段は、上記車両における正確な速度と上記カウント値とに基づき上記車両状態係数を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の高度変化量検出装置。
  3. 上記特性決定手段は、上記車両における正確な速度を上記カウント値で除算することにより、上記車両の走行速度に対する上記パルスの数の割合を上記車両状態係数として算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の高度変化量検出装置。
  4. 上記ノイズ除去手段は、低域通過フィルタでなり、
    上記特性決定手段は、上記車両状態係数に応じて上記低域通過フィルタにおけるカットオフ周波数を設定するためのフィルタ係数を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の高度変化量検出装置。
  5. 上記特性決定手段は、
    上記車両の走行速度に対する上記パルスの変化の割合が大きいときには、上記低域通過フィルタのカットオフ周波数を高くするように上記フィルタ係数を決定し、上記車両の走行速度に対する上記パルスの変化の割合が小さいときには、上記低域通過フィルタのカットオフ周波数を低くするように上記フィルタ係数を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の高度変化量検出装置。
  6. 上記ノイズ除去手段は、
    上記高度変化量に含まれる低域ノイズ成分を除去するための高域通過フィルタでなり、
    上記特性決定手段は、
    上記加速度センサの特性に応じて上記高域通過フィルタのカットオフ周波数を決定することを特徴とする請求項1に記載の高度変化量検出装置。
  7. 上記特性決定手段は、
    上記カウント値がカウントされる度に上記車両状態係数を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の高度変化量検出装置。
  8. 車両の走行状態に応じて周期が変化するパルスのカウント値から計算したパルス加速度と加速度センサにより検出したセンサ加速度とを基に所定単位時間における上記車両の高度変化量を順次算出する高度変化量算出ステップと、
    上記高度変化量を算出した際、上記パルスのデジタル化に伴う量子化誤差に起因して発生する高域ノイズ成分を除去するノイズ除去ステップと、
    上記車両における最新の上記走行状態に応じた車両状態係数を算出し、当該車両状態係数に応じて上記ノイズ除去ステップにより上記高度変化量から上記車両の上記走行状態に応じた上記高域ノイズ成分を除去するための周波数特性を決定する特性決定ステップと
    を具えたことを特徴とする高度変化量検出方法。
  9. 車両の走行状態に応じて周期が変化するパルスのカウント値から計算したパルス加速度と加速度センサにより検出したセンサ加速度とを基に所定単位時間における上記車両の高度変化量を順次算出する高度変化量算出ステップと、
    上記高度変化量を算出した際、上記パルスのデジタル化に伴う量子化誤差に起因して発生する高域ノイズ成分を除去するノイズ除去ステップと、
    上記車両における最新の上記走行状態に応じた車両状態係数を算出し、当該車両状態係数に応じて上記ノイズ除去ステップにより上記高度変化量から上記車両の上記走行状態に応じた上記高域ノイズ成分を除去するための周波数特性を決定する特性決定ステップと
    を具えたことを特徴とする高度変化量検出プログラム。
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