JP2007047032A - 測定器 - Google Patents
測定器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007047032A JP2007047032A JP2005232073A JP2005232073A JP2007047032A JP 2007047032 A JP2007047032 A JP 2007047032A JP 2005232073 A JP2005232073 A JP 2005232073A JP 2005232073 A JP2005232073 A JP 2005232073A JP 2007047032 A JP2007047032 A JP 2007047032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- rubber cap
- main body
- body case
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】測定器は、本体ケースと、この本体ケースの外部に突出して設けられた筒状のステム11と、このステム11に軸方向に移動自在に挿通され本体ケースの内部から外部に露出して一端部に測定子21を有するスピンドル2と、本体ケースの内部に設けられ前記スピンドル2の移動量を検出する検出手段とを備え、スピンドル2の本体ケースの外部に露出した部分を覆いスピンドル2の移動に合わせて伸縮可能な第1のゴムキャップ22と、この第1のゴムキャップ22の一端部をスピンドル2の測定子側の測定子端部の外周面に密着させて挟持する第1のリング23と、第1のゴムキャップ22の他端部を第1のステム11の外周面に密着させて挟持する第2のリング24とを備えている。
【選択図】 図2
Description
このような問題は、ダイヤルゲージに限られず、スピンドルの移動量により被測定物の寸法や形状を測定する測定器に共通する問題である。
また、第1および第2のリングを第1のシール筒とは別体で構成するので、従来のようにゴムキャップに突起部を形成したりスピンドルおよびステムの外周に溝を形成したりする必要がなく、個々の部品を簡単な形状とすることができ、シール構造を容易に製造することができる。
また、第1および第2のリングを第1のシール筒とは別体で構成して高いシール性を確保するので、従来のように接着剤によりゴムキャップを固定する必要がなくなり、第1のシール筒の交換を容易にできる。
また、第3および第4のリングを第2のシール筒とは別体で構成するので、個々の部品を簡単な形状とすることができ、シール構造を容易に製造することができる。
また、第3および第4のリングを第2のシール筒とは別体で構成して高いシール性を確保するので、接着剤を使用する必要がなく、リフティングノブ装着時にも、第2のシール筒の交換を容易にできる。
この発明によれば、第1から第4のリングは、金属で形成されるので、例えば、ゴムや樹脂で形成するよりも加工が容易で寸法を変更しやすい。また、金属で形成されるので、ゴムや樹脂よりも長く使用することができ、第1、第2のシール筒が消耗した時は、第1、第2のシール筒だけを交換して、第1から第4のリングを継続して使用することができる。
図1〜図4は、本発明を実施する形態の一例を示す。
図1は、本実施形態のデジタル式ダイヤルゲージの正面図である。図2は、本実施形態のデジタル式ダイヤルゲージの測定子端部の拡大図である。図3は、本実施形態のデジタル式ダイヤルゲージの反測定子端部の拡大図である。図4は、本実施形態のデジタル式ダイヤルゲージのリングの斜視図である。
第1のゴムキャップ22の一端部の内径は、スピンドル2の測定子端部の外径に略同一で、他端部の内径は、ブッシュ12の一端部の外径に略同一である。第1のゴムキャップ22の一端部および他端部の内周は、スピンドル2およびブッシュの外周が円形であることに合わせて円形に形成され、スピンドル2の測定子端部およびブッシュ12の一端部の外周にそれぞれ密接している。
第1のリング23の内径は、第1のゴムキャップ22の一端部の外径より小さく形成される。装着状態においては、第1のゴムキャップ22の一端部は、第1のリング23によって弾性変形し外径が第1のリング23の内径まで縮径されている。そして、第1のゴムキャップ22の一端部は、スピンドル2の測定子端部の外周に密着して挟持されている。
同様に、第1のゴムキャップ22の他端部は、ブッシュ12の一端部の外周に密着して、第2のリング24によって挟持される。
第1のゴムキャップ22の取外しにあたっては、第1、第2のリング23、24を挟持部より外せばよい。
第2のゴムキャップ32の取付け取外しについては、第1のゴムキャップ22と同様に行うことができる。
(1)第1のゴムキャップ22の一端部の内周とスピンドル2の測定子端部の外周との嵌合が、スピンドル2から第1のゴムキャップ22を取外しやすい程度の緩さであっても、次の効果が得られる。第1のリング23が第1のゴムキャップ22の一端部の外周に掛けられ、第1のゴムキャップ22が弾性変形するので、第1のリング23は、第1のゴムキャップ22をスピンドル2の測定子端部に密着させて挟持する。よって、従来よりも高いシール性を確保できる。第1のゴムキャップ22の他端部についても同様に、第2のリング24によって従来よりも高いシール性を確保できる。
(3)第1および第2のリング23、24を第1のゴムキャップ22とは別体で構成して高いシール性を確保するので、従来のように接着剤を使用して固定する必要がなくなり、第1のゴムキャップ22の交換を容易にできる。
(6)第3および第4のリング33、34を第2のゴムキャップ32とは別体で構成して高いシール性を確保するので、従来のように接着剤を使用して固定する必要がなくなり、リフティングノブ35の装着時にも、第2のゴムキャップ32の交換を容易にできる。
例えば、前記実施形態では、第1のリング23を所定の長さの円筒形状としていたが、本発明では、図5に示すように、円環の一部が割れた略C字形状としてもよい。この構成によれば、軸方向に割れた部分の対向する端面部39の間隔を周方向に広げれば、弾性変形で容易に拡径できる。また、拡径した状態を解放すれば、弾性変形で容易に縮径できる。よって、第1のゴムキャップ22の一端部との着脱の作業性がよく、この交換を容易にできる。
また、第1のリング23の材質を金属としていたが、材質を樹脂としてもよい。つまり、第1のゴムキャップ22の一端部をスピンドル2の測定子端部の外周へ第1のリング23の弾性力で密接させる機能を発揮できる材質としてもよい。
また、第1のリング23の第1のゴムキャップ22に密接して挟持する面に凹凸等を形成して、第1のゴムキャップ22の弾性力によるシール性を高めてもよい。
上述の第1のリング23に関する変形、改良等は、第2から第4のリング24、33、34においても同様に行ってもよい。
また、検出値の表示方式は、デジタル表示部3にて構成されているが、これに限らず、別の表示方法、例えば、ダイヤル式等で構成されてもよい。
2…スピンドル
11…ステム(第1のスピンドル案内筒)
13…第2のスピンドル案内筒
21…測定子
22…第1のゴムキャップ(第1のシール筒)
23…第1のリング
24…第2のリング
32…第2のゴムキャップ(第2のシール筒)
33…第3のリング
34…第4のリング
Claims (3)
- 本体ケースと、この本体ケースにその本体ケースの外部に突出して設けられた筒状の第1のスピンドル案内筒と、この第1のスピンドル案内筒に軸方向に移動自在に挿通され前記本体ケースの内部から外部に露出して一端部に測定子を有するスピンドルと、前記本体ケースの内部に設けられ前記スピンドルの移動量を検出する検出手段とを備え、前記スピンドルの移動量から被測定物の寸法や形状を測定する測定器において、
前記スピンドルの本体ケースの外部に露出した部分を覆いスピンドルの移動に合わせて伸縮可能な第1のシール筒と、
この第1のシール筒の一端部を前記スピンドルの測定子側の測定子端部の外周面に密着させて挟持する第1のリングと、
前記第1のシール筒の他端部を前記第1のスピンドル案内筒の外周面に密着させて挟持する第2のリングとを備えたことを特徴とする測定器。 - 請求項1に記載の測定器において、
前記スピンドルは、前記測定子側とは反対の反測定子端部が前記本体ケースの内部から外部に露出しており、
前記本体ケースにその本体ケースの外部に突出して設けられ前記スピンドルの反測定子端部を軸方向に移動自在に挿通する筒状の第2のスピンドル案内筒と、
前記スピンドルの反測定子端部で前記本体ケースの外部に露出した部分を覆いスピンドルの移動に合わせて伸縮可能な第2のシール筒と、
この第2のシール筒の一端部を前記第2のスピンドル案内筒の外周面に密着させて挟持する第3のリングと、
前記第2のシール筒の他端部を前記スピンドルの反測定子端部の外周面に密着させて挟持する第4のリングとを備えたことを特徴とする測定器。 - 請求項1または請求項2に記載の測定器において、
前記第1から第4のリングは、金属で形成されていることを特徴とする測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005232073A JP2007047032A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005232073A JP2007047032A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007047032A true JP2007047032A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37849967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005232073A Pending JP2007047032A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007047032A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5763204A (en) * | 1980-10-04 | 1982-04-16 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of aggregate wood |
JPH0381503A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-05 | Toshiba Corp | 蒸気タービン動翼 |
JPH06185907A (ja) * | 1992-09-24 | 1994-07-08 | Kawaguchiko Seimitsu Kk | 変位検出器の密封構造 |
-
2005
- 2005-08-10 JP JP2005232073A patent/JP2007047032A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5763204A (en) * | 1980-10-04 | 1982-04-16 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of aggregate wood |
JPH0381503A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-05 | Toshiba Corp | 蒸気タービン動翼 |
JPH06185907A (ja) * | 1992-09-24 | 1994-07-08 | Kawaguchiko Seimitsu Kk | 変位検出器の密封構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102939520B (zh) | 具有圆柱形压力测量单元的压力传感器 | |
KR101533749B1 (ko) | 압력계 | |
US9310392B2 (en) | Wheel-speed sensor mounting device | |
US11022513B2 (en) | Pressure measuring device | |
US20050264280A1 (en) | Magnetic field forming device and displacement sensor using same | |
JP2005321097A (ja) | センサーを備えているシールアセンブリ | |
US11892079B2 (en) | Process connection having an annular gasket | |
US9581509B2 (en) | Diaphragm pressure gauge | |
CA2701100A1 (en) | Case, window and gasket for measuring device | |
CN1250150A (zh) | 电子千分尺 | |
JP2007047032A (ja) | 測定器 | |
JP2008281450A (ja) | 温度・圧力測定装置、および取付装置 | |
JP2021113698A (ja) | 温度指示計 | |
JP4545642B2 (ja) | 静電容量型圧力計の取付構造 | |
JP6224372B2 (ja) | 測定器 | |
GB2136127A (en) | Case for gauge instrument | |
US6321590B1 (en) | Leakage measuring device | |
US1497441A (en) | Pressure-gauge valve device | |
JP2012202903A (ja) | ケース組立構造およびそれを用いた圧力計 | |
JP2000186774A (ja) | モニタリング付メカニカルシ―ルを備えた容器 | |
JP7016721B2 (ja) | ダイヤルゲージ | |
JP4481694B2 (ja) | 隔膜型電極 | |
JP2007212313A (ja) | 流量メータの計測ユニットの密閉収納構造および蓋押え | |
JP2007285915A (ja) | ガスセンサ | |
JP3081075B2 (ja) | モニタリング付メカニカルシール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070703 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070809 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111018 |