JP2007045734A - 皮膚外用剤およびヒアルロニダーゼ阻害剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 Cochlospermum religiosum (L.) Alston、Clitoria macrophylla、Maesa macrophylla Wall.、Castanopsis indica (Roxb.) Mif.、Cotoneaster acuminata Lindl.から選ばれる植物またはその抽出物よりなるものとする。
【選択図】 なし
Description
ヒアルロニダーゼは、生体中に広く分布し、皮膚にも存在する酵素で、その名の通りヒアルロン酸を分解する。従って、ヒアルロン酸分解を促進するヒアルロニダーゼの活性を抑制することは、製剤に使用されているヒアルロン酸の安定性や、皮膚に塗布した後の製剤のヒアルロン酸及び皮膚に存在していたヒアルロン酸の安定性に寄与すると考えられる。また、ヒアルロニダーゼは炎症酵素としても知られ、この活性を抑制することは炎症を抑え、また、アレルギーにも抑制的に働くことが知られている。
以上のような理由から、皮膚のはりや弾力を保持して小皺、かさつきを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の状態を維持する為に、ヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニダーゼの有効な抑制剤を開発することが求められてきた。
また本発明のヒアルロニダーゼ阻害剤を含む皮膚外用剤(医薬品、医薬部外品、化粧料を含む)は、細胞外マトリックス成分の一つであるヒアルロン酸の分解を抑制し、皮膚のはりや弾力を保持してしわ、小皺、かさつきを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の状態を維持するという効果を有する。
本発明に用いられるCochlospermum religiosum (L.) Alstonはワタモドキ科の植物であり、落葉の低木で、葉は掌状に5裂する。花は落葉期に咲き、鮮黄色で大型の花を枝の頂端の円錐花序につけ、美しい。観賞用に栽培されるほか、こはく色の樹脂(ガム)が採取される。樹皮の煎じ汁は、咳、下痢、赤痢の治療に利用される。
本発明に用いられるClitoria macrophyllaは、全草を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明に用いられるMaesa macrophylla Wall.は、花付若葉を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明に用いられるCastanopsis indica (Roxb.) Mif.は、葉、特に若葉を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明に用いられるCotoneaster acuminata Lindl.は、花を用いるのが好ましいが、他の部位を用いることもできる。
本発明のヒアルロニダーゼ阻害剤を薬剤として人体に投与する場合の使用量は、通常は1日量が100μg〜10g、好ましくは10mg〜1g程度となるように経口的に服用すればよい。剤形は任意で散剤,錠剤,カプセル剤などとして用いる。
本発明のヒアルロニダーゼ阻害剤を医薬組成物として用いる場合、その剤型は特に制限されず、投与経路等に応じて適宜選択することができる。例えば、経口投与に適した製剤として、錠剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、液剤、シロップ剤などを挙げることができ、非経口投与に適した製剤として、注射剤、点滴剤、坐剤、吸入剤、経皮吸収剤、経粘膜吸収剤、貼付剤などを挙げることができる。注射剤は、静脈注射、筋肉注射、皮下注射、点滴などのいずれに用いるものであってもよい。
1.試料(植物抽出物)の調製
(製造例1)
Cochlospermum religiosum (L.) Alstonの樹皮10.0gにメタノールを200mL加え、室温で7日間浸漬後、ろ過した。ろ液のメタノールを留去し、抽出物を1.604g(乾燥物換算)得た。
Clitoria macrophylla の全草20.1gにメタノールを200mL加え、室温で7日間浸漬後、ろ過した。ろ液のメタノールを留去し、抽出物を1.154g(乾燥物換算)得た。
Maesa macrophylla Wall. の花付若葉10.07gにメタノールを100mL加え、室温で7日間浸漬後、ろ過した。ろ液のメタノールを留去し、抽出物を1.106g(乾燥物換算)得た。
Castanopsis indica (Roxb.) Mif. の葉(若葉)9.99gにメタノールを100mL加え、室温で7日間浸漬後、ろ過した。ろ液のメタノールを留去し、抽出物を0.588g(乾燥物換算)得た。
Cotoneaster acuminata Lindl. の花10.02gにメタノールを100mL加え、室温で7日間浸漬後、ろ過した。ろ液のメタノールを留去し、抽出物を1.076g(乾燥物換算)得た。
各抽出物の終濃度0.05%、0.1%及び0.5%での植物抽出物のヒアルロニダーゼ阻害活性を求めることで、阻害作用を評価した。
即ち、所定濃度に調整した被験試料0.05mlに、牛の睾丸由来のヒアルロニダーゼ 溶液0.1ml (シグマ社製;type 1-S、終濃度250 units/ml 0.1M の酢酸緩衝液 (pH 4.0)) を溶解して37℃で20分間インキュベートした。更に、活性化剤0.1ml (Compound 48/80、Sigma 社製、CaCl2、NaCl の最終濃度がそれぞれ 0.1mg/ml、2.5mM、0.15M となるように上記の酢酸緩衝液に溶解したもの) を添加し、37℃で20分間インキュベートした。これにヒアルロン酸ナトリウム(ナカライテスク 微生物由来) 溶液0.25ml を添加し、37℃で40分間インキュベートした後、0.4N NaOH0.1mlを添加して反応を停止させた。10分間氷冷後、硼酸緩衝液 (pH 9.0)0.1ml を添加し、3分間煮沸した後、再び10分間氷冷し、次いでp−ジメチルアミノベンズアルデヒド試薬 3ml を添加し、37℃で20分間インキュベートした。得られた反応液について585nm における吸光度を測定し、ブランクとして上記の試料溶液や酵素溶液の代わりに酢酸緩衝液を添加したものと比較して阻害率を求めた。結果を表1に示す。
(配合成分) (質量%)
(1)ステアリン酸 2.0
(2)ステアリルアルコール 7.0
(3)水添ラノリン 2.0
(4)スクワラン 5.0
(5)2−オクチルドデシルアルコール 6.0
(6)ポリオキシエチレン(25モル)
セチルアルコールエーテル 3.0
(7)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
(8)プロピレングリコール 5.0
(9)Cochlospermum religiosum (L.) Alstonのメタノール抽出物 0.05
(10)亜硫酸水素ナトリウム 0.03
(11)エチルパラベン 0.3
(12)香料 適量
(13)精製水 残余
(製法)
(13)に(8)を加え溶解し、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜(12)を混合して加熱溶融し、70℃に保った(油相)。次いで、水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
(配合成分) (質量%)
(1)固形パラフィン 5.0
(2)ミツロウ 10.0
(3)ワセリン 15.0
(4)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
(5)ポリオキシエチレン(20モル)
ソルビタンモノラウリン酸エステル 3.0
(6)石けん粉末 0.1
(7)硼砂 0.2
(8)Clitoria macrophyllaのアセトン抽出物 0.05
(9)Clitoria macrophyllaのエタノール抽出物 0.05
(10)亜硫酸水素ナトリウム 0.03
(11)エチルパラベン 0.3
(12)香料 適量
(13)精製水 残余
(製法)
(13)に(6)〜(7)を加え、加熱溶解して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(5)、(8)〜(12)を混合し加熱溶融し、70℃に保った(油相)。次いで、水相に油相を攪拌しながら徐々に加え反応を行った。反応終了後、ホモミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
(配合成分) (質量%)
(1)ステアリン酸 2.5
(2)セチルアルコール 1.5
(3)ワセリン 5.0
(4)流動パラフィン 10.0
(5)ポリオキシエチレン(10モル)
モノオレイン酸エステル 3.0
(6)ポリエチレングリコール1500 3.0
(7)トリエタノールアミン 1.0
(8)カルボキシビニルポリマー 0.05
(9)Maesa macrophylla Wall.の酢酸エチル抽出物 0.05
(10)亜硫酸水素ナトリウム 0.01
(11)エチルパラベン 0.01
(12)香料 適量
(13)精製水 残余
(製法)
少量の(13)に(8)を溶解した(A相)。残りの(13)に(6)〜(7)を加え、加熱溶解して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(5)、(9)〜(12)を混合し加熱溶融して70℃に保った(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、さらにA相を加えホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
(配合成分) (質量%)
(1)マイクロクリスタリンワックス 1.0
(2)ミツロウ 2.0
(3)ラノリン 20.0
(4)流動パラフィン 10.0
(5)スクワラン 5.0
(6)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0
(7)ポリオキシエチレン(20モル)
ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
(8)プロピレングリコール 7.0
(9)Castanopsis indica (Roxb.) Mif.のアセトン抽出物 10.0
(10)亜硫酸水素ナトリウム 0.01
(11)エチルパラベン 0.3
(12)香料 適量
(13)精製水 残余
(製法)
(13)に(8)を加え、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜(12)を混合し、加熱溶融して70℃に保った(油相)。油相を攪拌しながら水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
(配合成分) (質量%)
(1)95%エチルアルコール 10.0
(2)ジプロピレリングリコール 15.0
(3)ポリオキシエチレン(50モル)
オレイルアルコールエーテル 2.0
(4)カルボキシビニルポリマー 1.0
(5)苛性ソーダ 0.15
(6)L−アルギニン 0.1
(7)Cotoneaster acuminata Lindl.の
50%1,3−ブチレングリコール抽出物 7.0
(8)2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.05
(9)エチレンジアミンテトラアセテート・
3ナトリウム・2水和物 0.05
(10)メチルパラベン 0.2
(11)香料 適量
(12)精製水 残余
(製法)
(12)に(4)を均一に溶解した(水相)。一方、(1)に(7)と(3)を溶解し、これを水相に添加した。次いでここに、(2)、(8)〜(11)を加えた後、(5)、(6)で中和させ増粘した。
(配合成分) (質量%)
(A相)
(1)95%エチルアルコール 10.0
(2)ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール 1.0
(3)パントテニルエチルエーテル 0.1
(4)Cochlospermum religiosum (L.) Alstonのメタノール抽出物 1.5
(5)メチルパラベン 0.15
(B相)
(6)水酸化カリウム 0.1
(C相)
(7)グリセリン 5.0
(8)ジプロピレリングリコール 10.0
(9)亜硫酸水素ナトリウム 0.03
(10)カルボキシビニルポリマー 0.2
(11)精製水 残余
(製法)
A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA相を加えて可溶化した。次いでB相を加え充填を行った。
(配合成分) (質量%)
(A相)
(1)ジプロピレングリコール 5.0
(2)ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0
(B相)
(3)Clitoria macrophyllaのメタノール抽出物 0.01
(4)オリーブ油 5.0
(5)酢酸トコフェロール 0.2
(6)エチルパラベン 0.2
(7)香料 0.2
(C相)
(8)亜硫酸水素ナトリウム 0.03
(9)ポリビニルアルコール(ケン化度90、重合度2000) 13.0
(10)エタノール 7.0
(11)精製水 残余
(製法)
A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化した。次いでC相を加え充填を行った。
(配合成分) (質量%)
(1)タルク 43.1
(2)カオリン 15.0
(3)セリサイト 10.0
(4)亜鉛華 7.0
(5)二酸化チタン 3.8
(6)黄色酸化鉄 2.9
(7)黒色酸化鉄 0.2
(8)スクワラン 8.0
(9)イソステアリン酸 4.0
(10)モノオレイン酸POEソルビタン 3.0
(11)オクタン酸イソセチル 2.0
(12)Maesa macrophylla Wall.のエタノール抽出物 1.0
(13)防腐剤 適量
(14)香料 適量
(製法)
(1)〜(7)の粉末成分をブレンダーで十分混合し、これに(8)〜(11)の油性成分、(12)、(13)、(14)を加え、よく混練した後、容器に充填、成型した。
(配合成分) (質量%)
(粉体部)
(1)二酸化チタン 10.3
(2)セリタイト 5.4
(3)カオリン 3.0
(4)黄色酸化鉄 0.8
(5)ベンガラ 0.3
(6)黒色酸化鉄 0.2
(油相)
(7)デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5
(8)流動パラフィン 4.5
(9)ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0
(水相)
(10)精製水 50.0
(11)1,3−ブチレングリコール 4.5
(12)Castanopsis indica (Roxb.) Mif.の30%1,3−ブチレングリコール抽出物 1.5
(13)防腐剤 適量
(14)香料 適量
(製法)
水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部を添加してホモミキサー処理した。さらに加熱混合した油相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を添加して室温まで冷却した。
(配合成分) (質量%)
(1)ステアリン酸 2.0
(2)ステアリルアルコール 7.0
(3)水添ラノリン 2.0
(4)スクワラン 5.0
(5)2−オクチルドデシルアルコール 6.0
(6)ポリオキシエチレン(25モル)
セチルアルコールエーテル 3.0
(7)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
(8)プロピレングリコール 5.0
(9)Cotoneaster acuminata Lindl.のメタノール抽出物 0.05
(10)亜硫酸水素ナトリウム 0.03
(11)エチルパラベン 0.3
(12)香料 適量
(13)精製水 残余
(製法)
(13)に(8)を加え溶解し、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜(12)を混合して加熱溶解し、70℃に保った(油相)。次いで、水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
(配合成分) (質量%)
(1)エタノール 5.0
(2)グリセリン 0.5
(3)ジプロピレングリコール 2.0
(4)1,3−ブチレングリコール 6.0
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.08
(7)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
(8)ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン 0.1
(9)Cochlospermum religiosum (L.) Alstonの
50%1,3ブチレングリコール抽出液(固形分濃度1.0%) 0.3
(10)Clitoria macrophyllaのエタノール抽出物 0.1
(11)Maesa macrophylla Wall.の50%エタノール抽出物 0.1
(12)ラベンダー油 0.1
(13)アルギン酸ナトリウム 0.001
(14)精製水 残余
(製法)
(1)〜(14)を常法に従い混合溶解し、化粧水を得た。
(配合成分) (質量%)
(1)ジメチルポリシロキサン 3.0
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 4.0
(3)エタノール 5.0
(4)グリセリン 6.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 3.0
(7)スクワラン 2.0
(8)水酸化カリウム 0.1
(9)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
(10)Castanopsis indica (Roxb.) Mif.の
30%1,3-ブチレングリコール抽出液(固形分濃度1.5%) 0.3
(11)キサンタンガム 0.3
(12)カルボキシビニルポリマー 0.1
(13)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
(14)メチルパラベン 適量
(15)香料 適量
(16)精製水 残余
(製法)
(16)に(9)、(12)、(13)を加えて溶解し、さらに(10)および(4)〜(6)と混合した。ここに、(3)に(14)、(11)、(15)を加えて溶解したものを加えて混合し、さらに(1)、(2)、(7)の混合液を加えて乳化、(8)により中和させ増粘させた。
(配合成分) (質量%)
(1)ワセリン 1.0
(2)ジメチルポリシロキサン 3.0
(3)メチルフェニルポリシロキサン 3.0
(4)ステアリルアルコール 0.5
(5)グリセリン 7.0
(6)ジプロピレングリコール 3.0
(7)1,3−ブチレングリコール 7.0
(8)スクワラン 1.0
(9)イソステアリン酸 0.5
(10)ステアリン酸 0.5
(11)モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
(12)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(13)水酸化カリウム 0.05
(14)Cotoneaster acuminata Lindl.のメタノール抽出物 0.1
(15)EDTA 3ナトリウム 0.05
(16)カルボキシビニルポリマー 0.1
(17)フェノキシエタノール 適量
(18)香料 適量
(19)精製水 残余
(製法)
(19)に(6)、(7)、(13)を加え、加熱して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(4)、(8)〜(12)および(17)を混合し、加熱溶融して70℃に保った(油相)。水相を攪拌しながら油相を徐々に加え、さらに(15)、(16)、(18)、(5)および(14)を加えてホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
以下の表2に示す処方で後記する方法によりシロップ剤を調製した。
(製法)
精製水に各成分を溶解し、攪拌均一化してシロップ剤とした。
以下の表3に示す処方で後記する方法により関節注入剤を調製した。
(製法)
表3記載の成分の水溶液を加熱または濾過滅菌し、注射シリンジに2.5mlずつ分注し、関節注入剤を調製した。
以下の処方で常法によりトローチを製造した。
アラビアゴム 6.0 質量%
ブドウ糖 73.0
Clitoria macrophylla抽出物 0.05
リン酸第二カリウム 0.2
リン酸第一カリウム 0.1
乳糖 17.0
香料 0.1
ステアリン酸マグネシウム 残量
下記表4に示す組成で錠剤を調製した。
上記の各成分を均一に混合し、常法に従って、1錠170mgとなるように打錠した。
下記表5に示す組成で液剤を調製した。
精製水に上記の各成分を溶解し、攪拌均一化して液剤とした。
上記で調製した植物抽出物、塩化ナトリウムおよびベンジルアルコールを以下の表6に示す量で蒸留水に溶解した。この溶液をフィルター(孔径0.2μm)を通して濾過することによって、注射剤を製造した。
市販の紅茶葉を粉砕し、これに上記で調製した植物抽出物(Cochlospermum religiosum (L.) Alston、Clitoria macrophylla、Maesa macrophylla Wall.、Castanopsis indica (Roxb.) Mif.、Cotoneaster acuminata Lindl.)をそれぞれ0.1質量%ずつになるように添加してよく混合し、ティーパックに詰めた。このティーパックを熱湯中に入れることによって、調製化合物が紅茶に溶出した機能性紅茶を調製することができた。
Claims (2)
- Cochlospermum religiosum (L.) Alston、Clitoria macrophylla、Maesa macrophylla Wall.、Castanopsis indica (Roxb.) Mif.、Cotoneaster acuminata Lindl.から選ばれる一種または二種以上の植物またはその抽出物を配合したことを特徴とする皮膚外用剤。
- Cochlospermum religiosum (L.) Alston、Clitoria macrophylla、Maesa macrophylla Wall.、Castanopsis indica (Roxb.) Mif.、Cotoneaster acuminata Lindl.から選ばれる一種または二種以上の植物またはその抽出物からなることを特徴とするヒアルロニダーゼ阻害剤。
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