JP2007045479A - 包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓋用ラベルの製造費を抑えつつ、蓋用ラベルの剥離開始部に、薬剤によってなくなるおそれのある印刷層を設けることなく蓋用ラベルの剥離開始部を明示することができる包装体を提供する。
【解決手段】 薬剤を染込ませたシート体Sを複数枚収容する包装体本体2と、包装体本体2からシート体Sを取り出すための取出口3を開閉すべく剥離開始部Vを摘んで包装体本体2に剥離及び再貼着可能に設けられた蓋用ラベル4とを備える包装体1において、蓋用ラベル4の剥離開始部Vには、蓋用ラベル4の基材シートを厚み方向に凹凸状に形成することによって表示部8が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤を染込ませたシート体を複数枚収容する包装体本体に剥離及び再貼着可能に蓋用ラベルが設けられた包装体に関する。
従来、薬剤を染込ませたシート体を複数枚収容した包装体としては、例えば、薬剤を染込ませたシート体を複数枚収容する包装体本体と、包装体本体からシート体を取り出すための取出口を開閉すべく包装体本体に剥離及び再貼着可能に設けられた蓋用ラベルとを備えるものが知られている(下記特許文献1参照)。このような包装体は、蓋用ラベルの剥離開始部を摘んだ状態で、蓋用ラベルを包装体本体から剥離したり再貼着して取出口を開閉するものである。こうした蓋用ラベルの剥離及び再貼着作業は、包装体本体に収容されているシート体を取り出したいときに毎回行われる。よって、毎回の作業に際し、蓋用ラベルの同じ部分(剥離開始部)を摘んで作業することができるよう、蓋用ラベルの剥離開始部に、これを明示することができる表示部としての印刷層が設けられているのが一般的である。
特開平10−024972号公報
しかしながら、上記従来の包装体にあっては、蓋用ラベルの剥離及び再貼着作業をする際に、シート体を取り出したり使用したりすることによってシート体に染込んでいる薬剤が手指に付着した状態で、蓋用ラベルの剥離開始部を摘むことがある。このような薬剤には、アルコール類や界面活性剤、香料等が含有されていることが多く、手指に付着している薬剤が蓋用ラベルの剥離開始部に設けられた表示部に付着すると、印刷層が剥がれて手指を汚すと共に表示部が消滅してしまう。表示部が消滅すると、蓋用ラベルの剥離開始部を視認することが困難になるので、蓋用ラベルの剥離及び再貼着作業が煩わしくなる。そこで、従来は、手指に付着した薬剤が表示部に付着するのを防止すべく、表示部に保護用の基材シートを重ねた蓋用ラベルを使用していた。しかし、それでは蓋用ラベルの製造費が高くなってしまう。
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ、蓋用ラベルの製造費を抑えつつ、蓋用ラベルの剥離開始部に、薬剤によってなくなるおそれのある印刷層を設けることなく蓋用ラベルの剥離開始部を明示することができる包装体を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る包装体は、薬剤を染込ませたシート体を複数枚収容する包装体本体と、包装体本体からシート体を取り出すための取出口を開閉すべく剥離開始部を摘んで包装体本体に剥離及び再貼着可能に設けられた蓋用ラベルとを備える包装体において、蓋用ラベルの剥離開始部には、蓋用ラベルの基材シートを厚み方向に凹凸状に形成することによって表示部が形成されていることを特徴とする。
該構成の包装体にあっては、表示部は、蓋用ラベルの基材シートを厚み方向に凹凸状に形成することによって形成されている。よって、シート体に染込んでいる薬剤が表示部に付着しても、凹凸形状はそのまま保たれるので、表示部は消滅しない。
また、表示部に薬剤が付着しても、その凹凸形状は保たれるので、薬剤が付着するのを防止するための保護用のシートを表示部に重ねる必要がない。
更に、シート体を取り出すため蓋用ラベルの剥離及び再貼着作業をする際には剥離開始部を摘むが、基材シートが凹凸状となっているため、摘んだ手指が滑りにくく剥離及び再貼着作業を確実にすることができる。
特に、表示部が加熱されて変色していることが好ましい。このようにすると、従来の包装体のように印刷層を設けて表示部を着色している場合とは異なり、薬剤が表示部に付着しても変色した色が消えてしまうことはない。よって、印刷層を設けずとも蓋用ラベルの剥離開始部をより鮮明に明示することができる。
このように、本発明に係る包装体にあっては、蓋用ラベルの基材シートを厚み方向に凹凸状に形成することによって表示部を形成しているので、従来の印刷層によって形成した場合のように、保護用の基材シートを表示部に重ねる必要がないうえに、薬剤が付着して表示部が消滅することもない。従って、蓋用ラベルの製造費を抑えつつ、薬剤が付着しても蓋用ラベルの剥離開始部を明示することができる。
以下、本発明に係る包装体の一実施形態について図面を参酌しつつ説明する。
図1(A)に、本実施形態における包装体1が示されている。該包装体1は、薬剤を染込ませたシート体Sを複数枚収容する包装体本体2と、包装体本体2からシート体Sを取り出すための取出口3を開閉する蓋用ラベル4とを備える。
包装体本体2に収容されるシート体Sとしては、例えば、合成樹脂等からなる不織布等の布地に各種薬剤を染込ませたウェットティッシュやお掃除シート等が用いられる。染込ませる薬剤としては、エタノール等のアルコールやアルキルアミンオキシド等の界面活性剤、香料等の各種の薬剤が使用される。シート体Sは複数枚上下に積層した状態で包装体本体2に収容されている。
包装体本体2は、可撓性を有するシートで形成され、左右両側部には内側に折り込まれたガセット部21,21が形成されており、下面側に位置する背貼部(図示しない)と前後両端部2a,2bとの三方がヒートシールされて袋状に形成されている。包装体本体2の上面部22には、その略中央の位置にシート体Sを取り出すための取出口3が設けられている。包装体本体2を構成するシートには、種々の単層や多層の合成樹脂等の包装用フィルムを採用することができ、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン等からなる二軸延伸フィルムに、未延伸のポリエチレン等の熱融着性フィルムを積層した多層シートや、これらにエチレンビニルアルコール共重合体等のガスバリアー性樹脂やアルミ箔等のバリアー性フィルムを積層した多層シートを使用することができる。
取出口3は、前後方向に長い略長方形状であり、四隅が円弧状に丸くなっている。取出口3は、包装体本体2に収容されているシート体Sを一枚ずつ順に繰り出して取り出すための開口部であるが、最初に取出口3を開くまでは開口していない。具体的には、最初に取出口3を開く前の状態では、上面部22に貫通しない程度に浅く切り込んだ切込線Lが設けられた状態(いわゆるハーフカットした状態)となっており、使用時に最初に取出口3を開こうとすると切込線Lに沿って破断して切込線Lで囲まれた部分のシートが蓋用ラベル4に貼着した状態で上面部22より切り離されることにより取出口3として開口するようになっている。
取出口3を開閉する蓋用ラベル4は、前後方向に長い略長方形状である。蓋用ラベル4を形成する基材シートは、加熱すると結晶化しやすい合成樹脂、例えば、厚さ40μm乃至100μmのポリエステルやポリオレフィン等のフィルムからなり、本実施形態では、ほぼ全体が無色透明である。蓋用ラベル4は、蓋部5と、蓋部5の前後方向の一端部5aに突設される剥離開始部Vとしての摘み部6とで構成されている。蓋部5は、前後方向に長い略長方形状で取出口3を覆うことができる程度の大きさである。蓋部5の下面には、図3に示すように、その全域に亘って粘着剤層7が設けられている。
摘み部6は、図1(A)に示すように、左右方向に長い略長方形状で、その左右方向の長さは蓋部5の左右方向の長さより短く、蓋部5の前側の一端縁5c(前端縁)の略中央の位置から突出するように形成されている。摘み部6の下面には、図3に示すように、粘着剤層7は形成されていない。即ち、蓋用ラベル4の下面には、摘み部6を除いた領域に粘着剤層7が設けられている。
摘み部6には、蓋用ラベル4の基材シートを厚み方向に凹凸状に形成することによって表示部8が形成されている。具体的には、図1(B)に示すように、表示部8は、基材シートの摘み部6となる部分を上下方向に型押し(例えば、エンボス加工等)して凹凸状にすることによって形成されており、本実施形態では、摘み部6のほぼ全域に亘って形成されている。表示部8は、下方に凸となる部分8aで構成され、凸部8aの反対側で凹部8bが形成されている。このように、表示部8は、凹凸部8a,8bを形成することによって、表示する内容を形成している。尚、凹凸形状の上下方向(厚み方向)の寸法としては、0.03mm乃至0.5mm程度が好ましい。また、表示部8は、白く変色している。具体的には、型押しする際に加熱される(例えば、120℃乃至180℃で、0.5秒乃至5秒間型押ししながら加熱する)ことによって、表示部8を形成する凹凸部8a,8bの樹脂が結晶化して白濁した状態となっている。即ち、蓋用ラベル4は、表示部8が白く変色しており、表示部8を除いた領域は表示部8に比べて透明性が高い。尚、表示部8が表示する内容としては、取出口3を開閉するに際し、蓋用ラベル4を摘む剥離開始部Vとしての摘み部6を明示する内容(開封口、OPEN等の文字)であっても、蓋用ラベル4の摘み部6を明示するだけでなく、併せて剥離する方向を明示するような内容(矢印等)等であってもよい。
蓋部5の他端部5bに設けられる切込部9は、蓋用ラベル4が包装体本体2から完全に剥離するのを防止するもので、摘み部6と対向する位置に設けられており、左右方向に一対設けられている。切込部9は、蓋用ラベル4に切り込みを入れることにより形成され、左右方向に対向する一対の左右両辺9a,9bと、それらの前端同士を連結する連結辺9cとで形成される略コの字状の形状である。左右両辺9a,9bは、その後端部(先端部)がそれぞれコの字形状の外側に曲がった形状となっている。
このような構成の蓋用ラベル4は、図2に示すような方法にて製造される。具体的には、長尺状の離型紙11の幅方向所定領域に、長手方向に連続して粘着剤層7(図2でドットで示す領域)を形成する。それに長尺シート10の蓋部5となる領域が、粘着剤層7に重なるように長尺シート10を貼り付ける。そして、粘着剤層7を形成していない領域、即ち、摘み部6となる領域に長尺シート10側から型押しして長尺シート10自体を下方に凸の凹凸状にして長手方向に連続して表示部8を形成する。このとき、表示部8となる部分の樹脂が、結晶化して白濁するように、型押しする際に加熱する時間等を調整する。そして、長尺シート10の表示部8と対向する位置に切り込みを設けて切込部9を形成した後、蓋用ラベル4の形状に合わせて長尺シート10と粘着剤層7とを裁断する。そして、蓋用ラベル4以外の部分を離型紙11から剥がして、離型紙11の上に蓋用ラベル4が長手方向に等間隔に並んだ連続体を形成し、これを巻き取る。
このような蓋用ラベル4は、図1(A)に示すように、取出口3の後方側に切込部9が、前方側に摘み部6が位置するようにして、蓋部5で取出口3を覆った状態で包装体本体2の上面部22に粘着剤層7を介して貼り付けられ、剥離及び再貼着可能に設けられる。このとき、摘み部6は、その下面に粘着剤層7が設けられていないので、上面部22には貼着されないが、図1(B)に示すように、表示部8の下方に凸となる部分8bが上面部22に当接し、他の部分は上面部22との間に隙間を形成した状態となっている。尚、蓋部5は、無色透明であるので、蓋部5を介して上面部22に施されているデザイン等が見えるようになっている。
以上のように形成される包装体1において、包装体本体2に収容されているシート体Sを取り出す際には、以下のようにして取出口3を開閉する。まず、図1(A)に示すように、取出口3が閉塞した状態のときに、蓋用ラベル4の剥離を開始する部分である剥離開始部Vとしての摘み部6を手指で摘んで後方へ向けて捲り上げるようにして蓋用ラベル4を上面部22から徐々に剥離していく。その後、図3に示すように、切込部9が設けられているところまで剥離していくと、蓋用ラベル4には切込部9が設けられているので、切込部9より後方側へは剥離せず、蓋用ラベル4全体が上面部22から剥離しないようになっている。尚、最初の剥離作業である場合には、取出口3は開口していないが、蓋用ラベル4を剥離していくと、蓋部5の下面に設けられている粘着剤層7の粘着力によって、上面部22が切込線Lに沿って破断して取出口3として開口する。破断した部分23は蓋部5の下面の略中央部に貼り付いた状態となる。そして、開口した取出口3からシート体Sを繰り出して取り出した後、再び摘み部6を摘んで、蓋部5が取出口3を覆うようにして蓋用ラベル4を上面部22に再貼着して取出口3を閉塞する。このとき、最初の剥離作業にて破断した部分23は、蓋用ラベル4に貼り付いた状態のまま取出口3に嵌る。こうして、シート体Sを取り出した後に再び取出口3を閉塞することで、収容しているシート体Sに染込んでいる薬剤が蒸発等してシート体Sが乾燥してしまうことがないようになっている。
以上の構成からなる包装体1にあっては、表示部8は、蓋用ラベル4を形成する基材シート自体を厚み方向(上下方向)に凹凸状に形成することによって形成する。こうすることによって、蓋用ラベル4の剥離及び再貼着作業の際に、シート体Sに染込んでいる薬剤が付着した状態の手指で摘み部6を摘み、表示部8に薬剤が付着したとしても、表示部8の凹凸形状はそのままの形状を保つ。よって、表示部8が消滅してしまうことがなく、薬剤が付着した後であっても剥離開始部Vとしての摘み部6を明示することができる。また、薬剤が付着するのを防止するための保護用の基材シートを表示部8に重ねる必要がないので、蓋用ラベル4の製造費を抑えることができる。
また、摘み部6は、図1(B)に示すように、蓋用ラベル4を貼着して取出口3を閉塞した状態のときに、表示部8の下方に凸となる部分8aが上面部22に当接し、他の部分は上面部22との間に隙間を形成している。従って、蓋用ラベル4を剥離する際に摘み部6を摘み易くなるので、剥離作業が容易になる。
また、摘み部6を摘んで蓋用ラベル4の剥離及び再貼着作業をする際には、表示部8の凹凸形状によって、摘んだ手指が滑りにくく剥離及び再貼着作業を確実にすることができる。
また更に、表示部8を形成する部分の樹脂を結晶化して白色に変色しているので、薬剤が付着しても色が消えることなく、より鮮明に摘み部6を明示することができる。
更に、本実施形態では、蓋用ラベル4に印刷層を全く設けていない。従って、基材シートに印刷用のプライマー層を設ける必要がなく、蓋用ラベル4の製造費を一層抑えることができる。
尚、本実施形態では、左右方向の長さが蓋部5の左右方向の長さより短い摘み部6が、蓋部5に突設され、その摘み部6を蓋用ラベル4の剥離及び再貼着作業する際の剥離開始部Vとする場合について説明したが、これに限らず、例えば、図4(A)に示すように、蓋部5の左右方向略全域に亘るように剥離開始部Vを設けた場合であってもよい。具体的には、蓋用ラベル4の一端部4aを除く全域に粘着剤層7を設けて蓋部5とし、粘着剤層7が設けられていない一端部4aを剥離開始部Vとした場合であってもよい。何れにしても、取出口3を開閉するに際し、蓋用ラベル4の剥離開始部Vを摘んで蓋用ラベル4を剥離及び再貼着することができるように、蓋用ラベル4が構成されていればよい。
また、本実施形態では、表示部8が、摘み部6の略全域に亘って形成されている場合について説明したが、これに限らず、摘み部6の一部の領域にのみ表示部8を形成した場合であってもよい。例えば、図4(B)に示すように、摘み部6の略中央の領域にのみ表示部8を設けた場合でもよい。
更に、本実施形態では、表示部8のみ変色している場合について説明したが、これに限らず、表示部8が設けられる摘み部6全体を変色した場合であってもよい。
また更に、本実施形態では、蓋用ラベル4を形成する基材シートは、加熱することにより結晶化しやすい合成樹脂からなる場合について説明したが、これに限らず、例えば、プラスチック製シートに熱変色性の染料を混ぜたシート等の不可逆性且つ熱変色性の基材シートである場合であってもよい。このような基材シートは、熱変色性を有するので加熱することによってその部分の色が変色する。また、不可逆性も有するので、一度変色した色は元には戻らない。従って、摘み部6を加熱型押しして凹凸状に形成するに際し、表示部8のみ変色させたり、表示部8と摘み部6とを変色させたりすることができるうえに、様々な色の組み合わせが可能となる。
また、本実施形態では、蓋用ラベル4に全く印刷層が設けられていない場合について説明したが、これに限らず、蓋部5の一部の領域に印刷層を設けた場合であってもよい。
更に、本実施形態では、取出口3は前後方向に長い略長方形状である場合について説明したが、これに限らず、例えば、円形や楕円形である場合であってもよい。
また更に、本実施形態では、表示部8が、下方に凸となる部分8aで形成される場合について説明したが、これに限らず、例えば、上方に凸となる部分で形成してもよいし、或いは下方に凸となる部分と上方に凸となる部分とを組み合わせて形成してもよい。
また、表示部8は変色せず透明であってもよく、この場合には、蓋用ラベル4を上面部22に貼着した状態のときに、表示部8に対応する上面部22の一部に、表示部8が表示する内容と同じ内容の印刷層等を設けて、摘み部6を更に見えやすくすることも可能である。
(A)は本発明の一実施形態に係る包装体を示す斜視図であり、(B)は(A)のP−P線断面拡大図。 蓋用ラベルの製法を示す概略上面図。 同包装体を示す斜視図であり、蓋用ラベルを剥離して取出口が開口している状態を示す。 他の実施形態における蓋用ラベルを示す正面図。
符号の説明
1…包装体、2…包装体本体、3…取出口、4…蓋用ラベル、5…蓋部、6…摘み部、7…粘着剤層、8…表示部、9…切込部、10…長尺シート、11…離型紙、21…ガセット部、22…上面部、L…切込線、S…シート体、V…剥離開始部

Claims (2)

  1. 薬剤を染込ませたシート体を複数枚収容する包装体本体と、包装体本体からシート体を取り出すための取出口を開閉すべく剥離開始部を摘んで包装体本体に剥離及び再貼着可能に設けられた蓋用ラベルとを備える包装体において、蓋用ラベルの剥離開始部には、蓋用ラベルの基材シートを厚み方向に凹凸状に形成することによって表示部が形成されていることを特徴とする包装体。
  2. 表示部が加熱されて変色していることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
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