JP2007044999A - 記録装置および記録装置の制御方法 - Google Patents
記録装置および記録装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007044999A JP2007044999A JP2005231938A JP2005231938A JP2007044999A JP 2007044999 A JP2007044999 A JP 2007044999A JP 2005231938 A JP2005231938 A JP 2005231938A JP 2005231938 A JP2005231938 A JP 2005231938A JP 2007044999 A JP2007044999 A JP 2007044999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- imaging device
- size
- image data
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【課題】 所定のインタフェースを介して、撮像装置と記録装置とが直接接続され、撮像装置が撮影した画像データを記録装置に転送し、記録可能な印刷システムにおいて、印刷するために必要な時間を短縮することができる記録装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 記録装置に撮像装置が接続された後に、撮像装置から印刷ジョブが発行される前に、撮像装置が保持する全ての画像データの総サイズを撮像装置から受信し、計算し、この計算したデータサイズと、記録装置に設けられているメモリサイズとを比較し、上記計算したデータサイズよりも、記録装置に設けられているメモリのサイズが大きければ、撮像装置が保持する全てのデータを受信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルカメラと直接接続された印刷装置であり、デジタルカメラが撮影した画像データを受信し、印刷可能な記録装置およびその制御方法に関する。
最近の印刷装置では、PCを介することなく、デジタル画像データを、デジタルスチルカメラからカラープリンタに直接伝送し、印刷することができるカラープリントシステムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このカラープリントシステムでは、デジタルスチルカメラで撮像した画像データを、プリンタ側でRGBデータに展開し、必要な画像処理を施し、印刷データを作成し印刷する。デジタルスチルカメラは、年々高解像度の画像データを撮影可能になっている。これに比例して、画像サイズも大きくなり、プリンタ側における画像データの受信処理に、時間がかかる。
本来、印刷する画像が判明していれば、印刷ジョブが発行される前に、画像データを受信するようにしても差し支えない。しかし、プリンタ側が保持しているメモリサイズには制限があり、デジタルカメラが保持する全ての画像データを、常に受信・記憶できるわけではない。
特開平10−108005号公報
また、全ての画像を受信できなくても、プリンタ側が保持するメモリのサイズまで、画像データを受信することが考えられる。
しかし、このようにした場合、受信した画像が印刷対象とならなければ、受信する意味がない。画像データを受信する場合、デジタルカメラ内のカードにアクセスするので、デジタルカメラ側で電力消費がある。
つまり、プリンタ側が保持するメモリのサイズまで、画像データを受信し、受信した画像が印刷対象でない場合、デジタルカメラ内のカードにアクセスするので、デジタルカメラ側でバッテリの消耗等があり、負荷がかかるという問題がある。また、受信した画像が印刷対象でなければ、受信動作自体が無駄な作業であるという問題がある。
デジタルカメラと直接接続して印刷可能な印刷装置で印刷する場合、撮像装置に保持されている画像データを、印刷装置に転送する必要がある。撮像装置から印刷ジョブが発行されるまでに、どの画像データを印刷するかわからないので、通常は、印刷ジョブが発行された後に、印刷対象の画像データを受信するように作業している。
よって、上記従来例では、印刷ジョブが発行されてから実際の印刷動作を始めるまでに、時間がかかるという問題がある。
本発明は、所定のインタフェースを介して、撮像装置と記録装置とが直接接続され、上記撮像装置が撮影した画像データを上記記録装置に転送し、記録可能な印刷システムにおいて、印刷するために必要な時間を短縮することができる記録装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、所定のインタフェースを介して、撮像装置と記録装置とが直接接続され、上記撮像装置が撮影した画像データを上記記録装置に転送し、記録可能な印刷システムにおいて、上記記録装置に上記撮像装置が接続された後に、上記撮像装置から印刷ジョブが発行される前に、上記撮像装置が保持する全ての画像データの総サイズを上記撮像装置から受信し、計算する画像データサイズ計算手段と、上記画像データサイズ計算手段が計算したデータサイズと、上記記録装置に設けられているメモリサイズとを比較するサイズ比較手段と、上記画像データサイズ計算手段が計算したデータサイズよりも、上記記録装置に設けられているメモリサイズが大きいと、上記サイズ比較手段が判断した場合、上記撮像装置が保持する全てのデータを受信する画像データ受信手段とを有することを特徴とする記録装置である。
本発明によれば、所定のインタフェースを介して、撮像装置と記録装置とが直接接続され、上記撮像装置が撮影した画像データを上記記録装置に転送し、記録可能な印刷システムにおいて、撮像装置が印刷ジョブを発行する前に、印刷対象画像のデータを受信するので、印刷するために必要な時間を短縮することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるフォトダイレクトプリンタ装置100を示す概観斜視図である。
フォトダイレクトプリンタ装置100は、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する通常のPCプリンタとしての機能を備えている。また、フォトダイレクトプリンタ装置100は、メモリカード等の記憶媒体に記憶されている画像データを直接読み取って印刷し、またはデジタルカメラから画像データを受信して印刷する機能を備えている。
さらに、フォトダイレクトプリンタ装置100は、下ケース1と、上ケース2と、アクセスカバー3と、排出トレイ4と、電源キー5と、液晶表示部6と、自動給送部7と、紙間選択レバー8と、カードスロット9とを有する。また、フォトダイレクトプリンタ装置100は、操作パネル10と、ビューワ(液晶表示部)11と、端子12と、USBバスコネクタ13とを有する。
フォトダイレクトプリンタ装置100は、下ケース1と、上ケース2と、アクセスカバー3と、排出トレイ4と有する。また、下ケース1は、フォトダイレクトプリンタ装置100の略下半部を形成し、上ケース2は、本体の略上半部を形成している。両ケース1、2の組合せによって、その内部に、後述する各機構を収納する収納空間を有し、中空体構造をなし、その上面部とその前面部とには、それぞれ開口部が形成されている。
さらに、排出トレイ4は、その一端部が、下ケース1に回転自在に保持され、その回転によって、下ケース1の前面部に形成されている開口部を開閉させる。このために、記録動作を実行させる際には、排出トレイ4を前面側へ回転させ、開口部を開成させることによって、ここから記録シートが排出可能になり、排出された記録シートを順次積載することができる。
また、排紙トレイ4には、2枚の補助トレイ4a、4bが収納され、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことによって、用紙を支持する面積を3段階に拡大、縮小させることができる。
アクセスカバー3は、その一端部が上ケース2に回転自在に保持され、上面に形成されている開口部を開閉することができる。このアクセスカバー3を開くことによって、本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)またはインクタンク(不図示)等を交換することができる。なお、ここでは図示しないが、アクセスカバー3を開閉させると、その裏面に形成されている突起が、カバー開閉レバーを回転させ、このレバーの回転位置を、マイクロスイッチ等が検出し、アクセスカバーの開閉状態を検出する。
上ケース2の上面には、電源キー5が押下可能に設けられている。また、上ケース2の右側には、液晶表示部6や各種キースイッチ等を備える操作パネル10が設けられている。操作パネル10の構造を、図2を参照して詳しく後述する。
自動給送部7は、記録シートを装置本体内へ自動的に給送する。紙間選択レバー8は、プリントヘッドと記録シートとの間隔を調整するレバーである。
カードスロット9は、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入され、このアダプタを介して、メモリカードに記憶されている画像データを直接取り込んで印刷する。このメモリカード(PC)としては、たとえばコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック等がある。
ビューワ(液晶表示部)11は、フォトダイレクトプリンタ装置100の本体に着脱可能であり、PCカードに記憶されている画像の中から、プリントしたい画像を検索する場合等に、1コマ毎の画像やインデックス画像等を表示するために使用される。
端子12は、デジタルカメラを接続するための端子である。USBバスコネクタ13は、パーソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBバスコネクタである。
図2は、フォトダイレクトプリンタ装置100に設けられている操作パネル10の概観図である。
操作パネル10は、液晶表示部6と、カーソルキー21と、モードキー22と、LED23と、メンテナンスキー24と、印刷開始キー25と、印刷中止キー26とを有する。
液晶表示部6は、その左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。液晶表示部6に、印刷したい範囲の先頭写真番号、指定コマ番号(開始/−指定)を表示する。また、液晶表示部6は、印刷を終了した範囲の最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使用する用紙(記録シート)の種類(用紙種類)を表示する。
また、液晶表示部6に、1枚の用紙に印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の品位の指定(品位)を表示する。さらに、液晶表示部6に、撮影した日付を印刷するかどうかの指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうかの指定(画像補正)、印刷に必要な用紙枚数の表示(用紙枚数)を表示する。
液晶表示部6に表示する上記各項目は、カーソルキー21を用いて選択し、または指定される。
モードキー22は、これを押下する毎に、印刷の種類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷等)を切り替え、この切り替えに応じてLED23の対応するLEDが点灯される。
メンテナンスキー24は、プリントヘッドのクリーニング等、プリンタのメンテナンスを行わせるキーである。印刷開始キー25は、印刷の開始を指示するとき、またはメンテナンスの設定を確立するときに押下される。印刷中止キー26は、印刷を中止させるときや、メンテナンスの中止を指示するときに押下される。
次に、フォトダイレクトプリンタ装置100の制御に係る主要部の構成について説明する。
図3は、フォトダイレクトプリンタ装置100の制御に係る主要部の構成の構成を示すブロック図である。
なお、図1、図2と共通する部分には、同じ記号を付与し、それらの説明を省略する。
フォトダイレクトプリンタ装置100は、電源17と、USBバス18と、IEEE1284バス19と、制御部30と、プリンタエンジン34とを有し、操作パネル10と、ビューワ11と、PC14と、PCカード15と、デジタルカメラ16とが接続される。
制御部(制御基板)30は、カードスロット9と、端子12と、USBバスコネクタ13と、メモリカード(PCカード)15と、電源17と、USBバス18と、ASIC(専用カスタムLSI)31と、DSP(デジタル信号処理プロセッサ)32とを有する。また、制御部(制御基板)30は、メモリ33と、プリンタエンジン34と、コネクタ35と、コネクタ36と、USBバスハブ(USB HUB)38と、電源コネクタ39とを有する。
DSP(デジタル信号処理プロセッサ)32は、その内部にCPUを有し、後述する各種制御処理と、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換と、スケーリングと、ガンマ変換と、誤差拡散等の画像処理等を担当している。
メモリ33は、DSP32のCPUの制御プログラムを記憶するプログラムメモリ33aと、実行時のプログラムを記憶するRAMエリアと、画像データ等を記憶するワークメモリとして機能するメモリエリアとを有する。
プリンタエンジン34は、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェットプリンタのプリンタエンジンである。コネクタ35は、デジタルカメラ16を接続するためのポートとしてのUSBバスコネクタである。コネクタ36は、ビューワ11を接続するコネクタである。
USBバスハブ(USB HUB)38は、フォトダイレクトプリンタ装置100がPC14からの画像データに基づいて印刷する際に、PC14からのデータをそのままスルーし、USBバス18を介して、プリンタエンジン34に出力する。これによって、接続されているPC14は、プリンタエンジン34と直接、データや信号のやり取りを行い、印刷を実行することができる(一般的なPCプリンタとして機能する)。
電源コネクタ39は、電源17によって商用ACから変換された直流電圧を入力する。
なお、制御部30とプリンタエンジン34との間の信号のやり取りは、USBバス18またはIEEE1284バス19を介して行われる。
図4は、実施例1において使用するASIC31の構成を示すブロック図である。
ASIC31は、PCカードインタフェース部41と、IEEE1284インタフェース部42と、USBインタフェース部43と、USBホストインタフェース部44と、操作パネル・インタフェース部45とを有する。また、ASIC31は、ビューワ・インタフェース部46と、インタフェース47と、CPUインタフェース部48と、内部バス(ASICバス)49とを有する。
PCカードインタフェース部41は、装着されたPCカード15に記憶されている画像データを読み取り、またはPCカード15へのデータの書き込み等を行う。
IEEE1284インタフェース部42は、プリンタエンジン34との間のデータのやり取りを行う。このIEEE1284インタフェース部42は、デジタルカメラ16またはPCカード15に記憶されている画像データを印刷する場合に使用されるバスである。
USBインタフェース部43は、PC14との間でデータをやり取りする。USBホストインタフェース部44は、デジタルカメラ16との間でデータをやり取りする。操作パネル・インタフェース部45は、操作パネル10からの各種操作信号を入力し、表示部6へ表示データを出力等する。
ビューワ・インタフェース部46は、ビューワ11への画像データの表示を制御する。インタフェース47は、各種スイッチやLED55等との間のインタフェースを制御する。
CPUインタフェース部48は、DSP32との間で行うデータのやり取りを制御する。内部バス(ASICバス)49は、上記各部を接続する。
次に、実施例1の動作の概要について、説明する。
<通常のPCプリンタモード>
通常のPCプリンタモードは、PC14から送られてくる印刷データに基づいて、画像を印刷する印刷モードである。
通常のPCプリンタモードは、PC14から送られてくる印刷データに基づいて、画像を印刷する印刷モードである。
この通常のPCプリンタモードでは、PC14からのデータがコネクタ13を介して入力されると、USBバスハブ38、USBバス18を介して、直接プリンタエンジン34に送られ、PC14からのデータに基づいて印刷が行われる。
<PCカードからの直接プリントモード>
PCカード15が、カードスロット9に装着され、または脱着されると、割り込みが発生し、これによって、DSP32は、PCカード15が装着されたかまたは脱着された(取り外された)かを検知することができる。PCカード15が装着されると、PCカード15に記憶されている圧縮された(たとえばJPEG圧縮)画像データを読み込み、メモリ33に記憶する。その後、この圧縮された画像データを解凍し、メモリ33に再度格納する。
PCカード15が、カードスロット9に装着され、または脱着されると、割り込みが発生し、これによって、DSP32は、PCカード15が装着されたかまたは脱着された(取り外された)かを検知することができる。PCカード15が装着されると、PCカード15に記憶されている圧縮された(たとえばJPEG圧縮)画像データを読み込み、メモリ33に記憶する。その後、この圧縮された画像データを解凍し、メモリ33に再度格納する。
次に、操作パネル10を使用し、上記格納した画像データの印刷が指示されると、RGB信号からYMCK信号への変換、ガンマ補正、誤差拡散等を実行し、プリンタエンジン34で印刷可能な記録データに変換する。これによって、IEEE1284インタフェース部42を介して、プリンタエンジン34に出力し、印刷する。
<カメラからの直接プリントモード>
図5は、フォトダイレクトプリンタ装置100とデジタルカメラ16とを接続した状態を示す図である。
図5は、フォトダイレクトプリンタ装置100とデジタルカメラ16とを接続した状態を示す図である。
ケーブル50は、フォトダイレクトプリンタ装置100のコネクタ12と接続されるコネクタ51と、デジタルカメラ16の接続用コネクタ53とを接続するコネクタ52を備えている。
デジタルカメラ16は、内部のメモリに保存している画像データを、接続用コネクタ53を介して、出力する。なお、デジタルカメラ16は、内部に記憶手段としてのメモリを備えるものでもよく、取外し可能なメモリを装着するスロットを備えるものでもよく、種々の構成を採用するようにしてもよい。
このように、図5に示すように、ケーブル50を介して、フォトダイレクトプリンタ装置100とデジタルカメラ16とを接続することによって、デジタルカメラ16からの画像データを、フォトダイレクトプリンタ装置100で直接印刷する。
図6は、図5に示すように、デジタルカメラ16がフォトダイレクトプリンタ装置100に接続されている場合に、操作パネル10に設けられている液晶表示部6が表示している状態を示す図である。
この場合、液晶表示部6にカメラマーク60のみが表示され、操作パネル10における表示と操作とが無効になり、またビューワ11への表示も無効になる。したがって、これ以降は、デジタルカメラ16でのキー操作と、デジタルカメラ16の表示部(不図示)への画像表示とのみが有効になるので、ユーザは、デジタルカメラ16を使用して印刷指定を行うことができる。
図7は、デジタルカメラ16とフォトダイレクトプリンタ装置100とがケーブル50を介して接続されている場合に、デジタルカメラ16の背面を示す図である。
デジタルカメラ16の背面には、ファインダ71と、再生ボタン72と、液晶表示部73と、プリントメニュー74とを有する。
再生ボタン72は、撮像して記録した画像の再生を指示する再生ボタンである。液晶表示部73は、画像やメニュー等を表示する。
デジタルカメラ16において印刷画像を指定する動作は、撮像した映像のプリントをプリントショップに依頼するときに、DPOFファイルを作成する場合の操作と基本的には同じである。すなわち、再生ボタン72を押し、記録されている画像の印刷を1枚ずつ、または全画像で指定することによって、画像の印刷を指示する。
ただし、フォトダイレクトプリンタ装置100に接続されると、液晶表示部73にプリントメニュー74が表示され、このメニューに基づいて、画像の選択や印刷指定が行なわれる点が異なる。このプリントメニュー74を選択することによって、印刷する用紙サイズ、カラーまたは白黒プリント、印刷に使用する用紙の種類(普通紙、ファイン紙等)、さらには縁ナシ/アリでのプリント等を指定することができる。また、これ以外にも、後述するようなインデックス印刷、日付印刷、トリミング印刷、割付け印刷等を指定することができる。
図8は、デジタルカメラ16から印刷ジョブを受信する前に、このデジタルカメラ16から画像データを受信するかどうかを判断する処理を示すフローチャートである。
なお、このフローチャートでは、有限責任中間法人カメラ映像機器工業会において採用されている標準規格「CIPA DC−001−2003」(愛称:PictBridge)によって、接続されることを考慮している。
PictBridgeに対応しているので、プリンタ装置100、デジタルカメラ16の双方ともに、PictureTransferProtocol(PTP)を認識可能である。
まず、S2で、プリンタからPTPコマンド「GetStorageInfo」コマンドを発行する。このコマンドは、デジタルカメラ16の保持するメモリカードの総サイズと、空き領域とを取得するコマンドである。S3では、S2でデジタルカメラ16から取得したメモリカード情報に基づいて、プリンタ100は、メモリカード内に入っている総データサイズを計算することができる。
S3では、プリンタからPTPコマンド「GetNumObject」コマンドを発行する。パラメータ「ObjectFormatCode」には、EXIF/JPEG(0x3801)を指定する。このコマンドは、デジタルカメラ16が保持するオブジェクト(ファイル)の数を取得するコマンドである。
さらに、パラメータ「ObjectFormatCode」には、EXIF/JPEG(0x3801)を指定することによって、JPEG/EXIF形式のオブジェクトに限定したオブジェクト数を取得することができる。
S4では、デジタルカメラ16内のEXIF/JPEGオブジェクト(ファイル)を管理するためのテーブルに、どの程度のサイズを必要とするかを計算する。
S5では、プリンタ装置100で、デジタルカメラ16の全画像を管理するための総サイズを計算する。この計算は、S2で計算したデジタルカメラ16の保持する全ファイルのサイズと、S4で取得した画像管理テーブルの総サイズとを加算することによって、計算する。分岐S6では、S5で計算した総サイズと、プリンタ装置100に設けられているメモリサイズであって、印刷画像を記憶するために割り当てることができるサイズとを比較し、全画像データを受信可能であるかどうかを判断する。受信不可能であれば、何もせずに、デジタルカメラ16からの印刷ジョブ発行待ち状態になる。受信可能であれば、S7で、プリンタ装置100からPTPコマンド「GetObject」コマンドを発行する。
パラメータ「ObjectID」は、事前に取得していた画像データのObjectIDを設定する。このコマンドで画像データを取得する。
分岐S8で、今まで受信したObjectID中に、まだ受信していないObjectがあれば、S7で、受信していないObjectIDを指定した「GetObject」コマンドを発行する。全画像の受信が終われば、印刷ジョブの発行待ち状態に入る。
100…フォトダイレクトプリンタ装置、
6…液晶表示部、
10…操作パネル、
16…デジタルカメラ、
17…電源、
30…制御部、
31…ASIC31、
34…プリンタエンジン。
6…液晶表示部、
10…操作パネル、
16…デジタルカメラ、
17…電源、
30…制御部、
31…ASIC31、
34…プリンタエンジン。
Claims (5)
- 所定のインタフェースを介して、撮像装置と記録装置とが直接接続され、上記撮像装置が撮影した画像データを上記記録装置に転送し、記録可能な印刷システムにおいて、
上記記録装置に上記撮像装置が接続された後に、上記撮像装置から印刷ジョブが発行される前に、上記撮像装置が保持する全ての画像データの総サイズを上記撮像装置から受信し、計算する画像データサイズ計算手段と;
上記画像データサイズ計算手段が計算したデータサイズと、上記記録装置に設けられているメモリサイズとを比較するサイズ比較手段と;
上記画像データサイズ計算手段が計算したデータサイズよりも、上記記録装置に設けられているメモリサイズが大きいと、上記サイズ比較手段が判断した場合、上記撮像装置が保持する全てのデータを受信する画像データ受信手段と;
を有することを特徴とする記録装置。 - 請求項1において、
上記撮像装置は、デジタルカメラであることを特徴とする記録装置。 - 請求項1において、
上記記録装置は、その記録方式がインクジェット方式であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1において、
上記画像データは、JPEGフォーマットに従ったデータであることを特徴とする記録装置。 - 所定のインタフェースを介して、撮像装置と記録装置とが直接接続され、上記撮像装置が撮影した画像データを上記記録装置に転送し、記録可能な印刷システムにおいて、
上記記録装置に上記撮像装置が接続された後に、上記撮像装置から印刷ジョブが発行される前に、上記撮像装置が保持する全ての画像データの総サイズを上記撮像装置から受信し、計算する画像データサイズ計算工程と;
上記画像データサイズ計算工程で計算したデータサイズと、上記記録装置に設けられているメモリサイズとを比較するサイズ比較工程と;
上記画像データサイズ計算工程で計算したデータサイズよりも、上記記録装置に設けられているメモリサイズが大きいと、上記サイズ比較工程で判断した場合、上記撮像装置が保持する全てのデータを受信する画像データ受信工程と;
を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005231938A JP2007044999A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 記録装置および記録装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005231938A JP2007044999A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 記録装置および記録装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007044999A true JP2007044999A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37848248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005231938A Pending JP2007044999A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 記録装置および記録装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007044999A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172805A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
-
2005
- 2005-08-10 JP JP2005231938A patent/JP2007044999A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172805A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3840091B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置と記録装置とを有するシステム及びその制御方法 | |
JP3884942B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置と記録装置とを有するシステム及びその制御方法 | |
US7990555B2 (en) | Image supply device and control method thereof and printing system | |
JP3848130B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置と記録装置とを有するシステム及びその制御方法 | |
US7907291B2 (en) | Image supply device and control method of the same and printing system | |
US7057750B2 (en) | Printing apparatus, control method therefor, and storage medium | |
JP2005066988A (ja) | 画像供給装置と記録装置及び記録システム及びその制御方法とプログラム | |
JP2004072350A (ja) | デジタルカメラおよびプリンタ | |
JP4926644B2 (ja) | 記録装置、記録方法、およびプログラム | |
US7639278B2 (en) | Image supply device, recording system, and control method therefor | |
JP2007044999A (ja) | 記録装置および記録装置の制御方法 | |
JP2008288906A (ja) | 印刷システム、その制御方法及びプログラム | |
JP2004009316A (ja) | ダイレクトプリンタ装置 | |
JP2006171812A (ja) | 画像出力システム | |
JP2004088550A (ja) | プリンタ制御装置 | |
JP2008073882A (ja) | ダイレクトプリントシステム | |
JP2006005760A (ja) | 記録装置、撮像装置及び印刷システム | |
JP2005161592A (ja) | 印刷装置 | |
JP2005167559A (ja) | 印刷システム | |
JP2004193869A (ja) | 記録装置 | |
JP2004216559A (ja) | ダイレクトプリンタ装置 | |
JP2006076186A (ja) | プリンタ装置 | |
JP2005066987A (ja) | 記録装置及び記録システム及びその制御方法 | |
JP2006187866A (ja) | プリントシステム、画像送信装置及びその制御方法、プリント装置及びその制御方法 | |
JP2004358723A (ja) | ダイレクトプリンタ装置 |