JP2007044403A - 昇降コード選択型ローマンシェード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ヘッドレール1内に、それぞれドラム4,5を有する第1、第2の巻軸2,3を回動可能に支持する。ドラム4,5にそれぞれ第1,第2の昇降コード6,7の一端側を連結する。昇降コード6,7の他端側はヘッドレール1に吊られた幕体C1,C2に連結する。巻軸2,3は、それぞれ伝動機構11,12を介して第1、第2の駆動軸8,9に接続する。駆動軸8,9を一端側の操作機構10において、操作チェーン21,22、スプロケット13,14によって回転および回転停止操作可能とする。操作チェーン21による駆動軸8の回転を伝動機構11でドラム4に伝え、操作チェーン22による駆動軸9の回転を伝動機構12でドラム5に伝える。
【選択図】 図1
Description
操作コード牽引タイプにおいては、ヘッドレールの長手方向に所定の相互間隔を置いて複数垂下される昇降コードが、それぞれヘッドレール内のプーリーにかけられてヘッドレールに沿うように水平方向に屈折され、一括して操作コードに結合される。この操作コードは、ヘッドレールの一端側においてプーリーおよび停止手段を介して下方へ垂下される。幕体を上昇させるために操作コードを引き下げ、あるいは幕体を自重下降させるために停止手段の解除操作がなされる。
ドラム巻き取りタイプは、ヘッドレール内に、その延長方向に駆動軸が架設される。軸には所定相互間隔を置いて巻き取りドラムが取り付けられ、このドラムに昇降コードが、巻き上げおよび巻き解き可能に係止される。軸には、ヘッドレールの一端側においてプーリーが固着され、このプーリーに操作チェーンが掛け回される。操作チェーンを引き回し操作することで、軸とドラムを回転させ、操作コードを巻き上げて幕体を引き上げることができる。操作コードを任意の位置で係止部に係止させて幕体の上下位置を定める。
幕体を前後二重に吊る場合には、上記いずれかの機構の2台のローマンシェードを用意するか、特許文献1に記載されるように、ヘッドレールの前後の壁に吊り下げられた2枚の幕体をそれぞれの昇降コードで昇降させる機構をとる。特許文献1には、上記操作コード牽引タイプと、ドラム巻き取りタイプの2つの形式の機構を1つのヘッドレールに合体させて、2枚の幕体をそれぞれの昇降コードで昇降させるようにしたローマンシェードが記載されている。
しかしながら、一体化された機構で、一枚の幕体を部分別に昇降させ、あるいは複数の幕体を個別に昇降させることができるドラム巻き上げ式のローマンシェードは存在しない。
したがって、この発明は、前後または左右の2枚以上の幕体を吊る形式、さらには単一幕体の複数部の独立昇降形式を実現できる小型で安価なドラム巻き取りタイプのローマンシェードを提供することを課題とする。
昇降コード6,7をヘッドレール1に吊られた単一の幕体C1の左右方向に離れた部位にそれぞれ連結し、昇降コード6,7の選択的昇降により、単一の幕体C1の昇降を部分的に独立して操作可能に構成することができ、また昇降コード6,7をヘッドレール1に前後方向に二重に吊られた2枚の幕体C1,C2にそれぞれ連結し、昇降コード6,7の選択的昇降により、幕体C1,C2を選択的に昇降操作可能に構成することができ、さらに昇降コード6,7をヘッドレール1に左右方向に隣接して吊られた2枚の幕体C1,C2にそれぞれ連結し、昇降コード6,7の選択的昇降により、左右方向に相隣接する幕体C1,C2を選択的に昇降操作可能に構成することができる。
または、図5(b)おいて、ヘッドレール1の前壁1bに、左右方向に隣接して第1および第2の幕体C1,C2の上縁部がそれぞれ面ファスナ等を介して固定される。
図5(c)おいては、ヘッドレール1の前壁1bに、単一の幕体C1の上縁部が面ファスナ等を介して固定される。
2 第1巻軸
3 第2巻軸
4 第1ドラム
5 第2ドラム
6 第1昇降コード
7 第2昇降コード
8 第1駆動軸
9 第2駆動軸
10 操作機構
11 第1伝動機構
12 第1伝動機構
13 スプロケット
14 スプロケット
15 プーリ
16 プーリ
17 ベルト
18 プーリ
19 プーリ
20 ベルト
21 チェーン
22 チェーン
23 回転調整機構
24 軸
25 プーリ
26 プーリ
27 プーリ
28 プーリ
29 ベルト
30 ベルト
C1 第1幕体
C2 第2幕体
Claims (5)
- 上端においてヘッドレールに吊られる第1及び第2の幕体と、
前記ヘッドレール内に当該ヘッドレールの延長方向に沿って支持される第1及び第2の巻軸と、
第1の巻軸上に固着される第1のドラムと、
第2の巻軸上に固着される第2のドラムと、
前記第1のドラムに一端側が巻き取り・巻き解き可能に連結され、他端側が前記第1の幕体に連結される第1の昇降コードと、
前記第2のドラムに一端側が巻き取り・巻き解き可能に連結され、他端側が前記第2の幕体に連結される第2の昇降コードと、
前記第1及び第2の巻軸と平行に前記ヘッドレール内に互いに同一軸線上に架設され、一端側の操作機構においてそれぞれ回転および回転停止操作可能な第1及び第2の駆動軸と、
前記第1の駆動軸の回転を前記第1の巻軸に伝える第1の伝動機構と、
前記第2の駆動軸の回転を前記第2の巻軸に伝える第2の伝動機構とを具備し、
前記第1または第2の駆動軸を選択的に回転操作することによって選択された前記第1または第2の巻軸を回転させ、当該巻き軸上の前記ドラムに係止された前記昇降コードを当該昇降コード連結された前記幕体と共に昇降操作可能としたことを特徴とする昇降コード選択型ローマンシェード。 - 前記操作機構は、前記ヘッドレールの一端側に支持され、前記第1及び第2の駆動軸と同一軸線上に隣接して配置された第1及び第2のスプロケットを具備し、
前記第1の駆動軸は、一端が前記第1のスプロケットに結合された中空軸であり、
前記第2の駆動軸は、一端が前記第2のスプロケットに結合され、前記第1のスプロケット及び前記第1の駆動軸を相対回転自在に貫通する貫通軸であることを特徴とする請求項1に記載の昇降コード選択型ローマンシェード。 - 前記第1の幕体と第2の幕体が、前記ヘッドレールに前後方向に二重に吊られ、前記第1の昇降コードが第1の幕体に、第2の昇降コードが第2の幕体にそれぞれ連結され、
前記第1及び第2の昇降コードの選択的昇降により、前記第1の幕体と第2の幕体が選択的に昇降操作されることを特徴とする請求項1または2に記載の昇降コード選択型ローマンシェード。 - 前記第1の幕体と第2の幕体が、前記ヘッドレールに左右方向に隣接して吊られ、前記第1の昇降コードが第1の幕体に、第2の昇降コードが第2の幕体にそれぞれ連結され、
前記第1及び第2の昇降コードの選択的昇降により、左右方向に相隣接する前記第1の幕体と第2の幕体が選択的に昇降操作されることを特徴とする請求項1または2に記載の昇降コード選択型ローマンシェード。 - 上端においてヘッドレールに吊られる幕体と、
前記ヘッドレール内に当該ヘッドレールの延長方向に沿って支持される第1及び第2の巻軸と、
前記第1の巻軸上に固着される第1のドラムと、
当該第1のドラムに対して左右方向に離れた位置で前記第2の巻軸上に固着される第2のドラムと、
前記第1のドラムに一端側が巻き取り・巻き解き可能に連結され、他端側が前記幕体の第1の係止位置に連結される第1の昇降コードと、
前記第2のドラムに一端側が巻き取り・巻き解き可能に連結され、他端側が前記幕体の前記第1の係止位置から左右方向に離れた第2の係止位置に連結される第2の昇降コードと、
前記第1及び第2の巻軸と平行に前記ヘッドレール内に互いに同一軸線上に架設され、一端側の操作機構においてそれぞれ回転および回転停止操作可能な第1及び第2の駆動軸と、
前記第1の駆動軸の回転を前記第1の巻軸に伝える第1の伝動機構と、
前記第2の駆動軸の回転を前記第2の巻軸に伝える第2の伝動機構とを具備し、
前記第1または第2の駆動軸を選択的に回転操作することによって選択された前記第1または第2の巻軸を回転させ、当該巻き軸上の前記ドラムに係止された前記昇降コードを当該昇降コード連結された幕体と共に昇降操作可能とし、これにより幕体の昇降を部分的に独立して操作可能に構成したことを特徴とする昇降コード選択型ローマンシェード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005234276A JP2007044403A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | 昇降コード選択型ローマンシェード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005234276A JP2007044403A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | 昇降コード選択型ローマンシェード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007044403A true JP2007044403A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37847765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005234276A Pending JP2007044403A (ja) | 2005-08-12 | 2005-08-12 | 昇降コード選択型ローマンシェード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007044403A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0636472U (ja) * | 1992-10-27 | 1994-05-17 | トーソー株式会社 | ローマンシェード用操作コードストッパ |
JP2004016423A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 日射遮蔽材昇降装置 |
-
2005
- 2005-08-12 JP JP2005234276A patent/JP2007044403A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0636472U (ja) * | 1992-10-27 | 1994-05-17 | トーソー株式会社 | ローマンシェード用操作コードストッパ |
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