JP2007043282A - 撮像システムまたは撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影時に携帯する携帯電話や腕時計などから、撮影時の位置情報や正確な時刻が容易に得られる、操作性が良く、コストパフォーマンスの高い撮像システムを実現する。
【解決手段】 携帯して使用する電子機器と撮像装置から構成される撮像システムにおいて、電子機器は情報を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶された情報を変調し、人体を介して送信する送信手段を有し、撮像装置は電子機器の送信手段から人体を介して送信された情報を受信して復調する受信手段と、受信手段で復調した情報を記憶する第2の記憶手段を有する、ことを特徴とする撮像システム。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像システムまたは撮像装置に関する。
旅行や登山などの際、撮影時の位置情報を撮影者に知らせたり、位置情報を画像とともに記録できれば便利である。そこで、GPS(Global Positioning System)などのセンサを搭載し、位置情報を検出する機能を備えたカメラも提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、カメラの筐体(ボディ)が大きくなると共に、常時使用するわけではない機能まで内蔵しておくのは不合理である。
一方、GPSなど各種センサを内蔵した腕時計や時計機能とGPS機能を搭載した携帯電話も普及している。そこで、カメラにユーザの持つ腕時計など計時手段から現在時刻を含む各種情報を無線により送信するカメラシステムが提案されている。(例えば、特許文献2参照)。
また、時計機能を内蔵し、撮影画像に撮影した日付や時刻の情報を記録する機能を持っているデジタルカメラや銀塩フィルムカメラが多いが、撮影者が電池交換時などに時刻設定作業を行う際、撮影者は腕時計が示す時刻を見て合わせたり、カメラの時計精度によっては時間経過とともに誤差が生じるため、撮影画像に対して正確な時刻が記録されない場合があった。
そのため、カメラのリモコンユニットに時計の時刻を標準電波の時刻情報により自ら修正する機能のある電波時計を内蔵させて、電波時計で計時された時刻を、赤外線方式の通信手段によりカメラに送信し、カメラ内蔵の時計を校正するカメラシステムが提案されている。(例えば、特許文献3参照)。
また、近年、人体を通信ケーブルの代わりに利用して、近距離のデータ通信をおこなう「人体通信」が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2005−142825号公報 特開2001−13574号公報 特開2004−56554号公報 特開2003−557号公報
撮影時の位置情報や正確な時刻を画像とともに記録したい、という要望は多い。
しかしながら、特許文献2のようにBluetoothなど微弱電波を使った無線方式で腕時計とカメラの間の通信を行う場合、通信を開始する前に送信側と受信側のチャンネルを合わせる必要があり、設定が複雑であった。また、微弱電波とはいいながら数十メートルの範囲まで電波は届くので、混信のおそれや、セキュリティ上の問題があった。一方、特許文献3のように赤外線方式で通信を行った場合は、赤外線の到達範囲が狭いため、混信のおそれや、セキュリティ上の問題は比較的少ないが、発光部と受光部を対向させる必要があるため使い勝手が良くなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、撮影時に携帯する携帯電話や腕時計などから、撮影時の位置情報や正確な時刻が容易に得られる、操作性が良く、コストパフォーマンスの高い撮像システムおよび撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
(請求項1)
携帯して使用する電子機器と撮像装置から構成される撮像システムにおいて、
前記電子機器は情報を記憶する第1の記憶手段と、
第1の記憶手段に記憶された情報を変調し、人体を介して送信する送信手段を有し、
前記撮像装置は、前記電子機器の送信手段から人体を介して送信された情報を受信して復調する受信手段と、
前記受信手段で復調した情報を記憶する第2の記憶手段を有する、
ことを特徴とする撮像システム。
(請求項2)
前記電子機器は、位置検出手段を有し、
前記情報は前記位置検出手段が検出した位置情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
(請求項3)
前記電子機器は、第1の計時手段を有し、
前記情報は前記第1の計時手段が計時した時刻情報または日付情報である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像システム。
(請求項4)
前記電子機器は、標準時刻情報を受信する標準時刻受信手段を有し、
前記標準時刻情報に基づいて前記第1の計時手段の時刻または日付を校正することを特徴とする請求項3に記載の撮像システム。
(請求項5)
前記撮像装置は、撮像した画像データを画像処理して記憶する第3の記憶手段と、
前記第3の記憶手段に記憶された画像データと前記第2の記憶手段に記憶された前記情報を関連づける情報記録制御手段とを有する、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像システム。
(請求項6)
前記撮像装置は第2の計時手段を有し、
前記第2の記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、第2の計時手段の時刻または日付を校正することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像システム。
(請求項7)
携帯して使用する電子機器と撮像装置から構成される撮像システムに用いられる撮像装置であって、
該撮像装置は、
前記電子機器から人体を介して送信された情報を受信して復調する受信手段を有することを特徴とする撮像装置。
(請求項8)
前記撮像装置は、
シャッタボタンと、
情報の受信を制御する情報受信制御手段を有し、
前記情報受信制御手段はシャッタボタンの操作を検知して、前記情報の受信を開始するように制御する、
ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
(請求項9)
前記シャッタボタンは、
人体と接触する電極部を有し、
前記電極部を介して前記情報を受信することを特徴とする請求項7または8に記載の撮像装置。
請求項1に記載の発明によれば、撮像装置は電子機器の情報を人体を介して受信するので、通信設定が容易で混信や盗聴のおそれの無い、操作性の良い撮像システムを提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、撮像装置は電子機器の位置検出手段が検出した位置情報を取得できるので、位置検出手段の無い撮像装置でも位置情報が取得できる撮像システムを提供できる。
請求項3に記載の発明によれば、撮像装置は電子機器の計時手段が検出した時刻情報または日付情報を取得できるので、計時手段の無い撮像装置でも時刻情報または日付情報が取得できる撮像システムを提供できる。
請求項4に記載の発明によれば、前記第1の計時手段は標準時刻情報を受信して校正しているので、正確な時刻情報または日付情報の得られる撮像システムを提供できる。
請求項5に記載の発明によれば、撮影した画像データと電子機器から取得した情報を関連づけるので、撮影時の情報が関連づけされた画像データが得られる撮像システムを提供できる。
請求項6に記載の発明によれば、前記撮像装置は、電子機器から受信した情報に基づいて内蔵する計時手段を校正するので、正確な時刻を記録できる撮像システムを提供できる。
請求項7に記載の発明によれば、撮像装置は、電子機器の情報を、人体を介して受信するので、通信設定が容易で混信や盗聴のおそれの無い、操作性の良い撮像装置を提供できる。
請求項8に記載の発明によれば、撮像装置は、シャッタボタンの操作を検知して、前記情報の受信を開始するので、情報の取得を簡単な操作で行える、操作性の良い撮像装置を提供できる。
請求項9に記載の発明によれば、シャッタボタンは、人体と接触する電極部を有するので、シャッタボタンに触れるだけで人体を介した通信が可能な、操作性の良い撮像装置を提供できる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明の実施形態について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るカメラ1の一例を示す外観図である。図1(a)はカメラ1前面の斜視図、図1(b)はカメラ1背面の斜視図である。
図1(a)において、100はレンズ鏡胴であり、内部にはズーム撮像光学系が内包されている。111はファインダ窓、112はシャッタボタン、113はフラッシュ発光部、114は調光用センサ窓、115はストラップ取り付け部、116は外部入出力端子(例えば、USB端子)である。117はスライドバリアであり、開状態で図示のようにレンズ鏡胴100は撮影可能状態となり、閉方向へ少し移動させることでレンズ鏡胴100は沈胴する。すなわち、スライドバリア117の開閉に連動してカメラ1は起動状態またはオフ状態になる。
シャッタボタン112には、シャッタボタン112を押すと指と接触するように電極C 201が設けられている。また、カメラ1の上面には人体を介して通信するためのもう一方の電極D 202が設けられている。
なお、電極C 201は通信時に指など人体に接触するように配置されれば良く、シャッタボタン112上に限定されるものではない。たとえば、電極C 201を後述する再生ボタン126や選択ボタン124など他のボタン上に配置しても良いし、グリップ部など筐体表面の一部に配置しても良い。一方、電極D 202はカメラ1が、後述する携帯電話80と通信時に、人体の近くで人体に接触しない位置に配置されれば良く、カメラ1の下面や筐体内部などに配置しても良い。
シャッタボタン112はその1段の押し込みによりONになるSW1 181と、さらに、その2段の押し込みによりONになるSW2 182が連動している。シャッタボタン112を1段押し込むと(SW1 181 ON)、カメラ1は携帯電話80の情報を人体を介して受信する。また、撮影準備動作として焦点合わせ動作や測光動作が行われる。さらに、シャッタボタン112を2段押し込むと(SW2 182 ON)、撮影露光動作が行われる。
図1(b)において、120はファインダ接眼部、121は赤と緑の表示ランプであり、AFやAEの情報を、点灯もしくは点滅により撮影者に表示するものである。122はズームボタンであり、ズームアップ、ズームダウンをおこなうボタンである。123はメニュー/セットボタン、124は選択ボタンで4方向スイッチであり、125は画像表示部であり画像やその他文字情報等を表示する。メニュー/セットボタン123で、画像表示部125上に各種のメニューを表示させ、選択ボタン124でいずれかのメニューを選択し、メニュー/セットボタン123で確定させる機能を有している。例えば、操作者は画像表示部125上に表示されるメニューから静止画モード、動画モードなどの撮影モードを選択ボタン124で選択し、メニュー/セットボタン123で確定させることで撮影モードを選択できる。
再生ボタン126を押すと再生モードになり、撮影した画像の再生をおこなうことができる。127はディスプレイボタンで、画像表示部125に表示された画像やその他文字情報の表示や消去を選択するボタンである。再生モードにおいて、操作者は画像表示部125上に表示される複数の縮小画像や文字を選択ボタン124で選択し、メニュー/セットボタン123で確定させることで、再生や編集する画像を選択できる。
再生モードに設定されているとき、メニュー/セットボタン123で、画像表示部125上に表示される各種のメニューから、現在地付加モード、時刻校正モードを選択することができる。
現在地付加モードは選択されて再生中の画像に、現在地の位置情報を画像合成したり、画像ファイルのヘッダに記録して関連づけるモードである。時刻校正モードは正確な時刻情報、日付情報を取得して、後述するカメラ計時部150を校正するモードである。なお、時刻校正モードでは、再生中の画像とは無関係に時刻校正を行う。
128は消去ボタンであり、撮影記録した画像の消去をおこなうボタンである。129は三脚穴、130は電池/カード蓋である。電池/カード蓋130の内部には、本カメラの電源を供給する電池と、撮影した画像を記録するカード用のスロットが備えられており、電池及び画像を記録するSDカードなどのカード型の記録媒体である後述するメモリカード25が挿脱可能になっている。
図2は、本発明の実施形態に係る電子機器の一例である携帯電話80の外観図である。図2(a)は携帯電話80を折りたたんだ状態の外観図、図2(b)は携帯電話80の操作状態の外観図である。
携帯電話80はヒンジ部84で結合された第1筐体85と第2筐体86から構成されている。第1筐体85の内面には第1表示部81があり、文字や画像を表示するようになっている。第2筐体86の内面には操作ボタン83が配置され、各種入力ができるようになっている。第1筐体85と第2筐体86はヒンジ部84を軸として回転し、折りたたみ可能に構成されていて、図2(a)のように折りたたみ状態になる。82は第2表示部であり、折りたたんだ状態で文字情報を表示できる。
携帯電話80の第1筐体85の表面からヒンジ部84表面、第2筐体86の表面には人体を介してカメラ1と通信するための電極A 301が設けられている。また、第1筐体85の内面には人体を介して通信するためのもう一方の電極B 302が設けられている。
なお、電極A 301は携帯電話80がカメラ1と通信時に人体に接触するか、もしくはポケットの中など人体に非常に近い位置になるように配置されば良く、図2(a)の位置に限定されるものではない。一方、電極B 302は携帯電話80がカメラ1と通信時に、人体の近くで人体に接触しない位置に配置されれば良く、携帯電話80の筐体内部などに配置しても良い。
図3は、本発明に係る撮像システム10の実施の形態における回路ブロック図である。撮像システム10はカメラ1と携帯電話80から構成される。図中、図1、図2と同じ部分には同じ番号を付与した。
最初に、デジタルカメラであるカメラ1について説明する。
カメラ制御部7は、カメラCPU70(中央処理装置)、カメラRAM75,カメラROM76等から構成され、不揮発性の記憶部であるカメラROM76に記憶されているプログラムをカメラRAM75に読み出し、当該プログラムに従ってレンズ鏡胴100を含むカメラ1の各部を集中制御する。カメラRAM75は本実施形態おける第2の記憶手段である。
撮影時において、カメラ制御部7は、CCD5の画像出力から得られるピント情報と露出情報に基いて、ズームフォーカス駆動部332を制御して、レンズ群32を駆動し、絞りシャッタ駆動部331を制御して、絞り33を駆動する。また、カメラ制御部7は、ディスプレイボタン127により、ライブビューモードが設定されている場合、CCD5によって撮像された画像を、連続して画像表示部125に表示する。
カメラ制御部7は、撮影に関するシーケンスを司っている。カメラ制御部7は、CCD駆動部6を介してCCD5の撮像動作を制御する。なお、撮像素子は、本実施形態のCCD(Charge Coupled Device)に代えて、CMOS(Complementary Metal−oxide Semiconductor)センサ、CID(Charge Injection Device)センサ等の固体撮像素子であってもよい。CCD5にて取得されたアナログ信号の画像はA/D変換部21にてノイズ除去の処理後デジタル信号に変換され、画像処理部22に画像のデジタル信号を順次出力する。
画像処理部22はガンマ補正、輪郭補正、画像の拡大、縮小、画像圧縮、画像合成などの画像処理機能を有する。これらの画像処理もカメラ制御部7の指令により行われる。
カメラ制御部7はCCD5の画像出力を画像処理後、静止画ファイルまたは動画ファイルとして、画像メモリ23に一旦記録する。次に、カメラ制御部7は、画像メモリ23に一時記録された画像ファイルをあらかじめ設定されたメモリカード25、または接続された記録媒体に記録する。画像メモリ23は本実施形態の第3の記憶手段である。
また、カメラ制御部7は、操作部60に設けられたシャッタボタン112、ズームボタン122、メニュー/セットボタン123、選択ボタン124、再生ボタン126、ディスプレイボタン127、消去ボタン128、スライドバリア117等からの入力を受信してカメラ1全体を制御し、図示せぬ電源部を制御することでカメラ各部に電源を供給する。
シャッタボタン112には半押しでONになるスイッチSW1 181と全押しでONになるスイッチSW2 182が連動しており、カメラ制御部7がシャッタボタン112の半押し(SW1 181 ON)、全押し(SW2 182 ON)のタイミングを検知できるようになっている。
電極C201、電極D202が接続された受信部200は本実施形態の受信手段である。本実施形態の情報受信制御手段である情報受信制御部72は、シャッタボタン112の半押し(SW1 181 ON)を検知して、受信部200から情報を受信するように制御する。また、本実施形態の情報記録制御手段である情報記録制御部71は、受信部200が受信して復調した情報を、本実施形態の第2の記憶手段であるカメラRAM75に記憶する。人体を介しての通信の手順については後で詳しく説明する。
情報記録制御部71は、カメラRAM75に記憶した情報と、画像メモリ23に記録された静止画ファイルまたは動画ファイルと位置情報または時刻情報または日付情報を関連づける。関連づける方法としては、静止画ファイルまたは動画ファイルのヘッダ部に位置情報、時刻情報、日付情報を記録するか、または、画像処理部22で静止画ファイル、動画ファイルの各画像に、時刻情報、日付情報を文字として合成する。なお、どちらの方法で関連づけるかは、撮影者がメニュー/セットボタン123で設定する。
本実施形態における第2の計時手段であるカメラ計時部150は、図示せぬボタン電池により動作している。本実施形態の時刻校正制御手段である時刻校正制御部73は、受信部200が受信し、情報記録制御部71がカメラRAM75に記憶している時刻情報または日付情報に基づいてカメラ計時部150を校正する。
次に、携帯電話80について説明する。
携帯電話80は、通話機能を有する電話部88のほか、位置情報を検出する位置検出部84、計時機能を有する電話計時部86、入力手段である操作ボタン83、表示手段である第1表示部81、第2表示部82、人体を介しての通信手段である送信部300、などから構成され、電話マイコン部320が各部を制御している。
電話マイコン部320は電話CPU321、電話RAM322,電話ROM323等から構成され、不揮発性の記憶部である電話ROM323に記憶されているプログラムを電話RAM322に読み出し、当該プログラムに従って電話部88、電話計時部86、位置検出部84、送信部300を含む携帯電話80の各部を集中制御する。電話RAM322は本実施形態における第1の記憶手段である。
位置検出部84は携帯電話80の位置情報を獲得する位置検出手段として機能する。位置検出部84は本実施形態における位置検出手段である。位置検出部84の代表として、「全地球的航行衛星システム」規格に準拠した、GPS衛星からの電波を受信するGPS(Global Positioning System)信号処理装置がある。この場合、自らGPS信号を処理して位置を算出するものでなくても外部処理装置から位置情報を受け取るものであっても良い。
標準時刻受信部85は、携帯電話80が所在する地域の標準時刻情報を獲得する。たとえば、所在する地域が日本であれば日本標準時刻であり、韓国であれば韓国標準時刻である。受信部85は本実施形態における標準時刻受信手段である。標準時刻受信部85の代表として、各地域の標準電波局から送信される標準電波を受信して、協定世界時(UTC)に基づく各地域の標準時を時刻情報として獲得する標準電波受信装置や、ネットワークに接続してNTP(Netowork Time Protocol)により時刻情報を獲得するNTP装置がある。
この場合、自ら時刻情報を獲得するものでなくても、外部処理装置から現地時刻情報を受け取るものであっても良い。現地時刻を検知する手段としては、GPS衛星から電波で送信されるGPS信号に含まれる時刻情報を利用しても良い。GPS信号処理装置を用いれば、位置情報と時刻情報の両方を取得することも可能である。
電話計時部86は本実施形態における第1の計時手段である。電話計時部86は標準時刻受信部85が獲得した標準時刻情報に基づいて、時刻または日付を校正する。
電話マイコン部320は位置検出部84と電話計時部86から、一定の周期で位置情報または時刻情報または日付情報を獲得し、電話RAM322に一時記憶する。
送信部300は本実施形態における送信手段である。送信部300と接続される電極A301、電極B302とカメラ1の受信部200に接続される電極C201、電極D202の間で人体を介して通信が行われる。人体を介しての通信については後で詳しく説明する。電話マイコン部320は電話RAM322に記憶した情報を、送信部300を制御して送信する。
図4は、本発明の実施の形態において、人体を介して通信する際の伝送経路を説明する説明図である。
図4に示すように、電極A 301と電極C 201が、人体と電気的に接続されることにより、「電極A 301→人体→電極C 201」というルートが構成される。携帯電話80の電極A 301と人体との界面のインピーダンス値をZ〔電極A−人〕、人体のインピーダンス値をZ〔人〕、人体とカメラ1の電極C 201との界面のインピーダンス値をZ〔電極C−人〕とすると、「電極A 301→人体→電極C 201」の間のインピーダンス値はZ〔電極A−人〕+Z〔人〕+Z〔電極C−人〕である。
一方、電極B 302と人体との界面インピーダンス値は、電極A 301と人体との界面のインピーダンス値より大きくなるように電極を設けている。同様に、電極D 202と人体との界面インピーダンス値は、電極C 201と人体との界面のインピーダンス値より大きくなるように電極を設けているので、電極B 302と電極D 202は静電結合し、「電極B 302→電極D 202」というルートが構成される。このルートのインピーダンス値は、携帯電話80の電極B 302とカメラ1の電極D 202との静電結合のインピーダンス値Z〔電極B−電極D〕である。
図5はこの2つの伝送経路を、上記のインピーダンス値を用いて等価回路で表現した等価回路図である。受信部200の入力インピーダンス値をZ〔受〕とすれば、単純な電圧分配により、Z〔受〕にかかる電圧を検出することによって、送信部300から受信部200への伝送信号を検出でき、通信が実現される。
本実施の形態により、携帯電話80からカメラ1までの通信が実現され、伝送線を必要とせず、また、無線発信機構を有さないので、小型、低コスト化が実現できる。
図6は本発明の実施形態における送信部300を説明するためのブロック図、図7は本発明の実施形態における受信部200のブロック図である。
図6に示すように、送信部300は、人体に対するインピーダンス値が小さい送信電極である電極A 301と、それに比較してインピーダンス値が大きい送信電極である電極B 302を備えている。
送信部300は搬送波周波数を発生するPLL等の発振手段304と、その搬送波周波数に重畳して変調信号を生成する変調手段305と、変調信号に対応する電圧を印加する電圧印加手段306と、を備えている。また、送信部300は図示せぬ電源部から給電されている。
電話マイコン部320の出力端子は変調手段305に接続され、電話マイコン部320320からの位置情報、時刻情報、日付情報などが、変調手段305で変調され、伝送信号として伝送されるようになっている。
また、送信部300には、回路の基準電位となる回路グランド(図示せず)が設けられるが、この回路グランドを電極A 301、又は電極B 302のいずれか一方として形成すれば、別途回路グランドの電極を設けなくてもよい。
図7ではシャッタボタン112に人体と接触する電極C 201を形成した受信部200の実施形態を説明する。
受信部200には、人体に対するインピーダンス値が小さい受信電極である電極C 201と、それに比較してインピーダンス値が大きい受信電極である電極D 202を備えている。
シャッタボタン112を半押しにすると(SW1 181 ON)、カメラ制御部7は図示せぬ電源部を制御し、受信部200が受信可能になるように制御する。このとき、人体(指)がシャッタボタン112に触れているので、電極C 201と人体を介して信号を受信できる経路ができる。
受信部200は、送信部300の搬送波周波数のみを取り出すことができるように調節されたフィルタ手段203と、フィルタ手段203の出力信号を増幅するアンプ等の増幅手段204と、増幅手段204の出力から変調された伝送信号を復調する復調手段205と、を備えている。なお、受信部200には、回路の基準電位となる回路グランド(図示せず)が設けられるが、この回路グランドを人体に対するインピーダンス値が小さい方の電極である電極C 201として形成してもよい。
また、電極A 301、電極C 201は、それぞれ電極B 302、電極D 202の人体に対するインピーダンス値より小さくなるように設けられていればよく、例えば、電極A 301及び電極C 201が、人体に近設されており、電極B 302及び電極D 202が人体から離設されていればよい。さらに、電極と人体との電気的接続を阻止するものでなければ、人体と電極との間に繊維やケーシング材料等が介在してもよく、直接人体に触れる必要はない。
図8は本発明の実施の形態における携帯電話80が行う情報送信の概略の手順を説明するフローチャートである。本実施の形態では、携帯電話80の電源が投入されているものとする。
電話マイコン部320は位置検出部84から位置情報を取得し、電話RAM322に記憶する(ステップS101)。位置情報はGPS衛星からのGPS電波を受信することにより取得するので、電波状態が悪い場合は取得できない場合もある。その場合は取得に失敗したことを電話RAM322に記憶する。
電話マイコン部320は電話計時部86から時刻情報と日付情報を取得し、電話RAM322に記憶する(ステップS102)。なお、電話計時部86の時刻情報、日付情報は、標準電波送信所からの電波時計用標準電波など時間情報を含む電波を、標準時刻受信部85が受信して校正されている。
電話マイコン部320は、送信部300の図示せぬ電源をONにし、送信する情報の種類と数を含む情報送信開始信号を人体を介して送信する(ステップS103)。送信時に情報を識別するため、送信する順に固有の番号Nを割り当てている。たとえば情報1は位置情報、情報2は時刻情報である。
ステップS104では、電話マイコン部320は内部の第1の記憶手段である電話RAM322に記憶された位置情報を読み出し、送信部300から変調信号を人体を介して送信する(ステップS104)。同様に、電話マイコン部320は内部の第1の記憶手段である電話RAM322に記憶された時刻情報、日付情報を読み出し、送信部300から変調信号を人体を介して送信する(ステップS105)。送信を終えると、電話マイコン部320は情報送信終了信号を送信する(ステップS105)。これで、情報の送信は終了し、ステップS101に戻る。
なお、本実施形態では位置情報と時刻情報、日付情報をそれぞれ取得し、毎回送信しているが、位置情報と時刻情報、日付情報を別個に取得し、送信しても全く問題ない。また、携帯電話80に受信部を設け、送信部を設けたカメラ1からの指令により、情報の取得と送信を行うようにしても良い。あるいは、携帯電話80に送信を開始するスイッチを設け、スイッチが押されたときだけ、情報を取得し送信するようにしても良い。
図9は本発明の実施の形態におけるカメラ1が撮影時に行う、情報受信の概略手順を説明するフローチャートである。このとき、撮影者は電源が投入された状態の携帯電話80を身に付けているものとする。
ステップS201において、撮影者はシャッタボタンを半押し(SW1 181 ON)にしているので、電極C 201に指が触れている状態である。カメラ制御部7は、シャッタボタン112が半押し(SW1 181 ON)であることを検知して(ステップS201)、自動焦点制御(AF)(ステップS202)と自動露出制御(AE)(ステップS203)を行う。
次に、カメラ制御部7は、後で詳しく説明する情報受信ルーチンを実行し、位置情報、時刻情報、日付情報など所定の情報を携帯電話80から取得し、受信した情報をカメラRAM75に記憶する(ステップS204)。
シャッタボタン112が全押し(SW2 182 ON)ではない場合(ステップS205;No)、ステップS202に戻る。シャッタボタン112が全押し(SW2 182 ON)の場合(ステップS205;Yes)、カメラ制御部7は各部を撮像するよう制御し、撮像後CCD5から読み出された画像データを画像メモリ23に一時記憶する(ステップS206)。
画像処理部22は画像メモリ23に一時記憶している画像データに画素補間、マトリクス処理、WB補正、ガンマ補正、輪郭補正などの画像処理を行う(ステップS207)。
次に、情報記録制御部71は、ステップS204でカメラRAM75に記憶されている位置情報、時刻情報、日付情報などを、画像メモリ23に一時記憶している画像データと関連づけ、画像処理部22に画像データと各情報を表す文字を合成するように指令する。また、情報記録制御部71は、前記画像データに位置情報、時刻情報、日付情報などのヘッダを加える(ステップS208)。
画像処理部22はステップS208で処理を行った画像データを圧縮し、圧縮した画像データは一旦画像メモリ23に保存する。その後、カメラ制御部7は前記画像データを順次メモリカード25に記録する(ステップS209)。
撮影はこれで終了である。このように、撮影する直前の位置情報、時刻情報、日付情報を、人体を介して携帯電話80から取得し、撮影画像に関連づけて記録することができる。
なお、ステップS208で行う画像データと各情報を表す文字との合成は、必須ではなく、撮影意図により合成の要否を設定し、必要な情報だけを合成すれば良い。
図10は本発明の実施の形態におけるカメラ1が行う情報受信ルーチンの手順を説明するフローチャートである。
情報受信ルーチンは、図9のステップS204で説明したように、サブルーチンとしてコールされ、実行した結果が返される。
情報受信ルーチンがコールされると、受信失敗の回数を表す変数Nを初期化し、0とする(ステップS401)。次に、変数Nを取得し(ステップS402)、N=3かどうか、判定する。(ステップS403)。N<3、すなわち受信失敗回数が3回未満のとき、ステップS405に進む(ステップS403;No)。
情報送信開始信号を所定時間以内に受信できなかったときは(ステップS405;No)、N=N+1とし、ステップS402に戻る(ステップS413)。
情報送信開始信号を所定時間以内に受信できたときは(ステップS405;Yes)、情報送信開始信号に含まれる情報の種類と数の情報を得て、位置情報を受信する(ステップS406)。
位置情報を所定時間以内に受信できなかったときは(ステップS407;No)、N=N+1とし、ステップS402に戻る(ステップS413)。
位置情報を所定時間以内に受信できたときは(ステップS407;Yes)受信したデータ、すなわち位置情報をカメラRAM75に記憶する(ステップS408)。
次に時刻情報、日時情報を受信する(ステップS409)。時刻情報、日時情報を所定時間以内に受信できなかったときは(ステップS410;No)、N=N+1とし、ステップS402に戻る(ステップS413)。
時刻情報、日時情報を所定時間以内に受信できたときは(ステップS410;Yes)、受信したデータを順にカメラRAM75に記憶する(ステップS411)。
次にデータ終了信号を受信する(ステップS412)。データ終了信号を所定時間以内に受信できなかったときは(ステップS413;No)、N=N+1とし、ステップS402に戻る(ステップS413)。
データ終了信号を所定時間以内に受信できたときは(ステップS413;Yes)、受信したデータを順にカメラRAM75に記憶する。
このとき、カメラ制御部7は位置情報、時刻情報、日付情報をすべて受信し、各情報は第2の記憶手段であるカメラRAM75に記憶されている。
ステップS403において、N=3、すなわち3回受信に失敗したとき(ステップS403;Yes)、受信不能と判定し、カメラ制御部7はエラー処理を行う(ステップS404)。カメラ制御部7はエラー処理として、たとえばカメラRAM75の所定の場所に受信不能を示す情報を記録する。
図11は本発明の実施の形態におけるカメラ1が、再生画像に現在地の情報を関連づける現在地付加モードの場合に行う、情報受信の概略手順を説明するフローチャートである。このとき、カメラ1は再生モードに設定され、現在地付加モードが選択されているものとする。また、操作者は電源が投入された状態の携帯電話80を身に付けているものとする。
ステップS301において、撮影者はシャッタボタン112を半押し(SW1 181 ON)にしているので、電極C 201に指が触れている状態である。カメラ制御部7は、シャッタボタン112が半押し(SW1 181 ON)であることを検知して(ステップS301)、図10で説明した情報受信ルーチンを実行し、位置情報、時刻情報、日付情報など所定の情報を携帯電話80から取得し、受信した情報をカメラRAM75に記憶する(ステップS302)。
シャッタボタン112が全押し(SW2 182 ON)ではない場合(ステップS303;No)、ステップS302に戻る。シャッタボタン112が全押し(SW2 182 ON)の場合(ステップS303;Yes)、情報記録制御部71は、ステップS302でカメラRAM75に記憶されている位置情報を、現在、再生している画像データと関連づけ、画像処理部22に画像データと位置情報を表す文字を合成するように指令する。また、情報記録制御部71は、前記画像データに位置情報のヘッダを加える(ステップS304)。
カメラ制御部7は、前記位置情報を画像表示部125に表示し(ステップS305)、ステップS304で処理を行った画像データをメモリーカード25に記録する(ステップS306)。
このように、撮影後に位置情報、時刻情報、日付情報を、人体を介して携帯電話80から取得し、再生画像に関連づけて記録することができる。本実施形態では時刻情報、日付情報の取得と記録をシャッタボタン112に連動させているが、シャッタボタン112以外のボタンによって時刻情報、日付情報の取得と記録を行うようにしても良い。
なお、ステップS304で行う画像データと各情報を表す文字との合成は、必須ではなく、撮影意図により合成の要否を設定し、必要な情報だけを合成すれば良い。
図12は本発明の実施の形態におけるカメラ1が時刻校正の場合に行う、情報受信の概略手順を説明するフローチャートである。このとき、カメラ1は時刻校正モードが選択されているものとする。また、操作者は電源が投入された状態の携帯電話80を身に付けているものとする。なお、図12において、図11と同じ処理には同番号を付し、説明を省略する。
ステップS303までの処理は図11と同じなので省略し、ステップS404から説明する。
シャッタボタン112が全押し(SW2 182 ON)の場合(ステップS303;Yes)、時刻校正制御部73は、ステップS302でカメラRAM75に記憶されている時刻情報、日付情報に基づいて、カメラ計時部150の時刻情報、日付情報を校正し(ステップS404)、カメラ制御部7は、前記時刻情報、日付情報を画像表示部125に表示する(ステップS405)。これでカメラ計時部150の時刻、日付の校正ができた。このように、撮影後に位置情報、時刻情報、日付情報を、人体を介して携帯電話80から取得し、再生画像に関連づけて記録することができる。なお、本実施形態では時刻情報、日付情報の校正をシャッタボタン112に連動させているが、シャッタボタン112以外のボタンによって時刻情報、日付情報の校正を行うようにしても良い。
なお、本実施の形態では操作者がシャッタボタン112を半押し(SW1 181 ON)にしたとき、受信部200が受信を開始するようにしているが、受信を開始する操作部材はシャッタボタン112に限定されるものではなく、他のスイッチやボタンでも良い。また、電極C201をシャッタボタン112などの操作部材表面以外に形成しても良い。さらに、スイッチやボタンの操作に関係なく常時受信部200が受信するようにしても良い。
以上のように本実施の形態によれば、撮影時に携帯する携帯電話や腕時計などとカメラが人体を介して通信することにより、撮影時の位置情報や正確な時刻、日付情報を得て、撮影画像に位置情報や正確な時刻、日付を関連づけできるので、操作性が良く、コストパフォーマンスの高い撮像システムおよび撮像装置を提供できる。
なお、本実施形態として撮像装置としてデジタルカメラを例示したが、銀塩カメラやビデオカメラなどにも適用可能である。また、電子機器として携帯電話80を例示したが、腕時計(電波時計など)やPDA(Personal Digital Assistant)などにも適用可能である。
本発明に係るカメラ1の外観図である。 本発明に係る携帯電話80の外観図である。 本発明の第1の実施形態における撮像装置として機能するカメラ1の回路ブロック図である。 本発明の実施の形態において人体を介して通信する際の伝送経路を説明する説明図である。 2つの伝送経路を、上記のインピーダンス値を用いて等価回路で表現した等価回路図である。 本発明の実施形態における送信部と周辺の回路ブロック図である。 本発明の実施形態における受信部と周辺の回路ブロック図である。 本発明の実施形態における携帯電話80で行われる情報送信時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるカメラ1が撮影時に行う情報受信の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるカメラ1が実行する情報受信ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるカメラ1が再生時に行う、再生画像ファイルと位置情報との関連づけ処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるカメラ1が時刻校正の場合に行う、情報受信の概略手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ
7 カメラ制御部
10 撮像システム
71 情報記録制御部
72 情報受信制御部
73 時刻校正制御部
80 携帯電話
200 受信部
201 電極C
202 電極D
300 送信部
301 電極A
302 電極B
303 通信開始スイッチ
320 電話マイコン部

Claims (9)

  1. 携帯して使用する電子機器と撮像装置から構成される撮像システムにおいて、
    前記電子機器は情報を記憶する第1の記憶手段と、
    第1の記憶手段に記憶された情報を変調し、人体を介して送信する送信手段を有し、
    前記撮像装置は、前記電子機器の送信手段から人体を介して送信された情報を受信して復調する受信手段と、
    前記受信手段で復調した情報を記憶する第2の記憶手段を有する、
    ことを特徴とする撮像システム。
  2. 前記電子機器は、位置検出手段を有し、
    前記情報は前記位置検出手段が検出した位置情報である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記電子機器は、第1の計時手段を有し、
    前記情報は前記第1の計時手段が計時した時刻情報または日付情報である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像システム。
  4. 前記電子機器は、標準時刻情報を受信する標準時刻受信手段を有し、
    前記標準時刻情報に基づいて前記第1の計時手段の時刻または日付を校正することを特徴とする請求項3に記載の撮像システム。
  5. 前記撮像装置は、撮像した画像データを画像処理して記憶する第3の記憶手段と、
    前記第3の記憶手段に記憶された画像データと前記第2の記憶手段に記憶された前記情報を関連づける情報記録制御手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像システム。
  6. 前記撮像装置は第2の計時手段を有し、
    前記第2の記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、第2の計時手段の時刻または日付を校正することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像システム。
  7. 携帯して使用する電子機器と撮像装置から構成される撮像システムに用いられる撮像装置であって、
    該撮像装置は、
    前記電子機器から人体を介して送信された情報を受信して復調する受信手段を有することを特徴とする撮像装置。
  8. 前記撮像装置は、
    シャッタボタンと、
    情報の受信を制御する情報受信制御手段を有し、
    前記情報受信制御手段はシャッタボタンの操作を検知して、前記情報の受信を開始するように制御する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記シャッタボタンは、
    人体と接触する電極部を有し、
    前記電極部を介して前記情報を受信することを特徴とする請求項7または8に記載の撮像装置。
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