JP2007042820A - 熱電変換装置の製造方法、熱電変換装置、およびこれに用いるコルゲートフィン形成方法 - Google Patents

熱電変換装置の製造方法、熱電変換装置、およびこれに用いるコルゲートフィン形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コルゲートフィンを熱交換部材に用いるもので、その連結部を、切り屑を出ず、小さな切断加工力で切断できることを目的とする。
【解決手段】 導電性材料1に、第1の熱交換部26、連結部27、第2の熱交換部、電極部25の順に連続的にコルゲート状に複数個の熱交換部材22を形成する熱交換部材成形工程と、P型熱電素子12とN型熱電素子13を列設して熱電素子基板10を構成する熱電素子組み付け工程と、電極部材16とP型熱電素子乃至N型熱電素子との間を接合する電極部材接合工程と、コルゲート状の複数個の熱交換部材の電極部と電極部材とを接合する熱交換部材接合工程と、隣り合う熱交換部間にある連結部を切断して熱交換部材相互が電気的に絶縁される切断工程とを有し、切断工程は、連結部に切り込み溝27aを形成する切り込み溝形成工程と、切り込み溝を起点に、連結部に切り起こし部27cを形成する切り起こし部形成工程とを備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、N型熱電素子、P型熱電素子からなる直列回路に直流電流を流通させることで吸熱、放熱が得られる熱電変換装置、その熱電変換装置の製造方法、およびこれに用いるコルゲートフィン形成方法に関する。
従来、熱電変換装置としては、N型熱電素子とP型熱電素子を平面状に交互に配置し、各熱電素子一方面に一方側電極部材を取付けるとともに、各熱電素子の他方面に他方側電極部材を取付け、全ての熱電素子を直列接続するものがある(特許文献1参照)。この種の熱電変換装置では、一方側電極部材および他方側電極部材に、これらの電極部材から伝熱される熱を吸熱、放熱するための熱交換部材が一体に形成されている。
特許文献2で開示の熱交換部材の成形方法では、熱交換部材として、車両用ラジエータ等の熱交換器に用いられるコルゲートフィンを形成する技術が開示されており、薄板状のフィン素材を、折り曲げるとともに、ルーバーを切起したコルゲートフィンが連続加工される。
特開2003−124531号公報 特開平8−229615号公報
従来技術の熱電変換装置では、電極部材に熱交換部材が一体形成されているため、大掛かりな成形製造設備が必要となって電極部材および熱交換部材の成形コストが大となることが考えられる。このため、出願人は、電極部材および熱交換部材を別部材で成形して熱電素子上に直列接続するものを考えており、熱交換部材に、熱伝導性向上のため肉厚のコルゲートフィンを用いることを検討している。
しかしながら、このようなものを特許文献1のように、N型熱電素子とP型熱電素子を平面状に交互に配置するものに適用すると、隣り合う電極部材および熱交換部材を電気的に絶縁するために、熱交換部材として使用するコルゲートフィンは、電極部材に接合した後、電極間を繋ぐ連結部を切断する必要がある。
コルゲートフィンの連結部を切断する切断方法としては、レーザー、カッター等の切断治具、型抜きなどによる切断加工が考えられる。連結部の切り離しを行い、切り離なされた連結部の分割部分の絶縁性を確保しようとすると、いずれの方法も切り屑が発生するため、熱電変換装置内に混入する等して絶縁不良の発生要因となるおそれがある。
また、切断治具などにより切断する場合には、コルゲートフィンの板厚が厚いため、切断に要する荷重が大きくなり、コルゲートフィンに加わる切断加工力が増加する。切断加工力が増加すると、コルゲートフィンの変形や、比較的脆い熱電素子などへ影響を及ぼすおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、コルゲートフィンを熱交換部材に用いるものにおいて、コルゲートフィンの連結部を、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離しできることを目的とする。
また、別の目的は、コルゲートフィンを熱交換部材に用いるものにおいて、コルゲートフィンの連結部を、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離しできるとともに、切り離し後の絶縁性の向上が図れる熱電変換装置の製造方法、熱電変換装置、およびこれに用いるコルゲートフィン形成方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
即ち、請求項1乃至6記載の発明では、導電性材料(1)に、第1の熱交換部(26、36)、連結部(27、37)、第2の熱交換部(26、36)、電極部(25、35)の順に連続的にコルゲート状に複数個の熱交換部材(22、32)を形成する熱交換部材成形工程と、
P型熱電素子(12)およびN型熱電素子(13)を、実質碁盤目状交互に複数個配列して熱電素子群を列設した熱電素子基板(10)を構成する熱電素子組み付け工程と、
電極部材(16)を、熱電素子基板(10)に隣接して配列されたP型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)との端面に設置し、その後、電極部材(16)とP型熱電素子(12)との間および電極部材(16)とN型熱電素子(13)との間を接合する電極部材接合工程と、
熱交換部材成形工程で形成されたコルゲート状の複数個の熱交換部材(22、32)の電極部(25、35)を、少なくとも熱電素子群に沿って電極部材(16)の一端面に複数列設置して、電極部材(16)と電極部(25、35)とを接合する熱交換部材接合工程と、
熱交換部材接合工程で電極部(25、35)が電極部材(16)に接合された複数個の熱交換部材(22、32)のうち、隣り合う熱交換部(26、36)間に形成された連結部(27、37)を切断して熱交換部材(22、32)相互が電気的に絶縁される切断工程とを有し、
切断工程は、連結部(27、37)の切断予定方向に切り込み溝(27a、37a)を形成する切り込み溝形成工程と、切り込み溝(27a、37a)の端部を起点に、連結部(27、37)を切り起こして切り起こし部(27c、37c)を形成する切り起こし部形成工程とを備えていることを特徴とする。
これによると、切り込み溝形成工程と切り起こし部形成工程によって、連結部の切断予定方向に切り込み溝(27a、37a)を形成し、かつその切り込み溝(27a、37a)の端部を起点に、連結部(27、37)を切り起こすようにするので、連結部(27、37)のうち、肉厚が薄い切り込み溝(27a、37b)に、切断工程で連結部(27、37)を切断するために使用の、例えば切断刃(70)を案内可能とする切り起こし部(27c、37c)を形成することができる。
したがって、連結部(27、37)を、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離すことが可能である。
また、請求項2に記載の発明では、切り起こし部形成工程の後、前記連結部(27、37)の切り起こし側に向けて切断刃(70)を相対移動させることを特徴とする。
これにより、切断工程で連結部(27、37)を切断刃(70)で切断する際には、切り起こし部(27c、37c)に沿って切断刃(70)を切り込み溝(27a、37a)に確実に案内することができる。しかも連結部と相対移動する切断刃(70)によって、連結部(27、37)のうち、肉厚が薄い切り込み溝(27a、37b)の部位に沿って、切り屑を出すことなく、比較的小さな切断加工力で切り裂くことができる。
また、請求項3に記載の発明では、切り起こし部形成工程は、連結部(27、37)を保持するための第1保持基材(28、38)に、連結部(27、37)を挿通可能な第1嵌合穴(28a、38a)を形成し、第1嵌合穴(28a、38a)に連結部(27、37)を挿通させて保持した後、第1嵌合穴(28a、38a)より突出する連結部(27、37)のアーチ部分(27b、37b)に向けて切断刃(70)を相対移動させることにより、アーチ部分(27b、37b)を第1嵌合穴(28a、38a)の幅方向に切り起こすことを特徴とする。
これによると、第1嵌合穴(28a、38a)より突出する連結部(27、37)のアーチ部分(27b、37b)に向けて切断刃(70)を相対移動させることにより切り込み溝(27a、37a)に沿って切り裂くとき、切断刃(70)の刃厚でアーチ部分(27b、37b)を分断するとともに、切り起こすことができる。
このように、分断されたアーチ部(27b、37b)を切り起こすことで、連結部(27、37)の切り離し後の絶縁性の向上が図れる。
また、請求項4に記載の発明では、電極部(25、35)を保持するための第2保持基材(21、31)に、電極部(25、35)を嵌合可能な第2嵌合穴(21a、31a)を形成し、電極部(25、35)を第2嵌合穴(21a、31a)に嵌合させた後、
連結部(27、37)の切り起こし側に向けて切断刃(70)を相対移動させることを特徴とする。
これによると、電極部(25、35)を第2嵌合穴(21a、31a)に嵌合させた後に、連結部(27、37)を切断刃(70)で切断するので、切断刃(70)による切断加工力の反力が連結部(27、37)側に作用したとしても、その作用力を、連結部(27、37)に熱交換部(26、36)を介して接続する電極部(25、35)が嵌合する第2保持基材(21、31)へ分散させることが可能である。
したがって、切り屑を出すことなく、連結部(27、37)を比較的小さな切断加工力で切り離すことができるとともに、切断加工時における比較的脆い熱電素子(12、13)へ影響を緩和することができる。
なお、ここで、請求項3に記載の発明のように、連結部(27、37)を第1嵌合穴(28a、38a)に挿通させて保持した後、連結部(27、37)を切断刃(70)で切断する構成においても、切断刃(70)による切断加工力の反力が連結部(27、37)側に作用したとしても、その作用力を、連結部(27、37)を保持する第1保持基材(28、38)へ分散させることが可能である。
また、請求項5に記載の発明では、切断工程の前に実施する工程として、連結部(27、37)を保持するための第1保持基材(28、38)に、連結部(27、37)を挿通可能な第1嵌合穴(28a、38a)を形成する第1保持基材形成工程と、電極部(25、35)を保持するための第2保持基材(21、31)に、電極部(25、35)を嵌合可能な第2嵌合穴(21a、31a)を形成する第2保持基材形成工程と、連結部(27、37)を第1嵌合穴(28a、38a)に挿通させ、電極部(25、35)を第2嵌合穴(21a、31a)に嵌合させてコルゲート状熱交換部材組付体(20、30)を形成するコルゲート状熱交換部材組付体形成工程を備えていることを特徴とする。
これにより、コルゲート状熱交換部材組付体(20、30)を組付けた段階が、電極部(25、35)を電極部材(16)を介して熱電極素子(12、13)に結合させる前および後のいずれの場合であっても、隣り合う熱交換部(26、37)の相互の絶縁性確保のための切断加工時における比較的脆い熱電素子へ影響を緩和もしくは防止することができる。
また、請求項6に記載の発明では、切断工程では、切断刃(70)を相対移動させることにより、連結部(27、37)のアーチ部分(27b、37b)を、分断しかつ切り起こすことを特徴とする。
このように、連結部(27、37)のアーチ部(27b、37b)を、分断しかつ切り起こす構成とするので、連結部(27、37)の切り離し後の絶縁性の向上が図れる。
また、請求項7に記載の発明では、電極部(25、35)と熱交換部(26、36)と連結部(27、37)を有する熱交換部材(22、32)に用いられ、
帯状の導電性材よりなるフィン材料(1)に、熱交換部(26、36)、電極部(25、35)、熱交換部(26、36)、および連結部(27、37)の順に連続的にコルゲート状に複数個の熱交換部材(22、32)を形成するコルゲートフィン成形方法において、
連結部(27、37)の切断予定方向に切り込み溝(27a、37a)を形成する切り込み溝形成工程と、電極部(25、35)、熱交換部(26、36)、および連結部(27、37)を山折りし、波状に形成する山折り工程と、熱交換部(26、36)に、波状の頂部間にルーバーを切り起こすルーバー形成工程と、切り込み溝(27a、37a)の端部を起点に、切断刃(70)を案内するための切り起こし部(27c、37c)を切り起こす切り起こし部形成工程とを備えていることを特徴とする。
これにより、N型発熱素子(13)およびP型発熱素子(12)を基材(11)上に交互に配置し、隣り合う電極部材(16)に結合される熱交換部材(22、32)間が電気的に絶縁される熱電変換装置に用いられるコルゲートフィン形成方法として、優れた生産性を実現することができる。
また、請求項8乃至10記載の発明では、P型熱電素子(12)およびN型熱電素子(13)を交互に複数個配列してなる熱電素子群を列設して構成された熱電素子基板(10)と、
導電性材料から形成され、熱電素子基板(10)に隣接して配列されたP型熱電素子(12)とN型熱電素子(13)とを電気的に接続する電極部材(16)と、
電極部材(16)に伝熱可能に結合される電極部(25、35)およびその電極部(25、35)から伝熱される熱を吸熱、放熱する熱交換部(26、36)を有する熱交換部材(22、32)とを備え、
隣接する熱電素子(12、13)は電極部材(16)を介して直列的に接続されているとともに、
熱交換部材(22、32)は、少なくとも熱電素子群に沿って複数個の電極部材(16)を連結するように、電極部(25、35)と熱交換部(26、36)とが複数個連続的にコルゲート状に形成され、電極部(25、35)が電極部材(16)の一端面に結合され、
熱交換部材(22、32)は、隣り合う熱交換部(26、36)相互がアーチ部(27b、37b)を有する連結部(27、37)を介して複数個連続的にコルゲート状に形成されており、連結部(27、37)を切断することで隣り合う熱交換部(26、37)相互が電気的に絶縁されており、
切断された連結部(27、37)のアーチ部(27b、37b)の角部は、切り起こし部(27c、37c)を有していることを特徴とする。
これにより、連結部(27、37)を、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離すことができる。したがって、優れた生産性の実現が可能な熱電変換装置を提供することができる。
また、請求項9に記載の発明では、連結部(27、37)を挿通可能な第1嵌合穴(28a、38a)を有する第1保持基材(28、38)と、電極部(25、35)を嵌合可能な第2嵌合穴(21a、31a)を有する第2保持基材(21、31)とを備え、
連結部(27、37)を第1嵌合穴(28a、38a)に挿通させ、
電極部(25、35)を第2嵌合穴(21a、31a)に嵌合させてコルゲート状熱交換部材組付体(20、30)を形成することを特徴とする。
これにより、コルゲート状熱交換部材組付体(20、30)を形成した段階が、電極部(25、35)を電極部材(16)を介して熱電極素子(12、13)に結合させる前および後のいずれの場合であっても、隣り合う熱交換部材(22、32)つまり熱交換部(26、37)の相互の絶縁性確保のための切断する際に、その切断加工による比較的脆い熱電素子(12、13)へ影響を緩和もしくは防止することができる。
また、請求項10に記載の発明では、切断された連結部(27、37)のアーチ部(27b、37b)は、その幅Wfが熱交換部(26、37)の幅Waより大きくなるように、切り起こされていることを特徴とする。
このように、切断されたアーチ部(27b、37b)を切り起こすことで、連結部(27、37)の切り離し後の絶縁性の向上が図れる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の熱電変換装置、熱電変換装置の製造方法、およびコルゲートフィン成形方法を、具体化した実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の熱電変換装置の構成を示す模式的断面図である。図2は、図1の熱電変換装置を示す平面図である。図3は、図1中のIIIよりみた矢視図である。図4は、図1の熱電変換装置を示す図であって、図2中のIV−IVよりみた模式的断面図である。図5は、図1の熱電変換装置の構成を示す分解構成図である。図6は、図1の熱電変換装置の製造過程を示す斜視的分解構成図である。図7は、図6中の熱交換部材の連結部を示す図であって、図7(a)は、切断刃を移動する方向からみた平面図、図7(b)は側面図である。図8は、図1の熱電変換装置の製造過程を示す図であって、切断行程を示す斜視図である。図9は、図8中の切断行程を示す図であって、移動中切断刃の刃先側からみた平面図である。図10は、図1の熱電変換装置に係わるコルゲートフィン形成方法を示す工程図である。
本実施形態の熱電変換装置は、図1、図3、および図4に示すように、複数個の熱電素子(詳しくはP型熱電素子12とN型P型熱電素子13)を所定の配列状態に配列した熱電素子基板10と、隣接するP型熱電素子12とN型熱電素子13とを電気的に接続する電極部材16と、電極部材16に伝熱可能に結合する熱交換部材22、32と、熱交換部材22、32を保持する第1保持基材28、38および第2保持基材21、31とを含んで構成されている。
熱電素子基板10は、図3に示すように、基材としての絶縁基板11に、P型熱電素子12およびN型熱電素子13を交互に複数個配列してなる熱電素子群を列設して一体構成にしたものである。また、この熱電素子基板10は、隣接するP型熱電素子12とN型熱電素子13の両端面に電極部材16を接合して一体に構成している。
絶縁基板11は、絶縁材料(例えば、ガラスエポキシ、PPS樹脂、LCP樹脂、もしくはPET樹脂など)より平板状に形成されている。
P型熱電素子12はBi−Te系化合物からなるP型半導体により構成され、N型熱電素子13はBi−Te系化合物からなるN型半導体により構成される周知の熱電素子である。本実施例で用いるP型熱電素子12およびN型熱電素子13は、熱電素子としては極小部品であり、熱電素子基板10は、P型熱電素子12およびN型熱電素子13を絶縁基板11に碁盤目状に配列するように一体成形で形成している。このときに、P型熱電素子12およびN型熱電素子13は、絶縁基板11よりも上端面、下端面が突き出すように配置されている。
電極部材16は、図3に示すように、平板状の銅材などの導電性金属から形成され、熱電素子基板10に配列された熱電素子群のうち、隣接するP型熱電素子12およびN型熱電素子13を電気的に接続する電極である。つまり、隣接する熱電素子12、13の両端には、電極部材16を介して直列的に接続するように複数個配設している。なお、電極部材16は、熱電素子12、13の端面に半田付けで接合している。
具体的には、図1に示すように、隣接する熱電素子12、13の両端に電極部材16を介して電気的直列接続することで、隣接するP型熱電素子12およびN型熱電素子13の上端面側では、N型熱電素子13からP型熱電素子12に電流が流れるように接続され、隣接するP型熱電素子12およびN型熱電素子13の下端面側では、P型熱電素子12からN型熱電素子13に電流が流れるように接続されている。なお、図中に示す左右端に配置されるN型熱電素子13(図中の左端)、P型熱電素子12(図中の右端)には、それぞれ端子24a、端子24bが設けられ、その端子24a、24bには、図示しない直流電源の正側端子を端子24aに接続し、負側端子を端子24bに接続するようにしている。
これにより、絶縁部材11の上方側に配設される電極部材16は、電気的にNP接合となるように熱電素子12、13の端面に複数個配列され、絶縁部材11の下方側に配設される電極部材16は、電気的にPN接合となるように熱電素子12、13の端面に複数個配列されている。このときに、PN接合部を構成する下方の電極部材16および熱交換部材(以下、放熱用熱交換部材)32は、ペルチェ効果によって高温の状態となり、NP接合部を構成する上方の電極部材16および熱交換部材(以下、吸熱用熱交換部材)22は低温の状態となる。
熱交換部材22、32(詳しくは、吸熱用熱交換部材22と放熱用熱交換部材32)は、電極部25、35と、電極部25、35の両端に接続する熱交換部26、36と、連結部27、37とを含んで構成されている。隣り合う熱交換部材22、32は、図6に示すように、隣り合う熱交換部26、36相互間を連結する連結部27、37を介して接続するように形成された後、熱交換部材22、32相互が電気的に絶縁されるように構成されている。
具体的には、複数個連続的に接続する熱交換部材22、32は、銅材などの導電性金属からなる所定板厚(本実施例では、0.3mm程度)の板材を用いて、図6に示すように、電極部25、35と、電極部25、35の両端に接続する熱交換部26、36と、隣り合う熱交換部26、36を連結する連結部27、37とを複数個連続的にコルゲート(波型)状に形成するいわゆるコルゲートフィン状に形成されている。そして、隣り合う熱交換部材22、32は、連結部27、37のアーム部27b、(図示しない37b、以下同様)を切断切り離しを行なうことで、熱交換部材22、32相互が電気的に絶縁されている(図4参照)。
電極部25、35は、図1および図4に示すように、略平坦部状に形成され、電極部材16に伝熱可能に結合されている。電極部25、35は、電極部材16の端面に半田付けで接続されている。
熱交換部26、37は、ルーバーを備えており、このルーバーは、山折りされ波状に連続形成された山部側の連結部27、37と谷部側の電極部25、35との間に形成され、波状の頂部間に切り起こされるように形成されている。なお、ルーバーは、電極部25、35から伝熱される熱を吸熱、放熱するためのフィンである。
連結部27、37は、図1および図4に示すように、略円弧状に形成されており、互いに分断されるアーム部27b、37bとを備えている。アーチ部27b、37bは請求範囲に記載のアーチ部分に相当する。
この分断されたアーム部27bの角部には、後述する切り起こし部27cを有している。なお、アーム部27bの角部に、切り起こし部27cが残存していないものであってもよい。これにより、連結部27、37を、切断刃70により、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離すことができる。したがって、優れた生産性の実現が可能な熱電変換装置を提供することができる。
また、連結部27、37の切断予定部位には、図7(a)および図7(b)に示すように、連結部27、37のアーム部27b、37bを曲げる曲げ内側に、切断予定方向に沿って切り込み溝27a、37aが予め形成されている。なお、切り込み溝27a、37aと切り起こし部27c、37cの関係は、切り込み溝27a、37aの端部を起点に、連結部27、37を切り起こして切り起こし部27c、37cが形成されている。
なお、この切り起こし部27c、37cは、図8に示すように、切断刃70の刃先の形状に沿うように切り起こされている。これにより、切り起こし部27c、37cが形成する切断刃70の案内のためのV字状ノッチ27k、37kに沿ってスムースに案内される。
分割されたアーム部27b、37bの幅Wf(図9参照)は、熱交換部26、36の幅(詳しくは第1嵌合穴28a、38bに嵌合している部分の幅)Waより大きく形成されている。これにより、分割されたアーム部27b、37b相互間には、絶縁性を確保する切り離し部Kが確実に形成されている(図2および図4参照)。このように分断されたアーチ部27b、37bを、切断刃70の刃幅Wcで切り起こすことにより、連結部27、37の切り離し後の絶縁性の向上が図れる。
第1保持基材28、38は、絶縁材料(例えば、ガラスエポキシ、PPS樹脂、LCP樹脂、もしくはPET樹脂など)からなる平板状の絶縁基板で構成されている。第1保持基材28、38には、連結部27、37を嵌合可能にする嵌合穴28a、38aが形成されている。その嵌合穴28a、38aに連結部27、37を挿入することで、熱交換部材22、32と第2保持基材28、38とを一体に構成している。
第2保持基材21、31は、絶縁材料(例えば、ガラスエポキシ、PPS樹脂、LCP樹脂、もしくはPET樹脂など)からなる平板状の絶縁基板で構成されている。第2保持基材21、31には、電極部25、35を嵌合可能にする嵌合穴21a、31aが形成されている。その嵌合穴21a、31aに電極部25、35を挿入することで、熱交換部材22、32と第2保持基材21、31とを一体に構成している。
なお、ここで、吸熱熱交換部材22の連結部27および吸熱電極部25をそれぞれ第1嵌合穴28a、第2嵌合穴21aに嵌合することで、吸熱熱交換部材22を第1保持基材28および第2保持基材21とを一体に保持してなる吸熱電極基板20を構成する。吸熱電極基板20は、コルゲート状熱交換部材組付体を構成する。吸熱電極部25および熱交換部26は、吸熱部を構成する。吸熱用熱交換部材22は、吸熱熱交換部を構成する。
また、放熱熱交換部材32の連結部37および放熱電極部35をそれぞれ第1嵌合穴38a、第2嵌合穴31aに嵌合することで、放熱熱交換部材32を第1保持基材38および第2保持基材31とを一体に保持してなる放熱電極基板30を構成する。放熱電極基板30は、請求範囲に記載のコルゲート状熱交換部材組付体を構成する。放熱電極部35および熱交換部36は、放熱部を構成する。放熱用熱交換部材32は、放熱熱交換部を構成する。
上述した構成を有する熱電変換装置は、図1に示すように、熱電素子基板10を区画壁として、熱電素子基板10の両側に図示しないケース部材で送風通路を形成し、その送風通路に空気を流通する(図2参照)ことで、熱交換部26、36のルーバーと空気とが熱交換される。熱交換部26のルーバーと空気とが熱交換されることで、熱電素子基板10の上方側に配置されている吸熱用熱交換部材22は、熱交換部26で空気を冷却する。一方、熱交換部36のルーバーと空気とが熱交換されることで、熱電素子基板10の下方側に配置されている放熱用熱交換部材32は、熱交換部36で空気を加熱する。
さらに、本実施形態の熱電変換装置の熱交換部材22、32は、電極部材16に電熱可能に結合する電極部25、35と、電極部25、35の両端に接続する熱交換部26、36と、隣り合う熱交換部26、36を連結する連結部27、37とを複数個連続的にコルゲート状に形成した後に、連結部27、37を分断され、分断された連結部27、37のアーチ部27b、37bの角部は、切り起こし部27c、37cを有しているように構成されている。
これにより、連結部27、37を、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離すことができる。したがって、優れた生産性の実現が可能な熱電変換装置を提供することができる。
さらに、本実施形態の熱電変換装置は、連結部27、37を挿通可能な第1嵌合穴28a、38aを有する第1保持基材28、38と、電極部25、35を嵌合可能な第2嵌合穴21a、31aを有する第2保持基材21、31とを備え、連結部27、37を第1嵌合穴28a、38aに挿通させ、電極部25、35を第2嵌合穴21a、31aに嵌合させてコルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成するようにしている。
これにより、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成した段階が、電極部25、35を電極部材16を介して熱電極素子12、13に結合させる前および後のいずれの場合であっても、隣り合う熱交換部材22、32の相互の絶縁性確保のために連結部27、37を切断する際に、その切断加工による比較的脆い熱電素子12、13へ影響を緩和もしくは防止することができる。
さらに、本実施形態の熱電変換装置は、分断されたアーチ部27b、37bは、その幅Wfが熱交換部26、37の幅Waより大きくなるように、切り起こされているように構成されている。
このように、分断されたアーチ部27b、37bを切り起こすことで、連結部27、37の切り離し後の絶縁性の向上が図れる。
次に、熱電変換装置の製造方法、および熱電変換装置に用いる熱交換部材22、33を複数個連続的にコルゲート状に形成するコルゲートフィン成形方法について以下説明する。図5から図9は、熱電変換装置の製造方法を説明する工程図である。図10は、コルゲートフィン成形方法を説明する工程図である。
まず、熱電変換装置の製造方法は、主要な工程で説明すると、熱電素子組付け工程と、電極部材接合工程と、熱交換部材成形工程と、コルゲート状熱交換部材組付体形成工程と、熱交換部材接合工程と、切断工程とを含んで構成されている。
熱電素子組付け工程では、熱電素子12、13は、図3に示すように、絶縁基板11に設けられた基板穴にP型熱電素子12とN型熱電素子13を交互に略碁盤目状に複数個配列され、熱電素子12、13を絶縁基板11に一体的に組付けた熱電素子基板10を形成する。なお、このとき、半導体、電子部品などを回路基板に組付けるための製造装置であるマウンター装置を用いて製造してもよい。
電極部材接合工程では、平板状に形成された電極部材16を摘む等して、図3に示すように、絶縁基板11に所定の配列形状に配列されてなる熱電素子12、13の端面に配置し、これらを複数組配置した後に、熱電素子12、13と電極部材16とを半田付けで接合する。
なお、この電極部材接合工程は熱電素子基板10の両面のうち、例えばまず表面、次に裏面というように、片面ごと行なう。一方の片面で熱電素子12、13と電極部材16とを接合した後に、他方の片面は熱電素子基板10を反転させ、他方の片面での熱電素子12、13と電極部材16とを接合するようにする。また、熱電素子12、13の端面の接合面には、予めペーストハンダなどをスクリーン印刷で塗布しておいてから、熱電素子12、13と電極部材16とを接合する接合工程を行なうことで、半田付けによる接合が容易となる。
熱交換部材成形工程では、図6に示すように、吸熱用熱交換部材22、放熱用熱交換部材32を、複数個連続的にコルゲート状に形成する。なお、以下の本実施例の説明では、説明簡略のために、吸熱用熱交換部材22の形成方法を説明し、放熱用熱交換部材32の形成方法の説明は省略する。
熱交換部材成形工程では、熱交換部材(吸熱用熱交換部材)22を、帯状の導電性材料(以下、フィン材と呼ぶ)1より、図6および図10に示すように、熱交換部26、電極部(吸熱電極部)25、熱交換部26、および連結部27の順で連続的にコルゲート状に形成する。
さらに、この熱交換部材成形工程では、図7(a)および図10に示すように、上記連結部27、37の切断予定方向に切り込み溝27a、37aを形成する切り込み溝形成工程と、切り込み溝27a、37aの端部を起点に、連結部27、37を切り起こして切り起こし部27c、37cを形成する切り起こし部形成工程を備えている。
具体的には、切り込み溝形成工程では、図7(a)および図7(b)に示すように、連結部27に、切断刃70による切断予定方向に沿って切り込み溝27aを形成する。さらに、切り起こし部形成工程では、図7(b)に示す切り込み溝27aの端部を起点に、連結部27のアーム部27bを切り起こす。これにより、この切り起こし部形成工程では、連結部27のアーム部27bの角部に、切り起こし部27cを切り起こすことで、切断刃70案内のためのV字状ノッチ27kが形成される。
なお、熱交換部材22、32を複数個連続的にコルゲート状に形成する製造方法としては、図10に示すように、プレス加工による成形方法で形成する。このプレス加工による成形方法の詳細については、後述する。
コルゲート状熱交換部材組付体形成工程では、複数個連続的にコルゲート状に形成された熱交換部材22、32の連結部27、37および電極部25、35を、図5に示すように、それぞれ、第1保持基材28、38の第1嵌合穴28a、38a、第2保持基材21、38の第2嵌合穴21a、31aに嵌合させて、熱交換部材22、32を第1保持基材28、38および第2保持基材21、31に一体的に組付けるコルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成する。
なお、コルゲート状熱交換部材組付体形成工程の前工程には、第1保持基材形成工程と、第2保持基材形成工程とを備えている。第1保持基材形成工程では、連結部27、37を保持するための第1保持基材28、38に、連結部27、38を挿通可能な第1嵌合穴28a、38aを形成する。第2保持基板形成工程では、電極部25、35を保持するための第2保持基材21、31に、電極部25、35を嵌合可能な第2嵌合穴21a、31aを形成する。
熱交換部材接合工程では、図5に示すように、コルゲート状熱交換部材組付体20、30の電極部25、35と、電極部材接合工程で接合された電極部材16の一端面とを、半田付けにより接合する。なお、具体的には、コルゲート状熱交換部材組付体20の吸熱電極部25と、電極部材16の一端面との複数の接合箇所を、一斉に接合する。また、コルゲート状熱交換部材組付体30の放熱電極部35と、電極部材16の一端面との複数の接合箇所を、一斉に接合する。
切断工程では、図8に示すように、カッター等の切断刃70を連結部27、37の切り起こし部27c、37cに向けて相対移動させて、連結部27、37を切断する。具体的には、図8および図9に示すように、この切断工程は、コルゲート状熱交換部材組付体20の嵌合穴28aより突出する連結部27のアーチ部27bに向けて切断刃70を相対移動させることにより、連結部27のアーチ部27cを切断予定方向に沿って分断する。
このとき、図9に示すように、切断刃70がアーチ部27bに向けて切断刃70を相対移動することで、アーチ部27cは、切断刃70の刃厚Wcにより嵌合穴28aの幅方向に切り起こされる。
上述の本実施形態の製造方法では、連結部27、37の切断予定方向に切り込み溝27a、37aを形成し、切り込み溝27a、37aの端部を起点に、連結部27、37を切り起こした後、連結部27、37の切り起こし部27c、37cに向けて切断刃70を相対移動させるように構成している。
これによると、切り込み溝27a、37aの端部を起点に、連結部27、37を切り起こすので、切り込み溝27a、37bに切断刃70を案内可能な切り起こし部27c、37cを形成することができる。これにより、連結部27、37を切断刃70で切断する際に、切り起こし部27c、37cに沿って切断刃70を切り込み溝27a、37aに確実に案内できる。
しかも、連結部27、37のうち、肉厚が薄い切り込み溝27a、37bの部位に沿って切断刃70で切り裂くことができる。
したがって、連結部27、37を、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離すことができる。
また、本実施形態の製造方法では、連結部27、37を保持するための第1保持基材28、38に、連結部27、37を挿通可能な第1嵌合穴28a、38aを形成し、第1嵌合穴28a、38aに連結部27、37を挿通させて保持した後、第1嵌合穴28a、38aより突出する連結部27、37のアーチ部27b、37bに向けて切断刃70を相対移動させることにより、アーチ部27b、37bを嵌合穴28a、38aの幅方向に切り起こすように構成している。
これによると、第1嵌合穴28a、38aより突出する連結部27、37のアーチ部分27b、37bすなわちV字状ノッチ27k、37kに向けて切断刃70を相対移動させることにより切り込み溝27a、37bに沿って連結部27、37を切り裂くとき、切断刃70の刃厚でアーチ部27b、37bを分断するとともに、切り起こすことができる。
このように、分断されたアーチ部27b、37bを切り起こすことで、連結部27、37の切り離し後の絶縁性の向上が図れる。
また、本実施形態の製造方法では、電極部25、35を保持するための第2保持基材21、31に、電極部25、35を嵌合可能な第2嵌合穴21a、31aを形成し、電極部25、35を第2嵌合穴21a、31aに嵌合させた後、連結部27、37の切り起こし部27c、37cに向けて切断刃70を相対移動させるように構成することが好ましい。
これによると、電極部25、35を第2嵌合穴21a、31aに嵌合させた後に、連結部27、37を切断刃70で切断するので、切断刃70による切断加工力の反力が連結部27、37側に作用したとしても、その作用力は、連結部27、37に熱交換部26、36を介して接続する電極部25、35が嵌合する第2保持基材21、31側へ分散させることが可能である。
したがって、切り屑を出すことなく、連結部27、37を小さな切断加工力で切り離すことができるとともに、切断加工時における比較的脆い熱電素子12、13へ影響を緩和することができる。
また、本実施形態の製造方法では、連結部27、37を第1嵌合穴28a、38aに挿通させるとともに、電極部25、35を第2嵌合穴21a、31aに嵌合させることで、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成しておくことが好ましい。さらに、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成させた後、連結部27、37のアーチ部27b、37bに向けて切断刃70を相対移動させられるように構成する。
これにより、電極部25、35を電極部材16を介して熱電極素子12、13に結合させる前の、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を組付けた段階で、連結部27、37を切断刃70で切断することができる。したがって、切断加工時に切断加工力が比較的脆い熱電素子へ影響を及ぼすことはない。
また、本実施形態の製造方法では、帯状の導電性のフィン材1に、熱交換部26、36、電極部25、35、熱交換部26、36、および連結部27、37の順に連続的にコルゲート状に複数個の熱交換部材22、32を形成する熱交換部材形成工程と、連結部27、37の切断予定方向に切り込み溝27a、37aを形成する切り込み溝形成工程と、切り込み溝27a、37aの端部を起点に、連結部27、37を切り起こして切り起こし部27c、37cを形成する切り起こし部形成工程とを備えているように構成している。
これにより、熱交換部材22、32を複数個連続的にコルゲート状に形成し、電極部材16の一端面に結合させることで、熱交換部材22、32の形成工数および組付工数が大幅に低減できる。したがって、優れた生産性を実現することができる。
また、本実施形態の製造方法では、連結部27、37を保持するための第1保持基材28、38に、連結部27、37を挿通可能な第1嵌合穴28a、38aを形成する第1保持基材形成工程と、電極部25、35を保持するための第2保持基材21、31に、電極部25、35を嵌合可能な第2嵌合穴21a、31aを形成する第2保持基材形成工程と、連結部27、37を第1嵌合穴28a、38aに挿通させ、電極部25、35を第2嵌合穴28a、38aに嵌合させてコルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成するコルゲート状熱交換部材組付体形成工程を備えているように構成する。
これにより、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を組付けた段階が、電極部25、35を電極部材16を介して熱電極素子12、13に結合させる前および後のいずれの場合であっても、隣り合う熱交換部部材22、32の相互の絶縁性確保のための連結部27、37の切断加工時において、切断加工力による連絡部27、37への反力がコルゲート状熱交換部材組付体20、30に吸収されるため、切断加工力による比較的脆い熱電素子へ影響を緩和もしくは防止することができる。
また、本実施形態の製造方法では、連結部27、37の切り起こし部27c、37cに向けて切断刃70を相対移動させる切断工程を備えているように構成している。
これにより、隣り合う熱交換部材22、32の相互の絶縁性確保のための連結部27、37の切断加工を行なう場合において、連結部27、37の切り起こし部27c、37cに向けて切断刃70を相対移動させる切断工程を備えているので、連結部27、37を、切り屑を出すことなく、小さな切断加工力で切り離すことができる。
また、本実施形態の製造方法では、切断工程は、切断刃70を相対移動させることにより、連結部27、37のアーチ部分27b、37bを、分断しかつ切り起こすように構成されている。
これにより、分断されたアーチ部27b、37bを切り起こすことで、連結部27、37の切り離し後の絶縁性の向上が図れる。
次に、コルゲートフィン成形方法を図10に従って説明する。図10に示すように、複数個の連続的に接続する熱交換部材22、32を、帯状のフィン材1をプレス加工することにより、熱交換部26、36、電極部25、35、熱交換部26、36、および連結部27、37の順で連続的にコルゲート状に形成する。
コルゲートフィン成形方法は、主要な工程で説明すると、図10に示すように、連結部27、36の切断予定方向に切り込み溝27a、37aを形成する切り込み溝形成工程と、電極部25、35、熱交換部26、36、および連結部27、37を山折りし、波状に形成する山折り工程と、熱交換部26、36に、波状の頂部間にルーバーを切り起こすルーバー形成工程と、切り込み溝27a、37aの端部を起点に、切断刃70を案内するための切り起こし部27c、37cを切り起こす切り起こし部形成工程とを備えている。
これにより、P型発熱素子12およびN型発熱素子13を絶縁基板11に交互に配置し、隣り合う電極部材16に結合される熱交換部材22、32間が電気的に絶縁される熱電変換装置に用いられるコルゲートフィン形成方法として、優れた生産性を実現することができる。
なお、切り込み溝形成工程は、平坦部である電極部25、35と、熱交換部26、36を山折りする折り曲げ部の曲げ内側に、切り込み溝25a、35aを形成することが好ましい。熱交換部材22、32の所定板厚(本実施例では、0.3mm程度)が比較的厚い場合であっても、複数個の連続的にコルゲート状に山折りすることが容易になり、板厚が比較的厚いコルゲートフィン成形方法として、優れた生産性を実現できる。
なお、図10中の81は、帯状のフィン材1に切り込み溝27aを形成する押出しプレス加工装置であり、82は、帯状のフィン材1を山折りする山折り加工と、熱交換部26、36のルーバーを切り起こすルーバー加工をする複合プレス装置であり、83は、切り込み溝27a、37aの端部を起点に、連結部27、37を切り起こす切り起こしプレス装置である。なお、ここで、押出しプレス加工装置81、複合プレス装置82、および切り起こしプレス装置83は、プレス加工による熱交換部材22、32を複数個連続的にコルゲート状に形成する製造装置を構成する。
(他の実施形態)
以上説明した本実施形態では、熱交換部材22、32を複数個連続的にコルゲート状に形成する製造方法として、プレス加工による成形方法を説明したが、図11に示すようなローラー加工による成形方法であってもよい。図11中の186は山折り成形ローラーであり、185はルーバー切り起こしおよび切り込み溝形成用ローレットローラーであり、187はV字状ノッチ27k、37kを形成のため、切り起こし部27a、37aを切り起こすV字状ノッチ形成用ローラーである。なお、ここで、山折り成形ローラー186、ローレットローラー185、V字状ノッチ形成用ローラー187は、ローラー加工による熱交換部材22、32を複数個連続的にコルゲート状に形成する製造装置を構成する。
山折り工程およびルーバー形成工程は、山折り成形ローラー186およびローレットローラー185により、帯状のフィン材1を山折り加工をするとともに、熱交換部26、36のルーバーを切り起しと、連結部27、36の切断予定方向に切り込み溝27a、37aを形成する。山折り工程およびルーバー形成工程を終了した後に、切り起こし部形成工程では、V字状ノッチ形成用ローラー187により、連結部27、37の切り込み溝27a、37aの端部にV字状ノッチ27k、37kを形成するように切り起こし部27c、37cを切り起こす。
このように構成することによっても、本実施形態と同様な効果を得ることができる。さらに、ローラー加工により、熱交換部材22、32を複数個連続的にコルゲート状のものつまりいわゆるコルゲートフィンに形成できるので、優れた生産性を実現できる。
以上説明した本実施形態では、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成し、コルゲート状熱交換部材組付体20、30の電極部25、35を熱電素子基板10の電極部材16に接合した後、連結部27、37のアーム部27b、37bを切断する製造工程としたが、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成した後、連結部27、37のアーム部27b、37bを切断する製造工程としてもよい。
これにより、いずれの製造工程であっても、隣り合う熱交換部材22、37の相互の絶縁性確保のための連結部27、37の切断加工時において、切断加工力による比較的脆い熱電素子へ影響を緩和もしくは防止することができる。なお、コルゲート状熱交換部材組付体20、30を形成した後に切断加工する場合には、切断加工力による比較的脆い熱電素子へ影響を防止することができる。
以上説明した本実施形態では、連結部27、37の切断予定部位に設ける切り込み溝27a、37aを、連結部27、37のアーム部27b、37bを曲げる曲げ内側に、切断予定方向に沿って形成するように説明したが、切り込み溝27a、37aを連結部27、37の曲げ内側に設けるものに限らず、切り込み溝27a、37aを連結部27、37の曲げ外側に設けるものであってもよい。
以上説明した本実施形態では、切断刃70の案内のためのV字状ノッチ27k、37kを、切断刃70が連結部27、37に向かって相対移動する側の切り込み溝27a、37aの端部に設けるように説明したが、切り込み溝27a、37aの切断方向に延びる一端部に限らず、切り込み溝27a、37aの切断方向に延びる両端部に設けるようにしてもよい。
この場合、切断刃70とV字状ノッチ27k、37kを切り込み溝27a、37aの両端部に有するので、切断刃70をいずれの端部に向けても切断加工することができる。したがって、熱交換部材22、32と、第1保持基材28、38および第2保持基材21、31とを組付けコルゲート状熱交換部材組付体20、30を組付ける組付作業時などにおいて、熱交換部材22、32のどちら側にV字状ノッチ27k、37kにあるかを考慮して組付ける必要がないので、組付作業に係わる生産性の向上が図れる。
本発明の実施形態の熱電変換装置の構成を示す模式的断面図である。 図1の熱電変換装置を示す平面図である。 図1中のIIIよりみた矢視図である。 図1の熱電変換装置を示す図であって、図2中のIV−IVよりみた模式的断面図である。 図1の熱電変換装置の構成を示す分解構成図である。 図1の熱電変換装置の製造過程を示す斜視的分解構成図である。 図6中の熱交換部材の連結部を示す図であって、図7(a)は、切断刃を移動する方向からみた平面図、図7(b)は側面図である。 図1の熱電変換装置の製造過程を示す図であって、切断行程を示す斜視図である。 図8中の切断行程を示す図であって、移動中の切断刃を刃先側からみた平面図である。 図1の熱電変換装置に係わるコルゲートフィン形成方法を示す工程図である。 他の実施形態に係わるコルゲートフィン形成方法を示す工程図である。
符号の説明
10 熱電素子基板
11 絶縁基板(基材)
12 P型熱電素子(熱電素子)
13 N型熱電素子(熱電素子)
16 電極部材
20 吸熱電極基板(コルゲート状熱交換部材組付体)
21 第2保持基材
21a 第2嵌合穴
22 吸熱用熱交換部材(熱交換部材)
25 吸熱電極部(電極部)
26 吸熱部(熱交換部)
27 連結部
27a 切り込み溝
27b アーチ部(アーチ部分)
27c 切り起こし部
27k V字状ノッチ
28 第1保持基材
28a 第1嵌合穴
30 放熱電極基板(コルゲート状熱交換部材組付体)
31 第2保持基材
31a 第2嵌合穴
32 放熱用熱交換部材(熱交換部材)
35 放熱電極部(電極部)
36 放熱部(熱交換部)
37 連結部
37a 切り込み溝
37b アーチ部(アーチ部分)
37c 切り起こし部
37k V字状ノッチ
38 第1保持基材
38a 第1嵌合穴
70 カッター(切断刃)
70c 刃先

Claims (10)

  1. 導電性材料(1)に、第1の熱交換部(26、36)、連結部(27、37)、第2の熱交換部(26、36)、電極部(25、35)の順に連続的にコルゲート状に複数個の熱交換部材(22、32)を形成する熱交換部材成形工程と、
    P型熱電素子(12)およびN型熱電素子(13)を、実質碁盤目状交互に複数個配列して熱電素子群を列設した熱電素子基板(10)を構成する熱電素子組み付け工程と、
    電極部材(16)を、前記熱電素子基板(10)に隣接して配列された前記P型熱電素子(12)と前記N型熱電素子(13)との端面に設置し、その後、前記電極部材(16)と前記P型熱電素子(12)との間および前記電極部材(16)と前記N型熱電素子(13)との間を接合する電極部材接合工程と、
    前記熱交換部材成形工程で形成されたコルゲート状の複数個の熱交換部材(22、32)の前記電極部(25、35)を、少なくとも熱電素子群に沿って前記電極部材(16)の一端面に複数列設置して、前記電極部材(16)と前記電極部(25、35)とを接合する熱交換部材接合工程と、
    前記熱交換部材接合工程で前記電極部(25、35)が前記電極部材(16)に接合された複数個の熱交換部材(22、32)のうち、隣り合う前記熱交換部(26、36)間に形成された前記連結部(27、37)を切断して前記熱交換部材(22、32)相互が電気的に絶縁される切断工程とを有し、
    前記切断工程は、
    前記連結部(27、37)の切断予定方向に切り込み溝(27a、37a)を形成する切り込み溝形成工程と、
    前記切り込み溝(27a、37a)の端部を起点に、前記連結部(27、37)を切り起こして切り起こし部(27c、37c)を形成する切り起こし部形成工程とを備えていることを特徴とする熱電変換装置の製造方法。
  2. 前記切り起こし部形成工程の後、前記連結部(27、37)の切り起こし側に向けて切断刃(70)を相対移動させることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換装置の製造方法。
  3. 前記切り起こし部形成工程は、前記連結部(27、37)を保持するための第1保持基材(28、38)に、前記連結部(27、37)を挿通可能な第1嵌合穴(28a、38a)を形成し、
    前記第1嵌合穴(28a、38a)に前記連結部(27、37)を挿通させて保持した後、
    前記第1嵌合穴(28a、38a)より突出する前記連結部(27、37)のアーチ部分(27b、37b)に向けて前記切断刃(70)を相対移動させることにより、前記アーチ部分(27b、37b)を前記第1嵌合穴(28a、38a)の幅方向に切り起こすことを特徴とする請求項1に記載の熱電変換装置の製造方法。
  4. 前記電極部(25、35)を保持するための第2保持基材(21、31)に、前記電極部(25、35)を嵌合可能な第2嵌合穴(21a、31a)を形成し、
    前記電極部(25、35)を前記第2嵌合穴(21a、31a)に嵌合させた後、
    前記連結部(27、37)の切り起こし側に向けて前記切断刃(70)を相対移動させることを特徴とする請求項2に記載の熱電変換装置の製造方法。
  5. 前記切断工程の前に実施する工程として、
    前記連結部(27、37)を保持するための第1保持基材(28、38)に、前記連結部(27、37)を挿通可能な第1嵌合穴(28a、38a)を形成する第1保持基材形成工程と、
    前記電極部(25、35)を保持するための第2保持基材(21、31)に、前記電極部(25、35)を嵌合可能な第2嵌合穴(21a、31a)を形成する第2保持基材形成工程と、
    前記連結部(27、37)を前記第1嵌合穴(28a、38a)に挿通させ、
    前記電極部(25、35)を前記第2嵌合穴(21a、31a)に嵌合させてコルゲート状熱交換部材組付体(20、30)を形成するコルゲート状熱交換部材組付体形成工程を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱電変換装置の製造方法。
  6. 前記切断工程では、前記切断刃(70)を相対移動させることにより、前記連結部(27、37)のアーチ部分(27b、37b)を、分断しかつ切り起こすことを特徴とする請求項2に記載の熱電変換装置の製造方法。
  7. 電極部(25、35)と熱交換部(26、36)と連結部(27、37)を有する熱交換部材(22、32)に用いられ、
    帯状の導電性材よりなるフィン材料(1)に、前記熱交換部(26、36)、前記電極部(25、35)、前記熱交換部(26、36)、および前記連結部(27、37)の順に連続的にコルゲート状に複数個の熱交換部材(22、32)を形成するコルゲートフィン成形方法において、
    前記連結部(27、37)の切断予定方向に切り込み溝(27a、37a)を形成する切り込み溝形成工程と、
    前記電極部(25、35)、前記熱交換部(26、36)、および前記連結部(27、37)を山折りし、波状に形成する山折り工程と、
    前記熱交換部(26、36)に、波状の頂部間にルーバーを切り起こすルーバー形成工程と、
    前記切り込み溝(27a、37a)の端部を起点に、切断刃(70)を案内するための切り起こし部(27c、37c)を切り起こす切り起こし部形成工程とを備えていることを特徴とするコルゲートフィン成形方法。
  8. P型熱電素子(12)およびN型熱電素子(13)を交互に複数個配列してなる熱電素子群を列設して構成された熱電素子基板(10)と、
    導電性材料から形成され、前記熱電素子基板(10)に隣接して配列された前記P型熱電素子(12)と前記N型熱電素子(13)とを電気的に接続する電極部材(16)と、
    前記電極部材(16)に伝熱可能に結合される電極部(25、35)およびその電極部(25、35)から伝熱される熱を吸熱、放熱する熱交換部(26、36)を有する熱交換部材(22、32)とを備え、
    隣接する前記熱電素子(12、13)は前記電極部材(16)を介して直列的に接続されているとともに、
    前記熱交換部材(22、32)は、少なくとも前記熱電素子群に沿って複数個の前記電極部材(16)を連結するように、前記電極部(25、35)と前記熱交換部(26、36)とが複数個連続的にコルゲート状に形成され、前記電極部(25、35)が前記電極部材(16)の一端面に結合され、
    前記熱交換部材(22、32)は、隣り合う前記熱交換部(26、36)相互がアーチ部(27b、37b)を有する連結部(27、37)を介して複数個連続的にコルゲート状に形成されており、前記連結部(27、37)を切断することで隣り合う前記熱交換部(26、37)相互が電気的に絶縁されており、
    前記切断された前記連結部(27、37)のアーチ部(27b、37b)の角部は、切り起こし部(27c、37c)を有していることを特徴とする熱電変換装置。
  9. 前記連結部(27、37)を挿通可能な第1嵌合穴(28a、38a)を有する第1保持基材(28、38)と、
    前記電極部(25、35)を嵌合可能な第2嵌合穴(21a、31a)を有する第2保持基材(21、31)とを備え、
    前記連結部(27、37)を前記第1嵌合穴(28a、38a)に挿通させ、
    前記電極部(25、35)を前記第2嵌合穴(21a、31a)に嵌合させてコルゲート状熱交換部材組付体(20、30)を形成することを特徴とする請求項8に記載の熱電変換装置。
  10. 切断された前記連結部(27、37)の前記アーチ部(27b、37b)は、その幅Wfが前記熱交換部(26、37)の幅Waより大きくなるように、切り起こされていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の熱電変換装置。
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