JP2007041915A - 損益管理システムおよび管理方法、ならびにそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】グループ化された案件を一つの括りとして纏め、現時点の状況を把握できるようにし、見込損益(受注に対して将来見込める損益)と差異損益(見込みに対して実際との差額の損益)の管理情報を加え、さらにアラームを通知して、その案件の明細を表示することを可能にする。
【解決手段】サーバ1内の受注情報12に結び付けられている見積り情報11と作番情報13とを、一つに括り付けし(21)、必要に応じて案件の最新情報を取得して、受注に対して将来見込める損益、および見込みに対して実際との差額の損益を算出して、提供する。括り付け情報DB22,25,27から、それぞれアラーム設定処理、業務処理再設定編集、業務処理評価年月指定編集、アラーム表示編集、業務処理明細表示編集を実施し、それぞれクライアント3に提供する。
【選択図】図1
【解決手段】サーバ1内の受注情報12に結び付けられている見積り情報11と作番情報13とを、一つに括り付けし(21)、必要に応じて案件の最新情報を取得して、受注に対して将来見込める損益、および見込みに対して実際との差額の損益を算出して、提供する。括り付け情報DB22,25,27から、それぞれアラーム設定処理、業務処理再設定編集、業務処理評価年月指定編集、アラーム表示編集、業務処理明細表示編集を実施し、それぞれクライアント3に提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ある単位でグループ化された各案件の金額および損益を一括りにして、受注に対して見込める損益および見込金額に対する実際との差異を差異損益として管理し、アラーム通知および明細の表示をすることが可能な損益管理システムおよび管理方法、ならびにそのプログラムに関する。
損益を管理するシステムは、用途毎の各業務システムから成り立ち、それらを一つの括りで管理する方法が必要である。また、各案件の詳細情報は、各業務システムを見る必要があった。例えば、特開2003−345957号公報(特許文献1参照)では、様々な業種において、予算金額と実際に作業を受注した際の受注金額に関して案件単位にn:mの関係となる場合が多い。このような予算案件と実案件との関係をプロジェクト単位もしくは現場単位のグループ化を行い、この範囲で予算案件と金額と実案件の金額を比較するために、カテゴリー分けするためのコードを付与して登録し、個々の案件単位に金額の対応を考える必要がなくなり、業務上の案件についての管理を効率よく行うための好適な管理方法であった。
しかし、これらの従来技術では、カテゴリー分けのコードを各業務システムのデータに登録することが必要であり、これらの情報を収集して、金額をカテゴリー別に集計している。このため、個々の案件情報の詳細を把握しようとすると、各業務システムを参照しなけれならなくなる。
上記特許文献1では、案件をある単位でグループ化する必要があり、これにより案件を予算/実算にて全体としての金額が把握でき、これらを比較することが可能であるが、この方法では、現時点でどういう状況であるのか、例えば、損益が悪化している場合の原因はどこにあるのかを追求することは困難であるという問題があった。
(目的)
本発明の目的は、このような従来の問題点を解消し、グループ化された案件を一つの括りとして纏め、現時点の状況を把握できるようにし、見込損益(受注に対して将来見込める損益)と差異損益(見込みに対して実際との差額の損益)の管理情報を加え、さらにアラームを通知して、その案件の明細を表示することが可能な損益管理システムおよび管理方法、ならびにそのプログラムを提供することにある。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解消し、グループ化された案件を一つの括りとして纏め、現時点の状況を把握できるようにし、見込損益(受注に対して将来見込める損益)と差異損益(見込みに対して実際との差額の損益)の管理情報を加え、さらにアラームを通知して、その案件の明細を表示することが可能な損益管理システムおよび管理方法、ならびにそのプログラムを提供することにある。
本発明の損益管理システムは、受注情報に結び付けられている見積り情報と作番情報とを、一つに括り付けし、必要に応じて案件の最新情報を取得して、受注に対して将来見込める損益、および見込みに対して実際との差額の損益を算出して、提供する。
さらに、定期的に見積り情報、受注情報を最新情報に置き換えてアラーム情報を通知する。
さらに、定期的に見積り情報、受注情報を最新情報に置き換えてアラーム情報を通知する。
すなわち、本発明においては、管理データ情報は定期的に最新の状態に更新する必要があり、これをバッチ処理で行い、アラーム情報に用いることにした。これにより、人手による案件の確認をすることなく、状況を把握することができ、また、担当者等へ警告をアラームとして通知し、その案件の明細を表示することで、各々の案件での損益を確認することができるようにして、悪化等の原因追求に利用することが可能になる。
また、通知された案件情報は、一つに括り付けた情報となっているので、明細を表示させることで状況を容易に把握することができる。
また、通知された案件情報は、一つに括り付けた情報となっているので、明細を表示させることで状況を容易に把握することができる。
本発明によれば、受注情報での指標に、見込損益および差異損益を加えることによって、損益での管理が可能となり、精度の高い損益管理を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る損益管理システムの構成図である。
1はサーバ(業績管理用)、2はサーバ(管理情報用)、3はクライアントである。サーバ1は、各業務でのデータが随時蓄積されている。サーバ2は、本発明で作成するデータを格納し、さらに業務処理を行う。クライアント3は、業務の画面を備えている。
サーバ1内では、各業務システムで随時蓄積されている見積り情報が見積りDB11に、受注情報が受注DB12に、作番情報が作番DB13に、それぞれ格納されている。
各サーバ1,2およびクライアント3では、コンピュータ制御により、制御部がデータの蓄積、蓄積されたデータの読み出し・書き込み、キーワードを用いた検索、入力されたあるいは読み出されたデータに対する演算、演算結果の一時蓄積、等をそれぞれ実行する。
図1は、本発明の一実施例に係る損益管理システムの構成図である。
1はサーバ(業績管理用)、2はサーバ(管理情報用)、3はクライアントである。サーバ1は、各業務でのデータが随時蓄積されている。サーバ2は、本発明で作成するデータを格納し、さらに業務処理を行う。クライアント3は、業務の画面を備えている。
サーバ1内では、各業務システムで随時蓄積されている見積り情報が見積りDB11に、受注情報が受注DB12に、作番情報が作番DB13に、それぞれ格納されている。
各サーバ1,2およびクライアント3では、コンピュータ制御により、制御部がデータの蓄積、蓄積されたデータの読み出し・書き込み、キーワードを用いた検索、入力されたあるいは読み出されたデータに対する演算、演算結果の一時蓄積、等をそれぞれ実行する。
サーバ2内では、制御部により業務画面処理括り付け31よりサーバ1内の受注情報から業務処理括り付け編集21を行い、括り付け情報DB(サーバ)22を作成し、アラーム情報を格納した許容しきい値情報DB23(サーバ)を業務処理アラーム設定編集24で取得し、括り付け情報DB25(サーバ)に作成する。業務処理再設定編集26は、サーバ1内の見積りDB11、受注DB12、および作番DB13より最新情報を取得し、かつ許容しきい値情報DB23から情報を取得し、括り付け情報DB(サーバ)27を更新する。
業務処理評価年月指定編集28は、括り付け情報DB27(サーバ)27のデータを編集して業務画面評価機能(クライアント)32へ返送する。
業務処理アラーム表示編集29は、括り付け情報DB(サーバ)27のデータを編集してメール(クライアント)33へ通知する。
業務処理明細表示編集(サーバ)30は、括り付け情報DB(サーバ)27のデータを編集して業務画面表示機能(クライアント)34へ返送する。
クライアント3内は、業務画面処理括り付け31、業務画面評価機能32、メール33および業務画面表示機能34が配置される。
業務処理アラーム表示編集29は、括り付け情報DB(サーバ)27のデータを編集してメール(クライアント)33へ通知する。
業務処理明細表示編集(サーバ)30は、括り付け情報DB(サーバ)27のデータを編集して業務画面表示機能(クライアント)34へ返送する。
クライアント3内は、業務画面処理括り付け31、業務画面評価機能32、メール33および業務画面表示機能34が配置される。
図2は、図1におけるサーバ1に保有する各業務システムのデータ構造を示す図である。
見積りDB11は、顧客の要求内容を検討し、算出した金額および損益を表し、見積Aは案件名を示している。
受注DB12は、顧客と契約した金額および見込損益を、受注Iは案件名を表し、見積Aと作番1は受注Iと結びついた状態を示している。
作番DB13は、受注作業を行うときの金額および損益を表し、作番1は案件名を示している。
見積りDB11は、顧客の要求内容を検討し、算出した金額および損益を表し、見積Aは案件名を示している。
受注DB12は、顧客と契約した金額および見込損益を、受注Iは案件名を表し、見積Aと作番1は受注Iと結びついた状態を示している。
作番DB13は、受注作業を行うときの金額および損益を表し、作番1は案件名を示している。
図3は、図1におけるサーバ(管理情報)内の括り付け情報DB(サーバ)の格納情報を示す図である。
図3に示す情報は、サーバ(業積管理)1に保有するデータを括り付け編集をしたデータ構造で、業務画面処理括り付け31から業務処理括り付け編集21により、図2のデータを編集して作成される括り付け情報DB22の格納情報を表している。
受注年月は、受注DB12の受注情報が作成された時の年月を、T1はテーブルの1番目を、区分は格納されている情報が見積情報か、あるいは受注情報か、あるいは作番情報かを表し、データは区分に格納されているキー情報を、金額は各情報に対応した金額を、損益も金額と同様に各情報に対応した損益を示している。
図3に示す情報は、サーバ(業積管理)1に保有するデータを括り付け編集をしたデータ構造で、業務画面処理括り付け31から業務処理括り付け編集21により、図2のデータを編集して作成される括り付け情報DB22の格納情報を表している。
受注年月は、受注DB12の受注情報が作成された時の年月を、T1はテーブルの1番目を、区分は格納されている情報が見積情報か、あるいは受注情報か、あるいは作番情報かを表し、データは区分に格納されているキー情報を、金額は各情報に対応した金額を、損益も金額と同様に各情報に対応した損益を示している。
図4は、図1におけるサーバ(管理情報)内の許容しきい値情報DB(サーバ)の格納情報を示す図である。
すなわち、アラーム情報を格納した許容しきい値情報のデータ構造で、業務処理アラーム設定編集24と業務処理再設定編集26で使用するアラームの情報を格納した状態を表している。
利益率は損益÷金額を、絶対値は損益の符号を外した値を、アラームサインは表示または非表示を、通知場所は通知先のメールアドレスの格納を、取得頻度は日/週/月のサイクルを、アラーム基準は基準以上の職位に対する設定を、それぞれ示している。
すなわち、アラーム情報を格納した許容しきい値情報のデータ構造で、業務処理アラーム設定編集24と業務処理再設定編集26で使用するアラームの情報を格納した状態を表している。
利益率は損益÷金額を、絶対値は損益の符号を外した値を、アラームサインは表示または非表示を、通知場所は通知先のメールアドレスの格納を、取得頻度は日/週/月のサイクルを、アラーム基準は基準以上の職位に対する設定を、それぞれ示している。
図5は、図1におけるサーバ(管理情報)内の括り付け情報DB25の格納情報を示す図である。
すなわち、括り付け編集をしたデータにアラーム情報を設定したデータ構造であり、業務処理アラーム設定編集24で図3の括り付け情報DB22から算出した利益率または絶対値より一致するアラーム情報を、図4の許容しきい値情報DB23から設定された状態を示している。通知場所は通知先のメールアドレスの格納を、取得頻度はサイクルの日/週/月の単位を、アラーム基準は基準以上の職位に対して通知する設定を、それぞれ示している。
すなわち、括り付け編集をしたデータにアラーム情報を設定したデータ構造であり、業務処理アラーム設定編集24で図3の括り付け情報DB22から算出した利益率または絶対値より一致するアラーム情報を、図4の許容しきい値情報DB23から設定された状態を示している。通知場所は通知先のメールアドレスの格納を、取得頻度はサイクルの日/週/月の単位を、アラーム基準は基準以上の職位に対して通知する設定を、それぞれ示している。
図6は、図1におけるサーバ(管理情報)内の括り付け情報DB27の格納情報を示す図である。
すなわち、前回表示年月日をもとに、サーバ(業績管理)に保有するデータより最新情報を取り込み直したデータ構造であって、業務処理再設定編集26で図5の括り付け情報DB25をもとにサーバ(業績管理)1から最新情報を取得し直したデータ構造を示している。
前回表示年月日は、アラーム表示の対象となった年月日を設定している。
すなわち、前回表示年月日をもとに、サーバ(業績管理)に保有するデータより最新情報を取り込み直したデータ構造であって、業務処理再設定編集26で図5の括り付け情報DB25をもとにサーバ(業績管理)1から最新情報を取得し直したデータ構造を示している。
前回表示年月日は、アラーム表示の対象となった年月日を設定している。
図7は、評価対象年月の結果を表示する画面構成図である。
図1における業務画面評価機能(クライアント)32より評価対象年月と課全体、または部全体の集計単位をリクエストすることで、受注金額、見込損益および差額損益を集計した結果を示している。
受注金額は対象データの受注金額合計を、見込損益は受注時の損益を、差異損益は見込損益から実際の損益の差額を示している。
図1における業務画面評価機能(クライアント)32より評価対象年月と課全体、または部全体の集計単位をリクエストすることで、受注金額、見込損益および差額損益を集計した結果を示している。
受注金額は対象データの受注金額合計を、見込損益は受注時の損益を、差異損益は見込損益から実際の損益の差額を示している。
図8は、通知したアラーム情報を示す画面構成図である。
図1において、定期的に処理が行われる際に、アラーム基準にて通知対象となった案件が業務処理アラーム表示編集29からメール(クライアント)33に通知された情報の内容を示している。
受注は、対象の案件名を、通知場所は通知先のメールアドレスを、差異損益は対象案件の差異損益を、それぞれ示している。
図1において、定期的に処理が行われる際に、アラーム基準にて通知対象となった案件が業務処理アラーム表示編集29からメール(クライアント)33に通知された情報の内容を示している。
受注は、対象の案件名を、通知場所は通知先のメールアドレスを、差異損益は対象案件の差異損益を、それぞれ示している。
図9は、括り付け情報の明細を表示する画面構成図である。
図1において、業務画面表示機能(クライアント)34より案件のリクエストをすることで、対象案件の明細情報が表示される。
区分は格納されている情報が見積り、あるいは受注か、あるいは作番かを、データは区分に格納されているキー情報を、金額はデータに対応した金額を、損益はデータに対応した損益を、それぞれ示している。
図1において、業務画面表示機能(クライアント)34より案件のリクエストをすることで、対象案件の明細情報が表示される。
区分は格納されている情報が見積り、あるいは受注か、あるいは作番かを、データは区分に格納されているキー情報を、金額はデータに対応した金額を、損益はデータに対応した損益を、それぞれ示している。
図10は、図1に示すサーバ(業績管理)に保有するデータの括り付け編集処理21を示す動作フローチャートである。
まず、受注DB12を1件ずつ読み込み(ステップ101)、次に結びついている作番情報を1件ずつ読み込み(ステップ103)、読込んだ受注情報と作番情報で受注作番対応データを作成し(ステップ105)、WK1テーブルへ書き出す(ステップ107)。次の作番情報を1件読込み(ステップ108)、受注作番対応データを生成する。結びついている作番情報が終了したならば(ステップ104)、次の受注DBを1件読み込み(ステップ106)、終了するまで(ステップ102)上記の処理を繰り返し行う。
まず、受注DB12を1件ずつ読み込み(ステップ101)、次に結びついている作番情報を1件ずつ読み込み(ステップ103)、読込んだ受注情報と作番情報で受注作番対応データを作成し(ステップ105)、WK1テーブルへ書き出す(ステップ107)。次の作番情報を1件読込み(ステップ108)、受注作番対応データを生成する。結びついている作番情報が終了したならば(ステップ104)、次の受注DBを1件読み込み(ステップ106)、終了するまで(ステップ102)上記の処理を繰り返し行う。
次は、作成されたWK1テーブルより1件ずつ読込み(ステップ108)、前に読込んだ受注キーと同じキーであるかを判定し(ステップ111)、異なる場合にはWK2テーブルへ書き出す(ステップ113)。この後、データ内のテーブルの末尾へ格納して(ステップ114)、次のWK1テーブルを読込み(ステップ115)、読み込みが終了するまで(ステップ110)、この処理を繰り返し、最後にWK2テーブルへ書き出す(ステップ113)。
さらに、作成されたWK2テーブルより1件ずつ読込み(ステップ116)、前に読込んだ作番キーと同じキーかを判定し(ステップ118)、異なる時には括り付け情報DBへ書き出す(ステップ119)。この後、データ内のテーブルの末尾を右に移して(ステップ121)、作番のあったエリアに受注を設定して(ステップ122)、次のWK2テーブルを読込み(ステップ123)、終了するまで(ステップ117)、これを繰り返し、最後に括り付け情報DBへ書き出す(ステップ120)。
図11は、図1に示すサーバ(管理情報)のアラーム設定編集処理24を示す動作フローチャートである。
まず、括り付け情報DB22を1件読込み(ステップ201)、括り付け情報DB22が利益率の算出(ステップ203)および絶対値の算出(ステップ204)を行い、算出結果を条件に許容しきい値情報DB23を検索する(ステップ205)。検索キーは、利益率範囲内または絶対値範囲内とする。検索の結果、対象データがある場合には(ステップ206)、括り付け情報DB22に設定し(ステップ207)、更新する(ステップ208)。次の括り付け情報DB22を1件読込み(ステップ209)、これが終了するまで(ステップ202)、上記処理を繰り返す。括り付け情報DB22が終了すれば、処理は終了する。
まず、括り付け情報DB22を1件読込み(ステップ201)、括り付け情報DB22が利益率の算出(ステップ203)および絶対値の算出(ステップ204)を行い、算出結果を条件に許容しきい値情報DB23を検索する(ステップ205)。検索キーは、利益率範囲内または絶対値範囲内とする。検索の結果、対象データがある場合には(ステップ206)、括り付け情報DB22に設定し(ステップ207)、更新する(ステップ208)。次の括り付け情報DB22を1件読込み(ステップ209)、これが終了するまで(ステップ202)、上記処理を繰り返す。括り付け情報DB22が終了すれば、処理は終了する。
図12は、図1に示すサーバ(業績管理)に保有するデータの再設定編集処理を示す動作フローチャートである。
まず、実行(オペレーション)年月日を取得し(ステップ301)、これを条件に括り付け情報DB25を1件ずつ検索する(ステップ302)。なお、検索キーは、前回表示年月日である。区分が見積ならば、見積DB11を検索し(ステップ304)、区分が受注ならば、受注DB12を検索し(ステップ305)、区分が作番ならば、作番DB13を検索し(ステップ306)、各々より最新の情報を取得する。そして、括り付け情報の利益率の算出(ステップ307)および絶対値の算出(ステップ308)を行い、算出結果を条件に、許容しきい値情報DB23を検索する(ステップ309)。検索キーは、利内率範囲内または絶対値範囲内である。検索結果を括り付け情報DB(サーバ)に更新する(ステップ310)。次の括り付け情報DB25を検索する(ステップ311)。検索キーは、前回の表示年月日である。検索し終るまで(ステップ303)、上記の処理を繰り返す。
まず、実行(オペレーション)年月日を取得し(ステップ301)、これを条件に括り付け情報DB25を1件ずつ検索する(ステップ302)。なお、検索キーは、前回表示年月日である。区分が見積ならば、見積DB11を検索し(ステップ304)、区分が受注ならば、受注DB12を検索し(ステップ305)、区分が作番ならば、作番DB13を検索し(ステップ306)、各々より最新の情報を取得する。そして、括り付け情報の利益率の算出(ステップ307)および絶対値の算出(ステップ308)を行い、算出結果を条件に、許容しきい値情報DB23を検索する(ステップ309)。検索キーは、利内率範囲内または絶対値範囲内である。検索結果を括り付け情報DB(サーバ)に更新する(ステップ310)。次の括り付け情報DB25を検索する(ステップ311)。検索キーは、前回の表示年月日である。検索し終るまで(ステップ303)、上記の処理を繰り返す。
図13は、図1に示すサーバ(管理情報)の評価年月指定編集処理を示す動作フローチャートである。
まず、業務画面評価機(クライアント)32より入力された評価対象年月を1件読込み(ステップ401)、これを条件に括り付け情報DB27(サーバ)を1件ずつ検索する(ステップ403)。検索キーは、受注年月である。検索結果にて、受注金額の集計(ステップ405)、見込損益の集計(ステップ407)、差異損益の集計(ステップ408)をそれぞれ行い、次の括り付け情報DB27を検索し(ステップ409)、検索し終わるまで(ステップ404)、上記処理を繰り返す。対象データが終了したならば、画面に表示を行って(ステップ406)、次の評価対象年月を読込み(ステップ409)、終了するまで(ステップ402)、これを繰り返す。
まず、業務画面評価機(クライアント)32より入力された評価対象年月を1件読込み(ステップ401)、これを条件に括り付け情報DB27(サーバ)を1件ずつ検索する(ステップ403)。検索キーは、受注年月である。検索結果にて、受注金額の集計(ステップ405)、見込損益の集計(ステップ407)、差異損益の集計(ステップ408)をそれぞれ行い、次の括り付け情報DB27を検索し(ステップ409)、検索し終わるまで(ステップ404)、上記処理を繰り返す。対象データが終了したならば、画面に表示を行って(ステップ406)、次の評価対象年月を読込み(ステップ409)、終了するまで(ステップ402)、これを繰り返す。
図14は、図1に示すサーバ(管理情報)の再設定編集よりアラーム表示編集処理を示す動作フローチャートである。
まず実行(オペレーション)年月日を取得し(ステップ501)、これを条件に括り付け情報DB27を1件ずつ読込み、検索する(ステップ502)。検索キーは、作成年月日である。アラームサインが表示対象の場合には(ステップ504)、通知場所の情報を取得し(ステップ505)、通知を発信する(ステップ506)。次の括り付け情報DB27を検索し(ステップ507)、検索が終るまで(ステップ503)繰り返す。
まず実行(オペレーション)年月日を取得し(ステップ501)、これを条件に括り付け情報DB27を1件ずつ読込み、検索する(ステップ502)。検索キーは、作成年月日である。アラームサインが表示対象の場合には(ステップ504)、通知場所の情報を取得し(ステップ505)、通知を発信する(ステップ506)。次の括り付け情報DB27を検索し(ステップ507)、検索が終るまで(ステップ503)繰り返す。
図15は、図1に示すサーバ(管理情報)において、案件より明細表示編集処理を示す動作フローチャートである。
まず、業務画面表示機能(クライアント)34より入力された受注を読込み(ステップ601)、これを条件に括り付け情報DB27(サーバ)を検索する(ステップ602)。検索キーは、受注である。対象データがある場合には(ステップ603)、配列に1番目(ステップ604)から配列の値が終わるまで(ステップ605)、配列(n)の情報を画面に表示し(ステップ606)、nに1を加算して(ステップ607)、処理する。nが終われば、処理を終了する。
まず、業務画面表示機能(クライアント)34より入力された受注を読込み(ステップ601)、これを条件に括り付け情報DB27(サーバ)を検索する(ステップ602)。検索キーは、受注である。対象データがある場合には(ステップ603)、配列に1番目(ステップ604)から配列の値が終わるまで(ステップ605)、配列(n)の情報を画面に表示し(ステップ606)、nに1を加算して(ステップ607)、処理する。nが終われば、処理を終了する。
以上、本発明によれば、グループ化された案件は、最新の情報で状況が把握できるので、変動した情報をアラームで通知することができ、明細を表示することにより、全体を捉えることが可能となる。
なお、図10から図15までのフローチャートをそれぞれプログラム化して、完成したプログラムをCD−ROMなどの記録媒体に格納することにより、本発明のサーバに装着しておけば、必要によりコンピュータにそのプログラムを読み込み、実行させることで、本発明を容易に実現することができ、また、他のサーバなどにダウンロードさせることで、プログラムの汎用化も可能になる。
1:サーバ(業績管理)
2:サーバ(管理情報)
3:クライアント
11:見積DB(サーバ)
12:受注DB(サーバ)
13:作番DB(サーバ)
21:業務処理括り付け編集(サーバ)
22:括り付け情報DB(括り付け編集後)(サーバ)
23:許容しきい値情報DB(サーバ)
24:業務処理アラーム設定編集(サーバ)
25:括り付け情報DB(アラーム設定編集後)(サーバ)
26:業務処理再設定編集(サーバ)
27:括り付け情報DB(再設定編集後)(サーバ)
28:業務処理評価年月指定編集(サーバ)
29:業務処理アラーム表示編集(サーバ)
30:業務処理明細表示編集(サーバ)
31:業務画面括り付け(クライアント)
32:業務画面評価機能(クライアント)
33:メール(クライアント)
34:業務画面表示機能(クライアント)
2:サーバ(管理情報)
3:クライアント
11:見積DB(サーバ)
12:受注DB(サーバ)
13:作番DB(サーバ)
21:業務処理括り付け編集(サーバ)
22:括り付け情報DB(括り付け編集後)(サーバ)
23:許容しきい値情報DB(サーバ)
24:業務処理アラーム設定編集(サーバ)
25:括り付け情報DB(アラーム設定編集後)(サーバ)
26:業務処理再設定編集(サーバ)
27:括り付け情報DB(再設定編集後)(サーバ)
28:業務処理評価年月指定編集(サーバ)
29:業務処理アラーム表示編集(サーバ)
30:業務処理明細表示編集(サーバ)
31:業務画面括り付け(クライアント)
32:業務画面評価機能(クライアント)
33:メール(クライアント)
34:業務画面表示機能(クライアント)
Claims (7)
- コンピュータ制御により、損益の管理を行う損益管理方法であって、
制御部は、メモリにアクセスして、随時、蓄積された損益管理のための受注情報に対して、該メモリの別エリアにそれぞれ蓄積された関連のある見積り情報および作業番号情報を、該メモリ上で対応させることによりグループ化を行い、
該制御部は、該メモリにアクセスして各グループ化した受注情報を読み出し、該受注情報にグループ化された見積り情報と作業番号情報を一つの括りに編集し、必要に応じて案件の最新情報を取得して、
該制御部は、演算回路で受注に対して将来見込める損益および見込みに対して、実際との差額を算出し、前記将来見込める損益および実際との差額をクライアントに出力することを特徴とする損益管理方法。 - 請求項1に記載の損益管理方法において、
前記制御部は、受注情報を一つの括りに編集する際に、金額に対する損益の割合を表す利益率および損益の絶対値の情報にもとずき、アラーム情報を取得して、アラーム基準に従って該当案件をクライアントに通知することを特徴とする損益管理方法。 - 請求項1に記載の損益管理方法において、
前記クライアントは、通知された案件を、一つに括り付けした情報を明細として表示させることで、損益の増減を追求するための情報の提供を行うことを特徴とする損益管理方法。 - 複数のクライアントに対して、業績管理用サーバと管理情報用サーバを備えた損益管理システムであって、
前記業績管理用サーバには、各業務システムで随時蓄積されている見積情報を格納した見積りDBと、受注された受注情報を格納した受注DBと、作業番号情報を格納した作番DBとが設けられ、
前記管理情報用サーバには、該業積管理用サーバの受注DBから読み出された受注情報から、業務処理括り付け編集の結果を格納した第1の括り付け情報DBと、アラーム情報を格納した許容しきい値情報DBを読み出し、業務処理アラーム設定編集の結果を格納した第2の括り付け情報DBと、該業積管理用サーバの受注DB、見積りDBおよび作番DBからそれぞれ読み出された最新情報を取得し、かつ許容しきい値情報DBから情報を取得して、情報の更新を行った第3の括り付け情報DBと、該第3の括り付け情報DBのデータを編集して、クライアントの業務画面評価機能部へ返送する業務処理評価年月指定編集部と、該第3の括り付け情報DBのデータを編集して、該クライアントのメールへ通知する業務処理アラーム表示編集部と、該第3の括り付け情報DBのデータを編集して、該クライアントの業務画面表示機能部へ返送する業務処理明細表示編集部とが設けられることを特徴とする損益管理システム。 - 複数のクライアントに対して、損益の管理情報を提供する括り付け編集処理プログラムであって、
損益管理システムのコンピュータに、受注DBを1件ずつ読み込む手順、結びついている作番情報を1件ずつ読み込む手順、読込んだ受注情報と作番情報で受注作番対応データを作成する手順、WK1テーブルへ書き出す手順、次の作番情報を1件読込む手順、受注作番対応データを生成する手順、結びついている作番情報が終了したならば、次の受注DBを1件読み込む手順、終了するまで上記の処理を繰り返し行う手順、作成されたWK1テーブルより1件ずつ読込む手順、前に読込んだ受注キーと同じキーであるかを判定する手順、異なる場合にはWK2テーブルへ書き出す手順、データ内のテーブルの末尾へ格納する手順、次のWK1テーブルを読込む手順、読み込みが終了するまで、この処理を繰り返し、最後にWK2テーブルへ書き出す手順、さらに、作成されたWK2テーブルより1件ずつ読込む手順、前に読込んだ作番キーと同じキーかを判定する手順、異なる時には括り付け情報DBへ書き出す手順、データ内のテーブルの末尾を右に移して、作番のあったエリアに受注を設定する手順、次のWK2テーブルを読込む手順、終了するまでこれを繰り返す手順、最後に括り付け情報DBへ書き出す手順を、それぞれ実行させるための括り付け編集処理プログラム。 - 複数のクライアントに対して、損益の管理情報を提供する許容しきい値情報のアラーム設定編集処理プログラムであって、
損益管理システムのコンピュータに、括り付け情報DBにアクセスして1件読込む手順、利益率の算出および絶対値の算出を行う手順、算出結果を条件に許容しきい値情報DBを検索する手順,検索の結果、対象データがある場合には、括り付け情報DBに設定し、更新する手順、次の括り付け情報DBにアクセスして1件読込む手順、終了するまで上記処理を繰り返す手順を、それぞれ実行させるための許容しきい値情報のアラーム設定編集処理プログラム。 - 複数のクライアントに対して、損益の管理情報を提供するデータの再設定編集処理プログラムであって、
損益管理システムのコンピュータに、実行年月日を取得する手順、これを条件に括り付け情報DBにアクセスして、前回表示年月日をキーに1件ずつ検索する手順、区分が見積ならば、見積DB11を検索し、区分が受注ならば、受注DB12を検索し、区分が作番ならば、作番DB13を検索し、各々より最新の情報を取得する手順、括り付け情報の利益率の算出および絶対値の算出を行う手順、算出結果を条件に、許容しきい値情報DBを、利内率範囲内または絶対値範囲内を検索キーとして検索する手順、検索結果を括り付け情報DBに更新する手順、次の括り付け情報DBを、前回の表示年月日を検索キーとして検索する手順、検索し終るまで上記処理を繰り返す手順を、それぞれ実行させるための再設定編集処理プログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005226561A JP2007041915A (ja) | 2005-08-04 | 2005-08-04 | 損益管理システムおよび管理方法、ならびにそのプログラム |
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Family Applications (1)
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JP2012033198A (ja) * | 2011-11-11 | 2012-02-16 | Canon Marketing Japan Inc | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP7367253B1 (ja) * | 2023-05-26 | 2023-10-23 | 株式会社日立社会情報サービス | 情報処理装置および情報処理方法 |
-
2005
- 2005-08-04 JP JP2005226561A patent/JP2007041915A/ja active Pending
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