JP2007040741A - 落下検出方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 機器の重心部分に落下検出機構を取り付ける必要がなく、落下時に機器の回転を伴う場合にも、容易に且つ正確に機器の落下を検出する。
【解決手段】 X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて機器の落下を検出する。また、この落下が継続する時間を計測することによって落下時間を検出する。更に、各2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサの加速度をAx、Ay、Az、及びAx′、Ay′、Az′とする場合、合成加速度AA=√{(Ax+Ax′)2 +(Ay+Ay′)2 +(Az+Az′)2}が0となることを検出することで機器の落下を検出する。
【選択図】 図1
【解決手段】 X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて機器の落下を検出する。また、この落下が継続する時間を計測することによって落下時間を検出する。更に、各2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサの加速度をAx、Ay、Az、及びAx′、Ay′、Az′とする場合、合成加速度AA=√{(Ax+Ax′)2 +(Ay+Ay′)2 +(Az+Az′)2}が0となることを検出することで機器の落下を検出する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、加速度センサを用いて機器の落下や落下時間を検出する落下検出方法及び装置に関するものである。
従来、加速度センサとしては、ピエゾ抵抗型、静電容量型、圧電型等の加速度センサが知られている。特開2000−147000号公報に記載されたピエゾ抵抗体を用いたセンサ及び加速度センサはその一例である(特許文献1)。
また、1個で、1軸だけでなく、2軸、3軸の加速度センサ機能を持つセンサや、小型で頑丈なセンサも知られている。特開2004−184373号公報に記載された加速度センサはその一例である(特許文献2)。
更に、加速度センサを用いて機器の落下を検出する機構も知られている。落下を検出する機構は、通常は加速度センサに重力加速度が加わっているが、自由落下状態ではいずれの方向にも加速度が加わらない状態が一定時間継続したことを検出することにより、落下状態を検出する方法である。
また、3軸の加速度センサの場合には、X方向、Y方向、Z方向それぞれ3軸のいずれの方向にも加速度が加わらない状態をセンサ内部で検出し、加速度が0になっていることを別の信号で出力する機能を有するものも利用されている。
図7及び図8は従来の落下検出方法を示す図である。図7は1軸の加速度センサを3個用いた場合の構成例、図8はその落下検出処理を示すフローチャートである。
まず、図7において、101はX軸方向の加速度を検出するX軸加速度センサ、102はY軸方向の加速度を検出するY軸加速度センサ、103はZ軸方向の加速度を検出するZ軸加速度センサである。加速度センサ101の出力はA/D変換器104を介してX方向加速度Axとして出力され、加速度センサ102の出力はA/D変換器105を介してY方向加速度Ayとして出力される。更に、加速度センサ103の出力はA/D変換器106を介してY方向加速度Azとして出力される。
CPU107はそれぞれの加速度センサの出力にA/D変換器を介してデジタルデータとしてアクセスできる。108はメモリ、109はタイマ、110はバスである。
図8はCPU107における落下時間計測演算の例を示す。図8ではタイマ109に所定時間をセットし、落下時間=0とする(S201)。タイマ109がタイムアップすると(S202)、CPU107は各方向の加速度センサの加速度を読み出し、合成加速度Aを計算する(S203)。
合成加速度Aは、A=√{(Ax)2 +(Ay)2 +(Az)2} …(1)
の計算で得られる。
の計算で得られる。
ここで、静止状態では合成加速度Aは重力加速度を示す。自由落下状態では合成加速度Aが0になるとして検出できる。S204において合成加速度A=0かどうかを判断し、A=0であれば機器の落下を検出する。
落下を検出すると、落下時間=落下時間+タイマ値とし(S205)、落下時間をメモリ109に格納する(S206)。以下、S201〜S206の処理を繰り返し、タイムアウト毎に落下時間にタイマ値を加算する。そして、S204において合成加速度A≠0となったところまでの時間によって自由落下が継続していた時間を計測することができる。また、自由落下が継続していた時間から落下の高さを計算することもできる。
図9は3軸の加速度センサを用いた場合の例を示す。図9は上述の合成加速度が0である場合には、加速度=0の信号を出力する機能を持った3軸の加速度センサを用いた例を示す。111はその3軸の加速度センサである。また、107はCPU、108はメモリ、109はタイマ、110はバスである。
図10は落下時間計測処理を示すフローチャートである。まず、タイマ109に所定時間をセットし、落下時間=0とする(S301)。タイマ109がタイムアップすると(S302)、CPU107は3軸の加速度センサ111からの加速度信号をチェックし(S303)、加速度信号=ON(信号=0)かどうかを判断する(S304)。
加速度信号=ONであれば落下を検出し、落下時間=落下時間+タイマ値とし(S305)、落下時間をメモリ109に格納する(S306)。以下、タイムアウト毎に落下時間にタイマ値を加算し、S304において加速度信号=OFFとなったところまでの時間によって自由落下が継続していた時間を計測することができる。また、自由落下が継続していた時間から落下の高さを計算することもできる。
特開2000−147000号公報
特開2004−184373号公報
従来の落下を検出する機構では、加速度センサを落下を検出する機器の重心部分に取り付けておかないと、合成加速度AA=√{(Ax2 )+(Ay)2 +(Az)2}は、落下時の回転の遠心力による合成加速度を検出するため、加速度が加わっていない状態を検出できず、自由落下を検出できない場合がある。
通常、携帯情報機器、パーソナルコンピュータ等の機器には、重心部分に装置の主要な部品が組み込まれていることが多いため、機器への落下検出機構の取り付けは困難な場合が多かった。
本発明の目的は、機器の重心部分に落下検出機構を取り付ける必要がなく、落下時に機器の回転を伴う場合にも容易且つ正確に機器の落下や落下時間を検出することが可能な落下検出方法及び装置を提供することにある。
本発明の落下検出方法は、上記目的を達成するため、X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出することを特徴とする。
また、本発明の落下検出方法は、X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出し、且つ、前記落下が継続する時間を計測することによって前記機器の落下時間を検出することを特徴とする。
また、本発明の落下検出装置は、X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出する手段を有することを特徴とする。
また、本発明の落下検出装置は、X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記X軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出し、且つ、前記落下が継続する時間を計測することによって前記機器の落下時間を検出する手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、X軸、Y軸、Z軸の各加速度センサを、もう1組のX軸、Y軸、Z軸の加速度センサと、それぞれ落下検出対称機器内の落下検出対象機器重心を中心として重量配分上対称となるように配置することにより、落下検出機構を機器の重心部分に取り付けなくとも、機器の落下を検出できる。また、機器の落下運動に回転を伴う場合にも、機器の落下を検出することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の3軸の方向は図6に示す通りとする。Z軸正方向を落下検出対象機器の鉛直下とし、X軸、Y軸はZ軸と垂直の平面上で互いに垂直に交わる2方向とする。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る落下検出装置の第1の実施形態を示す平面図である。なお、図1は1軸の加速度センサを用いた場合のセンサの配置図である。
図1は本発明に係る落下検出装置の第1の実施形態を示す平面図である。なお、図1は1軸の加速度センサを用いた場合のセンサの配置図である。
図1において、X軸加速度センサ1はもう1つのX軸加速度センサ1′と1組、Y軸加速度センサ2はもうひとつのY軸加速度センサ2′と1組、Z軸加速度センサ3はもう1つのY軸加速度センサ3′と1組となっており、それぞれ落下検出対象機器10内の落下検出対象機器重心11を中心として、重量配分上対称となるように配置されている。落下検出対象機器10としては、例えば、パーソナルコンピュータ等様々な機器がある。
図2は図1における落下検出装置を示すブロック図である。X軸加速度センサ1とX軸加速度センサ1′、Y軸加速度センサ2とY軸加速度センサ2′Z軸加速度センサ3とZ軸加速度センサ3′はそれぞれ図1のものと同じである。
また、4はX軸加速度センサ1の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器であり、X方向加速度Axを出力する。5はY軸加速度センサ2の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器であり、Y方向加速度Ayを出力する。6はZ軸加速度センサ3の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器であり、Z方向加速度Azを出力する。
更に、4′はX軸加速度センサ1′の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器であり、X方向加速度Ax′を出力する。5′はY軸加速度センサ2′の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器であり、Y方向加速度Ay′を出力する。6′はZ軸加速度センサ3′の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器であり、Z方向加速度Az′を出力する。
これら各A/D変換器の出力はバス12を介してCPU7に接続されている。また、8はメモリ、9はタイマである。なお、タイマ9はCPU7上のプログラムで生成してもよく、本発明の必須の構成要素ではない。
図3は本発明による1軸の加速度センサを使用した場合の落下時間計測方法を説明するフローチャートである。まず、通常の静止状態では、Z軸加速度センサ3及び3′は、鉛直方向の重力加速度を検出している。X軸加速度センサ1、1′及びY軸加速度センサ2、2′は、重力加速度に対して水平方向の加速度センサであるため、検出している加速度は0である。
自由落下が発生した場合、落下運動に回転を伴わない時には、すべての加速度センサの検出値は0となり、合成加速度AAは、
合成加速度AA=√{(Ax+Ax′)2 +(Ay+Ay′)2 +(Az+Az′)2} …(2)
は0となるため、自由落下を検出できる。
合成加速度AA=√{(Ax+Ax′)2 +(Ay+Ay′)2 +(Az+Az′)2} …(2)
は0となるため、自由落下を検出できる。
具体的には、図3に示すようにタイマ9に所定時間をセットし、落下時間=0とする(S101)。タイマ9がタイムアップすると(S102)、CPU107は各方向の加速度を読み出し、合成加速度AAを計算する(S103)。合成加速度AAは(2)式の計算で得られる。
次に、S104において合成加速度AA=0かどうかを判断し、AA=0であれば機器の落下を検出する。落下を検出すると、落下時間=落下時間+タイマ値とし(S105)、落下時間をメモリ109に格納する(S106)。以下、S106〜S106の処理を繰り返し行い、タイムアウト毎に落下時間にタイマ値を加算し、S104で合成加速度AA≠0となったところまでの時間によって自由落下が継続していた時間が得られる。
また、自由落下が継続していた時間から容易に機器10の落下高さを計算できる。この落下時間又は落下高さは落下の日時情報と共に機器10内のメモリに記憶させ、機器の履歴として残しておく。これらの処理はCPU7により行う。なお、この履歴情報を参照することで、ユーザの過失による機器の破損であるのか、或いは機器の初期不良等による故障であるのかを区別することができる。
更に、機器の落下運動に回転を伴う場合にも、X軸、Y軸、Z軸の各加速度センサ1〜3はもう1組のX軸、Y軸、Z軸の加速度センサ1′〜3′と、それぞれ落下検出対象機器10内の落下検出対象機器重心11を中心として、重量配分上対称となるように配置されているので、重心を中心とした回転による加速度は相殺され、
(Ax+Ax′)=0、(Ay+Ay′)=0、(Az+Az′)=0となり、合成加速度AAは0となるので機器の自由落下を検出できる。
(Ax+Ax′)=0、(Ay+Ay′)=0、(Az+Az′)=0となり、合成加速度AAは0となるので機器の自由落下を検出できる。
このように本実施形態では、X軸、Y軸、Z軸の各加速度センサを、もう1組のX軸、Y軸、Z軸の加速度センサと、それぞれ落下検出対称機器内の落下検出対象機器重心を中心として重量配分上対称となるように配置することにより、落下検出機構を機器の重心部分に取り付けなくとも、機器の落下を検出できる。また、機器の落下運動に回転を伴う場合にも、機器の落下を検出することができる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態を示す平面図である。図4は3軸の加速度センサを用いた場合のセンサ配置図である。
図4は本発明の第2の実施形態を示す平面図である。図4は3軸の加速度センサを用いた場合のセンサ配置図である。
加速度センサ15及び加速度センサ15′はX軸、Y軸、Z軸の各加速度を検出する3軸の加速度センサである。3軸加速度センサ15ともう1つの3軸加速度センサ15′は1組となっており、落下検出対象機器10内の落下検出対象機器重心11を中心として、重量配分上対称となるように配置されている。図4では3軸加速度センサを用いているが、図1のX軸、Y軸、Z軸の各加速度センサを用いた場合と同様である。
図5は図4における落下検出装置を示すブロック図である。図5では図2と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。3軸加速度センサ15、15′は図4のものと同じであり、各々X軸、Y軸、Z軸方向の加速度を検出する。
3軸加速度センサを用いた場合の動作は図3と同様であるので詳しい説明は省略するが、通常の静止状態では、3軸加速度センサ15、15′のZ軸方向の出力値Az、Az′は、鉛直方向の重力加速度を検出している。X軸方向、Y軸方向は重力加速度に対して水平方向の加速度センサの出力値であるため、検出している加速度は0である。
従って、上述のように自由落下が発生した場合、機器の落下運動に回転を伴わない時には、すべての加速度センサの検出値は0となり、合成加速度AAは0となるため、自由落下を検出することができ、落下の継続時間を計測することによって機器10の落下時間を検出することができる。
また、落下運動に回転を伴う場合にも、上述のように3軸の各加速度センサ15はもう1個の加速度センサ15′と、落下検出対象機器10内の落下検出対象機器重心11を中心として重量配分上対称となるように配置されているので、重心を中心とした回転による加速度は相殺され、(Ax+Ax′)=0、(Ay+Ay′)=0、(Az+Az′)=0となり、合成加速度AAも0となるので、機器の落下を検出できる。また、上述のように落下時間から落下高さを計算し、日時情報と共にメモリに記憶させておく。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に落下検出機構を機器の重心部分に取り付けなくとも、機器の落下を検出できる。また、機器の落下運動に回転を伴う場合にも、機器の落下を検出できる。
1、1′ X軸加速度センサ
2、2′ Y軸加速度センサ
3、3′ Z軸加速度センサ
4、4′ A/D変換器
5、5′ A/D変換器
6、6′ A/D変換器
7 CPU
8 メモリ
9 タイマ
10 落下検出対象機器
11 落下対象機器重心
12 バス
15、15′ 3軸加速度センサ
2、2′ Y軸加速度センサ
3、3′ Z軸加速度センサ
4、4′ A/D変換器
5、5′ A/D変換器
6、6′ A/D変換器
7 CPU
8 メモリ
9 タイマ
10 落下検出対象機器
11 落下対象機器重心
12 バス
15、15′ 3軸加速度センサ
Claims (12)
- X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出することを特徴とする落下検出方法。
- X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出し、且つ、前記落下が継続する時間を計測することによって前記機器の落下時間を検出することを特徴とする落下検出方法。
- 前記3個の加速度センサは、X軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサを含む3軸加速度センサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の落下検出方法。
- 前記各2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサの加速度をAx、Ay、Az、及びAx′、Ay′、Az′とする場合、合成加速度AA=√{(Ax+Ax′)2 +(Ay+Ay′)2 +(Az+Az′)2}が0となることを検出することによって前記機器の落下を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の落下検出方法。
- 前記落下時間から落下高さを計算することを特徴とする請求項2に記載の落下検出方法。
- 前記落下高さを日時情報と共に記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項5に記載の落下検出方法。
- X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出する手段を有することを特徴とする落下検出装置。
- X軸用、Y軸用、Z軸用の3個の加速度センサを、それぞれ落下を検出する機器の重量配分上、重心を中心とする対称の位置に2組配置し、前記X軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサのX軸、Y軸、Z軸の合成加速度に基づいて前記機器の落下を検出し、且つ、前記落下が継続する時間を計測することによって前記機器の落下時間を検出する手段を有することを特徴とする落下検出装置。
- 前記3個の加速度センサは、X軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサを含む3軸加速度センサであることを特徴とする請求項7又は8に記載の落下検出装置。
- 前記検出手段は、前記各2組のX軸用、Y軸用、Z軸用の加速度センサの加速度をAx、Ay、Az、及びAx′、Ay′、Az′とする場合、合成加速度AA=√{(Ax+Ax′)2 +(Ay+Ay′)2 +(Az+Az′)2}が0となることを検出することによって前記機器の落下を検出することを特徴とする請求項7又は8に記載の落下検出装置。
- 前記落下時間から落下高さを計算する手段を有することを特徴とする請求項8に記載の落下検出装置。
- 前記落下高さを日時情報と共に記憶手段に記憶させる手段を有することを特徴とする請求項11に記載の落下検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005222836A JP2007040741A (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 落下検出方法及び装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007040741A true JP2007040741A (ja) | 2007-02-15 |
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JP (1) | JP2007040741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023189823A1 (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | 住友精密工業株式会社 | センサ装置 |
-
2005
- 2005-08-01 JP JP2005222836A patent/JP2007040741A/ja active Pending
Cited By (1)
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WO2023189823A1 (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | 住友精密工業株式会社 | センサ装置 |
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