JP2007039008A - 車軸管 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、トラック等の車両の車軸を構成する車軸管に関し、上側部材の肉厚を下側部材の肉厚より小さくした場合に上側部材の開口端面の内周側に生じる応力集中を緩和することを目的とする。
【解決手段】 半割り筒状の上側部材および下側部材の開口端面を外周が一致するように重ね、前記開口端面を外周側から溶接してなる車軸管において、前記上側部材の肉厚を前記下側部材の肉厚より小さくするとともに、前記下側部材の内周に前記下側部材の開口端面側の肉厚を順次減少する減肉部を形成し、前記下側部材の開口端面の内側端を前記上側部材の前記開口端面の内側端に一致させてなることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トラック等の車両の車軸(アクスル)を構成する車軸管に関する。
一般に、トラック等の車両は、車輪を支持するアクスルを備えている。そして、このようなアクスルは、アクスルハウジングを有している。アクスルハウジングの中央にはキャリヤケースを支持する支持部が形成され、支持部の両側に車軸管が溶接等により連結されている。
図15は、実開平1−145502号公報に開示される車軸管の断面構造を示すもので、この車軸管1は、半割り筒状の上側部材2と下側部材3とを有している。上側部材2の肉厚T1は、下側部材3の肉厚T2より小さくされ、下側部材3と上側部材2の開口端面の外周が一致するように重ねられている。そして、下側部材3と上側部材2との開口端面が、外周側から溶接4されている。
このような車軸管1では、上側部材2の肉厚を下側部材3の肉厚より小さくしたので、必要な剛性を確保しながら軽量化を図ることが可能になる。
実開平1−145502号公報
しかしながら、上述した車軸管1では、上側部材2の開口端面の内周側2aが下側部材3の開口端面に鋭角状に交わるため、上側部材2の開口端面の内周側2aに応力が集中し、この応力集中により溶接4部の強度が低下するおそれがある。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、上側部材の肉厚を下側部材の肉厚より小さくした場合に上側部材の開口端面の内周側に生じる応力集中を緩和することができる車軸管を提供することを目的とする。
請求項1の車軸管は、半割り筒状の上側部材および下側部材の開口端面を外周が一致するように重ね、前記開口端面を外周側から溶接してなる車軸管において、前記上側部材の肉厚を前記下側部材の肉厚より小さくするとともに、前記下側部材の内周に前記下側部材の開口端面側の肉厚を順次減少する減肉部を形成し、前記下側部材の開口端面の内側端を前記上側部材の前記開口端面の内側端に一致させてなることを特徴とする。
請求項2の車軸管は、請求項1記載の車軸管において、前記減肉部は、前記下側部材の内周部を開口端面側に向けて傾斜して形成されていることを特徴とする。
請求項3の車軸管は、請求項1記載の車軸管において、前記減肉部は、前記下側部材の内周部を開口端面に向けて円弧状にして形成されていることを特徴とする。
請求項4の車軸管は、半割り筒状の上側部材および下側部材の開口端面を外周が一致するように重ね、前記開口端面を外周側から溶接してなる車軸管において、前記上側部材の肉厚を前記下側部材の肉厚より小さくするとともに、前記下側部材の開口端面の内周側に、前記上側部材の内周に嵌合する突出部を形成してなることを特徴とする。
請求項5の車軸管は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の車軸管において、前記上側部材および下側部材は、半割り円筒状をしていることを特徴とする。
請求項6の車軸管は、請求項5記載の車軸管において、前記上側部材と下側部材により形成される車軸管本体の端面に、円筒状のチューブエンドの端面を溶接するとともに、前記車軸管本体と前記チューブエンドの内側に、前記車軸管本体と前記チューブエンドに跨る補強部材を配置し、前記補強部材を前記上側部材および下側部材の内周に密接してなることを特徴とする。
請求項7の車軸管は、請求項6記載の車軸管において、前記補強部材は、前記下側部材の内径と同一の外径を有するリング部材と、前記上側部材と前記補強部材との間に配置されるスペーサとを有することを特徴とする。
請求項8の車軸管は、請求項6記載の車軸管において、前記補強部材は、前記下側部材の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の下側半割りリング部材と、前記上側部材の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の上側半割りリング部材とを有することを特徴とする。
請求項9の車軸管は、請求項6記載の車軸管において、前記補強部材は、前記上側部材の内径と同一の外径を有するリング部材からなり、前記リング部材の下半部を、前記下側部材の端部の内周に沿って形成される凹部に嵌合してなることを特徴とする。
請求項1の車軸管では、下側部材の内周に下側部材の開口端面側の肉厚を順次減少する減肉部を形成し、下側部材の開口端面の内側端を上側部材の開口端面の内側端に一致させたので、上側部材の肉厚を下側部材の肉厚より小さくした場合に上側部材の開口端面の内周側に生じる応力集中を緩和することができる。
請求項2の車軸管では、下側部材の内周部を開口端面側に向けて傾斜して減肉部を形成したので、肉厚を容易,確実に減少することができる。
請求項3の車軸管では、下側部材の内周部を開口端面に向けて円弧状にして減肉部を形成したので、肉厚を容易,確実に減少することができる。
請求項4の車軸管では、下側部材の開口端面の内周側に、上側部材の内周に嵌合する突出部を形成したので、上側部材の肉厚を下側部材の肉厚より小さくした場合に上側部材の開口端面の内周側に生じる応力集中を緩和することができる。
請求項5の車軸管では、上側部材および下側部材を半割り円筒状にしたので、剛性を高めることができる。
請求項6の車軸管では、補強部材を上側部材および下側部材の内周に密接したので、上側部材と補強部材との間に間隙が形成されることがなくなり、補強部材に上側部材および下側部材を確実に溶接することができる。
請求項7の車軸管では、補強部材を、下側部材の内径と同一の外径を有するリング部材と、上側部材と補強部材との間に配置されるスペーサとにより構成したので、補強部材を上側部材および下側部材の内周に確実に密接することができる。
請求項8の車軸管では、補強部材を、下側部材の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の下側半割りリング部材と、上側部材の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の上側半割りリング部材とにより構成したので、補強部材を上側部材および下側部材の内周に確実に密接することができる。
請求項9の車軸管では、補強部材を上側部材の内径と同一の外径を有するリング部材とし、リング部材の下半部を、下側部材の端部の内周に沿って形成される凹部に嵌合したので、補強部材を上側部材および下側部材の内周に確実に密接することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この実施形態の車軸管を備えたアクスルを示している。
このアクスルは、アクスルハウジング11を有している。アクスルハウジング11の中央にはキャリヤケース13を支持する支持部15が形成されている。そして、この支持部15の両側に車軸管17が溶接等により連結されている。車軸管17の先端には、フランジ19が固定されている。また、車軸管17の上面には、スプリングシート21が固定されている。
図2は、図1の車軸管17の横断面構造を示している。
この車軸管17は、半割り円筒状の上側部材23と下側部材25とを有している。上側部材23は、例えば一般鋼板を半円状にプレス成型してなり、下側部材25は、例えば高張力鋼板を半円状にプレス成型してなる。
上側部材23の肉厚T1は、下側部材25の肉厚T2より小さくされている。上側部材23と下側部材25の外径は同一外径とされ、上側部材23の内径が下側部材25の内径より大きくされている。そして、上側部材23と下側部材25の開口端面23a,25aの外周が一致するように重ねられている。
この実施形態では、上側部材23と下側部材25との開口端面23a,25aの外周側には、開先部27が形成されている。
そして、この実施形態では、下側部材25の内周には、下側部材25の開口端面25a側の肉厚を順次減少する減肉部29が形成されている。この減肉部29は、傾斜面25bにより下側部材25の開口端面25a側の内周を傾斜することにより形成されている。そして、この減肉部29により、下側部材25の開口端面25aの内側端が上側部材23の開口端面23aの内側端に一致されている。
そして、図3に示すように、上側部材23と下側部材25の開口端面23a,25aの外周側に形成される開先部27に、肉盛り溶接により溶接部31を形成することで上側部材23と下側部材25との開口端面23a,25aが相互に接合されている。
この実施形態の車軸管17では、下側部材25の内周に下側部材25の開口端面25a側の肉厚を順次減少する減肉部29を形成し、下側部材25の開口端面25aの内側端を上側部材23の開口端面23aの内側端に一致させたので、上側部材23の開口端面23aの内周側が下側部材25の開口端面25aに鋭角状に交わることがなくなる。従って、上側部材23の肉厚T1を下側部材25の肉厚T2より小さくした場合にも上側部材23の開口端面23aの内周側に生じる応力集中を緩和することができる。
また、下側部材25の内周部を、傾斜面25bにより開口端面25a側に向けて傾斜して減肉部29を形成したので、肉厚を容易,確実に減少することができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の車軸管の第2の実施形態を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、下側部材25の開口端面25aの内周側に、上側部材23の内周に嵌合する突出部25cが一体形成されている。
また、上側部材23と下側部材25との開口端面23a,25aの外周側には、開先部27が形成されている。そして、図5に示すように、この開先部27に肉盛り溶接により溶接部31を形成することで上側部材23と下側部材25との開口端面23a,25aが相互に接合されている。
この実施形態の車軸管では、下側部材25の開口端面25aの内周側に、上側部材23の内周に嵌合する突出部25cを一体形成したので、突出部25cの先端面の上側部材23の内周側に応力が集中することになる。従って、上側部材23の肉厚T1を下側部材25の肉厚T2より小さくした場合に上側部材23の開口端面23aの内周側に生じる応力集中を緩和することができる。そして、これにより、溶接部31に作用する応力集中を緩和し、応力集中により溶接部31の強度が低下するおそれを低減することができる。
また、この実施形態では、下側部材25の開口端面25aの内周側に、上側部材23の内周に嵌合する突出部25cを一体形成したので、溶接部31の溶接深さ(溶接のど高さ)を深くすることが可能になり、溶接強度を高めることができる。
(第3の実施形態)
図6は、この実施形態の車軸管を備えたアクスルを示している。
このアクスルは、アクスルハウジング11を有している。アクスルハウジング11の中央にはキャリヤケース(不図示)を支持する支持部15が形成されている。そして、この支持部15の両側に車軸管17が連結されている。
車軸管17は、車軸管本体33とチューブエンド35とを有している。車軸管本体33の一端は、支持部15に溶接部37を介して連結されている。車軸管本体33の他端には、チューブエンド35が溶接部39を介して連結されている。
図7は、車軸管本体33とチューブエンド35の連結部の詳細を示している。
車軸管本体33は、半割り円筒状の上側部材23と下側部材25とを有している。上側部材23は、例えば一般鋼板を半円状にプレス成型してなり、下側部材25は、例えば高張力鋼板を半円状にプレス成型してなる。なお、この車軸管本体33には、ブレーキ(不図示)取り付け用のフランジ部材41が固定されている。
上側部材23の肉厚T1は、下側部材25の肉厚T2より小さくされている。上側部材23と下側部材25の外径は、図8に示すように、同一外径とされている。また、上側部材23の内径が下側部材25の内径より大きくされている。そして、上側部材23と下側部材25の開口端面23a,25aの外周が一致するように重ねられている。
チューブエンド35は、円筒状をしている。このチューブエンド35の外周には、図示しないベアリング、ハブを介してブレーキドラム等が取り付けられる。
車軸管本体33とチューブエンド35の内側には、補強部材43が配置されている。この補強部材43は、車軸管本体33とチューブエンド35に跨って配置されている。補強部材43は、リング部材45とスペーサ47とを有している。
リング部材45は、図8に示すように、下側部材25の内径と同一の外径を有しており、その外周を下側部材25の内周に密接されている。スペーサ47は、半割り円環状をしており、リング部材45と同一の金属により形成されている。このスペーサ47は、上側部材23とリング部材45との間に嵌挿され、上側部材23の内周に密接されている。そして、例えば、第1の実施形態のように下側部材25に傾斜面25bが形成される場合には、スペーサ47の両端が傾斜面25bまで延存され、傾斜面25bに密接するように加工される。
車軸管本体33およびチューブエンド35の端面にはテーパ33a,35aが形成され、このテーパ33a,35aにより開先部49が形成されている。そして、図9に示すように、この開先部49に肉盛り溶接により溶接部51を形成することで車軸管本体33にチューブエンド35が接合されている。より具体的には、図9の(a)に示すように、上側部材23、チューブエンド35、スペーサ47およびリング部材45が相互に溶接される。また、図9の(b)に示すように、下側部材25、チューブエンド35およびリング部材45が相互に溶接される。
この実施形態の車軸管17では、上側部材23とリング部材45との間にスペーサ47を配置したので、上側部材23とリング部材45との間に間隙が形成されることがなくなり、補強部材43に上側部材23および下側部材25を確実に溶接することができる。
すなわち、図10に示すように、上側部材23、チューブエンド35とリング部材45との間に間隙51が存在する場合には、上側部材23、チューブエンド35およびリング部材45を強固に接合することが困難になる。また、溶接部51と上側部材23の内周との交点P1および溶接部51とチューブエンド35の内周との交点P2に応力が集中し、応力集中により溶接部51の強度が低下することになる。
(第4の実施形態)
図11および図12は、本発明の車軸管の第4の実施形態を示している。
なお、この実施形態において第3の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、補強部材は、下側部材25の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の下側半割りリング部材53と、上側部材23の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の上側半割りリング部材55とを有している。そして、下側半割りリング部材53の外周が下側部材25の内周に密接されている。また、上側半割りリング部材55の外周が上側部材23の内周に密接されている。
この実施形態においても第3の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
図13は、本発明の車軸管の第5の実施形態を示している。
なお、この実施形態において第3の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、補強部材は、上側部材23の内径と同一の外径を有するリング部材57により形成され、リング部材57が上側部材23の内周に密接されている。一方、下側部材25には、端部の内周に沿って凹部25fが形成されている。そして、この凹部25fに、リング部材57の下半部が嵌合され、リング部材57が下側部材25の内周に密接されている。
この実施形態においても第3の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上述した実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような形態でも良い。
(1)上述した実施形態では、上側部材23と下側部材25の開口端面23a,25aに開先部27を形成した例について説明したが、開先部27を形成することなく直接溶接するようにしても良い。
(2)上述した実施形態では、上側部材23と下側部材25を断面半円状にした例について説明したが、例えば断面矩形状にしても良い。
(3)上述した第1の実施形態では、下側部材25の減肉部29を傾斜面25bにより形成した例について説明したが、例えば、図14に示すように円弧面25dにより形成しても良い。そして、この円弧面25dの形成は、例えば、鋼板のプレス成形時に同時に行うのが望ましい。
本発明の第1の実施形態の車軸管を備えた車軸を示す説明図である。 本発明の車軸管の第1の実施形態の溶接前の状態を示す横断面図である。 図2の車軸管の溶接後の状態を示す横断面図である。 本発明の車軸管の第2の実施形態の溶接前の状態を示す横断面図である。 図4の車軸管の溶接後の状態を示す横断面図である。 本発明の第3の実施形態の車軸管を備えた車軸を示す説明図である。 本発明の車軸管の第3の実施形態の溶接前の状態を示す縦断面図である。 図7の車軸管の横断面図である。 図7の車軸管の溶接後の状態を示す横断面図である。 スペーサを介在させないで溶接した時の状態を示す横断面図である。 本発明の車軸管の第4の実施形態の溶接前の状態を示す縦断面図である。 図11の車軸管の横断面図である。 本発明の車軸管の第5の実施形態の溶接前の状態を示す縦断面図である。 本発明の車軸管の他の例を示す横断面図である。 従来の車軸管を示す横断面図である。
符号の説明
23 上側部材
23a 開口端面
25 下側部材
25a 開口端面
25b 傾斜面
25c 突出部
25d 円弧面
25f 凹部
29 減肉部
31,51 溶接部
35 チューブエンド
43 補強部材
45 リング部材
47 スペーサ
53 下側半割りリング部材
55 上側半割りリング部材

Claims (9)

  1. 半割り筒状の上側部材および下側部材の開口端面を外周が一致するように重ね、前記開口端面を外周側から溶接してなる車軸管において、
    前記上側部材の肉厚を前記下側部材の肉厚より小さくするとともに、前記下側部材の内周に前記下側部材の開口端面側の肉厚を順次減少する減肉部を形成し、前記下側部材の開口端面の内側端を前記上側部材の前記開口端面の内側端に一致させてなることを特徴とする車軸管。
  2. 請求項1記載の車軸管において、
    前記減肉部は、前記下側部材の内周部を開口端面側に向けて傾斜して形成されていることを特徴とする車軸管。
  3. 請求項1記載の車軸管において、
    前記減肉部は、前記下側部材の内周部を開口端面に向けて円弧状にして形成されていることを特徴とする車軸管。
  4. 半割り筒状の上側部材および下側部材の開口端面を外周が一致するように重ね、前記開口端面を外周側から溶接してなる車軸管において、
    前記上側部材の肉厚を前記下側部材の肉厚より小さくするとともに、前記下側部材の開口端面の内周側に、前記上側部材の内周に嵌合する突出部を形成してなることを特徴とする車軸管。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の車軸管において、
    前記上側部材および下側部材は、半割り円筒状をしていることを特徴とする車軸管。
  6. 請求項5記載の車軸管において、
    前記上側部材と下側部材により形成される車軸管本体の端面に、円筒状のチューブエンドの端面を溶接するとともに、前記車軸管本体と前記チューブエンドの内側に、前記車軸管本体と前記チューブエンドに跨る補強部材を配置し、前記補強部材を前記上側部材および下側部材の内周に密接してなることを特徴とする車軸管。
  7. 請求項6記載の車軸管において、
    前記補強部材は、前記下側部材の内径と同一の外径を有するリング部材と、前記上側部材と前記補強部材との間に配置されるスペーサとを有することを特徴とする車軸管。
  8. 請求項6記載の車軸管において、
    前記補強部材は、前記下側部材の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の下側半割りリング部材と、前記上側部材の内径と同一の外径を有する半割り円筒状の上側半割りリング部材とを有することを特徴とする車軸管。
  9. 請求項6記載の車軸管において、
    前記補強部材は、前記上側部材の内径と同一の外径を有するリング部材からなり、前記リング部材の下半部を、前記下側部材の端部の内周に沿って形成される凹部に嵌合してなることを特徴とする車軸管。
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