JP2007038290A - 溶接条件選択制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、溶接電源に複数の溶接条件を予め記憶させ、スイッチ等による溶接条件選択操作によって前記複数の溶接条件の中から1つを選択して溶接を行う溶接条件選択制御方法において、溶接トーチに設けられたトーチスイッチがダブルクリック操作されると溶接電源を溶接条件選択モードに移行させ、この溶接条件選択モード中はトーチスイッチの操作によって複数の溶接条件の中から1つを選択し、前記溶接条件選択モード中にトーチスイッチがダブルクリック操作されると溶接電源を溶接モードに移行させ、トーチスイッチの操作によって前記選択された溶接条件で溶接を行う溶接条件選択制御方法である。
【選択図】図1
Description
、溶接作業者は手元で溶接条件を選択することができるので作業効率は向上する。しかし、溶接トーチに溶接条件選択部を設けると、特殊な溶接トーチとなりコストが高くなる。さらに、溶接条件選択部は電子部品から構成されるために、上述した悪環境下では故障が発生しやすい。さらに、溶接条件選択部を設けた溶接トーチは、通常の溶接トーチとの互換性がないために、溶接条件記憶式溶接電源専用の溶接トーチになってしまう。
溶接トーチに設けられたトーチスイッチがダブルクリック操作されると溶接電源を溶接条件選択モードに移行させ、この溶接条件選択モード中はトーチスイッチの操作によって前記複数の溶接条件の中から1つを選択し、
前記溶接条件選択モード中にトーチスイッチがダブルクリック操作されると溶接電源を溶接モードに移行させ、トーチスイッチの操作によって前記選択された溶接条件で溶接を行う、ことを特徴とする溶接条件選択制御方法である。
溶接停止中は、溶接トーチ先端導電部の接触操作によって溶接トーチ先端導電部と母材とが接触したことを接触判別手段によって判別して接触判別信号を出力し、この接触判別信号に基づいて前記複数の溶接条件の中から1つを選択する、ことを特徴とする溶接条件選択制御方法である。
溶接停止中は、溶接トーチ先端導電部の接触操作によって溶接トーチ先端導電部と母材とが接触したことを接触判別手段によって判別して接触判別信号を出力し、この接触判別信号に基づいて前記パラメータの設定値を増減させて微調整する、ことを特徴とする溶接条件選択制御方法である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る溶接条件選択制御方法を示すフローチャートである。溶接電源に電源が入力されると、同図のフローチャートの処理が開始され、電源が遮断されるまで処理を継続する。同図において、溶接電源には、溶接モードと溶接条件選択モードとの2つのモードがある。溶接モードは溶接を行うモードであり、溶接条件選択モードは記憶された複数の溶接条件の中から1つを選択するモードである。記憶されている複数の溶接条件が、上述した図11である場合とする。以下、同図を参照して説明する。
時刻t1においてトーチスイッチTSがダブルクリック操作されたことを、、同図(A)に示すように、トーチスイッチ信号Tsが所定時間T内に2回Highレベルになったことで判別すると、時刻t2において溶接電源は溶接条件選択モードに移行する。ここで、時刻t2以前は溶接モードにあったものとする。この状態では、溶接条件として図11で上述した溶接条件1が初期条件として選択されている。このために、同図(C)に示すように、溶接電流設定信号Ir=I1となり、同図(D)に示すように、溶接電圧設定信号Vr=V1となる。
時刻t7において、同図(A)に示すように、トーチスイッチTSがダブルクリック操作されると、時刻t8において溶接電源は溶接モードに移行する。時刻t9〜t10の間、同図(A)に示すように、トーチスイッチTSがオンされてトーチスイッチ信号TsがHighレベルになると、同図(B)に示すように、起動信号OnがHighレベルになり、溶接が行われる。このときの溶接条件は、溶接条件選択モード中に選択された溶接条件3となる。同図(C)に示すように、溶接電流設定信号IrはI3のままであり、同図(D)に示すように、溶接電圧設定信号VrはV3のままである。溶接モード中のトーチスイッチ操作による溶接電源の動作は、ダブルクリック操作を除き一般的な溶接電源の動作と同様である。
実施の形態2に係る溶接電源のブロック図は、上述した図2と同一である。ただし、制御回路SCの動作が下記図4のフローチャートの処理に変わる。図4は、実施の形態2に係る溶接条件選択制御方法を示すフローチャートである。同図は上述した図1と対応しており、図1のステップST3を同図のステップST31に置換したもおであり、他のステップは同一である。以下、この点線で示すステップST31について説明する。
時刻t1において、同図(A)に示すように、トーチスイッチがダリダブルクリック操作されると、時刻t2においてダブルクリック操作を判別して溶接電源は溶接条件選択モードに移行する。時刻t3〜t6の間、同図(A)に示すように、トーチスイッチをオンし続けると、所定間隔T2ごとに溶接条件が順番に切り換わる。すなわち、溶接条件は、時刻t4において1→2に切り換わり、時刻t5において2→3に切り換わる。この結果、同図(A)に示すように、時刻t6においてトーチスイッチがオフされたときには、溶接条件3が選択されることになる。
図6は、本発明の実施の形態3に係る溶接条件選択制御方法を実施するための溶接電源PSのブロック図である。同図において上述した図2と同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は省略する。以下、図2とは異なる点線で示すブロックについて説明する。
図9は、本発明の実施の形態4に係る溶接条件選択制御方法を実施するための溶接電源PSのブロック図である。同図において上述した図6と同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は省略する。以下、図6とは異なる点線で示すブロックについて説明する。
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
10 表示器
11 溶接条件番号
12 溶接電流設定値
13 溶接電圧設定値
20 選択ボタン
30 記憶ボタン
CP 電圧比較回路
D ダイオード
E 判別電源
EA 誤差増幅回路
Ea 誤差増幅信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
Ir 溶接電源設定信号
Iw 溶接電流
M ワイヤ送給モータ
MM 記憶部
On 起動信号
PM 電源主回路
PS 溶接電源
R 抵抗器
SC 制御回路
SC2 第2制御回路
SC3 第3制御回路
SD 接触判別回路
Sd 接触判別信号
T 所定時間
T2 所定間隔
TS トーチスイッチ
Ts トーチスイッチ信号
UD 増減回路
Vcr 溶接電圧制御設定信号
VD 電圧検出回路
Vd 電圧検出信号
Vr 溶接電圧設定信号
Vw 溶接電圧
Δd 減少値
Δu 増加値
Claims (5)
- 溶接電源に予め記憶された複数の溶接条件の中から1つを選択して溶接を行う溶接条件選択制御方法において、
溶接トーチに設けられたトーチスイッチがダブルクリック操作されると溶接電源を溶接条件選択モードに移行させ、この溶接条件選択モード中はトーチスイッチの操作によって前記複数の溶接条件の中から1つを選択し、
前記溶接条件選択モード中にトーチスイッチがダブルクリック操作されると溶接電源を溶接モードに移行させ、トーチスイッチの操作によって前記選択された溶接条件で溶接を行う、ことを特徴とする溶接条件選択制御方法。 - 前記溶接条件選択モード中はトーチスイッチがクリック操作されるごとに前記複数の溶接条件の中から順番に1つが選択される、ことを特徴とする請求項1記載の溶接条件選択制御方法。
- 前記溶接条件選択モード中にトーチスイッチが所定時間以上オンされているときは前記複数の溶接条件が順番に所定間隔で切り換わり、トーチスイッチがオフされたときの溶接条件が選択される、ことを特徴とする請求項1記載の溶接条件選択制御方法。
- 溶接電源に予め記憶された複数の溶接条件の中から1つを選択して溶接を行う溶接条件選択制御方法において、
溶接停止中は、溶接トーチ先端導電部の接触操作によって溶接トーチ先端導電部と母材とが接触したことを接触判別手段によって判別して接触判別信号を出力し、この接触判別信号に基づいて前記複数の溶接条件の中から1つを選択する、ことを特徴とする溶接条件選択制御方法。 - 溶接条件を形成するパラメータの値を設定して溶接を行う溶接条件選択制御方法において、
溶接停止中は、溶接トーチ先端導電部の接触操作によって溶接トーチ先端導電部と母材とが接触したことを接触判別手段によって判別して接触判別信号を出力し、この接触判別信号に基づいて前記パラメータの設定値を増減させて微調整する、ことを特徴とする溶接条件選択制御方法。
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- 2005-11-30 JP JP2005344908A patent/JP2007038290A/ja active Pending
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