JP2007038040A - 郵便物処理装置、郵便物処理システム、および郵便物処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、転居前の宛先情報が記載された転送メールを効率良く処理できる郵便物処理装置、郵便物処理システム、および郵便物処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】転送メール処理機20は、郵便区分機で転送メールであることが判明した郵便物P’を処理する。転送メール処理機20は、搬送路22上に転送メールP’を供給する取り出し部23、転送メールP’からIDコードを読み取るIDコード読み取り部24、転送メールP’にラベルを貼り付けるラベラー25、転送メールP’に転居先の情報を印字する転居情報印字部26、および転居情報に対応した局内バーコードを印字する局内バーコード印字部27を有する。
【選択図】 図2
【解決手段】転送メール処理機20は、郵便区分機で転送メールであることが判明した郵便物P’を処理する。転送メール処理機20は、搬送路22上に転送メールP’を供給する取り出し部23、転送メールP’からIDコードを読み取るIDコード読み取り部24、転送メールP’にラベルを貼り付けるラベラー25、転送メールP’に転居先の情報を印字する転居情報印字部26、および転居情報に対応した局内バーコードを印字する局内バーコード印字部27を有する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、郵便物から宛先情報を読み取って区分する郵便物処理装置、郵便物処理システム、および郵便物処理方法に関する。
従来、郵便物処理装置として、郵便物から読み取った住所情報を予め用意した住所情報テーブルに照会し、当該住所情報に転居情報が含まれている場合、当該郵便物を転居後の住所に対応する区分箱に区分するようにした装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置によると、転居情報のある郵便物が転居前の住所に配達されることを防止でき、再配達の手間をなくすことができる。
しかし、この装置では、転居情報のある郵便物を転居後の住所に対応した区分箱に区分しているだけであり、当該郵便物を配達する配達局では、当該郵便物に記載されている転居前の住所に基づいて転居先の住所を調べる必要があり、且つ郵送先の住所を手作業により書き換える必要があり、転送メールの処理に多くの時間と手間を要する問題がある。
特開2002−346482号公報(段落[0026])
この発明の目的は、転居前の宛先情報が記載された転送メールを効率良く処理できる郵便物処理装置、郵便物処理システム、および郵便物処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の郵便物処理装置は、転居前の宛先情報が記載され且つIDコードが付与された転送メールを供給する供給部と、上記IDコードに関連付けて当該転送メールの転居先の住所に関する転居情報を記憶した記憶部と、上記供給部で供給された転送メールからIDコードを読み取るIDコード読み取り部と、読み取ったIDコードに基づいて上記記憶部を検索し、当該転送メールの転居情報を取得する制御部と、この制御部で取得した転居情報を当該転送メールに印字する転居情報印字部と、を有する。
また、本発明の郵便物処理システムは、郵便物の宛先情報を読み取って、読み取った宛先情報に基づいて当該郵便物を区分集積するとともに、読み取った宛先情報が転居前の宛先情報であることを判断した場合に、当該転送メールにIDコードを付与するとともに転居先の転居情報をデータベースから取得して当該IDコードに関連付けて記憶し、当該転送メールを指定場所へ区分集積する郵便区分機と、上記指定場所に区分集積された転送メールを投入して処理する転送メール処理機と、を有し、上記転送メール処理機は、投入された転送メールを供給する供給部と、上記郵便区分機で関連付けて記憶したIDコードと転居情報をダウンロードして記憶する記憶部と、上記供給部で供給された転送メールからIDコードを読み取るIDコード読み取り部と、読み取ったIDコードに基づいて上記記憶部を検索し、当該転送メールの転居情報を取得する制御部と、この制御部で取得した転居情報を当該転送メールに印字する転居情報印字部と、を有する。
さらに、本発明の郵便物処理方法は、転居前の宛先情報が記載され且つIDコードが付与された転送メールを供給する供給工程と、この供給工程で供給された転送メールからIDコードを読み取るIDコード読み取り工程と、上記IDコードに関連付けて当該転送メールの転居先の住所に関する転居情報を記憶した記憶部から、上記IDコード読み取り工程で読み取ったIDコードをキーとして、当該転送メールの転居情報を取得する転居情報取得工程と、この転居情報取得工程で取得した転居情報を当該転送メールに印字する転居情報印字工程と、を有する。
上記発明によると、郵便区分機で転送メールであることが判明した郵便物を転送メール処理機へ投入し、郵便区分機で各転送メールに付与したIDコードに関連して記憶した転居情報を転送メール処理機へダウンロードし、転送メール処理機で供給した転送メールからIDコードを読み取って、このIDコードに基づいて検索した転居情報を該当する転送メールに印字するようにした。これにより、転送メールを転居前の住所に配達することが無くなり、再配達の手間も無くなり、転居前の宛先情報が記載された転送メールを効率良く処理できる。
この発明によると、転居前の宛先情報が記載された転送メールを効率良く処理できる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の実施の形態に係る郵便物処理システムに組み込まれた郵便区分機10の概略構成をブロック図にして示してある。また、図2には、このシステムに組み込まれた本発明の郵便物処理装置として機能する転送メール処理機20の概略構成をブロック図にして示してある。図1および図2に示すように、郵便区分機10と転送メール処理機20は、2台の区分機PC11、21を介して接続されている。
図1には、この発明の実施の形態に係る郵便物処理システムに組み込まれた郵便区分機10の概略構成をブロック図にして示してある。また、図2には、このシステムに組み込まれた本発明の郵便物処理装置として機能する転送メール処理機20の概略構成をブロック図にして示してある。図1および図2に示すように、郵便区分機10と転送メール処理機20は、2台の区分機PC11、21を介して接続されている。
転送メール処理機20では、郵便区分機10で処理した結果、転送メールであることが判明した郵便物を処理する。転送メールとは、郵便物の受取人が当該郵便物に記載されている宛先から既に転居している郵便物のことを指す。このような転送メールは、当該郵便物の差出人が、受取人が転居したことを知らないような場合に発生する。
図1に示すように、郵便区分機10は、複数通の郵便物Pを搬送路1上に1通ずつ取り出す取り出し部2、搬送路1上に取り出された郵便物Pのうち異物を混入している郵便物や定型外の郵便物を排除する図示しない排除部、搬送路1上に取り出された郵便物Pに既に局内バーコードが付与されているか否かを確認するプレバーコードリーダ3(バーコードリーダ)、郵便物Pに付与されている郵便番号、宛先住所、宛名などの宛先情報を含む画像を読み取るスキャナ部4、スキャナ部4で読み取った画像から宛先情報を認識する認識部5、認識した宛先情報が転居前の古い宛先情報である場合に当該郵便物PにIDコードを印字するIDコード印字部6、認識した宛先情報に対応する局内バーコードを印字する局内バーコード印字部7、印字した局内バーコードを確認のため読み取るベリファイリーダ8、上記認識部5における認識結果に従って当該郵便物Pを区分集積する区分集積部9、および上記各部の動作を制御する制御部100を有する。
認識部5に接続された区分機PC11には、転送メール処理機20の区分機PC21が接続されているとともに、郵便局側システムにあるテータベース30が接続されている。データベース30には、全ての宛先情報が対応する局内バーコードとともに記憶されているとともに、郵便局に転居届けが出されている場合における転居先の新しい郵便番号や住所などの転居情報が転居前の古い宛先情報に関連付けて記憶されている。データベース30で記憶している各種情報は、転居届けが提出される度に更新され、必要に応じて郵便区分機10の区分機PC11にダウンロードされ、さらに必要に応じて区分機PC11から転送メール処理機20の区分機PC21にダウンロードされる。
図2に示すように、転送メール処理機20は、郵便区分機10で処理済の郵便物、すなわち転送メールP’を搬送路22上に1通ずつ取り出す取り出し部23(供給部)、搬送路22上に取り出した転送メールP’のうち取り出し姿勢の悪い転送メールP’を排除する図示しない排除部、郵便区分機10で転送メールP’に印字されたIDコードを読み取るIDコード読み取り部24、転送メールP’に既に付与されている局内バーコードの上にラベルL(図5参照)を貼り付けるラベラー25(ラベル貼り付け部)、転送メールP’のラベルL上に転居先の新しい郵便番号や住所などの転居情報を印字する転居情報印字部26、新しい住所に対応する局内バーコードをラベルL上に印字する局内バーコード印字部27(コード情報印字部)、印字した局内バーコードを確認のため読み取るベリファイリーダ28、処理済の転送メールP’を区分集積する区分集積部29、および上記各部の動作を制御する制御部200を有する。
ラベラー25は、搬送路22を介して搬送される転送メールP’に転接して回転する円筒形の図示しない貼り付けヘッドを有し、ラベルLを多数並べて有する細長いテープ部材をこのヘッドに巻回せしめている。ラベルLの貼り付け位置は、転送メールP’に局内バーコードが付与されている場合、この局内バーコードを覆い隠す位置に設定されている。つまり、転送メールP’に既に付与されている局内バーコードは、転居前の宛先情報に対応したものであることから、転送メールP’の処理には不要な情報であり、むしろ、誤認識を防ぐためにも認識できないようにすることが望ましい。なお、ラベルLの貼り付け位置は、ラベラー25の図示しないヘッドを移動させることにより変更できる。例えば、ラベルLを転居前の宛先情報が記載された位置に貼り付けても良い。
ここで、上記構造の郵便物処理システムによる郵便物Pの処理動作について、図3に示すフローチャートとともに図4および図5を参照して説明する。図3のフローチャートでは、郵便区分機10による処理と転送メール処理機20による処理を左右に分けて記載した。
動作に先立って、郵便区分機10の図示しない操作パネルを介してオペレータによって区分モードが指定され(ステップ1)、オペレータの手作業によって処理対象となる複数通の郵便物Pが郵便区分機10に投入される。このとき、郵便区分機10の区分機PC11には、予め、所定のタイミングで、データベース30から宛先情報や関連する転居情報などの処理に必要な情報をダウンロードしてあるものとする。
まず、郵便区分機10の制御部100が取り出し部2を制御し、搬送路1上に郵便物Pを1通ずつ取り出して郵便物Pの供給を開始する(ステップ2)。取り出された郵便物Pは、搬送路1上を一定の間隔で搬送され、異物を混入している郵便物や定型外の郵便物が図示しない排除部で排除される。そして、制御部100は、プレバーコードリーダ3を介して搬送路1上に取り出された郵便物Pに局内バーコードが付与されているか否かを確認し、スキャナ部4を介して郵便物Pの宛先情報を含む画像を読み取る。スキャナ部4で読み取った画像は認識部5へ送られる。認識部5は、スキャナ部4から送られた画像を区分機PC11に予めダウンロードしてある情報に照会し、当該郵便物Pの宛先情報を認識する(ステップ3)。
ステップ3の認識の結果、当該郵便物Pの宛先が既に転居した古い宛先であることが認識された場合(ステップ4;YES)、すなわち認識した宛先情報に関連した転居情報が予めダウンロードした情報に含まれる場合、認識部5は、当該郵便物が転送メールP’であることを判断し、古い宛先に関連した転居情報にIDコードを付与して区分機PC11に保存する(ステップ5)とともに、この転居情報と関連付けされたIDコードを制御部100へ送信する。このとき、当該転送メールP’の転居情報に関連付けて当該転送メールP’に局内バーコードが付与されていたか否かに関する情報が記憶される。この場合、例えば、局内バーコードの有無に関するフラグが立てられる。そして、制御部100は、IDコード印字部6を制御して、搬送路1を搬送される当該転送メールP’上に認識部5から通知されたIDコードを印字し(ステップ6)、当該転送メールP’を区分集積部9の指定場所へ区分集積する(ステップ7)。
一方、ステップ3の認識の結果、当該郵便物Pの宛先情報に転居情報が関連付けされていないことが判断されると(ステップ4;NO)、認識部5は、当該郵便物Pが転送メールP’ではない通常の郵便物Pであることを判断し、当該郵便物Pの宛先情報に対応した局内バーコードを制御部100へ通知する。制御部100は、認識部5から通知された局内バーコードを局内バーコード印字部7を介して当該郵便物Pに印字し(ステップ8)、ベリファイリーダ8を介して印字した局内バーコードを確認し、当該郵便物Pを区分集積部9の指定場所へ区分集積する(ステップ7)。
そして、制御部100は、取り出し部2で取り出す郵便物Pが無くなるまで(ステップ9;YES)ステップ2からステップ8の処理を繰り返し、郵便物P(または、転送メールP’)を予め指定した区分場所へそれぞれ区分集積する。区分処理が終了すると(ステップ9;YES)、指定場所へ区分集積された転送メールP’がオペレータの手作業によって転送メール処理機20へ投入され(ステップ10;YES、ステップ12)、指定場所へ区分集積された転送メールP’以外の全ての郵便物Pがオペレータの手作業によって指定の保管場所へ保管される(ステップ10;NO、ステップ11)。
ステップ12で転送メールP’が転送メール処理機20へ投入されて図示しない操作パネルを介して転送メール区分モードが指定されると(ステップ13)、転送メール処理機20の制御部200は、区分機PC21を制御して、ステップ5で郵便区分機10の区分機PC11に保存した転居情報をダウンロードする(ステップ14)。このとき、制御部200は、転居情報に関連して局内バーコードの有無に関する情報も入手して区分機PC21(記憶部)に保存する。
この後、制御部200は、取り出し部23を制御して、搬送路22上に転送メールP’を1通ずつ取り出して転送メールP’の供給を開始し(ステップ15)、取り出し姿勢の悪い転送メールP’を図示しない排除部で排除する。そして、制御部200は、IDコード読み取り部24を介して、ステップ6で各転送メールP’に印字したIDコードを読み取り(ステップ16)、読み取ったIDコードをキーにして、区分機PC21にダウンロードした当該転送メールの転居情報を検索して読み取る(ステップ17)。
さらに、制御部200では、区分機PC21から入手した転居情報にある新しい郵便番号や住所などの文字列を最適化し(ステップ18)、必要に応じてラベラー25を制御して当該転送メールP’にラベルLを貼り付ける(ステップ19;YES、ステップ20)。このとき、制御部200では、ステップ17で区分機PC21から読み取った転居情報に関連して入手した局内バーコードの有無に関する情報に基づいて、ラベルLの貼り付けの有無を判断する(ステップ19)。
例えば、図4に示すように、当該転送メールP’に既に局内バーコードが付与されている場合(ステップ19;YES)、図5に示すように、この局内バーコードを覆い隠すようにラベルLを貼り付ける。本実施の形態では、郵便区分機10で印字したIDコードも覆い隠すようにラベルLを貼り付けた。一方、転送メールP’に局内バーコードが付与されていない場合(ステップ19;NO)には、当該転送メールP’にラベルLを貼り付ける必要はない。しかし、転送メールP’がビニール封筒による封書である場合や比較的色の濃いメールである場合などには、当該転送メールP’にラベルLを貼り付けても良い。
そして、制御部200は、ステップ18で最適化した転居情報を転居情報印字部26を介して当該転送メールP’に印字する(ステップ21)。このとき、ステップ20で当該転送メールP’にラベルLが貼り付けられている場合には、図5に示すように、転居情報がラベルLの上に印字され、ラベルLが貼り付けられていない場合には、転送メールP’の表面に直接印字される。なお、転居情報印字部26は、2ヘッドのインクジェットプリンタを有し、最適化した転居情報の文字列を2行にして印字する。
また、制御部200は、この後、局内バーコード印字部27を制御して、ステップ17で取得した転居情報に対応した局内バーコードを転送メールP’に印字する(ステップ22)。このとき、ステップ20で当該転送メールP’にラベルLが貼り付けられている場合には、図5に示すように、局内バーコードがラベルLの上に印字され、ラベルLが貼り付けられていない場合には、転送メールP’の上に直接印字される。
さらに、制御部200は、ベリファイリーダ28を制御して、ステップ22で印字した局内バーコードを読み取り、局内バーコードが正常に印字されたか否かを確認する(ステップ23)。この局内バーコードのベリファイリードは、この後、転送メール処理機20で処理した転送メールP’を郵便区分機10へ再投入する場合には必要ない。この後、制御部200は、区分集積部29を制御して、局内バーコードをベリファイリードした転送メールP’を指定場所へ区分集積する(ステップ24)。
そして、制御部200は、ステップ12で転送メール処理機20に投入された全ての転送メールP’が無くなるまで(ステップ25;YES)ステップ15からステップ24の処理を繰り返し、全ての転送メールP’を処理した後、オペレータの手作業によって指定場所へ区分集積した転送メールP’が郵便区分機10に再投入される。この後、郵便区分機10では、ステップ22で各転送メールP’に印字された局内バーコードを読み取って、転居情報に基づく区分をする。
以上のように、本実施の形態によると、郵便区分機10で転送メールP’であることが判明した郵便物を転送メール処理機20に投入し、転送メール処理機20で全ての転送メールP’に転居先の郵便番号や住所などの転居情報を印字し、且つこの転居情報に対応した局内バーコードを印字し、このように処理した転送メールP’を郵便区分機10に再投入するようにした。このため、転送メールP’に転居先の情報を印字し且つ対応する局内バーコードを印字した状態で通常の郵便物と同様に取り扱うことができ、転送メールP’を転居前の住所に配達してから再配達するような無駄な手間を無くすことができ、転送メールP’を効率良く処理できる。
また、本実施の形態では、転送メールP’に既に局内バーコードが印字されている場合、この局内バーコードを覆い隠す位置にラベルLを貼り付け、このラベルLの上に新たな転居情報や局内バーコードを印字するようにした。このため、転送メールP’に付与されている転居前の宛先情報に対応する局内バーコードを誤認識することがなくなり、処理の信頼性を高めることができる。また、ビニール封筒や比較的色の濃いメールにラベルLを貼り付けるようにしても良く、これにより宛先情報の認識率を高めることができる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
例えば、上述した実施の形態では、郵便区分機10で転送メールP’に付与したIDコードもラベルLで覆い隠す場合について説明したが、これに限らず、少なくとも局内バーコードだけを覆い隠すようにすれば良い。
1、22…搬送路、2、23…取り出し部、3…プレバーコードリーダ、4…スキャナ部、5…認識部、6…IDコード印字部、7、27…局内バーコード印字部、8、28…ベリファイリーダ、9、29…区分集積部、10…郵便区分機、11、21…区分機PC、20…転送メール処理機、24…IDコード読み取り部、25…ラベラー、26…転居情報印字部、30…データベース、100、200…制御部、L…ラベル、P…郵便物、P’…転送メール。
Claims (16)
- 転居前の宛先情報が記載され且つIDコードが付与された転送メールを供給する供給部と、
上記IDコードに関連付けて当該転送メールの転居先の住所に関する転居情報を記憶した記憶部と、
上記供給部で供給された転送メールからIDコードを読み取るIDコード読み取り部と、
読み取ったIDコードに基づいて上記記憶部を検索し、当該転送メールの転居情報を取得する制御部と、
この制御部で取得した転居情報を当該転送メールに印字する転居情報印字部と、
を有することを特徴とする郵便物処理装置。 - 上記制御部で取得した転居情報をコード化したコード情報を当該転送メールに印字するコード情報印字部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の郵便物処理装置。
- 上記供給部で供給される転送メールに不要な情報が記載されている場合、この不要な情報を覆い隠すように当該転送メールにラベルを貼り付けるラベル貼り付け部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の郵便物処理装置。
- 上記不要な情報の有無に関する情報は、上記転居情報に関連付けて上記記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項3に記載の郵便物処理装置。
- 上記転居情報印字部は、上記ラベル貼り付け部で当該転送メールに貼り付けられたラベル上に上記転居情報を印字することを特徴とする請求項3に記載の郵便物処理装置。
- 上記制御部で取得した転居情報をコード化したコード情報を上記ラベル貼り付け部で当該転送メールに貼り付けたラベル上に印字するコード情報印字部をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の郵便物処理装置。
- 郵便物の宛先情報を読み取って、読み取った宛先情報に基づいて当該郵便物を区分集積するとともに、読み取った宛先情報が転居前の宛先情報であることを判断した場合に、当該転送メールにIDコードを付与するとともに転居先の転居情報をデータベースから取得して当該IDコードに関連付けて記憶し、当該転送メールを指定場所へ区分集積する郵便区分機と、
上記指定場所に区分集積された転送メールを投入して処理する転送メール処理機と、を有し、
上記転送メール処理機は、
投入された転送メールを供給する供給部と、
上記郵便区分機で関連付けて記憶したIDコードと転居情報をダウンロードして記憶する記憶部と、
上記供給部で供給された転送メールからIDコードを読み取るIDコード読み取り部と、
読み取ったIDコードに基づいて上記記憶部を検索し、当該転送メールの転居情報を取得する制御部と、
この制御部で取得した転居情報を当該転送メールに印字する転居情報印字部と、
を有することを特徴とする郵便物処理システム。 - 上記制御部で取得した転居情報をコード化したコード情報を当該転送メールに印字するコード情報印字部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の郵便物処理システム。
- 上記供給部で供給される転送メールに不要な情報が記載されている場合、この不要な情報を覆い隠すように当該転送メールにラベルを貼り付けるラベル貼り付け部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の郵便物処理システム。
- 上記郵便区分機は、郵便物に既に局内バーコードが付与されているか否かを確認するためのバーコードリーダを有し、転送メールの転居先の転居情報とともに当該転送メールに局内バーコードが付与されているか否かに関する情報を当該転送メールに付与するIDコードに関連付けて記憶し、
上記転送メール処理機の記憶部は、これらIDコードに関連付けて記憶した情報を上記郵便区分機からダウンロードして記憶し、
上記ラベル貼り付け部は、当該転送メールのIDコードに関連付けて上記記憶部に記憶されている局内バーコードの有無に関する情報に基づいて、当該転送メールに既に局内バーコードが付与されている場合にこの局内バーコードを覆い隠すようにラベルを貼り付けることを特徴とする請求項9に記載の郵便物処理システム。 - 上記ラベル貼り付け部は、局内バーコードとともにIDコードを覆い隠す位置にラベルを貼り付けることを特徴とする請求項10に記載の郵便物処理システム。
- 上記転居情報印字部は、上記ラベル貼り付け部で当該転送メールに貼り付けられたラベル上に上記転居情報を印字することを特徴とする請求項9に記載の郵便物処理システム。
- 上記制御部で取得した転居情報をコード化したコード情報を上記ラベル貼り付け部で当該転送メールに貼り付けたラベル上に印字するコード情報印字部をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の郵便物処理システム。
- 転居前の宛先情報が記載され且つIDコードが付与された転送メールを供給する供給工程と、
この供給工程で供給された転送メールからIDコードを読み取るIDコード読み取り工程と、
上記IDコードに関連付けて当該転送メールの転居先の住所に関する転居情報を記憶した記憶部から、上記IDコード読み取り工程で読み取ったIDコードをキーとして、当該転送メールの転居情報を取得する転居情報取得工程と、
この転居情報取得工程で取得した転居情報を当該転送メールに印字する転居情報印字工程と、
を有することを特徴とする郵便物処理方法。 - 上記供給工程で供給される転送メールに不要な情報が記載されている場合、この不要な情報を覆い隠すように当該転送メールにラベルを貼り付けるラベル貼り付け工程をさらに有することを特徴とする請求項14に記載の郵便物処理方法。
- 上記転居情報印字工程では、上記ラベル貼り付け工程で当該転送メールに貼り付けられたラベル上に上記転居情報を印字することを特徴とする請求項15に記載の郵便物処理方法。
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